JPH06216762A - 非同期カウンタ - Google Patents

非同期カウンタ

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JPH06216762A
JPH06216762A JP5312795A JP31279593A JPH06216762A JP H06216762 A JPH06216762 A JP H06216762A JP 5312795 A JP5312795 A JP 5312795A JP 31279593 A JP31279593 A JP 31279593A JP H06216762 A JPH06216762 A JP H06216762A
Authority
JP
Japan
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pulse
flip
flop
counter
switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5312795A
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English (en)
Inventor
Bonnot Jean-Louis
ボノ ジャン−ルイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SA
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SA
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Filing date
Publication date
Application filed by SGS THOMSON MICROELECTRONICS, SGS Thomson Microelectronics SA filed Critical SGS THOMSON MICROELECTRONICS
Publication of JPH06216762A publication Critical patent/JPH06216762A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
    • H03K23/58Gating or clocking signals not applied to all stages, i.e. asynchronous counters
    • H03K23/62Gating or clocking signals not applied to all stages, i.e. asynchronous counters reversible

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い周波数の連続するパルス列をカウントア
ップ及びカウントダウンするための非同期カウンタ構造
を提供する。 【構成】 非同期カウンタは、昇順にカスケードモード
で接続されておりパルス列を受け取る複数のフリップフ
ロップを含んでいる。スイッチは、パルス列の発生中は
直前順位のフリップフロップ出力に、2つのパルス列を
分離する各間隔時間中はスイッチパルスを供給する線に
フリップフロップの各クロック入力を接続する。各フリ
ップフロップは、各偶数のスイッチパルスの後に初期化
パルスを受け取るセット入力を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アップダウンカウンタ
に関し、より特定的には、連続するパルス列について交
番的にカウントアップ及びカウントダウンするアップダ
ウンカウンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、信号Bの4つのパルス列を概略
的に表している。信号Bは、従来のアップダウンカウン
タのカウント入力に印加される。この種のアップダウン
カウンタは、カウンタをカウントアップモード又はカウ
ントダウンモードにスイッチングするためのU/D入力
を通常は有している。図1は、さらに、例えば奇数番目
のパルス列をカウントアップし偶数番目のパルス列をカ
ウントダウンするための信号U/Dの波形をも表してい
る。信号U/Dの状態は、パルス列の各端でスイッチす
る。より一般的には、信号U/Dは、2つのパルス列の
間のいかなる時においてもスイッチングすることができ
る。
【0003】このようなカウントモードは、例えば、偶
数の低周波パルス毎にアップダウンカウンタの内容を検
出してリセットすることにより、2つの連続する低周波
パルスの幅の差を決定することを可能とする。信号Bを
得るためには、高周波クロック信号と測定するための低
周波パルスとが論理ゲートで組み合わされる。もちろ
ん、アップダウンカウンタはこの高周波クロック信号で
動作しなければならない。
【0004】従来のアップダウンカウンタは、主に同期
型の構成であった。即ち、全てがカウント信号によって
制御される複数のフリップフロップを含むごときカウン
タである。フリップフロップの状態がカウント信号パル
スの間に変化するか否かは、周辺論理回路によって規定
される。
【0005】例えば、テキサスインスツルメント社のS
N74HC191と称されるカウンタのような従来の同
期アップダウンカウンタの1つのタイプにおいては、周
辺論理回路が、N段の各フリップフロップ毎に、N−1
の入力を有する論理ゲートを含んでいる。CMOS技術
においては、スイッチングの時間は入力数の2乗に対応
している。このようなマルチ入力ゲートのスイッチング
が、対応するフリップフロップの状態の変化を決定して
いるのである。従って、このタイプのアップダウンカウ
ンタの最高周波数は、大きな入力数(N−1)を有する
ゲートのスイッチング時間によって制限されてしまう。
【0006】図2は、同期アップダウンカウンタの他の
構成を表している。この場合のアップダウンカウンタは
カウントダウンの状態で表されている。このようなNビ
ットのアップダウンカウンタは、カスケード接続された
N個の同一構成のセルからなっている。各セルは、D型
フリップフロップ10と、2入力エクスクルーシブNO
Rゲート12と、インバータ15に続くNANDゲート
14によって通常は構成される2入力ANDゲートとを
含んでいる。フリップフロップ10は、全てのフリップ
フロップに共通のカウント線CKに接続されている。エ
クスクルーシブNORゲート12の出力は、フリップフ
ロップのデータ入力Dに接続されている。NORゲート
12の2つの入力は、NANDゲート14の2つの入力
に接続されている。ゲート14/15の出力は、より高
位の段のセルにおけるゲート12及び14の共通入力の
一方にキャリー信号C(C0 、C1 、C2 …)を供給す
る。第1段のセルにおいて、この共通入力は「1」を受
け取る。ゲート12及び14の他方の共通入力は、フリ
ップフロップ10の反転出力Q* に接続されている。
【0007】図2に破線で表しているように、カウント
モードにおいては、エクスクルーシブNORゲート12
の出力は、インバータ16を介してフリップフロップの
データ入力Dに接続されており、非反転出力Qは上述し
た他方の共通入力に接続されており、従って、フリップ
フロップのQ出力がカウンタの状態を決める。
【0008】図2の回路の動作を述べることは本明細書
ではあまり意味がないが、最初のゲート14の入力に印
加された「1」が、線CKを介して次のパルスが到来す
る前に最後のゲート14へ転送されなければならない場
合があることは留意すべきである。これは、例えば、カ
ウントダウンモードにおいて、カウンタの状態が「10
00…」から「0111…」となった際に起こる。従っ
てこの種のカウンタのカウント周波数は、Nビットカウ
ンタにおいてはゲートのスイッチング時間の2(N−
1)倍に制限される。
【0009】実際には、図2の構成のものは、大ビット
数用のカウンタSN74HC191の構成のものより高
速度である。従来のCMOS技術において、この構成を
実現した10ビットカウンタは、その制限周波数が約4
2MHzである。
【0010】図3は、非同期カウンタの従来の構成を表
している。この種のカウンタは、カスケード接続された
複数のD型フリップフロップを含んでいる。各フリップ
フロップのクロック入力は前段のフリップフロップの非
反転出力Qに接続されており、最初のフリップフロップ
のクロック入力はカウント信号CKを受け取る。各フリ
ップフロップは、1/2の分割器の形態で接続されてい
る。即ち、フリップフロップの反転出力Q* はそのフリ
ップフロップのデータ入力Dに接続されている。この接
続形態によれば、フリップフロップがそのクロック入力
で通常は立ち上がりエッジである動作エッジを受け取っ
た際に、このフリップフロップはその反転出力Q* の状
態を保持する。即ち、フリップフロップの内容は反転さ
れる。フリップフロップが立ち上がりエッジでイネーブ
ルとなるこの種のカウンタにおいて、非反転出力Qが出
力として選択された場合はカウンタはカウントダウン
し、反転出力Q* が出力として選択された場合はカウン
タはカウントアップする。
【0011】図3のカウンタのごとき非同期カウンタの
利点は、その制限周波数が最初のフリップフロップの制
限周波数で決められる点にある。従来のCMOS技術に
おいて、D型フリップフロップの制限周波数は約100
MHzである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非同期
カウンタは、例えば所定値までカウントアップし次いで
この値からカウントダウンすることができない。従っ
て、この種のカウンタは、連続するパルス列をカウント
アップ及びカウントダウンするのに直接的に使用するこ
とはできない。
【0013】従って本発明の目的は、高い周波数の連続
するパルス列をカウントアップ及びカウントダウンする
ための非同期カウンタ構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、昇順にカスケードモードで接続されておりパルス
列を受け取る複数のフリップフロップと、2つのパルス
列の間で各フリップフロップの状態を反転する手段と、
偶数のパルス列毎に全てのフリップフロップを初期化す
る手段とを含む非同期カウンタによって達成される。
【0015】本発明の1つの実施態様によれば、反転手
段が、パルス列の発生中は直前順位のフリップフロップ
出力に、2つのパルス列を分離する各間隔時間中はスイ
ッチパルスを供給する線に各クロック入力を接続するス
イッチを含んでいる。
【0016】本発明の1つの実施態様によれば、各フリ
ップフロップが、各偶数のスイッチパルスの後に初期化
パルスを受け取るセット入力を含んでいる。
【0017】本発明の1つの実施態様によれば、各フリ
ップフロップが、初期化パルスによってイネーブルとな
るラッチに接続された反転出力を含んでいる。
【0018】本発明の1つの実施態様によれば、スイッ
チが2つのパルス列を分離する各間隔時間中にアクティ
ブとなる信号によって制御され、このスイッチから次の
順位のフリップフロップのスイッチまでこの信号を遅延
させる遅延手段を含んでいる。
【0019】本発明の1つの実施態様によれば、フリッ
プフロップの数が、当該カウンタに含まれ得る最大2進
絶対値が2つの連続するパルス列のパルス数の最大差の
2倍より大きくなるように選択される。
【0020】
【実施例】本発明における上述した及びその他の目的、
要旨、実施態様及び効果は、添付図面を参照して以下に
述べる本発明の詳細な説明によってより明らかとなるで
あろう。
【0021】本発明は、連続するパルス列をカウントア
ップ及びカウントダウンするために、従来のアップダウ
ンカウンタを用い各パルス列間でそのモードをスイッチ
ングする代わりに、非同期カウンタを用い各パルス列間
でその各フリップフロップの状態を反転するようにした
ものである。
【0022】非同期カウンタが最大数nまでカウントア
ップ可能であり、第1のパルス列がi個のパルスを含ん
でおり、かつ第2番目のパルス列がj個のパルスを含ん
でいると仮定する。カウンタは、前もってリセットされ
ており、最初のパルス列の間、0からiまでカウントす
る。次いでカウンタのフリップフロップの状態が反転
し、これによって値iのnに対する補数関係が得られて
このカウンタが値n−iという内容を有することとな
る。第2のパルス列の間、カウンタはn−iからn−i
+jまでカウントする。所望の差はi−jである。値i
−jは、フリップフロップの状態を再反転して得られる
n−i+jのnに対する補数である。
【0023】例えばiがnより大きい場合にカウンタは
オーバーフローする。カウンタは、nまでカウントアッ
プすると0から再びカウントを続行する。図6を参照し
て理解されるように、差i−jは、それがnより大きく
ない場合にのみ正しく決定される。従って、カウンタの
ビット数は、値nが差i−jの取り得る最大値より大き
くなるように選択される。
【0024】図4のカウンタの基本構造は、図3の非同
期カウンタの構造に類似している。図4のカウンタは、
カスケード接続された複数のD型フリップフロップ(D
0 、D1 、D2 …)を含んでいる。各フリップフロップ
の反転出力Q* は、フリップフロップのデータ入力Dに
接続されている。
【0025】本発明によれば、各フリップフロップのク
ロック入力は、共通線SWによって制御されるスイッチ
40を介して前段のフリップフロップの非反転出力Qか
又は共通線Iに接続されている。第1のスイッチ40
は、フリップフロップの出力Qの代わりにパルス列Bを
受け取る。各フリップフロップはさらに共通線Sに接続
されたセット入力Sを含んでいる。フリップフロップの
考慮される出力は、信号Sによって制御されるラッチ4
2にも接続可能な反転出力Q* である。図4において、
要素Tdは、遅延回路でありその機能については後述す
る。
【0026】図5は、図4のカウンタの動作を説明する
ためのものであり、カウンタの入力に印加される信号B
の4つのパルス列を示している。パルス列Bを供給する
ために動作可能な回路において、通常はウィンドウ信号
Wも供給される。このウィンドウ信号Wは、例えば、こ
のウィンドウ信号Wと高周波クロック信号とをANDゲ
ートを介して組み合わせることにより信号Bを供給する
ために用いられる。この場合、信号Wは、パルス列中に
おいては「1」であり、2つのパルス列を分離する間隔
時間中においては「0」である。スイッチ40を制御す
る信号SWは、例えば、信号Wの論理反転信号W* であ
る。全ての場合において信号SWは、スイッチ40が少
なくともパルス列中においてはD型フリップフロップを
図3の形態のカスケードモードに接続し、スイッチ40
が少なくともパルス列間の間隔時間中においてはフリッ
プフロップのクロック入力を線Iに接続するようにこれ
らスイッチを制御する。
【0027】フリップフロップのクロック入力が線Iに
接続されている間に、1つのパルスが線Iに供給され
る。次いで、図3の部分で述べたように、各フリップフ
ロップの状態が反転される。さらに、フリップフロップ
は、反転パルスIの各偶数の後に、例えば図5に示すよ
うに各第2のパルスIの後に、パルスSによって再びセ
ットされる。この動作により、各第2のパルスI毎に、
全てのフリップフロップの出力Q* により前の2つのパ
ルス列におけるパルス数の差が与えられることが図6を
参照して理解されるであろう。連続する差は、もしある
のあれば、各パルスS毎にラッチに格納される。パルス
Sは、実際には、反転出力Q* をリセットするセットパ
ルスである。
【0028】当業者は、種々の従来の簡単な回路を用い
てこのようなパルスI及びSを発生させることができ
る。例えば、パルスIは、信号SWを2回遅延させ、A
NDゲートにより1回遅延された信号と2回遅延された
信号の反転信号とを組み合わせることによって得ること
ができる。パルスSは、信号Pを1/2に分割し、AN
Dゲートによりこの1/2の信号とこの信号を遅延しか
つ反転した信号とを組み合わせることによって得ること
ができる。
【0029】図6は、可能性のある2種類のオーバーフ
ローが発生した場合における、図4のカウンタの動作を
数値例と共に説明している。信号Bは、それぞれが10
個、4個、3個及び6個のパルスの4つのパルス列から
なる場合を表している。出力Qを「1」にセットし従っ
て出力Q* をリセットするセットパルスSは、第1のパ
ルス列の前及び第3のパルス列の前に供給される。反転
パルスIは各パルス列の後であり、多分、セットパルス
Sの前に供給される。図6は、3フリップフロップカウ
ンタ、即ち2進数で「000」(十進数で0)から2進
数で「111」(十進数で7)までカウントできる3ビ
ットカウンタ、を用いた場合の図4のフリップフロップ
の出力Q* の組によって規定される十進数q* を示して
いる。前述した表記によれば、n=7である。フリップ
フロップの出力Qの組によって規定される値が値q*
「7」に対する補数であるため、値q* の展開について
のみ説明する。
【0030】最初のパルスSの時点で、値q* は「0」
とされている。第1の10個のパルス列の各パルス毎に
値q* はインクリメントされる。第1のパルス列の8番
目のパルスにおいて、カウンタはオーバーフローし、値
* は「0」となる。このパルス列の最後ではq* =2
(2進数で010)となる。次いで、最初の反転パルス
Iが発生して、直前の値q* の「7」に対する補数とな
る。即ち、値q* は7−2=5(2進数で101)とな
る。
【0031】第2の4個のパルス列の各パルス毎に値q
* は「5」からインクリメントされる。第2のパルス列
の3番目のパルスにおいて、カウンタはオーバーフロー
し、値q* は「0」となる。このパルス列の最後ではq
* =1となる。第2の反転パルスIが続いて発生する
と、q* =7−1=6となる。従って値q* =6は、第
1及び第2のパルス列のパルス数の差(10−4)を表
すこととなる。このように、第1のパルス列のパルス数
(10)がカウンタの容量(7)より大きいということ
が結果を損なうことはないのである。
【0032】次いで、第2のセットパルスSが発生し、
値q* が「0」とされかつラッチ42でその前に得られ
た値q* =6が記憶される。
【0033】次いで、このサイクルが第3の3個のパル
スのパルス列及び第4の6個のパルスのパルス列につい
て再び始められる。第3のパルスのパルス列の最後では
*=3となる。次いで第3のパルスIが発生し、値q*
が7−3=4となる。カウンタは、第4のパルス列の
パルスを「4」からカウントし、5番目のパルスでオー
バーフローする。これにより値q* が「0」となる。次
のパルスIにおいては、値q* が7−2=5となる。こ
の値は、所望の差であるモジュロ8(5=−3mod
8)に等しい。しかしながら、この例では、正の差
「6」を負の差「−3」から区別することができない。
【0034】このあいまいさを避けるため、本発明では
付加的ビットを含むカウンタ、この例では「15」まで
カウント可能なカウンタを用いることを提案している。
これによれば、第1及び第2のパルス列のカウント結果
は「6」のままとなる。しかしながら、第3及び第4の
パルス列のカウント結果は−3mod16=3となる。
起こり得る差が「7」を越えないことが分かっているの
で、負の差は「8」から「15」のカウント結果に対応
しており、従って正の差を負の差から区別することがで
きる。2進モードにおいて、カウンタの付加的ビット
は、「1」によって負の値を「0」によって正の値を表
す。従って、論理回路は、カウンタから与えられた結果
を充分に処理することができる。従来の加算器のごとき
幾つかの回路も、この種の結果を直接的に利用してい
る。
【0035】通常、カウンタのビット数は、そのカウン
タが2つの連続するパルス列のパルス数の最大差の絶対
値の2倍までカウントできるように選ばれる。
【0036】上述した説明においては、フリップフロッ
プのスイッチングの遅延は無視されている。前段のフリ
ップフロップの状態Qが変化するのに充分な時間が経過
してないのに、スイッチ40が線I側に切換わってしま
うことは問題である。このような問題を回避するため
に、2つの連続するスイッチ40の間の線SWに設けら
れた遅延回路Tdが図4に示されている。回路Tdによ
ってもたらされる遅延時間は、フリップフロップのスイ
ッチング時間に等しいかそれより長い。この場合、前段
のフリップフロップがその状態を変化させるのに充分な
時間を有しつつスイッチ40が切換えられることが確か
められる。回路Tdによってもたらされる遅延時間がパ
ルス列の最後から反転パルスIまでの時間間隔より長く
なる恐れがある場合は、図4に破線の矩形で示したよう
に、スイッチ40の間の線Iにも遅延回路を設けること
ができる。
【0037】当業者であれば明らかであるように、上述
した本発明について種々の変更が可能である。特に、ス
イッチ40の実施態様及びパルスI及びSの発生につい
て種々の修正が可能である。上述した例では、パルスS
は2つのパルスI毎に発生されているが、前段のパルス
列相互のパルス数の差の和を得るために、任意の偶数の
パルスI毎にパルスSを発生させることもできる。
【0038】本発明について1つの特定の実施例につい
て記述してきたが、当業者によれば種々の変更、修正及
び改良を容易に行うことができる。この種の変更、修正
及び改良は、この明細書の記載の一部に含まれるもので
あり、本発明の精神及び範囲内に含まれるものである。
従って、以上述べたことは、1つの例に過ぎず本発明を
制限するものではない。本発明は、請求の範囲及びその
均等物にのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続的にカウントアップ及びカウントダウンす
べきパルス列を表す図である。
【図2】同期アップダウンカウンタの従来の構造を表す
ブロック図である。
【図3】非同期カウンタの従来の構造を表すブロック図
である。
【図4】連続するパルス列をカウントアップ及びカウン
トダウンするための本発明の非同期カウンタ構造の一実
施例を表すブロック図である。
【図5】図4のカウンタで用いられる信号の波形を表す
図である。
【図6】2つの特定の用途における図4のカウンタの動
作を説明するための図である。
【符号の説明】
40 スイッチ 42 ラッチ D0 、D1 、D2 D型フリップフロップ Td 遅延回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇順にカスケードモードで接続されてお
    りパルス列(B)を受け取る複数のフリップフロップ
    (D0 〜D2 )と、2つのパルス列の間で各フリップフ
    ロップの状態を反転する手段(40、SW、I)と、偶
    数のパルス列毎に全てのフリップフロップを初期化する
    手段(S)とを含むことを特徴とする非同期カウンタ。
  2. 【請求項2】 前記フリップフロップ(D0 〜D2 )が
    クロック入力及び出力(Q)を含んでおり、前記反転手
    段が、パルス列の発生中は直前のフリップフロップ出力
    に、2つのパルス列を分離する各間隔時間中はスイッチ
    パルスを供給する線(I)に各クロック入力を接続する
    スイッチ(40)を含んでいることを特徴とする請求項
    1に記載のカウンタ。
  3. 【請求項3】 各フリップフロップ(D0 〜D2 )が、
    各偶数のスイッチパルス(I)の後に初期化パルス
    (S)を受け取るセット入力(S)を含んでいることを
    特徴とする請求項2に記載のカウンタ。
  4. 【請求項4】 各フリップフロップが、初期化パルス
    (S)によってイネーブルとなるラッチ(42)に接続
    された反転出力(Q* )を含んでいることを特徴とする
    請求項3に記載のカウンタ。
  5. 【請求項5】 スイッチ(40)が2つのパルス列を分
    離する各間隔時間中にアクティブとなる信号(SW)に
    よって制御され、このスイッチから次の順位のフリップ
    フロップのスイッチまで前記信号を遅延させる遅延手段
    (Td)を含んでいることを特徴とする請求項2に記載
    のカウンタ。
  6. 【請求項6】 フリップフロップの数が、当該カウンタ
    に含まれ得る最大2進絶対値が2つの連続するパルス列
    のパルス数の最大差の2倍より大きくなるように選択さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のカウンタ。
JP5312795A 1992-11-24 1993-11-19 非同期カウンタ Withdrawn JPH06216762A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9214477 1992-11-24
FR9214477A FR2698501B1 (fr) 1992-11-24 1992-11-24 Compteur rapide permettant alternativement de compter et de décompter des trains d'impulsions.

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JPH06216762A true JPH06216762A (ja) 1994-08-05

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Country Status (5)

Country Link
US (1) US5432830A (ja)
EP (1) EP0599746B1 (ja)
JP (1) JPH06216762A (ja)
DE (1) DE69317986T2 (ja)
FR (1) FR2698501B1 (ja)

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