JPH0622435A - コンクリート床壁材 - Google Patents

コンクリート床壁材

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Publication number
JPH0622435A
JPH0622435A JP4178412A JP17841292A JPH0622435A JP H0622435 A JPH0622435 A JP H0622435A JP 4178412 A JP4178412 A JP 4178412A JP 17841292 A JP17841292 A JP 17841292A JP H0622435 A JPH0622435 A JP H0622435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
floor
wall material
concrete floor
pit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4178412A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Shimizu
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP4178412A priority Critical patent/JPH0622435A/ja
Publication of JPH0622435A publication Critical patent/JPH0622435A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力線、通信線等のケーブルを整理して床内
に配線することができると共に、床下階下の二重天井内
へもケーブルの配線ができるようにしたコンクリート床
壁材を提供する。 【構成】 このコンクリート床壁材は、碁盤目状となる
ように縦横に交差した配線ピット11を有し、配線ピッ
ト11の交差部には下方に貫通する配線孔12が設けら
れている。配線ピット11内にはケーブルが配線され
る。配線ピット11内に配線されたケーブルは配線孔1
2を通して床下の二重天井内に配線することができる。
一方、二重天井内のケーブルを配線孔を通して配線ピッ
ト11内に配線することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力線、通信線等のケ
ーブルを整理して床内に配線することができると共に、
床下階下の二重天井内へもケーブルの配線ができるよう
にしたコンクリート床壁材に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、OA機器等の普及により、室内に
は多数のケーブルが配線されるようになり、これらケー
ブルを床内に整理して配線するために、内部にケーブル
を収納できる配線ピットを備えた合成樹脂製の床材が使
用されてきている(例えば、実開昭62−131037
号公報)。
【0003】このような従来の床材を使用した床内での
配線は、コンクリートの打設により形成された床面に敷
設されて、上方に開口し、縦、横に長く通路が形成され
た配線ピット内にケーブルが収納され、その配線ピット
が蓋部材で覆われ、その上に仕上材が載置されることに
より行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな床内での配線を行なう場合、コンクリートの床面に
新たに配線ピットを備えた床材を敷設するのが面倒であ
る。
【0005】また、従来、ケーブル等の配線は、床内に
配線されるものと、二重天井内に配線されるものとがあ
り、これらは、図7に示すように、建物の側壁Wに別々
に設けられた引込口50、51からケーブルCが引き込
まれてそれぞれの配線が行われており、床内の配線とそ
の床下階下の二重天井内での配線とを同時に行える工夫
は何等なされていなかった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、従来の床材を敷
設することなく、ケーブルを整理して床内に配線するこ
とができると共に、上下階へのケーブルの配線が容易に
行え、かつ建物の側壁における引込口形成にかかる施工
作業の効率化を図ることができるようにしたコンクリー
ト床壁材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を解決するための手段として、「床壁を形成する
コンクリート床壁材であって、床内での配線のため、ケ
ーブルが収納される上方に開口した凹部が多数形成され
た配線ピットを備えると共に、床内から床下または床下
から床内への配線のため、床下に貫通し、前記配線ピッ
トと連通する配線孔を備えたことを特徴とするコンクリ
ート床壁材」を、その内容としている。
【0008】
【作用】本発明に係るコンクリート床壁材にあっては、
建物の床の施工と同時にケーブルが収納される配線ピッ
トが形成される。このため、床材の敷設は不要となる。
【0009】さらに、前記配線ピットと連通し、床下に
貫通する配線孔を備えているため、床内から床下または
床下から床内への配線が可能であり、例えば配線ピット
から配線孔にケーブルを挿通させ、床下階下の二重天井
内へ引き込んで配線することができ、さらに二重天井内
から配線ピット内へケーブルを引き込んで配線すること
ができる。このため、建物の側壁に床内と二重天井内と
に別々に設けられた引込口の一方は不要となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって、本発
明に係るコンクリート床壁材について詳細に説明する。
【0011】図1及び図2は本発明に係るコンクリート
床壁材の一実施例を示す斜視図及び断面図であり、この
コンクリート床壁材10は、長方形盤状に形成され、そ
の上部には、上方に開口し、内部にケーブルを収納でき
る配線ピット11が縦横交差して、碁盤目状に形成され
ている。この配線ピット11は、内部にケーブルを収納
できるものであれば、断面が三角形状、四角形状、半円
形状又はその他の形状であってもよく、又、床壁材10
の上部に平行に形成されていても、放射状に形成されて
いてもよく、又、配線ピット11毎の間隔も等間隔のも
のに限られない。
【0012】配線ピット11の適宜位置には、その底面
11aからコンクリート床壁材10の下面に貫通するよ
うに、配線孔12が設けられている。この配線孔12は
配線ピット11内から床下の二重天井内に、あるいは床
下の二重天井内から配線ピット内に配線が行えるように
するためのものである。このような配線を自由に行える
ようにするため、配線孔12は所定間隔毎に複数設けら
れることが好ましい。なお、配線孔12の形状は丸孔で
あっても、角孔であってもよい。図1の実施例では、配
線孔12は、縦横に交差する配線ピット11の交差部に
形成されており、縦、横の配線ピット11のどちらから
でもケーブルを床下に配線することができ、又、床下か
らのケーブルを縦、横の配線ピット11のどちらへも配
線することができるようになっている。
【0013】図3は、配線孔12が配線ピット11の側
面からコンクリート床壁材10の下面に貫通するように
形成されたコンクリート床壁材10を示している。この
例の場合は、床壁の施工時又は配線時に配線ピット11
内に落下したごみ等が配線孔12から床下に直接的に落
下するのを防止するようになっている。なお、配線孔1
2の配線ピット11への連通口には蓋材で覆うようにし
てもよい。
【0014】このようなコンクリート床壁材10は、建
物の鉄骨に組み付けられて床壁を形成し、図4に示すよ
うに、配線ピット11の上部開口は蓋部材又は剛板21
を有するシート材20で被覆され、その上にカーペッ
ト、Pタイル等の仕上材30が載置されるようになって
いる。
【0015】そして、このようなコンクリート床壁材1
0を使用してケーブルを配線する場合は、仕上材30、
剛板21を有するシート20等を外して配線ピット11
の上部開口を露出させ、図5に示すように、一の引込口
50から分電盤60に配線されたケーブルCを配線ピッ
ト11内に収納して、所定の床内配線を行うことができ
る。さらに、床下に貫通する配線孔12を通して、配線
ピット11内からケーブルCを床下に引き込み、床下階
下の二重天井内へ床下配線を行うことができ、床下階下
の二重天井内からケーブルCを配線ピット11内へ配線
することができる。
【0016】なお、二重天井内への配線は、上記のよう
に配線孔12からケーブルCを引き込んで直接配線する
場合の他、図6に示すように、ボックス40等の配線器
具を取り付けて、ボックス40に複数の電線管Pを接続
し、電線管P内にケーブルCを挿通させることにより分
岐して配線することもできる。この場合、配線孔12に
挿入される筒状部52を有し、上部に配線ピット11内
に係止される係止部51を有し、下部に螺合溝53が形
成されたスリーブ50と、スリーブ50の螺合溝53に
螺合するナット54とによって、ボックス40の底壁に
形成された挿通孔にスリーブ50を挿通させ、スリーブ
50の螺合溝53にナット54を螺合させることによ
り、ボックス40が配線孔12下に取り付けられるよう
になっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、上記のように構成
された本発明にあっては、建物の床の施工と同時にケー
ブルが収納される配線ピットが形成される。このため、
コンクリートの床面に新たに配線ピットを備えた床材を
敷設していた従来の面倒な作業が不要となり、床内配線
できる床構造の形成を容易に行うことができる。
【0018】さらに、本発明にあっては、床下に貫通す
る配線孔を通して、床内から床下への配線あるいは床下
から床内への配線と上下階への配線を行なうことができ
る。このため、建物の側壁に床内と二重天井内とに別々
に設けられた引込口の一方は不要となり、建物の側壁に
おける引込口形成にかかる施工作業の効率化を図ること
ができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート床壁材の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るコンクリート床壁材の別の実施例
を示す断面図である。
【図4】本発明に係るコンクリート床壁材を使用した床
壁の施工状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係るコンクリート床壁材を使用して床
配線を行った場合の使用状態を示す断面図である。
【図6】本発明に係るコンクリート床壁材を使用して床
配線を行った場合の使用状態を示す断面図である。
【図7】従来の床材を使用して床配線を行った場合の使
用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 コンクリート床壁材 11 配線ピット 12 配線孔 C ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床壁を形成するコンクリート床壁材であ
    って、床内での配線のため、ケーブルが収納される上方
    に開口した凹部が多数形成された配線ピットを備えると
    共に、床内から床下または床下から床内への配線のた
    め、床下に貫通し、前記配線ピットと連通する配線孔を
    備えたことを特徴とするコンクリート床壁材。
JP4178412A 1992-07-06 1992-07-06 コンクリート床壁材 Pending JPH0622435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178412A JPH0622435A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 コンクリート床壁材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178412A JPH0622435A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 コンクリート床壁材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622435A true JPH0622435A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16048047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4178412A Pending JPH0622435A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 コンクリート床壁材

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JP (1) JPH0622435A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01290871A (ja) * 1988-05-18 1989-11-22 Toto Ltd 配線用ピットおよびその施工方法
JPH02501581A (ja) * 1986-10-22 1990-05-31 ケーブルスケープ アクセス フローリング ピーテーワイ リミテッド 内蔵ダクトを伴うモジュール式中空床パネル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02501581A (ja) * 1986-10-22 1990-05-31 ケーブルスケープ アクセス フローリング ピーテーワイ リミテッド 内蔵ダクトを伴うモジュール式中空床パネル
JPH01290871A (ja) * 1988-05-18 1989-11-22 Toto Ltd 配線用ピットおよびその施工方法

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