JP3326485B2 - 配線・配管用床ブロック及び配線・配管用床を構成する板材 - Google Patents

配線・配管用床ブロック及び配線・配管用床を構成する板材

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JP3326485B2
JP3326485B2 JP34790792A JP34790792A JP3326485B2 JP 3326485 B2 JP3326485 B2 JP 3326485B2 JP 34790792 A JP34790792 A JP 34790792A JP 34790792 A JP34790792 A JP 34790792A JP 3326485 B2 JP3326485 B2 JP 3326485B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータルームに
おいて通信ケーブルや電力ケーブルを配線する場合や、
オフィスビル、マンション、一般家庭において給排水湯
管やガス管を配管する場合等、これらの配線・配管材を
床下に収納する収納空間が形成される配線・配管用床構
造物に関し、詳細には、配線・配管材を布設するための
布設具を挿通させる中空状の案内路を一体に有した配線
・配管用床構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータールーム等のケーブルが多
数配線される場所においては、端末機等の機器に対する
電源を確保するためにその配線材を床下に収納配線する
ことが行われている。そのような配線構造として従来知
られているものには、例えば、実開昭52−16221
号公報に記載されるように、下地床面に多数の支柱を立
て、その支柱に支持されるようにパネルを載置して床下
空間を形成し、空間内にケーブルを収納するものがあ
る。この場合のケーブルの配線は、ケーブルを配線する
全域にわたってパネルを外してケーブルを空間内に納
め、配線後、パネルを再載置する方法が採られている。
【0003】又、別の配線構造として、実開平3−73
344号公報に記載されるように、天板と脚とを有し、
下側にケーブルの収納空間が形成されるブロック状の床
材を下地床面に多数隣接させて敷設するものが知られて
いる。この場合のケーブルの配線の仕方は、ケーブルを
配線する全域にわたって床材を外し、ケーブル下地床面
に配線し、その後、ケーブルを覆うように床材を敷設し
て配線空間内にケーブルを収納する方法が採られてい
る。
【0004】さらに、別の配線構造として、実開平1−
98845号公報に記載されるように、上向きに開口す
る配線ピットを備えた床材を下地床面に敷設して、配線
ピット内にケーブルを収納し、配線ピットの開口を蓋で
覆うものが知られている。この場合のケーブルの配線の
仕方は、ケーブルを配線する全域にわたって配線ピット
の開口を覆う蓋を外し、ケーブルを配線ピット内に収納
し、その後、配線ピットを蓋で覆う方法が採られてい
る。
【0005】しかしながら、これら従来の配線床構造に
あっては、いずれもケーブルを配線する際にはケーブル
を配線する全域にわたってパネルや床材、蓋を取り除く
ことになるため、その作業が大変面倒であった。一般
に、床材等の敷設と配線とは各々別の業者によって作業
が行われており、床材等の敷設を内装業者が行なってか
ら、電気業者がケーブルの配線を行うといった手順が採
られている。このため、配線と同時に床材等の敷設が行
われることはなく、配線の際には、折角敷設された床材
等をケーブルを配線する全域にわたってもう一度取り除
かなければならず、手間を要するものとなっていた。
【0006】さらに、従来の配線床構造では、端末機や
電話等の機器を増設する必要が生じたときに、既に設置
されている機器等を動かして床材等を取り除かなければ
ならない場合も生じ、配線作業はさらに面倒であった。
【0007】これに対し、本発明者は、先の出願である
特願平3−159286号及び特願平3−159287
号において、ケーブルの収納空間内にケーブルを布設す
る布設具を移動させる案内路を設け、布設具にケーブル
を連結して案内路を移動させることによって、床材等を
全て取り外すことなくケーブルを配線することができる
配線・配管用床構造物を提案している。
【0008】すなわち、この配線・配管用床構造物を使
用すれば、図19に示すように、配線・配管材の引き込
み地点において収納空間10を開口させ、案内路20に
布設具50を保持させて布設具50を送り込み、次い
で、図20に示すように、配線・配管材Xの連結箇所に
おいて、布設具50に配線・配管材Xを連結する。そし
て、図21に示すように、布設具50を引き戻して収納
空間10内に配線・配管材Xを布設することができるよ
うになっている。
【0009】ところで、このような案内路を一体に備え
た配線・配管用床構造物を製造するにあたっては、図2
2に示すように、脚部302を備えた床ブロック30の
天板301裏面に案内路20を一体に設ける場合や、
又、図23に示すように、床敷設盤31のピット311
を覆う被覆板32裏面に案内路20を交差して設ける場
合等にあっては、射出成形、あるいは鋳造成形によって
製造することは困難である。
【0010】又、図24に示すように、被覆板32裏面
に案内路20が直線状に形成されている場合は、一般に
押出成形によって製造は可能であるが、案内路20の形
態によってはトング比が限界以上となって押出成形では
製造できない場合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、射出成形あるいは鋳造成形によって製造可能な案内
路を一体に備えた「床ブロックに係る天板」或いは「配
線・配管用床を構成する板材」を提供し、案内路を別体
で取り付ける場合と比べて金型点数を減らし、低コスト
化を図ることによって効率よく生産することができる
「床ブロックに係る天板」或いは「配線・配管用床を構
成する板材」を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る本発明が採った手段は、「床面を構成
する天板と、天板を支持する脚部とを有し、前記天板
に配線・配管材を収納する収納空間を形成する床ブロッ
クであって、前記収納空間に沿って該空間内に配線・配
管材を布設する布設具を案内する案内路を前記天板裏面
備えてなり天板には前記案内路を構成する側壁及び
底壁を形成すべく、これらの上方に位置する箇所に上方
開口を断続的に設けて案内路を一体に形成してなること
を特徴とする配線・配管用床ブロック」を、その内容と
している。また、請求項2に係る本発明が採った手段
は、「配線・配管材を収納する収納空間の上方に配置さ
れる板材であって、前記収納空間に沿って該空間内に配
線・配管材を布設する布設具を案内する案内路を裏面に
備えてなり、前記案内路を構成する側壁及び底壁を形成
すべく、これらの上方に位置する箇所に上方開口を断続
的に設けて案内路を一体に形成してなることを特徴とす
る配線・配管用床を構成する板材」を、その内容として
いる。
【0013】
【作用】本発明によれば、「床ブロックに係る天板」或
いは「配線・配管用床を構成する板材」の裏面に、布設
具を案内する案内路を構成するにあたり、当該案内路を
構成する側壁及び底壁を断続的に形成すべく、前記天板
或いは板材に対して金型を貫通させて、この金型を抜き
取ることによって上方開口が断続的に形成されることと
なる。 かかる構成により、前記天板或いは板材の裏面側
に側壁及び底壁が断続的に連なることとなるため、該前
記天板或いは板材に、断続的に連なった案内路が形成さ
れた「床ブロックに係る天板」或いは「配線・配管用床
を構成する板材」の射出成形あるいは鋳造成形を可能に
している。
【0014】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明に係る配線・配管用床構造物について詳細に説明す
る。
【0015】図1は、本発明に係る配線・配管用床構造
物として、床面を構成する天板301の四隅に脚部30
2を一体に有し、天板301の裏面には交差する案内路
20が一体に設けられた床ブロック30に適用した例を
示したものである。この例の案内路20は、図2及び図
3に示すように、布設具50を挿通させる中空状の挿通
部21と、挿通部21の長手方向に沿って形成されたス
リット22とを有したものとなっている。そして、案内
路20を形成する部分においては断続的な上方及び下方
への型抜き開口70が設けられており、上方への型抜き
開口70の設けられた部分においては、案内路20の側
壁及び底壁が形成され、下方への型抜き開口70の設け
られた部分においては、案内路20の側壁及び上壁が形
成されるようになっており、案内路20全体としては、
布設具50の挿通体51が挿通可能に形成されるように
なっている。
【0016】すなわち、上方への型抜き開口70の設け
られた部分においては、図4に示すように、案内路20
の挿通部21内及びスリット22内に突出する凸部を有
した上金型80と、挿通部21外壁に沿った凹部を有し
た下金型80とで構成し、下方への型抜き開口70の設
けられた部分においては、図5に示すように、床ブロッ
ク30の天板301上面に沿った平板状の上金型80
と、案内路20の挿通部21内壁及び外壁に沿った凹凸
部を有した下金型80とで構成し、これら金型80が組
み合わされることにより、案内路20が一体に設けられ
た配線・配管用床構造物である床ブロック30を射出成
形あるいは鋳造成形によって製造することができる。な
お、図5に示す下金型80は凹凸部を有したものとなっ
ているが、単に平板状に形成されたものであってもよ
く、この場合には、下方への型抜き開口70はなくな
り、案内路20の上壁20aのみ形成されたものとな
り、案内路20は底壁20c及び側壁20bが断続的に
形成された形態となるが、底壁20c及び側壁20bの
形成される間隔を布設具50の挿通体51より短くすれ
ば、挿通体51が抜け落ちることはない。
【0017】ここで、布設具50とは、図2に示すよう
に、下部に連結孔512を有する延設板511が設けら
れた紡錘形状の挿通体51と、この挿通体51に接続さ
れたロープ52とから成っており、図19〜図21に示
すように、配線・配管材Xを収納空間10内に布設する
ために使用されるものである。挿通体51は、その延設
板511が案内路20のスリット22から突出した状態
で挿通部21内に挿通保持されるようになっており、延
設板511の連結孔512には、図20に示すように配
線・配管材Xに締結された連結紐60が連結されるよう
になっている。ロープ52は、それ自身で押し込むこと
のできる剛性を有し、又、配線・配管材Xを引き込むと
きにかかるテンションに耐え得る強度を備えており、例
えば鋼線又は複数本の鋼線を編んだもの、あるいは合成
樹脂を押出成型した棒状のもの、合成樹脂繊維を堅く撚
ったもの、F・R・Pでロープ状に形成したもの等によ
って作製されている。
【0018】案内路20の型抜き開口70の形態は上記
実施例に限られるものでなく、例えば、図6に示すよう
に、上方への型抜き開口70の設けられた部分におい
て、案内路20のスリット22の開口幅の分挿入される
突条部80aが設けられ、挿通部21外壁に沿った凹部
を有した下金型80と、挿通部21内壁に沿い、凹凸に
形成された上金型80との組み合せにより構成されるも
のであってもよい。このような形態であれば、布設具5
0の挿通体51又はロープ52が上方への型抜き開口7
0から抜け出ることはない。又、別例として、図7に示
すように、案内路20の底壁20cが片方ずつ交互に形
成されるように型抜き開口70が形成されるものであっ
てもよく、この例の場合には、最小限の構成材料によっ
て案内路20を形成することができる。
【0019】なお、案内路20は、スリット22内を通
過する布設具50の延設板511の通りを良くするため
に、図3に示すように、その底壁20cの両端は曲面部
23によって形成されているものが好ましい。
【0020】本発明に係る配線・配管用床構造物は上記
実施例の床ブロック30の他に、図8に示すように、配
線・配管材を収納する収納空間となる溝形状のピット3
11を備えた床敷設盤31と、ピット311の開口を覆
う被覆板32とからなる配線・配管床の被覆板32に適
用してもよく、又、図9に示すように、配線・配管材X
を収納する収納空間10となる溝部331を形成した建
築物の床壁Wを構成するコンクリート躯体に対して、こ
の床壁W上に配置される案内路20を設けた床板33に
適用してもよく、又、図10に示すように、配線・配管
材Xが収納可能な収納空間10を形成するように間隔を
隔てて下地床面F上に支持体34が設置され、支持体3
4相互間に架け渡され、裏面に案内路20を有する架設
板35に適用してもよい。ここで、支持体34は収納空
間10を形成する高さに架設板35を架設することがで
きるものであればよく、その形態はブロック体であって
も、柱体であってもよく、さらに図1に示される床ブロ
ック30や、図8に示される床敷設盤31のように別に
収納空間を有したものであってもよい。
【0021】なお、これら案内路20が一体に形成され
る床ブロック30、被覆板32、床板33、架設板35
にあっては、多数個が連設状態に配置されて使用される
のが一般的であるので、その配置ずれによって案内路2
0への布設具50の案内に支障を生じることがないよう
にするため、案内路20の端部はやや拡開させてラッパ
状に形成しておくことが望ましい。
【0022】図11及び図12は、別形態の案内路20
を有する床ブロック30に本発明に係る配線・配管用床
構造物を適用した例を示したものである。この例の案内
路20は、図12に示すように、左右に突出する係止部
25が長手方向に連続して設けられているものである。
この案内路20に案内される布設具50は、図12に示
すように、係止部25の形状に対応させて上部に係合片
551を備え、下部に連結孔552を有する係合体55
と、係合体55に接続されたロープ56とから成ってお
り、係合体55の係合片551が案内路20の係止部2
5に保持されるようになっている。ロープ56は、図2
に示すロープ52と同様のものが使用される。なお、係
合体55の係合片551は、先端のみでなくロープ56
に所定間隔に複数設けたものであっても、長手方向に連
続して設けたものであってもよい。
【0023】図11に示す床ブロック30は、その上部
に断続的な型抜き開口70が二列に設けられている。そ
して、図12に示すように上方への型抜き開口70の設
けられた部分においては、案内路20の側壁及び係止部
25となる底壁が形成されるようになっている。このよ
うな案内路20を成形するための金型は、上方への型抜
き開口70の設けられた部分においては、図13に示す
ように、案内路20の側壁20bに沿って突出する凸部
を有した上金型80と、案内路20の係止部25となる
底壁20cに沿った凹部を有した下金型80とで構成さ
れる。又、型抜き開口70の設けられていない部分にお
いては、図14に示すように、床ブロック30の天板3
01上面に沿った平板状の上金型80と、天板301下
面に沿った平板状の下金型80とで構成される。これら
金型80が組み合わされることにより、案内路20が一
体に設けられた配線・配管用床構造物である床ブロック
30が射出成形あるいは鋳造成形によって容易に製造さ
れる。なお、図14に示す下金型80は平板状に形成さ
れたものに限らず、案内路20の側壁20bに沿って凹
部を有したものであってもよい。
【0024】図11及び図12に示す例では、案内路2
0の係止部25は断続的に形成されたものとなるが、係
止部25どうしの間隔を係合体55の係合片551より
短くすれば、布設具50が抜け落ちることはない。な
お、案内路20への布設具50の係合片551の通りを
良くするために、図3に示す構造と同様に、係止部25
となる底壁20cの両端は曲面部によって形成されてい
るものが好ましい。
【0025】図15及び図16は、さらに別形態の案内
路20を有する床板33に本発明に係る配線・配管用床
構造物を適用した例を示したものである。この案内路2
0は、長手方向に沿って内方に切欠されたT字状の溝2
4によって形成されたものとなっている。この案内路2
0に案内される布設具50は、図16に示すように、溝
24の形状に対応させて上部に係止翼片531を備え、
下部に連結孔532を有する係止体53と、係止体53
に接続されたロープ54とから成っている。ロープ54
は図2に示すロープ52と同様のものが使用される。
【0026】図15に示す床板33は、断続的に上方へ
の型抜き開口70が設けられており、図16に示すよう
に型抜き開口70の設けられた部分においては、案内路
20の側壁及び底壁が形成されるようになっている。こ
のような案内路20を成形するための金型は、型抜き開
口70の設けられた部分においては、図17に示すよう
に、案内路20の側壁20b及び底壁20c間の隙間に
沿って突出する凸部を有した上金型80と、案内路20
の底壁20cに沿った平板状の下金型80とで構成され
る。又、型抜き開口70の設けられていない部分におい
ては、図18に示すように、床板33の上面に沿った平
板状の上金型80と、案内路20の側壁20b及び上壁
20aに沿った凸状部を有する下金型80とで構成され
る。これら金型80が組み合わされることにより、案内
路20が一体に設けられた配線・配管用床構造物である
床板33が射出成形あるいは鋳造成形によって容易に製
造される。なお、型抜き開口70の設けられた部分にお
いては、図6に示す金型80による組み合せと同様の構
造で、底壁20c間の隙間に挿入される突条部が設けら
れた下金型80と、案内路20の側壁20bに沿って凹
凸に形成された上金型80との組み合せにより構成され
るものであってもよい。
【0027】図15及び図16に示す例では、案内路2
0の底壁20cは断続的に形成されたものとなるが、底
壁20cどうしの間隔を係止体53の係止翼片531よ
り短くすれば、布設具50が抜け落ちることはない。な
お、案内路20への布設具50の係止翼片531の通り
を良くするために、案内路20の底壁20cの両端は曲
面部によって形成されているものが好ましい。
【0028】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、「床ブロックに係る天板」或いは「配線・配管用床
を構成する板材」における案内路の形成される部分にお
いては、金型を貫通させて当該金型を抜き取ることによ
って形成される上方開口を断続的に設けた構成によっ
て、案内路を一体に設けた「床ブロックに係る天板」或
いは「配線・配管用床を構成する板材」を射出成形ある
いは鋳造成形で製造することが可能となり、複雑な案内
路を有した「床ブロックに係る天板」或いは「配線・配
管用床を構成する板材」であっても容易に製造すること
ができ、又、案内路を別体で取り付ける場合と比べて金
型点数を減らし、低コスト化を図ることができるため、
「床ブロックに係る天板」或いは「配線・配管用床を構
成する板材」を効率よく生産することができるという優
れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る配線・配管構造物を床ブロック
に適用した例を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す実施例の要部斜視図である。
【図3】 図1に示す実施例の底面側からみた要部斜視
図である。
【図4】 図1のA−A線切断端面における金型の形態
を示す断面図である。
【図5】 図1のB−B線切断端面における金型の形態
を示す断面図である。
【図6】 図1に示す実施例の異なった例であって図1
のA−A線切断端面に相当する金型の形態を示す断面図
である。
【図7】 図1に示す実施例のさらに異なった例の底面
図である。
【図8】 本発明に係る配線・配管構造物を被覆板に適
用した例を示す斜視図である。
【図9】 本発明に係る配線・配管構造物を床板に適用
した例を示す断面図である。
【図10】 本発明に係る配線・配管構造物を架設板に
適用した例を示す断面図である。
【図11】 本発明に係る配線・配管構造物を別形態の
案内路を有する床ブロックに適用した例を示す斜視図で
ある。
【図12】 図11に示す実施例の要部斜視図である。
【図13】 図11のC−C線切断端面における金型の
形態を示す断面図である。
【図14】 図11のD−D線切断端面における金型の
形態を示す断面図である。
【図15】 本発明に係る配線・配管構造物をさらに別
形態の案内路を有する床板に適用した例を示す斜視図で
ある。
【図16】 図15に示す実施例の要部斜視図である。
【図17】 図15のE−E線切断端面における金型の
形態を示す断面図である。
【図18】 図15のF−F線切断端面における金型の
形態を示す断面図である。
【図19】 布設具を使用して配線・配管材を布設する
場合の手順を示す断面図である。
【図20】 布設具を使用して配線・配管材を布設する
場合の手順を示す断面図である。
【図21】 布設具を使用して配線・配管材を布設する
場合の手順を示す断面図である。
【図22】 案内路を備えた床ブロックを示す斜視図で
ある。
【図23】 床敷設盤と案内路を備えた被覆板とを示す
斜視図である。
【図24】 床敷設盤と案内路を備えた被覆板との別例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 収納空間 20 案内路 21 挿通部 22 スリット 23 曲面部 30 床ブロック 31 床敷設盤 32 被覆板 33 床板 34 支持体 35 架設板 50 布設具 60 連結紐 70 型抜き開口 80 金型 F 下地床面 W 床壁 X 配線・配管材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 E04F 15/18 H02G 3/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を構成する天板と、天板を支持する
    脚部とを有し、前記天板下に配線・配管材を収納する収
    納空間を形成する床ブロックであって、 前記 収納空間に沿って該空間内に配線・配管材を布設す
    る布設具を案内する案内路を前記天板裏面に備えてな
    天板には 前記案内路を構成する側壁及び底壁を形成すべ
    く、これらの上方に位置する箇所に上方開口を断続的に
    設けて案内路を一体に形成してなることを特徴とする
    線・配管用床ブロック
  2. 【請求項2】 線・配管材を収納する収納空間の上方
    に配置される板材であって、 前記 収納空間に沿って該空間内に配線・配管材を布設す
    る布設具を案内する案内路を裏面に備えてなり、 前記案内路を構成する側壁及び底壁を形成すべく、これ
    らの上方に位置する箇所に上方開口を断続的に設けて
    内路を一体に形成してなることを特徴とする配線・配管
    用床を構成する板材
JP34790792A 1992-12-28 1992-12-28 配線・配管用床ブロック及び配線・配管用床を構成する板材 Expired - Lifetime JP3326485B2 (ja)

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