JPH06221679A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPH06221679A
JPH06221679A JP5008363A JP836393A JPH06221679A JP H06221679 A JPH06221679 A JP H06221679A JP 5008363 A JP5008363 A JP 5008363A JP 836393 A JP836393 A JP 836393A JP H06221679 A JPH06221679 A JP H06221679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower fan
air passage
outer case
warm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5008363A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kuwako
繁 桑子
Tadao Horikoshi
忠夫 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH06221679A publication Critical patent/JPH06221679A/ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 点火時や消火時に発生する未燃ガスを温風暖
房機本体内に閉じ込めることで悪臭を抑えつつ、経済性
に優れた温風暖房機を提供する。 【構成】 外装ケース1と、この外装ケース1の前面に
設けられた温風吹出口3と、外装ケース1の後部に設け
られた空気吸込口2bと、外装ケース1の空気吸込口2
bの近くに設けられた第1の送風ファン4bと、この送
風ファン4bと温風吹出口3とを連通する第1の風路5
bと、この第1の風路5bに設けられた空気加熱用の熱
交換器9と、第1の風路5bの上に設けられた第2の送
風ファン12と、第2の送風ファン12からの空気を温
風吹出口3にそって下向きに吹出す第2の風路13と、
第2の風路13からの空気を第1の風路5bにそって第
1の風路5bの後方に導く第3の風路14と、第2の送
風ファン12を点火時及び/又は消火時に作動させる制
御手段Sとを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は点火時及び消火時のにお
いを低減させる温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温風暖房機としては、特公昭62
−50732に記載されているものが知られている。即
ち、図5について説明すると、1は外装ケース、2aは
外装ケース1の背面に設けられた空気吸込口、3は外装
ケース1の前面に設けられた温風吹出口、4aは外装ケ
ース1の空気吸込口2aの近くに設けられた送風ファ
ン、5aは温風吹出口3と送風ファン4aとを連通する
風路、6はバ−ナ、7は燃焼筒、8は燃焼室、9はバ−
ナ6、燃焼筒7及び燃焼室8により構成された熱交換
器、10は外装ケース1の過熱を防止する遮熱板であ
る。送風ファン4aの作動により、空気吸込口2aから
外装ケース1内に吸込まれた空気は、熱交換器9に接触
して熱交換され温風となる。そして、この温風が温風吹
出口3より吹出されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た温風暖房機では、点火時に未燃ガスが送風ファンによ
って室内に放出され、使用者に悪臭を感じさせていた。
また、消火時には器具の温度を下げるため送風ファンは
一定の時間回り続ける必要があり、この時にもバーナ部
に残った未燃ガスが加熱された器具に触れ、より強い悪
臭となり室内に放出されるという欠点があった。
【0004】また、暖房時に暖められた空気は天井付近
に立ち上り滞るため、室温が均一とならず室内を使用者
が暖かいと感じる温度に暖めるのに、必要以上にエネル
ギを必要とし非常に不経済であるという欠点があった。
【0005】本発明は、上述した事実に鑑みなされたも
のであり、点火時や消火時に悪臭の原因となる未燃ガス
を温風暖房機本体内に閉じ込めることで悪臭を抑えるこ
とを目的とする。
【0006】また、本発明では天井付近に滞った暖気を
拡散し室温の均一化を図ることで、経済性を向上させる
ことを目的とする。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明では、外装ケース
と、この外装ケースの前面に設けられた温風吹出口と、
外装ケースの後部に設けられた空気吸込口と、外装ケー
スの空気吸込口の近くに設けられた第1の送風ファン
と、この送風ファンと温風吹出口とを連通する第1の風
路と、この第1の風路に設けられた空気加熱用の熱交換
器と、第1の風路の上に設けられた第2の送風ファン
と、第2の送風ファンからの空気を温風吹出口にそって
下向きに吹出す第2の風路と、第2の風路からの空気を
第1の風路にそって第1の風路の後方に導く第3の風路
と、第2の送風ファンを点火時及び/又は消火時に作動
させる制御手段とを備えた構成である。
【0008】また、本発明では、外装ケースと、この外
装ケースの前面に設けられた温風吹出口と、外装ケース
の後部に設けられた空気吸込口と、外装ケースの空気吸
込口の近くに設けられた第1の送風ファンと、この送風
ファンと温風吹出口とを連通する風路と、この風路に設
けられた空気加熱用の熱交換器と、風路の上に設けられ
た第2の送風ファンと、外装ケース上部に設けられた空
気吹出口と、第2の送風ファンと空気吹出口とを連通す
るもう一つの風路と、第2の送風ファンを燃焼中に作動
させる制御手段とを備えた構成である。
【0009】
【作用】このように構成すると、バーナの点火時及び/
又は消火時に第2の送風ファンにより温風吹出口の内側
にエアカーテンが形成され、悪臭の原因となる未燃ガス
が温風暖房機本体内に閉じ込られ、悪臭が抑えられる。
【0010】また、請求項2に記載のものでは、第2の
送風ファンにより空気を空気吹出口から室内の上方へと
吐出させ、天井付近に滞った暖気を拡散することがで
き、室温の均一化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基ずいて説
明する。図1及び図2において、1は外装ケース、2b
は外装ケース1の背面に設けられた第1の空気吸込口、
3は外装ケース1前面に設けられた温風吹出口、4bは
第1の空気吸込口2bの近くに設けられた第1の送風フ
ァン、5bは温風吹出口3と第1の送風ファン4bとを
連通する第1の風路、6はバ−ナ、7は燃焼筒、8は燃
焼室、9はバ−ナ6、燃焼筒7及び燃焼室8により構成
された熱交換器、10は外装ケース1の過熱を防止する
遮熱板、11は外装ケース1の背面上部に設けられた第
2の空気吸込口、12は第2の空気吸込口の近くに設け
られた第2の送風ファン、13は第1の風路5bの上に
設けられ、第2の送風ファン12からの空気を温風吹出
口3にそって下向きに吹出す第2の風路、14は第2の
風路13からの空気を熱交換器9にそって第1の風路5
bの後方に導く第3の風路である。また、Sは制御装置
である。
【0012】制御装置Sは温風暖房機の運転開始時にま
ず、第2の送風ファン12を作動させ、温風吹出口の内
側に下向きのエアカーテンを形成した後、点火を行いバ
−ナ6の燃焼を開始させるとともに、第1の送風ファン
4bを作動させる。第2の送風ファン12が作動してい
る間は、同時に第1の送風ファン4bによる送風がエア
カーテンを破らないように第1の送風ファン4bの送風
量を制御する。これにより、外装ケ−ス1内の実線矢印
で示す空気流を形成し、悪臭の原因となる未燃ガスを温
風暖房機本体内に閉じ込め、悪臭を抑えることができ
る。その後、第2の送風ファン12を停止し、第1の送
風ファン4bの作動を継続させると、第1の空気吸込口
2bから外装ケース1内に吸込まれた空気が、熱交換器
9に接触して熱交換され温風となる。そして、この温風
が温風吹出口3より吹出されるものである(破線矢印参
照)。
【0013】温風暖房機の停止時には、消火と同時に第
2の送風ファン12を作動させて点火時と同様に実線矢
印で示すようにエアカーテンを形成し、エアカーテンを
破らないように第1の送風ファン4bの送風量を制御す
る。その後、第1の送風ファン4bを停止させる。第2
の送風ファン12が一定時間作動して温風吹出口3の内
側に下向きのエアカ−テンが形成され、悪臭の原因とな
る高温の未燃ガスを温風暖房機本体外に出さないように
でき、悪臭を抑えることができる。
【0014】また、他の一実施例を図面に基ずいて説明
する。図3及び図4において、15は外装ケース1の上
部に設けられた空気吹出口、16は第2の風路13と連
通する第4の風路であり、第2の風路13と第4の風路
16との間に設けられたダンパ−17を風路切換手段と
し、制御装置Sで駆動されるモータ18を用いてダンパ
ー17を上下方向へ動かし、点火時及び消火時には第2
の送風ファン12と第2の風路13とを連通させること
でエアカーテンを形成して悪臭を抑え、かつ、それ以外
には第2の送風ファン12と第4の風路16とを連通さ
せ、第2の空気吸込口11から吸込まれた空気は第2の
送風ファン12により第4の風路16に送られ、空気吹
出口15よりそのまま天井方向へ吹出される。これによ
り、天井付近に滞った暖気を拡散し室温の均一化を図る
ことで経済性を向上させることができる。
【0015】なお、その他の構成及び動作については、
上述の構成と同一であるため、説明を省略する。
【0016】
【発明の効果】このように構成すると、バーナの点火時
及び消火時に第2の送風ファンによりエアカーテンが形
成され、悪臭の原因となる未燃ガスを温風暖房機本体内
に閉じ込めることで悪臭を抑える効果を奏する。
【0017】また、請求項2に記載のものでは、第2の
送風ファンにより空気を空気吹出口から室内の上方へと
吐出させ、天井付近に滞った暖気を拡散することがで
き、室温の均一化が図れる。
【0018】なお、上述した実施例のように、第2の風
路と第4の風路とを風路切換手段にて切り換えた場合に
は、悪臭を抑えつつ、天井付近に滞った暖気を拡散する
ことができ、室温の均一化を図ることで経済性を向上さ
せる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温風暖房機の概略構造
説明図である。
【図2】同じく実施例を示す温風暖房機のタイムチャー
トである。
【図3】本発明の他の実施例を示す温風暖房機の概略構
造説明図である。
【図4】同じく他の実施例を示す温風暖房機のタイムチ
ャートである。
【図5】従来の温風暖房機の概略構造説明図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 2b 空気吸込口 3 温風吹出口 4b 第1の送風ファン 5b 第1の風路 9 熱交換器 12 第2の送風ファン 13 第2の風路 14 第3の風路 15 空気吹出口 16 第4の風路 S 制御装置(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースと、この外装ケースの前面に
    設けられた温風吹出口と、外装ケースの後部に設けられ
    た空気吸込口と、外装ケースの空気吸込口の近くに設け
    られた第1の送風ファンと、この送風ファンと温風吹出
    口とを連通する第1の風路と、この第1の風路に設けら
    れた空気加熱用の熱交換器と、第1の風路の上に設けら
    れた第2の送風ファンと、第2の送風ファンからの空気
    を温風吹出口にそって下向きに吹出す第2の風路と、第
    2の風路からの空気を第1の風路にそって第1の風路の
    後方に導く第3の風路と、第2の送風ファンを点火時及
    び/又は消火時に作動させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 外装ケースと、この外装ケースの前面に
    設けられた温風吹出口と、外装ケースの後部に設けられ
    た空気吸込口と、外装ケースの空気吸込口の近くに設け
    られた第1の送風ファンと、この送風ファンと温風吹出
    口とを連通する風路と、この風路に設けられた空気加熱
    用の熱交換器と、風路の上に設けられた第2の送風ファ
    ンと、外装ケース上部に設けられた空気吹出口と、第2
    の送風ファンと空気吹出口を連通するもう一つの風路
    と、第2の送風ファンを燃焼中に作動させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする温風暖房機。
JP5008363A 1993-01-21 1993-01-21 温風暖房機 Pending JPH06221679A (ja)

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JP5008363A JPH06221679A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温風暖房機

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JP5008363A JPH06221679A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温風暖房機

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JPH06221679A true JPH06221679A (ja) 1994-08-12

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ID=11691156

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5008363A Pending JPH06221679A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 温風暖房機

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JP (1) JPH06221679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163060A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163060A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温風暖房機

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