JPH0622461A - バッテリ内蔵エンジン式発電装置 - Google Patents

バッテリ内蔵エンジン式発電装置

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JPH0622461A
JPH0622461A JP1263092A JP1263092A JPH0622461A JP H0622461 A JPH0622461 A JP H0622461A JP 1263092 A JP1263092 A JP 1263092A JP 1263092 A JP1263092 A JP 1263092A JP H0622461 A JPH0622461 A JP H0622461A
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battery
voltage
circuit
generator
engine
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JP1263092A
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Takumi Yoshida
巧 吉田
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バッテリの初期充電を、接続極性にかかわら
ず、低圧外部電源から自動で行なえるバッテリ内蔵エン
ジン式発電装置を提供する。 【構成】 交流発電機の出力の順変換回路31と、平滑
用コンデンサ32と、逆変換回路と、LCフィルタと、
出力端子TO1、TO2を備え、順変換及び逆変換回路
は逆並列ダイオードを有するトランジスタのブリッジ回
路であり、装置内蔵のバッテリの電圧を昇圧チョッパ回
路を介し印加して当該バッテリと平滑用コンデンサ、発
電機をエンジン始動に用いるものであって、装置内蔵バ
ッテリの充電電力を外部電源、200から出力端子TO
1、TO2より取り込む場合、初期充電に際し平滑用コ
ンデンサ32の電圧が所定値以下の場合に逆変換回路の
同側アームの2つのトランジスタにチョッパ動作させる
初期充電条件充足部52Aを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ内蔵エンジン
式発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、本出願人等が先に提案したバッ
テリ内蔵エンジン式発電装置を回路図で示したものであ
る。同図において、10はタービンエンジンEG、20
は3相の永久磁石式交流発電機SG、31は逆変換機能
を有する順変換回路、32は電解コンデンサCD、33
逆変換回路、UO1、UO2は交流側接続点、34はリ
アクトルLo、35はコンデンサCo、TO1、TO2
は装置出力端子、50は制御回路である。31〜35は
主回路を構成している。
【0003】順変換回路31は逆並列ダイオードDBを
有する6箇のトランジスタQBをブリッジ接続して構成
されており、交流発電機SGがエンジンEGによって駆
動される発電動作時には、3相全波整流回路を構成する
6箇のダイオードDBが交流発電機SGの3相出力を整
流し、直流電力に変換する。逆変換回路33はフライホ
イルダイオードDR1〜DR4をそれぞれ有するトラン
ジスタQ1〜Q4ををブリッジ接続して構成されたPW
M方式の逆変換回路(単相正弦波PWMインバータ)で
あって、制御回路50の逆変換制御部52から制御パル
スS2を受けて、交流発電機SGが発電動作をしている
時の上記直流電力を単相の交流電力に変換する。この単
相の交流電力は交流側端子UO1、UO2から送り出さ
れ、リアクトル34、コンデンサ35からなるLCフィ
ルタで平滑されて、装置出力端子TO1、TO2を介し
図示しない負荷に供給される。交流発電機SGの発電動
作時、6箇のダイオードDB、電解コンデンサ32、逆
変換回路33は電圧型インバータを構成する。
【0004】装置の交流出力回路には、短絡用スイッチ
SW2を並列に持つ突入電流防止用の電流制限抵抗R3
6と短絡スイッチSW2を有する初期充電回路が挿入さ
れている。100は一般家庭の100ボルト用コンセン
トを示している。
【0005】本実施例のバッテリBATT41は、LC
フィルタを構成しているリアクトルLo34とコンデン
サCo35の相互接続点(装置出力端子TO2)と電解
コンデンサCD32の負極側(負極N)との間に、正極
側をリアクトルLo側にしてスイッチSW1を介して挿
入され、このバッテリBATTを充電するためのバッテ
リ充電器61が正極PとバッテリBATTの正極側との
間に挿入されている。上記スイッチSW1はバッテリB
ATTとリアクトルLoとの間に挿入されており、両者
の接続点から突き合わせダイオードの一方ダイオードD
1を通して電力が取り出されるとともに正極Pから他方
ダイオードD2を通して電力が取り出され、取り出され
た電力は制御回路用電源部62に供給される。この電源
部62は制御回路50内にある各制御部を駆動するため
の電力を生成する。63は電圧検出器であって、コンデ
ンサCD32の電圧を検出し、この検出して電圧値を制
御用のデータとして制御回路50に入力する。
【0006】このエンジン式発電装置は、装置出力端子
TO1、TO2を家庭用コンセントに接続するだけで、
制御装置内で、制御用の電源が自動的に確立し、この電
源によりバッテリ充電系が駆動され、家庭用コンセント
から充電電力を取り込んでバッテリが自動充電される構
成を持つもので、バッテリ初期充電を当該バッテリを内
蔵したままで、従来に比して著しく簡便に行なうことが
できる利点がある。
【0007】しかしながら、この種のエンジン式発電装
置は装置全体の小形軽量化のため、内蔵するバッテリの
容量は必要最小限の容量にして可及的に小形・軽量のバ
ッテリを搭載するので、屋外等の家庭用100ボルト電
源が無い所では、バッテリ充電装置を駆動するための電
源をバッテリから得ることができない場合があるという
問題がある。
【0008】即ち、発電装置がAC100ボルトを出力
するためには、平滑用コンデンサ32の電圧Vcdは、V
cd>140ボルト必要であるが、そのためには通常運転
時の発電機20の電圧が相応に高い値となるので、内蔵
バッテリの電圧VB は高い方が有利であり、VB として
は、例えばVB =12ボルトよりはVB =24ボルトを
選択する。しかし、バッテリ充電器は、Vdc>バッテリ
端子電圧の条件が満たされないと動作しないから上記問
題が生じる。
【0009】ところで、この種の発電装置を上記屋外等
の家庭用100ボルト電源が得れない場所へ移動させる
には、殆どの場合、自動車を使うので、カーバッテリ等
の低電圧源を初期充電のための電源として利用できれば
便利である。
【0010】そこで、本発明者等は、図6に示すよう
に、充電専用の充電端子TB1、TB2を設けるととも
に、上記逆変換制御部52に図7に詳細を示す初期充電
条件充足部52Aを持たせ、バッテリの初期充電を、カ
ーバッテリ等の低電圧源から行なうことができるバッテ
リ内蔵エンジン式発電装置を提案した。
【0011】図7において、521は電圧制御器であっ
て、電圧指令V* と電圧Vdcとの偏差を入力して電流指
令I* を出力する。522は電流制御器であって、リア
クトル34を流れる直流電流ILCと電流指令I* との偏
差を増幅してPWM変調器523に与える。524はベ
ースドライバ、525は直流電流検出器DCCTであ
る。PWM変調器523はトランジスタQ2をチョッパ
制御する。電圧指令V*は、コンセント100に充電端
子TB1、TB2に接続した場合のコンデンサ32の充
電電圧電圧dcよりも充分に低い値(例えば、VB =24
ボルトの時、V*=50〜60ボルト)に設定される。
【0012】次に、この装置の動作について説明する。
【0013】本構成では、充電電力を充電端子TB1、
TB2側から取るので、上記初期充電を行なうに際して
は、スイッチSW2を閉路し初期充電抵抗36を挿入す
る。充電端子TB1、TB2をカーバッテリ200に接
続した場合、V* <Vdcであるので、初期充電条件充足
部52Aが動作し、トランジスタQ2のベースにベース
電流IB が供給されて当該トランジスタQ2がチョッパ
動作し、コンデンサ35、リアクトル34、トランジス
タQ2の昇圧回路が形成される。これにより、カーバッ
テリ200の電圧VCAR が電圧指令V* の電圧値まで昇
圧され、コンデンサ32はこの電圧値へ充電され、Vdc
>バッテリ端子電圧の初期充電条件が満足される。制御
回路用電源部62はこのコンデンサ電圧Vdcをダイオー
ドD2を通して取込み、制御回路50内にある各制御部
等を駆動するための電力を生成する。バッテリ充電器
は、Vdc>バッテリ端子電圧の条件が満たされるので、
動作可能となり、バッテリBATTの充電を開始する。
【0014】充電端子TB1、TB2をコンセント10
0に接続した場合、V* >Vdcであるので、初期充電条
件充足部52Aは動作せず、充電端子TB1→初期充電
抵抗R→ダイオードDR3→電解コンデンサCD→ダイ
オードDR2→リアクトルLo→充電端子TB2の経路
に直流電流が流れ、電解コンデンサCDが充電され、そ
のコンデンサ電圧Vdcが所定値以上となる。制御回路用
電源部62はこのコンデンサ電圧VdcをダイオードD2
を通して取込み、制御回路50内にある各制御部等を駆
動するための電力を生成する。
【0015】バッテリ充電器61は制御回路50内の図
示しない充電器制御部から初期充電指令を受けて充電動
作を開始する。バッテリBATTの初期充電が完了する
と、制御回路50は図6のスイッチSW1を閉路させ、
トランジスタQ1、Q3、Q4はOFF状態にしてトラ
ンジスタQ2をチョッパ動作させるチョッパ動作指令を
逆変換制御部52に供給するとともに順変換回路31の
6箇のトランジスタQBをインバータ動作させる指令を
逆変換制御部51に供給する。これにより、バッテリB
ATTが主回路に接続されるとともに昇圧チョッパ回路
が形成され、所定の電圧が電解コンデンサCDに印加さ
れる。6箇のトランジスタQBは電解コンデンサ32を
電圧源としてインバータ動作を行ない、直流電圧を3相
交流電圧に変換して交流発電機SGに供給する。これに
より、交流発電機SGが電動機動作を行ない、エンジン
EGを始動させる。エンジンEGの始動が完了すると、
スイットSW1が開路されてバッテリBATTが主回路
から切り離され、逆変換制御部52へインバータ動作指
令が供給される。これにより、順変換回路31のダイオ
ードブリッジで直流電力に変換された発電機SGの出力
は逆変換回路33で所望周波数、所望電圧の単相交流電
力に変換され、リアクトルLo34、コンデンサCo3
5からなるLCフィルタで平滑されて、装置出力端子T
O1、TO2を介し図示しない負荷に供給される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置にお
いて、カーバッテリ200を、その極性を誤って充電端
子TB1、TB2に接続した場合、すなわち、充電端子
TB2にカーバッテリ200の正極を、充電端子TB1
にカーバッテリ200の負極を接続してしまった場合、
カーバッテリ200の正極→充電端子TB2→トランジ
スタQ2の逆並列ダイオードDR2→リアクトル34→
初期充電抵抗36またはスイッチSW2→充電端子TB
1→カーバッテリ200の負極という経路を通して制御
不能な事故電流が流れ、この電流経路にある各素子の異
常発熱や熱破壊を招く恐れがある上、この誤接続が放置
されると、カーバッテリ200の使用不能を招く。
【0017】この問題を解決するには、初期充電モード
時、トランジスタQ2だけがチョッパ動作し、他のトラ
ンジスタQ1、Q3、Q4が完全OFFにあることに着
目して、図6に示すように、充電端子TB1は装置出力
端子TO1から引き出し、充電端子TB2は装置出力端
子TO2から引き出して、カーバッテリ200が図に破
線で示すように逆極性で接続された場合に、電流閉回路
が形成されないようにすればよいが、このようにする
と、事故電流は流れないが、初期充電電流も流れないの
で、そのまま気付かずに放置した場合、いつまだ経って
も初期充電が行なわれず、必要な時に本装置の始動がで
きないという別の問題が発生する。
【0018】本発明は上記に鑑みてなされたもので、バ
ッテリの初期充電を、カーバッテリ等の低圧の外部電源
から行なうことができるものにおいて、外部電源の接続
極性の如何にかかわらず、常に確実にバッテリの自動充
電を行なわせることができるバッテリ内蔵エンジン式発
電装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、エンジンを原動機とする発電
機の出力を入力する主回路と、この主回路を制御する制
御回路とを有し、上記主回路は、直流を平滑する平滑用
コンデンサを有する直流回路と、この平滑用コンデンサ
の電圧を交流電圧に変換する逆変換回路と、この逆変換
回路の単相出力をLCフィルタで平滑して装置出力端子
に送出する出力回路とを備え、上記逆変換回路は逆並列
ダイオードを有するトランジスタのブリッジ回路であ
り、エンジン始動時、上記主回路の上記平滑用コンデン
サに装置内蔵のバッテリの電圧を昇圧チョッパ回路を介
し印加して当該バッテリと平滑用コンデンサ、および上
記発電機をエンジンスタータとして用いるものであっ
て、上記装置内蔵バッテリの充電電力は外部電源から当
該装置出力端子を通して取り込むバッテリ内蔵エンジン
式発電装置において、バッテリの初期充電に際し上記平
滑用コンデンサの電圧が所定値以下であるか否かを判定
して所定値以下である場合に上記逆変換回路の同側アー
ムの2つのトランジスタにオン/オフ繰り返しベース信
号を出力する初期充電条件充足部を有し、昇圧チョッパ
回路が上記所定値を電圧指令値として動作する構成とし
た。
【0020】請求項2では、発電機は交流発電機であっ
て、主回路は、この発電機の出力を整流する順変換回路
を備え、この順変換回路は逆並列ダイオードを有するト
ランジスタのブリッジ回路であり、エンジン始動時、上
記主回路の上記平滑用コンデンサに装置内蔵のバッテリ
の電圧を昇圧チョッパ回路を介し印加して当該バッテリ
と上記順変換回路、平滑用コンデンサ、および上記発電
機をエンジンスタータとして用いる構成とした。
【0021】請求項3では、初期充電条件充足部は、電
圧検出器を介して取り出した平滑用コンデンサの電圧値
と所定値との偏差を取り込む電圧制御器と、電流検出器
を介して取り出した昇圧回路のリアクトルを流れる電流
の絶対値と上記電圧制御器の出力との偏差を入力する電
流制御器とを有し、この電流制御器の出力をPWM変調
して逆変換回路の同側アームの2つのトランジスタを駆
動する構成とした。
【0022】
【作用】本発明では、低圧の直流外部電源からのバッテ
リ初期充電に際し、逆変換回路ブリッジの同側の2箇の
トランジスタがチョッパ動作するので、外部電源が正極
性に接続されても、逆極性に接続されても、何方か一方
のトランジスタのチョッパ動作により昇圧チョッパ回路
が作動し、平滑用コンデンサがバッテリ充電器が動作可
能な電圧値に充電されるので、バッテリの自動充電は確
実に行なわれる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0024】図1において、526は絶対値回路であっ
て、電流帰還回路中に設けられ、直流電流検出器DCC
Tの出力ILCを入力して、ILCの絶対値を出力する。ベ
ースドライバ524が出力するベース電流はトランジス
タQ2とQ4のベースに供給される。他の構成は図6、
図7のものと同じである。
【0025】次に、この実施例の動作を図2および図3
を参照して説明する。
【0026】充電端子TO1、TO2にカーバッテリ2
00を図に(a)で示す極性で接続した場合、V* <V
cdであるので、初期充電条件充足部52Aが動作し、ト
ランジスタQ2とQ4のベースだけにベース電流が供給
されて当該トランジスタQ2とQ4がチョッパ動作す
る。なお、本実施例では、リアクトル34を流れる電流
LCは絶対値回路526を通して帰還するので、電流I
LCの方向が変化しても、初期充電条件充足回路52Aは
飽和することなく、正常に動作する。
【0027】トランジスタQ2とQ4のオン時は、図2
に実線で示す経路A、すなわち、(A)カーバッテリ2
00の正極→装置出力端子TO1→DCCT525→リ
アクトル36→トランジスタQ2→ダイオードDR4→
装置出力端子TO2→カーバッテリ200の負極の経路
を経て電流が流れる。
【0028】トランジスタQ2とQ4がオフすると、図
2に破線で示す経路B、すなわち、(B)カーバッテリ
200の正極→装置出力端子TO1→DCCT525→
リアクトル36→ダイオードDR1→平滑用コンデンサ
32→ダイオードDR4→装置出力端子TO2→カーバ
ッテリ200の負極の経路を経て電流が流れ、平滑用コ
ンデンサ32が充電される。
【0029】このように、トランジスタQ2とQ4がオ
ン/オフ動作を繰り返し、トランジスタQ2のチョッパ
動作により、昇圧動作が行なわれる。
【0030】逆に、充電端子TO1、TO2にカーバッ
テリ200を図に(b)で示す極性で接続された場合、
やはり、V* <Vcdであるので、初期充電条件充足部5
2Aが動作し、トランジスタQ2とQ4のベースだけに
ベース電流が供給されて当該トランジスタQ2とQ4が
チョッパ動作する。この場合、トランジスタQ2とQ4
のオン時は、図3に実線で示す経路C、すなわち、
(C)カーバッテリ200の正極→装置出力端子TO2
→トランジスタQ4→ダイオードDR2→リアクトル3
6→DCCT525→装置出力端子TO1→カーバッテ
リ200の負極の経路を経て電流が流れる。
【0031】トランジスタQ2とQ4がオフすると、図
3に破線で示す経路D、すなわち、(D)カーバッテリ
200の正極→装置出力端子TO2→ダイオードDR3
→平滑用コンデンサ32→ダイオードDR2→リアクト
ル36→DCCT525→装置出力端子TO1→カーバ
ッテリ200の負極の経路を経て電流が流れ、平滑用コ
ンデンサ32が充電される。
【0032】このように、充電端子TO1、TO2にカ
ーバッテリ200が逆極性で接続されても、トランジス
タQ2とQ4がオン/オフ動作を繰り返すので、トラン
ジスタQ4のチョッパ動作により、昇圧動作が行なわれ
る。
【0033】従って、充電端子TO1、TO2にカーバ
ッテリ200が正極性で接続されても、逆極性で接続さ
れても、電解コンデンサCDは充電されるので、制御回
路用電源部62はこの所定値以上のコンデンサ電圧Vdc
をダイオードD2を通して取込み、制御回路50内にあ
る各制御部等を駆動するための電力を生成する。
【0034】。バッテリ充電器は、Vdc>バッテリ端子
電圧の条件が満たされるので、動作可能となり、バッテ
リBATTの充電を開始する。
【0035】なお、本実施例では、トランジスタQ2、
Q4のベースドライバを共通にしているが、図4に示す
ように、トランジスタQ2、Q4に対してそれぞれ専用
のベースドライバ524A、524Bを設けてもよい。
【0036】また、上記実施例では、初期充電モード
時、逆変換回路33の負側アームのトランジスタQ2、
Q4を駆動するが、図5に示すように、逆変換回路33
の正側アームのトランジスタQ1、Q3を駆動するよう
にしても同じ作用効果を得ることができる。
【0037】また、上記実施例では、発電機が交流発電
機SGである場合について説明したが、発電機が直流発
電機DGであっても本発明を実施して同様の効果を得る
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、低圧の直流
外部電源からのバッテリ初期充電に際して、逆変換回路
ブリッジの同側の2箇のトランジスタにチョッパ動作さ
せることにより、上記外部電源が正極性に接続されて
も、逆極性に接続されても、何方か一方のトランジスタ
のチョッパ動作により昇圧回路が作動するので、上記外
部電源の接続極性にかかわらず確実にバッテリの自動充
電を行なわせることができ、従来に比し、信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である
【図2】上記実施例の動作を説明するための回路図であ
る。
【図3】上記実施例の動作を説明するための回路図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を示すエンジン式発電装置
の回路図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示すエンジン式発電
装置の回路図である。
【図6】従来のバッテリ内蔵エンジン式発電装置の1例
を示す回路図である。
【図7】図6のバッテリ内蔵エンジン式発電装置に設け
た初期充電充足部の回路図である。
【図8】従来のバッテリ内蔵エンジン式発電装置の回路
図である。
【符号の説明】
10 エンジン 20 交流発電機 31 順変換回路 32 平滑用コンデンサ 33 逆変換回路 34 リアクトル 35 コンデンサ 36 電流制限抵抗 41 バッテリ 50 制御回路 51、52 逆変換制御部 52A 初期充電条件充足部 61 バッテリ充電器 62 制御用電源部 63 電圧検出器 100 コンセント 521 電圧制御器 522 電流制御器 523 PWM変調器 524 ベースドライバ 525 直流電流検出器 526 絶対値回路 Q1〜Q4 トランジスタ QB トランジスタ DB、DR1〜DR4 ダイオード TO1、TO2 装置出力端子 TB1、TB2 装置出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを原動機とする発電機の出力を
    入力する主回路と、この主回路を制御する制御回路とを
    有し、上記主回路は、直流を平滑する平滑用コンデンサ
    を有する直流回路と、この平滑用コンデンサの電圧を交
    流電圧に変換する逆変換回路と、この逆変換回路の単相
    出力をLCフィルタで平滑して装置出力端子に送出する
    出力回路とを備え、上記逆変換回路は逆並列ダイオード
    を有するトランジスタのブリッジ回路であり、エンジン
    始動時、上記主回路の上記平滑用コンデンサに装置内蔵
    のバッテリの電圧を昇圧チョッパ回路を介し印加して当
    該バッテリと平滑用コンデンサ、および上記発電機をエ
    ンジンスタータとして用いるものであって、上記装置内
    蔵バッテリの充電電力は外部電源から当該装置出力端子
    を通して取り込むバッテリ内蔵エンジン式発電装置にお
    いて、 バッテリの初期充電に際し上記平滑用コンデンサの電圧
    が所定値以下であるか否かを判定して所定値以下である
    場合に上記逆変換回路の同側アームの2つのトランジス
    タにチョッパ動作させる初期充電条件充足部を有し、昇
    圧チョッパ回路が上記所定値を電圧指令値として動作す
    ることを特徴とするバッテリ内蔵エンジン式発電装置。
  2. 【請求項2】 発電機は交流発電機であって、主回路
    は、この発電機の出力を整流する順変換回路を備え、こ
    の順変換回路は逆並列ダイオードを有するトランジスタ
    のブリッジ回路であり、エンジン始動時、上記主回路の
    上記平滑用コンデンサに装置内蔵のバッテリの電圧を昇
    圧装置を介し印加して当該バッテリと上記順変換回路、
    平滑用コンデンサ、および上記発電機をエンジンスター
    タとして用いることを特徴とする請求項1記載のバッテ
    リ内蔵エンジン式発電装置。
  3. 【請求項3】 初期充電条件充足部は、電圧検出器を介
    して取り出した平滑用コンデンサの電圧値と所定値との
    偏差を取り込む電圧制御器と、電流検出器を介して取り
    出した昇圧回路のリアクトルを流れる電流の絶対値と上
    記電圧制御器の出力との偏差を入力する電流制御器とを
    有し、この電流制御器の出力をPWM変調して逆変換回
    路の同側アームの2つのトランジスタを駆動することを
    特徴とする請求項1または2記載のバッテリ内蔵エンジ
    ン式発電装置。
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