JP2002155687A - 門 柱 - Google Patents

門 柱

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JP2002155687A
JP2002155687A JP2000354241A JP2000354241A JP2002155687A JP 2002155687 A JP2002155687 A JP 2002155687A JP 2000354241 A JP2000354241 A JP 2000354241A JP 2000354241 A JP2000354241 A JP 2000354241A JP 2002155687 A JP2002155687 A JP 2002155687A
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JP2000354241A
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Yutaka Takeshima
裕 竹島
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Nichiha Corp
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Nichiha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、構築に必要な部材数を最小限にする
ことが出来、芯枠体に筒状外壁部材を嵌め込むだけの簡
単な作業で構築出来、建物と一体感を有し外観に優れた
門柱を提供することを課題とする。 【解決手段】芯枠体2と、該芯枠体2の外側に嵌着され
る複数段の筒状外壁部材3とからなり、該芯枠体2の下
部には最下段の該筒状外壁部材3の下縁が嵌合する受止
溝61を有する受止金具6が差渡され、該筒状外壁部材
3相互は実接合によって接合されている門柱1を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は門柱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、桝形ブロック(9) を複数段積上げ
て門柱(10)を構築する場合、図14に示すように各桝形
ブロック(9) 上面に連結用枠部材(91)を配置固定し、上
下の桝形ブロック(9) を該連結用枠部材(91)相互に縦連
結部材(92)を差渡し、該縦連結部材(92)の両端を連結用
枠部材(91)にビス止めし、更にパッチン錠型連結部材(9
3)で連結した構成が提供されている(実開平5−963
96号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、先ず各桝形ブロック(9) 上面に連結用枠部
材(91)を配置固定し、次いで該連結用枠部材(91)相互に
縦連結部材(92)を差渡し、更に該縦連結部材(92)の両端
を連結用枠部材(91)にビス止めし、そしてパッチン錠型
連結部材(93)で連結しなければならないため、上下の桝
形ブロック(9) 相互の連結に非常に手間がかかるという
問題があった。また、連結するための部材も例えば連結
用枠部材(91)、縦連結部材(92)およびパッチン錠型連結
部材(93)等各種必要となるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、芯枠体(2) と、該芯枠体
(2) の外側に嵌着される複数段の筒状外壁部材(3) とか
らなり、該芯枠体(2)の下部には最下段の該筒状外壁部
材(3) の下縁が嵌合する受止溝(61)を有する受止金具
(6) が差渡され、該筒状外壁部材(3) 相互は実接合によ
って接合されている門柱(1) を提供するものである。該
筒状外壁部材(3) の一方の接合端には上実(34)が設けら
れ、他方の接合端には下実(33)が設けられ、該筒状外壁
部材(3) の接合部にあっては該上実(34)と該下実(33)と
が重ね合わせて接合される合決り接合構造がとられてい
ることが望ましい。
【0005】該筒状外壁部材(3) の接合部において、該
芯枠体(2) には台部(81)と該台部(81)中央から立設され
る断面T字状またはY字状の受止板(82)とからなる留付
金具(8) が取付けられており、該筒状外壁部材(3) の上
実(34)の下側根端部からは溝部(35)を介して内実(36)が
形成され、該留付金具(8) の受止板(82)両側に形成され
る実嵌合部(85,86) の一方には接合されるべき一対の筒
状外壁部材(3) の一方の下実(33)が嵌着され、他方には
接合されるべき一対の筒状外壁部材(3) の他方の内実(3
6)が嵌着されることが望ましい。
【0006】更に、該受止金具(6) は該芯枠体(2) の巾
よりも若干短めにされ、該受止金具(6) を該芯枠体(2)
に取付けた状態で該受止金具(6) の両端は該芯枠体(2)
の両縁よりも若干内側に位置していることが望ましく、
また更に、該筒状外壁部材(3) の接合部において、上実
(34)と下実(33)との間にはシール材およびシーリング材
(37)が介在していることが望ましい。
【0007】また更に、該筒状外壁部材(3) は両端を略
45度に切落とした台形状の前面板(30A) 、後面板(30
B) 、左右側面板(30C,30D) を接着剤で接着することに
よって組合せ、接着剤が硬化するまで固定バンド(72)で
結束しておくことによって製造されることが望ましく、
該前面板(30A) と後面板(30B) または左右側面板(30C,3
0D) の内端縁には定規部材(73)が取付けられているのが
望ましい。
【0008】
【作用】本発明の門柱(1) では、最下段の筒状外壁部材
(3) を芯枠体(2) に嵌着して該筒状外壁部材(3) 下縁を
該芯枠体(2) 下部の受止金具(6) の受止溝(61)に嵌合
し、二段目の筒状外壁部材(3) を該芯枠体(2) に嵌着し
て最下段の筒状外壁部材(3) と互いに実接合し、同様に
して順次複数段積上げる。このように該筒状外壁部材
(3) は互いに実接合されているので前後左右が互いに固
定される。このようにして容易にかつ短時間で門柱(1)
を構築することが出来る。
【0009】該筒状外壁部材(3) の一方の接合端に上実
(34)を設け、他方の接合端に下実(33)を設け、該筒状外
壁部材(3) の接合部において該上実(34)と該下実(33)と
を重ね合わせて接合する合決り接合構造を採用した場
合、該筒状外壁部材(3) の接合部において、該芯枠体
(2) に台部(81)と該台部(81)中央から立設される断面T
字状またはY字状の受止板(82)とからなる留付金具(8)
を取付け、該筒状外壁部材(3) の上実(34)の下側根端部
から溝部(35)を介して内実(36)を形成し、該留付金具
(8) の受止板(82)両側に形成される実嵌合部(85,86) の
一方に接合されるべき一対の筒状外壁部材(3) の一方の
下実(33)を嵌着し、他方に接合されるべき一対の筒状外
壁部材(3) の他方の内実(36)を嵌着すると、該筒状外壁
部材(3) は該芯枠体(2) に左右前後に固定される。該受
止金具(6) が該芯枠体(2) の巾よりも若干短めにされ、
該受止金具(6) を該芯枠体(2) に取付けた状態で該受止
金具(6) の両端は該芯枠体(2) の両縁よりも若干内側に
位置し、該受止金具(6) の両端と該芯枠体(2) の両縁と
の間に若干の空隙Sが形成されていれば、該芯枠体(2)
および/または該筒状外壁部材(3)の形状に僅かな歪み
が生じて該芯枠体(2) に適嵌できない場合でも、このよ
うな歪みは上記空隙Sに吸収され、該受止金具(6) に干
渉されることなく該筒状外壁部材(3) を該芯枠体(2) に
円滑に嵌着することが出来る。更に、該筒状外壁部材
(3) の接合部において、上実(34)と下実(33)との間にシ
ール材およびシーリング材(37)を介在させれば、該シー
ル材およびシーリング材(37)が雨水等を遮断して門柱
(1) の内部に浸入するのを防止することが出来る。
【0010】また更に、両端を略45度に切落とした台
形状の前面板(30A) 、後面板(30B)、左右側面板(30C,30
D) を接着剤で接着することによって組合せ、接着剤が
硬化するまで固定バンド(72)で結束しておくことによっ
て該筒状外壁部材を製造し、該前面板(30A) と後面板(3
0B) または左右側面板(30C,30D) の内端縁に定規部材(7
3)を取付けていれば、該前面板(30A) と後面板(30B) ま
たは左右側面板(30C,30D) の定規部材(73)外側面に組合
わせるべき左右側面板(30C,30D) または前面板(30A) と
後面板(30B) を当接し、該前面板(30A) 、後面板(30B)
、左右側面板(30C,30D) をそれぞれ直角になるように
組合せることにより、該前面板(30A) 、後面板(30B) 、
左右側面を組合わせる際の安定性が向上し、精度良くか
つ手間をかけることなく筒状外壁部材を製造することが
出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図10に示す一実
施例によって説明する。図1〜図3に示すように、本実
施例の門柱(1) は、鉄やアルミ等の金属製の芯枠体(2)
と、該芯枠体(2) の外側に嵌着される上段筒状外壁部材
(3A)、中段筒状外壁部材(3B)および下段筒状外壁部材(3
C)とからなり、該上段筒状外壁部材(3A)の前面および後
面と中段筒状外壁部材(3B)の後面とに設けられた切欠き
部(31)にはポスト(4) が嵌着されており、該上段筒状外
壁部材(3A)の上側には笠木(5) が載置される。
【0012】〔芯枠体〕図3に示すように、該芯枠体
(2) は、左右一対の側柱(21)と、該左右の側柱(21)の間
の上端において差渡される上横桟(22)と、中間部におい
て差渡される中横桟(23)と、下部において取付けられる
巾木(24)とからなる。本実施例において、該側柱(21)の
前後面の所定の位置には複数個のビス穴(25)が設けられ
下端部には該芯枠体(2) を基礎(図示せず)上に固定す
るためのアンカーボルト穴(26)が設けられており、該芯
枠体(2) の該上横桟(22)および中横桟(23)にはCD管を
配管するためのCD管孔(27)がそれぞれ設けられてい
る。
【0013】〔受止金具〕図3および図4に示すよう
に、該芯枠体(2) 下部の巾木(24)の上側において前側お
よび後側には該下段筒状外壁部材(3C)の下縁が嵌合する
受止溝(61)を有する受止金具(6) が差渡される。該受止
金具(6) の一端からは取付片(62)が延設され、該取付片
(62)には複数個のビス穴(63)が形成されている。該受止
金具(6) は該芯枠体(2) の巾よりも10mm短くされて
おり、該受止金具(6) を該芯枠体(2)に取付けた状態で
該受止金具(6) の両端は該芯枠体(2) の両端よりもそれ
ぞれ5mmずつ内側に位置し、該受止金具(6) の両端と
該芯枠体(2) の両縁との間に若干の空隙Sが形成されて
いる。本実施例では、該受止金具(6) に複数個の水抜孔
(64)が設けられており、該受止金具(6) に雨水が溜まる
のを防止している(図9参照)。
【0014】〔筒状外壁部材〕図4に示すように、該筒
状外壁部材(3) 上端部の接合端には低段部(32)を介して
下実(33)が設けられ、該筒状外壁部材(3) 下端部の接合
端には上実(34)が設けられ、更に該上実(34)の下側根端
部からはV字状の溝部(35)を介して内実(36)が形成さ
れ、該下実(33)上面先端部は斜めに角落しされ、そして
該内実(36)上面は先端に向けて低くなる斜面とされてい
る。
【0015】図5〜図8に示すように、該筒状外壁部材
(3) を製造する場合には、両端を略45度に切断して台
形状に加工した前面板(30A) 、後面板(30B) 、および左
右側面板(30C,30D) を用意し(図5参照)、該左右側面
板(30C,30D) の内端縁には長方体である定規部材(73)を
それぞれ接着し、該両端の切断面に湿気硬化型ウレタン
等の接着剤Bをそれぞれ塗布し、左右側面板(30C,30D)
の定規部材(73)外側面に前面板(30A) と後面板(30B) を
当接し、該前面板(30A) 、後面板(30B) 、左右側面板(3
0C,30D) をそれぞれ直角になるように組合せて平面長方
形状とし、該筒状外壁部材(3) の角部に設置される固定
治具(71)を介してPPバンドやゴムバンド等の固定バン
ド(72)を用いて固定し、所定時間経過させて該接着剤B
を硬化させる。
【0016】該左右側面板(30C,30D) の定規部材(73)外
側面に前面板(30A) と後面板(30B)を当接し、該前面板
(30A) 、後面板(30B) 、左右側面板(30C,30D) をそれぞ
れ直角になるように組合せることにより、該前面板(30
A) 、後面板(30B) 、左右側面を組合わせる際の安定性
が向上し、精度良くかつ手間をかけることなく筒状外壁
部材を製造することが出来る。本実施例以外、該定規部
材(73)は前面板(30A) および後面板(30B) の内端縁に取
付けてもよく、また立方体の定規部材または薄いL型金
具等のアングル形状の定規部材であってもよい。更に、
前面板(30A) 、後面板(30B) 、左右側面板(30C,30D) の
反りが発見出来るように、定規部材(73)は内端縁の全長
にわたって取付けられるより、例えば内端縁上部および
下部の二箇所など部分的に取付けられることが望まし
く、また例えば長方体、長L型等の透明なプラスチック
を材料としてもかまわない(図6および図8参照)。
【0017】この際、該固定治具(71)の所定の位置に凹
部(74)を設けていれば、該固定バンド(72)の位置を正確
かつ容易にセットすることが出来る(図6参照)。ま
た、図5に示すように接着剤Bを切断面の内側および外
側に塗布し、該外側の接着剤Bの塗布量を若干少なめと
すると、該前面板(30A) 、後面板(30B) および左右側面
板(30C,30D) を組合わせる際に接着剤Bが該筒状外壁部
材(3) の外面側にハミ出すのを最小限に抑えることが出
来る(図7参照)。更に固定治具(71)の形状を図5〜図
7に示すような屈曲凸形状として、該筒状外壁部材(3)
の角部と該固定治具(71)との間に隙間を設けていれば、
ハミ出した接着剤Bが該固定治具(71)に付着するのを防
止することが出来る。
【0018】該接着剤Bの硬化後に、図7において点線
で示すように該筒状外壁部材(3) の角部とともに面取り
して該ハミ出した接着剤Bを取り除き、仕上げの塗装を
施して筒状外壁部材(3) の製造は完了する(図8参
照)。本実施例では、該前面板(30A) 、後面板(30B) 、
左右側面板(30C,30D) は例えば一般的な外壁部材として
使用されている木質繊維で補強したセメント板を切削加
工して製造され、表面には例えば天然石調の凹凸および
色彩が施されている。
【0019】〔留付金具〕図3および図4に示すよう
に、該筒状外壁部材(3) 相互の接合部の前側左右両端部
および後側左右両端部において芯枠体(2) に取付けられ
る留付金具(8) は、台形の台部(81)と、該台部(81)の中
央から立設される断面Y字状の受止板(82)とからなり、
該留付金具(8) の台部(81)の一端からは取付片(83)が延
設され、該取付片(83)にはビス穴(84)が形成されてい
る。そして該留付金具(8) の受止板(82)の上下両側には
実嵌合部(85,86) が形成される(図10参照)。本実施
例において留付金具(8) の受止板(82)は断面Y字状とし
たのに対し、図11に示すように断面T字状としてもよ
い。
【0020】〔門柱の構築〕門柱(1) を構築する場合に
は、先ず基礎(図示せず)上に芯枠体(2) を立設し、該
受止金具(6) をビス穴(25,63) を介して該芯枠体(2) に
ビス止めして固定し、該芯枠体(2) の上方から下段筒状
外壁部材(3C)を該芯枠体(2) の外側に配置し、該下段筒
状外壁部材(3C)の下端を受止金具(6) の受止溝(61)に嵌
合支持させ、該下段筒状外壁部材(3C)部上端部の下実(3
3)を留付金具(8) の下側実嵌合部(85)に嵌着し、該留付
金具(8) をビス穴(25,84) を介して該芯枠体(2) にビス
止めして固定する。その上に中段筒状外壁部材(3B)下端
部の内実(36)を留付金具(8) の上側実嵌合部(86)に嵌着
し、同様にして上段筒状外壁部材(3A)を該芯枠体(2) に
外側嵌着しかつ該留付金具(8) を介して留付する。図4
に示すように上下の筒状外壁部材(3) は、下側の筒状外
壁部材(3) の下実(33)と上側の筒状外壁部材(3)の内実
(36)を該留付金具(8) の受止板(82)の両側の実嵌合部(8
5,86) にそれぞれ嵌合しかつ上側の筒状外壁部材(3) の
上実(34)を下側の筒状外壁部材(3) の下実(33)に重ねて
合決りによって実接合される。更に該上段筒状外壁部材
(3A)の前面および後面と中段筒状外壁部材(3B)の後面と
に設けられた切欠き部(31)にポスト(4) を嵌着し、該上
段筒状外壁部材(3A)の上側に笠木(5) を載置する。本実
施例では、該下実(33)上面に例えば発泡樹脂等のシール
材および例えば粘着性のあるコーキング等のシーリング
材(37)を取付け、互いに接合する該上実(34)と該下実(3
3)との間に該シール材およびシーリング材(37)を介在さ
せているため、該接合部の隙間から雨水等の浸入を防ぐ
ことが出来、更に該筒状外壁部材(3) の内周面と該芯枠
体(2) の外周面との隙間が5mmとなるように設定され
ているため、雨水等が浸入してしまった場合でも該隙間
から水抜きをすることが出来る。また、建物の外壁部材
を用いて該門柱(1) の筒状外壁部材(3) を製造する場合
には、該下実(33)の上面だけでなく外側面にもシーリン
グ材(37)が付着していることがある。このような場合に
は、該筒状外壁部材(3) を積み重ねる際に該下実(33)外
側面のシーリング材(37)が干渉するのを防止し、該上実
(34)を該下実(33)に円滑に嵌合させるために、該外壁部
材の下実(33)外側面のシーリング材(37)は取り除くこと
が望ましい。
【0021】この場合、該受止金具(6) が該芯枠体(2)
の巾よりも10mm短めにされ、該受止金具(6) を該芯
枠体(2) に取付けた状態で該受止金具(6) の両端は該芯
枠体(2) の両縁よりも若干内側に位置するように設定さ
れる。この場合上記したように該受止金具(6) が該芯枠
体(2) の巾よりも10mm短めにされ、該受止金具(6)
を該芯枠体(2) に取付けた状態で該受止金具(6) の両端
は該芯枠体(2) の両縁よりも若干内側に位置するように
設定されているので、該受止金具(6) の両端と該芯枠体
(2) の両縁との間に若干の空隙Sが形成され、該筒状外
壁部材(3) の形状に僅かな歪みが生じてしまい該芯枠体
(2) に適嵌できない場合でも、このような歪みは上記空
隙Sに吸収され、該受止金具(6) に干渉されることなく
該筒状外壁部材(3) を該芯枠体(2) に円滑に嵌着するこ
とが出来る(図9参照)。
【0022】本発明の門柱(1) の筒状外壁部材(3) 相互
は実接合されているので、筒状外壁部材(3) 相互は実接
合により前後左右に固定され、各筒状外壁部材(3) は留
付金具(8) により芯枠体(2) に前後左右に固定される。
そして留付金具(8) および受止金具(6) は外部に露出せ
ず、該門柱(1) の外観は大変良好なものとなる。また、
建物の外壁部材(30)と同様な模様の前面板(30A) 、後面
板(30B) 、左右側面板(30C,30D) を使用すれば、建物と
の一体感を有する門柱(1) を構築することが出来る。
【0023】本実施例以外、該筒状外壁部材(3) の接合
部において留付金具(8) を用いずに合決り接合してもよ
く(図12参照)、更に筒状外壁部材(3) 相互の実接合
は合決り方式以外、オス実メス実方式であってもよい
(図13参照)。
【0024】
【発明の効果】本発明の門柱では、構築に必要な部材数
を最小限にすることが出来、芯枠体に筒状外壁部材を嵌
め込むだけの簡単な作業で建物と一体感を有し外観に優
れた門柱を構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図10は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】門柱の正面図である。
【図2】門柱の側面図である。
【図3】門柱の分解斜視図である。
【図4】筒状外壁部材の接合部の説明側断面図である。
【図5】筒状外壁部材を製造する様子を示す分解平面図
である。
【図6】筒状外壁部材を製造する様子を示す斜視図であ
る。
【図7】筒状外壁部材を製造する様子を示す拡大平面図
である。
【図8】筒状外壁部材の平面図である。
【図9】僅かに歪んだ状態の筒状外壁部材が芯枠体に嵌
着する様子を示す説明平面図である。
【図10】留付金具の斜視図である。
【図11】留付金具の他の実施例の斜視図である。
【図12】他の実施例における筒状外壁部材の接合部の
説明側断面図である。
【図13】更に他の実施例における筒状外壁部材の接合
部の説明側断面図である。
【図14】従来例の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 門柱 2 芯枠体 3,3A,3B,3C 筒状外壁部材 30A 前面板 30B 後面板 30C,30D 左右側面板 33 下実 34 上実 35 溝部 36 内実 37 シール材、シーリング材 6 受止金具 61 受止溝 72 固定バンド 73 定規部材 8 留付金具 81 台部 82 受止板 85,86 実嵌合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯枠体と、該芯枠体の外側に嵌着される複
    数段の筒状外壁部材とからなり、該芯枠体の下部には最
    下段の該筒状外壁部材の下縁が嵌合する受止溝を有する
    受止金具が差渡され、該筒状外壁部材相互は実接合によ
    って接合されていることを特徴とする門柱。
  2. 【請求項2】該筒状外壁部材の一方の接合端には上実が
    設けられ、他方の接合端には下実が設けられ、該筒状外
    壁部材の接合部にあっては該上実と該下実とが重ね合わ
    せて接合される合決り接合構造がとられている請求項1
    に記載の門柱。
  3. 【請求項3】該筒状外壁部材の接合部において、該芯枠
    体には台部と該台部中央から立設される断面T字状また
    はY字状の受止板とからなる留付金具が取付けられてお
    り、該筒状外壁部材の上実の下側根端部からは溝部を介
    して内実が形成され、該留付金具の受止板両側に形成さ
    れる実嵌合部の一方には接合されるべき一対の筒状外壁
    部材の一方の下実が嵌着され、他方には接合されるべき
    一対の筒状外壁部材の他方の内実が嵌着される請求項2
    に記載の門柱。
  4. 【請求項4】該受止金具は該芯枠体の巾よりも若干短め
    にされ、該受止金具を該芯枠体に取付けた状態で該受止
    金具の両端は該芯枠体の両縁よりも若干内側に位置して
    いる請求項2および請求項3に記載の門柱。
  5. 【請求項5】該筒状外壁部材の接合部において、上実と
    下実との間にはシール材が介在している請求項2〜請求
    項4に記載の門柱。
  6. 【請求項6】該筒状外壁部材は両端を切落とした台形状
    の前面板、後面板、左右側面板を接着剤で接着すること
    によって組合せ、接着剤が硬化するまで固定バンドで結
    束しておくことによって製造される請求項1〜請求項5
    に記載の門柱。
  7. 【請求項7】該前面板と後面板または左右側面板の内端
    縁には定規部材が取付けられている請求項6に記載の門
    柱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006341347A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Nichiha Corp 出隅材製造治具及び出隅材製造方法
JP2016094725A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 門柱

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