JPH06220940A - 外装板状体の固定構造 - Google Patents

外装板状体の固定構造

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JPH06220940A
JPH06220940A JP1284593A JP1284593A JPH06220940A JP H06220940 A JPH06220940 A JP H06220940A JP 1284593 A JP1284593 A JP 1284593A JP 1284593 A JP1284593 A JP 1284593A JP H06220940 A JPH06220940 A JP H06220940A
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JP
Japan
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plate
gap
shaped body
sealing material
outdoor
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JP1284593A
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Inventor
Isao Kojima
功 小島
Shizuo Uga
静夫 宇賀
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Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】隣接するパネル相互の間隙におけるシール性に
優れたものとするとともに、パネル相互を合理的に支持
部材に対して固定する。パネルと枠材とのシール性を高
める。 【構成】間隙を置いて隣接配置されるパネル1,1が、
各パネル1,1の背面において共通の支持部材60Aに
より支持され、パネル1,1の室外がわ側縁外方に張り
出す2つの係止部71,71を有する押さえ部材70の
足部72がパネル1の間隙内に配置され、パネル1,1
の側縁部の室外がわ面が対応する係止部71,71によ
り弾性シール材15Aが介在された状態で係止され、足
部72と支持部材60Aとが接近するように挟着され、
これにより弾性シール材15Aが係止部71,71によ
り対応するパネル1の側縁部の室外がわ面に対して圧着
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外装を構成する
外装板状体の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデザイン上の傾向として、この種
の外装板を保持する枠材が外部の露出せず、また目地も
可能な限り露出させないものが望まれている。
【0003】また、外装板として軽量化および遮音性な
どの点から、ハニカムサンドイッチパネルの表面に各種
の石材を貼り合わせた複合パネルが多く用いられるよう
になってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の複合パネル
は、枠材内に固定されるが、枠材相互の気水密性は、近
年のコーキング材もしくはシール材の改良によって向上
しているのでさほど問題は少ない。
【0005】しかし、枠材と複合パネルとの間のシール
性がきわめて難しく、充分なものがないのが現状であ
る。
【0006】また、複合パネル1枚単位で枠組みして、
隣接する枠材の間をシールする場合には、隣接する枠材
が室外が露出するので、外観的に細かく区画されたもの
として明確に見え、美観的に窮屈な感じを与える。した
がって、ある枚数単位で周囲を枠組みすること自体は躯
体側に対する取付のために回避できないものの、複数枚
の複合パネルを1つのユニット化させ、その中での隣接
する複合パネル相互の間は、単に各複合パネルが脱落し
ない程度に保持しておく構造とすることにより、中骨部
分を小さくでき、この構造によれば、デザイン的に優れ
たものとなる。
【0007】しかしながら、この幅狭の中骨により充分
な水密性を確保するのに有効な構造が見出せなかった。
また、中骨がパネルの表面から吐出しない構造が望まれ
ていた。
【0008】したがって、本発明の課題は、隣接する外
装板状体相互の間隙におけるシール性に優れたものとす
るとともに、隣接する板状体相互を合理的に支持部材に
対して固定することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の外装板の固定構造の第1は、間隙を置いて隣接配置
される板状体が、各板状体の背面において共通の支持部
材により支持され、各板状体の室外がわ側縁外方に張り
出す2つの係止部を有する押さえ部材の足部が前記板状
体の間隙内に配置され、前記各板状体の側縁部の室外が
わ面が対応する前記係止部により弾性シール材が介在さ
れた状態で係止され、前記足部と支持部材とが接近する
ように挟着され、これにより前記弾性シール材が前記係
止部により対応する板状体の側縁部の室外がわ面に対し
て圧着されていることを特徴とするものである。
【0010】第2の構造は、間隙を置いて隣接配置され
る板状体が、各板状体の背面において共通の支持部材に
より支持され、各板状体の室外がわ側縁外方に張り出す
2つの係止部を有する押さえ部材が、前記足部を前記板
状体の間隙内に配置され、前記間隙全体に流動性を有す
る充填シール材が充満された状態で、前記足部と支持部
材との間が、足部が支持部材側に引き寄せられた状態で
連結されていることを特徴とするものである。
【0011】第3の構造は、間隙を置いて隣接配置され
る板状体が、各板状体の背面において共通の支持部材に
より支持され、かつ前記支持部材は板状体の間隙に沿っ
て通しでまたは複数間隔を置くことなく隣接複数設けら
れ、各板状体の室外がわ側縁外方に張り出す2つの係止
部を有する第1押さえ部材の足部が前記板状体の間隙内
に配置され、かつこの第1押さえ部材は前記間隙に沿っ
て実質的に板状体の長さ全体に渡って延びており、前記
各板状体の側縁部の室外がわ面が対応する前記係止部に
より、実質的に板状体の長さ全体に渡って延びる弾性シ
ール材が介在された状態で係止され、前記第1押さえ部
材を室外がわから貫通して、ビスからなる第2押さえ部
材が前記支持部材に対して螺入され、これにより前記弾
性シール材が前記係止部により対応する板状体の側縁部
の室外がわ面に対して圧着されていることを特徴とする
ものである。
【0012】この第3の構造例における第4の構造とし
て、支持部材は中間部分に室外がわに突出しかつ前記間
隙内に挿入された受け足を有し、この受け足に室外がわ
に開口する螺入孔が形成され、この螺入孔内に前記第2
押さえ部材が螺入され、前記間隙内は形状性を有する弾
性シール材とは異なる別の流動性を有する充填シール材
が充填されている構成とすることができる。
【0013】
【作用】本発明の第1の構造に従えば、押さえ部材の足
部と支持部材とが接近するように挟着されることによ
り、前記弾性シール材が、押さえ部材の両係止部により
対応する板状体の側縁部の室外がわ面に対して圧着され
る。これにより、板状体の間隙内に対する気水密性が確
保される。
【0014】一方、たとえば実開平2−144988号のよう
に、支持部材から一体的に室外側に延びる保持部を形成
しその先端部に係止部を形成して、これらの保持部と係
止部とで保持溝部を形成し、その保持溝部内に板状体を
収め、かつ保持溝部と板状体との隙間には接着剤やスペ
ーサーゴムなどでシールを図る従来例と、本発明の構造
とを比較してみると、従来例では、第1に板状体の位置
決めを接着剤を硬化まで維持する必要がある、第2に完
全なシールを図るためには、流動性のある接着剤を利用
する必要があり、成形弾性シール材のみにてシールを図
ることはできない、第3に接着剤を用いる場合には、長
期の使用により劣化および剥離を生じ信頼性に乏しい。
【0015】これに対して、本発明の構造では、弾性シ
ール材によりシールを図っているので、耐久性に富み、
かつ押さえ部材の両係止部により対応する板状体の側縁
部の室外がわ面に対して圧着しているので、仮に弾性シ
ール材が劣化したとしても、圧着状態が維持されている
ので、シール性が維持される。さらに、従来のように、
接着剤の硬化まで板状体を保持しておく必要がなく、前
述の圧着操作のみで板状体の位置決めを図ることができ
る。また、支持部材は、隣接配置される板状体の背面に
おいて共通の支持しているので、圧着操作を行ったと
き、両係止部により隣接する板状体が支持部材に押しつ
けられるので両板状体の面一性が確保されて、位置決め
を簡単に行うことができる。
【0016】本発明の第2の構造は、第1の構造と異な
り、板状体の隙間全体に流動性を有する充填シール材を
用いる。この充填シール材を用いて、前述の圧着操作を
行うと、充填シール材が、隙間全体に行き渡り、確実に
充満が行われ、良好なシール性が得られる。かつ、後述
の実施例で示すように、ハニカム板状体のハニカムの端
面が露出している例においても、そのハニカムの空隙内
に充填シール材が充満する。
【0017】本発明の第3および第4の構造では、前記
の第1の構造と第2の構造との両者の利点がもたらされ
る。しかも、室外側からの固定を図ることができ、現場
施工時において有利である。
【0018】さらに、いずれの例においても、板状体の
保持、特にその室外への抜け出しのためには、後述の実
施例のように、たとえば板状体の室外がわ縁部を係止す
るために狭い幅の係止部にて保持ているので、室外がわ
から視て、係止部が目立つことがなく、外装全体とし
て、すっきりした外観を呈するようになる。
【0019】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら実施例によ
りさらに詳説する。まず、本発明の板状体の収まり態様
例について、図1〜図3をもって説明し、後に板状体と
枠材との固定方法について説明する。
【0020】図1〜図3において、1は本発明のいう板
状体で、図示の例は、ハニカム版1Aの両面にグラスフ
ァイバーシート1B,1Bを貼り合せ、外面側に石材板
1Cを接着させた複合パネル(以下単にパネルともい
う)としたものである。また、周辺部の取付個所には、
エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂1Dが設けられ、その
内部に取付用スリーブ1Eが設けられている。ここで、
石材板1Cの外面側縁部は約45度の角度をもって面取
りされ、被係止部1Jなっている。
【0021】他方で、パネル1はたとえば図5に示すよ
うに、4枚一組となり、1つのユニットとして枠組みさ
れている。この枠組み用の単位支持枠10は、背面側の
隠れた位置にある方形の連結部11、この連結部からパ
ネル1の背面に延びる取付片部12、パネル1を保持す
るほぼコ字状の保持溝部13、躯体(図示せず)対して
固定するための係合溝部14を有する。
【0022】係合溝部14に固定ボルト20が係合状態
で設けられ、支持部材21や方立(図示せず)を介して
躯体に対して固定されている。また、取付片部12を貫
通してインサートボルト22が前記スリーブ1E内に挿
嵌され、パネル1を保持している。
【0023】保持溝部13の先端部には係止部13Aが
形成され、その係止部13Aの内面は、パネル1の被係
止部に沿うように約45度の角度で傾斜しており、外面
は急な角度で傾斜している。保持溝部13の間隙側面に
は凸条13Bが形成され、この凸条13Bに係合してゴ
ムなどの弾性を有する弾性シール材15が配設され、こ
の弾性シール材15の他端は係止部13Aを回ってその
内面まで延びている。
【0024】一方、保持溝部13の内面とパネル1の端
面との間には、流動性を有する充填シール材16が充填
されている。この充填態様については後述する。
【0025】30は隣接する単位枠材10,10間、ま
たは単位枠材10とガラス33を保持する枠材34との
間をシールするためのタイト材、31は後施工による目
地材、32はそのバックアップ材である。
【0026】前記のパネル1,1…群は各単位枠材1
0,10…により図5〜図7に示すように枠組みされる
とともに、中骨となる支持部材23により固定される。
すなわち、4枚のパネル1,1…が、各単位枠材10,
10…の保持溝部13内に挿入され間隔を置いて隣接配
置されており、隣接パネル1,1…の間においては、そ
れらの背面が共通の中骨本体としての支持部材23によ
り支持されている。この支持のために、図4に示されて
いるように、中骨の一部となる押さえ部材50が設けら
れている。押さえ部材50は、パネル1,1の間隙内に
伸びる内部にメネジ孔51aが形成された足部51を有
し、室外がわに各パネルの室外がわ側縁外方に張り出す
2つの係止部52,52を有している。また、パネル
1,1間全体には、流動性を有する充填シール材16が
充満された状態で、足部51のメネジ孔51a内に支持
部材23を座とするインサートボルト24が螺入され、
その足部51が支持部材23側に引き寄せられた状態で
連結されている。
【0027】パネル1,1…群の枠組みの順序は、図6
→図7→図5の順である。まず、図6に示すように、各
単位枠材10,10…の所定寸法に切断するとともに、
その端部を45度にカットする。順番はあまり重要では
ないが、たとえばL字状に単位枠材10,10…相互を
L字連結材(いわゆるコーナークリート)17の各片を
それぞれ連結部11,11内に圧入して連結する。
【0028】次いで、あるいは予め各単位枠材10,1
0…の各保持溝部13,13…内面に充填シール材16
を塗布する。このとき、必要充填量より余分に塗布して
おくのが望ましい。
【0029】その後、図7に示すように、仮連結した単
位枠材10,10…の保持溝部13,13…内にパネル
1,1…を挿入する。続いて、パネル1,1相互の間隙
全体に、流動性を有する充填シール材16を充満した状
態で、押さえ部材50の足部51のメネジ孔51a内
に、支持部材23の背面からインサートボルト24を螺
入して、その足部51を支持部材23側に引き寄せて連
結する。この場合、予め押さえ部材50の係止部52,
52を弾性シール材50にて被せておく。
【0030】かくして、4枚のパネル1,1…が4本の
単位枠材10,10…と2本の支持部材23,23によ
り枠組みされて一体化された。
【0031】このユニットは、図1〜図3に示す態様に
て、他の隣接するユニットとの間がシールされた状態
で、固定ボルト20群により躯体に対して固定される。
【0032】ここで、充填シール材16としては、硬化
型シール材を用いるのではなく、未硬化型の流動性のあ
る(外観的にはゲル状)ものを用いる。この例として
は、シリコーンシール材が望ましく、特に1成分系の弾
性型のもの、たとえばアミノキシ型のものを用いるのが
好適である。具体的には、東芝シリコーン社製「トスシ
ール10」を挙げることができる。
【0033】上記例において、石材板1Cとしては、天
然石、人造板、陶板などでもよい。
【0034】また、複合パネルのほか、金属板、ガラス
板、プラスチック板などでもよい。いずれにしても、特
に石材板1Cを用いる場合の剥離を防止するために、前
記の係止部13Aにより、パネル1あるいは石材板1C
の周囲を係止して、脱落を防止する。
【0035】この係止態様としては、図12に示すよう
に、ガラス板1’を直角L字状の保持溝部13’を有す
るものでもよい。この図12および前記の図1〜図3に
示す例のように、保持溝部の係止部の外面はパネルの外
面より突出しないことが、意匠的に優れる。
【0036】図8〜図11には、第2のパネル固定構造
が示されている。すなわち、4枚のパネル1,1…は、
その周囲において、単位枠材10A,10A…により枠
組みさている。この例においても、前記例と同様に、L
字連結材17を用いて連結を図ることができるが、実施
例では、躯体2に対して固定された第1アングル3、お
よびパネル1の背面を支持する第2アングル4に対し
て、単位枠材10A,10A…が固定されている。この
例においても、単位枠材10Aとパネル1との間隙に充
填シール材16を予め設けておき、支持ボルト5の挿入
によりを躯体2側に引き寄せることができる。
【0037】第2のパネル固定構造においての最大の特
徴は、隣接パネル1,1間の固定態様である。
【0038】すなわち、高さ方向に間隙を置いて隣接配
置されるパネル1,1が、各パネル1,1の背面におい
て共通の第1支持部材60A,60A,…により支持さ
れているとともに、これらが間隔を置くことなく隣接配
置されることで、パネル1,1の間隙全体が背面側で被
せられている。ここで、図示の例では、隣接する第1支
持部材60A,60Aは180度反転して配置され、そ
の受け足61が挿入されている。
【0039】第1のパネル固定構造と同様に、各パネル
1,1の室外がわ側縁外方に張り出す2つの係止部71
を有する第1押さえ部材70が設けられ、その足部72
が前記パネル1,1の間隙内に配置され、かつこの第1
押さえ部材70は前記間隙に沿って実質的にパネル1の
長さ全体に渡って延びている。また、各パネル1の側縁
部の室外がわ面が対応する係止部71により、実質的に
パネル1の長さ全体に渡って延びる弾性シール材15A
が介在された状態で係止されている。
【0040】すなわち、第1押さえ部材70を室外がわ
から貫通して、ビスからなる第2押さえ部材73が第1
支持部材60Aの受け足61の螺入孔61aに対して螺
入され、これにより弾性シール材15Aの両側が係止部
71,71により対応するパネル1,1の側縁部の室外
がわ面に対して圧着されている。また、パネル1,1間
隙内は形状性を有する弾性シール材15Aとは異なる別
の流動性を有する充填シール材16が充填されている。
【0041】さらに、第1支持部材60A,60A,…
群は、アングルからなる第2支持部材60Bを介して、
前述の構造と同様に固定ボルト22によりパネル1に対
して固定されるとともに、第2支持部材60Bが長手通
しの第1アングル3に対して、結果として躯体2に対し
て、取付ボルト6により取り付けられている。
【0042】この例の変形例として、第1支持部材60
Aと第2支持部材60Bとを一体化することもできる。
また、第1支持部材60Aまたは第2支持部材60Bを
長手通しとすることにより、それらの一方のみで、パネ
ル1,1の間隙を覆い、各パネル1,1の背面を共通に
支持することもできる。
【0043】かかる構造において、組み立てに際して
は、第1支持部材60A,60A…をパネル1,1間に
挿入するとともに、充填シール材16を予め充填してお
く。次いで、第1押さえ部材70を室外がわから貫通し
て、ビスからなる第2押さえ部材73を第1支持部材6
0Aの受け足61の螺入孔61aに対して螺入する。こ
れにより弾性シール材15Aの両側が係止部71,71
により対応するパネル1,1の側縁部の室外がわ面に対
して圧着させる。
【0044】なお、第1押さえ部材70の足部72の細
幅部72aの幅は、螺入孔(螺入溝)61aの内幅とほ
ぼ同一とされて、圧入可能となっている。これに対し
て、ビスからなる第2押さえ部材73の外径は、細幅部
72aおよび螺入孔61aの内幅より若干大きく形成さ
れている結果、第2押さえ部材73の螺入によって、螺
入孔61aの内面にタップが形成され、第2押さえ部材
73と第1支持部材60との緊締が図られている。
【0045】本発明において、いずれのパネル1,1間
相互に弾性シール材と充填シール材の両者を設けたが、
一方のみでも、十分気水密性が確保されることが多い。
【0046】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、隣接する
外装板状体相互の間隙におけるシール性に優れたものと
するとともに、隣接する板状体相互を合理的に支持部材
に対して固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外装板状体および外装ユニットの隣接
収まり態様を示す水平断面図である。
【図2】外装ユニットの上部の収まり態様の縦断面図で
ある。
【図3】外装ユニットの下部の収まり態様の縦断面図で
ある。
【図4】図5の4−4線矢視図である。
【図5】枠組み完了状態の外装ユニットの正面図であ
る。
【図6】ユニットの枠組み第1段階の正面図である。
【図7】第2段階の正面図である。
【図8】第2のパネル固定構造の縦断面図である。
【図9】その要部拡大縦断面図である。
【図10】分解正面図である。
【図11】要部斜視図である。
【図12】パネルの係止態様の変形例図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隙を置いて隣接配置される板状体が、各
    板状体の背面において共通の支持部材により支持され、 各板状体の室外がわ側縁外方に張り出す2つの係止部を
    有する押さえ部材の足部が前記板状体の間隙内に配置さ
    れ、 前記各板状体の側縁部の室外がわ面が対応する前記係止
    部により弾性シール材が介在された状態で係止され、 前記足部と支持部材とが接近するように挟着され、これ
    により前記弾性シール材が前記係止部により対応する板
    状体の側縁部の室外がわ面に対して圧着されている、 ことを特徴とする外装板状体の固定構造。
  2. 【請求項2】間隙を置いて隣接配置される板状体が、各
    板状体の背面において共通の支持部材により支持され、 各板状体の室外がわ側縁外方に張り出す2つの係止部を
    有する押さえ部材が、前記足部を前記板状体の間隙内に
    配置され、 前記間隙全体に流動性を有する充填シール材が充満され
    た状態で、前記足部と支持部材との間が、足部が支持部
    材側に引き寄せられた状態で連結されている、 ことを特徴とする外装板状体の固定構造。
  3. 【請求項3】間隙を置いて隣接配置される板状体が、各
    板状体の背面において共通の支持部材により支持され、
    かつ前記支持部材は板状体の間隙に沿って通しでまたは
    複数間隔を置くことなく隣接複数設けられ、 各板状体の室外がわ側縁外方に張り出す2つの係止部を
    有する第1押さえ部材の足部が前記板状体の間隙内に配
    置され、かつこの第1押さえ部材は前記間隙に沿って実
    質的に板状体の長さ全体に渡って延びており、 前記各板状体の側縁部の室外がわ面が対応する前記係止
    部により、実質的に板状体の長さ全体に渡って延びる弾
    性シール材が介在された状態で係止され、 前記第1押さえ部材を室外がわから貫通して、ビスから
    なる第2押さえ部材が前記支持部材に対して螺入され、
    これにより前記弾性シール材が前記係止部により対応す
    る板状体の側縁部の室外がわ面に対して圧着されてい
    る、 ことを特徴とする外装板状体の固定構造。
  4. 【請求項4】支持部材は中間部分に室外がわに突出しか
    つ前記間隙内に挿入された受け足を有し、この受け足に
    室外がわに開口する螺入孔が形成され、この螺入孔内に
    前記第2押さえ部材が螺入され、 前記間隙内は形状性を有する弾性シール材とは異なる別
    の流動性を有する充填シール材が充填されている請求項
    3記載の外装板状体の固定構造。
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