JP3658750B2 - コンパクトディスク収納体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(ミニコンパクトディスクを含む)を収納するコンパクトディスク収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンパクトディスクを収納する構造として、一般に、コンパクトディスクの中央孔に係脱する突部を有する本体と、この本体に開閉可能に連結された蓋とからなるプラスチック製のケースが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなプラスチックケースでは、大量に取り扱う際には、かさばって取り扱いが面倒になり、また、プラスチックを用いるため、コスト高となる不具合があった。
また、カタログやパンフレット等と共にコンパクトディスクを配布するような場合、カタログやパンフレットが紙であるのに対して、コンパクトディスクのケースはプラスチックであるため、コンパクトディスクの方のみが目立ってしまい、カタログやパンフレットとの一体感を出すことができない。
更に、CD本として、本の表紙や本文頁にコンパクトディスクを添付するような場合、プラスチックケースでは本がかさばる他、プラスチックは紙に比べて比重も大きく、そのため、本の重量が増し、大量に取り扱う際には、簡単に取り扱うことができない不具合もあった。
【0004】
本発明は前記事情に鑑み案出されたもので、本発明の目的は、かさばることなく安価にコンパクトディスクを収納でき、カタログやパンフレット等と共に一体感を持たせてコンパクトディスクを配布でき、コンパクトディスクを本に添付する場合であっても重量増を抑え、大量に扱う場合であっても簡単に取り扱うことができるコンパクトディスク収納体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片とを備え、各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの半径よりも大きく中央孔の直径よりも小さい幅で形成され、各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、各係止片をコンパクトディスクの中央孔に挿入し、一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、各半部はコンパクトディスクを覆う輪郭でそれぞれ形成され、各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持されることを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、前記本体部を縁どる切れ線の内側空間が、指が入る程度の大きさで形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入され、このコンパクトディスクを挟むように一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、前記コンパクトディスクの外側の半部箇所には、一対の半部を重ね合わせた状態に保持する保持手段が設けられていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記保持手段が、一対の半部のうちの一方の半部に形成された切り欠きと、前記重ね合わされる面とは反対の面に前記切り欠きを覆うように接着された粘着テープとで構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記保持手段が、一対の半部のうちの一方の半部に形成された爪片と、他方の半部に形成され前記爪片が係止される係止部とで構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記一対の半部の一方或いは他方には、本の背に綴じられる綴じ代が連接されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入され、このコンパクトディスクを挟むように一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、前記一対の半部の一方或いは他方には、前記係止片の外側でコンパクトディスクの一部を露出させる窓が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記窓が、前記係止片が形成されていない半部に設けられていることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、前記一対の半部の一方の半部に設けられ該半部にコンパクトディスクを係止させる係止手段と、前記一対の半部の一方の半部或いは他方の半部に設けられた切り欠きと、前記切り欠きが設けられた半部の前記重ね合わされる面とは反対の面に前記切り欠きを覆うように接着された粘着テープとを備え、前記切り欠きは、前記係止手段により係止されたコンパクトディスクの外側で前記中間部とは反対側の端部寄り箇所に形成され、前記係止手段は、前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片で構成され、各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの中央孔の半径よりも大きく直径よりも小さい幅で形成され、各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持されることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るコンパクトディスク収納体にコンパクトディスクを収納する場合には、係止片を起立させ、コンパクトディスクの中央孔に係止片を挿入し、係止片をコンパクトディスク上に折り返す。
そして、一対の半部を、コンパクトディスクを挟むように折り畳み、重ね合わせる。
コンパクトディスクを取り出す場合には、一対の半部を開き、係止片を起立させ、コンパクトディスクを半部から持ち上げる。
【0010】
また、本発明に係る他のコンパクトディスク収納体にコンパクトディスクを収納する場合には、係止手段により半部上にコンパクトディスクを係止させ、一対の半部を、コンパクトディスクを挟むように折り畳んで重ね合わせ、切り欠き内に露出する粘着テープにより一対の半部を閉じた状態に保持する。
コンパクトディスクを取り出す場合には、一対の半部を開き、係止片を起立させ、コンパクトディスクを半部から持ち上げる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
図1は第1実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図、図2はコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図、図3は片体の展開図を示す。
2はコンパクトディスク収納体で、コンパクトディスク収納体2は図3に示すように左右に長い長方形状の一枚の片体4から構成され、片体4には綴じ代6、右半部8、左半部10、係止片12、切り欠き14、窓16が形成されている。
前記片体4としては、厚紙、外面がコートされた厚紙、アート紙等の紙片、あるいは、プラスチックシート等を用いることができる。
前記綴じ代6は、片体4の右側部に折れ線18を介して形成され、右半部8と左半部10は、綴じ代6を除く残りの部分に折れ線20を介して形成され、右半部8の幅は左半部10よりも僅かに大きく形成されている。
前記係止片12は右半部8の中央に形成され、前記切り欠き14は右半部8の綴じ代6寄りの部分の上下にそれぞれ形成され、前記窓16は左半部10の中央の上下にそれぞれ形成されている。
【0012】
前記係止片12は二つ形成され、図4に拡大図で示すように、各係止片12は右半部8に連設する基部1202と、基部1202に繋がる本体部1204とで構成され、係止片12は曲線状の切れ線22により縁どられ、切れ線22の両端には孔24が形成されている。
図4において符合26で示す円は、コンパクトディスク30の中央孔3002の縁の輪郭を示し、各係止片12の基部1202はこの円26内に配置され、各本体部1204は互いに逆向きに延出され、基部1202の幅はコンパクトディスク30の中央孔3002の直径よりも小さい幅で形成され、また、前記本体部1204の延出方向の中間部の幅はコンパクトディスク30の中央孔3002の直径よりも僅かに大きい幅で形成されている。
【0013】
図5に斜視図で示すように、各係止片12は基部1202を中心として起立され、コンパクトディスク30の中央孔3002に挿入され、図2に示すようにコンパクトディスク30上に折り返され、これによりコンパクトディスク30が保持される。
係止片12を起立させると、図5に示すように、切れ線22の内側に空間2202が形成され、実施例では係止片12を起立させ易いように、切れ線22の内側の空間2202が、指が入る程度の大きさになるように形成されている。
また、図2に示すように、各係止片12をコンパクトディスク30の中央孔3002に挿入し、折り返してコンパクトディスク30を保持し、コンパクトディスク30を左右の半部8、10で挟むように、折れ線20から左右の半部8、10を折り畳んで重ね合わせた状態で、各半部8、10はコンパクトディスク30を覆う輪郭でそれぞれ形成されている。
これにより、コンパクトディスク30の表面及び、記録面である裏面を左右の半部8、10で保護するようにしている。
前記切り欠き14は、係止片12で保持されたコンパクトディスク30の外側で、折れ線20とは反対側の端部箇所に形成されている。
前記切り欠き14は上下に長い長孔状に形成され、左半部10に合わされる面とは反対の面に切り欠き14を覆うように粘着テープ32が貼着されている。
【0014】
前記窓16は、図1に示すように、係止片12でコンパクトディスク30を保持し、コンパクトディスク30を左右の半部8、10で挟むように、折れ線20から左右の半部8、10を折り畳んで重ね合わせた状態で、係止片12の外側でコンパクトディスク30の上下の一部を露出させるように、コンパクトディスク30の中央の上下に扇形状に二つ形成されている。
そして上下に二つの窓16が形成されることにより、この窓16の間に、コンパクトディスク30の中央部を左右に横切る帯片34が形成され、帯片34の中央はコンパクトディスク30の中央孔3002と同心で中央孔3002よりも大きな円形部3402に形成されている。
【0015】
本実施例に係るコンパクトディスク収納体2にコンパクトディスク30を収納する場合には、まず、図6に示すように、切れ線22内に指を挿入して係止片12を起立させ、コンパクトディスク30の中央孔3002内に係止片12を挿入し、コンパクトディスク30を右半部8上に載せ、係止片12をコンパクトディスク30上に折り返す。
これによりコンパクトディスク30は右半部8上に保持される。
【0016】
次に、折れ線20を境に右半部8と左半部10を、コンパクトディスク30を挟むように折り畳み、重ね合わせる。
これにより切り欠き14に対応する左半部10箇所は粘着テープ32に接着し、粘着テープ32により左半部10と右半部8は閉じた状態に保持され、同時に、係止片12は円形部3402によりコンパクトディスク30上に折り返された状態に保持される。
また、窓16にはコンパクトディスク30の一部が露出し、コンパクトディスク収納体2に何が入っているのか、言い換えると、コンパクトディスク30が収納されていること、及び、どのようなコンパクトディスク30が収納されているのかが外部から視認される。
そして、綴じ代6が本文と共に表紙に取り付けられ、CD本が得られる。
【0017】
コンパクトディスク収納体2からコンパクトディスク30を取り出す場合には、左半部10の綴じ代6寄り部分を持ち上げて粘着テープ32から剥し、左右の半部8、10を折れ線20を境に開く。
次に、右半部8の裏から指を切れ線22内に挿入して係止片12を起立させ、コンパクトディスク30を右半部8から持ち上げることにより、中央孔3002から係止片12が抜き出され、コンパクトディスク30が右半部8から取り出される。或は、コンパクトディスク30を右半部8から単に持ち上げることにより、コンパクトディスク30が右半部8から取り出される。
【0018】
本実施例に係るコンパクトディスク収納体2は、紙を用いて構成でき、また、プラスチックケースのようにかさばらず扁平であり、従って、コストダウンを図ると共に、大量に取り扱う場合であってもその取り扱いは簡単になされる。
また、カタログやパンフレット等と共にコンパクトディスク30を配布するような場合でも、コンパクトディスク30の方のみが目立ってしまう等の不具合は生ぜず、カタログやパンフレットと、コンパクトディスク30とに一体感を持たせることが可能となる。
更に、CD本として、本の表紙や本文頁にコンパクトディスク30を添付するような場合であっても、本文と共に背に取り付けることができ、本の重量を増し取り扱いが面倒になる不具合を解消できる。
【0019】
次に、図7乃至図9を参照して第2実施例について説明する。
図7は第2実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図、図8はコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図、図9は片体の展開図を示す。
第2実施例に係るコンパクトディスク収納体2Aは、ミニコンパクトディスク30A用で、カタログやパンフレットと共にミニコンパクトディスク30Aを配布する際に用いるものである。
第2実施例に係るコンパクトディスク収納体2Aは、ミニコンパクトディスク30Aを収納する関係上、左右の半部8A、10Aがミニコンパクトディスク30Aを覆うに足る大きさで形成されていてその輪郭が小さい点、また、綴じ代6や切り欠き14を有さない点等が第1実施例と異なっており、その他の点は第1実施例とほぼ同様である。
すなわち、コンパクトディスク収納体2Aは、図9に示すように、左右に長い長方形状の一枚の片体4Aから構成され、片体4Aには、右半部8A、左半部10A、係止片12A、窓16Aが形成されている。
【0020】
前記右半部8Aと左半部10Aは折れ線20Aを介して形成され、右半部8Aと左半部10Aは同一の幅で形成されている。
前記係止片12Aは右半部8Aの中央に形成され、各係止片12Aは右半部8Aに連設する基部1202Aと、基部1202Aに繋がる本体部1204Aとで構成され、係止片12Aは切れ線22Aにより扇形に縁どられている。
前記窓16Aは左半部10Aの下部中央に円形に形成されている。
【0021】
各係止片12Aは基部1202Aを中心として起立され、ミニコンパクトディスク30Aの中央孔3002Aに挿入され、図8に示すようにミニコンパクトディスク30A上に折り返され、これによりミニコンパクトディスク30Aが保持される。
そして、ミニコンパクトディスク30Aを左右の半部8A、10Aで挟むように、折れ線20Aから左右の半部8A、10Aを折り畳んで重ね合わせ、これにより係止片12Aが左半部10Aによりミニコンパクトディスク30A上に折り返された状態に保持されたCD付きのパンフレット2Aが得られる。
【0022】
第2実施例に係るコンパクトディスク収納体2Aによれば、プラスチックケースのようにかさばらず扁平であり、従って、コストダウンを図ると共に、大量に取り扱う場合であってもその取り扱いは簡単になされ、ミニコンパクトディスク30Aの方のみが目立ってしまう等の不具合は生ぜず、カタログやパンフレットと、ミニコンパクトディスク30Aとに一体感を持たせることが可能となる。
【0023】
次に、図10乃至図12を参照して第3実施例について説明する。
図10は第3実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図、図11はコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図、図12は片体の展開図を示す。
第3実施例に係るコンパクトディスク収納体2Bは、第2実施例と同様にミニコンパクトディスク30B用で、カタログやパンフレットと共にミニコンパクトディスク30Bを配布する際に用いるものである。
第3実施例に係るコンパクトディスク収納体2Bは、第2実施例と同様に、片体4B、左右の半部8B、10B、係止片12B、折れ線20B、切れ線22Bを備え、第1、第2実施例と異なって窓16を備えていない。
また、第3実施例に係るコンパクトディスク収納体2Bは、右半部8Bの右側の上下に折れ線20B側に向かう爪片40が切れ線42により形成され、左半部10Bの左側の上下には欠部44が設けられ、この欠部44の縁は前記爪片40が係止する係止部46に形成されている。
【0024】
各係止片12Bは起立され、ミニコンパクトディスク30Bの中央孔3002Bに挿入され、図11に示すようにミニコンパクトディスク30B上に折り返され、これによりミニコンパクトディスク30Bが保持される。
そして、ミニコンパクトディスク30Bを左右の半部8B、10Bで挟むように、折れ線20Bから左右の半部8B、10Bを折り畳んで重ね合わせ、図10に示すように、爪片40を欠部44内において係止部46の上に載せ、これにより係止片12Bが左半部10Bによりミニコンパクトディスク30B上に折り返された状態に保持されたCD付きのパンフレット2Bが得られる。
【0025】
第3実施例に係るコンパクトディスク収納体2Bによっても前記第2実施例と同様な効果が得られる。
更に、第3実施例では、第1実施例と同様に、爪片40と係止部46からなり左右の半部8B、10Bを合わせた状態に保持する保持手段を設けたので、ミニコンパクトディスク30を収納する上でより有利となる。
【0026】
なお、実施例では係止片12、12A、12Bを二つ設けた場合について説明したが、係止片は無論一つとしてもよい。
また、係止片12、12A、12Bが形成された半部に、コンパクトディスクの記録面を保護する不織布を貼着しておく等任意である。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明に係るコンパクトディスク収納体は、一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片とを備え、各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの中央孔の半径よりも大きく直径よりも小さい幅で形成され、各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、各係止片をコンパクトディスクの中央孔に挿入し、一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、各半部はコンパクトディスクを覆う輪郭でそれぞれ形成され、各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持される構成とした。
【0028】
また、本発明に係る他のコンパクトディスク収納体は、一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、前記一対の半部の一方の半部に設けられ該半部にコンパクトディスクを係止させる係止手段と、前記一対の半部の一方の半部或いは他方の半部に設けられた切り欠きと、前記切り欠きが設けられた半部の前記重ね合わされる面とは反対の面に前記切り欠きを覆うように接着された粘着テープとを備え、前記切り欠きは、前記係止手段により係止されたコンパクトディスクの外側で前記中間部とは反対側の端部寄り箇所に形成され、前記係止手段は、前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片で構成され、各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの半径よりも大きく中央孔の直径よりも小さい幅で形成され、各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持される構成とした。
【0029】
そのため、かさばることなく安価にコンパクトディスクを収納でき、カタログやパンフレット等と共に一体感を持たせてコンパクトディスクを配布でき、コンパクトディスクを本に添付する場合であっても重量増を抑え、大量に扱う場合であっても簡単に取り扱うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図である。
【図2】第1実施例に係るコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図である。
【図3】第1実施例に係る片体の展開図である。
【図4】係止片部分の拡大図である。
【図5】係止片を起立させた状態の斜視図である。
【図6】係止片を起立させる説明図である。
【図7】第2実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図である。
【図8】第2実施例に係るコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図である。
【図9】第2実施例に係る片体の展開図である。
【図10】第3実施例に係るコンパクトディスク収納体の斜視図である。
【図11】第3実施例に係るコンパクトディスク収納体を構成する片体を開いた斜視図である。
【図12】第3実施例に係る片体の展開図である。
【符号の説明】
2、2A、2B コンパクトディスク収納体
4、4A、4B 片体
6 綴じ代
8、8A、8B 右半部
10、10A、10B 左半部
12、12A、12B 係止片
14 切り欠き
16 窓
18、20、20A、20B 折れ線
30 コンパクトディスク
30A、30B ミニコンパクトディスク
32 粘着テープ
40 爪片
46 係止部

Claims (9)

  1. 一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、
    前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片とを備え、
    各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、
    各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの中央孔の半径よりも大きく直径よりも小さい幅で形成され、
    各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、
    各係止片をコンパクトディスクの中央孔に挿入し、一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、各半部はコンパクトディスクを覆う輪郭でそれぞれ形成され、
    各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持される、
    ことを特徴とするコンパクトディスク収納体。
  2. 前記本体部を縁どる切れ線の内側空間は指が入る程度の大きさで形成されている請求項1記載のコンパクトディスク収納体。
  3. 前記係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入され、このコンパクトディスクを挟むように一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、前記コンパクトディスクの外側の半部箇所には、一対の半部を重ね合わせた状態に保持する保持手段が設けられている請求項1記載のコンパクトディスク収納体。
  4. 前記保持手段は、一対の半部のうちの一方の半部に形成された切り欠きと、前記重ね合わされる面とは反対の面に前記切り欠きを覆うように接着された粘着テープとで構成されている請求項3記載のコンパクトディスク収納体。
  5. 前記保持手段は、一対の半部のうちの一方の半部に形成された爪片と、他方の半部に形成され前記爪片が係止される係止部とで構成されている請求項3記載のコンパクトディスク収納体。
  6. 前記一対の半部の一方或いは他方には、本の背に綴じられる綴じ代が連接されている請求項1記載のコンパクトディスク収納体。
  7. 前記係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入され、このコンパクトディスクを挟むように一対の半部を折り畳み重ね合わせた状態で、前記一対の半部の一方或いは他方には、前記係止片の外側でコンパクトディスクの一部を露出させる窓が形成されている請求項1記載のコンパクトディスク収納体。
  8. 前記窓は前記係止片が形成されていない半部に設けられている請求項7記載のコンパクトディスク収納体。
  9. 一枚の片体がその中間部から折り畳まれ重ね合わされる一対の半部と、
    前記一対の半部の一方の半部に設けられ該半部にコンパクトディスクを係止させる係止手段と、
    前記一対の半部の一方の半部或いは他方の半部に設けられた切り欠きと、
    前記切り欠きが設けられた半部の前記重ね合わされる面とは反対の面に前記切り欠きを覆うように接着された粘着テープとを備え、
    前記切り欠きは、前記係止手段により係止されたコンパクトディスクの外側で前記中間部とは反対側の端部寄り箇所に形成され、
    前記係止手段は、前記一対の半部の一方の半部に切れ線により縁どられた二つの係止片で構成され、
    各係止片は前記一方の半部に連設する基部と、基部に繋がる本体部とで構成され、
    各係止片の基部は、コンパクトディスクの中央孔と同一寸法の円内で互いに対向して配置され、それぞれコンパクトディスクの中央孔の半径よりも大きく直径よりも小さい幅で形成され、
    各本体部は対応する基部から互いに逆向きで前記円の半径方向外側に突出し、各本体部の少なくとも一部はコンパクトディスクの中央孔の直径よりも大きい幅で形成され、
    各係止片がコンパクトディスクの中央孔に挿入された状態で、各係止片の基部がコンパクトディスクの中央孔の対向する箇所に位置し、各本体部が前記切れ線により前記一方の半部に縁取られた向きと同じ向きで互いに逆向きにコンパクトディスクの中央孔近傍の表面を延在することでコンパクトディスクが前記一方の半部に保持される、
    ことを特徴とするコンパクトディスク収納体。
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