JPH0615438Y2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH0615438Y2 JPH0615438Y2 JP1988132457U JP13245788U JPH0615438Y2 JP H0615438 Y2 JPH0615438 Y2 JP H0615438Y2 JP 1988132457 U JP1988132457 U JP 1988132457U JP 13245788 U JP13245788 U JP 13245788U JP H0615438 Y2 JPH0615438 Y2 JP H0615438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- housing
- adapter rod
- screw
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子機器の特に高電流用耐水構造のコネクタ
部の配線構造の改良に関するものである。
部の配線構造の改良に関するものである。
従来の電子機器について第6図〜第8図により説明す
る。第6図は電子機器筐体のコネクタ部の配線構造を示
す断面図,第7図はコネクタの断面図,第8図はコネク
タのソルダカップ側から見た平面図である。図において
(1)は耐水機能を有するコネクタ、(1a)はネジなどの締
結具Nにより筐体内壁面(6a)に取付けられるコネクタフ
ランジ、(2)は筐体内側に突出するようにゴム板(3)を介
して上記コネクタ(1)内に組み込まれたソルダカップ型
コンタクトであり,その一端には第7図に示すようにハ
ンダ付をする為のソルダカップ(4)を有している。(5)は
上記ソルダカップ(4)の部分でハンダ接続されている配
線材であり,(6)は上記の各部品を収納する筐体、(6a)
は筐体内壁面、(6b)は筐体外壁面、(7)はカバーであ
る。
る。第6図は電子機器筐体のコネクタ部の配線構造を示
す断面図,第7図はコネクタの断面図,第8図はコネク
タのソルダカップ側から見た平面図である。図において
(1)は耐水機能を有するコネクタ、(1a)はネジなどの締
結具Nにより筐体内壁面(6a)に取付けられるコネクタフ
ランジ、(2)は筐体内側に突出するようにゴム板(3)を介
して上記コネクタ(1)内に組み込まれたソルダカップ型
コンタクトであり,その一端には第7図に示すようにハ
ンダ付をする為のソルダカップ(4)を有している。(5)は
上記ソルダカップ(4)の部分でハンダ接続されている配
線材であり,(6)は上記の各部品を収納する筐体、(6a)
は筐体内壁面、(6b)は筐体外壁面、(7)はカバーであ
る。
(8)は上記配線材(5)を束ねている束線バンドである。従
来の電子機器は以上の様に構成されており,上記コネク
タ(1)に外部ケーブルが接続されることで電子機器は外
部と接続される。又,上記ゴム板(3)により耐水機能が
確保されるようになっている。
来の電子機器は以上の様に構成されており,上記コネク
タ(1)に外部ケーブルが接続されることで電子機器は外
部と接続される。又,上記ゴム板(3)により耐水機能が
確保されるようになっている。
ところで上記のような従来の電子機器は以下に述べる課
題を有している。
題を有している。
まず,配線材(5)は高電流であることから多くの断面積
を有する太い径のものが用いられるが,ハンダ接続の
際,ハンダが毛細管現象により徐々に奥まで浸透してし
まう為,ハンダ付に極めて多くの時間が費やされ,作業
効率が悪いという課題があった。また,ハンダが浸透し
た部分は配線材の弾性が損なわれてしまい,結果的に第
6図で示す配線材を曲げられるまでの寸法Aが極めて大
きなものになってしまい,機器の実装効率が低下してし
まうという課題があった。
を有する太い径のものが用いられるが,ハンダ接続の
際,ハンダが毛細管現象により徐々に奥まで浸透してし
まう為,ハンダ付に極めて多くの時間が費やされ,作業
効率が悪いという課題があった。また,ハンダが浸透し
た部分は配線材の弾性が損なわれてしまい,結果的に第
6図で示す配線材を曲げられるまでの寸法Aが極めて大
きなものになってしまい,機器の実装効率が低下してし
まうという課題があった。
更に,上記束線バンド(8)を用いて上記配線材(5)を束ね
ることにより,上記ソルダカップ型コンタクト(2)は第
6図に示すように機器内部側はつぼまり,機器外部側は
ひろがることになる。一方,外部ケーブルの組立におい
てもケーブルとコネクタのコンタクトは同様にコンタク
トのかん合部側がひろがっている。このために外部ケー
ブルを接続する際,外部コネクタと機器コネクタのコン
タクトかん合が極めて難かしいものとなるという課題が
あった。
ることにより,上記ソルダカップ型コンタクト(2)は第
6図に示すように機器内部側はつぼまり,機器外部側は
ひろがることになる。一方,外部ケーブルの組立におい
てもケーブルとコネクタのコンタクトは同様にコンタク
トのかん合部側がひろがっている。このために外部ケー
ブルを接続する際,外部コネクタと機器コネクタのコン
タクトかん合が極めて難かしいものとなるという課題が
あった。
この考案はかかる課題を解決する為になされたものであ
り,コネクタ配線の作業効率が良く,実装効率が高く,
また,外部コネクタの取付が容易に行える電子機器を得
ることを目的とするものとする。
り,コネクタ配線の作業効率が良く,実装効率が高く,
また,外部コネクタの取付が容易に行える電子機器を得
ることを目的とするものとする。
この考案に係る電子機器はソルダカップ型コンタクト
(2)と配線材(5)の接続を上記ソルダカップ型コンタクト
(2)にハンダ付されたアダプタロッドを介して,圧着端
子ねじ止めにて行うようにしたものであり,アダプタロ
ッドの端面にはアダプタロッドを固定するプレートを配
したものである。
(2)と配線材(5)の接続を上記ソルダカップ型コンタクト
(2)にハンダ付されたアダプタロッドを介して,圧着端
子ねじ止めにて行うようにしたものであり,アダプタロ
ッドの端面にはアダプタロッドを固定するプレートを配
したものである。
この考案においては従来機器にて作業効率を低下させて
いた配線材(5)のハンダ付作業がない為,短時間で作業
が完了できる。
いた配線材(5)のハンダ付作業がない為,短時間で作業
が完了できる。
また,上記配線材(5)はねじ固定である為,機器内部の
電気部品の実装を妨げるほどコネクタから突き出さな
い。
電気部品の実装を妨げるほどコネクタから突き出さな
い。
更に,アダプタロッド端面に配されたプレートによりソ
ルダカップ型コンタクトは平行状態を維持できることに
なる。
ルダカップ型コンタクトは平行状態を維持できることに
なる。
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示す図であり,
第1図はコネクタ部断面図,第2図はコネクタ外部平面
図,第3図はコネクタ部を機器内部から見た図,第4図
はアダプタロッドの外形図,第5図はプレートの外観図
であり,(1)〜(8)は上記従来機器と全く同一のものであ
る。
第1図はコネクタ部断面図,第2図はコネクタ外部平面
図,第3図はコネクタ部を機器内部から見た図,第4図
はアダプタロッドの外形図,第5図はプレートの外観図
であり,(1)〜(8)は上記従来機器と全く同一のものであ
る。
(9)はアダプタロッドであり,第4図に示すように二段
円筒形状を有し,その大なる円筒部の円周に平面部とめ
ねじを有し,その大なる円筒部の端面にめねじを有し,
その小なる円筒部は上記ソルダカップ型コンタクト(2)
の内周面にハンダ接合可能な外形を有する良電気伝導材
料から成り,その小なる円周部は上記ソルダカップ型コ
ンタクト(2)にハンダ付されている。(10)は第5図に示
すようにT字形状を有し,その端部にねじ用穴を有し,
電気絶縁材料からなるプレートであり,上記アダプタロ
ッド(9)の大なる円筒部の端面のめねじ部に固定ねじ(1
1)にて取付けられている。(12)は配線材(5)の先端にカ
シメ取付された圧着端子であり,端子ねじ(13)により上
記アダプタロッド(9)の大なる円筒部の円周平面部のめ
ねじ部に取付けられている。
円筒形状を有し,その大なる円筒部の円周に平面部とめ
ねじを有し,その大なる円筒部の端面にめねじを有し,
その小なる円筒部は上記ソルダカップ型コンタクト(2)
の内周面にハンダ接合可能な外形を有する良電気伝導材
料から成り,その小なる円周部は上記ソルダカップ型コ
ンタクト(2)にハンダ付されている。(10)は第5図に示
すようにT字形状を有し,その端部にねじ用穴を有し,
電気絶縁材料からなるプレートであり,上記アダプタロ
ッド(9)の大なる円筒部の端面のめねじ部に固定ねじ(1
1)にて取付けられている。(12)は配線材(5)の先端にカ
シメ取付された圧着端子であり,端子ねじ(13)により上
記アダプタロッド(9)の大なる円筒部の円周平面部のめ
ねじ部に取付けられている。
以上のように構成されたこの電子機器において,あらか
じめコネクタ(1)とアダプタロッド(9)をハンダ付して準
備しておき,それを筐体内に組み込みそこで,配線材
(5)を筐体上面からそれぞれねじ止めするといった極め
て簡単な組立作業にて対応できるようになる。
じめコネクタ(1)とアダプタロッド(9)をハンダ付して準
備しておき,それを筐体内に組み込みそこで,配線材
(5)を筐体上面からそれぞれねじ止めするといった極め
て簡単な組立作業にて対応できるようになる。
また,配線材(5)はハンダを用いないので硬くなること
がなく,上記配線材(5)は任意の方向に向けられるので
コネクタからの突き出し量が小さく,内部の電気部品の
実装を妨げるようなことがなくなる。
がなく,上記配線材(5)は任意の方向に向けられるので
コネクタからの突き出し量が小さく,内部の電気部品の
実装を妨げるようなことがなくなる。
更に,アダプタロッド(9)の端面に配されたプレート(1
0)により,ソルダカップ型コンタクト(2)は平行状態に
維持されるので,外部ケーブルとの接続が容易になる。
0)により,ソルダカップ型コンタクト(2)は平行状態に
維持されるので,外部ケーブルとの接続が容易になる。
この考案は以上説明したとおり,配線材(5)にハンダ付
を実施しない為,組立作業性が著しく向上するだけでな
く,機器全体の実装効率も向上する。さらには,簡単な
プレート(10)を追加することで外部ケーブル接続も容易
になるという効果がある。
を実施しない為,組立作業性が著しく向上するだけでな
く,機器全体の実装効率も向上する。さらには,簡単な
プレート(10)を追加することで外部ケーブル接続も容易
になるという効果がある。
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示す構成図,第
1図はコネクタ断面図,第2図はコネクタ外部平面図,
第3図はコネクタを機器内部から見た図,第4図はアダ
プタロッドの外形図,第5図はプレートの外観図,第6
図〜第8図は従来の電子機器のコネクタ部の構成図で,
第6図は電子機器筐体のコネクタ部の配線構造を示す断
面図,第7図はコネクタの断面図,第8図はコネクタの
ソルダカップ側から見た図である。図において,(1)は
コネクタ,(2)はソルダカップ型コンタクト,(3)はゴム
板,(4)はソルダカップ,(5)は配線材,(6)は各部品を
収納する筐体,(7)はカバー,(8)は束線バンド,(9)は
アダプタロッド,(10)はプレート,(11)は固定ねじ,(1
2)は圧着端子,(13)は端子ねじである。 なお,各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
1図はコネクタ断面図,第2図はコネクタ外部平面図,
第3図はコネクタを機器内部から見た図,第4図はアダ
プタロッドの外形図,第5図はプレートの外観図,第6
図〜第8図は従来の電子機器のコネクタ部の構成図で,
第6図は電子機器筐体のコネクタ部の配線構造を示す断
面図,第7図はコネクタの断面図,第8図はコネクタの
ソルダカップ側から見た図である。図において,(1)は
コネクタ,(2)はソルダカップ型コンタクト,(3)はゴム
板,(4)はソルダカップ,(5)は配線材,(6)は各部品を
収納する筐体,(7)はカバー,(8)は束線バンド,(9)は
アダプタロッド,(10)はプレート,(11)は固定ねじ,(1
2)は圧着端子,(13)は端子ねじである。 なお,各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−53479(JP,U) 特公 昭47−16227(JP,B1) 特公 昭39−8035(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】筐体と、上記筐体側面に取り付けられ上記
筐体内側に突出するソルダカップ型コンタクトを有する
耐水構造のコネクタと、二段円筒形状を有し、その大な
る円筒部の円周に平面部とめねじを有し、その大なる円
筒部の端面にめねじを有し、その小なる円筒部は上記ソ
ルダカップ型コンタクトの内周面にハンダ接合可能な外
形を有する電気伝導材のアダプタロッドと、その先端に
圧着端子を有する配線材と、上記配線材を上記アダプタ
ロッド円周部のめねじ部に固定するための端子ねじと、
T字形状を有し、その端部にねじ固定用穴を有し、電気
絶縁材料からなるプレートと、上記プレートを上記アダ
プタロッド端面のめねじ部に固定するための固定ねじと
を具備したことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988132457U JPH0615438Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988132457U JPH0615438Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252275U JPH0252275U (ja) | 1990-04-16 |
JPH0615438Y2 true JPH0615438Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31389434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988132457U Expired - Lifetime JPH0615438Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615438Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06223903A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 油封入機器の配線構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853479U (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-11 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 多芯コネクタ |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP1988132457U patent/JPH0615438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252275U (ja) | 1990-04-16 |
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