JPH06220955A - 鉄筋メッシュの製造方法および装置 - Google Patents

鉄筋メッシュの製造方法および装置

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Publication number
JPH06220955A
JPH06220955A JP2594393A JP2594393A JPH06220955A JP H06220955 A JPH06220955 A JP H06220955A JP 2594393 A JP2594393 A JP 2594393A JP 2594393 A JP2594393 A JP 2594393A JP H06220955 A JPH06220955 A JP H06220955A
Authority
JP
Japan
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reinforcing bar
reinforcements
welding
welding electrode
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2594393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kajioka
保夫 梶岡
Hitoshi Sato
等 佐藤
Saburo Koseki
三郎 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH06220955A publication Critical patent/JPH06220955A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鉄筋メッシュを建設現場で製造できるように
し、鉄筋メッシュの有用性を生かして梁、柱のあばら
筋、帯筋を得る。 【構成】所定長の複数本の鉄筋8それぞれを、該鉄筋8
の長手方向に直交する方向に配した溶接電極5上に接触
させながら所定ピッチで配設し、さらに、段取筋10
を、前記鉄筋8上に該鉄筋8の長手方向に直交する方向
にして配して、前記溶接電極5と対応位置させる。そし
て、鉄筋8の長手方向に移動可能な門型フレーム6に対
して昇降可能にして取り付けられた他方の溶接電極7と
前記電極5とで、鉄筋8と段取筋10との交差点を順次
挟み込んで溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋メッシュから梁、
柱に取り付けられるあばら筋、帯筋を建設現場にて作成
できるようにした製造方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋メッシュは大型の工場設備の
下で生産されたものであって構造素材の工業化として定
着しており、省人化、工期短縮に有用であって多く建設
現場で使用されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この鉄
筋メッシュは製品価格が高く(鉄筋の約1.5倍)、ま
た鉄筋メッシュが嵩張って容積を取り運搬効率が悪くな
ることから、運搬費も高くなるという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記した事情に鑑み、鉄筋
メッシュを建設現場で製造できるようにすることを課題
とし、鉄筋メッシュの有用性を生かして梁、柱のあばら
筋、帯筋を得るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
考慮してなされたもので、第一の発明は、所定寸法に切
断された複数本の鉄筋それぞれを、該鉄筋の長手方向に
直交する方向に配した溶接電極上に接触させながら所定
ピッチで配設し、段取筋を、前記鉄筋上に該鉄筋の長手
方向に直交する方向にして配して、前記溶接電極と対応
位置させ、鉄筋の長手方向に移動可能な門型フレームに
対して昇降可能にして取り付けられた他方の溶接電極と
前記電極とで、鉄筋と段取筋との交差点を順次挟み込ん
で溶接する、ことを特徴とする鉄筋メッシュの製造方法
であり、この製造方法により上記課題を解消するもので
ある。
【0006】さらに、もう一つの発明は、架台上に配設
される所定長さの複数本の鉄筋を所定ピッチで支持する
鉄筋受け桟と、鉄筋受け桟に支持された鉄筋の側方に沿
って位置する一対のガイドレールと、前記ガイドレール
間に絶縁体を介して渡され、前記鉄筋の長手方向に直交
する方向に亘って前記鉄筋の下端に接触する溶接電極
と、前記鉄筋受け桟に支持された鉄筋上を該鉄筋の長手
方向に直交する方向に跨ぎ、該鉄筋の長手方向に移動可
能に設けられた門型フレームと、前記門型フレームに前
記鉄筋の長手方向に直交する方向に移動可能にして、か
つ昇降可能に取り付けられ、鉄筋とこの鉄筋上に前記溶
接電極と平行して配設される段取筋との交差点を前記溶
接電極とで挟み込み可能に設けられたもう一方の溶接電
極と、からなることを特徴とする鉄筋メッシュの製造装
置であり、この製造装置を提供して、上記課題を解消す
るものである。
【0007】
【作用】本発明においては、所定のピッチで配設された
鉄筋とこの鉄筋に重ねられた段取筋との交差点それぞれ
を、鉄筋上を移動する電極と鉄筋下に配した電極とで挟
み込んで溶接するようにしたものであり、各交差点での
溶接が行われて鉄筋メッシュが得られるようになる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明を図1から図4に示す一実施例
に基づいて詳細に説明する。図中1は鉄筋メッシュの製
造装置であり、該製造装置1は、図1と図2に示すよう
に、架台2と、上縁に定間隔にしてV型溝3aを有して
前記架台2の前後に配置される一対の鉄筋受け桟3、前
記架台2の両側に配置される一対のガイドレール4、こ
のガイドレール4の間に掛け渡される溶接器の一方の溶
接電極(マイナス)5、架台2を跨いでこの架台2の長
手方向に移動可能に設けられた門型フレーム6、この門
型フレーム6に移動可能にして、かつ昇降可能に取り付
けられた溶接器の他方の溶接電極(プラス)7とからな
るものである。
【0009】上記架台2上には、梁のあばら筋や柱の帯
筋とすることができるように所定の長さに切断された複
数本の鉄筋8が配されるもので、鉄筋の長手方向と直交
する方向に位置する鉄筋受け桟3の上記V型溝3aそれ
ぞれに鉄筋8を配置させることにより、複数本の鉄筋8
が定間隔で支持される。前記鉄筋8の下部には直交する
方向でこの鉄筋8それぞれの下端に接触するようにした
上記溶接電極5が位置しており(図3参照)、この溶接
電極5が鉄筋の長手方向に定間隔にして三箇所配置され
ている。そしてこの溶接電極5の端部は、図4に示す絶
縁体9を介して上記ガイドレール4に支持されており、
溶接電極5が鉄筋の長手方向の適宜の箇所に配置するこ
とができるように設けられている。そして、この溶接電
極5に対向するようにして、鉄筋8上にこの鉄筋の長手
方向に直交する方向にして段取筋10が配置される。こ
の段取筋10は端部それぞれが、上記絶縁体9の電極受
け溝9a(溶接電極5の端部が装着される部分)の上方
に設けられた段取筋受け溝9bに装着されて、溶接電極
5と段取筋10との対応位置関係が維持される。
【0010】架台2の両脇にはレール11が設けられて
いて、このレール11上に上記門型フレーム6が移動可
能にして立設されている。門型フレーム6はレール11
に案内されて鉄筋8の長手方向に移動できる。またこの
門型フレーム6の上枠部分に上記溶接電極7を備えた抵
抗溶接器7aが鉄筋8の長手方向に直交する方向に移動
可能にして取り付けられており、前記溶接電極7が昇降
可能にも設けられている。
【0011】鉄筋8と段取筋10との溶接に際しては、
鉄筋8と段取筋10の配設、そして、架台2の前後方向
に位置して鉄筋8の端部と対応位置する突き合わせ部材
12による突き揃えを行った後、門型フレーム6の移
動、溶接電極7の移動によって、溶接電極7が鉄筋8と
段取筋10との交差点上に位置し、溶接電極7が降下し
てその交差点を上記溶接電極5とで挟み込んだのち溶接
を行う。このようにして各交差点での溶接が行われて鉄
筋8と段取筋10とからなる鉄筋メッシュが得られ、こ
の鉄筋メッシュを曲げ加工することによりあばら筋、帯
筋を作成することが可能となる。
【0012】鉄筋受け桟3は得ようとする鉄筋メッシュ
のメッシュピッチ(鉄筋8の配設ピッチ)に対応した各
種のものが用意され、また、段取筋の位置も梁、柱の断
面設計によって変わることから、必要に応じて上記絶縁
体が移動され、図示はしないが固定ボルトなどの止め具
によって固定される。さらに門型フレーム6と溶接電極
7の移動動作および溶接動作は手動、自動が選択でき、
自動操作を行う場合には、コンピュータ、シーケンサな
どに予め溶接位置を記憶させておく方法や、近接スイッ
チなどのセンサーにて溶接位置を判断させる方法、リモ
ートコントロールによる方法など公知の技術が採用でき
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定長の鉄筋と段取筋との交差点ごとに一方の溶接電極が
移動してこの交差点を溶接するようにするため、従来の
ような工場の大型設備を要することなく鉄筋メッシュを
製造できるようになり、そして、建設現場にて鉄筋メッ
シュを製造することによって、従来要していた鉄筋メッ
シュの運搬費用などを軽減することができる。また、所
定長の鉄筋と段取筋とを交叉配置したその上方に一方の
溶接電極を移動可能に設け、交差点下に他方の溶接電極
を設けたことから、装置構造が簡単でコンパクトとな
り、取り扱いが容易で建設現場のいずれの場所にも設置
できるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄筋メッシュの製造装置の一実施
例を上方から示す説明図である。
【図2】同じく製造装置の一実施例を側方から示す説明
図である。
【図3】溶接状態を示す説明図である。
【図4】絶縁体を示す説明図である。
【符号の説明】
1…製造装置 2…架台 3…鉄筋受け桟 4…ガイドレール 5…溶接電極 6…門型フレーム 7…溶接電極 8…鉄筋 9…絶縁体 10…段取筋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定寸法に切断された複数本の鉄筋それぞ
    れを、該鉄筋の長手方向に直交する方向に配した溶接電
    極上に接触させながら所定ピッチで配設し、 段取筋を、前記鉄筋上に該鉄筋の長手方向に直交する方
    向にして配して、前記溶接電極と対応位置させ、 鉄筋の長手方向に移動可能な門型フレームに対して昇降
    可能にして取り付けられた他方の溶接電極と前記電極と
    で、鉄筋と段取筋との交差点を順次挟み込んで溶接す
    る、ことを特徴とする鉄筋メッシュの製造方法。
  2. 【請求項2】架台上に配設される所定長さの複数本の鉄
    筋を所定ピッチで支持する鉄筋受け桟と、 鉄筋受け桟に支持された鉄筋の側方に沿って位置する一
    対のガイドレールと、 前記ガイドレール間に絶縁体を介して渡され、前記鉄筋
    の長手方向に直交する方向に亘って前記鉄筋の下端に接
    触する溶接電極と、 前記鉄筋受け桟に支持された鉄筋上を該鉄筋の長手方向
    に直交する方向に跨ぎ、該鉄筋の長手方向に移動可能に
    設けられた門型フレームと、 前記門型フレームに前記鉄筋の長手方向に直交する方向
    に移動可能にして、かつ昇降可能に取り付けられ、鉄筋
    とこの鉄筋上に前記溶接電極と平行して配設される段取
    筋との交差点を前記溶接電極とで挟み込み可能に設けら
    れたもう一方の溶接電極と、からなることを特徴とする
    鉄筋メッシュの製造装置。
JP2594393A 1993-01-22 1993-01-22 鉄筋メッシュの製造方法および装置 Pending JPH06220955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189286B1 (en) * 1996-02-05 2001-02-20 The Regents Of The University Of California At San Diego Modular fiber-reinforced composite structural member
JP2016053265A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社大林組 鉄筋結束装置及び鉄筋結束方法
CN108393620A (zh) * 2018-05-17 2018-08-14 江苏东邦机械有限公司 一种用于过滤器网板的焊接工艺及其焊接装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189286B1 (en) * 1996-02-05 2001-02-20 The Regents Of The University Of California At San Diego Modular fiber-reinforced composite structural member
JP2016053265A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社大林組 鉄筋結束装置及び鉄筋結束方法
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