JP3043715B2 - 携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機用アンテナ

Info

Publication number
JP3043715B2
JP3043715B2 JP10253713A JP25371398A JP3043715B2 JP 3043715 B2 JP3043715 B2 JP 3043715B2 JP 10253713 A JP10253713 A JP 10253713A JP 25371398 A JP25371398 A JP 25371398A JP 3043715 B2 JP3043715 B2 JP 3043715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
housing
mounting bracket
enclosure
wireless device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10253713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000091824A (ja
Inventor
崇 吉田
Original Assignee
埼玉日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 埼玉日本電気株式会社 filed Critical 埼玉日本電気株式会社
Priority to JP10253713A priority Critical patent/JP3043715B2/ja
Publication of JP2000091824A publication Critical patent/JP2000091824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3043715B2 publication Critical patent/JP3043715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機用アン
テナに関し、特に、収納状態のとき、アンテナ本体の先
端部が筐体から突出していることによって、アンテナ本
体の先端部が携帯無線機用アンテナの落下等の衝撃によ
り破損することを防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機用アンテナについて図
6を参照して説明する。図6(a)は、筐体からアンテ
ナ本体を伸長した場合の携帯無線機用アンテナの斜視図
を示し、図6(b)は筐体にアンテナ本体を収納した場
合の携帯無線機用アンテナの要部のみの斜視図を示す。
【0003】携帯無線機用アンテナ21のアンテナ本体
22は、合成樹脂製のアンテナキャップ23と、アンテ
ナキャップ23の下面に一端が接合されたアンテナエレ
メント24と、アンテナエレメント24の他端に固定さ
れた下端金具25とから構成される。
【0004】円筒状の取り付け金具26の中心に開けら
れた貫通穴には、アンテナエレメント24が貫通する。
取り付け金具26の外周面の中程には、雄ネジ部27が
金属材料から一体に成形され、取り付け金具26の内周
面の中程には、凹部(図示せず)が設けられ、凹部に板
バネ(図示せず)が収納されている。
【0005】携帯無線機用アンテナ21は、アンテナ本
体22と、取り付け金具26と、雄ネジ部27と、板バ
ネと、円筒状のリブ28Aを上面に合成樹脂から一体に
成形された筐体28とから構成される。
【0006】携帯無線機用アンテナ21は、次のように
組み立てられる。まず、板バネを取り付け金具26の凹
部に収納する。次に、下端金具25を固定されたアンテ
ナエレメント24を、取り付け金具26の貫通穴に挿入
する。続いて、アンテナエレメント24にアンテナキャ
ップ23の下面を接合する。更に、雄ネジ部27を筐体
28内に開けられた穴(図示せず)に設けられた雌ネジ
部にネジ込む。
【0007】アンテナ本体22が筐体28に収納されて
いるとき、携帯無線機用アンテナ21のアンテナキャッ
プ23は、筐体28の上面に設けられたリブ28Aによ
って保護されている。しかし、リブ28Aは、合成樹脂
から肉厚が薄い円筒状に成形されているので、強度上の
弱点を有する。したがって、アンテナ本体22が外部か
ら衝撃を受けたとき、リブ28Aが破壊するので、アン
テナキャップ23とアンテナエレメント24との接合部
29が曲がるという事態が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、前
記従来の携帯無線機用アンテナの欠点を改良し、アンテ
ナキャップが外部から衝撃を受けても、アンテナキャッ
プとアンテナエレメントとの接合部が曲がることを防止
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0010】1.筐体と、前記筐体に対して伸長及び収
納可能なアンテナ本体と、前記筐体に固定された取り付
け金具と、前記取り付け金具と一体に金属材料から成形
された囲いとから構成され、前記囲いが前記筐体の表面
に突出するように配設され、前記アンテナ本体が前記筐
体に収納されたとき、前記アンテナ本体のアンテナキャ
ップの下部が前記囲いの内に挿入され、前記アンテナ本
体が伸長されたとき、前記アンテナ本体の下端金具と前
記取り付け金具と前記囲いとが電気的に導通し、前記ア
ンテナ本体が収納されたとき、前記アンテナキャップ内
のアンテナエレメントと前記囲い及び前記取り付け金具
とが容量結合する携帯無線機用アンテナ。
【0011】2.前記取り付け金具に開けられた貫通穴
内に設けられた凹部に板バネが収納され、前記アンテナ
本体が前記筐体から伸長されたとき、前記アンテナ本体
の下端金具が前記板バネに圧接挾持される前記1記載の
携帯無線機用アンテナ。
【0012】3.前記板バネは、数箇所の開口部が設け
られた長方形の板金が巻かれることによって構成される
前記2記載の携帯無線機用アンテナ。
【0013】4.前記開口部相互の間の残存部が内側に
湾曲膨出している前記3記載の携帯無線機用アンテナ。
【0014】5.前記取り付け金具を前記筐体に固定す
る手段として、前記取り付け金具の外周面に雄ネジが一
体に成形され、前記筐体内に雌ネジが設けられている前
記1記載の携帯無線機用アンテナ。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施の形態例につ
いて以下に説明する。
【0017】まず、本発明の第1実施の形態例について
図1〜図4を参照して説明する。
【0018】携帯無線機用アンテナ1のアンテナ本体2
は、合成樹脂製のアンテナキャップ3と、アンテナキャ
ップ3の下面3Aに一端が接合されたアンテナエレメン
ト4と、アンテナエレメント4の他端に固定された下端
金具5とから構成される。
【0019】大きい外径の円筒状の囲い6と小さい外径
の円筒状の取り付け金具7とは、金属材料から一体に成
形され、また、取り付け金具7の外周面の中程には、雄
ネジ部8が金属材料から一体に成形されている。囲い6
と取り付け金具7のそれぞれの中心に開けられた小径の
貫通穴6A,7Aには、アンテナエレメント4が貫通す
る。また、取り付け金具7の内周面の中程には、大径の
凹部7Bが設けられ、凹部7B内に板バネ9が収納され
ている。
【0020】板バネ9は、次のように製作される。ま
ず、図3に示されるように、長方形の板金9Aに4箇所
の開口部9Bをプレスによって打ち抜く。次に、板金9
Aを矢印方向に巻く。続いて、開口部9B相互の間の残
存部9Cを内側に湾曲膨出させる。
【0021】携帯無線機用アンテナ1は、アンテナ本体
2と、囲い6と、取り付け金具7と、雄ネジ部8と、板
バネ9と、筐体10とから構成される。
【0022】携帯無線機用アンテナ1は、次のように組
み立てられる。まず、板バネ9を取り付け金具7の凹部
7Bに収納する。次に、下端金具5を固定されたアンテ
ナエレメント4を、取り付け金具7の貫通穴7Aと囲い
6の貫通穴6Aに挿入する。続いて、アンテナエレメン
ト4にアンテナキャップ3の下面3Aを接合する。更
に、雄ネジ部8を筐体10内に開けられた穴(図示せ
ず)に設けられた雌ネジ部にネジ込む。
【0023】図4(a)は、アンテナ本体2が筐体10
から伸長した状態を示す。このとき、アンテナエレメン
ト4に固定された下端金具5は、板バネ9の内側に湾曲
膨出した数本の残存部9Cに圧接挾持されている。
【0024】図4(b)は、アンテナ本体2が筐体10
に収納された状態を示す。このとき、アンテナキャップ
3の下部3Bは、囲い6の貫通穴6Aに挿入されて保護
される。
【0025】次に、本発明の第2実施の形態例について
図5を参照して説明する。
【0026】図5(a)は、アンテナ本体2が筐体10
に収納された状態を示し、図5(b)は、アンテナ本体
2が筐体10に収納された状態における携帯無線機用ア
ンテナ1の要部のみを示す。
【0027】従来、アンテナキャップ3に、アンテナエ
レメント4と電気的に直流で導通していないコイル11
を設置する場合、アンテナエレメント4とコイル11と
を容量結合させていた。
【0028】本実施の形態例では、囲い6と取り付け金
具7とを金属材料から一体に成形したので、アンテナ本
体2の収納時に、コイル11と給電部材の取り付け金具
7及び囲い6とが重なる面積が大きくなる。したがっ
て、コイル11と取り付け金具7及び囲い6との容量結
合が大きくなるから、コイル11への電気的伝達能力が
向上する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0030】1.アンテナ本体が筐体に収納されたと
き、アンテナキャップの下部は囲いの内に挿入される。
したがって、アンテナキャップが携帯無線機用アンテナ
の落下等の外部からのストレスを受けても、囲いは取り
付け金具と一体に金属材料から成形されているので、強
度が強く破壊されない。よって、アンテナキャップの下
部が保護されるから、アンテナキャップとアンテナエレ
メントとの接合部の破損が抑止される。
【0031】2.囲いと取り付け金具とが金属材料から
一体に成形されるから、アンテナ本体が筐体に収納され
たとき、コイル等のアンテナエレメントと給電部材の取
り付け金具及び囲いとが重なる面積が大きくなるので、
容量結合が大きくなる。したがって、コイル等のアンテ
ナエレメントへの電気的伝達能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例の携帯無線機用アン
テナにおけるアンテナ本体の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施の形態例の携帯無線機用アン
テナの要部の断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態例の携帯無線機用アン
テナにおける板バネの製作工程図である。
【図4】本発明の第1実施の形態例の携帯無線機用アン
テナの斜視図であり、(a)はアンテナ本体を筐体から
伸長した状態を示し、(b)はアンテナ本体を筐体に収
納した状態を示す。
【図5】本発明の第2実施の形態例の携帯無線機用アン
テナ及びその要部の斜視図であり、(a)は携帯無線機
用アンテナのもの、(b)は要部のものである。
【図6】従来の携帯無線機用アンテナ及びその要部の斜
視図であり、(a)は携帯無線機用アンテナのもの、
(b)は要部のものである。
【符号の説明】
1 携帯無線機用アンテナ 2 アンテナ本体 3 アンテナキャップ 3A 下面 3B 下部 4 アンテナエレメント 5 下端金具 6 囲い 6A 貫通穴 7 取り付け金具 7A 貫通穴 7B 凹部 8 雄ネジ部 9 板バネ 9A 板金 9B 開口部 9C 残存部 10 筐体 11 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、前記筐体に対して伸長及び収納
    可能なアンテナ本体と、前記筐体に固定された取り付け
    金具と、前記取り付け金具と一体に金属材料から成形さ
    れた囲いとから構成され、前記囲いが前記筐体の表面に
    突出するように配設され、前記アンテナ本体が前記筐体
    に収納されたとき、前記アンテナ本体のアンテナキャッ
    プの下部が前記囲いの内に挿入され、前記アンテナ本体
    が伸長されたとき、前記アンテナ本体の下端金具と前記
    取り付け金具と前記囲いとが電気的に導通し、前記アン
    テナ本体が収納されたとき、前記アンテナキャップ内の
    アンテナエレメントと前記囲い及び前記取り付け金具と
    が容量結合することを特徴とする携帯無線機用アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記取り付け金具に開けられた貫通穴内
    に設けられた凹部に板バネが収納され、前記アンテナ本
    体が前記筐体から伸長されたとき、前記アンテナ本体の
    下端金具が前記板バネに圧接挾持されることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯無線機用アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記板バネは、数箇所の開口部が設けら
    れた長方形の板金が巻かれることによって構成されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の携帯無線機用アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記開口部相互の間の残存部が内側に湾
    曲膨出していることを特徴とする請求項3記載の携帯無
    線機用アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記取り付け金具を前記筐体に固定する
    手段として、前記取り付け金具の外周面に雄ネジが一体
    に成形され、前記筐体内に雌ネジが設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の携帯無線機用アンテナ。
JP10253713A 1998-09-08 1998-09-08 携帯無線機用アンテナ Expired - Fee Related JP3043715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253713A JP3043715B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 携帯無線機用アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10253713A JP3043715B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 携帯無線機用アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000091824A JP2000091824A (ja) 2000-03-31
JP3043715B2 true JP3043715B2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=17255123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10253713A Expired - Fee Related JP3043715B2 (ja) 1998-09-08 1998-09-08 携帯無線機用アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3043715B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081788A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Kyocera Corp 携帯無線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000091824A (ja) 2000-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080030423A1 (en) Atenna device
US4259416A (en) Battery
JPH0570013U (ja) アンテナ装置
JPH098524A (ja) 無線機用アンテナ
KR20010035712A (ko) 휴대 전화기 및 휴대 전화기의 밧데리
JP3043715B2 (ja) 携帯無線機用アンテナ
US7314386B2 (en) Cable connector with anti-electromagnetic interference capability
US7062053B2 (en) Condenser microphone structure
KR100442618B1 (ko) 휴대폰용 안테나 접속장치
EP1519441A1 (en) Antenna structure
JP2002164725A (ja) ヘリカルアンテナ
JPH0311962Y2 (ja)
JP3663885B2 (ja) 携帯型無線機器アンテナ
JP4629878B2 (ja) ホイップアンテナ
JPH09180779A (ja) 給電端子の取付構造
JP2004505585A (ja) アンテナを組み付けるための方法
JPS6324624Y2 (ja)
JP2000357554A (ja) 電子機器の接点バネ構造
JP3264885B2 (ja) 移動通信機器用アンテナおよびその製造方法
JPH03246908A (ja) 電気コイル装置
JP3465802B2 (ja) アンテナ装置及び携帯無線機
JPH0122279Y2 (ja)
JP3675641B2 (ja) アンテナ給電構造を有する携帯電話機
KR200375909Y1 (ko) 모바일 단말기의 내장형 안테나
JPH1155019A (ja) 携帯機器用アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000216

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080310

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees