JPH0622154A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0622154A
JPH0622154A JP4194739A JP19473992A JPH0622154A JP H0622154 A JPH0622154 A JP H0622154A JP 4194739 A JP4194739 A JP 4194739A JP 19473992 A JP19473992 A JP 19473992A JP H0622154 A JPH0622154 A JP H0622154A
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JP
Japan
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JP4194739A
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Inventor
Tadao Hayashi
忠男 林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物理的な管理ツールを用いずにユーザが利用
でき,且つ,ユーザ毎の使用量の管理を可能にして管理
効率を向上させる。 【構成】 入力された暗証番号に応じた操作状態の表示
が可能及び暗証番号の設定,解除,変更及び暗証番号毎
のカウント上限値が指示可能な指示メニューを表示する
オペレーションパネル303と,複数の暗証番号と該暗
証番号毎のカウント値と上限値とを予め記憶し,入力さ
れた暗証番号と予め記憶されている暗証番号とを照合し
て装置の使用可或いは使用不可を制御するシステムコン
トローラ253とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機やファクシミリ
等の画像形成装置に関し,より詳細には,暗証番号の設
定,解除,変更及び暗証番号毎のカウント上限値の設定
を可能とする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機では,装置における利用管
理の手段としてユーザー毎或いは利用部門毎にキーカー
ドやキーカウンタ等の物理的ツールを設けていた。ま
た,これに代わる手段として装置毎に暗証番号(ユーザ
ID)を設定してユーザーの限定及び管理が行われてお
り,この種の従来技術として,例えば,特公昭63−2
6590号公報に開示されている「画像処理装置」があ
る。この「画像処理装置」は,暗証番号を不揮発性のR
AMに書き込んで設定し,ユーザーによる使用時に記憶
されている暗証番号と同一の暗証番号を入力した場合に
限り装置の使用を可能とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来のキーカードやキーカウンタ及び特
公昭63−26590号公報に開示された「画像処理装
置」の如く暗証番号のみによる手段にあっては,ユーザ
IDやツール毎の管理は,使用可/使用不可及び利用量
(カウント値)に限られており,上限値を設けることが
できなかったため,ユーザー毎或いは利用グループ毎に
利用量を管理できず,管理効率が悪いという問題点があ
った。
【0004】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,物理的な管理ツールを用いずにユーザが利用でき,
且つ,ユーザ毎の使用量の管理を可能にして管理効率を
向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,暗証番号を入力する入力手段と,前記
入力手段により入力された暗証番号に応じた操作状態の
表示,及び暗証番号の設定/解除/変更/暗証番号毎の
カウント上限値を指示可能な指示メニューを表示する操
作表示手段と,複数の暗証番号と該暗証番号毎のカウン
ト上限値とを予め記憶し,入力された暗証番号と予め記
憶されている暗証番号とを照合することにより装置を制
御するシステム制御手段とを具備する画像形成装置を提
供するものである。
【0006】また,前記システム制御手段は,設定済の
暗証番号が解除された場合,前記暗証番号に対応するカ
ウント値及びカウント上限値を破棄することが望まし
い。
【0007】また,前記システム制御手段は,設定済の
暗証番号を変更した場合,前記暗証番号に対応するカウ
ント値及びカウント上限値を変更後の暗証番号のカウン
ト値及びカウント上限値とすることが望ましい。
【0008】また,前記システム制御手段は,カウント
値がカウント上限値に達した場合,画像形成処理を中止
し,カウント値がカウント上限値に達したことを前記操
作表示手段に表示することが望ましい。
【0009】また,暗証番号を入力する入力手段と,前
記入力手段により入力された暗証番号に応じて操作状態
の表示,及び暗証番号の設定/解除/変更/暗証番号毎
のカウント上限値を指示可能な指示メニューを表示する
操作表示手段と,複数の暗証番号と該暗証番号毎のカウ
ント上限値とを予め記憶し,外部装置から画像データ及
び制御データを受信するとき,前記外部装置から入力さ
れた暗証番号と予め記憶されている暗証番号とを照合し
て前記画像データの出力可或いは出力不可を制御するシ
ステム制御手段とを具備する画像形成装置を提供するも
のである。
【0010】また,前記システム制御手段は,前記外部
装置から入力された暗証番号がカウント上限値を伴う暗
証番号と同一の場合は,同一のカウント手段を加算する
ことが望ましい。
【0011】また,前記システム制御手段は,前記外部
装置から入力された暗証番号の設定/解除/変更/暗証
番号毎のカウント上限値は,前記操作表示手段からの入
力によってのみ有効とすることが望ましい。
【0012】また,前記システム制御手段は,カウント
値が前記カウント上限値に達した場合,画像形成処理を
中止し,カウント値がカウント上限値に達したことを前
記操作表示手段に表示すると共に,前記外部装置に対し
てカウント値がカウント上限値に達したこと知らせるこ
とが望ましい。
【0013】
【作用】本発明による画像形成装置は,入力手段から暗
証番号を入力し,システム制御手段は,複数の暗証番号
と該暗証番号毎のカウント値とカウント上限値とを予め
記憶し,入力された暗証番号と予め記憶されている暗証
番号とを照合して装置の使用可或いは使用不可を操作表
示手段に対して操作状態を表示する。また,システム制
御手段は,操作表示手段に暗証番号の設定,解除,変更
及び暗証番号毎のカウント上限値が指示可能な指示メニ
ューを表示して必要な操作が実行できるように制御す
る。
【0014】また,システム制御手段は,外部装置から
画像データ及び制御データを受信するとき,外部装置か
ら入力された暗証番号と予め記憶されている暗証番号と
を照合して画像データの出力可或いは出力不可を操作表
示手段に対して表示する。
【0015】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本発明によるデジタル複写機の平
面を示す説明図である。図において,原稿圧板101は
コンタクトガラス上に載置した原稿に圧力を加え,該コ
ンタクトガラスに原稿を密着させるための板状の部材
で,表面には原稿中のエリア及び座標を指定するための
編集装置(エディタ)102が配置されている。操作部
103,表示部104,及び外部機器キー107は本装
置の動作指定及びユーザーとのマン・マシンインターフ
ェースを実行するための入出力装置である。操作部10
3はキー入力するためのハードキー(図4参照)からな
り,表示部104は操作部上に配置されたLCD(液晶
ディスプレイ)のドットマトリックスによるタッチパネ
ルから構成される表示装置であり,複写機モードにおけ
る設定状態の表示,ユーザーに対する設定の指示(ガイ
ダンス),及び装置の異常状態(ジャム等)の報知を実
行する。
【0016】基準位置105は,エディタ102上の座
標基準を示すマークである。コネクタ106はデジタル
複写機と外部機器を接続するための接続端子であり,画
像読取部により読み取られた画像データを外部機器に送
信したり,外部機器からの画像データを画像出力装置に
送信するための接続ケーブルである。外部機器キー10
7は表示部104の表示内容を複写機表示と外部機器
(アプリケーション)表示で切り換えるための切換キー
である。
【0017】図2は,本発明によるデジタル複写機の概
略構成を示す説明図である。本デジタル複写機は,大き
く分けて,原稿を読み取って画像入力を行うスキャナ部
200と,電子写真プロセスに基づいて画像出力を行う
プリンタ部230とから構成されている。スキャナ部2
00は,コピーモードを入力する操作部103と,原稿
を押さえる原稿圧板101と,該原稿圧板101上部に
位置するエディタ102と,画像先端センサ204と,
外部入力端子106と,画像読取部とから構成されてい
る。また,該画像読取部はキャリッジ201と,原稿を
照明するための蛍光灯202と,原稿からの反射光を読
み取り,電荷量に変換するCCD(電荷結合素子)イメ
ージセンサ203等から構成されている。
【0018】また,プリンタ部230本体は電子写真プ
ロセスの各機能を実行する下記の要素及びユニットから
構成されている。231及び232は所定サイズの記録
紙を収容する給紙カセット,233及び234は給紙カ
セット231,232から記録紙を1枚ずつ転写部方向
へ送り出す給紙ローラ,235は給紙ローラ233或い
は234より送られてきた記録紙を所定のタイミングに
て転写部へ搬送するレジストローラである。また,23
6はレーザビームを偏向走査させるポリゴンミラー,2
37はポリゴンミラー236からのレーザビームを集光
させてfθ補正を行うfθレンズ,238はfθレンズ
237により補正されたレーザビームを感光体ドラム2
39に導くミラー,239は電子写真プロセスにより静
電潜像を形成する感光体ドラム,240は感光体ドラム
239表面を均一にコロナ放電する帯電チャージャ,2
41はトナーを収容して現像プロセスにより現像処理を
実行する現像ユニットである。
【0019】更に,242は記録紙を静電的に吸着及び
搬送して転写処理を行う転写ベルト,243は転写ベル
ト242表面を帯電させる転写ベルト用チャージャ,2
44は感光体ドラム239上に形成されたトナー像を記
録紙上に転写するためトナーと反対の電位を与える転写
チャージャ,245は転写ベルト242上の記録紙を分
離処理する分離チャージャ,246は転写ベルト242
表面の電荷を消去して初期化するベルト除電チャージ
ャ,247は転写処理後における感光体ドラム239面
の残留トナーをクリーニングするクリーニングユニッ
ト,248は内側にヒータを内蔵し,表面を耐熱性及び
離型性材料で構成され所定の温度にて制御された状態で
回転する定着ローラ,249は定着ローラ248と対向
して所定の圧力で付勢された状態で回転する加圧ロー
ラ,250は定着処理後の記録紙が排出される排紙トレ
イである。また,251及び252はシェーディグ補正
やMTF補正等の画像処理及びネガ・ポジ反転や移動等
の画像編集を実行するイメージプロセッサ,253は本
デジタル複写機全体の制御を実行するシステムコントロ
ーラである。
【0020】以上のように構成されたデジタル複写機に
おいて,その基本的な動作について説明する。操作部1
03のスタートキー402(図4参照)を押下すること
によりスキャナ部200の駆動モータ(図示せず)が起
動される。これにより,キャリッジ201が図2の矢印
方向で示される副走査方向へ移動し,2次元的に原稿を
読み取る。このとき,画像先端センサ204によりキャ
リッジ201が画像領域の先端に達したことを検出す
る。原稿を押さえる原稿圧板101上にセットされてい
るエディタ102は領域指定等の編集内容を入力するた
めのものであり,その他の編集内容及び複写処理条件は
操作部103により設定する。また,外部入力端子10
6を介して画像データを入出力する。
【0021】また,システムコントローラ253は操作
部103から入力された編集内容及び画像処理条件に基
づいて所定の演算処理を実行し,その処理データをイメ
ージプロセッサ251及び252に送信する。これらの
処理データはシステムコントローラ253からイメージ
プロセッサ251及び252に送信されるラッチ信号に
より取り込まれ保持される。一方,スキャナ部200で
読み取られた画像データは,システムコントローラ25
3からイメージプロセッサ251及び252に出力され
る場合と,外部装置であるHOST301(図3参照)
に出力される場合がある。スキャナ部200で得られた
画像データは,イメージプロセッサ251及び252に
より画像処理され,画像編集データに基づいて加工され
プリンタ230に送信される。イメージプロセッサ25
1及び252から送信された加工処理後の画像データに
基づきレーザドライバ(図示せず)が制御され,該レー
ザビームを画像データに応じて変調して出力する。出力
されたレーザビームはポリゴンミラー236により偏向
走査され,更に,fθレンズ237によりレーザビーム
を集光してfθ補正された後,ミラー238により光路
を変えられて感光体ドラム239に照射される。一方,
これに先立ち帯電チャージャ240により感光体ドラム
239は均一にその表面が帯電されているため,感光体
ドラム239は電位の分布により画像データに応じた静
電潜像が形成される。次に,感光体ドラム239表面に
形成された静電潜像は現像ユニット241のトナーによ
って顕像化される。
【0022】一方,記録紙は給紙カセット231或いは
232から給紙ローラ233或いは234で給送され,
レジストローラ235に到達して当接されることでスキ
ュー補正がなされる。次に,レジストローラ235はス
キャナ200からの画像先端信号を基準に副走査方向の
移動量に応じたタイミングで起動し,記録紙を挟持しな
がら感光体ドラム239上のトナー像に迎合させる。こ
の記録紙は転写ベルト用チャージャ243により帯電さ
れた転写ベルト242によって静電的に吸着しながら搬
送され,その状態で記録紙上に転写処理が実行される。
このとき転写チャージャ244は感光体ドラム239上
に形成されているトナー像を記録紙上に転写するため,
トナーと反対の極性を印加して転写処理を実行する。転
写処理後の記録紙はベルト分離チャージャ245により
転写ベルト242から電気的に分離され,更に搬送され
て,定着ローラ248と加圧ローラ249のニップに達
し定着処理が実行された後,排紙トレイ250上に排出
される。また,転写処理後の感光体ドラム239は,ク
リーニングユニット247により残留トナーを除去さ
れ,更に残留電荷が消去されて初期化される。また,分
離後の転写ベルト242はベルト除電チャージャ246
により初期化され,1コピーサイクルが終了する。そし
て,次の画像処理の指令があるまで待機状態となる。
【0023】図3は,本発明による画像データの処理例
を示すブロック図である。図における太い矢印は画像デ
ータの流れを表し,細い矢印は命令及び信号のやりとり
を表している。図において,301は画像データを入出
力する外部装置のホストコンピュータ(以下,HOST
という),302はプリンタ・スキャナコントローラ,
303は操作部103,表示部104及び外部機器キー
107を含むオペレーションパネルである。
【0024】次に,以上の構成において,その動作を説
明する。スキャナ部200から読み込まれた画像データ
はイメージプロセッサ251及び252に送信され,編
集処理を施した後にプリンタ部230或いはアプリケー
ションであるプリンタ・スキャナコントローラ302に
送信される。プリンタ・スキャナコントローラ302に
転送された画像データは同期をとってHOST301に
送信される。HOST301では画像データを編集,合
成等のユーザーの好みに応じた処理を実行し,再びプリ
ンタ・スキャナコントローラ302に送信する。
【0025】また,上記において,プリンタ・スキャナ
コントローラ302に送信される画像データは,スキャ
ナ部200から読み込まれたものだけではなくHOST
301により作成したものや保持された画像データファ
イルであってもよい。HOST301からプリンタ・ス
キャナコントローラ302に送信された画像データは,
前記イメージプロセッサ251及び252に送られ必要
な処理を実行された後,プリンタ部230に送られる。
プリンタ部230に送られた画像データは,前述の電子
写真プロセスを経て記録紙上に画像出力される。これら
の画像データの流れや,その方向を制御しているのがシ
ステムコントローラ253である。
【0026】上記システムコントローラ253はスキャ
ナ部200,プリンタ部230,プリンタ・スキャナコ
ントローラ(アプリケーション)302と各々光ファイ
バを通してシリアル通信を行っており,命令,要求,及
びデータのやりとりを実行して制御している。また,シ
ステムコントローラ253はイメージプロセッサ251
及び252とのパラレル信号線を介して画像処理回路に
対してデータを設定している。オペレーションパネル3
03は,ユーザーと直接インターフェースを実行し,ユ
ーザーの要求をデータに変換すると共に,システムコン
トローラ253との間でシリアルデータを送受信してユ
ーザーの要求をシステムコントローラ253に入力す
る。エディタ102は編集装置で,ユーザーの要求をオ
ペレーションパネル303に入力するための補助手段で
あり,オペレーションパネル303との間でシリアル通
信を実行する。
【0027】また,図4は,操作部103における入力
キーの詳細を示すものであり,『0』〜『9』及び
『*』からなるテンキー401,処理開始スイッチであ
るスタートキー402,各処理モードのリセットを指示
する『モードクリア』キー403及び『♯』キー404
の入力キー群から構成されている。
【0028】次に,本発明による暗証番号の入力,設
定,解除,変更及び暗証番号毎のカウント上限値の設定
等について図5〜図15を用いて説明する。また,図5
〜図15は以下の如く,表示部104における各表示画
面を示している。 図5………暗証番号入力モードにおける電源投入時の初
期画面 図6………暗証番号入力後の複写可能状態の画面 図7………暗証番号入力の誤入力を示す画面 図8………暗証番号等の設定を指示するメニュー画面 図9………暗証番号解除時の画面 図10……暗証番号変更時の画面 図11……暗証番号設定時の画面 図12……上限値設定時の画面 図13……カウント値が上限値に達したときの画面 図14……アプリモード時の画面 図15……アプリモード時のカウント値が上限値に達し
たときの画面
【0029】図5は,オペレーションパネル303上の
LCDパネルで構成する表示部104の表示内容を表し
たものであり,暗証番号入力モードにおける電源投入時
の初期画面である。暗証番号は図4に示したキーによっ
て入力する。例えば,暗証番号「1234」を入力する
場合『1』,『2』,『3』,『4』,『#』キーを連
続して押下する。また,暗証番号の設定や変更等の操作
は図8に示すメニュー画面の選択によって実行可能とな
るように,『暗証番号モード』キー801,『暗証番号
設定』キー802,『暗証番号解除』キー803,『暗
証番号変更』キー804,『上限値設定』キー805,
『カウンタ出力』キー806及び『終了』キー807か
ら構成されている。
【0030】上記『#』キー404の入力で暗証番号
「1234」が入力されたことを認識したオペレーショ
ンパネル303は,その旨をシステムコントローラ25
3に送信する。そして,システムコントローラ253
は,予め記憶されている暗証番号と入力された暗証番号
「1234」を照合し,メモリ内に一致する番号がある
場合に,本ユーザーの使用を認める旨をオペレーション
パネル303に送信する。オペレーションパネル303
は,表示を図6に示す画面に切り換えられ,複写可能な
状態となる。このように,本装置のユーザーの限定をI
CカードからなるIDカード等の物理的なツールを必要
とせずに容易に実現でき,且つ,ユーザー毎或いは利用
グループ毎の利用量の管理も容易となる。
【0031】システムコントローラ253に暗証番号
「1234」が記憶されていない場合,オペレーション
パネル303に対して,入力された暗証番号が未設定で
あることが伝えられ,オペレーションパネル303は表
示を図7に示す暗証番号入力の誤入力を知らせる画面に
切り換えられる。
【0032】図6に示したの暗証番号入力後における複
写可能状態の画面を利用してユーザーがスタートキー4
02を押下すると通常の複写動作が実行され,システム
コントローラ253は前記暗証番号に応じたカウンタを
カウントアップする。このとき,システムコントローラ
253は前記暗証番号に対応して記憶している上限値と
カウント値を比較し,一致している場合複写動作を停止
し,カウント値が上限値に達したことをオペレーション
パネル303に送信する。
【0033】次に,オペレーションパネル303は,表
示を図13に示す画面に切り換え,上限値に達したこと
をユーザーに知らせる。ユーザーが使用を終えてから一
定時間使用がないとオペレーションパネル303は表示
を図5に示した画面に切り換え,再び暗証番号入力画面
に設定し,電源入力時と同じ状態になる。また,ユーザ
ーが使用後直に暗証番号入力画面に戻したい場合は図4
に示した『モードクリア』キー403を一定時間以上押
し続けることで表示は図5に示したものに切り換わる。
【0034】また,暗証番号を入力せずに本装置を利用
したい場合は,図4の『*』キー404と『モードクリ
ア』キー403を同時に一定時間押し続けることにより
図8に示したメニュー画面に切り換わる。暗証番号モー
ド時は『暗証番号モード』キー801の表示が黒地の白
抜きであるが,『暗証番号モード』キー801を押下す
ると未設定モードになり『暗証番号モード』キー801
の表示が反転し白地に黒抜きの表示となる。ここで,図
8に示した『終了』キー807を押下すると表示は図6
に示した初期画面となる。このとき,暗証番号を入力し
ないでも本装置を利用でき,ユーザーに制限はない。こ
の状態で複写動作が実行されると暗証番号毎とのカウン
タはカウントされずにトータルカウンタ(従来から設置
されているメカカウンタ)のみがカウントアップする。
【0035】新たに暗証番号を設定したい場合は,図8
に示したメニュー画面に切り換え,『暗証番号設定』キ
ー802を押下する。画面が図11に示す暗証番号設定
画面になったら設定したい暗証番号+『#』キー404
を入力することにより暗証番号が設定される。同時に,
設定された暗証番号に応じたカウンタ及びカウンタの上
限値がシステムコントローラ253内部のメモリ上に設
定され,用意される。このときカウンタは0に,上限値
は最大値にリセットされる。上限値を設定したいとき
は,図8に示す画面で『上限値設定』キー805を押下
する。画面が図12に示す上限値設定画面になった後,
設定したい上限値及びその暗証番号+『#』キー404
を入力すると暗証番号及び上限値がオペレーションパネ
ル303からシステムコントローラ253に送信され,
システムコントローラ253内部のメモリに設定され
る。
【0036】また,暗証番号を解除したい場合にあって
は図8に示した画面で『暗証番号解除』キー803を押
下する。画面が図9に示す暗証番号解除画面になったら
図4に示したテンキー401により解除したい暗証番号
+『#』キー404を入力する。オペレーションパネル
303からシステムコントローラ253に暗証番号及び
解除することが送信されると,システムコントローラ2
53内部のメモリ上の暗証番号の領域から送信された暗
証番号が削除される。この際,暗証番号に対応したカウ
ンタ及びカウンタの上限値も同時に削除される。解除
後,再度,同一の暗証番号が図11に示した暗証番号設
定時の画面を用いて設定されたとき,カウンタ及びカウ
ンタの上限値は新たに暗証番号が設定されたときと同様
にリセットされる。
【0037】設定済みの暗証番号を変更したいときは,
図8に示したメニュー画面で『暗証番号変更』キー80
4を押下し,画面が図10に示す暗証番号変更画面に変
更した後,旧暗証番号及び新暗証番号+『#』キー40
4を入力する。オペレーションパネル303からシステ
ムコントローラ253にそれらの情報が送信されると,
システムコントローラ253内部メモリ上の暗証番号の
領域から旧暗証番号が捜し出され,新暗証番号に変更さ
れる。このとき,旧暗証番号がシステムコントローラ2
53内部のメモリ上に存在しないとき,その旨がオペレ
ーションパネル303に返信され,図7に示すような暗
証番号入力の誤入力の画面となる。システムコントロー
ラ253内部の暗証番号が変更される際,旧暗証番号に
対応したカウンタ及びカウンタの上限値は,解除及びリ
セットされずに旧暗証番号時の値を継続する。
【0038】このように,限定するユーザーの設定,解
除,変更がオペレーションパネル303から容易に実行
することができる。また,暗証番号を解除する場合に,
カウント値及び上限値のリセットを行う必要がなくな
り,更に,リセットを忘れてカウント及び上限値が継続
することを排除できる。また,設定済の暗証番号を変更
した場合,変更前の暗証番号毎のカウント値及び上限値
は変更後の暗証番号のカウント値及び上限値となるた
め,暗証番号のみが変更されカウント値及び上限値を再
入力する必要がなく,それらがリセットされないのでセ
キュリティが守られる。更には,カウント値が上限値に
達した場合,複写動作を中止してカウント値が上限値に
達したことを表示部104に表示するため,ユーザーが
許容量に達したことを容易な方法で知ることができる。
【0039】また,外部装置(HOST301)が本装
置をプリンタとして利用する場合,外部装置からシステ
ムコントローラ253に対してシリアル信号により外部
装置への制御権の移行要求が送信される。このとき,複
写装置が暗証番号モードでなければシステムコントロー
ラ253は本装置の状態に応じて外部装置への制御権の
移行を許可し(この状態をアプリモードという),オペ
レーションパネル303に対してアプリモードになった
ことを知らせる。これによりオペレーションパネル30
3は図14に示す画面に変更して外部装置の状態を表示
する。また,本装置が暗証番号モードの場合は,システ
ムコントローラ253から外部装置に対して暗証番号の
送信要求がなされ,外部装置からの暗証番号がシステム
コントローラ253の内部メモリ上の複写機モード時に
検索したのと共通の暗証番号領域に存在すれば,本装置
の状態に応じてアプリモードへの移行を許可し操作部へ
アプリモードになったことを知らせ,図14に示したア
プリモード画面の表示を実行する。
【0040】これにより,外部装置から複写機の利用を
容易に限定することが可能となり,且つ,その利用量の
管理も容易に実行できる。また,複写機のユーザーを複
写機として使用する場合と外部装置から出力装置として
利用する場合において,同一の暗証番号で一元的に管理
することができ,更に,暗証番号の登録,解除等の入力
操作はオペレーションパネル303からのみ可能にし
て,複写機に設定された暗証番号を外部機器から容易に
操作できなくする効果がある。
【0041】また,外部機器から入力された暗証番号が
前記のシステムコントローラ253の内部メモリに存在
しない場合は,その旨がシステムコントローラ253か
ら外部装置に送信される。このときは外部装置による本
装置の使用は許可されずオペレーションパネル303の
画面は元の画面のままの状態となる。
【0042】暗証番号モードで外部装置に制御権が移
り,外部装置からプリント命令が送信されプリントが実
行されると,システムコントローラ253は制御権の委
譲時に返信された暗証番号に応じたカウンタを加算す
る。このとき,複写機モードにおいて設定された上限値
との比較がなされ,カウンタの値が上限値に達した場合
プリント動作はストップされ,その旨がシステムコント
ローラ253から外部装置にシリアル信号により送信さ
れる。これにより当暗証番号による使用は一時的にスト
ップすることになるため,その旨はオペレーションパネ
ル303にも送信され,表示画面は図15に示すアプリ
モード時のカウント値が上限値に達したときの画面にな
る。
【0043】このように,外部機器から複写機利用中,
利用量が上限値に達して複写動作が停止した場合,外部
装置のユーザーのみならず,複写機モードによる使用を
望むユーザーにも動作が停止した理由が判り易くなる。
また,アプリモードへの移行時に参照する暗証番号は前
記複写機モード時の設定,解除,変更によってのみ可能
であり,外部装置からの操作はできない。これにより暗
証番号の設定,解除,変更の管理を特定した人物または
部署に限定できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による画像
形成装置によれば,暗証番号を入力する入力手段と,入
力された暗証番号に応じた操作状態の表示が可能及び暗
証番号の設定,解除,変更及び暗証番号毎のカウント上
限値が指示可能な指示メニューを表示する操作表示手段
と,複数の暗証番号と該暗証番号毎のカウント値と上限
値とを予め記憶し,入力された暗証番号と予め記憶され
ている暗証番号とを照合して装置の使用可或いは使用不
可を制御するシステム制御手段とを具備したため,物理
的な管理ツールを用いることなくユーザによる装置の利
用が可能となると共に,且つ,ユーザ毎の使用量の管理
を可能として管理効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル複写機の平面を示す説明
図である。
【図2】本発明によるデジタル複写機の概略構成を示す
説明図である。
【図3】本発明による画像データの処理例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係わる操作部の入力キーの詳細を示す
説明図である。
【図5】本発明による暗証番号入力モードにおける電源
投入時の初期画面を示す説明図である。
【図6】本発明による暗証番号入力後の複写可能状態の
画面を示す説明図である。
【図7】本発明による暗証番号入力の誤入力を示す画面
を示す説明図である。
【図8】本発明による暗証番号等の設定を指示するメニ
ュー画面を示す説明図である。
【図9】本発明による暗証番号解除時の画面を示す説明
図である。
【図10】本発明による暗証番号変更時の画面を示す説
明図である。
【図11】本発明による暗証番号設定時の画面を示す説
明図である。
【図12】本発明による上限値設定時の画面を示す説明
図である。
【図13】本発明によるカウント値が上限値に達したと
きの画面を示す説明図である。
【図14】本発明によるアプリモード時の画面を示す説
明図である。
【図15】本発明によるアプリモード時のカウント値が
上限値に達したときの画面を示す説明図である。
【符号の説明】
103 操作部 104 表示部 200 スキャナ部 230 プリンタ部 253 システムコントローラ 301 HOST
(外部装置) 302 プリンタ・スキャナコントローラ 303 オペレーションパネル 401 テンキー 404 『♯』キー 801 『暗証番号
モード』キー 802 『暗証番号設定』キー 803 『暗証番号
解除』キー 804 『暗証番号変更』キー 805 『上限値設
定』キー 806 『カウンタ出力』キー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗証番号を入力する入力手段と,前記入
    力手段により入力された暗証番号に応じた操作状態の表
    示,及び暗証番号の設定/解除/変更/暗証番号毎のカ
    ウント上限値を指示可能な指示メニューを表示する操作
    表示手段と,複数の暗証番号と該暗証番号毎のカウント
    上限値とを予め記憶し,入力された暗証番号と予め記憶
    されている暗証番号とを照合することにより装置を制御
    するシステム制御手段とを具備することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記システム制御手段は,設定済の暗証
    番号が解除された場合,前記暗証番号に対応するカウン
    ト値及びカウント上限値を破棄することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記システム制御手段は,設定済の暗証
    番号を変更した場合,前記暗証番号に対応するカウント
    値及びカウント上限値を変更後の暗証番号のカウント値
    及びカウント上限値とすることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記システム制御手段は,カウント値が
    カウント上限値に達した場合,画像形成処理を中止し,
    カウント値がカウント上限値に達したことを前記操作表
    示手段に表示することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 暗証番号を入力する入力手段と,前記入
    力手段により入力された暗証番号に応じて操作状態の表
    示,及び暗証番号の設定/解除/変更/暗証番号毎のカ
    ウント上限値を指示可能な指示メニューを表示する操作
    表示手段と,複数の暗証番号と該暗証番号毎のカウント
    上限値とを予め記憶し,外部装置から画像データ及び制
    御データを受信するとき,前記外部装置から入力された
    暗証番号と予め記憶されている暗証番号とを照合して前
    記画像データの出力可或いは出力不可を制御するシステ
    ム制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記システム制御手段は,前記外部装置
    から入力された暗証番号がカウント上限値を伴う暗証番
    号と同一の場合は,同一のカウント手段を加算すること
    を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記システム制御手段は,前記外部装置
    から入力された暗証番号の設定/解除/変更/暗証番号
    毎のカウント上限値は,前記操作表示手段からの入力に
    よってのみ有効とすることを特徴とする請求項5記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記システム制御手段は,カウント値が
    前記カウント上限値に達した場合,画像形成処理を中止
    し,カウント値がカウント上限値に達したことを前記操
    作表示手段に表示すると共に,前記外部装置に対してカ
    ウント値がカウント上限値に達したこと知らせることを
    特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
JP4194739A 1992-06-29 1992-06-29 画像形成装置 Pending JPH0622154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003346066A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Mitsubishi Electric Corp キャッシュレスシステム及びシステム管理装置

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