JPH06218695A - プリント基板の位置決め方法及び装置 - Google Patents

プリント基板の位置決め方法及び装置

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JPH06218695A
JPH06218695A JP2624093A JP2624093A JPH06218695A JP H06218695 A JPH06218695 A JP H06218695A JP 2624093 A JP2624093 A JP 2624093A JP 2624093 A JP2624093 A JP 2624093A JP H06218695 A JPH06218695 A JP H06218695A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
positioning
pawl
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2624093A
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English (en)
Inventor
Osamu Kishi
修 岸
Heiji Tomotsugi
平次 友次
Shinichi Shimoyama
慎一 下山
Hiromasa Nagakura
宏征 長倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板の位置ずれを起こすことなくロ
ボットハンドで吸着することができるようにする。 【構成】 方形のプリント基板10は、互いに隣接する
2つの基準端面が位置決めテーブル12及び固定台32
に固定可能な固定つめ14、34及び36に、また基準
端面と対向する端面がばね16、18及び24によって
常に対向する固定つめ方向に押圧されている押し側つめ
20、22及び26に、それぞれ対向するように位置決
めテーブル12上に置かれる。位置決めテーブル12を
これの中心線aが固定台32の中心線bと一致するよう
に移動させる。プリント基板10の一方の基準端面、こ
れに対向する端面、他方の基準端面、これに対向する端
面の順にシリンダによって各つめを移動させることによ
り、プリント基板10をクランプさせる。ロボットハン
ドによってプリント基板10を吸着し、上記クランプし
たときとは逆の順序で各つめによるクランプ状態を解除
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の位置決
め方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレスを用いてプリント基板を打ち抜く
場合、プレスボルスタ上の下金型に対してプリント基板
を位置決めする必要がある。位置決めは、下金型に設け
られている位置決めピンにプリント基板を挿入すること
により行われるが、これをロボットハンドによって行う
ためには、ロボットハンドが搬入を開始する時点、すな
わちロボットハンドがプリント基板を保持するときに、
プリント基板が所定の位置に位置決めされている必要が
ある。このため、搬入前のプリント基板を位置決めする
装置が設けられる。従来の位置決め装置によるプリント
基板の位置決めは、プリント基板を置いた位置決めテー
ブルを所定方向(Y方向)に移動させて、プリント基板
の4辺を位置決めテーブル及び固定台に設けられている
つめによってそれぞれクランプすることにより行われ
る。例えば、プリント基板の基準端面を右及び前とする
と、まず、位置決めテーブルを右方向に移動させること
により、固定台に固定されているY方向固定つめと、位
置決めテーブルに固定されているとともにばねによって
プリント基板方向に押圧されているY方向押し側つめと
によって、プリント基板の左右端部を挟み付ける。次い
で、シリンダによってX方向固定つめを移動することに
より基準位置まで前進させ、プリント基板の後端部を、
ばねによってプリント基板方向に押圧されているX方向
押し側つめをシリンダによって前進させることにより押
圧する。これにより、両押し側つめのばねによりプリン
ト基板は位置決めされ、位置決めテーブル上に固定され
る。次いで、ロボットハンドでプリント基板を吸着す
る。次いで、クランプしたときと逆の順序で各つめのク
ランプ状態の解除を行う。すなわち、プリント基板の後
のX方向押し側つめ、前の及びX方向固定つめの順でシ
リンダを作動させてX方向のクランプ状態を解除した後
に、位置決めテーブルを左方向に移動させることにより
プリント基板のY方向のクランプ状態を解除する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリント基板の位置決め方法では、プリント基板の
左右方向(Y方向)のクランプ状態を解除するときに、
プリント基板の位置がずれるという問題がある。これ
は、左右方向のクランプ状態の解除(すなわち、位置決
めテーブルの左方向への移動)の開始と同時にロボット
ハンドが上昇を開始するが、Y方向押し側つめがプリン
ト基板から離れるまではばねによる力が作用するからで
ある。特に、プリント基板の位置ずれは、ロボットハン
ドの吸着パットが古くなったり、何らかの原因で吸着力
が弱いときに顕著に発生する。本発明は、このような課
題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント基板
の隣接する2つの基準端面をこれらと対向する面からば
ねによって固定つめに押しつけてプリント基板を位置決
めし、位置決めを解除する際にはばねを先に解除し、次
いで固定つめを解除することにより、上記課題を解決す
る。すなわち、本発明のプリント基板の位置決め方法
は、方形のプリント基板の互いに隣接する2つの基準端
面を、ばねの力によって基準位置ストッパに押しつける
ことによりプリント基板の位置決めをし、次いで、ロボ
ットハンドによってプリント基板を固定し、次いでプリ
ント基板の位置決めを解除し、ロボットハンドによって
プリント基板を移送するものにおいて、プリント基板の
位置決めを解除する際に、上記ばねの力を先に解除し、
次いで基準位置ストッパを移動させることを特徴とす
る。また、本発明のプリント基板の位置決め装置は、固
定された固定台と、固定台と基準線が一致した位置決め
位置と、これから移動したプリント基板受入位置との間
をY方向に移動可能な位置決めテーブルと、固定台に設
けられるY方向固定つめと、位置決めテーブルに設けら
れるY方向押し側つめと、位置決めテーブルに設けられ
る、Y方向に直交する向きのX方向固定つめ及びX方向
押し側つめと、X方向押し側つめ及びY方向押し側つめ
をそれぞれX方向固定つめ及びY方向固定つめに向けて
押し力を作用可能なX方向ばね及びY方向ばねと、X方
向固定つめを基準位置と後退位置との間で移動させるX
方向固定シリンダと、X方向押し側つめ及びX方向ばね
を前進位置と後退位置との間で移動させるX方向押し側
シリンダと、を有するものにおいて、Y方向固定つめを
基準位置と後退位置との間で移動させるY方向固定シリ
ンダと、Y方向押し側つめ及びY方向ばねを前進位置と
後退位置との間で移動させるY方向押し側シリンダと、
を有することを特徴とする。
【0005】
【作用】プリント基板は、基準端面が固定つめに、基準
端面と対向する端面が押し側つめにそれぞれ接するよう
に配置される。プリント基板は、一方の基準端面が、固
定つめをシリンダによって基準位置に移動させた後に、
押し側つめをシリンダによって前進位置に移動させるこ
とによりばねによって固定つめに押しつけられ、他方の
基準面が固定つめをシリンダによって基準位置に移動さ
せた後に、押し側つめをシリンダによって前進位置に移
動させることによりばねによって固定つめに押しつけら
れることにより、位置決めテーブルに位置決めされる。
この後、プリント基板は、ロボットハンドによって吸着
された後、上記位置決めされたときとは逆の順で位置決
めが解除される。すなわち、プリント基板は、これの幅
方向及び長手方向ともに、固定つめよりも先に押し側つ
めが後退するため、ばねの弾性によって移動することが
ない。これにより、位置決め解除時におけるプリント基
板の位置ずれをなくすことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について説明する。プリント
基板10の基準端面が図1中右側端面及び図1中下側端
面の場合、図1に示すように、位置決めテーブル12に
は、図1中右側に固定可能な固定つめ14(基準位置ス
トッパ)が、図1中上側の所定間隔をあけた2か所にば
ね16及び18によって常に図1中下側に押圧されてい
る押し側つめ20及び22が、また図1中左側に固定つ
め14と同一直線上にあってばね24によって常に固定
つめ14方向に押圧されている押し側つめ26が、それ
ぞれ取り付けられている。位置決めテーブル12の図1
中下側には、押し側つめ20及び22と対向する位置に
切欠き部28及び30が形成されている。切欠き部28
及び30には、押し側つめ20及び22とそれぞれ同一
直線上にあって固定台32に固定可能な固定つめ34及
び36(基準位置ストッパ)がそれぞれ切欠き部28及
び30に対応する位置に設けられている。固定つめ1
4、34及び36は、それぞれ図示していないシリンダ
によってそれぞれが対向する各端面と直交する方向に基
準位置と後退位置との間を移動可能であり、押し側つめ
20、22及び26は、それぞれ図示していないシリン
ダによってそれぞれが対向する各端面と直交する方向に
前進位置と後退位置との間を移動可能である。位置決め
テーブル12は、図1中で上下方向(Y方向)に移動可
能であり、図1に示すプリント基板受入位置及び図2に
示す位置決め位置で停止する。
【0007】次に、位置決め方法について説明する。最
初の状態では、位置決めテーブル12の長手方向の中心
線aが固定台32の中心線bよりも図1中上方に位置し
ており(プリント基板受入位置)、固定つめ34及び3
6は切欠き部28及び30の外部にある。この状態で、
まず、図1に示されるように、位置決めテーブル12上
にプリント基板10を置く。次いで、図2に示されるよ
うに、位置決めテーブル12を、これの長手方向の中心
線aが固定台32の中心線bと一致するように図2中下
方に移動させる(位置決め位置)。これにより、固定つ
め34及び36が切欠き部28及び30内に進入する。
次いで、プリント基板10の図3中下側の固定つめ34
及び36をシリンダによって基準位置まで前進させる。
次いで、プリント基板10の図3中上側の押し側つめ2
0及び22をシリンダによってプリント基板10方向に
前進させて停止させ、ばね16及び18によってプリン
ト基板10に押し力を作用させる。次いで、プリント基
板10の図3中右側の固定つめ14をシリンダによって
基準位置まで前進させる。次いで、プリント基板10の
図3中左側の押し側つめ26をシリンダによってプリン
ト基板10方向に前進させて停止させ、ばね24によっ
てプリント基板10に押し力を作用させる。すなわち、
プリント基板10の幅方向(Y方向)及び長手方向(X
方向)ともに、固定つめ34、36及び14を先に作動
させ、次に押し側つめ20、22及び26を作動させ
る。これにより、プリント基板10は、これの各基準端
面がそれぞればね24、16及び18によって固定つめ
14、34及び36に押し付けられて、位置決めテーブ
ル12上に位置決めされる。次いで、図示していないロ
ボットハンドが下降し、プリント基板10を吸着する。
次いで、位置決めするときとは逆の順で各つめのクラン
プ状態を解除する。すなわち、プリント基板10の幅方
向及び長手方向ともに、先に押し側つめ26、20及び
22をシリンダによって後退させ、次に固定つめ14、
34及び36をシリンダによって後退させる。これによ
り、プリント基板10は、押し側つめ26、20及び2
2を後退させるときに、固定つめ14、34及び36に
よって位置決めテーブル12に固定されているため、押
し側つめ26、20及び22のばね24、16及び18
の弾性によってずれることなく、位置決めが解除され
る。
【0008】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、プリント基板は、これの幅方向及び長手方向とも
に、押し側つめを後退させるときに、固定つめによって
移動が拘束されているため、ばねの弾性によって移動す
ることがない。これにより、位置決め解除時におけるプ
リント基板の位置ずれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置決めテーブル上にプリント基板を載せたと
きの図である。
【図2】位置決めテーブルの中心線と固定台の中心線と
を一致させたときの図である。
【図3】プリント基板をクランプさせたときの図であ
る。
【符号の説明】
10 プリント基板 12 位置決めテーブル 14 固定つめ(X方向固定つめ) 16、18 ばね(Y方向ばね) 20、22 押し側つめ(Y方向押し側つめ) 24 ばね(X方向ばね) 26 押し側つめ(X方向押し側つめ) 32 固定台 34、36 固定つめ(Y方向固定つめ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長倉 宏征 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目2番1号 株式会社日本製鋼所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形のプリント基板の互いに隣接する2
    つの基準端面を、ばねの力によって基準位置ストッパに
    押しつけることによりプリント基板の位置決めをし、次
    いで、ロボットハンドによってプリント基板を固定し、
    次いでプリント基板の位置決めを解除し、ロボットハン
    ドによってプリント基板を移送するプリント基板の位置
    決め方法において、 プリント基板の位置決めを解除する際に、上記ばねの力
    を先に解除し、次いで基準位置ストッパを移動させるこ
    とを特徴とするプリント基板の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 固定された固定台と、 固定台と基準線が一致した位置決め位置と、これから移
    動したプリント基板受入位置との間をY方向に移動可能
    な位置決めテーブルと、 固定台に設けられるY方向固定つめと、 位置決めテーブルに設けられるY方向押し側つめと、 位置決めテーブルに設けられる、Y方向に直交する向き
    のX方向固定つめ及びX方向押し側つめと、 X方向押し側つめ及びY方向押し側つめをそれぞれX方
    向固定つめ及びY方向固定つめに向けて押し力を作用可
    能なX方向ばね及びY方向ばねと、 X方向固定つめを基準位置と後退位置との間で移動させ
    るX方向固定シリンダと、 X方向押し側つめ及びX方向ばねを前進位置と後退位置
    との間で移動させるX方向押し側シリンダと、 を有するプリント基板の位置決め装置において、 Y方向固定つめを基準位置と後退位置との間で移動させ
    るY方向固定シリンダと、 Y方向押し側つめ及びY方向ばねを前進位置と後退位置
    との間で移動させるY方向押し側シリンダと、 を有することを特徴とするプリント基板の位置決め装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101147263B1 (ko) * 2005-07-11 2012-05-18 엘지디스플레이 주식회사 기판 고정용 플레이트
CN111070248A (zh) * 2019-12-25 2020-04-28 怡洋超微电子科技(惠州)有限公司 一种显卡电路板生产用裁切回收装置

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