JPH06216620A - アンテナ - Google Patents
アンテナInfo
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- JPH06216620A JPH06216620A JP2169393A JP2169393A JPH06216620A JP H06216620 A JPH06216620 A JP H06216620A JP 2169393 A JP2169393 A JP 2169393A JP 2169393 A JP2169393 A JP 2169393A JP H06216620 A JPH06216620 A JP H06216620A
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- JP
- Japan
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- antenna
- cap
- holder
- antenna element
- fitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 衝撃応力がアンテナに作用した場合に、アン
テナエレメント部材の引き出し時、及び収納時の保持力
の低下を防止することができるアンテナを提供する。 【構成】 アンテナキャップ15内に埋設されているイ
ンサート金具12とホルダ9を嵌合し、さらにアンテナ
キャップ15を硬度60゜〜80゜程度のゴム部材で形
成した。また、アンテナキャップ15内に収納された芯
線6cを弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾
性変形可能に形成したことによって、アンテナキャップ
15に生じた衝撃力を吸収してホルダ9のばね部10に
曲げ応力が伝達されにくくなるので、ばね部10の変形
を防止することができる。
テナエレメント部材の引き出し時、及び収納時の保持力
の低下を防止することができるアンテナを提供する。 【構成】 アンテナキャップ15内に埋設されているイ
ンサート金具12とホルダ9を嵌合し、さらにアンテナ
キャップ15を硬度60゜〜80゜程度のゴム部材で形
成した。また、アンテナキャップ15内に収納された芯
線6cを弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾
性変形可能に形成したことによって、アンテナキャップ
15に生じた衝撃力を吸収してホルダ9のばね部10に
曲げ応力が伝達されにくくなるので、ばね部10の変形
を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯型の無線機器等
に備えられるアンテナに関するものである。
に備えられるアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は従来の収納型アンテナを
備えた携帯型の無線通信機の斜視図であり、図8はアン
テナを引き伸ばした状態(伸長した状態)を示し、図9
はアンテナを収納した状態を示している。図10は従来
の収納型アンテナの斜視図、図11は従来の収納型アン
テナの断面図、図12はアンテナキャップの断面図であ
る。図8,図9において、1は無線機本体、3は無線機
背面にセットされた電池パック、4は無線機本体頭部よ
り引き出し可能に備えられた収納型アンテナ、5はアン
テナ頭部に設けられた樹脂製のアンテナキャップであ
る。また、図10乃至図12において、6はフレキシブ
ルな鋼線製のアンテナエレメントであり、その表面は樹
脂製のエレメントチューブ6aで覆われている。また、
アンテナキャップ5の中心軸部分には前記アンテナエレ
メント6から一体的に伸長されたキャップ部芯線6bが
配置されている(図11,図12参照)。7は金属製の
スリーブであり、スリーブ7はアンテナエレメント6と
共にアンテナエレメント部材を形成している。また、7
aは前記金属製スリーブ7の先端部分に設けられたスリ
ーブねじ部(図12参照)、8は金属製のストッパ、8
aはストッパ8の先端部に設けられた段付き部、9は金
属製のホルダである。9aはホルダ9に設けられたねじ
部、10はアンテナエレメント6を引き出し時、及び収
納時にホルダ9に保持するためにホルダ9の先端部に設
けられたばね部、10aはスリット、図8,図9に示す
11はホルダ9を無線機本体1に固定するためのインサ
ート金具、12は前記アンテナキャップ5の根元部分に
設けられたキャップ用のインサート金具、12aはイン
サート金具12の中心軸内側に設けられたキャップねじ
部、13はアンテナ4を無線機本体内に収納する場合の
収納ガイド穴である(図8,図9参照)。
備えた携帯型の無線通信機の斜視図であり、図8はアン
テナを引き伸ばした状態(伸長した状態)を示し、図9
はアンテナを収納した状態を示している。図10は従来
の収納型アンテナの斜視図、図11は従来の収納型アン
テナの断面図、図12はアンテナキャップの断面図であ
る。図8,図9において、1は無線機本体、3は無線機
背面にセットされた電池パック、4は無線機本体頭部よ
り引き出し可能に備えられた収納型アンテナ、5はアン
テナ頭部に設けられた樹脂製のアンテナキャップであ
る。また、図10乃至図12において、6はフレキシブ
ルな鋼線製のアンテナエレメントであり、その表面は樹
脂製のエレメントチューブ6aで覆われている。また、
アンテナキャップ5の中心軸部分には前記アンテナエレ
メント6から一体的に伸長されたキャップ部芯線6bが
配置されている(図11,図12参照)。7は金属製の
スリーブであり、スリーブ7はアンテナエレメント6と
共にアンテナエレメント部材を形成している。また、7
aは前記金属製スリーブ7の先端部分に設けられたスリ
ーブねじ部(図12参照)、8は金属製のストッパ、8
aはストッパ8の先端部に設けられた段付き部、9は金
属製のホルダである。9aはホルダ9に設けられたねじ
部、10はアンテナエレメント6を引き出し時、及び収
納時にホルダ9に保持するためにホルダ9の先端部に設
けられたばね部、10aはスリット、図8,図9に示す
11はホルダ9を無線機本体1に固定するためのインサ
ート金具、12は前記アンテナキャップ5の根元部分に
設けられたキャップ用のインサート金具、12aはイン
サート金具12の中心軸内側に設けられたキャップねじ
部、13はアンテナ4を無線機本体内に収納する場合の
収納ガイド穴である(図8,図9参照)。
【0003】そして、アンテナエレメント6の上端部に
はスリーブ7が嵌入されていて、この状態でスリーブ7
のA部(図11,図12参照)がかしめられている。従
って、スリーブ7はアンテナエレメント6の上端部に固
定されている。アンテナエレメント6の下端部には筒状
のストッパ8が嵌入されていて、この状態でストッパ8
のB部(図11参照)がスリーブ7のA部と同様にかし
められている。従って、ストッパ8はアンテナエレメン
ト6の下端部に固定されている。また、スリーブ7及び
ストッパ8間のアンテナエレメント6にはホルダ9が移
動自在に嵌入されている。ホルダ9は下端部に円筒形状
のばね部10を有していて、ばね部10には一つ乃至複
数のスリット10aが形成されている。ばね部10の内
径はスリーブ7の外径及びストッパ8の外径よりわずか
に小さく絞り込まれている。従って、ホルダ9はばね部
10の付勢力でスリーブ7及びストッパ8に保持され
る。また、ホルダ9はねじ部9aを有していて、ねじ部
9aは無線機本体1のケースに設けられているインサー
ト金具11にねじ結合されている。アンテナキャップ5
にはキャップ用のインサート金具12が一体成型されて
いて、インサート金具11にはスリーブ7のスリーブね
じ部7aがねじ結合されている。
はスリーブ7が嵌入されていて、この状態でスリーブ7
のA部(図11,図12参照)がかしめられている。従
って、スリーブ7はアンテナエレメント6の上端部に固
定されている。アンテナエレメント6の下端部には筒状
のストッパ8が嵌入されていて、この状態でストッパ8
のB部(図11参照)がスリーブ7のA部と同様にかし
められている。従って、ストッパ8はアンテナエレメン
ト6の下端部に固定されている。また、スリーブ7及び
ストッパ8間のアンテナエレメント6にはホルダ9が移
動自在に嵌入されている。ホルダ9は下端部に円筒形状
のばね部10を有していて、ばね部10には一つ乃至複
数のスリット10aが形成されている。ばね部10の内
径はスリーブ7の外径及びストッパ8の外径よりわずか
に小さく絞り込まれている。従って、ホルダ9はばね部
10の付勢力でスリーブ7及びストッパ8に保持され
る。また、ホルダ9はねじ部9aを有していて、ねじ部
9aは無線機本体1のケースに設けられているインサー
ト金具11にねじ結合されている。アンテナキャップ5
にはキャップ用のインサート金具12が一体成型されて
いて、インサート金具11にはスリーブ7のスリーブね
じ部7aがねじ結合されている。
【0004】次に動作について説明する。収納型アンテ
ナ4を無線機本体1から引き出す場合、アンテナキャッ
プ5をつまみ、軸方向にばね部10の先端がストッパ8
の段付き部8aに突き当たるまで引き出す。このとき、
ばね部10はストッパ8に位置する。従って、ばね部1
0の付勢力で収納型アンテナ4は無線機本体1から引き
出された状態で保持される。一方、前記インサート金具
11には、無線機本体1の内部回路(図示せず)より高
周波電力が供給されており、この電力は金属製のホルダ
9及び金属製のストッパ8を介してアンテナエレメント
6へと供給される。次に、収納型アンテナ4を無線機本
体1の内部に収納する場合、アンテナキャップ5または
アンテナエレメント6をアンテナキャップ5の底面とホ
ルダ9の上面が突き当たるまで押し込む。このとき、ア
ンテナエレメント6及びストッパ8は無線機本体1の内
部に設けられた収納ガイド穴13に収納され、またばね
部10はスリーブ7に位置する。従って、ばね部10の
付勢力で収納型アンテナ4は無線機本体1の内部に収納
された状態で保持される。
ナ4を無線機本体1から引き出す場合、アンテナキャッ
プ5をつまみ、軸方向にばね部10の先端がストッパ8
の段付き部8aに突き当たるまで引き出す。このとき、
ばね部10はストッパ8に位置する。従って、ばね部1
0の付勢力で収納型アンテナ4は無線機本体1から引き
出された状態で保持される。一方、前記インサート金具
11には、無線機本体1の内部回路(図示せず)より高
周波電力が供給されており、この電力は金属製のホルダ
9及び金属製のストッパ8を介してアンテナエレメント
6へと供給される。次に、収納型アンテナ4を無線機本
体1の内部に収納する場合、アンテナキャップ5または
アンテナエレメント6をアンテナキャップ5の底面とホ
ルダ9の上面が突き当たるまで押し込む。このとき、ア
ンテナエレメント6及びストッパ8は無線機本体1の内
部に設けられた収納ガイド穴13に収納され、またばね
部10はスリーブ7に位置する。従って、ばね部10の
付勢力で収納型アンテナ4は無線機本体1の内部に収納
された状態で保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナは以上
のように構成されているので、例えば図13に示すよう
に、無線機本体1を誤って落下させたときに、アンテナ
キャップ5に非常に大きな力が加わる。この場合につい
て図14(a)〜(c)で説明すると、まず、アンテナ
キャップ5及びスリーブ7、そしてホルダ9の嵌合部分
において、スリーブ7の外径d2(図14(c)参照)
はホルダ9の下側ばね部10の内径d1(図14(b)
参照)より少し大きく、またホルダ9の上側の内径d3
(図14(b)参照)よりも少し小さい関係にある。こ
の状態で、例えば図14(a)において矢印の方向から
アンテナキャップ5に加わった落下衝撃力Fはアンテナ
キャップ5とホルダ9の接触面Dに伝達され、さらにホ
ルダ9のばね部10にも大きな曲げ応力Cが働く。この
場合、接触面D付近においてホルダ9の内径d3とスリ
ーブ7の外径d2との間に少しギャップがあるので、曲
げ応力Cはばね部10に直接加わる。さらに、内径d3
と外径d2のギャップ量だけスリーブ7が接触面Dを支
点として傾くので、ばね部10での変位量が大きくな
り、ばね部10の弾性限界を越えてばね部10が塑性変
形する。従って、アンテナエレメント6の引き出し時、
及び収納時の保持力が著しく低下する等の問題点があっ
た。
のように構成されているので、例えば図13に示すよう
に、無線機本体1を誤って落下させたときに、アンテナ
キャップ5に非常に大きな力が加わる。この場合につい
て図14(a)〜(c)で説明すると、まず、アンテナ
キャップ5及びスリーブ7、そしてホルダ9の嵌合部分
において、スリーブ7の外径d2(図14(c)参照)
はホルダ9の下側ばね部10の内径d1(図14(b)
参照)より少し大きく、またホルダ9の上側の内径d3
(図14(b)参照)よりも少し小さい関係にある。こ
の状態で、例えば図14(a)において矢印の方向から
アンテナキャップ5に加わった落下衝撃力Fはアンテナ
キャップ5とホルダ9の接触面Dに伝達され、さらにホ
ルダ9のばね部10にも大きな曲げ応力Cが働く。この
場合、接触面D付近においてホルダ9の内径d3とスリ
ーブ7の外径d2との間に少しギャップがあるので、曲
げ応力Cはばね部10に直接加わる。さらに、内径d3
と外径d2のギャップ量だけスリーブ7が接触面Dを支
点として傾くので、ばね部10での変位量が大きくな
り、ばね部10の弾性限界を越えてばね部10が塑性変
形する。従って、アンテナエレメント6の引き出し時、
及び収納時の保持力が著しく低下する等の問題点があっ
た。
【0006】請求項1〜請求項4の発明は上記のような
問題点を解消するためになされたもので、アンテナキャ
ップに衝撃力が生じた場合にホルダに加わる曲げ応力を
軽減し、アンテナエレメントの引き出し時、及び収納時
の保持力の低下を防止することができるアンテナを提供
することを目的とする。
問題点を解消するためになされたもので、アンテナキャ
ップに衝撃力が生じた場合にホルダに加わる曲げ応力を
軽減し、アンテナエレメントの引き出し時、及び収納時
の保持力の低下を防止することができるアンテナを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るア
ンテナは、直線状に延長されたアンテナエレメント部材
の端部にキャップ部材を設け、機器本体に配設されたホ
ルダにアンテナエレメント部材を移動自在に保持し、上
記ホルダはアンテナエレメント部材を収納位置及び伸長
位置に保持し、キャップ部材及びホルダの各々の対向部
に嵌合部を設けて、アンテナエレメント部材の収納時に
キャップ部材及びホルダを嵌合させたものである。
ンテナは、直線状に延長されたアンテナエレメント部材
の端部にキャップ部材を設け、機器本体に配設されたホ
ルダにアンテナエレメント部材を移動自在に保持し、上
記ホルダはアンテナエレメント部材を収納位置及び伸長
位置に保持し、キャップ部材及びホルダの各々の対向部
に嵌合部を設けて、アンテナエレメント部材の収納時に
キャップ部材及びホルダを嵌合させたものである。
【0008】請求項2の発明に係るアンテナは、インサ
ート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部に
設けられたアンテナキャップを弾性部材で形成したもの
である。
ート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部に
設けられたアンテナキャップを弾性部材で形成したもの
である。
【0009】請求項3の発明に係るアンテナは、インサ
ート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部に
設けられたアンテナキャップを硬度60゜〜80゜程度
のゴム部材で形成したものである。
ート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部に
設けられたアンテナキャップを硬度60゜〜80゜程度
のゴム部材で形成したものである。
【0010】請求項4の発明に係るアンテナは、金属製
の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾性変形
自在な芯線を形成し、この芯線をアンテナエレメント部
材の端部に同軸上に設けると共にインサート金具を介し
てキャップ内に同軸上に収納したものである。
の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾性変形
自在な芯線を形成し、この芯線をアンテナエレメント部
材の端部に同軸上に設けると共にインサート金具を介し
てキャップ内に同軸上に収納したものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明におけるアンテナは、嵌合部を
設けて、アンテナエレメント部材の収納時にキャップ部
材及びホルダを嵌合させ、キャップ部材とホルダを一体
的に連結されたことにより、無線機本体の落下等により
キャップ部材に生じた衝撃力でキャップ部材がホルダと
の当接部で折れ曲がることを防止することができる。従
って、キャップ部材を介してアンテナエレメント部材に
伝達される衝撃力を減少することができ、アンテナエレ
メント部材の変形量が減少するので、ホルダの変形を防
止することができる。
設けて、アンテナエレメント部材の収納時にキャップ部
材及びホルダを嵌合させ、キャップ部材とホルダを一体
的に連結されたことにより、無線機本体の落下等により
キャップ部材に生じた衝撃力でキャップ部材がホルダと
の当接部で折れ曲がることを防止することができる。従
って、キャップ部材を介してアンテナエレメント部材に
伝達される衝撃力を減少することができ、アンテナエレ
メント部材の変形量が減少するので、ホルダの変形を防
止することができる。
【0012】請求項2の発明におけるアンテナは、イン
サート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部
に設けられたアンテナキャップを弾性部材で形成したこ
とにより、アンテナキャップの弾性変形でキャップ部材
に生じた衝撃力を吸収することができる。
サート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部
に設けられたアンテナキャップを弾性部材で形成したこ
とにより、アンテナキャップの弾性変形でキャップ部材
に生じた衝撃力を吸収することができる。
【0013】請求項3の発明におけるアンテナは、イン
サート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部
に設けられたアンテナキャップを、硬度60゜〜80゜
程度のゴム部材で形成したことにより、アンテナキャッ
プが弾性変形してキャップ部材に生じた衝撃力を効率良
く吸収することができる。
サート金具が埋設され、アンテナエレメント部材の端部
に設けられたアンテナキャップを、硬度60゜〜80゜
程度のゴム部材で形成したことにより、アンテナキャッ
プが弾性変形してキャップ部材に生じた衝撃力を効率良
く吸収することができる。
【0014】請求項4の発明におけるアンテナは、金属
製の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾性変
形自在な芯線を形成し、この芯線をアンテナエレメント
部材の端部に同軸上に設けると共にインサート金具を介
してキャップ内に同軸上に収納したことにより、キャッ
プ部材に衝撃力が作用した場合、芯線はキャップと共に
弾性変形して衝撃力を吸収する。
製の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾性変
形自在な芯線を形成し、この芯線をアンテナエレメント
部材の端部に同軸上に設けると共にインサート金具を介
してキャップ内に同軸上に収納したことにより、キャッ
プ部材に衝撃力が作用した場合、芯線はキャップと共に
弾性変形して衝撃力を吸収する。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明に係るアンテナを示す
斜視図、図2はこの発明に係るアンテナの断面図、図3
はアンテナキャップとホルダの取付け状態を説明する断
面図、図4はアンテナキャップの断面図である。なお、
図1乃至図4において、図8乃至図14の従来の技術の
アンテナと同一類似部材については同一符号を付して説
明を省略する。図において、15はアンテナ頭部に設け
られたゴム製のアンテナキャップであり、アンテナキャ
ップ15はインサート金具12と共にキャップ部を形成
する。また、6cはφ0.1〜φ0.2mm程度のフレ
キシブルな細い鋼線(素線)を3〜5本より合わせた芯
線であり、芯線6cはスリーブ7のE部をかしめてアン
テナエレメント6の上端部に同軸上に連結されている。
さらに、芯線6cはアンテナキャップ15の中心部に形
成された開口部内に配置されている。また、7bは嵌合
凸部であり、9bは嵌合凹部である。なお、ゴム製のア
ンテナキャップ15は、一例として硬度60゜〜80゜
程度のゴム(EPDM等)で形成されている。
ついて説明する。図1はこの発明に係るアンテナを示す
斜視図、図2はこの発明に係るアンテナの断面図、図3
はアンテナキャップとホルダの取付け状態を説明する断
面図、図4はアンテナキャップの断面図である。なお、
図1乃至図4において、図8乃至図14の従来の技術の
アンテナと同一類似部材については同一符号を付して説
明を省略する。図において、15はアンテナ頭部に設け
られたゴム製のアンテナキャップであり、アンテナキャ
ップ15はインサート金具12と共にキャップ部を形成
する。また、6cはφ0.1〜φ0.2mm程度のフレ
キシブルな細い鋼線(素線)を3〜5本より合わせた芯
線であり、芯線6cはスリーブ7のE部をかしめてアン
テナエレメント6の上端部に同軸上に連結されている。
さらに、芯線6cはアンテナキャップ15の中心部に形
成された開口部内に配置されている。また、7bは嵌合
凸部であり、9bは嵌合凹部である。なお、ゴム製のア
ンテナキャップ15は、一例として硬度60゜〜80゜
程度のゴム(EPDM等)で形成されている。
【0016】次に動作について説明する。例えば図13
に示すように、無線機本体1を誤って落下させた場合、
アンテナキャップ15に非常に大きな力が加わることに
なる。この場合について、図5(a)〜(c)で説明す
ると、まずアンテナキャップ15、スリーブ7及びホル
ダ9の嵌合部分において、スリーブ7の外径d2(図5
(c)参照)はホルダ9のばね部10の内径d1(図5
(b)参照)より少し大きく、またホルダ9の上側の内
径d3よりも少し小さい。一方、アンテナキャップ15
の首下部の嵌合凸部7bの外径d4(図5(c)参照)
はホルダ9の上部の嵌合凹部9bの内径d5(図5
(b)参照)とほとんど同寸法のはめ合い(0.1ミリ
以下)公差の関係にある。ここで、例えば図5(a)に
おいて矢印の方向からアンテナキャップ15に加わった
落下衝撃力Fはアンテナキャップ15とホルダ9の接触
面Dに伝達される。この時、接触面D付近においてホル
ダ9の嵌合凹部9bとアンテナキャップ部15の嵌合凸
部7bが隙間なく嵌合されているので、ホルダ9のばね
部10に衝撃による曲げ応力Cが直接加わることを防止
することができる。また、芯線6cは強靱な金属製の細
線(例えば、ステンレスばね鋼線)を多重により合わせ
て形成されている。従って、落下時の衝撃力Fが作用し
た場合、アンテナキャップ15と共に弾性変形するので
衝撃力Fの一部はアンテナキャップ15及び芯線6cで
吸収される。これにより、ばね部10が弾性限界を越え
て塑性変形することを防止することができるので、アン
テナエレメント6の引き出し時、及び収納時の保持力を
一定に維持することができる。
に示すように、無線機本体1を誤って落下させた場合、
アンテナキャップ15に非常に大きな力が加わることに
なる。この場合について、図5(a)〜(c)で説明す
ると、まずアンテナキャップ15、スリーブ7及びホル
ダ9の嵌合部分において、スリーブ7の外径d2(図5
(c)参照)はホルダ9のばね部10の内径d1(図5
(b)参照)より少し大きく、またホルダ9の上側の内
径d3よりも少し小さい。一方、アンテナキャップ15
の首下部の嵌合凸部7bの外径d4(図5(c)参照)
はホルダ9の上部の嵌合凹部9bの内径d5(図5
(b)参照)とほとんど同寸法のはめ合い(0.1ミリ
以下)公差の関係にある。ここで、例えば図5(a)に
おいて矢印の方向からアンテナキャップ15に加わった
落下衝撃力Fはアンテナキャップ15とホルダ9の接触
面Dに伝達される。この時、接触面D付近においてホル
ダ9の嵌合凹部9bとアンテナキャップ部15の嵌合凸
部7bが隙間なく嵌合されているので、ホルダ9のばね
部10に衝撃による曲げ応力Cが直接加わることを防止
することができる。また、芯線6cは強靱な金属製の細
線(例えば、ステンレスばね鋼線)を多重により合わせ
て形成されている。従って、落下時の衝撃力Fが作用し
た場合、アンテナキャップ15と共に弾性変形するので
衝撃力Fの一部はアンテナキャップ15及び芯線6cで
吸収される。これにより、ばね部10が弾性限界を越え
て塑性変形することを防止することができるので、アン
テナエレメント6の引き出し時、及び収納時の保持力を
一定に維持することができる。
【0017】実施例2.実施例1では嵌合凸部7bをス
リーブ7に形成して嵌合凹部9bをホルダ9に形成した
が、これに限らず、図6(a),(b)に示すように、
アンテナキャップ15側のインサート金具12に嵌合凹
部12bを形成してホルダ9に嵌合凸部9cを形成して
もよい。これにより、アンテナキャップ15をホルダ9
の根元まで差し込んだ場合、嵌合凹部12bと嵌合凸部
9cとが嵌合して実施例1と同様の効果を奏することが
できる。なお、図6(a),(b)において実施例1と
同一類似部材については同一符号を付して説明を省略す
る。
リーブ7に形成して嵌合凹部9bをホルダ9に形成した
が、これに限らず、図6(a),(b)に示すように、
アンテナキャップ15側のインサート金具12に嵌合凹
部12bを形成してホルダ9に嵌合凸部9cを形成して
もよい。これにより、アンテナキャップ15をホルダ9
の根元まで差し込んだ場合、嵌合凹部12bと嵌合凸部
9cとが嵌合して実施例1と同様の効果を奏することが
できる。なお、図6(a),(b)において実施例1と
同一類似部材については同一符号を付して説明を省略す
る。
【0018】実施例3.また、実施例1ではスリーブ7
に嵌合凸部7bを形成したが、これに限らず、図7
(a),(b)に示すようにインサート金具12に嵌合
凸部12cを形成してもよい。これにより、アンテナキ
ャップ15をホルダ9の根元まで差し込んだ場合、嵌合
凸部12c,嵌合凹部9bとが嵌合して実施例1と同様
の効果を奏することができる。なお、図7(a),
(b)において実施例1と同一類似部材については同一
符号を付して説明を省略する。
に嵌合凸部7bを形成したが、これに限らず、図7
(a),(b)に示すようにインサート金具12に嵌合
凸部12cを形成してもよい。これにより、アンテナキ
ャップ15をホルダ9の根元まで差し込んだ場合、嵌合
凸部12c,嵌合凹部9bとが嵌合して実施例1と同様
の効果を奏することができる。なお、図7(a),
(b)において実施例1と同一類似部材については同一
符号を付して説明を省略する。
【0019】実施例4.なお、実施例1ではアンテナキ
ャップ15を硬度60゜〜80゜程度のゴム部材で形成
したが、これに限らず、その他の弾性部材で形成しても
よい。
ャップ15を硬度60゜〜80゜程度のゴム部材で形成
したが、これに限らず、その他の弾性部材で形成しても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、アンテナエレメント部材の収納時にキャップ部材及
びホルダが嵌合するように構成しているので、キャップ
部材とホルダが一体的に連結され、キャップ部材を介し
てアンテナエレメント部材に伝達される衝撃力の減少を
図ることができ、アンテナエレメント部材の変形量が減
少する。これにより、ホルダの変形を防止することがで
きるので、アンテナエレメント部材の引き出し時、及び
収納時の保持力の低下を防止することができる。
ば、アンテナエレメント部材の収納時にキャップ部材及
びホルダが嵌合するように構成しているので、キャップ
部材とホルダが一体的に連結され、キャップ部材を介し
てアンテナエレメント部材に伝達される衝撃力の減少を
図ることができ、アンテナエレメント部材の変形量が減
少する。これにより、ホルダの変形を防止することがで
きるので、アンテナエレメント部材の引き出し時、及び
収納時の保持力の低下を防止することができる。
【0021】また、請求項2の発明によれば、インサー
ト金具を埋設し、アンテナエレメント部材の端部に設け
られたアンテナキャップが弾性部材で構成されているの
で、キャップ部材に生じた衝撃力を吸収することができ
る。従って、アンテナエレメント部材に伝達される衝撃
力の減少を図ることができるので、アンテナエレメント
部材の引き出し時、及び収納時の保持力の低下を防止す
ることができる。
ト金具を埋設し、アンテナエレメント部材の端部に設け
られたアンテナキャップが弾性部材で構成されているの
で、キャップ部材に生じた衝撃力を吸収することができ
る。従って、アンテナエレメント部材に伝達される衝撃
力の減少を図ることができるので、アンテナエレメント
部材の引き出し時、及び収納時の保持力の低下を防止す
ることができる。
【0022】さらに、請求項3の発明によれば、キャッ
プ部材のアンテナキャップが硬度60゜〜80゜程度の
ゴム部材で構成されているので、キャップ部材に生じた
衝撃力を吸収してホルダの保持力の低下を防止すること
ができる。
プ部材のアンテナキャップが硬度60゜〜80゜程度の
ゴム部材で構成されているので、キャップ部材に生じた
衝撃力を吸収してホルダの保持力の低下を防止すること
ができる。
【0023】そして、請求項4の発明によれば、芯線が
金属製の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾
性変形自在に構成されているので、芯線はキャップと共
に弾性変形してキャップ部材に生じた衝撃力を吸収す
る。従って、ホルダの保持力の低下を防止することがで
きる。
金属製の弾性部材から成る素線を複数本より合わせて弾
性変形自在に構成されているので、芯線はキャップと共
に弾性変形してキャップ部材に生じた衝撃力を吸収す
る。従って、ホルダの保持力の低下を防止することがで
きる。
【図1】この発明の実施例1のアンテナを示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】この発明の実施例1のアンテナを示す断面図で
ある。
ある。
【図3】この発明の実施例1の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図4】この発明の実施例1の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図5】図5(a)乃至(c)はこの発明の実施例1の
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
【図6】図6(a),(b)はこの発明の実施例2のア
ンテナを示す断面図である。
ンテナを示す断面図である。
【図7】図7(a),(b)はこの発明の実施例3のア
ンテナを示す断面図である。
ンテナを示す断面図である。
【図8】従来の収納型アンテナを備えた携帯型の無線通
信機を示す斜視図である。
信機を示す斜視図である。
【図9】従来の収納型アンテナを備えた携帯型の無線通
信機を示す斜視図である。
信機を示す斜視図である。
【図10】従来の収納型アンテナを示す斜視図である。
【図11】従来の収納型アンテナを示す断面図である。
【図12】従来の収納型アンテナのアンテナキャップ等
の断面図である。
の断面図である。
【図13】無線機本体の落下状態を説明する説明図であ
る。
る。
【図14】図14(a)乃至(c)は従来の収納型アン
テナの動作を説明する説明図である。
テナの動作を説明する説明図である。
1 無線機本体(機器本体) 6 アンテナエレメント(アンテナエレメント部材) 6c 芯線 7 スリーブ(アンテナエレメント部材) 7b,9c,12c 嵌合凸部(嵌合部) 9 ホルダ 9b,12b 嵌合凹部(嵌合部) 12 インサート金具(キャップ部材) 15 アンテナキャップ(キャップ部材)
Claims (4)
- 【請求項1】 直線状に延長されたアンテナエレメント
部材と、該アンテナエレメント部材の端部に設けられた
キャップ部材と、機器本体に配設されると共に前記アン
テナエレメント部材を移動自在に支持し、前記アンテナ
エレメント部材を収納位置及び伸長位置に保持するホル
ダと、前記キャップ部材及びホルダの各々の対向部に設
けられて、前記アンテナエレメント部材の収納時にキャ
ップ部材とホルダとを嵌合する嵌合部とを備えたアンテ
ナ。 - 【請求項2】 直線状に延長されたアンテナエレメント
部材と、該アンテナエレメント部材の端部に設けられた
インサート金具が埋設されたアンテナキャップが弾性部
材で形成されたキャップ部材と、機器本体に配設される
と共に前記アンテナエレメント部材を移動自在に支持
し、前記アンテナエレメント部材を収納位置及び伸長位
置に保持するホルダと、前記キャップ部材及びホルダの
各々の対向部に設けられて、前記アンテナエレメント部
材の収納時にキャップ部材とホルダとを嵌合する嵌合部
とを備えたアンテナ。 - 【請求項3】 直線状に延長されたアンテナエレメント
部材と、該アンテナエレメント部材の端部に設けられた
インサート金具が埋設されたアンテナキャップが硬度6
0゜〜80゜のゴム部材で形成されたキャップ部と、機
器本体に配設されると共に前記アンテナエレメント部材
を移動自在に支持し、前記アンテナエレメント部材を収
納位置及び伸長位置に保持するホルダと、前記キャップ
部材及びホルダの各々の対向部に設けられて、前記アン
テナエレメント部材の収納時にキャップ部材とホルダと
を嵌合する嵌合部とを備えたアンテナ。 - 【請求項4】 前記アンテナエレメント部材の端部に
は、金属製の弾性部材から成る素線を複数本より合わせ
て形成された弾性変形自在な芯線が同軸上に設けられる
と共に前記インサート金具を介してアンテナキャップ内
に同軸上に収納されたことを特徴とする請求項2または
3のアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02169393A JP3272440B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02169393A JP3272440B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216620A true JPH06216620A (ja) | 1994-08-05 |
JP3272440B2 JP3272440B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=12062151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02169393A Expired - Fee Related JP3272440B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272440B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH098524A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-10 | Saitama Nippon Denki Kk | 無線機用アンテナ |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP02169393A patent/JP3272440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH098524A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-10 | Saitama Nippon Denki Kk | 無線機用アンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3272440B2 (ja) | 2002-04-08 |
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