JPH06219390A - 船体運動指示方法および舵角指示方法 - Google Patents

船体運動指示方法および舵角指示方法

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JPH06219390A
JPH06219390A JP1122493A JP1122493A JPH06219390A JP H06219390 A JPH06219390 A JP H06219390A JP 1122493 A JP1122493 A JP 1122493A JP 1122493 A JP1122493 A JP 1122493A JP H06219390 A JPH06219390 A JP H06219390A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 操作器1からの指示信号を指示値演算回路B
において演算処理し、指示旋回方向と指示推力の大きさ
を示す指示値を、映像演算制御回路20において演算処
理してディスプレイ21上に船体のその場静止位置を原
点とする指示ベクトル値αとして表示し、舵角発信器か
らの実舵角信号を実行値演算回路Cにおいて演算処理
し、実行旋回方向と実行推力の大きさを示す実行値を、
映像演算制御回路20において演算処理してディスプレ
イ21上に船体のその場静止位置を原点とする実行ベク
トル値βとして、前記指示ベクトル値αと同時に表示す
る。 【効果】 操船者は、指令状態と実行状態における船体
運動の方向とその方向における推力の大きさを視覚的に
同時に認知することができ、容易に船体運動の状況を把
握して適切な判断を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船体運動指示方法およ
び舵角指示方法に関し、詳しくは、操船指令における指
示値(船体の運動方向および船速の大きさ)と、実舵角
における実行値(船体の運動方向および船速の大きさ)
とを同時に表示する方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚の高揚力舵の夫々の回転位置
を組み合わせることにより、プロペラが前進方向運転の
ままでプロペラ後流を制御し、360 °全周方向にわたり
船体にスラストを与えることができる操船システムが知
られている。
【0003】この2枚の舵は、船舶の操縦時に、図6に
示すようになジョイスティックと呼ばれるコントローラ
ー51の1本の操縦レバー52によって操縦されてい
る。この場合、図7に示すように、操縦レバー52の移
動範囲内のすべての点に対応して夫々の舵の回転位置が
操縦モードとして定められている。そして、操縦レバー
52の位置に対して2枚の舵が夫々どの回転位置にある
かということを知らせるために、実際の舵回転角度から
の検出に基づいて、図8に示すような表示装置53に2
枚の舵54の回転した位置を表示するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成においては、2枚の舵の舵角の組合せによって引
き起こされる船体の運動方向と推力を表示する装置はな
く、図8の表示装置53に、2枚の舵の舵角を別々に表
示してその状態から船体に誘起される運動方向と推力の
大きさを操船者が判断していた。また、操作器(ジョイ
スティック等)の傾転角とその大きさを表示する装置も
なかった。
【0005】このため、操船者が2枚の舵の舵角を見
て、無限にある舵角の組合せの中で現在の両舵角が船体
にどのような運動を与えるかを判断するには技量を必要
とし、特に、離着岸時などいろいろな条件を同時に判断
しなければならないときに、2枚の舵角の表示値だけか
ら船体の運動方向を判断することは操船者に大きな負担
となっていた。
【0006】また、指令した指令舵角と現在の実舵角を
同時に表示し得ないので、操船者は自ら下した指令舵角
と実舵角が一致しているか否かを把握することができな
かった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、2枚
の舵の組み合せから演算されたベクトル線をディスプレ
イ上に表示し、この表示を見るだけでそのときの船体の
運動方向と推力の大きさの目安が読みとれ、また舵角も
把握することができる船体運動指示方法および舵角指示
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の船体運動指示方法は、前進単一方向に作動
する一基のプロペラ推進器の後方に配した2枚の高揚力
舵を、操船指令を与える操作器(ジョイスティック等)
からの指示信号に基づいて舵取機制御装置で操作し、プ
ロペラ推進器を作動させた状態において2枚の舵の回転
角位置を適宜組合わせることにより、船体を直前進、前
進左旋回、前進右旋回、直後進、後進左旋回、後進右旋
回、その場静止および船尾のその場での左右移動させる
に際し、前記操作器からの指示信号を指示値演算回路に
おいて演算処理し、指示旋回方向と指示推力の大きさを
示す指示値を求め、この指示値を映像演算制御回路にお
いて演算処理してディスプレイ上に船体のその場静止位
置を原点とする指示ベクトル値として表示し、2枚の舵
の各舵角発信器からの実舵角信号を実行値演算回路にお
いて演算処理し、実行旋回方向と実行推力の大きさを示
す実行値を求め、この実行値を前記映像演算制御回路に
おいて演算処理してディスプレイ上に船体のその場静止
位置を原点とする実行ベクトル値として、前記指示ベク
トル値と同時に表示する構成としたものである。
【0009】本発明の舵角指示方法は、上述の船体運動
指示方法により船体運動を指示し、2枚の舵の各舵角発
信器からの実舵角信号を表示値演算回路において演算処
理し、実舵角度の大きさを示す表示値を求め、この表示
値を映像演算制御回路において演算処理してディスプレ
イ上に舵角値として表示する構成としたものである。
【0010】本発明の舵角指示方法は、左右舷各一基の
プロペラ推進器の後方に配した各1枚の舵を、操船指令
を与える操作器からの指示信号に基づいて舵取機制御装
置で操作するに際し、前記操作器からの指令信号を指令
値演算回路において演算処理し、指令舵角を示す指令値
を求め、この指令値を映像演算制御回路において演算処
理してディスプレイ上に指令舵角値として表示し、舵角
発信器からの実舵角信号を実行値演算回路において演算
処理し、実舵角を示す実行値を求め、この実行値を前記
映像演算制御回路において演算処理してディスプレイ上
に実舵角値として、前記指令舵角値と同時に表示する構
成としたものである。
【0011】
【作用】上記した構成により、操船者は、操作器により
自ら指示した操船指令の指令状態、つまり指示した舵角
における2枚の舵の組み合わせにより船体に誘起される
船体運動の方向とその推力の大きさを、ディスプレイ上
に表示した指示ベクトル値として視覚的に認知すること
ができる。また、同時に操船者は、実行状態、つまり現
時点の2枚の舵の舵角により定まる船体運動の方向とそ
の方向における推力の大きさを、ディスプレイ上に表示
した実行ベクトル値として視覚的に認知することができ
る。
【0012】したがって、指令状態と実行状態とを視覚
的に同時に認知することにより、操船者はなすべきこと
が多い接岸時においても、容易に船体運動の状況を把握
し、適切な判断を行うことができる。
【0013】また、操船者は現在の舵の姿勢をディスプ
レイ上に表示した舵角値として視覚的に認知することが
でき、より的確な状況判断を行うことができる。そし
て、指令舵角と実舵角を同時に表示することにより、操
船者は指令した指令舵角に対して現在の実舵角がいかな
る位置に在るかを視覚的に把握することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例における操船システムは、1基の前進
単一方向に作動するプロペラ推進器の後方に2枚の高揚
力舵を配し、プロペラ推進器を作動させた状態において
2枚の舵の回転角位置を適宜組合わせることにより、船
体を直前進、前進左旋回、前進右旋回、直後進、後進左
旋回、後進右旋回、その場静止および船尾のその場での
左右移動させるものである。
【0015】図1において、操作器(ジョイスティッ
ク)1のポテンショメータ1aおよび1bは、ジョイス
ティックの傾転方向と傾転量に応じてワイパーが摺動
し、各ワイパーから左舷側舵および右舷側舵への指示信
号として、指令舵角に比例した電圧信号がそれぞれVδ
P およびVδS として発せられ、それぞれリミッタ3,
4に与えられる。尚、これらの信号は同時に、2枚の舵
を制御する舵取機制御装置Aへ送られ舵角制御に利用さ
れる。
【0016】リミッタ3および4は、実舵の可動範囲を
越える信号を実舵可動最大舵角に対応する信号電圧に飽
和させるもので、舵の可動範囲内では、VδP およびV
δSをそのまま通過させ演算増幅器5および6に与え
る。
【0017】演算増幅器5,6,7および8は指示値演
算回路Bを構成し、操作器1によって発せられたポテン
ショメヘータ1a,1bからの指令舵角をX−Y直交座
標の位置に変換するために構成するものである。即ち、
5はリミッタ3から来る左舷側舵への舵角指令信号Vδ
P の極性反転信号を出力し、6はリミッタ4から来る右
舷側舵への舵角指令信号VδS の極性反転信号を出力
し、演算増幅器7は、これらの信号の和の反転信号即ち
結果としてVδP +VδS をX座標信号としアナログ/
ディジタル変換ユニット16に与える。
【0018】また、演算増幅器5からの出力−VδP
リミッタ4からの出力VδS および定電圧信号として抵
抗器9からの電圧−VB とを演算増幅器8で加算し、そ
の極性反転信号VδP −VδS +VB をY座標信号とし
てアナログ/デジタル変換ユニット17に与える。
【0019】アナログ/デジタル変換ユニット16およ
び17において、それぞれ上記信号VδP +VδS およ
びVδP −VδS +VB をアナログ信号からデジタル信
号に変換し、映像演算制御回路20に出力する。
【0020】映像演算制御回路20では、前記デジタル
信号をCRT21上に表示するためのベクトル信号に変
換し、さらにCRTドライブ信号に変換してCRT21
に出力し、CRT21上に指令信号であるジョイスティ
ックの傾転方向と傾転量、換言すれば指示旋回方向と指
示推力の大きさ(指令舵角において船体に誘起される運
動方向と推力の大きさ)を示す指示値を、船体のその場
静止(ホバー)位置を原点とする指示ベクトル値αとし
て表示する。
【0021】一方において、左舷舵角発信器ポテンショ
メータ10から左舷側舵の実舵角を示す舵角信号として
出力VδPOを実行値演算回路Cの演算増幅器13に与
え、演算増幅器13においてその極性反転信号−VδPO
を出力するとともに、右舷舵角発信器ポテンショメータ
11から右舷側舵の実舵角を示す舵角信号として出力V
δSOを演算増幅器12に与え、演算増幅器12から極性
反転出力−VδSOを出力する。そして、それぞれの出力
を演算増幅器14に入力して加算してその極性反転出力
VδPO+VδSOをアナログ/デジタル変換ユニット18
に与える。さらに、演算増幅器13の出力−VδPO、右
舷舵角発信器ポテンショメータ11の出力VδSOおよび
定電圧信号とし抵抗器9′からの電圧−VB とを演算増
幅器15に入力し、これらを加算してその反転信号Vδ
PO−VδSO+VB をアナログデジタル変換ユニット19
に与える。
【0022】アナログ/デジタル変換ユニット18およ
び19で上記信号VδPO+VδSOとVδPO−VδSO+V
B をアナログ信号からディジタル信号に変換して映像演
算制御回路20に出力する。
【0023】映像演算制御回路20では、前記デジタル
信号をCRT21上に表示するためのベクトル信号に変
換し、さらにCRTドライブ信号に変換してCRT21
に出力し、CRT21上に実行旋回方向と実行推力の大
きさ(2枚の舵の現舵角における組合せにより定まる舵
体運動の方向と推力)を示す実行値を、船体のその場静
止(ホバー)位置を原点とする実行ベクトル値βとして
表示する。
【0024】映像演算制御回路20における演算式につ
いて付言すると次のようである。一例として、ディスプ
レイ上のこれらベクトルの表示範囲を−1≦x≦1、−
1≦y≦1とし舵角範囲をP105°≦左舷舵角≦S2
5°、P25°≦角舷舵角≦S105°とすると、
【0025】
【数1】
【0026】各演算増幅器の入力抵抗Rk*はゲインの調
整用半固定抵抗器で、上式を満足するよう調整セットす
る。 (注)δP :左舷舵角 δS :右舷舵角 x:表示ベクトルのx成分値 y:表示ベクトルのy成分値 p:左舷 s:右 図2に、上式(1),(2)より求められる舵角とX−
Y座標関係図を示す。図2は次のような構成となってい
る。ホバー位置を原点として縦方向にY,横方向にXを
1目盛0.1ずつにとり、このX,Y座標を45°回転
させて、左右舷の舵角を表示している。舵角の目盛間隔
は、図2に示すとおりである。図2の見方は、たとえば
左旋回の位置(X=−0.45,Y=0.93)の位置
から左舷45°,右舷45°方向へ延長して舵角目盛と
の交点を読むと舵角が求められ、この場合、左舷舵角=
−35°,右舷舵角=−25°が得られる。
【0027】なお、実用的には、上記の指令信号および
2枚の舵角から求められる船体の運動方向のほかに、図
3に示すような背景表示をして、これらの位置を把握し
やすくすることができる。つまり、代表的な位置を、例
えば前進、左旋回、右旋回、右回頭、船尾左寄せ、船尾
右寄せ、後進左旋回、後進右旋回、後進、ホバーの各位
置を図3に示すマークなどとともに表示する。また、船
体運動方向と推力の大きさの目安が判りやすいようにホ
バー位置から放射状に上記に示す右旋回、左回頭などと
の間を直線で表示するとともに、ホバーを中心とした同
心円を表示するようにプログラムしておく。
【0028】また、図4に示すように上記表示に加え、
2枚の舵の舵角を表示させることも可能である。この場
合には、左舷舵角発信器ポテンショメータ10からの実
舵角信号を演算増幅器22およびアナログ/デジタル変
換ユニット24を介して映像演算制御回路20に出力す
るとともに、左舷舵角発信器ポテンショメータ11から
の実舵角信号を演算増幅器23およびアナログ/デジタ
ル変換ユニット25を介して映像演算制御回路20に出
力し、両信号を映像化処理してCRT21に舵角値γと
して表示する。
【0029】他の実施例として、左右舷に各一基のプロ
ペラを備え、各プロペラの後方に舵を1枚ずつ装備する
船において、操舵スタンドからの指令舵角とその指令に
よって動く舵の実舵角を一つのディスプレイ上に同時に
表示するケースについて述べる。
【0030】図5において、操舵スタンド41からの操
舵信号VδC を演算増幅器43に入力し、演算増幅器4
3からは極性反転信号−VδC をアナログ/デジタル変
換ユニット45に与える。一方、舵取機によって動かさ
れる舵の舵角発信器ポテンショメータ42からの信号V
δO を演算増幅器44に入力し、演算増幅器44からは
その極性反転信号−VδO をアナログ/デジタル変換ユ
ニット46に与える。
【0031】アナログ/デジタル変換器45,46でそ
れぞれの信号をデジタル化した後に映像演算制御回路4
7に出力し、映像演算制御回路47でディスプレイ上に
表示するベクトル信号に変換し、さらにCRTドライブ
信号に変換してCRT48に出力する。そして、CRT
48上に操舵スタンドからの指令舵角θと舵角発信器ポ
テンショメータ42からの信号による実舵角λとを、図
5に示すように同時に表示する。2つの表示が重なった
ときが実舵角λが指令舵角θに一致したことを示す。
【0032】尚、上記した実施例はベクトル演算回路を
アナログ回路で構成した場合を示すが、デジタル回路に
よって本機能を実現させることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、操船
者は、指令状態における船体運動の方向とその推力の大
きさを示す指示ベクトル値と、実行状態における船体運
動の方向とその方向における推力の大きさを示す実行ベ
クトル値とを視覚的に同時に認知することができ、操船
者はなすべきことが多い接岸時においても、容易に船体
運動の状況を把握し、適切な判断を行うことができる。
また、操船者は現在の舵の姿勢をディスプレイ上に表示
した舵角値として視覚的に認知することができ、より的
確な状況判断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における船体運動指示装置の
回路図である。
【図2】同実施例における舵角とX−Y座標関係図であ
る。
【図3】同実施例におけるCRT上の表示例である。
【図4】同実施例におけるCRT上の他の表示例であ
る。
【図5】本発明の他の実施例における船体運動方向指示
装置の回路図である。
【図6】操作器(ジョイスティック)の斜視図である。
【図7】各操縦モードと舵の位置の関係を示す概念図で
ある。
【図8】従来の表示装置における表示例である。
【符号の説明】
1 操作器(ジョイスティック) 10 左舷舵角発信器ポテンショメータ 11 右舷舵角発信器ポテンショメータ 20 映像演算制御回路 21 CRT(ディスプレイ) A 舵取機制御装置 B 指示値演算回路 C 実行値演算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前進単一方向に作動する一基のプロペラ
    推進器の後方に配した2枚の高揚力舵を、操船指令を与
    える操作器からの指示信号に基づいて舵取機制御装置で
    操作し、プロペラ推進器を作動させた状態において2枚
    の舵の回転角位置を適宜組合わせることにより、船体を
    直前進、前進左旋回、前進右旋回、直後進、後進左旋
    回、後進右旋回、その場静止および船尾のその場での左
    右移動させるに際し、 前記操作器からの指示信号を指示値演算回路において演
    算処理し、指示旋回方向と指示推力の大きさを示す指示
    値を求め、この指示値を映像演算制御回路において演算
    処理してディスプレイ上に船体のその場静止位置を原点
    とする指示ベクトル値として表示し、 2枚の舵の各舵角発信器からの実舵角信号を実行値演算
    回路において演算処理し、実行旋回方向と実行推力の大
    きさを示す実行値を求め、この実行値を前記映像演算制
    御回路において演算処理してディスプレイ上に船体のそ
    の場静止位置を原点とする実行ベクトル値として、前記
    指示ベクトル値と同時に表示することを特徴とする船体
    運動指示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の船体運動指示方法におい
    て船体運動を指示し、2枚の舵の各舵角発信器からの実
    舵角信号を表示値演算回路において演算処理し、実舵角
    度の大きさを示す表示値を求め、この表示値を映像演算
    制御回路において演算処理してディスプレイ上に舵角値
    として表示することを特徴とする舵角指示方法。
  3. 【請求項3】 左右舷各一基のプロペラ推進器の後方に
    配した各1枚の舵を、操船指令を与える操作器からの指
    示信号に基づいて舵取機制御装置で操作するに際し、 前記操作器からの指令信号を指令値演算回路において演
    算処理し、指令舵角を示す指令値を求め、この指令値を
    映像演算制御回路において演算処理してディスプレイ上
    に指令舵角値として表示し、 舵角発信器からの実舵角信号を実行値演算回路において
    演算処理し、実舵角を示す実行値を求め、この実行値を
    前記映像演算制御回路において演算処理してディスプレ
    イ上に実舵角値として、前記指令舵角値と同時に表示す
    ることを特徴とする舵角指示方法。
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