JPH0245965Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0245965Y2
JPH0245965Y2 JP3132484U JP3132484U JPH0245965Y2 JP H0245965 Y2 JPH0245965 Y2 JP H0245965Y2 JP 3132484 U JP3132484 U JP 3132484U JP 3132484 U JP3132484 U JP 3132484U JP H0245965 Y2 JPH0245965 Y2 JP H0245965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
lead wire
holder support
lock member
connection plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3132484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60145555U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3132484U priority Critical patent/JPS60145555U/ja
Publication of JPS60145555U publication Critical patent/JPS60145555U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0245965Y2 publication Critical patent/JPH0245965Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はリード線を確実かつ安全にしかもせ
ん断等の損傷を生じることなく接続し得るように
した電気機器のターミナル装置に関する。
〔従来技術〕
ステレオアンプ等の電気機器に取り付けられる
ターミナル装置としては、従来から種々提案され
ているが、先ずリード線(特に、最近用いられる
ようになつた大口径リード線等も含む)を確実か
つ安全に接続し得ること、取付け、取外し作業が
容易であること、更にはリード線の損傷が少ない
こと等が要求される。第1図は従来のターミナル
装置の一例を示す。これはターミナルシヤフト2
を備えた有底筒状のターミナル本体1と、同じく
筒状に形成されてその中心孔3にリード線4が挿
通されるターミナルロツク部材5とを備え、前記
ターミナル本体1をその外周面に形成されたおね
じ部6とこれに螺着されるナツト(図示せず)と
でシヤーシ7に固定し、前記ターミナルロツク部
材5を前記ターミナル本体1にねじ込んで、前記
リード線4の先端部4aを前記ターミナルシヤフ
ト2の内端面2aに押し付け、もつて該リード線
4とターミナルシヤフト2とを電気的に接続する
ようにしたものである。
然るに、かかる従来のターミナル装置にあつて
は、リード線4はターミナルロツク部材5の回転
による影響を受けるため、多芯コードの場合、そ
の先端部4aを放射方向に均一に開くことができ
ず、よじれたりして確実に圧締できないという欠
点があつた。また、電気用品取締法による感電防
止等安全規格の面からは、テストフインガーを前
記ターミナル本体1内に指し込んだ際、ターミナ
ルシヤフト2の活電部2aにこのテストフインガ
ーが接触しないようにするため、前記ターミナル
本体1の口径をあまり大きくできず、そのため太
いリード線の使用が困難で、あえて口径を大きく
する場合には特別な感電ガードを施す必要があつ
た。また、ターミナル本体1は合成樹脂製の筒体
1Aと、金属製ナツト1Bとで構成され、これら
をインサート成形法により一体に形成し、同様に
ターミナルロツク部材5を合成樹脂製のつまみ部
5Aと、前記ナツト1Aに螺入される金属製のね
じ体5Bとで構成し、これらをインサート成形に
より一体に形成しているので、簡単な射出成形等
の成形加工法を採りにくく、生産コストが高くつ
くなど多くの欠点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は、前述したような点に鑑みてなされ
たもので、ターミナルベースの表面にホルダ支持
筒を一体に突設してその内周面にめねじを形成
し、筒底部に突起を突設すると共にこの突起周囲
にターミナル接続板を配設し、前記めねじに螺入
するおねじ部とつまみ部とを有するターミナルロ
ツク部材を筒状に形成してその中心孔にリード線
を挿通し、リード線の圧締時に前記突起で該リー
ド線の心線を押し拡げるという極めて簡単な構成
により、心線を確実にかつ損傷なく圧締して良好
な電気的接続を得ることができ、またターミナル
接続部材に不測に指が触れたりすることがなく安
全で、太いリード線の使用を可能にしたターミナ
ル装置を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図は、この考案に係るターミナル装置の一
実施例を示す背面側から見た斜視図、第3図は第
2図−線拡大断面図である。これらの図にお
いて、10はターミナルベースで、このターミナ
ルベース10は絶縁性に優れた非導電性の合成樹
脂によつて一体に形成されることにより、背面側
が凹んだ浅箱形を呈し、その表面には上下一対ず
つ合計4個のホルダ支持筒11a〜11d(11
dは図示せず)が一体に突設され、背面には左右
一対のねじ取付けボス12a,12bが一体に突
設されている。そして、前記ターミナルベース1
0はその表面側より前記各ねじ取付けボス12
a,12bにそれぞれねじ込まれる一対の止めね
じ(図示せず)によつて電気機器のシヤーシ表面
に固定される。
ここで、この実施例では4個のホルダ支持筒1
1a〜11dを前記ターミナルベース10に設
け、2本1組からなる2組のリード線4a〜4d
をそれぞれ後述するターミナル接続板13a〜1
3dにターミナルロツク部材14a〜14d(1
4dは図示せず)を介して接続し得るようにした
場合を示したが、必要に応じてホルダ支持筒の数
を増減し得るものである。また、各ホルダ支持筒
11a〜11d、ターミナル接続板13a〜13
dおよびターミナルロツク部材14a〜14dの
構造は、各ターミナル接続板13a〜13d等の
配向方向を左右で変えた点が異なるだけで、他は
全く同一であるため、そのうちの1つのターミナ
ル装置11a,13a,14aについてのみ詳述
し、他のターミナル装置については省略する。
前記ホルダ支持筒11aの内周面開口端側には
めねじ15が形成され、内底面16には略円錘状
の突起17が開口方向に向つて突設されると共に
この突起17を挾んで上下一対の長孔18a,1
8bが形成されている。
前記ターミナル接続板13aは、導電性に優れ
た金属板によつて略L字形に形成されることによ
り、長さの異なる一対の折曲片113a,113
bと、これら折曲片113a,113bの一端を
連結する連結部113cとで構成され、前記連結
部113cの中央には透孔19が形成されてい
る。そして、前記ターミナル接続板13aは前記
ホルダ支持筒11aの内底面16を敷きつめるよ
うに配設される。この場合、連結部113cが前
記内底面16に密接して前記透孔19を前記突起
17が貫通し、一対の折曲片113a,113b
が前記各長孔18a,18bより前記ターミナル
ベース10の背面側に導出され、かつ短い方の折
曲片113bに切起しによつて形成された係合片
20によつて抜けを防止される。
前記ターミナルロツク部材14aは、合成樹脂
によつて一体に形成されることにより中空状に形
成され、その外周面中央部には前記めねじ15に
螺合するおねじ部21が形成され、リード線4a
の挿入側は外周面にセレーシヨン22が形成され
てつまみ部23を構成している。一方、前記ホル
ダ支持筒11a内に挿入される挿入側端面には金
属製キヤツプ24が設けられている。このキヤツ
プ24はインサート成形法によつて前記ターミナ
ルロツク部材14aと一体に形成される。前記タ
ーミナルロツク部材14aの中心孔25は大きな
孔径を有して外径の大きなリード線4aの挿通を
可能にしている。但し、前記中心孔25の孔径は
前記つまみ部23側が最大で、中央部がやや細
く、キヤツプ24側が最小になるように段階的に
変化し、その境部には前記リード線4aの挿入を
容易にするテーパ部26a,26bが形成されて
いる。
なお、30は前記ホルダ支持筒11aの外周面
に直径方向に形成され、前記ターミナル接続板1
3aとリード線4aとの接続を側方から確認する
ためののぞき孔兼側方リード線取付け用孔であ
る。
このような構成からなるターミナル装置におい
て、リード線4aとターミナル接続板13aとの
接続は、前記リード線4aの一端を前記ターミナ
ルロツク部材14aの中心孔25に挿入し、該ロ
ツク部材14aを前記ホルダ支持筒11aにねじ
込み、心線31を前記ターミナル接続板13aの
連結部113cとキヤツプ24により圧締するこ
とにより行われる。この圧締に際して、前記ター
ミナルロツク部材14aをホルダ支持筒11a内
にねじ込んでいくと、突起17が前記心線31内
に入り込む格好になるため、心線31を放射方向
に均一に押し拡げ、平均した圧力でもつて圧締す
ることができる。したがつて、多芯コードの場合
であつてもターミナルロツク部材14aの回転に
よる影響を受けることが少なく、前記連結部11
3cと心線31との電気的接続が良好で、心線3
1のよじれ、損傷等を防止し得る。また、前記突
起17は指をホルダ支持筒11a内に誤つて挿入
した際、ターミナル接続板13aとの接触を防止
するため、安全で、前記ホルダ支持筒11aの口
径を大きくすることができ、結果として太いリー
ド線の使用を可能にする。また、ターミナルロツ
ク部材14aの中心孔25にテーパ部26a,2
6bを設けているので、リード線4aの挿入が容
易で、しかもリード線4aが曲げられても大きな
応力がかからず、損傷を少なくする。また、前記
ホルダ支持筒11aの外周に設けた孔30は、リ
ード線4aの圧締状態を側方から一目で確認する
ことができ、またこの孔30にリード線4aを挿
入すれば、ホルダ支持筒11aの側方からも接続
し得る。さらに、ターミナルベース10、ホルダ
支持筒11a、ターミナル接続板13aおよびタ
ーミナルロツク部材14aの構造はいずれも簡単
で、安価に製作でき、ターミナル接続板13aの
ホルダ支持筒11aへの組込みも容易である。
なお、各ターミナル接続板13a〜13d等の
配向方向を左右で変え、方向性を持たせた理由
は、各ホルダ支持筒の折曲片(113a,……)
の配置を非対称としてプリント基板への誤挿入を
防止するため、および、孔30による側方からの
締付状態の確認とリード線挿入をやり易くするた
めである。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案に係るターミナル
装置は、非導電性材料からなるターミナルベース
の表面にホルダ支持筒を一体に突設してその内周
面にめねじを形成し、内底面に突起を一体に突設
すると共に、導電性材料からなるターミナル接続
板をその底面に配設してその両端を前記ターミナ
ルベースの背面側に突出させ、リード線が挿通さ
れるターミナルロツク部材の外周に前記めねじに
螺合するおねじ部とつまみ部とを設けて構成し、
前記リード線の心線を前記ターミナル接続板とタ
ーミナルロツク部材の先端面で圧締する際、前記
突起で心線を均一に押し拡げるようにしたので、
底面のターミナル接続板に対して平均した圧力で
もつて良好かつ確実に接続でき、心線の断線等を
防止し得、リード線の耐久性を向上させることが
でき、また、突起は、ホルダ支持筒内に指を指し
込んだ際、ターミナル接続板と指とが接触して感
電したりすることを防止できるため、可及的にホ
ルダ支持筒の口径を大きくすることができ、した
がつて、太いリード線の使用を可能にすると共に
組立工程における自動検査を容易にする。さら
に、構造が簡単で、部品点数が少なく、安価に製
造し得るなど、その実用的効果は非常に大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のターミナル装置の一例を示す断
面図、第2図および第3図はこの考案の一実施例
を示す斜視図および−線拡大断面図である。 4a〜4d……リード線、10……ターミナル
ベース、11a〜11c……ホルダ支持筒、13
a〜13d……ターミナル接続板、14a〜14
c……ターミナルロツク部材、15……めねじ、
16……内底面、17……突起、21……おねじ
部、23……つまみ部、25……中心孔、31…
…心線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非導電性材料からなるターミナルベースの表面
    にホルダ支持筒を一体に突設してその内周面にめ
    ねじを形成し、筒底部には突起を突設すると共に
    この突起以外の筒底部に導電性材料からなるター
    ミナル接続板を配設し、このターミナル接続板の
    両端を前記ターミナルベースの裏面側に導出し、
    筒状に形成されて外周側につまみ部とおねじ部を
    有し中心孔にはリード線が挿通されるターミナル
    ロツク部材を、前記めねじとおねじ部との螺合に
    よつて前記ホルダー支持筒にねじ込み、前記リー
    ド線の心線を前記突起に押し付けて広げ、前記タ
    ーミナル接続板と前記ターミナルロツク部材の先
    端面とで圧締するようにしたことを特徴とするタ
    ーミナル装置。
JP3132484U 1984-03-06 1984-03-06 タ−ミナル装置 Granted JPS60145555U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3132484U JPS60145555U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 タ−ミナル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3132484U JPS60145555U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 タ−ミナル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60145555U JPS60145555U (ja) 1985-09-27
JPH0245965Y2 true JPH0245965Y2 (ja) 1990-12-05

Family

ID=30531830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3132484U Granted JPS60145555U (ja) 1984-03-06 1984-03-06 タ−ミナル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60145555U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60145555U (ja) 1985-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5989056A (en) Cable connector with stress relief assembly
KR900010951Y1 (ko) 코넥터 플러그
US5766024A (en) Lamp socket structure
US4352240A (en) Method of connecting a coaxial cable to an electrical connector
US5975939A (en) Twist termination connector
JPS62193071A (ja) アングルプラグ
CA2140059C (en) Multi-wire locking system
EP0009349B1 (en) Electrical cartridge fuse connector
CN210326253U (zh) 插针端子
JPH0245965Y2 (ja)
US5624287A (en) Reverse wire termination device
US3148930A (en) Electrical connector having improved contact-terminal means
US5711689A (en) Reverse wire termination device
CN220272787U (zh) 多定位圆形插头
JPH0431750Y2 (ja)
JPH0244477Y2 (ja)
JPH0121505Y2 (ja)
JPH0747811Y2 (ja) 主幹分岐端子台
JP2565095Y2 (ja) 電気回路接続構造
JPH0615438Y2 (ja) 電子機器
JPS594543Y2 (ja) ねじ端子
GB2030378A (en) Plug Pins
JPS6230291Y2 (ja)
JPS6246954B2 (ja)
JPH0357011Y2 (ja)