JPH06222815A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH06222815A
JPH06222815A JP5010654A JP1065493A JPH06222815A JP H06222815 A JPH06222815 A JP H06222815A JP 5010654 A JP5010654 A JP 5010654A JP 1065493 A JP1065493 A JP 1065493A JP H06222815 A JPH06222815 A JP H06222815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
rom
user
password
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5010654A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Fujikawa
英彦 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5010654A priority Critical patent/JPH06222815A/ja
Publication of JPH06222815A publication Critical patent/JPH06222815A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラム開発に関する諸権利を二次ユーザー
が侵害するのを防止したプログラマブルコントローラを
提供するにある。 【構成】ROM3は一次ユーザーにより予めユーザープ
ログラムが格納されるとともに、パスワードが登録され
る。MPU1はイニシャライズ時に、二次ユーザーによ
り入力されたパスワードと上記ROM3に登録されてい
るパスワードとの比較を行って一致時にのみ上記ROM
3に格納されているプログラムデータを上記プログラム
用のRAM5のプログラムエリアに転送させ、一致しな
い時には転送させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクトリーオートメ
ーションを始めとする様々な自動制御に用いるプログラ
マブルコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラマブルコントローラは、
ユーザープログラムを格納したROMが用いられる場
合、イニシャライズ時に、ROMに格納されているプロ
グラムデータをプログラマブルコントローラ内のプログ
ラム用のRAMのプログラムエリアに転送して、実行す
るようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例のように
ユーザープログラムを格納したROMを用いて運転を行
うプログラマブルコントローラは、実際に機器として使
用するエンドユーザーやエンドユーザーとの間に介在す
る代理店であるような二次ユーザーに、ユーザープログ
ラムを開発する一次ユーザーがハードウェアとROM化
させたプログラムとを組み合わせて付加価値のついた機
器システムとして納入するようになっている。
【0004】ROM化されているユーザープログラムは
別のROMに簡単に焼増することができ、この焼増しし
たROMを別のハードウェアに載せることにより、一次
ユーザーが納入した機器システムと同じシステムを構成
することができるため、二次ユーザー側は同じ機器シス
テムが複数必要な場合でも2台目以降は、付加価値のな
いハードウェアのみを購入して、焼増してあるROMを
用いることが多々ある。
【0005】つまり、一次ユーザーのプログラム開発に
より発生する著作権等の権利を侵すという問題があっ
た。本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところはをプログラム開発に関する諸権
利を二次ユーザーが侵害するのを防止したプログラマブ
ルコントローラを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザープロ
グラムを格納したROMのプログラムデータを、イニシ
ャライズ時に、プログラム用のRAMのエリアに転送し
て実行するプログラマブルコントローラにおいて、予め
上記ROMにパスワードを登録し、イニシャライズ時
に、ユーザーにより入力されたパスワードと上記ROM
に登録されているパスワードの比較を行って一致時にの
み上記ROMに格納されているプログラムデータを上記
プログラム用のRAMに転送する手段を備えたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、プログラムのデータとともに
ROMに格納したパスワードと同じパスワードが入力さ
れなければ、ROMからプログラムデータをプログラム
用のRAMのエリアに転送させることができず、そのた
め不法にROM内容を複写して焼増したROMを使用し
てもプログラム実行ができず、結果二次ユーザーによる
プログラム開発に関する諸権利の侵害を防ぐことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の構成図を示しており、
図示するプログラブルコントローラは、中枢を為すMP
U1と、システムプログラムを書き込んだROM2と、
ユーザープログラムが格納されているROM3と、デー
タ等を格納するシステムのワークエリアを確保するRA
M4と、ユーザープログラムの実行の際、実際のプログ
ラムエリアを確保するRAM5とからなる。尚RAM
4、5は同一のRAMで構成して、夫々のエリアを確保
するようにしても良い。
【0009】而して、一次ユーザーにおいて、パスワー
ド登録のコマンドにより、予め決められたエリアにパス
ワードを書き込み、ROM化する際にはそのパスワード
をプログラムデータと同様にROM3内に格納する処理
を行っておく。而して二次ユーザーがプログラマブルコ
ントローラを使用する際にはROM3をシステムに接続
し、イニシャライズを行なった後、プログラム実行を行
なうのである。つまりイシャライズ時にMPU1はRA
M運転かROM運転かを判断して、ROM運転の場合、
二次ユーザーが入力したハードウェア内部のRAM4に
格納されたパスワードとROM3内に登録されているパ
スワードとを比較し、一致しない場合はRAM5へのR
OM3内のデータの転送ルーチン部分をパスすることに
より、ROM3内のプログラムデータを読み出さないよ
うにするとともにエラー処理を行う。一方パスワードの
一致があれば、ROM3内のプログラムデータをRAM
3の所定のプログラムエリアに転送し、演算実行を行
う。
【0010】このように本発明プログラマブルコントロ
ーラでは、ユーザープログラムを開発する一次ユーザー
が実際に使用する二次ユーザーと異なる場合、ROM化
したユーザープログラムに対する諸権利の保護を図るた
めにユーザープログラムとともにパスワードを所定のエ
リアに予め登録し、不法な焼増し等を防ぐのである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、予めプログラムとともにパス
ワードを登録したROMを用い、イニシャライズ時に、
ユーザーにより入力されたパスワードと上記ROMに登
録されているパスワードの比較を行って一致時にのみ上
記ROMに格納されているプログラムデータを上記プロ
グラム用のRAMに転送する手段を備えているので、R
OMに登録したパスワードと同じパスワードが入力され
なければ、ROMからプログラムデータをプログラム用
のRAMのエリアに転送させることができず、そのため
不法にROM内容を複写して焼増したROMを使用して
もプログラム実行ができず、結果二次ユーザーによるプ
ログラム開発に関する諸権利の侵害を防ぐことができ、
しかも上記の処理はソフトウェアのみので可能であるた
めハードウェアのコストが上がらないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】同上の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 MPU 2 ROM 3 ROM 4 RAM 5 RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザープログラムを格納したROMのプ
    ログラムデータを、イニシャライズ時に、プログラム用
    のRAMのエリアに転送して実行するプログラマブルコ
    ントローラにおいて、予め上記ROMにパスワードを登
    録し、イニシャライズ時に、ユーザーにより入力された
    パスワードと上記ROMに登録されているパスワードの
    比較を行って一致時にのみ上記ROMに格納されている
    プログラムデータを上記プログラム用のRAMに転送す
    る手段を備えたことを特徴とするプログラマブルコント
    ローラ。
JP5010654A 1993-01-26 1993-01-26 プログラマブルコントローラ Withdrawn JPH06222815A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5010654A JPH06222815A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プログラマブルコントローラ

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JP5010654A JPH06222815A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プログラマブルコントローラ

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Publication Number Publication Date
JPH06222815A true JPH06222815A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11756216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5010654A Withdrawn JPH06222815A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 プログラマブルコントローラ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031758A1 (fr) * 1994-05-17 1995-11-23 Fanuc Ltd Systeme d'edition de programme sequentiel
JP2011113198A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Koyo Electronics Ind Co Ltd パスワードによるプログラム保護方法
CN102763046A (zh) * 2010-02-12 2012-10-31 三菱电机株式会社 可编程控制器以及程序设计装置

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Effective date: 20000404