JPH0621996U - 装飾用パネル - Google Patents

装飾用パネル

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JPH0621996U
JPH0621996U JP6538192U JP6538192U JPH0621996U JP H0621996 U JPH0621996 U JP H0621996U JP 6538192 U JP6538192 U JP 6538192U JP 6538192 U JP6538192 U JP 6538192U JP H0621996 U JPH0621996 U JP H0621996U
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JP
Japan
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layer
light
color
pattern
decorative panel
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Pending
Application number
JP6538192U
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English (en)
Inventor
博俊 小杉
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SYSTEM CREATES INC.
Original Assignee
SYSTEM CREATES INC.
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー印刷された図柄と背後からの光とによ
って作られた、諧調性、色調ともに美しい絵を備えた装
飾用パネルを得ること。 【構成】 透明ベースにオフセット又はグラビア印刷
で、カラーの図柄層と白色層と、銀色層とを備え、白色
層を挟んでカラー図柄層と反対側に銀色層を設けるよう
にすることで、図柄部分の遮光を完璧なものとし、イン
ク層の孔として透光部を作り、印刷図柄と背後からの光
とにより合成された絵を持った装飾用パネルを作る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光の透過性の無い図柄の部分と背後からの光を透過させる透過性 の高い部分とを合わせ持った装飾用パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来より、透明ベースにオフセットカラー印刷またはグラビア印刷をする場合 には、図柄の色の発色をよくしたり、背後の色が表の図柄の色調に影響しないよ うに、カラー図柄層の後側に白色層を設けることが行われている。 この方法は、背後から蛍光灯などの光を利用して、図柄全体を明るく見せる地 下鉄プラットホーム等の公告電飾板等には有効であるが、白色層だけでは、遮光 が不十分なので、背後の光に動きのあるような場合、装飾用パネルの背景の光の 動きが表に写ってしまい、印刷された図柄が見にくくなる。例えば、カラーテレ ビの多様な色を装飾用パネルに利用するために、このパネルをテレビ画面の前に 設置したとき、この現象が一層顕著になる。そこで、背後からの光の遮光のため 白色層の後ろ側に黒色層を設けることもあるが、そうすると、透明インクの性格 上、表の図柄の色調が黒っぽく変化してしまう。
【0003】 図柄部分の遮光を完璧なものにするためには、不透明インクを用いたシルクス クリーン印刷方式で図柄を印刷する方法も考えられるが、シルクスクリーン印刷 では細かい写真表現等ができないので、図柄が単純でつまらないものになってし まう。 また、背後からの光を透過させる、透過性の高い透光部を印刷で作るとき、シ ルクスクリーン印刷では各色版の微妙な位置合わせができないので、透光部が正 確にできない。 また、不透明なベースを使用して、表面にカラー印刷を施したり、カラー印刷 したシールを貼ったりすることで、図柄部の不透明性を実現し、ベースに機械的 に孔を開けて透光部を作る方法もあるが、この場合も、図柄との細かい位置合わ せが難しく、正確に孔を開けられない。 そこで、この考案の目的は、カラー印刷された図柄と背後からの光とによって 作られた諧調性、色調ともに美しい絵を備えた装飾用パネルを提供することであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の装飾用パネルは、透明ベース上に、オフセット印刷またはグラビア 印刷による、カラー図柄層と、白色層と、銀色層とを備え、白色層を挟んで、一 方側にカラー図柄層、他方側に銀色層を設けるようにしたものである。
【0005】
【作用】
この考案は、透明ベース上に、白色層を挟んで、一方側にカラー図柄、他方側 に銀色層を設けてあれば、ベースはどこに入っても良いし、カラー図柄層側を表 、銀色層側を裏とすれば、銀より更に裏側には、別の色の層を設けてもよい。例 えば、明暗がはっきりする黒色の層を設ければ、パネルを裏返したときに、透光 部による表とは別の絵を現すこともできる。 この考案のように、遮光性の高い銀色層を設けることで、カラー図柄の部分は 背後からの光を透過せず、しかも、銀色は白色に近い色調のため黒色のように表 の図柄の色調を変化させることもない。 そして、背後からの光を透過する透光部は、印刷時にインク層の孔として作る ことができる。このとき、透光部は、全てのインク層に共通の孔を開けて透明に することもできるし、カラー図柄層のみ印刷して半透明にすることもできる。な お、透光部は、背景が見えない程度の、大きさと数にする必要がある。
【0006】 このような、パネルを背後に光のあるような場面で用いる場合、表からは、印 刷による図柄と背後からの光により合成されたカラーの絵が見える。特に、テレ ビ画面のように色や明るさに動きのある光の前に設置すると、絵の中の光にも動 きが生じておもしろい。
【0007】
【実施例】
図1は、この考案の装飾パネルの構成を明らかにした断面図である。 透明ベースa上にオフセット印刷またはグラビア印刷で表側からカラー図柄層 b、白色層c、銀色層d、黒色層eの順番に作られている。そして、各インク層 を印刷する際に、透光部f,gを作る。透光部fは、全てのインク層の無い透明 な部分からなり、透光部gは、カラー図柄層だけが印刷された半透明な部分から なる。 パネルの表には、図2のように、カラー印刷の絵が見えていて、この絵の中に は、小さな孔のような透光部分f,gが存在し、背後からの光を透過している。 そして、それ以外の部分では、背後からの光は透過しない。 透光部f、gは裏にしたときには別の絵になるよう(ここでは Merry X’masという文字)に配列している(図3、図4)。この、透光部f、gは 表の絵にとっては意味の無い位置にも存在させ、表の絵の中では図柄の中に紛れ るようにすれば、表裏の絵の独立性が保てる。 そして、裏面は、黒色の中に、透光部f、gが現れるれるので、光の点の連な りとして、文字が明確になる。このようにすれば、表の絵からは予想されない、 独立した絵が裏に現れる。ここで、銀色層dの裏側の黒色層eは、光の文字が効 果的に現れるような色であれば、何色でもかまわない。 このパネルをテレビ画面の前に設置すると、その画像の変化に応じて、透光部 f、gの色も変化するので、表の絵にも躍動感が生じる(図5)。 図3のような、文字を現す場合にも、テレビ画面の前に設置するとネオンサイ ンのように文字の色が変化したり動きが生じて、面白さが出る。 これらの場合、部屋の照明を少し暗くすると、一層効果的である。 なお、透光部f、gを利用して裏面に独立した絵を表現する必要がなければ、 黒色層eは必要ない。
【0008】
【効果】
この考案によれば、透明ベースにオフセットカラー印刷またはグラビア印刷を 施すことで、カラー印刷された図柄と背後からの光とによって作られた、諧調性 、色調ともに美しい絵を備えた装飾用パネルを得る。 特に、テレビ画面の前に設置した場合には、躍動感のある絵となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルの断面図
【図2】パネルの表面
【図3】図2の裏面
【図4】図3の一部拡大図
【図5】装飾パネルの設置例
【符号の説明】
a 透明ベース b カラー図柄印刷層 c 白色層 d 銀色層 e 黒色層 f、g 光の透過性の高い部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ベース上に、オフセット印刷または
    グラビア印刷によるカラー図柄層と白色層と銀色層とを
    備え、白色層を挟んで、一方側にカラー図柄層、他方側
    に銀色層を設けて、光の透過性の無い図柄の部分と背後
    からの光を透過させる透過性の高い部分とを合わせ持っ
    たことを特徴とする装飾用パネル。
JP6538192U 1992-08-26 1992-08-26 装飾用パネル Pending JPH0621996U (ja)

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Cited By (5)

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