JPH086899A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JPH086899A
JPH086899A JP6135812A JP13581294A JPH086899A JP H086899 A JPH086899 A JP H086899A JP 6135812 A JP6135812 A JP 6135812A JP 13581294 A JP13581294 A JP 13581294A JP H086899 A JPH086899 A JP H086899A
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JP
Japan
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security level
monitoring
program
security
monitoring control
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JP6135812A
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English (en)
Inventor
Yuji Kurihara
有二 栗原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、他の計算機又は監視ステーション
のもつプログラムに対してセキュリティ機能を付加した
ことにより、信頼性の向上を図る。 【構成】 複数のセキュリティレベルとこれら各セキュ
リティレベルに対応する前記監視制御用アプリケーショ
ンプログラムによる監視及び制御に関する可否情報とが
記憶される可否情報記憶手段(12)と、各セキュリテ
ィレベルのうちのあるセキュリティレベルが設定される
セキュリティレベル設定手段(15)と、監視制御用ア
プリケーションプログラムの実行指令が入力されたと
き、セキュリティレベル設定手段に設定されたセキュリ
ティレベルに対応して可否情報記憶手段内の該当する各
可否情報を読出し、この可否情報に基づいて監視制御用
アプリケーションプログラムの動作環境を設定する動作
環境設定手段(16)とを備えた監視制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種産業用プラントの
監視に使用されるクライアント・サーバ型のネットワー
ク機能を有する監視制御装置に係わり、特に他の計算機
又は監視ステーションのもつプログラムに対してセキュ
リティ機能を付加したことにより、管理性を向上し得る
監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークステーション並びにパー
ソナルコンピュータでは、プログラムを起動する際に、
ユーザ名及びパスワードを入力した後にログオンする方
式のセキュリティ機能が広く用いられている。この種の
セキュリティ機能は関係者以外のアクセスを阻止するこ
とにより、情報を非正規の開示から保護している。
【0003】一方、監視制御装置では、情報を非正規の
開示から保護するという性質がないためにこのようなセ
キュリティ機能は使用されない。すなわち、この種の監
視制御装置では、不特定の操作者により、計算機並びに
ワークステーション内の市販のアプリケーションプログ
ラムを起動し、このアプリケーションプログラムによる
監視制御状態をCRTに表示及び操作可能となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな監視制御装置では、不特定の操作者により監視制御
状態をCRTに表示及び操作可能となっているので、非
正規の操作をされることにより、監視制御対象に不測の
事態を発生させる可能性がある。
【0005】また、この問題を解決する観点からCRT
の表示及び操作を制限するセキュリティ機能を設けると
しても、正規の操作者による操作と、非正規の操作者に
よる操作とを区別し、且つ非正規の操作者における正規
な操作と非正規な操作とを区別する必要があるので、こ
の種のセキュリティ機能の実現は困難である。
【0006】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、他の計算機又は監視ステーションのもつプログラム
に対してセキュリティ機能を付加したことにより、信頼
性を向上し得る監視制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、全ての入出力
端末に対して表示の可否及び操作の可否を示すセキュリ
ティ情報を設定し、正規な操作と非正規な操作とを区別
することにより、信頼性を向上し得る監視制御装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、監視制御用アプリケーションプログラムを有する計
算機にLANを介して接続され、前記監視制御用アプリ
ケーションプログラムを実行可能な監視制御装置におい
て、複数のセキュリティレベルとこれら各セキュリティ
レベルに対応する前記監視制御用アプリケーションプロ
グラムによる監視及び制御に関する可否情報とが記憶さ
れる可否情報記憶手段と、前記各セキュリティレベルの
うちのあるセキュリティレベルが設定されるセキュリテ
ィレベル設定手段と、前記監視制御用アプリケーション
プログラムの実行指令が入力されたとき、前記セキュリ
ティレベル設定手段に設定されたセキュリティレベルに
対応して前記可否情報記憶手段内の該当する各可否情報
を読出し、この可否情報に基づいて前記監視制御用アプ
リケーションプログラムの動作環境を設定する動作環境
設定手段とを備えた監視制御装置である。
【0009】また、請求項2に対応する発明は、監視制
御用プログラムを有する監視ステーションにLANを介
して接続され、複数の入出力用端末のうちの任意の入出
力用端末から前記監視制御用プログラムを実行可能な監
視制御装置において、前記各入出力用端末の各認識情報
とこれら各認識情報に対応する前記監視制御用プログラ
ムによる監視及び制御に関する夫々の可否情報を示す各
許容セキュリティレベルとが記憶される端末別レベル記
憶手段と、前記監視制御用プログラムによる監視及び制
御に関する夫々の可否情報を示す複数の要求セキュリテ
ィレベルのうちのある要求セキュリティレベルが設定さ
れる要求セキュリティレベル設定手段と、前記監視制御
用プログラムの実行指令が入出力用端末から入力された
とき、この入出力用端末に対応する許容セキュリティレ
ベルを前記端末別モード記憶手段から読出すと共に、こ
の許容セキュリティレベルと前記要求セキュリティレベ
ル設定手段に設定された要求セキュリティレベルとを比
較し、この比較の結果、いずれか高い方のセキュリティ
レベルに対応する各可否情報に基づいて、前記監視制御
用プログラムの動作環境を設定する端末別動作環境設定
手段とを備えた監視制御装置である。
【0010】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、複数のセキュリティレベル
とこれら各セキュリティレベルに対応する監視制御用ア
プリケーションプログラムによる監視及び制御に関する
可否情報とが記憶される可否情報記憶手段と、各セキュ
リティレベルのうちのあるセキュリティレベルが設定さ
れるセキュリティレベル設定手段とを設け、動作環境設
定手段が、監視制御用アプリケーションプログラムの実
行指令が入力されたとき、セキュリティレベル設定手段
に設定されたセキュリティレベルに対応して可否情報記
憶手段内の該当する各可否情報を読出し、この可否情報
に基づいて監視制御用アプリケーションプログラムの動
作環境を設定するので、他の計算機又は監視ステーショ
ンのもつプログラムに対してセキュリティ機能を付加し
たことにより、信頼性を向上させることができる。
【0011】また、請求項2に対応する発明は、各入出
力用端末の各認識情報とこれら各認識情報に対応する監
視制御用プログラムによる監視及び制御に関する夫々の
可否情報を示す各許容セキュリティレベルとが記憶され
る端末別レベル記憶手段と、監視制御用プログラムによ
る監視及び制御に関する夫々の可否情報を示す複数の要
求セキュリティレベルのうちのある要求セキュリティレ
ベルが設定される要求セキュリティレベル設定手段とを
設け、端末別動作環境設定手段が、監視制御用プログラ
ムの実行指令が入出力用端末から入力されたとき、この
入出力用端末に対応する許容セキュリティレベルを端末
別モード記憶手段から読出すと共に、この許容セキュリ
ティレベルと要求セキュリティレベル設定手段に設定さ
れた要求セキュリティレベルとを比較し、この比較の結
果、いずれか高い方のセキュリティレベルに対応する各
可否情報に基づいて、監視制御用プログラムの動作環境
を設定するので、全ての入出力端末に対して表示の可否
及び操作の可否を示すセキュリティ情報を設定し、正規
な操作と非正規な操作とを区別することにより、一層信
頼性を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る監視制御装
置を備えた監視システムの構成図であり、図2はこの監
視制御装置本体の構成を示す機能ブロック図である。こ
の監視システムは、監視制御装置本体としての監視ステ
ーション1AがLAN2を介して監視ステーション1B
及び計算機3に接続されている。監視ステーション1A
は、要求セキュリティレベルを入力するためのセキュリ
ティキー41 ,42 並びに複数のファンクションキー
(以下、FNキーという)51 ,52 を有する第1及び
第2の操作卓61 ,62 と、第1及び第2のCRT7
1 ,72 とが夫々接続されている。また、監視ステーシ
ョン1Bは、セキュリティキー43 並びに複数のFNキ
ー53 を有する第3の操作卓63 及び第3のCRT73
が接続されている。また、監視ステーション1Aは監視
制御用のプログラム8Aを有し、監視ステーション1B
は監視制御用のプログラム8Bを有している。計算機3
は監視制御用のアプリケーションプログラム9を有して
いる。なお、操作卓61 〜63及びCRT71 〜73
3組の入出力用端末を構成している。また、監視ステー
ション1A,1Bは、プログラム8A,8Bの内容、操
作卓6並びにCRT7の数の他は、ほぼ同一構成である
ので、ここでは監視ステーション1Aを例に上げて説明
する。
【0013】ここで、監視ステーション1Aは、図2に
示すように、プログラム8A、プログラム登録テーブル
11、可否情報記憶手段としてのアプリケーション用テ
ーブル12、端末別レベル設定手段としての監視ステー
ション用テーブル13、プログラム指定部14、セキュ
リティレベル設定手段としてのキー状態入力部15及び
モード対応実行部16を備えている。
【0014】プログラム登録テーブル11は、FNキー
1 毎にプログラム名情報及びこのプログラム名情報に
対応するアドレス情報が登録されたものである。アプリ
ケーション用テーブル12は、計算機3内のアプリケー
ションプログラム8を保護するため、セキュリティキー
1 ,52 のキー状態に対応する要求セキュリティレベ
ル毎にアプリケーションプログラム9の動作環境情報
(可否情報)が設定されたものである。なお、このキー
状態は“0”、“1”及び“2”のうちのいずれかを取
り、数字の大きさに比例して高いセキュリティレベルを
示している。例えば、キー状態“0”は要求セキュリテ
ィレベル“0”であり、アプリケーションプログラム9
のCRT71 ,72 への表示可能(監視可能)及び操作
可能(制御可能)を示している。また、キー状態“1”
は要求セキュリティレベル“1”であり、アプリケーシ
ョンプログラム9のCRT71 ,72 への表示可能及び
操作不可を示している。さらに、キー状態“2”は要求
セキュリティレベル“2”であり、アプリケーションプ
ログラム9のCRT71 ,72 への表示不可及び操作不
可を示している。ここでは、動作環境情報は、キー状態
“0”に対応してアプリケーションプログラム9の読出
し可能及び書込み可能が設定されると共に、キー状態
“1”に対応して該プログラム9の読出し可能及び書込
み不可が設定され、且つキー状態“2”に対応して読出
し不可及び書込み不可が設定されている。
【0015】監視ステーション用テーブル13は、監視
ステーション1B内のプログラム8Bを各CRT71
2 又は各操作卓61 ,62 毎に個別に保護するため、
各CRT71 ,72 の識別情報及び各プログラム8A,
8Bのプログラム名情報の組に対応して許容セキュリテ
ィレベルが設定されたものである。なお、この許容セキ
ュリティレベルの数字に対応する内容は、前述した要求
セキュリティレベルと同様となっている。
【0016】プログラム指定部14は、FNキー51
2 の操作に対応してFNキー51,52 からプログラ
ム実行指令としての入力信号を受けると、この入力信号
に対応するプログラム名情報及びアドレス情報をプログ
ラム登録テーブル11から読み出してモード対応実行部
16に与える機能をもち、且つ該FNキーの属するCR
T71 ,72 の識別情報をモード対応実行部16に与え
る機能をもっている。
【0017】キー状態入力部15はセキュリティキー4
1 ,42 のキー状態(角度)に対応して要求セキュリテ
ィレベルが設定されるものであり、設定された要求セキ
ュリティレベルをモード対応実行部16に与える機能を
もっている。
【0018】モード対応実行部16は、プログラム指定
部14から受けたプログラム名情報及びCRT71 ,7
2 の識別情報に従って、監視ステーション用テーブル1
3から許容セキュリティレベルを読出すと共に、この許
容セキュリティレベルとキー状態入力部15から与えら
れた要求セキュリティレベルとを比較し、この比較の結
果、いずれか高い方のセキュリティレベルに基づいて、
プログラム指定部14から受けたアドレス情報により指
定されるプログラムを実行する機能をもっている。
【0019】また、モード対応実行部16は、プログラ
ム指定部14から受けたプログラム名情報がアプリケー
ションプログラム9を示すとき、キー状態入力部15か
ら与えられた要求セキュリティレベルに従って、アプリ
ケーション用テーブル12から動作環境情報を読出すと
共に、この動作環境情報に基づいて、プログラム指定部
14から受けたアドレス情報により指定されるアプリケ
ーションプログラム9を実行する機能をもっている。
【0020】次に、以上のように構成された監視制御装
置の動作を図3及び図4のフローチャートを参照しなが
ら説明する。なお、始めに監視ステーション1Aから計
算機3内のアプリケーションプログラム9を実行する場
合を図3を用いて述べると共に、続いて監視制御装置本
体としての監視ステーション1Aから他の監視ステーシ
ョン1B内のプログラム8Bを実行する場合を図4を用
いて説明する。
【0021】いま、プログラム指定部14は、操作者に
よるFNキー51 の操作により、プログラム登録テーブ
ル11から該FNキー51 に対応するプログラム名情報
及びアドレス情報を読出し(ST1)、これらプログラ
ム名情報、アドレス情報及び該FNキー51 の操作卓6
1 と同じ組のCRT71 の識別情報をモード対応実行部
16に与える。
【0022】モード対応実行部16は、このプログラム
名情報が監視ステーション1B内のプログラム8Bに該
当するか否かを判定し(ST2)、この判定結果が監視
ステーション1B内のプログラム8Bを示すとき、アド
レス情報に基づいて該プログラム8Bを起動させるが
(ST3)、ステップST2の判定結果が監視ステーシ
ョン1B内のプログラム8Bに該当せずに計算機3内の
アプリケーションプログラム9を示すとき、キー状態入
力部15から与えられた要求セキュリティレベルに従っ
て(ST4)、アプリケーション用テーブル12から動
作環境情報を読出すと共に、この動作環境情報を計算機
3内に設定し(ST5:動作環境設定手段)、該設定さ
れた動作環境情報に基づいてアプリケーションプログラ
ム9を起動する(ST6)。
【0023】これにより、監視ステーション1Aの操作
卓61 上のセキュリティキー41 のキー状態に対応して
市販のアプリケーションプログラム起動時に動作環境を
決定することができる。
【0024】次に、監視ステーション1Aから監視ステ
ーション1B内のプログラム8Bを実行する場合を図4
を用いて説明する。いま、監視ステーション1Aにおい
ては、操作者の第1の操作卓61 におけるFNキー51
の操作により、プログラム8Bが指定されると、前述し
たステップST1乃至ステップST3と同様に、監視ス
テーション1B内のプログラム8Bが起動される。
【0025】続いて、モード対応実行部16は、プログ
ラム指定部14から受けたプログラム名情報及びCRT
1 の識別情報に従って、監視ステーション用テーブル
13から許容セキュリティレベル“1”を読出すと共に
(ST11)、キー状態入力部15から要求セキュリテ
ィレベルが与えられると(ST12)、これら許容セキ
ュリティレベルと要求セキュリティレベルとを比較し
(ST13)、この比較の結果、いずれか高い方のセキ
ュリティレベルに基づいて、プログラム指定部14から
受けたアドレス情報により指定されるプログラムを実行
する。
【0026】例えば、ステップST11において、モー
ド対応実行部16は、監視ステーション1Aの第1のC
RT71 及びプログラム名情報“プログラム8B”から
許容セキュリティレベルが“1”であることを読み出
す。ここで、セキュリティキーがキー状態“0”である
とき、モード対応実行部16は、高い方のセキュリティ
レベルである許容セキュリティレベル“1”を選択し、
プログラム8BをCRT71 に表示可能で操作不可であ
るセキュリティ“1”に該当するように動作環境情報を
設定して実行する(ST14:端末別動作環境設定手
段)。
【0027】以下、モード対応実行部16はこのプログ
ラム8Bが終了したか否かを判定し(ST15)、終了
しないときはステップST12に戻り、終了したときは
セキュリティ処理を終了する。
【0028】なお、モード対応実行部16は、ステップ
ST13の比較の結果、許容セキュリティレベルと要求
セキュリティレベルの両方とも“0”であるとき、プロ
グラム8BをCRT71 に表示可能で操作可能であるセ
キュリティレベル“0”として実行し(ST16)、ス
テップST13の比較の結果、許容セキュリティレベル
と要求セキュリティレベルの少なくとも一方が“2”で
あるとき、プログラム8BをCRT71 に表示不可で操
作不可であるセキュリティレベル“2”として実行する
(ST17)。
【0029】これにより、監視ステーションがもつ機能
をCRT単位にセキュリティ管理することができる。上
述したように本実施例によれば、モード対応実行部16
が、アプリケーションプログラム9の実行指令が入力さ
れたとき、キー状態入力部15から与えられたセキュリ
ティレベルに対応してアプリケーション用テーブル12
の該当する各動作環境情報を読出し、この動作環境情報
に基づいてアプリケーションプログラム9の動作環境を
設定するので、他の計算機又は監視ステーションのもつ
プログラムに対してセキュリティ機能を付加したことに
より、信頼性を向上させることができる。
【0030】また、本実施例によれば、モード対応実行
部16が、プログラム8Bの実行指令が入出力用端末の
操作卓61 から入力されたとき、この操作卓61 と組の
CRT71 に対応する許容セキュリティレベルを監視ス
テーション用テーブル13から読出すと共に、この許容
セキュリティレベルとキー状態入力部15に設定された
要求セキュリティレベルとを比較し、この比較の結果、
いずれか高い方のセキュリティレベルに対応する各動作
環境情報に基づいて、プログラム8Bの動作環境を設定
するので、全ての入出力端末に対して表示の可否及び操
作の可否を示すセキュリティレベル情報を設定し、正規
な操作と非正規な操作とを区別することにより、一層信
頼性を向上させることができる。
【0031】なお、上記実施例では、監視ステーション
用テーブル13において、個々の入出力用端末を区別す
るために各CRT71 〜73 の識別情報を使用した場合
について説明したが、これに限らず、操作卓61 〜63
の識別情報又は端末自体の識別情報を使用した構成とし
ても、本発明を同様に実施して同様の効果を得ることが
できる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複数のセキュリティレベルとこれら各セキュリテ
ィレベルに対応する監視制御用アプリケーションプログ
ラムによる監視及び制御に関する可否情報とが記憶され
る可否情報記憶手段と、各セキュリティレベルのうちの
あるセキュリティレベルが設定されるセキュリティレベ
ル設定手段とを設け、動作環境設定手段が、監視制御用
アプリケーションプログラムの実行指令が入力されたと
き、セキュリティレベル設定手段に設定されたセキュリ
ティレベルに対応して可否情報記憶手段内の該当する各
可否情報を読出し、この可否情報に基づいて監視制御用
アプリケーションプログラムの動作環境を設定するの
で、他の計算機又は監視ステーションのもつプログラム
に対してセキュリティ機能を付加したことにより、信頼
性を向上できる監視制御装置を提供できる。
【0033】また、請求項2に対応する発明は、各入出
力用端末の各認識情報とこれら各認識情報に対応する監
視制御用プログラムによる監視及び制御に関する夫々の
可否情報を示す各許容セキュリティレベルとが記憶され
る端末別レベル記憶手段と、監視制御用プログラムによ
る監視及び制御に関する夫々の可否情報を示す複数の要
求セキュリティレベルのうちのある要求セキュリティレ
ベルが設定される要求セキュリティレベル設定手段とを
設け、端末別動作環境設定手段が、監視制御用プログラ
ムの実行指令が入出力用端末から入力されたとき、この
入出力用端末に対応する許容セキュリティレベルを端末
別モード記憶手段から読出すと共に、この許容セキュリ
ティレベルと要求セキュリティレベル設定手段に設定さ
れた要求セキュリティレベルとを比較し、この比較の結
果、いずれか高い方のセキュリティレベルに対応する各
可否情報に基づいて、監視制御用プログラムの動作環境
を設定するので、全ての入出力端末に対して表示の可否
及び操作の可否を示すセキュリティ情報を設定し、正規
な操作と非正規な操作とを区別することにより、一層信
頼性を向上できる監視制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る監視制御装置を備えた
監視システムの構成図
【図2】同実施例における監視制御装置本体の構成を示
す機能ブロック図
【図3】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【図4】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【符号の説明】 1A,1B…監視ステーション、2…LAN、3…計算
機、41 〜43 …セキュリティキー、51 〜53 …FN
キー、61 〜63 …操作卓、71 〜73 …CRT、8
A,8B…プログラム、9…アプリケーションプログラ
ム、11…プログラム登録テーブル、12…アプリケー
ション用テーブル、13…監視ステーション用テーブ
ル、14…プログラム指定部、15…キー状態入力部、
16…モード対応実行部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御用アプリケーションプログラム
    を有する計算機にLANを介して接続され、前記監視制
    御用アプリケーションプログラムを実行可能な監視制御
    装置において、 複数のセキュリティレベルとこれら各セキュリティレベ
    ルに対応する前記監視制御用アプリケーションプログラ
    ムによる監視及び制御に関する可否情報とが記憶される
    可否情報記憶手段と、 前記各セキュリティレベルのうちのあるセキュリティレ
    ベルが設定されるセキュリティレベル設定手段と、 前記監視制御用アプリケーションプログラムの実行指令
    が入力されたとき、前記セキュリティレベル設定手段に
    設定されたセキュリティレベルに対応して前記可否情報
    記憶手段内の該当する各可否情報を読出し、この可否情
    報に基づいて前記監視制御用アプリケーションプログラ
    ムの動作環境を設定する動作環境設定手段とを備えたこ
    とを特徴とする監視制御装置。
  2. 【請求項2】 監視制御用プログラムを有する監視ステ
    ーションにLANを介して接続され、複数の入出力用端
    末のうちの任意の入出力用端末から前記監視制御用プロ
    グラムを実行可能な監視制御装置において、 前記各入出力用端末の各認識情報とこれら各認識情報に
    対応する前記監視制御用プログラムによる監視及び制御
    に関する夫々の可否情報を示す各許容セキュリティレベ
    ルとが記憶される端末別レベル記憶手段と、 前記監視制御用プログラムによる監視及び制御に関する
    夫々の可否情報を示す複数の要求セキュリティレベルの
    うちのある要求セキュリティレベルが設定される要求セ
    キュリティレベル設定手段と、 前記監視制御用プログラムの実行指令が入出力用端末か
    ら入力されたとき、この入出力用端末に対応する許容セ
    キュリティレベルを前記端末別モード記憶手段から読出
    すと共に、この許容セキュリティレベルと前記要求セキ
    ュリティレベル設定手段に設定された要求セキュリティ
    レベルとを比較し、この比較の結果、いずれか高い方の
    セキュリティレベルに対応する各可否情報に基づいて、
    前記監視制御用プログラムの動作環境を設定する端末別
    動作環境設定手段とを備えたことを特徴とする監視制御
    装置。
JP6135812A 1994-06-17 1994-06-17 監視制御装置 Pending JPH086899A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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