JPH0621743Y2 - ファイル - Google Patents

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JPH0621743Y2
JPH0621743Y2 JP5706689U JP5706689U JPH0621743Y2 JP H0621743 Y2 JPH0621743 Y2 JP H0621743Y2 JP 5706689 U JP5706689 U JP 5706689U JP 5706689 U JP5706689 U JP 5706689U JP H0621743 Y2 JPH0621743 Y2 JP H0621743Y2
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JP
Japan
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mount
folding
adhesive
transparent film
file
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JP5706689U
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JPH02148378U (ja
Inventor
勝美 山川
Original Assignee
山水工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP5706689U priority Critical patent/JPH0621743Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ファイルに関する。
[従来の技術] カタログ、コピー用紙、雑誌の切抜き、ハガキ、名刺、
證券、写真等を整理保存するためのファイルとして、従
来、透明フィルムシートを袋状にしたものを複数枚綴っ
たものがある。しかもこの種のファイルでは収容物のサ
イズに応じて透明フィルム袋(以下単に袋とも云う)の
サイズが大小異なるものが種々用意されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の透明フィルム袋からなるファイルでは、その
袋のサイズと書類等のシート状の収容物のサイズとが対
応するときには、収容物が袋内に整然と収まり、きれい
で見やすい状態で保存できるので便利である。
しかし、袋のサイズより収容物のそれが小さい場合に
は、袋の内面で特別な保持作用を有するわけではないた
めに収容物が曲がった状態で収容される等、整然とした
収容ができにくいことがある。特に、収容物が小片で、
しかも複数枚であったりすると、これら複数枚が袋底部
で重なり合って溜り、とても整理の行き届いた保存がで
きにくく、かつ、取出しにくくもある。
また、従来のファイルでは袋の上辺は開口しており、収
容物を袋内に差し込んで収めておくだけのものであるた
め、収容物が小片であったり、比較的重量があったりす
ると、上辺開口部より抜け出すことがあり思わぬ紛失事
故を招く虞れがある。とりわけ、厚手の収容物を収容し
た後には袋の表裏シートの密着性が悪くなって間隙が生
じやすくなり、これに薄手の収容物を入れたりすると脱
けやすい。
このように従来のファイルでは、袋のサイズと収容物の
それが対応しているときは袋による押えがきいて問題は
ないにしても、両者のサイズが不対応であると保持性、
収容性、整理性の点で問題があり、しかも一つのファイ
ルにサイズの異なる複数の収容物をきれいに並べて収容
する等と云うことは期待できなかった。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、収容物の保持、サイズの種々異なる収容物を収
容可能であるという収容性、かつそれらを並べて見やす
く収容できるという整理性、さらには収容された収容物
を容易に取り出し得るという取扱性の各点で優れ、しか
もこれを簡単な構造で安価に製造できるファイルを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案のファイルは、一側
部に形成した綴込部を除く表裏面の所定の領域に微粘着
性の粘着剤を塗布した台紙と、両側部に位置する折り込
み片を折り畳んで形成した折り込み部を備え、その中間
部を台紙の他側部側で折り畳みつつ台紙の他側部に固着
して両側部の折り込み部のそれぞれを台紙の綴込部の近
部に位置させるとともに、折り込み片を含む全体を台紙
の表裏面の粘着剤塗布面に被着した透明フィルムシート
とからなることを特徴とする。
また、上記のファイルにおいて、透明フィルムシートは
台紙の表裏で別にして二枚使用してもよく、台紙の他側
部側で固着せず、折り畳んで台紙上に被着しておいても
よい。
なお、上記いずれのファイルにおいても、折り込み部の
折り込み片の端部が、台紙の表裏面に塗布した微粘着性
の粘着剤の塗布領域から若干外れている方が好ましい。
[実施例] 以下、本考案を図面に基づき実施例をもって説明する。
第1図は本考案の実施例に係るファイルの斜視図、第2
図はその部分拡大断面図を示す。
これら図において、1は適宜な厚みを有する紙材等から
なる台紙であり、その一側部2には綴込部3を備え、こ
の綴込部3以外の表裏面の所定の領域(この例では綴込
部3を除く台紙1の表裏全体)に微粘着性の粘着剤4が
塗布されている。
この微粘着性の粘着剤4は、従来から公知の繰り返し貼
替使用できるメモパッド等に使用されるものと同等のも
のであり、長期安定性に優れ、保存する書類等のシート
状の収容物の変色や変質を生じさせず、繰り返し使用し
ても収容物の接触面への移着がほとんど生じないものを
使用する。
また、この粘着剤4は台紙1上の所定領域の全体に均一
に塗布してもよく、あるいは縞状、格子状等としてもよ
い。
7は台紙1上、詳しくは台紙1の微粘着性の粘着剤4の
塗布領域面上に被着する透明フィルムシートであり、両
側部に位置する折り込み片8a,8bを折り畳んで形成した
折り込み部9a,9bを両側部に備えるものを、その中間部
を台紙1の他側部5側で折り畳みつつ台紙1の他側部5
に固着して両側部の折り込み部9a,9bのそれぞれを台紙
1の綴込部3の近部に位置させるとともに、折り込み片
8a,8bを含む全体を台紙1の表裏面に密着して被着する
ものである。
6a,6bは透明フィルムシート7を台紙1に接着剤で固着
した固着部を示し、台紙1の他側部5側の表裏に位置す
る。この固着部6a,6bにおける固着手段は、台紙1に直
接に接着する他に、台紙1の他側部5に部分的に複数個
の透孔をあけ、この透孔内で表裏の透明フイルムシート
7を重ねつつ熱溶着あるいは接着で固着したり、あるい
は粘着テープで台紙1の他側部5に止める等、適宜な手
法を用いて行う。
なお、透明フィルムシート7における折り込み部9a,9b
の折り込み片8a,8bの端部が、台紙1の表裏面に塗布し
た微粘着性の粘着剤4の塗布領域から若干外れていれ
ば、すなわち、折り込み片8a,8bの端部に貼着されてい
ない部分があれば、透明フィルムシート7を台紙1から
引き離す際の手指を掛ける手ががりとなり、透明フィル
ムシート7を台紙1から引き離しやすくて都合がよい。
次に、このファイルの使用方法を説明すると、折り込み
部9a,9b間に書類や切抜き等の収容物15a,15bの一部分を
挟んだ状態で透明フィルムシート7を台紙1上に被せれ
ば、収容物15a,15bは一部が透明フィルムシート7の折
り込み部9a,9b内で挟持され、その他の部分が台紙1上
の粘着剤4によって台紙1に粘着され、また透明フィル
ムシート7の収容物15a,15b上を覆っていない部分、及
び折り込み部9a,9bの折り込み片8a,8bが台紙1上に粘着
剤4によって粘着され、透明フィルムシート7の全体が
台紙1に密着し収容物15a,15bの全体を被覆する。従っ
て、収容物15a,15bが台紙1と透明フィルムシート7と
の間に保持収容されることになる。
収容物を取り出すときは、折り込み部9a,9bの端部に手
指を掛けてこれを台紙1から剥せば、折り込み部9a,9b
の内部に一部が保持された収容物15a,15bは、透明フィ
ルムシート7といっしょに台紙1上から離れ、次に透明
フィルムシート7の折り込み部9a,9bから収容物15a,15b
を取り外せば、容易にその取り出しができる。
第1図に示すファイルでは、透明フィルムシート7は、
台紙1の表裏を覆う一枚ものを使用したが、表裏で別に
して二枚を使用し、その折り込み部9a,9bと反対側の他
側部を台紙1の他側部の表裏にそれぞれに固着してもよ
い。
第3図は他の考案の実施例に係るファイルを示すもので
ある。前述の実施例では透明フィルムシート7を台紙1
の他側部5側で二つ折りにし台紙1に固着したものであ
るが、第3図のものでは、透明フィルムシート7をその
中間部で二つ折にし、台紙1に特に固着することなく単
に被着しておくものである。
[作用] 本考案のファイルによれば、透明フィルムシートの折り
込み部に収容物の一部を挟んだ状態で透明フィルムシー
トを台紙上に被着すると、収容物は一部が折り込み部で
挟持されつつ台紙上に施した微粘着性の粘着剤によって
台紙上に貼着され、かつ、透明フィルムシートもその折
り込み部を含み収容物から外れる部分が収容物を覆いな
がら台紙上の微粘着性の粘着剤によって台紙上に粘着さ
れることになる。従って、台紙のサイズより小さい収容
物であれば、複数枚のそれらを台紙上に並べて粘着した
状態で整然と収容できることになる。
収容物を取り出すには透明フィルムシートの折り込み部
を台紙から引き離すと、折り込み部に一部が保持された
収容物も、その保持されている部分から透明フィルムシ
ートとともに順に台紙から引き離されるため、面倒なく
取り出し得る。台紙上に塗布された粘着剤は微粘着性を
有するものであるために収容物の引き離しは何ら問題な
く行われ、また強い粘着力を持たないため収容物を傷め
るようなこともない。
収容物のサイズが台紙のサイズと略同等のときは、収容
物はより大きい接触面積で台紙上に貼着され保持性がよ
い。その際も透明フィルムシートはその折り込み部の折
り込み片が台紙上に貼着されているので、台紙から浮び
上がることがなく、収容物に密着してこれを覆い保護す
ることができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案のファイルによれば、台紙上に
塗布した微粘着性の粘着剤で収容物が台紙上によく保持
され、サイズの種々異なる収容物を一枚でもあるいは複
数枚を同時にでも見やすい状態で整然と整理保存するこ
とができる。
また、収容物の一部を透明フィルムシートに挟み込んだ
状態で収容しておけば、透明フィルムシートを台紙から
引き剥すとそれにつれて収容物も透明フィルムシートに
伴って台紙上から離れることになって収容物の取り出し
が容易で取扱いが便利である。
しかも、本考案のファイルは微粘着性の粘着剤を塗布し
た台紙と、これに被着する透明フィルムシートとからな
る簡単な構造であるために上記優れた効果を奏するファ
イルを安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るファイルの斜視図、第2
図は同じく部分拡大断面図、第3図は他の本考案の実施
例に係るファイルの斜視図である。 1〜台紙、2〜台紙の一側部 3〜綴込部、4〜微粘着性の粘着剤 5〜台紙の他側部、6a,6b〜固着部 7〜透明フィルムシート 8a,8b〜折り込み片 9a,9b〜折り込み部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側部に形成した綴込部を除く表裏面の所
    定の領域に微粘着性の粘着剤を塗布した台紙と、両側部
    に位置する折り込み片を折り畳んで形成した折り込み部
    を備え、その中間部を台紙の他側部側で折り畳みつつ台
    紙の他側部に固着して両側部の折り込み部のそれぞれを
    台紙の綴込部の近部に位置させるとともに、折り込み片
    を含む全体を台紙の表裏面の粘着剤塗布面に被着した透
    明フィルムシートとからなることを特徴とするファイ
    ル。
  2. 【請求項2】一側部に形成した綴込部を除く表裏面の所
    定の領域に微粘着性の粘着剤を塗布した台紙と、一側部
    に位置する折り込み片を折り畳んで形成した折り込み部
    を備え、他側部を台紙に固着して折り込み部を台紙の綴
    込部の近部に位置させるとともに、折り込み片を含む全
    体を台紙の表裏面のそれぞれの粘着剤塗布面に被着した
    二枚の透明フィルムシートとからなることを特徴とする
    ファイル。
  3. 【請求項3】一側部に形成した綴込部を除く表裏面の所
    定の領域に微粘着性の粘着剤を塗布した台紙と、両側部
    に位置する折り込み片を折り畳んで形成した折り込み部
    を備え、その中間部を台紙の他側部側で折り畳みつつ両
    側部の折り込み部のそれぞれを綴込部の近部に位置させ
    るとともに、折り込み片を含む全体を台紙の表裏面の粘
    着剤塗布面に被着した透明フィルムシートとからなるこ
    とを特徴とするファイル。
  4. 【請求項4】折り込み部の折り込み片の端部が、台紙の
    表裏面に塗布した微粘着性の粘着剤の塗布領域から外れ
    ている請求項1ないし3のいずれかに記載のファイル。
JP5706689U 1989-05-19 1989-05-19 ファイル Expired - Lifetime JPH0621743Y2 (ja)

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JP5706689U JPH0621743Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 ファイル

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JPH02148378U JPH02148378U (ja) 1990-12-17
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