JP3666078B2 - 分周回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パルスモータの速度制御などのため、基準クロック信号の周波数を任意の周波数に分周する分周回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一定周期の基準クロック信号を分周する分周回路として、n段(nは自然数)のフリップフロップからなるものが知られている。このような分周回路では初段のフリップフロップに加えた基準クロック信号(パルス入力)はフリップフロップを通過する度に基準クロック信号の2分の1の周波数に分周されるので、n段のフリップフロップを通過すれば2n 分の1に分周された出力信号が得られる。つまり、分周回路の分周数(分周比の逆数)は図9に示すように、フリップフロップ(FF)の段数(n)の増加に伴って2n で変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記分周回路では、基準クロック信号の2n の分周数(つまり、基準クロック信号の2n 分の1の周波数)しか得られず、図9に示すように、フリップフロップ(FF)の段数(n)が増えると共に分周数の変化が大きくなる。
【0004】
このため、上記分周回路の出力信号を駆動パルスとしてパルスモータを駆動する場合、パルスモータの制御部からの加減速動作指示に対応して駆動パルスが基準クロック信号の2n 倍の出力周波数で変化するので、分周による周波数の変化が大きく、パルスモータが脱調(駆動パルスの周波数にモータの回転速度が追いつけない現象)し、加減速ができないという問題がある。
【0005】
また、その他の分周回路として、任意の分周を実現するnビットカウンタ(nは自然数)も知られているが、大きな分周数を得るにはnビットカウンタは多ビット数を持たせなければならず、分周回路の回路規模が大きくなり、実用的ではないという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、容易にいろいろな分周数を得ることができ、パルスモータ等の速度制御に使用できる分周回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、基準クロック信号を任意の周波数に分周する分周器と、前記分周器に接続され前記分周器の複数の出力から所望の周波数に分周された信号を選択する選択部と、前記選択部に接続され前記選択部により選択された信号に従ってカウント値が増加するアップカウンタと、前記アップカウンタのカウントの複数の設定値を書き込まれたデータテーブルと、前記カウント値と前記データテーブルから読み込まれた設定値とが一致したときに前記アップカウンタをリセットする比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致したときに前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させ、前記比較回路は、前記アップカウンタをリセットする度に前記データテーブルから別の設定値を読み込むことを特徴とするので、前記選択部により選択する信号と前記設定値とを変化させることにより容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータ等の速度制御に使用できる。
【0010】
また、前記比較回路が、前記アップカウンタをリセットする度に前記データテーブルから別の設定値を読み込むので、前記アップカウンタがリセットする度に前記設定値に依存して分周数が変化し、容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータ等の速度制御に使用できる。
請求項2の発明は、一定周期のクロック信号の立ち上がりに同期して動作する初段のフリップフロップおよび夫々の前段のフリップフロップの出力が入力される複数のフリップフロップから成る分周器と、前記各フリップフロップの夫々の出力および所望の前記フリップフロップの出力を選択するためのセレクタの出力が接続される複数の論理積回路と、前記複数の論理積回路の出力が入力される1つの論理和回路と、前記論理和回路の出力に接続されるカウンタと、前記カウンタのカウント値の複数の設定値が設定されたデータテーブルと、前記データテーブルからの設定値のデータを受信する設定部と、前記カウンタのカウント値と前記設定部の第1の設定値とを比較して前記カウント値と前記第1の設定値とが一致した時に前記カウンタをリセットし且つ前記データテーブルから前記設定部へ第2の設定値を書き込ませる比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致した時に前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させることを特徴とするので、前記セレクタの出力と前記設定部における設定値とを変化させることにより容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータ等の速度制御に使用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(参考例1)
本参考例では、図1および図2および図7により説明する。
【0012】
本参考例の分周回路は、図1に示すように、基準クロック信号Fcを分周する分周器1と、所望(任意)の分周数の周波数を選択するための選択部20と、選択部20の出力に接続されるカウンタ部3とから成る。
本参考例では、分周器1は、一定周期の基準クロック信号Fcの立ち上がりに同期して動作する初段のフリップフロップFF1と、夫々の前段のフリップフロップのQ出力が入力されるフリップフロップFF2〜FF7とから成る。フリップフロップFF2〜FF7は夫々前段のフリップフロップのQ出力の立ち上がりで反転する。ここで、各フリップフロップFF1〜FF7のQ出力を夫々c0〜c6とする。
【0013】
選択部20は、フリップフロップFF1 〜FF7 の出力c0 〜c6 のうち所望の出力を選択するためのセレクタ2、論理積回路AND1 〜AND7 から成る。セレクタ2の各出力端子は論理値「1」又は論理値「0」の信号を出力し、論理積回路AND1 〜AND7 によってセレクタ2の出力と各フリップフロップFF1 〜FF7 夫々の出力c0 〜c6 の論理積をとり、更に論理和回路5によって所望の出力を選択して出力信号Fbとして出力する。
【0014】
カウンタ部3は選択部20の出力信号Fbを入力信号として入力信号のパルスをアップカウントするnビットカウンタ13と、予め設定された設定値とnビットカウンタ13のカウント値とを比較して前記設定値と前記カウント値とが一致した時にnビットカウンタ13をクリアする比較回路14と、比較回路14の出力に接続されるフリップフロップ15とから成り、フリップフロップ15の出力が出力信号Fout となる。
【0015】
以下、上記分周回路の動作を詳しく説明する。
基準クロック信号Fcは分周器1における各フリップフロップFF1 〜FF7 で分周され(フリップフロップを1段通過するたびにその周波数は2分の1になる)、その分周数は、フリップフロップFF1 の出力c0 が21 =2、フリップフロップFF2 の出力c1 が22 =4、・・・、フリップフロップFF7 の出力c6 が27 =128となる。つまり、出力c0 は基準クロックFcの周波数の2分の1の周波数であり、また、出力c1 は基準クロックFcの周波数の22 分の1の周波数であり、・・・、出力c6 は基準クロックFcの周波数の27 分の1の周波数である。
【0016】
選択部20では、各フリップフロップFF1 〜FF7 の夫々の出力c0 〜c6 は夫々のフリップフロップに対応した論理積回路AND1 〜AND7 に入力され、論理積回路AND1 〜AND7 に夫々接続されたセレクタ2の各出力と夫々論理積をとり、更に、論理和回路5によって論理積回路AND1 〜AND7 全ての出力の論理和をとることによって基本クロック信号Fbを出力する。
【0017】
論理和回路5の出力である基本クロック信号Fbはカウンタ部3におけるnビットカウンタ13に入力され、nビットカウンタ13はアップカウント動作をする。また、比較回路14は、nビットカウンタ13のカウント値と設定部50で予め設定した設定値とを比較し、前記カウント値と前記設定値とが一致した時、nビットカウンタ13にリセット信号Rsを出力してnビットカウンタ13をリセットするとともに、フリップフロップ15で出力信号Fout の論理値を反転(トグル動作)する。その後、nビットカウンタ13は再度アップカウント動作をする。
【0018】
nビットカウンタ13が上記動作を繰り返すことで、連続したパルス信号を出力する。
例えば、図2(a)に示すような基準クロック信号FcがフリップフロップFF1 に入力されている時、セレクタ2によって論理積回路AND1 にのみ論理値「1」の信号を入力し(他の論理積回路AND2 〜AND7 には論理値「0」の信号を入力する)、フリップフロップFF1 の出力c0 を選択すると、基本クロック信号Fbは、図2(b)に示すように、基準クロック信号Fcが2分周されたクロック信号が得られ、この基本クロック信号Fbはnビットカウンタ13に入力される。ここで、設定部50での設定値が例えば「3」であると、比較回路14は、図2(c)に示すようにnビットカウンタ13のカウント値が3になった時(t2 )にnビットカウンタ13をリセットすると共に、図2(d)に示すようにフリップフロップ15で出力信号Fout の論理値を反転する。このため、図2(d)に示すように、出力信号Fout は基本クロック信号Fbを6分周した信号となる。つまり、カウンタ部3は6分の1の分周器として動作する。結果として、出力信号Fout は基準クロック信号Fcに対して12分の1に分周された信号となる。
【0019】
つまり、選択部20のセレクタ2で選択する分周数(図7における前段の分周数)とカウンタ部3の分周数(設定値×2)とを掛け合わせることによって図7に示すような分周数を得ることができる。
したがって、図7と図9(従来例)とを比較すると明らかなように、本分周回路は従来の分周回路よりもいろいろな分周数を容易に得ることができる。このため、本分周回路の出力信号をパルスモータの駆動パルスとして用いることにより容易にパルスモータの加減速動作を行うことができる。
【0020】
なお、本参考例の分周回路で得られる最大の分周数は、図7に示すように、フリップフロップFF7の出力c6(分周数128)を選択部20(つまり、セレクタ2)で選択して出力c6を基本クロックFbとし、且つ、カウンタ部3の分周数を16(つまり、設定値を「8」)とした時に得られる2048である。
【0021】
(参考例2)
本参考例では、図3および図4および図8により説明する。
本参考例の分周回路は、図3に示すように、基本構成は図1とほぼ同じであり、分周器1および選択部20の構成および動作は参考例1と同じである。本分周回路の特徴とするところは、カウンタ部6の構成およびその動作にある。
【0022】
本分周回路のカウンタ部6は、選択部20の出力信号Fbを入力信号として入力信号のパルスをアップカウントするnビットカウンタ13と、セレクタ18により設定値レジスタ70、80の何れか一方から読み込んだ設定値とnビットカウンタ13のカウント値とを比較して、前記設定値と前記カウント値とが一致した時にnビットカウンタ13をリセットすると共に、セレクタ18へセレクト信号を出力して前記設定値と別の設定値を有する設定値レジスタから設定値を選択する比較回路17と、比較回路17の出力に接続されるフリップフロップ15とから成り、フリップフロップ15の出力が出力信号Fout となる。
【0023】
以下、上記分周回路の動作を説明する。ただし、図1と同じ動作の部分については簡単に説明する。
本分周回路は、基準クロック信号Fcを分周器1により分周し、選択部20のセレクタ2によって基本クロック信号Fbが選択される。基本クロック信号Fbはカウンタ部6におけるnビットカウンタ13に入力され、nビットカウンタ13はアップカウント動作をする。
【0024】
また、比較回路17は、nビットカウンタ13のカウント値と、セレクタ18によって選択した例えば設定部70の設定値Aとを比較し、前記カウント値と設定値Aとが一致した時、nビットカウンタ13にリセット信号Rsを出力してnビットカウンタ13をリセットするとともに、フリップフロップ15で出力信号Foutの論理値を反転する。また、比較回路17はセレクタ18へセレクト信号Ssを出力し、設定値レジスタ80の設定値Bを選択する。そして、nビットカウンタ13は再度アップカウント動作をする。上記動作を繰り返すことで、連続したパルスを発生する。
【0025】
例えば、図4(a)に示すような基準クロック信号FcがフリップフロップFF1 に入力されている時、セレクタ2によって論理積回路AND1 にのみ論理値「1」の信号を入力してフリップフロップFF1 の出力c0 を選択すると、基本クロック信号Fbは、図4(b)に示すように、基準クロック信号Fcが2分周されたクロック信号が得られ、この基本クロック信号Fbはnビットカウンタ13に入力される。ここで、設定値A,Bそれぞれが例えば「3」、「2」であると、比較回路17は、図4(c)に示すようにnビットカウンタ13のカウント値が3になった時(t2 )にnビットカウンタ13をリセットすると共に、図4(d)に示すようにフリップフロップ15で出力信号Fout の論理値を反転する。また、t2 の時点で比較回路17は、セレクタ18により設定値Bを選択するので、nビットカウンタ13のカウント値が2になった時(t3 )にnビットカウンタ13はリセットされると共に、図4(d)に示すようにフリップフロップ15で出力信号Fout の論理値を反転する。このため、図4(d)に示すように、出力信号Fout は基本クロック信号Fbを5分周した信号となる。つまり、カウンタ部6は5分の1の分周器として動作する。結果として、出力信号Fout は基準クロック信号Fcに対して10分の1(分周数10)に分周された信号となる。
【0026】
つまり、選択部20のセレクタ2で選択する分周数(図8における前段の分周数)とカウンタ部6の分周数とを掛け合わせることによって図8に示すような分周数を得ることができ、最大の分周数は2048である。このため、本分周回路の出力信号をパルスモータの駆動パルスとして用いることにより容易にパルスモータの加減速動作を行うことができる。
【0027】
(実施形態)
本実施形態では、図5および図6により説明する。
本実施形態の分周回路は、図5に示すように、基本構成は図1とほぼ同じであり、分周器1および選択部20の構成および動作は参考例1と同じである。本分周回路の特徴とするところは、カウンタ部11に設定値テーブルを接続することにある。
【0028】
本分周回路のカウンタ部11は、選択部20の出力信号Fbを入力信号として入力信号のパルスをアップカウントするnビットカウンタ13と、テーブル(データテーブル)12から書き込まれた設定値とnビットカウンタ13のカウント値とを比較して、前記設定値と前記カウント値とが一致した時にnビットカウンタ13をリセットすると共に、テーブル12および設定部60へ書き込み要求信号Srを出力してテーブル12から設定部60へ設定値を書き込ませる比較回路21と、比較回路21の出力に接続されるフリップフロップ15とから成り、フリップフロップ15の出力が出力信号Foutとなる。
【0029】
以下、上記分周回路の動作を説明する。ただし、図1と同じ動作の部分については簡単に説明する。
本分周回路は、基準クロック信号Fcを分周器1により分周し、選択部20のセレクタ2によって基本クロック信号Fbが選択される。基本クロック信号Fbはカウンタ部11におけるnビットカウンタ13に入力され、nビットカウンタ13はアップカウント動作をする。
【0030】
また、比較回路21は、nビットカウンタ13のカウント値と、テーブル12から設定部60に書き込まれた設定値とを比較し、前記カウント値と設定値とが一致した時、nビットカウンタ13をリセットするとともに、フリップフロップ15で出力信号Fout の論理値を反転する。また、比較回路21はテーブル12および設定部60へ書き込み要求信号Srを出力し、テーブル12から設定部60へ書き込みデータSdを出力させて、前記設定値とは別の設定値を書き込ませる。そして、nビットカウンタ13は再度アップカウント動作をする。上記動作を繰り返すことで、連続したパルスを発生する。
【0031】
例えば、図6(a)に示すような基準クロック信号FcがフリップフロップFF1に入力されている時、セレクタ2によって論理積回路AND1にのみ論理値「1」の信号を入力してフリップフロップFF1の出力c0を選択すると、基本クロック信号Fbは、図6(b)に示すように、基準クロック信号Fcが2分周されたクロック信号が得られ、この基本クロック信号Fbはnビットカウンタ13に入力される。例えば、テーブル12から設定部へ書き込む設定値を「5」、「4」、「3」、「2」、「1」のようにしておけば、図6(c)(d)に示すように、nビットカウンタ13のカウント値が設定値と一致する度(t1〜t5)に出力信号Foutは反転し、その分周数も設定値に等しい。
【0032】
したがって、このような分周回路の出力信号をパルスモータの駆動パルスとして用いれば容易にパルスモータの加減速動作(速度制御)を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明は、分周期に接続され前記分周器の複数の出力から所望の周波数に分周された信号を選択する選択部と、前記選択部に接続され前記選択部により選択された信号に従ってカウント値が増加するアップカウンタと、前記アップカウンタのカウントの複数の設定値を書き込まれたデータテーブルと、前記カウント値と前記データテーブルから読み込まれた設定値とが一致したときに前記アップカウンタをリセットする比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致したときに前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させるので、前記選択部により選択する信号と前記設定値とを変化させることにより容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータ等の速度制御に使用できるという効果がある。
【0037】
また、前記比較回路が、前記アップカウンタをリセットする度に前記データテーブルから別の設定値を読み込むので、前記アップカウンタがリセットする度に前記設定値に依存して分周数が変化し、容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータ等の速度制御に使用できるという効果がある。
請求項2の発明は、各フリップフロップの夫々の出力および所望の前記フリップフロップの出力を選択するためのセレクタの出力が接続される複数の論理積回路と、前記複数の論理積回路の出力が入力される1つの論理和回路と、前記論理和回路の出力に接続されるカウンタと、前記カウンタのカウント値の複数の設定値が設定されたデータテーブルと、前記データテーブルからの設定値のデータを受信する設定部と、前記カウンタのカウント値と前記設定部の第1の設定値とを比較して前記カウント値と前記第1の設定値とが一致した時に前記カウンタをリセットし且つ前記データテーブルから前記設定部へ第2の設定値を書き込ませる比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致した時に前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させるので、前記セレクタの出力と前記設定部における設定値とを変化させることにより容易にいろいろな分周数を得ることができ、このため、パルスモータの速度制御に使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1を示す回路構成図である。
【図2】 参考例1の動作説明図である。
【図3】 参考例2を示す回路構成図である。
【図4】 参考例2の動作説明図である。
【図5】 実施形態を示す回路構成図である。
【図6】 実施形態の動作説明図である。
【図7】 参考例1の分周回路で得られる分周数の説明図である。
【図8】 参考例2の分周回路で得られる分周数の説明図である。
【図9】 従来例のフリップフロップの段数と分周数との関係説明図である。
【符号の説明】
1 分周器
2 セレクタ
3 カウンタ部
5 論理和回路
13 nビットカウンタ
14 比較回路
15 フリップフロップ
20 選択部
50 設定部
AND1〜AND7 論理積回路
Fb 基本クロック信号
Fc 基準クロック信号
FF1〜FF7 フリップフロップ
Fout 出力信号
Claims (2)
- 基準クロック信号を任意の周波数に分周する分周器と、前記分周器に接続され前記分周器の複数の出力から所望の周波数に分周された信号を選択する選択部と、前記選択部に接続され前記選択部により選択された信号に従ってカウント値が増加するアップカウンタと、前記アップカウンタのカウントの複数の設定値を書き込まれたデータテーブルと、前記カウント値と前記データテーブルから読み込まれた設定値とが一致したときに前記アップカウンタをリセットする比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致したときに前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させ、前記比較回路は、前記アップカウンタをリセットする度に前記データテーブルから別の設定値を読み込むことを特徴とする分周回路。
- 一定周期のクロック信号の立ち上がりに同期して動作する初段のフリップフロップおよび夫々の前段のフリップフロップの出力が入力される複数のフリップフロップから成る分周器と、前記各フリップフロップの夫々の出力および所望の前記フリップフロップの出力を選択するための第1のセレクタの出力が接続される複数の論理積回路と、前記複数の論理積回路の出力が入力される1つの論理和回路と、前記論理和回路の出力に接続されるカウンタと、前記カウンタのカウント値の複数の設定値が設定されたデータテーブルと、前記データテーブルからの設定値のデータを受信する設定部と、前記カウンタのカウント値と前記設定部の第1の設定値とを比較して前記カウント値と前記第1の設定値とが一致した時に前記カウンタをリセットし且つ前記データテーブルから前記設定部へ第2の設定値を書き込ませる比較回路と、前記比較回路からの出力に接続されるフリップフロップとを備え、前記フリップフロップは前記カウント値と前記設定値とが一致した時に前記比較回路からの出力により出力信号の論理値を反転させることを特徴とする分周回路。
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