JPH062205U - 測温内視鏡 - Google Patents
測温内視鏡Info
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- JPH062205U JPH062205U JP3777792U JP3777792U JPH062205U JP H062205 U JPH062205 U JP H062205U JP 3777792 U JP3777792 U JP 3777792U JP 3777792 U JP3777792 U JP 3777792U JP H062205 U JPH062205 U JP H062205U
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】赤外像伝達ファイババンドルの射出端面とサー
モグラフィ装置の受像面との間に拡大レンズを取り付け
ても、ピント合わせ調整を簡単に行うことができる測温
内視鏡を提供することを目的とする。 【構成】赤外用対物レンズ13によって結像された赤外
像を挿入部2の外部へ伝達するための赤外像伝達ファイ
ババンドル12と、上記赤外像伝達ファイババンドル1
2の射出端面に伝達された赤外像を拡大してサーモグラ
フィ装置20の受像面22aに結像させるための拡大レ
ンズ21と、上記拡大レンズ21によって上記サーモグ
ラフィ装置20の受像面22aに結像される上記赤外像
のピント調整を行うために上記赤外像伝達ファイババン
ドル12の射出端部と上記サーモグラフィ装置20との
間に介装された焦点調整アダプタ30とを設けた。
モグラフィ装置の受像面との間に拡大レンズを取り付け
ても、ピント合わせ調整を簡単に行うことができる測温
内視鏡を提供することを目的とする。 【構成】赤外用対物レンズ13によって結像された赤外
像を挿入部2の外部へ伝達するための赤外像伝達ファイ
ババンドル12と、上記赤外像伝達ファイババンドル1
2の射出端面に伝達された赤外像を拡大してサーモグラ
フィ装置20の受像面22aに結像させるための拡大レ
ンズ21と、上記拡大レンズ21によって上記サーモグ
ラフィ装置20の受像面22aに結像される上記赤外像
のピント調整を行うために上記赤外像伝達ファイババン
ドル12の射出端部と上記サーモグラフィ装置20との
間に介装された焦点調整アダプタ30とを設けた。
Description
【0001】
この考案は、被測定部の温度分布を非接触で測定するために用いられる測温内 視鏡に関する。
【0002】
測温内視鏡においては、被測定部から放出される赤外線の像(赤外像)を赤外 像伝達ファイババンドルによって内視鏡挿入部の外部へ伝達し、赤外像伝達ファ イババンドルの基端に接続したサーモグラフィ装置によって、被測定部の温度分 布を可視的に観察するようにしている。
【0003】 しかし、サーモグラフィ装置の受像面を内蔵する赤外線カメラに赤外像伝達フ ァイババンドルの射出端部を直接接続すると、赤外像伝達ファイババンドルの射 出端面に伝達された赤外像がサーモグラフィ装置のディスプレイに小さくしか表 示されない。
【0004】 そこで、微小領域を拡大して写すための拡大レンズを赤外線カメラに取り付け 、赤外像伝達ファイババンドルの端面をサーモグラフィ装置のディスプレイに大 きく写し出すようにしている。
【0005】
サーモグラフィ装置の赤外線カメラには、一般に20cm〜∞の程度の範囲で調 整可能な焦点調節機構がついている。
【0006】 しかし、前述のような拡大レンズを取り付けた場合、例えば、焦点距離40mm の拡大レンズを取り付けた時の焦点位置は、赤外線カメラの焦点位置を∞に合わ せた時にレンズ先端から40mmの位置に合焦する固定焦点となっている。しかも 、拡大レンズは、被写界深度が非常に浅い。
【0007】 したがって、赤外像伝達ファイババンドルの端面位置を拡大レンズの焦点位置 に正確に合わせて固定する必要があるが、その調整組み付け作業ははなはだ微妙 なものとなるため、多大な時間と労力とを必要としてしまう。
【0008】 そこで本考案は、赤外像伝達ファイババンドルの射出端面とサーモグラフィ装 置の受像面との間に拡大レンズを取り付けても、ピント合わせ調整を簡単に行う ことができる測温内視鏡を提供することを目的とする。
【0009】
上記の目的を達成するため、本考案の測温内視鏡は、被測定部の赤外像を結像 させるために挿入部の先端に設けられた赤外用対物レンズと、上記赤外用対物レ ンズによって結像された赤外像を上記挿入部の外部へ伝達するための赤外像伝達 ファイババンドルと、上記赤外像伝達ファイババンドルの射出端面に伝達された 赤外像を拡大してサーモグラフィ装置の受像面に結像させるための拡大レンズと 、上記拡大レンズによって上記サーモグラフィ装置の受像面に結像される上記赤 外像のピント調整を行うために、上記赤外像伝達ファイババンドルの射出端部と 上記サーモグラフィ装置との間に介装された焦点調整アダプタとを設けたことを 特徴とする。
【0010】
図面を参照して実施例を説明する。 図1において、1は内視鏡であり、その挿入部2の先端には、被測定部50の 可視像を結像するための観察用対物レンズ3が配置されている。
【0011】 そして、被測定部50の可視像を挿入部2外に伝達するイメージガイドファイ ババンドル4が、挿入部2内を通って、挿入部2外に設けられた接眼部6に至る ように配置されている。
【0012】 イメージガイドファイババンドル4の像入射端面は、観察用対物レンズ3の結 像位置に配置され、像射出端面は、接眼光学系6aによる観察位置に配置されて いる。
【0013】 なお、可視像伝達手段としては、イメージガイドファイババンドル4に代えて 、電荷結合素子(CCD)その他の固体撮像素子などを用いてもよい。 7は、観察対象となる被測定部50を照明する照明用ライトガイドファイババ ンドル。8は照明角を拡げるための配光レンズ。9は、照明用ライトガイドファ イババンドル7に照明光を入射する光源である。
【0014】 5は、鉗子その他の処置具類を挿通するために内視鏡1に形成された鉗子チャ ンネルであり、その中に本考案の温度分布測定装置10が挿脱自在に挿通されて いる。
【0015】 温度分布測定装置10は、赤外像伝達ファイババンドル12と赤外用対物レン ズ13とカバー14とを、細長い可撓管11内に設けて構成されている。 赤外像伝達ファイババンドル12は多数の赤外用光学ファイバを規則的に配列 して形成されており、各赤外用光学ファイバは、例えば硫化砒素(AsS)によ り形成されたコアの周囲を、四フッ化エチレン樹脂により形成されたクラッドで 被覆して形成されている。
【0016】 そして、各赤外用光学ファイバを、入射端面12aと射出端面12bとで同一 配列に並べて各々固めると共に、入射端部と射出端部との中間部分では、各赤外 用光学ファイバどうしを互いに分離して、全体として可撓性を有するように構成 している。
【0017】 赤外像伝達ファイババンドル12の射出端面12bは、サーモグラフィ装置2 0に接続されている。22は、赤外像伝達ファイババンドル12の射出端面12 bから入射した赤外像を電気信号に変換する受像面22aを内蔵する赤外線カメ ラである。
【0018】 21は、サーモグラフィ装置20に入る赤外像を拡大して受像面22aに結像 させるように赤外線カメラ22に取り付けられた拡大レンズであり、シリコン、 ゲルマニウム等の赤外線透過材料で作られている。
【0019】 23は、赤外線カメラ22からの信号を、可視的な色の変化を示す信号に変換 する変換ユニットであり、CRTなどのディスプレイ24上に、被測定部50の 赤外像、即ち温度分布が色の相違として可視的に表示される。このようにして、 接眼部6を通して肉眼で観察される被測定部50の温度分布が、ディスプレイ2 4に表示される。
【0020】 赤外像伝達ファイババンドル12の射出端部と赤外線カメラ22との間には、 拡大レンズ21によって受像面22aに結像される赤外像のピント調整を行うた めの焦点調整アダプタ30が介装されている。
【0021】 図2は、焦点調整アダプタ30を取り付ける前の状態の外観略示図、図3は、 赤外像伝達ファイババンドル12側に焦点調整アダプタ30が取り付けられた状 態の半断面図である。
【0022】 図3に示される10aは、赤外像伝達ファイババンドル12の射出端部を内側 に固定した口金であり、その外側に嵌合するスリーブ31が、回転止めねじ32 を締め付けることによって口金10aに固定されている。回転止めねじ32を緩 めれば、口金10aとスリーブ31とを分離することができる。33はOリング である。
【0023】 スリーブ31から側方に突設されたピン34は、アダプタ本体36に軸方向に 細長く穿設された長孔35内を貫通して、その頭部が焦点調整環37内に達して いる。
【0024】 焦点調整環37には、側方からねじ止め固定された押さえ環38との間に環状 溝39が形成されていて、ピン34の頭部は環状溝39内にほとんどガタの無い ように係合している。また焦点調整環37は、ねじ部40によって、アダプタ本 体36の外周部に螺合している。
【0025】 したがって、焦点調整環37を回転させれば、焦点調整環37が軸方向に移動 し、それと共にピン34が軸方向に移動するので、スリーブ31及び口金10a 等を介して赤外像伝達ファイババンドル12の射出端面12bが同じ距離だけ軸 方向に移動する。
【0026】 42は、アダプタ本体36を赤外線カメラ22に固定するための固定ねじであ り、180度対称に2個設けられている。赤外線カメラ22の接続部をアダプタ 本体36の内側に嵌挿して固定ねじ42を締め付ければ、互いが動かないように 固定され、固定ねじ42を緩めればその固定状態が解除される。
【0027】 したがって、焦点調整アダプタ30は、回転止めねじ32と固定ねじ42によ って、赤外像伝達ファイババンドル12側及び赤外線カメラ22側の双方に対し て着脱自在であり、その取り付け状態時に焦点調整環37を回転させることによ り、赤外像伝達ファイババンドル12の射出端面12bを軸方向に移動させ、拡 大レンズ21によって受像面22aに結像される赤外像のピント調整を行うこと ができる。
【0028】
本考案の測温内視鏡によれば、焦点調整アダプタを赤外像伝達ファイババンド ルの射出端部とサーモグラフィ装置との間に介装したので、拡大レンズによって 受像面に結像する赤外像のピント合わせ調整を、正確かつ簡単にいつでも行うこ とができる優れた効果を有する。
【図1】実施例の測温内視鏡の構成略示図である。
【図2】実施例の焦点調整アダプタ部分の外観略示図で
ある。
ある。
【図3】実施例の焦点調整アダプタ部分の半断面図であ
る。
る。
1 内視鏡 2 挿入部 12 赤外像伝達ファイババンドル 13 赤外用対物レンズ 20 サーモグラフィ装置 21 拡大レンズ 22 赤外線カメラ 22a 受像面 30 焦点調整アダプタ 50 被測定部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 23/24 C 7132−2K
Claims (1)
- 【請求項1】被測定部の赤外像を結像させるために挿入
部の先端に設けられた赤外用対物レンズと、 上記赤外用対物レンズによって結像された赤外像を上記
挿入部の外部へ伝達するための赤外像伝達ファイババン
ドルと、 上記赤外像伝達ファイババンドルの射出端面に伝達され
た赤外像を拡大してサーモグラフィ装置の受像面に結像
させるための拡大レンズと、 上記拡大レンズによって上記サーモグラフィ装置の受像
面に結像される上記赤外像のピント調整を行うために、
上記赤外像伝達ファイババンドルの射出端部と上記サー
モグラフィ装置との間に介装された焦点調整アダプタと
を設けたことを特徴とする測温内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992037777U JP2582945Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 測温内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992037777U JP2582945Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 測温内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062205U true JPH062205U (ja) | 1994-01-14 |
JP2582945Y2 JP2582945Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12506921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992037777U Expired - Fee Related JP2582945Y2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 測温内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582945Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63281121A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用光学アダプタ装置 |
JPH02139515A (ja) * | 1988-05-16 | 1990-05-29 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
JPH02203835A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-13 | Asahi Optical Co Ltd | 測温内視鏡 |
JPH02207213A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-16 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡装置 |
JPH03277343A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-12-09 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用温度分布測定装置 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP1992037777U patent/JP2582945Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63281121A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-17 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用光学アダプタ装置 |
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JPH03277343A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-12-09 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用温度分布測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582945Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |