JPH0622179U - 自転車用警告灯装置 - Google Patents

自転車用警告灯装置

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JPH0622179U
JPH0622179U JP6179491U JP6179491U JPH0622179U JP H0622179 U JPH0622179 U JP H0622179U JP 6179491 U JP6179491 U JP 6179491U JP 6179491 U JP6179491 U JP 6179491U JP H0622179 U JPH0622179 U JP H0622179U
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light emitting
bicycle
emitting diode
wheel
solar cell
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JP6179491U
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English (en)
Inventor
忠雄 山岸
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忠雄 山岸
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発光ダイオードを太陽電池の発生電力で点灯
させ、回路を車輪の回転による遠心力を利用して自動的
に閉成するスイッチ機構を備えた自転車用警告灯装置を
提供する。 【構成】 自転車の車輪のスポーク18に着脱自在に固
着し得るように構成した透明な小型ケース内に、2個の
発光ダイオード10、11、太陽電池7、該太陽電池の
発生電力を蓄電するリチューム電池8、スイッチ機構及
びそれらを接続する回路素子をそれぞれ配設し、前記発
光ダイオードは、その光軸が前記車輪の左右両側方へ指
向されるようにそれぞれ配設し、前記スイッチ機構は、
前記車輪の回転による遠心力の作用によって前記発光ダ
イオードの回路を自動的に閉成する。 【効果】 特に自転車の側方からの車両の衝突事故の予
防に有効であり、また、構造が簡単で安価に提供でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、交通安全の確保を目的として、自転車に取付けて使用する自転車用 警告灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車用警告灯装置としては、乾電池を電源とし、車体の左右両側にそれぞれ 配設されたフラッシュランプを、ハンドルに設けたスイッチで選択的に操作して 点滅させるようにしたものが知られている。
【0003】 また、発光ダイオードを光源とし、乾電池を電源とし、手動式スイッチ装置を 備え、それらを小型ケースに組み込んで構成した警告灯装置であって、自転車の 車輪に取り付けて使用するようにした自転車用警告灯装置も既に知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
自転車用警告灯装置は、自動車用のものと異なり、構造が簡単で、操作ないし 動作が容易で、しかも安価であることが普及の条件となるが、前記した一番目の ものは、自動車用フラッシュランプ装置に準拠した構造を有するため、前記の如 き普及条件を十分に充たすことができなかった。
【0005】 また、前記した発光ダイオードを光源とし、乾電池を電源としたものは、構造 が比較的簡単でしかも比較的安価に提供出来るという利点は認められるが、先ず 第1に、車輪に取付けるため、使用できる乾電池はどうしても寿命の短い小型乾 電池に限定されざるを得ず、したがって、消耗による交換が頻繁となり、煩わし いばかりか、使用済み乾電池の増加は、その廃棄量の増加を意味し、その処理が 不適切な場合には、公害発生の原因ともなるといった不都合ないし欠点があるし 、また第2に、発光ダイオードの点灯、消灯にあたっては、その都度、スイッチ を手でオン・オフ操作する必要があり、煩わしいばかりでなく、つけ忘れたり、 消し忘れたりすることがあって、使用上も不便で不都合な点があった。
【0006】 本考案は、上記の如き欠点ないし不都合を解消すべくなされたものであって、 上記の如き普及条件にマッチし、優秀な警告機能を発揮することのできる自転車 用警告灯装置を提供することをその主たる目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案に係る自転車用警告灯装置は、自転車の車 輪のスポークに着脱自在に固着し得るように構成した透明な小型ケース内に、2 個の発光ダイオード、太陽電池、該太陽電池の発生電力を蓄電するリチューム電 池、スイッチ機構及びそれらを接続する回路素子をそれぞれ配設し、前記発光ダ イオードは、その光軸が前記車輪の左右両側方へ指向されるようにそれぞれ配設 し、前記スイッチ機構は、前記車輪の回転による遠心力の作用によって前記発光 ダイオードの回路を自動的に閉成するように構成したことを特徴とするものであ る。
【0008】
【作 用】
自転車に乗り、ペダルを踏んで車輪を回転させると、その回転による遠心力の 作用によってスイッチ機構が作動し、2個の発光ダイオードの回路を自動的に閉 成する。そして、この回路の閉成により、両発光ダイオードは点灯し、自転車の 左右両側方へ向けてそれぞれ光を放射する。
【0009】
【実 施 例】
図面は本考案の一実施例を示したもので、1は円形をした扁平な小型ケースで あり、この小型ケース1は、透明性ないし可視光線透過性の良好な合成樹脂材、 例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂等で作られた浅い箱状の半截体1A、 1Bからなっており、これら半截体1A、1Bはその開口部において互いに着脱 自在に嵌着されている。2及び3は、表面を弓状に膨出させて他の部分より肉厚 を大ならしめて形成した凸状レンズ部分である。4は前記ケース1の内側に固定 した、各種部品の収納、取付け用の内ケースであって、その蓋体4Aと共に適当 な合成樹脂で作られ、一側に開口部5を有し、小型ケース1の半截体1A内の中 央領域に面する部位には、凹所6が形成されている。7は、この凹所6と該半截 体1A内面とによって形成される容室に嵌装された薄い太陽電池である。8は前 記太陽電池7の発生電圧を蓄電するリチューム電池、9は太陽電池7への入射光 の強弱によって昼夜を識別して電力供給を制御することのできる昼夜識別切替え 電子回路を備えたプリント基板である。10、11は、発光ダイオードであって 、該発光ダイオード10、11は、その光軸が互いに反対の方向に向けられ、か つ前記凸状レンズ部分2、3をその内側からそれぞれ貫通するように配設されて いる。
【0010】 12は、前記内ケース4と共に所要の空所13を形成する合成樹脂製の枠体で あって、開口部5とは反対側の内ケース4の内奥部に固定されており、該空所1 3内には、所要の重さを有する質量体としての剛球14が転動自在に収容配置さ れている。15は回路素子を介して電源の入力端子に接続された固定接片で、内 ケース4に固定されている。16は、前記固定接片15と対向させ、所要の間隔 を置き、かつ、前記剛球14が収容されている空所13内に臨ませて配設した弾 性スイッチ片であって、該弾性スイッチ片16の基端部は内ケース4に固定され 、かつ電源に接続された発光ダイオード10、11に回路素子を介して接続され ている。そして、前記剛球14が転動し、弾性スイッチ片16を所要の力で押圧 すると、該弾性スイッチ片16が弾性的に変形し、その接点16aが前記固定接 片15に接触し、電源回路、したがって又、発光ダイオード回路が閉成して、発 光ダイオード10、11を発光させるようになっている。
【0011】 図示の例にあっては、外ケースとしての小型ケース1を形成する一対の半截体 1A、1Bの各周壁17の開口周縁部17aには、V字状に拡開する2本の車輪 スポーク18に係合する4個の切欠部19がそれぞれ形成されており、一方の半 截体1A又は1Bのこれら切欠部19を該車輸スポーク18に車輪の一側からそ れぞれ係合させ、次いで、車輪の他側から他方の半截体1B又は1Aの切欠部1 9を該車輪スポーク18にそれぞれ係合させ、最後に、両半截体1A、1Bをネ ジ20、21で締め付けてやることにより、本考案装置は、2本の車輪スポーク 18にしっかりと固定される。図中、22はネジ挿通孔、23はネジ孔24を有 する取付けボスである。
【0012】 上記実施例において、本考案装置を装着した自転車に乗って、例えば、夜間、 車両が走行する道路を横断する場合、自転車の車輪の回転による遠心力が剛球1 4に作用し、該剛球14はこれにより一方向へ動いて弾性スイッチ片16をその 弾性に抗して押圧し、弾性変形させる。そして、この弾性変形により、弾性スイ ッチ片16は、固定接片15に接触して発光ダイオードの回路を閉成し、2個の 発光ダイオード10、11をそれぞれ点灯させるが、その際、その光は互いに反 対の方向、すなわち、車輪の各側方に向けてそれぞれ放射されるので、その放射 光が近づいて来る車両のドライバーや助手等によって視認され、衝突による交通 事故の発生が回避されることになる。また、例えば、夜間、道路の交差点を左折 しようとする車両があり、自転車がその車両の左側を道路に沿って走行している ような場合には、その自転車は当該車両のドライバー等にとっては視認し難たい ものであるが、その自転車に本考案装置が装着されていれば、自転車の右側方に 向けられた発光ダイオード11が放射光を放つため、その放射光により、その自 転車の存在に容易に気付くことができる。
【0013】 上記実施例においては、スイッチ機構の質量体として、剛球14を示したが、 これは一例に過ぎず、これに代えて他の形状の質量体を用いることができるもの であり、また、質量体の運動方式も転動方式、遊動方式のほか、摺動方式あるい は時計の振り子のように質量体をアームで吊るして揺動させる方式とすることも できる。また、弾性スイッチ片16は、車輪が回転して、その回転による遠心力 の作用が剛球14に働いてその押圧荷重を受けた場合のみ弾性変形してスイッチ を閉成し、車輪の回転が停止し、その遠心力が消失すると復元してスイッチを開 成するよう適度の弾性を付与されているが、その弾性の強さは、弾性スイッチ片 16が車輪の回転速度の増減によって変形・復元を反復するように設定してもよ い。
【0014】 発光ダイオード10、11は、遠距離まで放射光を到達させることができるよ うにするため、光の放射角を小さく設定してある。
【0015】 本考案装置を装着した自転車を通勤や通学用に使用する場合には、昼間、出勤 や登校の途中で太陽電池7に発生する電圧は、リチューム電池8に蓄電されるか ら、電池の消耗の心配がなく、そのまま夕方や夜間の帰宅途中での長時間の使用 が可能となる。
【0016】 本考案装置は、自転車の前輪又は後輪の一方に装着するだけでもよいが、前輪 、後輪の両者にそれぞれ1個づつ装着すると、より一層優秀な警告機能を発揮す ることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る自転車用警告灯装置は、叙上の如く構成されているので、以下に 記載されるような効果を奏する。
【0018】 請求項1の警告灯装置においては、構造が簡単で、安価に提供できるばかりで なく、〔0005〕の項で述べたような欠点ないし不都合な点がなく、しかも自 転車の両側方へ光を放射するので、特に自転車の側方からの車両の衝突事故の発 生を有効に予防することができる。
【0019】 請求項2の警告灯装置においては、各発光ダイオードの光が凸状レンズ部分を 通して放射されるので、その光は強力な光部分を光軸の周囲に伴う拡大された放 射光として放出され、警告機能を高めることができる。
【0020】 請求項3の警告灯装置においては、構造が簡単で、動作が容易で、しかも収容 スペースが少なくて済むコンパクトな自動スイッチ機構が得られ、ケースを小型 化することができると共に、装置それ自体の性能を高めることができる。
【0021】 請求項4の警告灯装置においては、昼夜識別切替え電子回路によって、昼間は 発光ダイオードに対する電力供給が遮断されるので、無駄な電力消費を押さえる ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を自転車の車輪スポークに装
着した状態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1の実施例の車輪スポークへの装着の態様を
示す一部省略分解斜視図である。
【符号の説明】
1 小型ケース 1A、1B 小型ケースの半截体 2、3 凸状レンズ部分 4 内ケース 5 内ケースの蓋体 7 太陽電池 8 リチューム電池 10、11 発光ダイオード 13 空 所 14 質量体 15 固定接片 16 弾性スイッチ片 18 自転車の車輪スポーク 19 切欠部 20、21 ネジ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車輪のスポークに着脱自在に固
    着し得るように構成した透明な小型ケース内に、2個の
    発光ダイオード、太陽電池、該太陽電池の発生電力を蓄
    電するリチューム電池、スイッチ機構及びそれらを接続
    する回路素子をそれぞれ配設し、前記発光ダイオード
    は、その光軸が前記車輪の左右両側方へ指向されるよう
    にそれぞれ配設し、前記スイッチ機構は、前記車輪の回
    転による遠心力の作用によって前記発光ダイオードの回
    路を自動的に閉成するように構成したことを特徴とする
    自転車用警告灯装置。
  2. 【請求項2】 小型ケースには、各発光ダイオードの光
    軸が貫通する部位に、外方に膨出する凸状レンズ部分が
    それぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の自転車用警告灯装置。
  3. 【請求項3】 スイッチ機構が小型ケースに形成した空
    所内に収容配置した可動質量体と、固定接片と、該可動
    質量体の荷重を受けると弾性的に変形し、該固定接片と
    接触してスイッチ回路を閉成するようにした弾性スイッ
    チ片とからなっていることを特徽とする請求項1又は2
    に記載の自転車用警告灯装置。
  4. 【請求項4】 太陽電池への入射光の強弱により昼夜を
    識別して発光ダイオードへの電力供給を制御することの
    できる昼夜識別切替え電子回路を内蔵することを特徴と
    する請求項1、2又は3に記載の自転車用警告灯装置。
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