JPH0621791A - 信号の切り換え方法 - Google Patents

信号の切り換え方法

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JPH0621791A
JPH0621791A JP5099300A JP9930093A JPH0621791A JP H0621791 A JPH0621791 A JP H0621791A JP 5099300 A JP5099300 A JP 5099300A JP 9930093 A JP9930093 A JP 9930093A JP H0621791 A JPH0621791 A JP H0621791A
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JP
Japan
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signal
switched
changeover switch
output
supplied
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JP5099300A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Ishida
文利 石田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のアナログ信号を切り換えスイッチで切り
換えるときに、ノイズが発生しないようにする。 【構成】差動アンプ12で入力信号Va,Vbの差が算
出されてウインドコンパレータ13に供給される。ここ
では、入力した信号の電圧がEV以下のとき切り換えイ
ネーブル信号Seが発生する。切り換えスイッチ11を
切り換えるときは、切り換え要求信号Saがフリップフ
ロップ回路14に供給され、これが切り換えイネーブル
信号Seのタイミングで取り込まれる。これによってフ
リップフロップ回路14から切り換えスイッチ駆動信号
Sbが発生し、これで切り換えスイッチ11が切り換え
られる。この信号切り換え装置1では、両方の入力信号
Va,Vbのレベル差が小さいときに切り換えスイッチ
11が切り換えられるようにすることで、切り換え時に
ノイズが発生するのを防止可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類のアナログ信
号を切り換えスイッチで切り換えて出力する場合の切り
換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば入力した2種類のアナログ信号を
切り換えてどちらか一方を出力する場合、切り換えスイ
ッチを用いることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように切り換え
スイッチで2種類のアナログ信号を切り換える場合、両
者のレベル差が大きいときに切り換えると大きなノイズ
が発生する。これを避けるため、入力信号のレベル差が
小さくなるように適宜調整してから切り換えスイッチを
切り換える方法もあるが、これでは切り換えスイッチを
切り換えるタイミングの設定が面倒であり、また出力特
性も悪化してしまうという問題がある。
【0004】さらに、この場合にはレベル調整をするた
めに専用のICを使用しなければならないので、コスト
アップの原因になるという問題がある。このような問題
は、複数の入力信号を切り換えスイッチで切り換えて出
力する場合にも当然発生する。
【0005】そこでこの発明は上述したような課題を解
決したものであって、入力した複数種類のアナログ信号
を切り換えスイッチで切り換えて出力する場合に、簡単
な構成でノイズの発生を防止可能な信号の切り換え方法
を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、複数種類の入力信号を切り換えス
イッチで切り換えて出力するとき、入力信号のレベル差
が所定値以内のとき切り換えスイッチを切り換えるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】図1において、2種類の入力信号Va,Vb
(図2(a))が切り換えスイッチ11の入力端子a,
bに供給されている。いま、切り換えスイッチ11が入
力端子aに接続されているとすると、一方の入力信号V
aがこの切り換えスイッチ11を経て出力端子cに出力
される(図2(e))。入力信号Va,Vbは差動アン
プ12にも供給され、ここで両者の差が算出されてウイ
ンドコンパレータ13に供給される。
【0008】ウインドコンパレータ13では、ウインド
電圧EV(ボルト)が設定されており、入力した信号の
電圧がEV以下のとき切り換えイネーブル信号Se(図
2(b))が発生する。ここで現在出力端子cに出力さ
れている信号を入力信号Vaから入力信号Vbに切り換
えるときは、例えばCPU31(図3)から切り換え要
求信号Sa(図2(c))がフリップフロップ回路14
に供給される。この切り換え要求信号Saは、切り換え
イネーブル信号Seのタイミングで取り込まれ、これに
よってフリップフロップ回路14から切り換えスイッチ
駆動信号Sb(図2(d))が送出されて切り換えスイ
ッチ11に供給される。
【0009】これで切り換えスイッチ11の接続が入力
端子aから入力端子bに切り換えられ、入力信号Vaに
代わって入力信号Vbが切り換えスイッチ11を経て出
力端子c側に出力されるようになる(図2(e))。こ
の信号切り換え装置1では、両方の入力信号Va.Vb
のレベル差が小さいときに切り換えスイッチ11を切り
換えることが可能であり、これによって切り換え時にノ
イズが発生するのを防止可能になる。
【0010】
【実施例】続いて、本発明に係わる信号の切り換え方法
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明を適用した信号切り換え装置
1の構成を示す。同図において、2種類の入力信号V
a,Vbが切り換えスイッチ11の入力端子a,bに供
給され、これらの入力信号Va,Vbのどちらか一方が
切り換えスイッチ11を経て出力端子c側に出力され
る。いま、切り換えスイッチ11が入力端子aに接続さ
れているとすると、出力端子cには入力信号Vaが出力
される(図2(e))。
【0012】入力信号Va,Vbは差動アンプ12にも
供給される。差動アンプ12では、入力信号Va,Vb
のレベル差(電圧差)が算出される。ここでは説明を簡
単にするため、図2(a)に示すように一方の入力信号
Vaの電圧を0V(ボルト)としている。したがって、
差動アンプ12から出力される信号のレベルはもう一方
の入力信号Vbと同一になる。
【0013】さて図1において、差動アンプ12の出力
はウインドコンパレータ13に供給される。このウイン
ドコンパレータ13ではウインド電圧EVが設定されて
おり、供給された信号の電圧すなわち入力信号Va,V
bのレベル差がこのウインド電圧EV以下になったと
き、図2(b)に示すような切り換えイネーブル信号S
eが発生する。
【0014】ウインド電圧EVは、入力信号Va,Vb
のレベル差がどの程度になったときに切り換えスイッチ
11を切り換えるかを決定するものであり、切り換えス
イッチ11を切り換えたときにノイズが発生しない程度
のレベルに設定される。実験では入力信号Va,Vbの
レベルが6Vのとき、ウインド電圧EVを180mVと
して好適な結果が得られた。
【0015】ウインドコンパレータ13の出力、すなわ
ち切り換えイネーブル信号Seはフリップフロップ回路
14に供給される。フリップフロップ回路14には、切
り換えスイッチ11を切り換えようとするときに、図2
(c)に示すような切り換え要求信号Saが例えばCP
U31(図3)などから供給される。この切り換え要求
信号Saが切り換えイネーブル信号Seのタイミングで
取り込まれ、これによってフリップフロップ回路14か
ら図2(d)に示すような切り換えスイッチ駆動信号S
bが出力される。
【0016】この切り換えスイッチ駆動信号Sbが切り
換えスイッチ11に供給され、これによって切り換えス
イッチ11の接続が入力端子aから入力端子bに切り換
えられる。このようにして入力端子aに接続されていた
切り換えスイッチ11が、入力端子bに切り換えられる
ことによって、出力端子cには入力信号Vbが出力され
るようになる(図2(e))。
【0017】これとは反対に切り換えスイッチ11を端
子bから端子aに切り換えるときには、切り換え要求信
号Saが0Vになり、これが切り換えイネーブル信号S
eのタイミングでフリップフロップ回路14に取り込ま
れる。これによって、切り換えスイッチ駆動信号Sbが
0Vになる。これで切り換えスイッチ11が入力端子b
から入力端子aに切り換えられ、出力端子cには入力信
号Vaが出力される(図2(e))。
【0018】この信号切り換え装置1では上述のよう
に、2種類の入力信号Va,Vbのレベル差がウインド
コンパレータ13のウインド電圧EV以下のときに切り
換えスイッチ11が切り換えられるようになっている。
したがって、ウインド電圧EVのレベルを適宜設定する
ことによって、切り換えスイッチ11を切り換えたとき
にノイズが発生するのを防止可能である。
【0019】図3は上述の信号切り換え装置1を適用し
たDAT(ディジタル・オーディオ・テープレコーダ)
の構成を示す。同図は磁気テープTに例えばドラム、ギ
ターの音が予め記録されており、これを再生して聞きな
がらボーカルを録音する場合を示している。磁気テープ
Tに録音されている音は再生ヘッド21で再生され、こ
れがデコーダ22を介してクロスフェーダ23に供給さ
れる。
【0020】クロスフェーダ23は、再生されたドラム
およびギターの音と、新たに入力されたボーカルの音声
をクロスフェードしてエンコーダ24に供給するもので
あるが、このときはまだボーカルの音声が入力されてい
ないので再生されたドラムおよびギターの音がそのまま
出力される。この出力はD/A変換器25、上述の信号
切り換え装置1、ミキサ26を経てスピーカ27に供給
される。これによってボーカリストはドラムおよびギタ
ーの音を聞くことができる。
【0021】そして、ボーカルを記録するタイミングが
来たらボーカリストがマイク28から音声を入力する。
この音声はミキサ26、A/D変換器29を経てクロス
フェーダ23に供給される。そして磁気テープTから、
それまで記録されていたボーカル音が再生され、このボ
ーカル音と歌い始めたボーカルの音声とがクロスフェー
ドされ、新しく記録されるボーカルの音声だけがエンコ
ーダ24及びスイッチ32を経て記録ヘッド30に供給
されて磁気テープTに記録される。
【0022】ミキサ26から出力されるボーカルの音声
は、信号切り換え装置1にも供給される。このときに
は、例えば編集者の指示によってCPU31から切り換
え要求信号Saが送出され、これが信号切り換え装置1
の切り換えスイッチ11に供給され、これによって切り
換えスイッチ11が切り換えられる。したがって、信号
切り換え装置1からはそれまでテープTに記録されてい
たボーカル音に代わって新しく記録されるボーカルの音
声が出力される。
【0023】このボーカルの音声はミキサ26を介して
スピーカ27に供給される。これによって、ボーカリス
トは自分の声を聞きながら歌うことが可能になる。この
ときにはボーカルの音声が、A/D変換器29、クロス
フェーダ23、D/A変換器25を通さないでスピーカ
27から出力されるので、ボーカリストが発生した音声
とスピーカ27から出力される音声は時間的に殆どずれ
がない。したがって、ボーカリストは自分の声を違和感
を感じずに聞きながら歌うことができるようになる。
【0024】このDATによれば、テープTに記録され
ていたボーカルの音声と、新しく記録するボーカルの音
声を信号切り換え装置1で切り換えるときに、両者のレ
ベル差が所定値EV以下のときに切り換えるのでノイズ
の発生を防止可能になる。したがって、ノイズが録音処
理に悪影響を与えるようなことを防止可能になる。な
お、上述の実施例では2種類のアナログ信号を切り換え
る場合について説明したが、この発明は複数種類のアナ
ログ信号を切り換える場合にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数種類
の入力信号を切り換えスイッチで切り換えて出力すると
き、入力信号のレベル差が所定値以内のとき切り換えス
イッチを切り換えるようにしたものである。
【0026】したがって本発明によれば、入力信号のレ
ベル差が小さいときに切り換えスイッチを切り換えるこ
とにより、切り換え時にノイズが発生するのを防止可能
になる。また、切り換え前後では切り換えスイッチが単
にどちらかの端子に接続されているだけなので、入力信
号の特性劣化を防止することが可能である。さらに、特
殊な部品を必要としないので装置を簡単にしかも安価に
構成することが可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した信号切り換え装置の構成図で
ある。
【図2】信号波形を説明する説明図である。
【図3】実施例の信号切り換え装置を適用したDATの
構成図である。
【符号の説明】
1 信号切り換え装置 11 切り換えスイッチ 12 差動アンプ 13 ウインドコンパレータ 14 フリップフロップ回路 21 再生ヘッド 22 デコーダ 23 クロスフェーダ 24 エンコーダ 25 D/A変換器 26 ミキサ 27 スピーカ 28 マイク 29 A/D変換器 30 記録ヘッド 31 CPU T 磁気テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の入力信号を切り換えスイッチ
    で切り換えて出力するとき、上記入力信号のレベル差が
    所定値以内のとき上記切り換えスイッチを切り換えるよ
    うにしたことを特徴とする信号の切り換え方法。
JP5099300A 1992-05-08 1993-04-26 信号の切り換え方法 Pending JPH0621791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099300A JPH0621791A (ja) 1992-05-08 1993-04-26 信号の切り換え方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11607692 1992-05-08
JP4-116076 1992-05-08
JP5099300A JPH0621791A (ja) 1992-05-08 1993-04-26 信号の切り換え方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621791A true JPH0621791A (ja) 1994-01-28

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ID=26440444

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JP5099300A Pending JPH0621791A (ja) 1992-05-08 1993-04-26 信号の切り換え方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024208A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Fairchild Semiconductor Corp 無変動スイッチ
JP2012060643A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Fairchild Semiconductor Corp ポップ音のしないスイッチ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8934642B2 (en) 2009-07-13 2015-01-13 Fairchild Semiconductor Corporation No pop switch
US9054692B2 (en) 2009-07-13 2015-06-09 Fairchild Semiconductor Corporation No pop switch
JP2012060643A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Fairchild Semiconductor Corp ポップ音のしないスイッチ

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