JPH09235957A

JPH09235957A - パネルユニット

Info

Publication number: JPH09235957A
Application number: JP4248896A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Ishibashi; 喜晃石橋; Tei Ushimaru; 禎牛丸; Kiyotaka Yoneda; 清隆米田; Jun Nakamura; 潤中村; Osamu Yamamoto; 修山本
Original assignee: YKK Corp; YKK AP Inc
Current assignee: YKK Corp; YKK AP Inc
Priority date: 1996-02-29
Filing date: 1996-02-29
Publication date: 1997-09-09
Anticipated expiration: 2016-02-29
Also published as: JP3314328B2

Abstract

(57)【要約】【課題】形材を折り曲げてコーナー部を有する枠体に
できるし、そのコーナー部から光漏れが生じないように
する。【解決手段】形材１０に複数のＶ溝１８を形成し、こ
のＶ溝部に発泡メルト１９を充填した後にパネル９を囲
むように形材１０を折り曲げて枠体とすると共に、その
枠体８内にパネルを取付けたパネルユニットとする。こ
れによりＶ溝部の折り曲げコーナー部に生じる隙間が発
泡メルトで閉塞されるので光漏れが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ドア枠に取付けら
れる装飾用パネルユニットなどの枠体にガラス板、パネ
ル板などのパネルを取付けたパネルユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】玄関用のドアとしては、ドア枠に装飾用
パネルユニットを複数取付けて外観意匠を見栄え良くし
たものが知られている。

【０００３】前述の装飾用パネルユニットは上の枠材と
下の枠材と左右の縦の枠材を方形枠組した枠体にガラス
板、パネル板などのパネルを取付けたものが知られてい
る。

【０００４】前述の各枠材を方形枠組みする構造として
は、各枠材を中空部とパネル装着用凹部を有する断面形
状とし、各枠材の両端面を４５度の角度に切断する。切
断後、各枠材の中空部内へ、前記切断端面より、Ｌ字状
のコーナーブロックを圧入し、各枠材の切断端面を当接
させる。そして、枠材とコーナーブロックとをビス止
め、あるいは、加締め等の手段により固定するものが一
般的に知られている。

【０００５】前述の方形枠組構造であると、コーナー部
の全て（４隅）にコーナーブロックを配置し、さらに、
コーナーブロックと枠材を固定するビスを多数必要とす
るので、部品の数が多く部品の価格が高くなってパネル
ユニット全体が高価格となるばかりか、複数（４つ）の
コーナーブロックの圧入作業、多数のビスのビス止め作
業、あるいは、コーナーブロックと中空形材との加締め
作業が人手に頼るところが大きいので、作業に手間と時
間とを必要とし、生産効率の悪いものであった。

【０００６】また、枠材を方形枠組する構造としては、
特開昭５８−７３６８０号公報と、特開昭６１−５１９
２号公報に開示されるものが知られている。これらは、
枠材の４５度切断端面を当接させた状態で治具に固定
し、枠材の表面に形成した注入口より中空部内へ熱可塑
性樹脂を注入するものである。熱可塑性樹脂はこの後、
硬化してコーナーブロックとなり、各中空形材を連結す
るものである。

【０００７】この構造においても、コーナーブロックを
コーナー部全て（４つ）に配置する必要があり、部品価
格の削減には至らない。また、枠材の表面に熱可塑性樹
脂を注入するための注入口をあらかじめ形成しておく必
要があり、作業工程の増加につながる。さらにまた、各
枠材の４５度切断端面を位置ずれなく治具に固定するこ
とは難しく、作業に手間と時間とを必要とし、作業効率
の悪いものであった。

【０００８】これらのことを考慮にいれ、コーナーブロ
ックおよびビスの本数を少なくして、部品価格を安く
し、かつ作業工程を簡素化し、生産効率を向上させる枠
体として、特開昭６０−２３４３１号公報に開示される
ものが知られている。このものは、形材の両端面を４５
度切断するとともに、形材に任意数のＶ溝を形成する。
そしてＶ溝部分で形材を折り曲げるとともに、前記両端
面を当接させて接合し、枠体を形成する。接合部には、
Ｌ字状の連結板が配置されて仮止めされ、仮止められた
接合部に発泡樹脂を注入し、発泡樹脂層を形成して、形
材と連結板とを一体に固定するものである。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】前述の特開昭６０−２
３４３１号公報に開示された枠体は連結板よりも内側に
凹部を有するもので、その凹部にパネルを取付けてパネ
ルユニットとすることができる。

【００１０】

【発明の実施の形態】しかしながら、凹部を形成する部
分におけるコーナー部（Ｖ溝部分の両端面が当接した接
合部分）に隙間が生じる。つまり、形材にＶ溝を、その
Ｖ溝部分の両端面が正確に密着して接合するように形成
することは加工精度上困難であり、コーナー部に多少の
隙間が生じるから凹部を形成する部分のコーナー部に隙
間が生じる。

【００１１】このために、玄関用のドアの装飾用パネル
ユニットとした場合に、その隙間より室内の明りが室外
に漏れたり、室外の太陽光が室内に入り込んだりする、
いわゆる光漏れが生じて玄関用のドアとして好ましくな
い。

【００１２】そこで、本発明は前述の課題を解決して、
部品価格が安価で、作業が簡素化されて生産性の良く、
しかも光漏れが生じることがないようにしたパネルユニ
ットを提供することを目的とする。

【００１３】

【課題を解決するための手段】第１の発明は、一側縦板
と他側縦板と端部連結板で端部連結板と反対側にパネル
取付用の凹部を有する形材に複数のＶ溝を長手方向に間
隔を置いて形成し、そのＶ溝部分で折り曲げてＶ溝の切
断端面相互を突き合せると共に、長手方向両端部を連結
した複数のコーナー部を有する枠体と、この枠体のパネ
ル取付用の凹部にのみ込ませて取付けたパネルとでパネ
ルユニットとし、前記形材のＶ溝の切断端面相互を突き
合せたコーナー部に発泡メルトが凹部の開口縁まで連続
して充填してあることを特徴とするパネルユニットであ
る。第２の発明は、一側縦板と他側縦板と端部連結板で
端部連結板と反対側にパネル取付用の凹部を有する形材
に複数のＶ溝を長手方向に間隔を置いて形成し、そのＶ
溝部分で折り曲げてＶ溝の切断端面相互を突き合せると
共に、長手方向両端部を連結した複数のコーナー部を有
する枠体と、この枠体のパネル取付用の凹部にのみ込ま
せて取付けたパネルとでパネルユニットとし、前記形材
のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部における一側縦板の
切断端面相互間及び他側縦板の切断端面相互間に発泡樹
脂が端部連結板から凹部の開口縁まで連続して介在して
あることを特徴とするパネルユニットである。第３の発
明は、一側縦板と他側縦板と端部連結板で端部連結板と
反対側にパネル取付用の凹部を有する形材に複数のＶ溝
を長手方向に間隔を置いて形成し、そのＶ溝部分で折り
曲げてＶ溝の切断端面相互を突き合せると共に、長手方
向両端部を連結した複数のコーナー部を有する枠体と、
この枠体のパネル取付用の凹部にのみ込ませて取付けた
パネルとでパネルユニットとし、前記形材のＶ溝の切断
端面相互を突き合せたコーナー部における一側縦板寄り
に、遮光片が端部連結板から凹部の開口縁まで連続して
取付けてあることを特徴とするパネルユニットである。
第４の発明は、左右の縦框と上框と下框を方形框組みし
たドア枠内に、前記請求項１記載のパネルユニット又は
前記請求項２記載のパネルユニット又は前記請求項３記
載のパネルユニットを取付けたドア。

【００１４】第１の発明によれば、形材をＶ溝部分で折
り曲げてコーナー部とするのでコーナーブロック、ビス
が不要となるので、部品価格が安くなるし、コーナーブ
ロックとビスを組み付ける作業が減り作業効率が良くな
る。しかも、形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部に
隙間があっても発泡メルトが端部連結板から凹部開口縁
まで連続していることで、その隙間からの光漏れが生じ
ない。第２の発明によれば、形材をＶ溝部分で折り曲げ
てコーナー部とするのでコーナーブロック、ビスが不要
となるので、部品価格が安くなるし、コーナーブロック
とビスを組み付ける作業が減り作業効率が良くなる。し
かも、形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部、一側縦
板、他側縦板の切断端面相互間の隙間は発泡樹脂で端部
連結板から凹部開口縁まで連続して閉塞していること
で、光漏れが生じない。第３の発明によれば、形材をＶ
溝部分で折り曲げてコーナー部とするのでコーナーブロ
ック、ビスが不要となるので、部品価格が安くなるし、
コーナーブロックとビスを組み付ける作業が減り作業効
率が良くなる。しかも、形材のＶ溝の切断端面相互の突
き合せ部に隙間があっても遮光片が端部連結板から凹部
開口縁まで連続して取付けてあることで、その隙間から
の光漏れが生じない。第４の発明によれば、ドア枠内に
取付けたパネルユニットが光漏れしないので、室内の明
りが室外に漏れたり、室外の太陽光が室内に入り込んだ
りすることがないドアとなる。

【００１５】

【発明の実施の形態】図１は玄関用ドアを示し、左右の
縦框１，１間に上框２と下框３を連結してドア枠４と
し、このドア枠４内に複数の縦中框５、複数の中框６、
複数の装飾用パネルユニット７が取付けてある。前記装
飾用パネルユニット７は正方形や長方形の枠体８内にガ
ラス板、パネル板などのパネル９を取付けたものとして
ある。

【００１６】前記枠体８を構成する形材１０は図２、図
３に示すように、一側板１１と他側板１２と端部連結板
１３と中間部連結板１４とで、中空部１５と凹部１６を
有する断面形状の長尺材としてある。この形材１０は実
施例においては、アルミ材を押出し成形したものであ
る。

【００１７】前記形材１０の長手方向両端を４５度の角
度で切断加工し、その端面１７を４５度とする。形材１
０の長手方向に間隔をおいた所定の位置にＶ溝１８を３
か所形成する。このＶ溝１８は端部連結板１３以外の一
側板１１、他側板１２、中間部連結板１４を切断するも
のであって、９０度の角度を有する。

【００１８】そして、Ｖ溝１８部分より一方の中空部１
５と凹部１６に連続して発泡メルト１９を充填する。例
えば図４に示すようにノズル２０によって発泡メルト１
９を充填する。前記発泡メルト１９は粘性のある発泡樹
脂で安定した後も柔軟性のあるもので、しかも膨脹硬化
するのに２〜３分の時間を必要とする。この発泡メルト
１９としてはコニシ株式会社製ボンドＭＳ５８２が好適
である。

【００１９】このように、本発明に用いる発泡メルトは
従来の発泡樹脂、例えば、ウレタンに窒素ガスを混入し
た液状のものとは異なり、粘性を有しているので、従来
のもののように他の部分に流動してしまうことがなく、
定めた位置に正確に充填することができる。

【００２０】また、発泡メルト１９は、３か所のＶ溝１
８に順次充填されるとともに膨脹硬化し始めるが、前述
のように本発明に用いる発泡メルト１９は、膨脹硬化す
るのに、２〜３分の時間を必要とするので、最初に充填
した発泡メルト１９が膨脹硬化する前に、最後の発泡メ
ルト１９の充填を完了でき、かつ、形材１０の折り曲げ
加工に移ることができる。しかも膨脹硬化後の発泡メル
ト１９は柔軟性を有しており、形材１０、パネル９と干
渉することなく、形材１０を容易に折り曲げることがで
きる。

【００２１】前述のようにＶ溝１８に発泡メルト１９の
充填をし終えた後に、形材１０の一方の端面１７部分の
中空部１５にＬ字状のコーナーブロック２１の一辺部２
１ａを圧入すると共に、残存した４つの凹部１６にガス
ケット２２をそれぞれ装着する。なお、ガスケット２２
は発泡メルト１９を充填する以前に装着しても良い。

【００２２】そして、図５に示すように、ガラス板、パ
ネル板などのパネル９を囲むように形材１０を各Ｖ溝１
８部分で折り曲げ、前記コーナーブロック２１の他辺部
２１ｂを形材１０の他方の端面１７部分の中空部１５に
嵌合して各Ｖ溝１８の切断端面相互及び一方の端面１７
と他方の端面１７をそれぞれ接合する。最後に形材１０
とコーナーブロック２１をビス２３で連結して図６に示
す装飾用パネルユニット７とする。

【００２３】図６に示す装飾用パネルユニットであれ
ば、Ｖ溝１８の切断端面相互の接合部、つまりコーナー
部の中空部１５と凹部１６が発泡メルト１９によって閉
塞されるので、Ｖ溝１８の切断端面相互の接合部に隙間
があっても光漏れが生じることがない。

【００２４】図７と図８は本発明の第２実施例を示し、
第１実施例における発泡メルトの代わりに熱を加えるこ
とで膨脹硬化する発泡樹脂３０を、Ｖ溝１８の切断端
面、つまり、形材１０を折り曲げた時に接合する一側板
１１、他側板１２、中間部連結板１４の合せ面にそれぞ
れ添着する。

【００２５】そして、第１実施例と同様にして形材１０
を折り曲げて枠体とした後に、加熱処理を加えて発泡樹
脂３０を膨脹硬化させてＶ溝１８の切断端面を接合す
る。

【００２６】この装飾用パネルユニットであれば、Ｖ溝
１８の切断端面相互の接合部に生じる隙間が発泡樹脂３
０で閉塞されるから光漏れが生じない。

【００２７】次に本発明の第３実施例を説明する。図９
に示すように、第１実施例と同様に形材１０にＶ溝１８
を形成した後に、そのＶ溝１８部分に遮光片３１をそれ
ぞれ取付ける。この遮光片３１は図１０に示すように上
面３１ａと下面３１ｂが平行で、一側縦面３１ｃが上下
面３１ａ，３１ｂと直角で、他側縦面３１ｄが斜めであ
り、ほぼ台形状である。

【００２８】前記遮光片３１の一側縦面３１ｃには形材
１０の中間部連結板１４に嵌合する切欠凹部３２が形成
してあり、図１１に示すように底面３１ｂを端部連結板
１３に接し、切欠凹部３２を不連続となった一方の中間
部連結板１４に嵌合すると共に、上面３１ａ寄り部分を
不連続となった一方の一側縦板１１の上部折曲片１１ａ
に嵌め込んで他側縦面３１ｄがＶ溝１８の他方の切断端
面と離隔して取付けてある。これによって、遮光片３１
は一側縦板１１の内面に接して取付けられてパネル９と
は干渉しないようにしてある。

【００２９】前記遮光片３１はゴム、軟質樹脂などの軟
質材としてある。例えば発泡倍率３０倍以上の発泡ポリ
エチレンとしてある。

【００３０】前述の状態で第１実施例として同様にコー
ナーブロック２１、ガスケット２２を取付けて図１２に
示すように形材１０をＶ溝１８部分でパネル９を囲むよ
うに折り曲げてコーナーブロック２１と形材１０端部を
ビス２２で固着して図１３に示す装飾パネルユニット７
とする。

【００３１】前述のように形材１０を折り曲げることで
遮光片３１の他側縦面１１ｄが不連続となった他方の中
間部連結片１４の切断端面に押しつけられて変形し、図
１３に示すようにその変形部分を境として下方部分ａが
他方の中空部１５内に突出し、上方部分ｂが他方の凹部
１６内に突出するので、Ｖ溝１８の切断端面相互の接合
部に隙間があって光漏れしない。

【００３２】次に本発明の第４実施例を説明する。図１
４に示すように、前述の各実施例と同様に形材１０にＶ
溝１８を形成し、コーナーブロック２１とガスケット２
２を装着してパネル９を囲むように形材１０を折り曲げ
て形材１０の両端部をコーナーブロック２１にビス２３
で固着する。

【００３３】図１５に示すように、コーナーブロック２
１で連結したコーナー部以外の各コーナー部にスリット
４０を回転カッタ４１で切断加工する。このスリット４
０は図１６に示すように端部連結板１３と中間部連結板
１４における一側縦板１１より（パネル９と干渉しない
部分）にパネル９と平行に切断加工される。

【００３４】図１７に示すように、各スリット４０に遮
光片４２を挿入して端部連結板１３より突出した部分を
切断し、図１８に示す装飾用パネルユニット７とする。
この遮光片４２の材質は前述の遮光片４２と同一として
ある。なお、遮光片４２はスリット４０の幅より若干厚
くしてスリット４０内に隙間なく挿入することが好まし
い。

【００３５】このようにすることで、Ｖ溝１８の切断端
面相互の突き合せ部に隙間があっても光漏れすることが
ない。

【００３６】

【発明の効果】第１の発明によれば、形材をＶ溝部分で
折り曲げてコーナー部とするのでコーナーブロック、ビ
スが不要となるので、部品価格が安くなるし、コーナー
ブロックとビスを組み付ける作業が減り作業効率が良く
なる。しかも、形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部
に隙間があっても発泡メルトが端部連結板から凹部開口
縁まで連続していることで、その隙間からの光漏れが生
じない。

【００３７】第２の発明によれば、形材をＶ溝部分で折
り曲げてコーナー部とするのでコーナーブロック、ビス
が不要となるので、部品価格が安くなるし、コーナーブ
ロックとビスを組み付ける作業が減り作業効率が良くな
る。しかも、形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部、
一側縦板、他側縦板の切断端面相互間の隙間は発泡樹脂
で端部連結板から凹部開口縁まで連続して閉塞している
ことで、光漏れが生じない。

【００３８】第３の発明によれば、形材をＶ溝部分で折
り曲げてコーナー部とするのでコーナーブロック、ビス
が不要となるので、部品価格が安くなるし、コーナーブ
ロックとビスを組み付ける作業が減り作業効率が良くな
る。しかも、形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部に
隙間があっても遮光片が端部連結板から凹部開口縁まで
連続して取付けてあることで、その隙間からの光漏れが
生じない。

【００３９】第４の発明によれば、ドア枠内に取付けた
パネルユニットが光漏れしないので、室内の明りが室外
に漏れたり、室外の太陽光が室内に入り込んだりするこ
とがないドアとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】玄関用のドアの正面図である。

【図２】本発明の第１実施例を示す形材の折り曲げ前の
正面図である。

【図３】図２のＡ−Ａ拡大断面図である。

【図４】発泡メルトの充填状態を示す斜視図である。

【図５】形材の折り曲げ途中の状態を示す正面図であ
る。

【図６】装飾用パネルユニットの正面図である。

【図７】本発明の第２実施例を示す形材の折り曲げ前の
正面図である。

【図８】発泡樹脂の添着状態を示す斜視図である。

【図９】本発明の第３実施例を示す形材の折り曲げ前の
正面図である。

【図１０】形材のＶ溝部と遮光片の分解斜視図である。

【図１１】形材のＶ溝部に遮光片を取付けた状態の斜視
図である。

【図１２】形材の折り曲げ途中の状態を示す正面図であ
る。

【図１３】装飾パネルユニットの正面図である。

【図１４】本発明の第４実施例を示す形材の折り曲げ途
中の状態を示す正面図である。

【図１５】スリットの加工説明の斜視図である。

【図１６】スリット部分の断面図である。

【図１７】遮光片の押込み説明の斜視図である。

【図１８】装飾用パネルユニットの正面図である。

【符号の説明】

８…枠体、９…パネル、１０…形材、１１…一側縦板、
１２…他側縦板、１３…端部連結板、１４…中間部連結
板、１５…中空部、１６…凹部、１７…端面、１８…Ｖ
溝、１９…発泡メルト、２１…コーナーブロック、２２
…ガスケット、３０…発泡樹脂、３１…遮光片、４０…
スリット、４１…回転カッタ、４２…遮光片。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者米田清隆富山県下新川郡入善町椚山785 (72)発明者中村潤富山県滑川市上小泉13 (72)発明者山本修富山県下新川郡入善町下飯野新283−６

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一側縦板と他側縦板と端部連結板で端部
連結板と反対側にパネル取付用の凹部を有する形材に複
数のＶ溝を長手方向に間隔を置いて形成し、そのＶ溝部
分で折り曲げてＶ溝の切断端面相互を突き合せると共
に、長手方向両端部を連結した複数のコーナー部を有す
る枠体と、この枠体のパネル取付用の凹部にのみ込ませ
て取付けたパネルとでパネルユニットとし、前記形材のＶ溝の切断端面相互を突き合せたコーナー部
に発泡メルトが端部連結板から凹部の開口縁まで連続し
て充填してあることを特徴とするパネルユニット。
【請求項２】一側縦板と他側縦板と端部連結板で端部
連結板と反対側にパネル取付用の凹部を有する形材に複
数のＶ溝を長手方向に間隔を置いて形成し、そのＶ溝部
分で折り曲げてＶ溝の切断端面相互を突き合せると共
に、長手方向両端部を連結した複数のコーナー部を有す
る枠体と、この枠体のパネル取付用の凹部にのみ込ませ
て取付けたパネルとでパネルユニットとし、前記形材のＶ溝の切断端面相互の突き合せ部における一
側縦板の切断端面相互間及び他側縦板の切断端面相互間
に発泡樹脂が端部連結板から凹部の開口縁まで連続して
介在してあることを特徴とするパネルユニット。
【請求項３】一側縦板と他側縦板と端部連結板で端部
連結板と反対側にパネル取付用の凹部を有する形材に複
数のＶ溝を長手方向に間隔を置いて形成し、そのＶ溝部
分で折り曲げてＶ溝の切断端面相互を突き合せると共
に、長手方向両端部を連結した複数のコーナー部を有す
る枠体と、この枠体のパネル取付用の凹部にのみ込ませ
て取付けたパネルとでパネルユニットとし、前記形材のＶ溝の切断端面相互を突き合せたコーナー部
における一側縦板寄りに、遮光片が端部連結板から凹部
の開口縁まで連続して取付けてあることを特徴とするパ
ネルユニット。
【請求項４】左右の縦框と上框と下框を方形框組みし
たドア枠内に、前記請求項１記載のパネルユニット又は
前記請求項２記載のパネルユニット又は前記請求項３記
載のパネルユニットを取付けたドア。