JPH06219462A - 薬品用ビンのための閉鎖装置 - Google Patents

薬品用ビンのための閉鎖装置

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JPH06219462A
JPH06219462A JP5289117A JP28911793A JPH06219462A JP H06219462 A JPH06219462 A JP H06219462A JP 5289117 A JP5289117 A JP 5289117A JP 28911793 A JP28911793 A JP 28911793A JP H06219462 A JPH06219462 A JP H06219462A
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folding cap
closure device
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hinge
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Klaus Derksen
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/002Closures to be pierced by an extracting-device for the contents and fixed on the container by separate retaining means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製の折り曲げキャップによってビンの開
口部に押し付けられるシール部材を有し、折り曲げキャ
ップがその底部範囲で、材料弱めラインによって制限さ
れた引き千切り部分を有し、折り曲げキャップ全体を覆
う蓋と前記折り曲げキャップの底部とが、引き千切り部
分の外側で付加的に結合されており、前記蓋がヒンジを
備えている形式の、薬品用ビンのための閉鎖装置を改良
して、取り扱いがより簡略化され、注射針の差し込み箇
所が、前方側の蓋部分を開放した後に確実に開放維持さ
れ、閉鎖装置部分と薬品用ビンとを容易に分離させ、ひ
いては各部分を再利用することができるようにする。 【構成】 引き千切り部分8を覆う、蓋11の前方部分
20は、この前方部分20を前記ヒンジ13を中心にし
て戻し旋回させると、折り曲げキャップ5の底部6に対
して平行に、蓋11の後方部分19上に載せられるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬品用ビンのための閉
鎖装置(栓)であって、薬品用ビンの開口部にかぶせ嵌
められる、ポリマー材料より成るシール部材を有してお
り、このシール部材が、金属製の折り曲げキャップによ
って前記開口部に押し付けられるようになっており、折
り曲げキャップがその底部の範囲で、第1の材料弱めラ
インによって制限された、第1の固定箇所を備えた引き
千切り部分を有していて、前記第1の固定箇所に掴み部
材が固定されており、該掴み部材が折り曲げキャップの
全体を覆う蓋より成っており、該蓋と前記折り曲げキャ
ップの底部とが、引き千切り部分の外側で付加的に第2
の固定箇所によって結合されており、前記蓋がヒンジを
備えていて、このヒンジは、第1の固定箇所と第2の固
定箇所との間で、この第1の固定箇所と第2の固定箇所
との想定接続線に対して直交する方向に延びている形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の閉鎖装置は、例えばド
イツ連邦共和国特許出願第4132896.5号明細書
に記載されている。折り曲げキャップがビンのネック
(首)から意図せずに引き千切られるのを避けるため
に、蓋のヒンジ範囲に、折り曲げキャップの底部に設け
られた材料弱めラインが切り欠かれている。ヒンジは、
V字形の溝によって形成されており、このV字形の溝の
側面は、有利には100°〜135°までの鈍角を形成
している。引き千切り可能な中央区分を露出させるため
に、第1の固定箇所が下から係合する蓋の部分は、V字
形の溝の両側面が互いに接触し合うまで持ち上げられ
る。
【0003】次いで、開口を閉鎖するシール部材に注射
器が差し込まれて、薬品用ビンから液体が取り出され
る。この時には勿論、溝の範囲に切り欠かれた、閉じら
れていない引き千切りラインによって、及びプラスチッ
ク製の蓋に形成された溝の形状によって、引き千切り部
分が露出されることがないようになっている。折り曲げ
キャップの中央の引き千切り部分と係合する蓋の前方部
分は、開放後にその最初の位置に向かってばね弾性的に
戻り、操作員によって保持されないと、注射針による孔
の一部を再び閉鎖する。これは閉鎖装置の簡単の取り扱
いを考慮すると不都合な欠点である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の閉鎖装置を改良して、閉鎖装置
の取り扱いがより簡略化され、引き千切り部分の下側の
注射針の差し込み孔が、前方側の蓋部分を開放した後で
完全に開放維持されるようにすることである。さらに、
閉鎖装置の部分と薬品用ビンとを容易に分離させること
でき、これによって各部分を再利用することができるよ
うにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、折り曲げキャップの引き千切り部分を覆
う、蓋の前方部分は、この前方部分を前記ヒンジを中心
にして開放方向で旋回させると、折り曲げキャップの底
部に対して平行に、蓋の後方部分上に載せられるように
なっている。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、蓋の前方部分を持ち上
げて、薬品用ビンの開口部範囲における材料弱めライン
に沿って、引き千切り部分を引き千切ってから、ばね弾
性的にも戻し旋回せしめられることによって折り曲げキ
ャップの開放が少なくとも部分的に再び閉鎖されること
は、蓋にヒンジが設けられていることによって避けられ
るという利点が得られた。
【0007】本発明のその他の有利な構成要件は請求項
2以下に記載されている。
【0008】本発明の有利な構成要件によれば、材料弱
めラインは、薬品用ビンの開口部範囲における引き千切
り部分を完全に取り囲んでいる。材料弱めラインが有利
には閉じた円形に形成されていることによって、引き千
切り部分は、蓋の前方部分を持ち上げる際に、折り曲げ
キャップの底部から完全に分離される。こうして引き千
切り部分が折り曲げキャップの底部にもはや接触しない
ことによって、引き千切り部分は、最初の位置(閉鎖位
置)に向かう方向でばね弾性的に戻ることがないように
なっている。このような構成によって、薬品用ビンのた
めの本発明による閉鎖装置の取り扱いは著しく改良され
た。何故ならば、例えば薬品用ビンの内容物を取り出す
ためにビン内に注射器を差し込んでいる間、操作員は前
方部分を開放位置で維持する必要がないからである。
【0009】蓋の前方部分及び後方部分は、互いに係合
し合う押しボタン部材を備えることができる。このよう
な、押しボタン部材を摩擦接続又は形状接続によって互
いに係合させることのできる構成によって、薬品用ビン
をその都度任意の状態で使用することが可能である。何
故ならば、蓋の前方部分は、薬品用ビンを逆さにして内
容物を取り出す場合でも、蓋の後方部分で確実に開放位
置で維持されるからである。薬品用ビンのための閉鎖装
置が次のように構成されていれば、つまり、材料弱めラ
インが閉じて(例えば円形に)おらず、蓋の前方部分が
開放された後で、一部が折り曲げキャップの底部とまだ
接続されるように構成されている場合は、引き千切り部
分と底部との接続が、閉鎖装置の取り扱いを妨げること
はない。この場合も、戻し旋回せしめられた前方部分
は、押しボタン部材によって蓋の後方部分で確実に保持
される。
【0010】蓋はポリマー材料から製造することができ
る。蓋をポリマー材料から製造すれば、経済的な観点で
見て製造が簡単でしかも安価であるという利点が得られ
る。しかも、蓋が折り曲げキャップに接触して当てつけ
られているか又は折り曲げキャップを貫通する箇所で良
好なシール状態が得られる。このような形式の閉鎖装置
は、ビンの直径が小さい場合でも、プラスチック製の蓋
と折り曲げキャップとの間での無菌のシールが保証され
る。
【0011】蓋の前方部分と後方部分との間のヒンジ
は、フィルムヒンジによって形成される。このような形
式のヒンジは、蓋の前方部分と後方部分との間の箇所が
何度も繰り返して負荷にさらされることがないので、前
述のような薬品用ビンのための使用範囲において十分な
機能性を有している。またこのような構成によれば、閉
鎖装置の構成部分を少なくすることができ、これは製造
技術的及び経済的な観点で見て製造上有利な利点を提供
する。異なる材料より成る構成部分の数を少なくしたこ
とによって、本発明による閉鎖装置は問題なく、再使用
可能である。
【0012】折り曲げキャップが、第1の固定箇所及び
/又は第2の固定箇所の範囲で少なくとも1つの開口部
を備えており、蓋に突起部が設けられていて、該突起部
が開口部を貫通して、該開口部の下側で厚味を付けられ
て構成されていれば、折り曲げキャップの底部に蓋を形
状接続式に確実に固定することができる。本発明の枠内
で、有利には2つの固定箇所がそれぞれ1つの突起部に
よって、蓋のそれぞれ1つの開口部を貫通するように構
成してもよい。第1の固定箇所の範囲で蓋と折り曲げキ
ャップとを形状接続式に接続することによって、操作員
が僅かな力を加えるだけで、引き千切り部分を、材料弱
めラインに沿って折り曲げキャップの底部から分離させ
ることができる。蓋の後方部分に存在する第2の固定箇
所は、第1の固定箇所と同様に、開口部に形状接続式に
貫通係合する、蓋の突起部によって形成されている。蓋
の後方部分における、この第2の固定箇所は、場所的な
理由により、第1の固定箇所よりも小さく構成されてい
て、ビンのネック(首)から折り曲げキャップを完全に
取り除く作業を軽減している。
【0013】折り曲げキャップが複数の第2の材料弱め
ラインを備えており、該第2材料弱めラインは、折り曲
げキャップの周方向で見て、第2の固定箇所の両側でこ
の第2の固定箇所に隣接して配置されていて、第1の材
料弱めラインからほぼ半径方向外側に向かって延びるよ
うに構成されていれば、薬品用ビンから閉鎖装置を特に
簡単に取り除くことができる。これらの第2の材料弱め
ラインは、第1の材料弱めラインから延びている。この
第1の材料弱めラインは、薬品用ビンのネックにかぶさ
る環状つばの範囲まで、折り曲げキャップの底部に亙っ
て、引き千切り部分を制限している。第2の材料弱めラ
インを、軸方向で環状つばに沿ってこの環状つばの制限
部まで延ばしてもよい。このようにすれば、特に僅かな
力で、折り曲げキャップ全体を引き千切ることができ
る。複数の第2の材料弱めラインのうちの1つだけを環
状つばの縁部範囲にまで延ばして、別の第2の材料弱め
ラインを環状つばの軸方向のほぼ中央で終わるように構
成してもよい。このように構成すれば、折り曲げキャッ
プが意図せずに引き千切られることは避けられ、蓋及び
引き千切り部分は、環状つばを完全には切り離さない第
2の材料弱めラインの範囲で保持されて、この環状つば
に接続維持される。ビンのネックから取り除かれる構成
部分の数を少なくすることによって取り扱いは簡略化さ
れる。
【0014】折り曲げキャップは、第2の固定箇所と向
き合う側で第3の材料弱めラインを備えることができ、
該第3の材料弱めラインは第1の材料弱めラインから半
径方向外側に向かって延びるように構成することができ
る。第3の材料弱めラインは有利には、第2の固定箇所
とは反対側の第1の固定箇所に配属されるように配置さ
れる。この第3の材料弱めラインは、引き千切り部分及
びセグメント状の区分が、第2の材料弱めラインによっ
て制限された環状つばから分離された時に、折り曲げキ
ャップを簡単に折り曲げて開放できるように働く。軸方
向に延びる環状つばはフィルムヒンジを形成しており、
このフィルムヒンジによって、折り曲げキャップの2つ
の部分範囲は互いに接続されている。金属製の折り曲げ
キャップを簡単に取り除くことによって、各部分を分離
する際に操作員が傷付けられる危険性は減少され、操作
が簡略化された。
【0015】複数の第2の材料弱めラインと複数の第3
の材料弱めラインとは、折り曲げキャップの少なくとも
外周部まで延長して構成することもできる。
【0016】折り曲げキャップを保護し、折り曲げキャ
ップ及び蓋を正確に配置するために、蓋は環状つばによ
って折り曲げキャップを覆っている。ヒンジとは反対側
の、第1の固定箇所において、蓋の環状つばは、所定の
横断面形状を有する開放舌片として構成することができ
る。
【0017】
【実施例】図1〜図4には、薬品用ビン2のための閉鎖
装置1が示されている。この閉鎖装置1は、ポリマー材
料より成るシール部材4を有しており、このシール部材
4は、薬品用ビン2の開口部3を無菌状態で閉鎖する。
この実施例ではシール部材4は円板状に形成されてい
る。種々の変化実施例が可能であって、例えば、シール
部材4をセンタリングするために薬品用ビン2の開口部
3に向かって栓状の拡張部を設けることも可能である。
シール部材4は、金属製の折り曲げキャップ5(この実
施例ではアルミニウムより成っている)によって、軸方
向に負荷してシールしつつビンのネック部に押し付けら
れるようになっている。折り曲げキャップ5は、材料弱
めライン7によって制限された中央の引き千切り部分8
を備えている。引き千切り部分8は開口部15を有して
おり、この開口部15には、蓋11に設けられた突起部
17が後ろから形状接続式に係合している。この突起部
17によって後ろから係合されている開口部15は、第
1の固定箇所9を形成している。引き千切り部分8を取
り除くために、蓋11は、掴み部材10として構成され
ていて、この場合、蓋11は折り曲げキャップ5を完全
に覆うようになっている。中央の引き千切り部分8の外
側では、底部6と蓋11とが、第2の固定箇所12によ
って結合されている。この第2の固定箇所12は、開口
部16と突起部18とによって形成されており、この場
合に、突起部18には開口部16が形状接続式に差し込
まれている。第1の固定箇所9と第2の固定箇所12と
の間には、フィルムヒンジの形状に構成されたヒンジ1
3が配置されており、このヒンジ13は、薬品用ビン2
に向けられた側が、蓋11の切欠によって形成されてい
る。ヒンジ13は、第1の固定箇所9と第2の固定箇所
12との互いに接続する想定接続ライン14に対して直
交する方向に延びている。蓋11は、引き千切り部分8
を覆う前方部分20と後方部分19とから成っている。
薬品用ビン2とは反対側に向けられた、蓋11の表面
は、蓋11の前方部分20と後方部分19とが押しボタ
ン21,22を備えており、これらの押しボタンは、前
方部分20を取り外して引き千切り箇所8を取り除いて
から、ヒンジ13を中心にして旋回させることによって
互いに係合せしめられるようになっている。蓋11は、
開放フランジとして構成された環状つば25を備えた折
り曲げキャップ5を覆っている。
【0018】図2に示されているように、引き千切り部
分8は底部6から分離され、蓋11の前方部分20と一
緒にヒンジ13を中心にして旋回せしめられ、蓋11の
後方部分20に係合するようになっている。シール部材
4は、折り曲げキャップ5によって薬品用ビン2の開口
3に押し付けられてさらにシールを行う。分離された引
き千切り部分8によって形成された底部6内に形成され
た切欠を通して、薬品用ビン2の内容物は、シール部材
4に突き刺された注射器によって取り出されるようにな
っている。
【0019】しかも、引き千切り部分8はあらたに締め
付けられて、材料弱めライン7の範囲で挟み付けること
によって、薬品用ビン2を仮に再閉鎖することができ
る。
【0020】薬品用ビン2が空にされて、再利用される
か又は薬品用ビン2の内容物を捨てようとする場合は、
閉鎖装置1全体を薬品用ビン2から取り除かなければな
らない。この過程は図3に示されている。蓋11の前方
部分20が持ち上げられている、図2で示した状態から
出発して、蓋11を開放方向へさらに移動させる。蓋1
1の後方部分19と折り曲げキャップ5とが形状接続さ
れていることによって、この折り曲げキャップ5は、そ
のフランジ縁部の範囲内の少なくとも1箇所で切り離さ
れる。次いで蓋11と折り曲げキャップ5とが、ビンの
ネックから完全に取り除かれる。シール部材4は自由に
なって同様に再利用することができる。
【0021】図4には、図1に示した閉鎖装置及びビン
の平面図が示されている。折り曲げキャップ5を覆う蓋
11の環状つば25は、取り扱いやすくするために、そ
の外周の一部に溝が付けられている。蓋11の外周の縁
部範囲には、肉厚部26が設けられており、この肉厚部
26は、蓋の表面に存在する汚れが、閉鎖装置1を開く
時にシール部材に付着するのを妨げる。ヒンジ13によ
って互いに接続されている、蓋11の前方部分20及び
後方部分19は、蓋の外周部に合致した形状の押しボタ
ン21,22を有している。
【0022】図5には、折り曲げキャップ5が単独で示
されている。この折り曲げキャップ5は、第1の固定箇
所9の範囲で開口部15を備えており、この実施例で
は、この開口部15は、材料弱めライン7(第1の)に
よって完全に取り囲まれている。第2の固定箇所12の
範囲には別の開口部15が設けられており、この別の開
口部15は第2の材料弱めライン23によって取り囲ま
れている。この第2材料弱めライン23は、フランジ縁
部の方向でほぼ半径方向外側に向かって延びている。折
り曲げキャップ5の、第2の材料弱めライン23と反対
側には、第3の材料弱めライン24が配置されている。
この第3の材料弱めライン24は、第1の材料弱めライ
ン7から出発して、底部6の縁部範囲にまで延びてい
る。
【0023】図6には、図5に示した折り曲げキャップ
5の右側から見た側面図が示されている。第2の材料弱
めライン23は、フランジ縁部27の範囲までさらに延
びていて、このフランジ縁部27の範囲で軸方向に延び
ている。一方の材料弱めライン23.1は、フランジ縁
部27のほぼ中央まで延びていて、他方の材料弱めライ
ン23.2はフランジ縁部27のすべてに亙って延びて
いる。
【0024】蓋11の前方部分10がヒンジ13を中心
にして開放方向で旋回せしめられて、押しボタン21,
22を介して蓋の後方部分19に係合せしめられると、
引き千切り部分8が引き千切られて、シール部材4が露
出されて、薬品用ビン2の内容物が取り出され得るよう
になっている。閉鎖装置1を薬品用ビンから完全に取り
外したい場合は、蓋11の前方部分20を開放方向でさ
らに移動させ、ヒンジ13及び第2の固定箇所12を介
して底部6の部分を連行する。この底部6は第2の材料
弱めライン23によって制限されている。次いで折り曲
げキャップ5のフランジ縁部27が少なくとも一箇所で
切り離されて、ビンのネックから取り除かれるが、この
場合に、折り曲げキャップ5はその切り離された範囲で
互いに離れる方向に引っ張られるので、第3の材料弱め
ライン24は、第1の材料弱めライン7から出発して、
小さい力を加えるだけで半径方向で引き離すことができ
るようになっている。第3の材料弱めライン24の範囲
における折り曲げキャップ5のフランジ縁部27は曲げ
る時にフィルムヒンジ状のヒンジとして働く。こうして
閉鎖装置1を、薬品用ビン2から容易に取り外すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による閉鎖装置によって閉鎖
された薬品用ビンの一部の断面図である。
【図2】図1に示した閉鎖装置の、閉鎖キャップの第1
の開放位置を示した断面図である。
【図3】図1に示した閉鎖装置の、閉鎖キャップの第2
の開放位置を示した断面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図1〜図5に示された閉鎖装置の折り曲げキャ
ップの平面図である。
【図6】図5に示した折り曲げキャップの右側から見た
側面図である。
【符号の説明】
1 閉鎖装置、 2 薬品用ビン、 3 開口部、 4
シール部材、 5折り曲げキャップ、 6 底部、
7 材料弱めライン、 8 引き千切り部分、 9 固
定箇所、 10 掴み部材、 11 蓋、 12 固定
箇所、 13ヒンジ、 14 接続ライン、 15,1
6 開口部、 17,18 突起部、 19 後方箇
所、 20 前方部分、 21,22 押しボタン、
23,23.1,23,2 材料弱めライン、 25
環状つば、 26 肉厚部、27 フランジ縁部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品用ビンのための閉鎖装置であって、
    薬品用ビンの開口部にかぶせ嵌められる、ポリマー材料
    より成るシール部材を有しており、このシール部材が、
    金属製の折り曲げキャップによって前記開口部に押し付
    けられるようになっており、折り曲げキャップがその底
    部の範囲で、第1の材料弱めラインによって制限され
    た、第1の固定箇所を備えた引き千切り部分を有してい
    て、前記第1の固定箇所に掴み部材が固定されており、
    該掴み部材が折り曲げキャップの全体を覆う蓋より成っ
    ており、該蓋と前記折り曲げキャップの底部とが、引き
    千切り部分の外側で付加的に第2の固定箇所によって結
    合されており、前記蓋がヒンジを備えていて、このヒン
    ジは、第1の固定箇所と第2の固定箇所との間で、この
    第1の固定箇所と第2の固定箇所との想定接続線に対し
    て直交する方向に延びている形式のものにおいて、 折り曲げキャップ(5)の引き千切り部分(8)を覆
    う、蓋(11)の前方部分(20)は、この前方部分
    (20)を前記ヒンジ(13)を中心にして開放方向で
    旋回させると、折り曲げキャップ(5)の底部(6)に
    対して平行に、蓋(11)の後方部分(19)上に載せ
    られるようになっていることを特徴とする、薬品用ビン
    のための閉鎖装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋(11)の前方部分(20)と後
    方部分(19)とが、互いに係合する部材によって係止
    可能である、請求項1記載の閉鎖装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋(11)がポリマー材料より成っ
    ている、請求項1又は2記載の閉鎖装置。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ(13)がフィルムヒンジと
    して構成されている、請求項13からまでのいずれか1
    項記載の閉鎖装置。
  5. 【請求項5】 前記折り曲げキャップ(5)が、第1の
    固定箇所(9)及び/又は第2の固定箇所(12)の範
    囲で少なくとも1つの開口部(15,16)を備えてお
    り、蓋(11)に突起部(17,18)が設けられてい
    て、該突起部(17,18)が開口部(15,16)を
    貫通して、該開口部(15,16)の下側で厚味を付け
    られている、請求項1から4までのいずれか1項記載の
    閉鎖装置。
  6. 【請求項6】 折り曲げキャップ(5)が複数の第2の
    材料弱めライン(23)を備えており、該第2材料弱め
    ライン(23)は、折り曲げキャップ(5)の周方向で
    見て、第2の固定箇所(12)の両側でこの第2の固定
    箇所(12)に隣接して配置されていて、第1の材料弱
    めライン(7)からほぼ半径方向外側に向かって延びて
    いる、請求項5記載の閉鎖装置。
  7. 【請求項7】 折り曲げキャップ(5)が、第2の固定
    箇所(12)と向き合う側で第3の材料弱めライン(2
    4)を備えていて、該第3の材料弱めライン(24)が
    第1の材料弱めライン(7)から半径方向外側に向かっ
    て延びている、請求項5又は6記載の閉鎖装置。
  8. 【請求項8】 複数の第2の材料弱めライン(23)と
    複数の第3の材料弱めライン(24)とが、折り曲げキ
    ャップ(5)の少なくとも外周部まで延長されている、
    請求項6又は7記載の閉鎖装置。
  9. 【請求項9】 蓋(11)が環状つば(25)によって
    折り曲げキャップ(5)を覆っている、請求項1から8
    までのいずれか1項記載の閉鎖装置。
  10. 【請求項10】 蓋(11)を閉鎖方向で旋回させる
    と、引き千切り部分(8)が底部(6)に新たに接続可
    能で、アンダカット部に係止可能となっている、請求項
    1から9までのいずれか1項記載の閉鎖装置。
JP5289117A 1992-11-19 1993-11-18 薬品用ビンのための閉鎖装置 Expired - Lifetime JPH085487B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4238983.6 1992-11-19
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