JPH0622187A - 光学フィルタ切り換え装置 - Google Patents

光学フィルタ切り換え装置

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JPH0622187A
JPH0622187A JP4175149A JP17514992A JPH0622187A JP H0622187 A JPH0622187 A JP H0622187A JP 4175149 A JP4175149 A JP 4175149A JP 17514992 A JP17514992 A JP 17514992A JP H0622187 A JPH0622187 A JP H0622187A
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JP
Japan
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gear
drive
turret
filter
drive source
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Application number
JP4175149A
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English (en)
Inventor
Shinji Takemoto
新治 竹本
Shigehiro Kanayama
茂弘 金山
Tomomi Iguchi
知美 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0622187A publication Critical patent/JPH0622187A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動操作時に円滑な回転感触を得ると共に、
電動操作時における駆動機構の破損発生を防止する。 【構成】 手動機構42にはプランジャボール51が嵌
合可能な凹部46aを有するクリックギア46およびこ
のクリックギア46に回転力を付与するための操作子4
4が設けられ、電動機構43には嵌合を解除するような
駆動力を付与するソレノイド52およびNDターレット
12に連結して回転力を付与する駆動モータ32が設け
られている。このため、手動操作時にNDターレット1
2と駆動モータ32を遮断すると共に、プランジャボー
ル51が凹部46aに嵌合することになり、電動操作時
にNDターレット12と駆動モータ32が連結すると共
に、プランジャボール51と凹部46aの嵌合を解除す
ることになるから、手動操作時および電動操作時におけ
る負荷を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば放送局用ビデオ
カメラに使用して好適な光学フィルタ切り換え装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学フィルタ切り換え装
置は例えば実開昭60−177570号公報に開示され
ている。
【0003】これは、入射光に光学的処理を施す複数の
光学フィルタを有するフィルタターレットと、このフィ
ルタターレットを回転させることにより前記各光学フィ
ルタを選択的に撮像素子の光入射面の前方に位置付ける
2つの駆動機構とを備え、これら両駆動機構のうち一方
の駆動機構にはフィルタターレットに回転力を付与する
ためのクリック機構付き手動用操作子が設けられ、他方
の駆動機構にはフィルタターレットに回転力を付与する
駆動モータが設けられているものである。
【0004】このように構成された光学フィルタ切り換
え装置においては、手動操作時にクリック機構付き手動
用操作子の回転によってフィルタターレットに回転力を
付与することができ、電動操作時に駆動モータの駆動に
よってフィルタターレットに回転力を付与することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光学
フィルタ切り換え装置においては、手動用操作子と駆動
モータが常時連結する構造であるため、手動操作時にフ
ィルタターレットのみならず駆動モータが負荷となり、
手動操作時の回転トルクが増大して円滑な回転感触を得
ることができないという問題があった。また、手動用操
作子と駆動モータが常時連結することは、電動操作時に
クリック機構が駆動モータの負荷となり、駆動モータの
動作トルクが増大して駆動機構を破損する虞れがあっ
た。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、手動操作時に円滑な回転感触を得ることができ
ると共に、電動操作時における駆動機構の破損発生を防
止することができる光学フィルタ切り換え装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学フィル
タ切り換え装置は、入射光に光学的処理を施す複数の光
学フィルタを有するフィルタターレットを回転させるこ
とにより各光学フィルタを選択的に撮像素子の光入射面
の前方に位置付ける2つの駆動機構を備え、これら両駆
動機構のうち一方の駆動機構にはスプリングによってプ
ランジャボールが押圧嵌合可能なボール位置決め用の凹
部を有するクリックギアおよびこのクリックギアに回転
力を付与するための手動用操作子が設けられ、他方の駆
動機構にはプランジャボールに凹部に対する押圧嵌合を
解除するような駆動力を付与する第1駆動源およびこの
第1駆動源によってフィルタターレットに伝達機構を介
して連結し回転力を付与する第2駆動源が設けられてい
るものである。
【0008】
【作用】本発明においては、手動操作時にフィルタター
レットと第2駆動源を遮断すると共に、スプリングによ
ってプランジャボールがクリックギアの凹部に押圧嵌合
することになり、一方電動操作時に第1駆動源によって
フィルタターレットと第2駆動源が伝達機構を介して連
結すると共に、プランジャボールとクリックギアの凹部
の嵌合を解除することになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0010】図1(A)および(B)は本発明に係る光
学フィルタ切り換え装置を示す背面図と側面図、図2お
よび図3は同じく本発明における光学フィルタ切り換え
装置を示す平面図と斜視図、図4は本発明における光学
フィルタ切り換え装置の伝達機構の連結構造を示す下面
図、図5は本発明における光学フィルタ切り換え装置の
フィルタの一実施例を示す正面図、図6は本発明におけ
る光学フィルタ切り換え装置の歯車機構を示す側面図、
図7は本発明における光学フィルタ切り換え装置の駆動
源と歯車の連結構造を示す断面図、図8はビデオカメラ
の光学系を示す概略図である。
【0011】同図において、符号1で示すものはビデオ
カメラ用の筐体で、前端部に撮影レンズ2を有するレン
ズ筒3が装着されており、内部にはターレット回転保持
用の基台4が設けられている。
【0012】5は前記撮影レンズ2の撮影による光学像
を赤色,緑色および青色の三原色の成分光に分解する色
分解プリズムで、前記基台4の後方に設けられ、かつ前
記筐体1内に収納されている。
【0013】6〜8は各色の成分光を受光するCCD撮
像素子で、前記色分解プリズム5に固定されている。
【0014】9は入射光の色温度を可変する複数のフィ
ルタ9a〜9dを有するカラーコンバージョンフィルタ
ターレット(以下、「CCターレット」と称する。)
で、前記基台4に回転自在に支承され、かつ前記レンズ
筒3の後方にオプティカルローパスフィルタ10を介し
て設けられている。このCCターレット9の後方端面中
央部には、手動による駆動力を受ける従動ギア11が固
着されている。
【0015】なお、このCCターレット9の外周縁に
は、前記基台4上の回転子4Aを係合可能な半円形状の
凹部9Aが設けられている。そして、このCCターレッ
ト9のクリックモーションによって、前記各フィルタ9
a〜9dが前記CCD撮像素子6〜8に対して位置決め
される。
【0016】12は入射光量を可変する複数のフィルタ
(図示せず)を有するニュートラルデンシィティチェン
ジターレット(以下、「NDターレット」と称する。)
で、前記CCターレット9と前記色分解プリズム5との
間に設けられ、かつ前記基台4に回転自在に支承されて
いる。このNDターレット12の後方端面中央部には、
手動による駆動力を受ける従動ギア13が固着されてい
る。
【0017】なお、このNDターレット12の外周縁に
は、前記CCターレット9と同様に前記基台4上の回転
子(図示せず)を係合可能な半円形状の凹部(図示せ
ず)が設けられている。そして、このNDターレット1
2のクリックモーションによって、前記各フィルタ(図
示せず)が前記CCD撮像素子6〜8に対して位置決め
される。
【0018】14はCCターレット回転用の駆動機構
で、手指によって前記CCターレット9を回転操作する
手動機構15および後述する駆動モータによって前記C
Cターレット9を回転操作する電動機構16からなり、
前記基台4の後方上端部に設けられている。
【0019】この駆動機構14の手動機構15は、後述
するNDターレット回転用の出力軸に空転自在に挿通保
持された手動用の操作子17と、この操作子17の片側
端面に固着され前記従動ギア11にCCターレット用の
第1アイドルギア18を介して噛合する駆動ギア19
と、この駆動ギア19に前記第1アイドルギア18およ
び第2アイドルギア20を介して連結された伝達ギア2
1と、この伝達ギア21にCCターレット回転用の出力
軸22を介して連結され前記フィルタ9a〜9dと同数
個のボール位置決め用のU字凹部23aを有するクリッ
クギア23とによって構成されている。
【0020】一方、電動機構16は、前記基台4にブラ
ケット24を介して取り付けられ前後方向に進退するプ
ランジャ25および前記U字凹部23aに押圧嵌合可能
なプランジャボール(図示せず)を前方先端部に有する
第1駆動源としてのソレノイド26と、このソレノイド
26のプランジャ25に連結され2つのリンク27,2
8および伝達ギア29a付きのリンク29を有する伝達
機構としてのリンク機構30と、このリンク機構30の
伝達ギア29aに噛合する駆動ギア31を回転する第2
駆動源としての駆動モータ32とによって構成されてい
る。
【0021】この電動機構16のリンク機構30は、ソ
レノイド26への通電によってプランジャ24が後方に
移動すると、リンク27がピン24aの押圧によって中
心Oの回りに図4に矢印C1で示す方向に揺動すると共
に、リンク28が図1(A)に矢印A1で示す方向に揺
動し、伝達ギア29aが後述するCCターレット用フィ
ルタ位置検出装置の被伝達ギアに噛合してCCターレッ
ト9と駆動モータ32を連結する。また、ソレノイド2
6への通電遮断によってプランジャ25が前方に移動す
ると、リンク27がピン24aの押圧によって中心Oの
回りに図4に矢印C2で示す方向に揺動すると共に、リ
ンク28が図1(A)に矢印A2で示す方向に揺動し、
伝達ギア29aがCCターレット用フィルタ一検出装置
の被伝達ギアから離脱してCCターレット9と駆動モー
タ32の連結を解除する。
【0022】この電動機構16の駆動ギア31は、前記
駆動モータ32の出力軸32aに筒体33を介して空転
自在に設けられ、かつ2つの摩擦板34,35によって
挾圧保持されている。
【0023】これら両摩擦板34,35のうち一方の摩
擦板34は、前記筒体33に一体に設けられ前記駆動ギ
ア31の後方端面に対接する環状の摩擦板によって形成
されている。また、他方の摩擦板35は、前記筒体33
の周囲に設けられ前記駆動ギア31の前方端面に対接す
る環状の摩擦板によって形成されており、スプリングワ
ッシャ36によって前記摩擦板34に押圧付勢されてい
る。
【0024】なお、37は前記出力軸32aの先端部に
螺合され前記筒体33の先端面に当接するナット、38
は前記出力軸32aに前記筒体33を固定するためのセ
ットスクリューである。
【0025】また、39は前記プランジャ25に復帰習
性を付与する圧縮用のコイルスプリングである。
【0026】40は前記クリックギア19に噛合する被
伝達ギア41を有するフィルタ位置検出装置としてのポ
テンショメータで、前記基台4の後方上端部に固定さ
れ、かつ前記ソレノイド26の側方に設けられており、
前記駆動モータ32を回転制御して前記各フィルタ9a
〜9dの位置を検出し得るように構成されている。
【0027】41はNDターレット回転用の駆動機構
で、手指によって前記NDターレット12を回転操作す
る手動機構42および後述する駆動モータによって前記
NDターレット12を回転操作する電動機構43からな
り、前記基台4の後方上端部に設けられている。
【0028】この駆動機構41の手動機構42は、前記
基台4に回転自在に設けられ手動用の操作子44をその
前方先端部に有する出力軸45と、この出力軸45に固
着されボール位置決め用の凹部46aを有するクリック
ギア46と、このクリックギア46の前方に並設され前
記従動ギア13にアイドルギア47を介して噛合する駆
動ギア48とにによって構成されている。
【0029】一方、電動機構43は、前記基台4にブラ
ケット49を介して取り付けられ前後方向に進退するプ
ランジャ50および前記凹部46aに押圧嵌合可能なプ
ランジャボール51を前方先端部に有する第1駆動源と
してのソレノイド52と、このソレノイド52のプラン
ジャ50に連結され2つのリンク53,54および伝達
ギア55a付きのリンク55を有する伝達機構としての
リンク機構56と、このリンク機構56の伝達ギア55
aに噛合する前記駆動ギア31を回転する前記駆動モー
タ32とによって構成されている。
【0030】この電動機構43のリンク機構56は、ソ
レノイド52への通電によってプランジャ50が後方に
移動すると、リンク53がピン(図示せず)の押圧によ
って揺動すると共に、リンク54が図1(A)に矢印B
1で示す方向に揺動し、伝達ギア55aが後述するND
ターレット用フィルタ位置検出装置の被伝達ギアに噛合
してNDターレット12と駆動モータ32を連結する。
また、ソレノイド52への通電遮断によってプランジャ
50が前方に移動すると、リンク53がピン(図示せ
ず)の押圧によって揺動すると共に、リンク54が図1
(A)に矢印B2で示す方向に揺動し、伝達ギア55a
が被伝達ギアから離脱して駆動モータ32とNDターレ
ット12の連結を解除する。
【0031】57は前記クリックギア46に噛合する被
伝達ギア58を有するフィルタ位置検出装置としてのポ
テンショメータで、前記基台4の後方上端部に固定さ
れ、かつ前記ソレノイド52の側方に設けられており、
前記駆動モータ32を回転制御して前記各フィルタ(図
示せず)の位置を検出し得るように構成されている。
【0032】また、59は前記プランジャ50に復帰習
性を付与する圧縮用のコイルスプリングである。
【0033】このように構成された光学フィルタ切り換
え装置においては、手動操作時に駆動モータ32とCC
タターレット9および駆動モータ32とNDターレット
12を遮断すると共に、コイルスプリング39,59の
弾撥力によってプランジャボール51(CCターレット
側プランジャボールは図示せず)がクリックギア23,
46の凹部23a,46aに押圧嵌合することになる。
【0034】一方、電動操作時にソレノイド26,52
によってCCターレット9と駆動モータ32およびND
ターレット12と駆動モータ32がリンク機構30,5
6を介して連結すると共に、プランジャボール(図示せ
ず)とクリックギア23の凹部23aおよびプランジャ
ボール50とクリックギア46の凹部46aの嵌合を解
除することになる。
【0035】このとき、各ソレノイド26,52に通電
すると、プランジャ24,50がコイルスプリング3
9,59の弾撥力に抗して後方に移動するため、リンク
27,53が揺動すると共に、リンク28,54が矢印
1,B1で示す方向に揺動し、伝達ギア29a,55a
が被伝達ギア41,58に噛合してCCターレット9と
駆動モータ32およびNDターレット12と駆動モータ
32を連結する。
【0036】また、ソレノイド26,52への通電を遮
断すると、プランジャ24,50がコイルスプリング3
9,59の弾撥力によって前方に移動するため、リンク
27,53が揺動すると共に、リンク28,54が矢印
2,B2で示す方向に揺動し、伝達ギア29a,55a
が被伝達ギア41,58から離脱してCCターレット9
と駆動モータ32およびNDターレット12と駆動モー
タ32の連結を解除する。
【0037】したがって、本実施例においては、手動操
作時に駆動モータ32が負荷にならないから、手動操作
時の負荷を低減することができる。
【0038】また、本実施例においては、電動操作時に
クリック機構(クリックギアとプランジャボール)が負
荷にならないから、駆動モータ32の動作トルクを低減
することができる。
【0039】さらに、本実施例においては、単一の駆動
モータ32によってCCターレット9とNDターレット
12を回転させるものであるから、コストの低廉化を図
ることができる。
【0040】この他、本実施例(本発明の別の発明)に
おいては、駆動モータ32の出力軸32aにスリップ機
構を介して駆動ギア31を装着したから、電動操作時に
操作子17,44に伝達トルクTrが摩擦力Fより上回
る(Tr<F)ような回転力を付与した場合に駆動ギア
31が出力軸32a上を空転することになる。
【0041】なお、本実施例においては、ビデオカメラ
に適用する例を示したが、本発明はこれに限定適用され
ず、他の光学機器にも実施例と同様に適用できることは
勿論である。
【0042】この他、本発明においては、前述した実施
例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて
各種の有効な変形,変更が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
射光に光学的処理を施す複数の光学フィルタを有するフ
ィルタターレットを回転させることにより各光学フィル
タを選択的に撮像素子の光入射面の前方に位置付ける2
つの駆動機構を備え、これら両駆動機構のうち一方の駆
動機構にはスプリングによってプランジャボールが押圧
嵌合可能なボール位置決め用の凹部を有するクリックギ
アおよびこのクリックギアに回転力を付与するための手
動用操作子が設けられ、他方の駆動機構にはプランジャ
ボールに凹部に対する押圧嵌合を解除するような駆動力
を付与する第1駆動源およびこの第1駆動源によってフ
ィルタターレットに伝達機構を介して連結し回転力を付
与する第2駆動源が設けられているので、手動操作時に
フィルタターレットと第2駆動源を遮断すると共に、ス
プリングによってプランジャボールがクリックギアの凹
部に押圧嵌合することになり、一方電動操作時に第1駆
動源によってフィルタターレットと第2駆動源が伝達機
構を介して連結すると共に、プランジャボールとクリッ
クギアの凹部の嵌合を解除することになる。
【0044】したがって、手動操作時に駆動モータが負
荷にならないから、手動操作時の負荷を低減することが
でき、手動操作時に円滑な回転感触を得ることができ
る。
【0045】また、電動操作時にはクリック機構が負荷
にならないから、駆動モータの動作トルクを低減するこ
とができ、電動操作時における駆動機構の破損発生を防
止することができる。
【0046】さらに、本発明の別の発明においては、第
2駆動源によって回転する出力軸に伝達ギアに噛合する
駆動ギアを空転自在に設けると共に、この駆動ギアを挾
圧保持する2つの摩擦板を設け、これら両摩擦板のうち
一方の摩擦板は他方の摩擦板に押圧付勢されているの
で、電動操作時に手動用の操作子に伝達トルクが摩擦板
と駆動ギアとの間に発生する摩擦力より上回るような回
転力を付与した場合に駆動ギアが出力軸上を空転するこ
とになり、駆動モータとフィルタターレットとの間の連
結機構を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明に係る光学フィル
タ切り換え装置を示す背面図と側面図。
【図2】同じく本発明における光学フィルタ切り換え装
置を示す平面図。
【図3】本発明における光学フィルタ切り換え装置を示
す斜視図。
【図4】本発明における光学フィルタ切り換え装置の伝
達機構の連結構造を示す下面図。
【図5】本発明における光学フィルタ切り換え装置のフ
ィルタの一実施例を示す正面図。
【図6】本発明における光学フィルタ切り換え装置の歯
車機構を示す側面図。
【図7】本発明における光学フィルタ切り換え装置の駆
動源と歯車の連結構造を示す断面図。
【図8】ビデオカメラの光学系を示す概略図。
【符号の説明】
9…カラーコンバージョンフィルタターレット(CCタ
ーレット) 12…ニュートラルデンシティチェンジターレット(N
Dターレット) 14…駆動機構 15…手動機構 16…電動機構 17…操作子 19…クリックギア 19a…凹部 25…プランジャボール 26…ソレノイド 30…リンク機構 32…駆動モータ 39…コイルスプリング 41…駆動機構 42…手動機構 43…電動機構 44…操作子 46…クリックギア 46a…凹部 51…プランジャボール 52…ソレノイド 56…リンク機構 59…コイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 知美 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光に光学的処理を施す複数の光学フ
    ィルタを有するフィルタターレットと、このフィルタタ
    ーレットを回転させることにより前記各光学フィルタを
    選択的に撮像素子の光入射面の前方に位置付ける2つの
    駆動機構とを備え、これら両駆動機構のうち一方の駆動
    機構にはスプリングによってプランジャボールが押圧嵌
    合可能なボール位置決め用の凹部を有するクリックギア
    およびこのクリックギアに回転力を付与するための手動
    用操作子が設けられ、他方の駆動機構には前記プランジ
    ャボールに前記凹部に対する押圧嵌合を解除するような
    駆動力を付与する第1駆動源およびこの第1駆動源によ
    って前記フィルタターレットに伝達機構を介して連結し
    回転力を付与する第2駆動源が設けられていることを特
    徴とする光学フィルタ切り換え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、伝達機構を、第2駆
    動源によって回転する伝達ギアを有する伝達機構によっ
    て構成し、この伝達機構の近傍に第1駆動源によって伝
    達ギアが噛合する被伝達ギアを有するフィルタ位置検出
    装置を設け、このフィルタ位置検出装置の被伝達ギアに
    はクリックギアが常時噛合されていることを特徴とする
    光学フィルタ切り換え装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、第2駆動源によって
    回転する出力軸に伝達ギアに噛合する駆動ギアを空転自
    在に設けると共に、この空転ギアを挾圧保持する2つの
    摩擦板を設け、これら両摩擦板のうち一方の摩擦板は他
    方の摩擦板に押圧付勢されていることを特徴とする光学
    フィルタ切り換え装置。
JP4175149A 1992-07-02 1992-07-02 光学フィルタ切り換え装置 Pending JPH0622187A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451805C (zh) * 2006-02-22 2009-01-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 摄影系统中的锥齿轮传动调光机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451805C (zh) * 2006-02-22 2009-01-14 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 摄影系统中的锥齿轮传动调光机构

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