JPH0311962Y2 - - Google Patents

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JPH0311962Y2
JPH0311962Y2 JP5560084U JP5560084U JPH0311962Y2 JP H0311962 Y2 JPH0311962 Y2 JP H0311962Y2 JP 5560084 U JP5560084 U JP 5560084U JP 5560084 U JP5560084 U JP 5560084U JP H0311962 Y2 JPH0311962 Y2 JP H0311962Y2
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JP
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windscreen
metal washer
lead wire
microphone
output circuit
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JP5560084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、導電性を有するウインドスクリーン
をマイクロホン本体に着脱自在に取付け、上記ウ
インドスクリーンを上記マイクロホン本体内に収
納された送信出力回路にリード線を介して接続
し、上記ウインドスクリーンをアンテナ素子とし
て使用するように構成したワイヤレスマイクロホ
ンに関するものである。
〔背景技術とその問題点〕
この種ワイヤレスマイクロホンのアンテナ構造
は、タブレツトアンテナが一般的に使用され、マ
イクロホン本体内に収納された送信出力回路で発
振された所定周波数の信号をウインドスクリーン
から電波として発信させるものである。
ところが従来から、ウインドスクリーンとマイ
クロホン本体内に収納された送信出力回路とを電
気的に接続する際に種々の問題があつた。
即ち、ウインドスクリーンをマイクロホン本体
に対してねじ込み方式で取付ける場合、マイクロ
ホン本体に対してウインドスクリーンをねじ込ん
でいくと、送信出力回路に接続されているリード
線がウインドスクリーンのねじ込み回転と共に螺
旋状に巻き込まれてしまう。この結果、巻き込ま
れたリード線がコイルとして働き、発振同調回路
の定数(インダクタンス)が変化してしまい、発
振周波数の特性が悪化されると言う問題があつ
た。
また、送信出力回路に接続されたリード線の一
端を点線触でしかも半固定状態でウインドスクリ
ーンに接触させる構造では、マイクロホン本体内
のマイクロホンユニツトの点検・交換等の為にウ
インドスクリーンの着脱が繰り返されると、リー
ド線とウインドスクリーンとの接触が不安定にな
つたり、リード線が腐触したりする等でリード線
とウインドスクリーンとが接触不良を起し易く、
特に、高周波を使用するワイヤレスマイクロホン
においては信頼性に欠けると言う問題があつた。
〔考案の目的〕 本考案は、上述のような問題を解決すべく考案
されたものであつて、送信出力回路に接続された
リード線が螺旋状に巻き込まれることなく、かつ
リード線とウインドスクリーンとを良好に接触さ
せることができるものである。
〔考案の概要〕
本考案は、マイクロホン本体に対するウインド
スクリーンの取付けによる圧着部分に金属ワツシ
ヤーを配置させ、この金属ワツシヤーと送信出力
回路とをリード線によつて接続し、上記ウインド
スクリーンを上記マイクロホン本体に対して取付
ける際に、上記ウインドスクリーンの圧着部分を
上記金属ワツシヤーに圧着させたものである。
このように構成された本考案によれば、リード
線によつて送信出力回路に接続された金属ワツシ
ヤーに、ウインドスクリーンの圧着部分が極めて
広い面積で圧着され、その金属ワツシヤーを介し
てウインドスクリーンとリード線とが確実に接触
される。
〔実施例〕
以下、本考案を適用したワイヤレスマイクロホ
ンの一実施例を図面に基づいて説明する。
まず第1図において、マイクロホン本体1は導
電性を有する金属等でほゞ円筒状に形成されたグ
リツプ部2と、例えばプラスチツクで成形されて
グリツプ部2の上部に取付けられた絶縁性を有す
る結合部材5とによつて構成されている。そして
マイクロホン本体1のグリツプ部2内には中央部
及び下部に送信出力回路3及び電池4が収納され
ている。そして結合部材5を介してマイクロホン
本体1の上部にはウインドスクリーン6が取付け
られている。このウインドスクリーン6は導電性
を有する金属網又はパンチングメタル等でほゞ半
球状に形成されている。そしてマイクロホン本体
1の上部にはウインドスクリーン6に包囲された
状態でマイクロホンユニツト7が配置されてい
る。そしてグリツプ部2内の送信出力回路3にウ
インドスクリーン6及びグリツプ部2がそれぞれ
リード線8及び9によつて接続されており、結合
部材5を介して互に電気的に絶縁されて結合され
たウインドスクリーン6とグリツプ部2とによつ
てアンテナ素子が構成されている。
次に、第2図〜第4図に示すように、前記グリ
ツプ部2の上端には内側円筒部11が形成されて
いる。また前記結合部材5は2段円筒状をなし、
その円筒部12がグリツプ部2の内側円筒部11
に嵌合され、複数本のビス13によつて固定され
ている。また結合部材5の円筒部12の外周面に
はねじ部14が形成されている。なお前記マイク
ロホンユニツト7は結合部材5の円筒部12の上
部に取付けられている。一方、前記ウインドスク
リーン6の下端には導電性を有する円環状のベー
ス部16が固着されており、このベース部16の
内周面にねじ部17が形成されている。またウイ
ンドスクリーン6のベース部16の下面によつて
結合部材5の水平部18に対する圧着部19が構
成されている。
しかして、結合部材5の水平部18とウインド
スクリーン6の圧着部19との間には金属ワツシ
ヤー21が配置されている。この金属ワツシヤー
21は例えばリン青銅のようなばね板材で成形さ
れたものである。そして金属ワツシヤー21には
突起22が下方に半球状に打ち出されており、こ
の突起22の下面に前記リード線8の一端が半田
付23等によつて接続されている。そして結合部
材5の水平部18上に載置された金属ワツシヤー
21はその突起22が結合部材5の水平部18に
設けられたリード線挿通孔24に係合されてい
て、金属ワツシヤー21の回り止めがなされてい
る。そしてリード線8はリード線挿通孔24に挿
通され、さらにグリツプ部2の上端に設けられた
リード線挿通孔25に挿通されてグリツプ部2内
に導かれている。なおリード線8は絶縁被覆され
たものであり、またグリツプ部2及びウインドス
クリーン6の外表面には絶縁被膜が施されてい
る。
本考案のワイヤレスマイクロホンは上述のよう
に構成されている。そして、マイクロホン本体1
に対するウインドスクリーン6の取付けは、結合
部材5のねじ部14にウインドスクリーン6のね
じ部17をねじ込むことによつて行われる。
しかしてこの際、第3図及び第4図に示すよう
に、ウインドスクリーン6のねじ込み回転によつ
て、ウインドスクリーン6の圧着部19がその全
周に亘つて金属ワツシヤー21に圧着される。そ
してこの金属ワツシヤー21を介してウインドス
クリーン6と送信出力回路とが接続(導通)され
る。この結果、ウインドスクリーン6の圧着部1
9と金属ワツシヤー21とは極めて広い面積で確
実に接触されることになり、接触不良等が発生す
る心配が全くなくて良好に接触される。
また、第3図及び第4図に示すように、金属ワ
ツシヤー21は突起22が結合部材5のリード線
挿通孔24に係合されて回り止めがなされてい
る。この為、ウインドスクリーン6のねじ込み回
転に伴つて金属ワツシヤー21が円周方向(第4
図の矢印a方向)に回転してずれてしまうことは
全くない。従つて、金属ワツシヤー21が回転し
てリード線8が螺旋状に巻き込まれることがな
く、リード線8が結合部材5の水平部18に乗り
上がつたり、場合によつてはそのリード線8が切
断されてしまうと言つた心配も全く、ウインドス
クリーン6の取付けを極めて容易に行うことがで
きる。そしてマイクロホン本体1内のマイクロホ
ンユニツト7の点検・交換等の為に、ウインドス
クリーン6の着脱が繰り返されても、ウインドス
クリーン6の圧着部19は常に確実に金属ワツシ
ヤー21に圧着され、ウインドスクリーン6と送
信出力回路3とは金属ワツシヤー21とリード線
8とを介して常時確実に接続(導通)される。
また本実施例では、第5図に示すように、金属
ワツシヤー21の外径が、ウインドスクリーン6
のベース部16の外径及び結合部材5の水平部1
8の外径よりも小さく形成されており、また結合
部材5の水平部18の外周上端が金属ワツシヤー
21の外周に回り込むようにオーバーラツプされ
ている。この為、マイクロホンの使用中に指等が
金属ワツシヤー21に触れることはなく、この金
属ワツシヤー21がボデイーアースされて送信周
波数が乱れると言つた不都合はない。
次に、第6図は金属ワツシヤーの変形例を示し
たものであつて、この場合の金属ワツシヤー26
はその内周縁の一部に内側へ突出する突片27を
設けたものである。一方、結合部材5のねじ部1
4には金属ワツシヤー26の突片27を係合させ
る為に垂直状に係止溝28が形成されている。そ
してこの変形例によれば、ウインドスクリーン6
がねじ込まれる際の金属ワツシヤー21の回転を
完全に防止することができる。
さらに、第7図は金属ワツシヤーの別の変形例
を示したものであつて、この場合の金属ワツシヤ
ー30は波形に撓まされたものである。この変形
例によれば、金属ワツシヤー30にスプリングワ
ツシヤーの働きがあり、ウインドスクリーン6の
弛み止めの効果があつて、金属ワツシヤー30に
対するウインドスクリーン6の圧着部19の接触
状態をより一層良好にすることができる。
以上、本考案の実施例について説明したが、本
考案の技術的思想に基づいて各種有効な変更が可
能である。
例えば、実施例ではウインドスクリーン6を結
合部材5にねじ込むように構成したが、ウインド
スクリーン6の取付けは必ずしも結合部材5に限
られることなく、各種の変更が可能であり、また
結合部材5の形状も各種の変更が可能である。
また、金属ワツシヤー21,26,30等の形
状も、これら以外に各種の変形が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、リード線によつて送信出力回路に接
続された金属ワツシヤーに、ウインドスクリーン
の圧着部分が極めて広い面積で接触されるから、
ウインドスクリーンをマイクロホン本体に対して
例えばねじ込んで取付ける場合でも、送信出力回
路に接続されたリード線が巻き込まれることな
く、金属ワツシヤーを介してリード線とウインド
スクリーンとを良好に接触させることができる。
従つて、ウインドスクリーンと送信出力回路との
接続が極めて確実になり、特に高周波を使用する
場合の導電が確実になつて信頼性を大幅に向上さ
せることができる。そしてウインドスクリーンの
度重なる着脱によつても、ウインドスクリーンと
送信出力回路との接続の信頼性が低下するような
ことがなく、部品交換等の作業も安心して行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を適用したワイヤレスマイクロホ
ンの実施例を示したものであつて、第1図は一部
切欠き正面図、第2図は要部の一部分解斜視図、
第3図は要部の拡大断面図、第4図は第3図−
線での断面図、第5図は金属ワツシヤーの外周
部分における拡大断面図、第6図及び第7図は金
属ワツシヤーの変形例を示した斜視図である。 なお図面に用いられた符号において、1……マ
イクロホン本体、2……グリツプ部、3……送信
出力回路、5……結合部材、6……ウインドスク
リーン、8……リード線、14,17……ねじ
部、19……圧着部、21,26,30……金属
ワツシヤー、22……突起、24……リード線挿
通孔、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性を有するウインドスクリーンをマイクロ
    ホン本体に着脱自在に取付け、上記ウインドスク
    リーンを上記マイクロホン本体内に収納された送
    信出力回路にリード線を介して接続し、上記ウイ
    ンドスクリーンをアンテナ素子として使用するよ
    うに構成したワイヤレスマイクロホンにおいて、
    上記マイクロホン本体に対する上記ウインドスク
    リーンの取付けによる圧着部分に金属ワツシヤー
    を配置させ、この金属ワツシヤーと上記送信出力
    回路とをリード線によつて接続し、上記ウインド
    スクリーンを上記マイクロホン本体に対して取付
    ける際に、上記ウインドスクリーンの圧着部分を
    上記金属ワツシヤーに圧着させるように構成した
    ことを特徴とするワイヤレスマイクロホン。
JP5560084U 1984-04-16 1984-04-16 ワイヤレスマイクロホン Granted JPS60167444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5560084U JPS60167444U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 ワイヤレスマイクロホン

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JP5560084U JPS60167444U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 ワイヤレスマイクロホン

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Publication Number Publication Date
JPS60167444U JPS60167444U (ja) 1985-11-07
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JP5560084U Granted JPS60167444U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 ワイヤレスマイクロホン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6477299B2 (ja) * 2015-06-29 2019-03-06 ティアック株式会社 ウインドスクリーン

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JPS60167444U (ja) 1985-11-07

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