JP2002123195A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2002123195A
JP2002123195A JP2000315399A JP2000315399A JP2002123195A JP 2002123195 A JP2002123195 A JP 2002123195A JP 2000315399 A JP2000315399 A JP 2000315399A JP 2000315399 A JP2000315399 A JP 2000315399A JP 2002123195 A JP2002123195 A JP 2002123195A
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JP
Japan
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display
color
mirror
half mirror
plate
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Application number
JP2000315399A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Hiruma
勝彦 昼馬
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WORK TOP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インパクトのあるディスプレイ装置の表示を
低コストで実現できるようにする。 【解決手段】 ハーフミラー1と光源2との間に、透明
板4の前面に表示模様5を除く部分に蒸着による反射層
6を形成し、その反射層6上に色インキによる色層11
を形成する。また、透明板4の後面に乳白色の樹脂板か
らなる拡散材7を取り付けたミラー表示板3’を設け
る。光源2からミラー表示板3’の表示模様5を介して
ハーフミラー1へ達した光の一部はハーフミラー1を透
過し、残りはミラー表示板3’の反射層6で繰り返し反
射され、反射層6上の色層11により異なった色の複数
の反射像5’をハーフミラーに表示できるようにして、
インパクトのあるディスプレイ装置の表示を低コストで
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】この発明は、例えば、サイン
広告、看板、AV機器などのディスプレイに利用できる
ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来例】デイスプレイ装置として、例えば図8に示す
ようなサインディスプレイと呼ばれるものがある。
【0003】このディスプレイは、図7に示すように、
ハーフミラー1と光源2との間に表示板3が配置された
構造となっている。
【0004】前記表示板3は、透明板4の後面側に表示
模様(例えば、文字、ロゴ、キャラクターなど)5を除
いて反射層6を形成し、その反射層6の後方に乳白色の
樹脂板などの拡散材7を取り付けた構造となっている。
【0005】すなわち、光源2からの拡散材7を介して
表示板3の表示模様を透過した光の一部はハーフミラー
1を透過し、残りは反射される。このハーフミラー1で
反射された光は、表示板3の反射層6され、反射された
光の一部は、ハーフミラー1を透過して残りは表示板3
の反射層6で反射される。このような反射を繰り返すこ
とにより、図8に示すように、表示模様5が何重にも重
なって見えるようにするという視覚的な効果を出すもの
である。
【0006】ところで、上記のような構造のディスプレ
イ装置では、表示にインパクトを与えるため、表示板3
の透明板4に色の着いたものを使用してカラー化するこ
とが行われている。
【0007】ところが、このように透明板4に色の着い
たものを使用すると、ハーフミラー1に表示される表示
模様5が同色となってしまい折角重なって見える効果も
半減してしまうという問題があった。
【0008】そのため、表示板3の表示模様5の形成さ
れた部分を切り抜けば、表示模様5を透過してハーフミ
ラー1を透過する光は光源2と同色となり、ハーフミラ
ー1と表示板3の反射層6で反射する光は透明板4の色
になるので、重なって見える反射像5’の色を変えるこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
透過板の表示模様を切り抜く方法では、模様が単純なも
のの場合は比較的簡単に行えるが、模様が複雑になった
り細かくなると、加工に手間が掛かるという問題があ
る。
【0010】これを解決するため、レーザ加工機などを
使用することも考えられるが、レーザ加工機などを準備
するには、コストが掛かるという問題がある。
【0011】そこで、この発明の課題は、インパクトの
ある表示を低コストで実現できるようにすることであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、ハーフミラーと光源間にミラー表示
板が配置され、前記ミラー表示板がハーフミラーと対向
する透明板の前面に表示模様を除いて反射層が形成さ
れ、その形成された反射層上に透過特性を有する色イン
キによる色層が形成されており、一方、前記透明板の後
面に表示模様を覆う拡散材が設けられている構成を採用
したのである。
【0013】このような構成を採用したことにより、光
源からの光は、拡散材を介して透明板の表示模様を透過
した光の一部がハーフミラーから見える。このとき、拡
散材は、光源が直接見えないようにして模様を浮き立た
せる。
【0014】また、表示模様を透過した残りの光はハー
フミラーと透明板の反射層で反射を繰り返す。その際、
反射光は反射層上に設けた透過特性を有する色層によ
り、色層に用いた色インキの色以外の色が吸収され、色
インキに用いた色のみが反射される。こうして繰り返し
反射される反射光の一部がハーフミラーを介して見える
ため、透明板の表示模様を透過して直接ハーフミラーか
ら見える模様(手前に見える模様)と異なった色の反射
像が何重にも重なって見える。
【0015】このように、色インキ層を設けることで、
切り抜き加工をしないでもインパクトのある表示を実現
できる。また、色層は、色インキを用いることで例えば
印刷により形成できるので、低コストで実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1に、この形態のディスプレイ装置を示
す。
【0018】このディスプレイ装置は、ハーフミラー
1、ミラー表示板3’と光源2とをケース10に備えた
構成となっており、ハーフミラー1と光源2との間にミ
ラー表示板3’が設けてある。
【0019】ハーフミラー1は、周知のように、入射光
の一部を透過し、残りを反射するというもので、図2の
ように、ケース10の前面に取り付けられている。
【0020】ミラー表示板3’は、色層11、反射層6
の形成された透明板4と拡散材7とで構成されている。
【0021】透明板4は、樹脂などで形成されたもの
で、反射層6と色層11が前面に形成されている。
【0022】前記反射層6は、蒸着によるもので、表示
模様(ここでは「ロゴ」)5を除く部分に形成されてい
る。なお、ここでは、反射層6を蒸着により形成した
が、蒸着以外の方法、例えば、インキや塗料などによっ
て形成してもよい。
【0023】この反射層6の上には、透過特性を有する
色インキ(色透明インキ、例えば透明な有機顔料を使用
したもの)による色層11が形成されている。このよう
に色層11は、色インキによるものなので、スプレーガ
ンや印刷などにより、簡単に形成することができる。
【0024】また、前記透明板4の後面には、表示模様
5を覆う拡散材7が取り付けられている。拡散材7は、
この形態では乳白色の樹脂板を接着剤や両面テープなど
で張りつけてある。拡散材7としては、これ以外にもシ
ルク印刷による方法や紙などを使用することもできる。
【0025】このように構成されるミラー表示板3’
は、図2に示すように、スペーサ8を介してハーフミラ
ー1と所定の間隔で取り付けることにより、後述するよ
うに表示される反射像5’の数を設定できるようになっ
ている。
【0026】光源2は、この形態の場合、放電灯(例え
ば、蛍光灯)を用いているが、これに限定されるもので
はない。例えば、電球、LEDなどのようなものであっ
てもよく、数も限定されるものではない。
【0027】この形態は上記のように構成されており、
光源2の点灯により、光源2からの光は図3に示すよう
に、拡散材7を介してミラー表示板3’の表示模様5か
ら前方のハーフミラー1へ達する。ハーフミラー1へ達
した光の一部はハーフミラー1を透過し、残りは反射す
る。反射した光は、表示板3の反射層6で反射される。
このとき、反射層6上に形成された色層11により、色
層11に使われた色以外のものが吸収され、色層11の
色のみが反射される。この反射された光の一部はハーフ
ミラー1を透過し、残りは反射して再度ミラー表示板
3’の反射層6で反射され、色層11に使われた色以外
のものが吸収されて、色層11の色のみが反射される。
このようにハーフミラー1とミラー表示板3’の反射層
6で反射を繰り返す。このときの反射像5’はミラー表
示板3’で反射されるごとにでき、ミラー表示板3’と
ハーフミラー1の距離の分だけ位相のずれた位置にでき
るので、図1に示すように、先頭の表示模様5と異なっ
た色の反射像5’が何重にも重なってクッキリと見え
る。
【0028】そのため、インパクトの強い表示ができ
る。
【0029】このとき、従来のように、反射層6を透明
板4の後面に形成しても同じ効果が得られるように考え
られるが、そのようにすると、反射光が透明板4を通過
する際に減衰してしまい反射像5’がぼやけてしまう。
【0030】このように、反射層6と色インキによる色
層11を設けることにより、透明板4を切り取らなくと
もインパクトの強い色付きの表示が簡単にできる。
【0031】また、色インキによる印刷で模様を作るこ
とができるので、細かな模様も容易にできる。
【0032】さらに、色層11の色を例えば、部分ごと
に変えれば表示される反射像5’の色をカラフルにする
ことができる。
【0033】次に、第2実施形態として、図4に示すよ
うに、補助光源として複数のLED20をミラー表示板
3’に設けたものを示す。
【0034】このとき、LED20は単色でもよく、そ
れぞれ異なるものでもよい。また、一斉に点灯したり、
バラバラに点灯するようにしてもよく、例えば、点灯状
態を動的に変えてインパクトを与えられるようにしても
よい。
【0035】さらに、調光できるようにしてLED20
の光度を変えても良い。
【0036】このようなLED20を使うことにより、
光源と違う色を写りこませて不思議なイルミネーション
の世界を創り出すことができる。
【0037】この形態の場合も、ミラー表示板3’の色
層11を部分ごとに変えることで、先のものと同じよう
に同一平面上で数色の写りこみを可能とすることができ
る。
【0038】なお、このように例えば、補助光源として
LED20を使うことは、図8に示す従来のサインディ
スプレイにおいても適用できる。
【0039】また、補助光源は、LED20に限定され
るものではなく、EL、放電管などどのようなものでも
よい。
【0040】このようなディスプレイ装置は、複雑な表
示も容易であり、インパクトのある表示を低コストで実
現できるので、看板などの広告装置の他、AV機器やカ
ーオーディオやカーナビゲーションのディスプレイ装置
としても使用できる。
【0041】さらに、図5及び図6のように、ミラー表
示板3’の後方の光源2に代えて、ミラー表示板3’に
光源2としてLED20を設けるようにしても、LED
20からの発光光は、ミラー表示板3’の反射層6とハ
ーフミラー1間で反射を繰り返し、色層11により光源
と違う色を写り込ませて不思議なイルミネーションの世
界を創りだすことができる。このとき、色層11の色を
図5のように部分ごとに変えたり、LED20の点滅や
調光を行うことでより一層の効果を上げることができ
る。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したこと
により、インパクトのある表示を低コストで実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の斜視図
【図2】第1実施形態の断面図
【図3】第1実施形態の作用説明図
【図4】第2実施形態の作用説明図
【図5】他の態様示す斜視図
【図6】他の態様示す作用説明図
【図7】従来例の作用説明図
【図8】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 ハーフミラー 2 光源 3 表示板 3’ミラー表示板 4 透明板 5 表示模様 5’反射像 6 反射層 7 拡散材 10 ケース 11 色層 20 LED

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーフミラーと光源間にミラー表示板が
    配置され、前記ミラー表示板がハーフミラーと対向する
    透明板の前面に表示模様を除いて反射層が形成され、そ
    の形成された反射層上に透過特性を有する色インキによ
    る色層が形成されており、一方、前記透明板の後面に表
    示模様を覆う拡散材が設けられていることを特徴とする
    ディスプレイ装置。
JP2000315399A 2000-10-16 2000-10-16 ディスプレイ装置 Pending JP2002123195A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206427A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Yazaki Corp 表示板
JP2007241234A (ja) * 2006-02-13 2007-09-20 Hiroshi Nakazawa ディスプレイ装置
JP2010029408A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Universal Entertainment Corp 遊技機
KR101759343B1 (ko) * 2014-10-22 2017-07-18 엘지이노텍 주식회사 조명장치 및 이를 포함하는 차량용 램프

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