JPH06222155A - レールの継目検出装置 - Google Patents
レールの継目検出装置Info
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- JPH06222155A JPH06222155A JP2987693A JP2987693A JPH06222155A JP H06222155 A JPH06222155 A JP H06222155A JP 2987693 A JP2987693 A JP 2987693A JP 2987693 A JP2987693 A JP 2987693A JP H06222155 A JPH06222155 A JP H06222155A
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Abstract
継目を無接触で精度良く検出する装置の提供。 【構成】 この継目検出装置は、車両2の下部に設けら
れた装置本体3と、装置本体3に設けられた駆動手段4
と、駆動手段4により車両の幅方向に駆動される検出部
5と、検出部5に固定された無接触式のレールの頂縁検
出手段13および無接触式のレールの継目板検出手段1
4とを備え、さらに頂縁検出手段13が常にレールの頂
縁の検出位置から外れないように、頂縁検出手段13の
検出信号を受けて前記駆動手段4を制御する制御手段3
0が設けられている。
Description
る車両からレールの継目を無接触で精度良く検出する装
置に関する。
により高低や曲がりを生ずるので、定期的に整正する必
要があり、このために専用に保線用の車両が使用されて
いる。この車両はレールの検査装置、こう上装置、ダン
ピング装置等が備えられ、それら装置により走行しなが
らレールの検査をすると共に、レールの必要箇所を整正
できるようになっている。
うと、レール端部や継目板に過大な負荷が加わってそれ
らを損傷するので、整正作業はレールの継目部分を避け
て行う必要がある。そのため保線用の車両には通常レー
ルの継目検出装置が設けられ、車両がレールの継目に達
したときその検出信号によりレールの整正作業が中断さ
れるようになっている。従来、レール継目検出装置とし
て実公昭62−17740号公報の装置が知られてい
る。この装置はコイルバネにより付勢された検出軸を走
行中の車両からレールに押し当て、レールの継目により
該検出軸が旋回することを利用してリミットスイッチを
駆動するようになっている。
がレールに自動的に追従するので、レールの継目を検出
することが可能であるが、機械的な検出方式を採用して
いるため耐久性の点で不利であった。特に検出軸が常に
レールに接触して擦られるので、その寿命が短いという
問題があった。そこで本発明は、このような従来のレー
ル継目検出装置における問題を解決した無接触式の装置
の提供を課題とするものである。
は、レール上を走行する車両からレールの継目を無接触
で検出する装置である。この装置は車両の下部に設けら
れた装置本体と、その装置本体に設けられた駆動手段
と、駆動手段により車両の幅方向に駆動される検出部と
を有する。それと共に、その検出部に固定されたレール
の頂縁を無接触で検出する頂縁検出手段およびレールの
継目接続金具を無接触で検出する継目板検出手段とを備
えている。そしてさらに、頂縁検出手段が常にレールの
頂縁の検出位置から外れないように、頂縁検出手段の検
出信号を受けて前記駆動手段を制御する制御手段を設け
たことを特徴とするものである。
段により無接触で検出されたレールの頂縁の検出信号が
制御手段に入力され、該制御手段は頂縁検出手段がレー
ルの頂縁の検出位置から外れないように常に前記駆動手
段を制御する。そして該駆動手段により車両の幅方向の
位置を調整される検出部には、前記頂縁検出手段と共に
継目板検出手段が固定されているので、継目板検出手段
もレールに自動的に追従する。従って、無接触且つ高い
精度で継目を検出することができる。
置の実施例を説明する。図1は本発明の継目検出装置の
一例を示す正面図であり、図2はその側面図である。継
目検出装置1は車両2の下部に設けられた装置本体3
と、その装置本体3に設けられた駆動手段4と、その駆
動手段4により車両2の幅方向に駆動される検出部5を
有している。装置本体3は下方が拡大されたL形のプレ
ート6と、そのプレート6の上部に結合された取付フレ
ーム7により構成されている。該取付フレーム7の上部
は車両2の取付部(図示せず)に上下方向にスライド自
在に取り付けられており、それによってレールからの検
出部5の高さ調整が可能とされている。
ラケット37に例えば直流電源により駆動されるサーボ
モータ8が設けられ、その出力軸にネジシャフト9が結
合されている。そして、ボールネジを内部に有するスラ
イダ34がそのネジシャフト9に螺合されている。この
スライダ34はガイド38に案内されて、ネジシャフト
9の軸方向に進退する。スライダ34の一側面には連結
部35を介して検出部5が突出されている。なおネジシ
ャフト9は、ブラケット37に設けられている一対の軸
受12に軸支されている。検出部5は下方が開口された
ケース状に形成され、その中にレールの頂縁を無接触で
検出する頂縁検出手段13およびレールの継目の接続金
具である継目板を無接触で検出する継目板検出手段14
がそれぞれ所定位置に固定されている。
隔で並列して固定された第1検出器15と第2検出器1
6により構成され、これらは例えばレーザ式やホトダイ
オード式の光学センサーのような検出器を使用すること
ができる。このような検出器は例えば光発信器と光受信
器を組み合わせて構成され、その到達距離の適宜なもの
が選ばれる。それにより、検出すべき物体までの距離を
設定することができる。図1に示す例では、第1検出器
15と第2検出器16はいずれも垂直方向を検出方向と
し、且つレール17の頂面18の高さに検出位置を設定
してある。そして頂面18が検出器の直下に位置すると
きのみ、その出力がオンになるようにされている。(な
お、図1のレール17は車両走行方向の左側のレールを
示している。)
3を挟んでその両側に一対設けられており、頂縁検出手
段13と同様な光学センサーのような検出器を使用する
ことができる。図2の如くレールの継目19は、継目板
20とそれをレール17の境界部に取り付けるボルト2
1およびナット22からなり、継目板検出手段14はそ
の検出方向が図1の如く傾斜され、継目板20の上面を
検出対象とするように調整されている。この例では一対
の継目板検出手段14により、レール17端部を挟む両
側の継目板20を個別に検出し、いずれかの継目板検出
手段14により継目板20の検出が行われたときに、継
目の検出がなされたこととするものであるが、継目板検
出手段14は必ずしも一対設ける必要はなく、片方のみ
としてもよい。
継目を検出したときにオン信号、それ以外はオフ信号が
出され、図示しない車両の整正装置の停止手段、および
必要により警報手段へその信号が出力される。図3は、
駆動手段4を制御する制御手段30の一例を示すブロッ
ク図である。制御手段30は、前記頂縁検出手段13の
第1検出器15と第2検出器16の出力信号が入力され
る判別回路31と、該判別回路31の出力が入力される
モータ駆動部32と、該モータ駆動部32を起動する起
動スイッチ33により構成されている。そしてモータ駆
動部32により前記サーボモータ8が正回転または逆回
転駆動される。図4は図3における第1検出器15と第
2検出器16の出力信号の状態と、制御手段30により
駆動されるサーボモータ8による検出部5の移動形態の
関係を示すものである。
おける起動スイッチ33をオンにして制御手段30のモ
ータ駆動部32を作動させる。頂縁検出手段13の第1
検出器15と第2検出器16の出力信号が変化したと
き、判別回路31はその変化を判別してその変化の形態
により、図4に示す如く検出部5が駆動されるようにサ
ーボモータ8の駆動回路であるモータ駆動部32に信号
を出す。図4において、第1検出器15と第2検出器1
6の出力信号が共にオフ(O)の場合、すなわち頂縁検
出手段13の検出位置がレールの頂縁より外側(図1の
左方)にある場合は、検出部5をレールの内側(図1の
右方)へ駆動するようにサーボモータ8は回転される。
第2検出器16の出力信号がオン(1)の場合、すなわ
ち頂縁検出手段13の位置がレールの頂縁(図1の状
態)にある場合は、検出部5が移動しないようにサーボ
モータ8の回転は停止される。さらに第1検出器15と
第2検出器16の出力信号が共にオン(1)の場合、す
なわち頂縁検出手段13の検出位置がレールの頂縁より
内側(図1の右方)にある場合は、検出部5をレールの
外側(図1の左方)へ駆動するようにサーボモータ8は
回転される。このような頂縁検出手段13と制御手段3
0の動作により、検出部5は車両の走行中において常に
レールに追従することになる。
に追従した位置に調整されるので、それに固定された継
目板検出手段14も常にレールに追従した位置に設定さ
れる。そのため正確なレールの継目の検出をすることが
できる。上記の例においては、レールの頂縁検出手段と
して第1検出器15と第2検出器16を組み合わせもの
を使用しているが、これに限らず他の方法として、例え
ば、レールの頂縁の円弧部分を斜め方向から検出する単
一の検出手段(光センサー方式の無接触検出器)を使用
することもできる。
装置は、レールの頂縁を無接触で検出する頂縁検出手段
およびレールの継目を無接触で検出する継目板検出手段
を固定した検出部を備え、車両の走行中にレールの頂縁
を頂縁検出手段により検出して検出部をそれに追従させ
ることにより、継目板検出手段の検出位置を常にレール
に追従させることができる。従って無接触検出方式にも
係わらず、高い精度でレールの継目検出ができる。
面図。
ロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 レール17上を走行する車両2からレー
ル17の継目19を検出する装置において、 車両2の下部に設けられた装置本体3と、 前記装置本体3に設けられた駆動手段4と、 前記駆動手段4により車両2の幅方向に駆動される検出
部5と、 前記検出部5に固定されたレールの頂縁を無接触で検出
する頂縁検出手段13およびレールの継目接続金具を無
接触で検出する継目板検出手段14と、を備え、さらに
前記頂縁検出手段13が常にレール17の頂縁の検出位
置から外れないように、前記頂縁検出手段13の検出信
号を受けて前記駆動手段4を制御する制御手段30が設
けられていることを特徴とするレールの継目検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2987693A JPH087266B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | レールの継目検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2987693A JPH087266B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | レールの継目検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222155A true JPH06222155A (ja) | 1994-08-12 |
JPH087266B2 JPH087266B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=12288184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2987693A Expired - Lifetime JPH087266B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | レールの継目検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087266B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106052601A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-10-26 | 成都唐源电气股份有限公司 | 一种基于机器视觉的钢轨波磨检测装置 |
CN109353371A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-02-19 | 湖大海捷(湖南)工程技术研究有限公司 | 一种全自动钢轨非接触式轮廓检测装置 |
CN110040154A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-07-23 | 南京铁道职业技术学院 | 一种轨道表面损伤检测装置 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP2987693A patent/JPH087266B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106052601A (zh) * | 2016-07-20 | 2016-10-26 | 成都唐源电气股份有限公司 | 一种基于机器视觉的钢轨波磨检测装置 |
CN109353371A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-02-19 | 湖大海捷(湖南)工程技术研究有限公司 | 一种全自动钢轨非接触式轮廓检测装置 |
CN109353371B (zh) * | 2018-12-12 | 2023-11-10 | 湖南高创海捷工程技术有限公司 | 一种全自动钢轨非接触式轮廓检测装置 |
CN110040154A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-07-23 | 南京铁道职业技术学院 | 一种轨道表面损伤检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH087266B2 (ja) | 1996-01-29 |
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