JP2010011699A - 電力制御装置 - Google Patents

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Yoshitoshi Watanabe
良利 渡辺
Koji Umeno
孝治 梅野
Katsuhiro Asano
勝宏 浅野
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Abstract

【課題】バッテリに接続されたコンバータとインバータを備え、インバータでモータを駆動する装置において、外部電源を接続して高効率にバッテリを充電する。
【解決手段】バッテリ10の正極側とコンバータ12の正極側との間に充電付加回路24が接続され、この充電付加回路24にコネクタ20及び外部交流電源18が接続される。コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオンすると、昇圧リアクトルLに整流電圧が印加され、リアクトル電流が増加する。その後、コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオフすると、昇圧リアクトルLに流れていた電流がバッテリ10に流れ、バッテリ10が充電される。
【選択図】図1

Description

本発明は電力制御装置に関し、特に外部電源と車両に搭載された直流電源(バッテリ)との間で電力を授受する技術に関する。
従来より、車両外部の交流電源と車両に搭載されたバッテリとの間で電力を授受可能なモータ駆動装置が提案されている。
図13に、この種の電力制御装置の構成ブロック図を示す。バッテリを直流電源とする各々のインバータで制御される2個のモータの中性点に商用電源を接続し、インバータで零相電圧を発生させてモータの中性点間電圧を制御し、商用電源からバッテリに充電する構成である。
図において、直流電源としてのバッテリ10にはコンバータ(昇圧コンバータ)12を介して2つのインバータ14,15が接続される。インバータ14には三相モータ(機能的にはモータ/ジェネレータであるが簡略化してモータと称する)16が接続され、インバータ15には三相モータ(機能的にはモータ/ジェネレータであるが簡略化してモータと称する)17が接続される。インバータ14でモータ16の動作を制御し、インバータ15でモータ17の動作を制御する。モータ16とモータ17の固定子巻線中性点間に外部電源18が接続される。
しかしながら、このようにモータ中性点を利用してバッテリ10を充電する方式では、モータ16,17とインバータ14,15とで損失が発生してしまい、充電効率が低い問題がある。また、モータ16,17からの騒音や、インバータ14,15の多数の素子がスイッチングすることによる高周波の漏洩電流が実用化の妨げとなる。
下記の特許文献1には、蓄電池と、インバータと、誘導電動機と、制御ユニットを備える装置が開示されている。誘導電動機は、Y結線された巻線をそれぞれ含み、巻線の中性点にEMIフィルタを介して入力/出力ポートが接続される。2個のインバータは、それぞれ誘導電動機に対応して設けられ、それぞれ巻線に接続される。2個のインバータは、蓄電池に並列に接続される。再充電モードにおいて、入力/出力ポートに接続される単相電源から巻線の中性点間に正弦波の調整された交流電力を発生し、発生した交流電力を入力/出力ポートに接続される外部装置へ出力する。
一方、特許文献2には、昇圧コンバータを利用してバッテリを充電する構成が提案されている。図14に、この構成を示す。バッテリ10とコンバータ12との間に接点a、b間で切替可能なスイッチ22が設けられる。また、インバータ14,15の端子間にダイオードD3,D4が互いに直列接続され、スイッチ22の接点a側とダイオードD3,D4の中間点との間にコネクタ20が接続される。コネクタ20を介して外部電源18が接続される。充電する際には、スイッチ22の接点をb側に切替え、コンバータ12を動作させて電力変換してバッテリ10を充電する。
特許第2695083号 特開平10−136570号公報
しかしながら、図14に示すコンバータ(昇圧コンバータ)12を用いた技術では、バッテリ電圧は外部交流電源18の最大値以上であれば外部電源電流をコンバータ12のスイッチング素子で制御できるが、バッテリ電圧が外部電源電圧の最大値以下であれば、外部電源電流がダイオードを介してバッテリ10に流入するため、スイッチング素子で制御できず、電流波形の歪みの原因や、電力が指令値通りに充電できない問題がある。
図15に、バッテリ電圧>外部交流電源電圧最大値の場合の電流・電圧波形を示し、図16に、バッテリ電圧<外部交流電源電圧最大値の場合の電流・電圧波形を示す。図16では、外部交流電源電流(AC電源電流)に歪みが生じている。
本発明の目的は、車両外部の電源を用いて車両に搭載されたバッテリを高い充電効率で充電することができる電力制御装置を提供することにある。
本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記コンバータの正極側と前記バッテリの正極側との間に接続された、ダイオード整流器を含む充電付加回路を備え、前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
また、本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記コンバータの正極側と前記バッテリの負極側との間に接続された、ダイオード整流器を含む充電付き回路を備え、前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
また、本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記コンバータは、互いに直列接続された第1及び第2スイッチング素子と、前記第1及び第2スイッチング素子の接続点に接続されたリアクトルとを有し、前記コンバータの前記リアクトルと前記バッテリの負極側との間に第1スイッチを介して接続された、ダイオード整流器を含む充電付加回路を備え、前記バッテリの正極側は第2スイッチを介して前記コンバータの正極側に接続され、前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するとともに前記コンバータの負極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
また、本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記コンバータは、互いに直列接続された第1及び第2スイッチング素子と、前記第1及び第2スイッチング素子の接続点に接続されたリアクトルと、前記第1及び第2スイッチング素子にそれぞれ並列接続された第1及び第2平滑コンデンサとを有し、前記外部交流電源は一方の端子は第1スイッチを介して前記リアクトルに接続され、他方の端子は前記第1及び第2平滑コンデンサの接続点に接続され、前記バッテリの正極側は第2スイッチを介して前記コンバータの正極側に接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するとともに前記コンバータの前記第1及び第2スイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
また、本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部直流電源を接続し、前記外部直流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記外部直流電源は、前記コンバータの正極側と前記バッテリの正極側との間に接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部直流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
また、本発明は、バッテリと、前記バッテリに接続されたコンバータと、前記コンバータに接続されたモータとを有し、前記コンバータに外部直流電源を接続し、前記外部直流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、前記外部直流電源は、前記コンバータの正極側と前記バッテリの負極側との間に接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部直流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする。
本発明によれば、インバータを用いることなくコンバータを利用して外部交流電源あるいは外部直流電源からバッテリに高効率で充電することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。バッテリ(車載バッテリ)10にコンバータ(昇圧コンバータ)12が接続され、コンバータ12には2個のインバータ14,15が並列に接続される。インバータ14にはモータ(モータ/ジェネレータ)16が接続され、インバータ15にはモータ(モータ/ジェネレータ)17が接続される。コンバータ12は、インバータ14,15の直流端子間に順方向接続されている一対のスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)、各スイッチングトランジスタに逆並列接続されるダイオード、スイッチングトランジスタ同士の接続点に接続される昇圧リアクトルLを有する。また、コンバータ12とインバータ14,15との間には平滑コンデンサCが接続される。バッテリ10からの電力をコンバータ12で昇圧し、インバータ14,15でそれぞれモータ16,17を駆動する構成である。
このような基本構成において、さらに、バッテリ10の正極側とコンバータ12の正極側との間に充電付加回路24が接続され、この充電付加回路24にコネクタ20及び外部交流電源18が接続される。充電付加回路24は、コンデンサとダイオード整流器からなり、外部交流電源18からの交流電力を整流する。コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオンすると、昇圧リアクトルLに整流電圧が印加され、リアクトル電流が増加する。その後、コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオフすると、昇圧リアクトルLに流れていた電流がバッテリ10とコンバータ12の負極側スイッチングトランジスタに逆並列されたダイオードを経由して流れるため、昇圧リアクトルLに蓄えられたエネルギがバッテリ10に供給されて充電される。
図2に、充電時の制御ブロック図を示す。外部交流電源18側の電流が力率1で高調波歪みの少ない正弦波とするため、電源電圧Vinの実効値Vsと充電電力PBから正弦波の電流指令値Irを演算する。コンバータ12の正極側スイッチングトランジスタを用いて交流側電源電流Isを電流指令値Irに追従させるため、電流指令値Irの絶対値と交流電源電流Isの絶対値をそれぞれ演算し、その偏差を演算する。演算された偏差を解消するようにPI制御でコンバータ12の正極側スイッチングトランジスタをオンオフするPWM変調率を算出する。
図3に、交流電源100V、スイッチング周波数20kHz、1.5kW充電時の動作波形を示す。図3(a)は電源電圧と電源電流の波形であり、図3(b)はバッテリ電圧とバッテリ電流(充電電流)の動作波形である。
このように、本実施形態では、コンバータ(昇圧コンバータ)12を用いて外部交流電源からバッテリ10を充電するので、インバータ14,15やモータ16,17を動作させる必要が無く、インバータ14,15やモータ16,17での損失がないため充電効率が向上する。また、コンバータ(昇圧コンバータ)12を利用して昇降圧型のコンバータを構成して充電するため、バッテリ電圧が外部交流電源18より高くても低くても充電可能である。
<第2実施形態>
図4に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。バッテリ(車載バッテリ)10にコンバータ(昇圧コンバータ)12が接続され、コンバータ12には2個のインバータ14,15が並列に接続される。インバータ14にはモータ(モータ/ジェネレータ)16が接続され、インバータ15にはモータ(モータ/ジェネレータ)17が接続される。コンバータ12は、インバータ14,15の直流端子間に順方向接続されている一対のスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)、各スイッチングトランジスタに逆並列接続されるダイオード、スイッチングトランジスタ同士の接続点に接続される昇圧リアクトルLを有する。また、コンバータ12とインバータ14,15との間には平滑コンデンサCが接続される。バッテリ10からの電力をコンバータ12で昇圧し、インバータ14,15でそれぞれモータ16,17を駆動する構成である。
このような基本構成において、さらに、バッテリ10の正極側とコンバータ12の正極側との間に充電付加回路24が接続され、この充電付加回路24に非接触給電装置26が接続される。本実施形態でも、充電付加回路24は、ダイオード整流器を含み、非接触給電装置26からの交流電力を整流する。コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオンすると、昇圧リアクトルLに整流電圧が印加され、リアクトル電流が増加する。その後、コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオフすると、昇圧リアクトルLに流れていた電流がバッテリ10とコンバータ12の負極側スイッチングトランジスタに逆並列されたダイオードを経由して流れるため、昇圧リアクトルLに蓄えられたエネルギがバッテリ10に供給されて充電される。
<第3実施形態>
図5に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。基本構成は上記の実施形態と同様である。
基本構成に加え、さらに、バッテリ10の正極側とコンバータ12の正極側との間に外部直流電源28が接続される。外部電源が直流である場合、整流する必要がないため、ダイオード整流器を用いることなく直接外部電源を接続できる。
<第4実施形態>
図6に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。基本構成は上記の実施形態と同様である。
基本構成に加え、バッテリ10の負極側とコンバータ12の正極側との間に充電付加回路24が接続され、この充電付加回路24にコネクタ20及び外部交流電源18が接続される。充電付加回路24は、コンデンサとダイオード整流器からなり、外部交流電源18からの交流電力を整流する。コンバータ12の正極側のスイッチングトランジスタをオンすると、整流電流がバッテリ10に流れるためバッテリ10が充電される。コンバータ12を利用して降圧して充電するものであり、バッテリ電圧が外部交流電源18よりも低い場合に充電できる。
<第5実施形態>
図7に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。基本構成は上記の実施形態と同様である。
基本構成に加え、バッテリ10の負極側とコンバータ12の正極側との間に充電付加回路24が接続され、この充電付加回路24に非接触給電装置26が接続される。図6と同様に、コンバータ12を利用して降圧して充電するものであり、バッテリ電圧が外部交流電源18よりも低い場合に充電できる。
<第6実施形態>
図8に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。図6の外部交流電源18の代わりに、直流電源28を接続した構成である。直流電源28であるため、ダイオード整流器を含む充電付加回路24は不要である。直流電源28として、車載ソーラーパネルを用いることができる。
<第7実施形態>
図9に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。バッテリ(車載バッテリ)10にスイッチ30を介してコンバータ(昇圧コンバータ)12が接続され、コンバータ12にインバータ14,15が並列に接続される。インバータ14にはモータ(モータ/ジェネレータ)16が接続され、インバータ15にはモータ(モータ/ジェネレータ)17が接続される。また、バッテリ10の負極側とインバータ12の正極側との間に、スイッチ32を介して充電付加回路24が接続され、充電付加回路24にコネクタ20を介して外部交流電源18が接続される。
非充電時には、スイッチ32をオフにして充電付加回路24をインバータ12から切り離す。一方、充電時には、図示のようにスイッチ30を接点b側に切り替えてコンバータ12の正極側とバッテリ10の正極側とを接続し、スイッチ32をオンにして充電付加回路24のダイオード整流器の直流正極側をコンバータ12のスイッチングトランジスタに接続されていない側の昇圧リアクトルL端子に接続し、ダイオード整流器の負極側をバッテリ負極側に接続する。コンバータ12の負極側のスイッチングトランジスタをオンすると昇圧リアクトルLに整流電圧が印加され、リアクトル電流が増加する。その後、負極側のスイッチングトランジスタをオフすると昇圧リアクトルLに流れていた電流がコンバータ12正極側スイッチングトランジスタに逆並列されたダイオードとバッテリ10を経由して流れるため、昇圧リアクトルLに蓄積されたエネルギがバッテリ10に充電される。
<第8実施形態>
図10に、本実施形態における電力制御装置の構成を示す。バッテリ(車載バッテリ)10にスイッチ30を介してコンバータ(昇圧コンバータ)12が接続され、コンバータ12にインバータ14,15が並列に接続される。インバータ14にはモータ(モータ/ジェネレータ)16が接続され、インバータ15にはモータ(モータ/ジェネレータ)17が接続される。また、コンバータ12とインバータ14,15との間に、平滑コンデンサC1,C2が互いに直列接続される。また、スイッチ32を介してコネクタ20の一方の端子がインバータ12の昇圧リアクトルLに接続され、コネクタ20の他方の端子が平滑コンデンサC1,C2の中点に接続される。コネクタ20を介して外部交流電源18が接続される。
非充電時には、スイッチ32をオフにしてコネクタ20をインバータ12から切り離す。一方、充電時、あるいはバッテリ10から外部に発電する時には、スイッチ30を図示のように接点b側に切り替えてコンバータ12の正極側とバッテリ10の正極側とを接続し、スイッチ32をオンにする。この状態でコンバータ12のスイッチングトランジスタをオンオフさせると、ハーフブリッジコンバータと等価となり、外部交流電源18からバッテリ10への充電、あるいはバッテリ10から外部への発電が可能となる。なお、本実施形態の構成では、バッテリ電圧が外部交流電源電圧最大値の2倍以上必要であるが、ダイオード整流器が不要となるため、小型、低コスト化が可能である。
図11に、図10の等価回路を示す。また、図12に、図10の構成における動作波形を示す。図12(a)は電源電圧と電源電流の波形であり、図12(b)はバッテリ電圧とバッテリ電流(充電電流)の動作波形である。交流電源100V、スイッチング周波数20kHz、1.5kW充電時である。
以上説明したように、本実施形態では、バッテリ10に接続されたコンバータ(昇圧コンバータ)12を用いて外部電源からバッテリ10を充電できるため、インバータ14等での損失がなく、かつ、インバータ14の動作に伴う騒音等も生じることなく高効率で充電できる。特に、図1、図4、図5の構成では、外部電源電圧とバッテリ10の電圧との大小関係によらず、コンバータ12で昇降圧して外部電源からバッテリ10を充電することができる。
第1実施形態の構成図である。 充電制御ブロック図である。 充電時の電圧電流波形説明図である。 第2実施形態の構成図である。 第3実施形態の構成図である。 第4実施形態の構成図である。 第5実施形態の構成図である。 第6実施形態の構成図である。 第7実施形態の構成図である。 第8実施形態の構成図である。 第8実施形態の等価回路図である。 第8実施形態の充電時の電圧電流波形説明図である。 従来装置の構成図である。 他の従来装置の構成時である。 外部交流電源電圧最大値<バッテリ電圧のときの電圧電流波形説明図である。 外部交流電源電圧最大値>バッテリ電圧のときの電圧電流波形説明図である。
符号の説明
10 バッテリ(車載バッテリ)、12 コンバータ(昇圧コンバータ)、14,15 インバータ、16,17 モータ(モータ/ジェネレータ)、18 外部交流電源、20 コネクタ、24 充電付加回路、28 外部直流電源。

Claims (7)

  1. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記コンバータの正極側と前記バッテリの正極側との間に接続された、ダイオード整流器を含む充電付加回路を備え、
    前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
  2. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記コンバータの正極側と前記バッテリの負極側との間に接続された、ダイオード整流器を含む充電付き回路を備え、
    前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載の装置において、
    前記外部交流電源は、非接触で前記充電付加回路に電気的に接続されることを特徴とする電力制御装置。
  4. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記コンバータは、互いに直列接続された第1及び第2スイッチング素子と、
    前記第1及び第2スイッチング素子の接続点に接続されたリアクトルと、
    を有し、
    前記コンバータの前記リアクトルと前記バッテリの負極側との間に第1スイッチを介して接続された、ダイオード整流器を含む充電付加回路を備え、
    前記バッテリの正極側は第2スイッチを介して前記コンバータの正極側に接続され、
    前記外部交流電源は前記充電付加回路を介して前記コンバータに接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するとともに前記コンバータの負極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
  5. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部交流電源を接続し、前記外部交流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記コンバータは、互いに直列接続された第1及び第2スイッチング素子と、
    前記第1及び第2スイッチング素子の接続点に接続されたリアクトルと、
    前記第1及び第2スイッチング素子にそれぞれ並列接続された第1及び第2平滑コンデンサと、
    を有し、
    前記外部交流電源は一方の端子は第1スイッチを介して前記リアクトルに接続され、他方の端子は前記第1及び第2平滑コンデンサの接続点に接続され、
    前記バッテリの正極側は第2スイッチを介して前記コンバータの正極側に接続され、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するとともに前記コンバータの前記第1及び第2スイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部交流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
  6. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部直流電源を接続し、前記外部直流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記外部直流電源は、前記コンバータの正極側と前記バッテリの正極側との間に接続され、
    前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部直流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
  7. バッテリと、
    前記バッテリに接続されたコンバータと、
    前記コンバータに接続されたモータと、
    を有し、前記コンバータに外部直流電源を接続し、前記外部直流電源から前記バッテリに充電する電力制御装置であって、
    前記外部直流電源は、前記コンバータの正極側と前記バッテリの負極側との間に接続され、
    前記コンバータの正極側のスイッチング素子をオンオフ制御することで前記外部直流電源から前記バッテリに充電することを特徴とする電力制御装置。
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