JPH06218335A - 瓶の色識別装置 - Google Patents

瓶の色識別装置

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JPH06218335A
JPH06218335A JP1111293A JP1111293A JPH06218335A JP H06218335 A JPH06218335 A JP H06218335A JP 1111293 A JP1111293 A JP 1111293A JP 1111293 A JP1111293 A JP 1111293A JP H06218335 A JPH06218335 A JP H06218335A
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JP
Japan
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bottle
color
empty
image
empty bottle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1111293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Hayashi
善弘 林
Kenji Yamane
健司 山根
Masataka Kawachi
政隆 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP1111293A priority Critical patent/JPH06218335A/ja
Publication of JPH06218335A publication Critical patent/JPH06218335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラベルが貼付されていても空き瓶の色を正確に
識別する。 【構成】ベルトコンベア10の搬送ベルト11上を傾斜
状態で搬送される空き瓶50は、撮像カメラ21の正面
に達すると、瓶検出器によって検出されて、撮像カメラ
21により、底部近傍の側面が撮影される。画像処理部
22は、空き瓶50の底部近傍の側面の画像に基づいて
空き瓶50の色を特定して、選別装置30を動作させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、リサイクルす
るために回収された空き瓶を、それぞれの色毎に識別す
るために使用される瓶の色識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミ、不燃性ゴミ等とともに収集さ
れた空き瓶は、通常、リサイクルするために回収され、
粉砕されてカレット(ガラス屑)として、瓶ガラス、板
ガラス等の原材料として使用される。カレットは、例え
ば、特開平4−16273号公報に開示されているよう
に、光電管を使用して各カレットを透過する光量に基づ
いて、それぞれの色を識別することにより、あるいは、
特開昭54−100412号公報に開示されているよう
に、カレットにて反射された光に基づいて色を識別する
ことにより、さらには、特開平3−200025号公報
に開示されているように、カレットを透過する光の波長
に基づいて色を識別することにより、それぞれの色毎に
分別することが行われている。
【0003】しかしながら、カレットに粉砕された状態
では、細かくなっており、しかも、大きさが一定でない
ために、粉砕された各カレットを各色毎に正確に分別す
ることは容易でない。このために、ゴミ等から空き瓶を
回収する際に、空き瓶をそれぞれの色毎に分別すること
が行われている。現状では、空き瓶は、人手によってそ
れぞれの色を識別している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】人手による空き瓶の色
を識別する方法では、作業者が長時間にわたって立って
作業し、しかも、空き瓶を運搬しなければならず、非常
に重労働であり、また、ガラス破片によって負傷する等
の危険を伴う。このような状況では、人材を確保するこ
とが容易でなく、人件費も嵩むという問題がある。
【0005】このような問題を解決するために、空き瓶
の色識別を自動化する装置の開発が進められている。し
かし、空き瓶の表面には、通常、ラベルが貼付されてお
り、しかも、ラベルの貼付位置が空き瓶の種類によって
一定しないために、ラベルの色を空き瓶の色と誤認する
おそれがある。空き瓶に貼付されたラベルの位置を特定
するためには、複雑な制御が必要になり、多数の空き瓶
の色を短時間で識別することができないという問題があ
る。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、その目的は、簡潔な構成であって、ラベルの色と
誤認することなく、正確に瓶の色を識別することができ
る瓶の色識別装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の瓶の色識別装置
は、瓶を所定の姿勢で所定方向へと搬送する搬送装置
と、該搬送装置にて搬送される瓶が所定位置に到達した
ことを検出する瓶検出器と、該瓶検出器にて検出された
瓶における底部近傍側面を撮像する撮像器と、該撮像器
によって撮影された画像の色を特定して搬送されている
瓶の色を特定する画像処理部と、を具備するものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0008】
【作用】本発明の瓶の色識別装置では、所定の姿勢で搬
送される瓶の底部近傍側面が撮像器によって撮像され
て、その撮像された画像の色に基づいて瓶の色が特定さ
れる。瓶の底部近傍は、通常は、ラベルが貼付されてな
いために、正確に瓶の色を特定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明の瓶の色識別装置の概略正面
図、図2はその側面図である。本発明の瓶の色識別装置
は、例えば、都市ゴミあるいは不燃性ゴミとともに収集
されて回収された空き瓶を、緑色、茶色、薄水色、およ
び無色に選別するために使用される。回収された空き瓶
は、瓶整列装置によって直線状に整列された状態で、本
発明の瓶の色識別装置に供給される。
【0011】本発明の瓶の色識別装置は、図1および図
2に示すように、直線状態に整列された空き瓶が順次供
給されるベルトコンベア10を有している。該ベルトコ
ンベア10は、供給される空き瓶50を水平方向へと搬
送し得るように、一対のプーリ12および12間に搬送
ベルト11が巻き掛けられている。該搬送ベルト11
は、空き瓶50が載せられて搬送される搬送面が、搬送
方向と直交する幅方向に沿って、水平状態に対して30
度程度、傾斜した状態になっている。
【0012】搬送ベルト11における下側に位置する幅
方向の一方の側縁部の上方には、該側縁部とは適当な間
隔をあけて、側壁部40が、搬送ベルト11の搬送面に
対して直角に配置されている。該側壁部40は、搬送ベ
ルト11の搬送面上に載せられて搬送される空き瓶50
を該搬送ベルト11上から滑り落ちないように支持して
いる。該側壁部40は、搬送ベルト11上に載せられて
搬送される空き瓶50を支持する側面が、緑色、茶色、
薄水色、および無色と識別しやすい単色、例えば白色に
なっている。搬送ベルト11の搬送域の中程における側
壁部40の下方には、瓶検出器42(図2参照)が、該
側壁部40の下面と該搬送ベルト11の上面との間に位
置するように設けられている。該瓶検出器42は、搬送
ベルト11上を搬送される空き瓶50を検出するよう
に、例えば、光学式のセンサーが使用されている。
【0013】搬送ベルト11の側方には、瓶検出器42
に対向して、撮像カメラ21が設けられている。該撮像
カメラ21は、搬送ベルト11の上面である搬送面に載
せられて搬送される空き瓶50が瓶検出器42によって
検出された際に、検出された空き瓶50の底部近傍の側
面、具体的には空き瓶50の底面から10mm程度上方
の位置を撮像するようになっている。空き瓶50の底部
近傍側面は、通常、空き瓶50に貼付されるラベルの下
方域になっており、撮像カメラ21は、空き瓶50のラ
ベルに覆われていない地肌部分を直接撮像することがで
きる。
【0014】撮像カメラ21の出力は、画像処理部22
に与えられている。該画像処理部22では、撮像カメラ
21にて撮影された空き瓶50の下端部の画像に基づい
て、その空き瓶50の地肌の色を特定するようになって
いる。画像処理部22は、具体的には、撮像カメラ21
にて撮影された画像における赤色(R)、緑色(G)、
および青色(B)の混合比率に基づいて、その画像の色
を、緑色、茶色、薄水色、および透明の4通りに識別す
るようになっている。空き瓶50の地肌の部分が透明の
場合には、撮像カメラ21によって撮影される画像に
は、空き瓶50の後方の側壁部40の白色が捉えられ
る。
【0015】画像処理部22の出力は、搬送ベルト11
によって搬送される空き瓶50を、それぞれの色毎に分
離する選別装置30に与えられている。該選別装置30
は、搬送ベルト11の終端部に連続して設けられてお
り、該搬送ベルト11によって搬送される空き瓶50
を、それぞれの色に応じて、4つの異なる方向へと移動
させるようになっている。該選別装置30は、例えば、
ベルトコンベア10にて搬送される空き瓶50の搬送方
向と同方向へ搬送する搬送装置を有しており、該搬送装
置にて搬送される空き瓶50の搬送方向を該搬送装置の
側方に選択的に切り換える4個の切り換え装置が、該搬
送装置の搬送方向に沿って順番に設けられている。そし
て、搬送装置上を搬送される空き瓶50の色に応じて、
いずれか1つの切り換え装置が選択的に動作されて、空
き瓶50は、その色に対応して、搬送装置11の側方の
所定位置へと移動される。
【0016】このような構成の本発明の瓶の色識別装置
の動作は次の通りである。例えば、収集されたゴミから
回収された空き瓶50は、整列された後に、ベルトコン
ベア10の搬送ベルト11上に、順次、載せられて搬送
される。搬送ベルト11は、搬送方向とは直交する幅方
向に傾斜した状態になっているために、該搬送ベルト1
1上に載せられた空き瓶50は、傾斜状態となって側壁
部40に支持された状態で搬送される。
【0017】搬送ベルト11にて搬送される空き瓶50
は、該搬送ベルト11の中程に達すると、瓶検出器42
によって検出される。これにより、撮像カメラ21が動
作されて、該撮像カメラ21の正面に位置する空き瓶5
0におけるラベルが貼付されていない底部近傍の側面が
撮影される。撮像カメラ21にて撮影された空き瓶50
の下端部の画像は、画像処理部22によって画像処理さ
れて、空き瓶50の下端部における地肌の色が特定され
る。画像処理部22は、特定した空き瓶50の色に対応
した信号を選別装置30に出力して、該選別装置30に
おける所定の切り換え装置を動作させることにより、搬
送ベルト11によって搬送される空き瓶50は、識別さ
れた色毎に収集される。このようにして、それぞれの色
毎に収集された空き瓶50は、各色毎にカレットとされ
て、リサイクルされる。
【0018】
【発明の効果】本発明の瓶の色識別装置は、このよう
に、所定の姿勢で搬送される瓶のラベルが貼付されてい
ない底部近傍側面の画像を撮影して瓶の色を特定するよ
うになっているために、瓶の色を正確に識別することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の瓶の色識別装置の一例を示す側面図で
ある。
【図2】その瓶の色識別装置の正面図である。
【符号の説明】
10 ベルトコンベア 11 搬送ベルト 12 プーリ 21 撮像カメラ 22 画像処理部 30 選別装置 40 側壁部 42 瓶検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓶を所定の姿勢で所定方向へと搬送する
    搬送装置と、 該搬送装置にて搬送される瓶が所定位置に到達したこと
    を検出する瓶検出器と、 該瓶検出器にて検出された瓶における底部近傍側面を撮
    像する撮像器と、 該撮像器によって撮影された画像の色を特定して搬送さ
    れている瓶の色を特定する画像処理部と、 を具備する瓶の色識別装置。
JP1111293A 1993-01-26 1993-01-26 瓶の色識別装置 Pending JPH06218335A (ja)

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JP1111293A JPH06218335A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 瓶の色識別装置

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JP1111293A JPH06218335A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 瓶の色識別装置

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JPH06218335A true JPH06218335A (ja) 1994-08-09

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ID=11768933

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JP1111293A Pending JPH06218335A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 瓶の色識別装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109959662A (zh) * 2019-04-25 2019-07-02 中国长城葡萄酒有限公司 空瓶在线检测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04367774A (ja) * 1991-06-14 1992-12-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 廃棄ビン類の色別回収方法
JPH06142618A (ja) * 1992-11-09 1994-05-24 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガラス瓶選別装置

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CN109959662B (zh) * 2019-04-25 2024-03-26 中国长城葡萄酒有限公司 空瓶在线检测装置

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