JPH0121505Y2 - - Google Patents

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JPH0121505Y2
JPH0121505Y2 JP11239083U JP11239083U JPH0121505Y2 JP H0121505 Y2 JPH0121505 Y2 JP H0121505Y2 JP 11239083 U JP11239083 U JP 11239083U JP 11239083 U JP11239083 U JP 11239083U JP H0121505 Y2 JPH0121505 Y2 JP H0121505Y2
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JP11239083U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラグに係り、さらに詳しく言え
ば、安全カバー付きプラグに関する。
この種のカバー付きプラグは、テスタ等の測定
用プラグなどとして広く用いられており、接触子
が円筒状の電気絶縁性カバーにより覆われ、その
導電部が露出しない構造となつている。すなわ
ち、第1図に示されているように、リード線10
と接触子12とは接点保持金具14により連結さ
れ、その周りに円筒状のカバー16が取付けられ
ている。この場合、従来においては、リード線1
0と接触子12とを連結したのち、成形金型に入
れその周りにカバーを一体成形するものであるた
め、生産コストが高くなるばかりか、リード線が
断線した場合には修理がきわめて困難である。ま
た、カバー先端部16aと接触子先端部12aと
の離間距離を安全寸法に保つ必要上、カバーの長
さを接触子12との関係において大きくしなけれ
ばならない。このため、プラグが差し込まれる本
体機器(テスタ等)も不可避的に厚くなり、装置
本体の薄形化の障害となつていた。さらに、誤つ
てドライバー等の導体をカバー先端の開口部から
挿入した場合には、接触子の内側に設けられてい
る金属性軸の先端部12aに当接して感電する虞
れもあつた。
この考案は、上記した従来のプラグの欠点を解
消するためになされたものであり、製造、修理が
容易であり、しかも安全性を損なうことなく短小
化し得るプラグを提供することを目的とする。
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
第2図および第3図に示されているように、こ
のプラグは、接触子22およびリード線26に対
して着脱自在に形成された電気絶縁材からなる円
筒状のカバー18を有している。すなわち、この
カバー18は、その内側面のほぼ中央部に雌ネジ
部18aを備え、この雌ネジ部18aの後端部に
はリード線26の挿通孔18bに向つて漸次縮径
するテーパ部18cが連設されている。この雌ネ
ジ部18aで電気絶縁性のコア20の基部に刻設
された雄ネジ部20aと螺合し、その内部にはコ
ア20を着脱自在に収納し得るようになつてい
る。そして、上記コア20には、その先端部20
bを残すようにして外周に接触子22が配設され
ている。この場合、接触子22は、支持片36を
介して芯線24と半田付けあるいは圧着などによ
り電気的に接続されるようになつている。ここ
で、第4図を参照すると、コア20は円柱体から
なり、その先端部には、溝28が刻設され、一
方、後端側の基部には雄ネジ部20aが刻設され
るとともに、この雄ネジ部20aには、その軸方
向に沿つて切欠部30が設けられている。この切
欠部30には、接触子22に連設されている上記
の支持片36が嵌合するようになつている。上記
雄ネジ部20aの後端部には、外方へ向つて延在
する例えば2つの脚20c,20cが連設されて
おり、この脚20cの各端部には例えば矢尻状の
リード線抜け止め用爪片20dが一体的に形成さ
れている。また、基部の先端部側には円周方向に
切欠溝32,32′が設けられている。
第5図には、所謂バナナ形状に形成された接触
子22と、この接触子22に対して一体的に連設
された支持片36とが示されている。これらの各
メンバーは、たとえば、金属板を打抜き、曲げ加
工することにより一体的につくることができる。
なお、この支持片36にリード線26の芯線24
を圧着固定するような場合には、例えば点線で示
されるような爪部37を設けておき、この爪部3
7を矢印方向に曲げればよい。
次に、このプラグの組立手順について説明する
と、まず、リード線26の芯線24と支持片36
を半田付けもしくはかしめにより電気的および機
械的に接続する。次いで、接触子22内に上記コ
ア20を挿入する。これにより、接触子22の先
端部から絶縁性コア20の先端部20bが突出
し、コア20の先端部に続くステム部分に接触子
33が配設され、支持片36がコア20の切欠部
30に入る。しかるのち、リード線26の図示さ
れない端部側からカバー18を挿通してコア20
をカバー18内に収納し、コア20の基部の雄ネ
ジ部20aと、カバー18の雌ネジ部18aとを
螺合することにより、第2図に示されるようにカ
バー付プラグが形成される。この螺合は、コア2
0の先端部の溝28を利用してドライバなどによ
り行なうこともできるし、コア基部の先端部側に
設けられた円周方向の切欠溝32,32′を利用
し、この溝32,32′に嵌合する突出部を有す
る治具によりコア20側を固定し、プラグカバー
18を回転させることによつても行なうことがで
きる。コア20がプラグカバー18内に十分螺合
された状態においては、2つの脚20cがテーパ
部18cに沿つて曲げられ、その爪片20dがリ
ード線26の外被に食い込むため、リード線26
は確実に固定される。この螺合を緩めると脚20
cはその弾性によつて開くので、リード線26を
容易に交換することができる。この実施例におい
ては、上記脚20cが2つ設けられた場合につい
て示されているが、この数に限定されるものでは
なく、また矢尻状の突起20dについても、要は
リード線26の回り止めと抜け止め作用を有する
ものであればよいから、例えば三角すい又は四角
すいの突起などその形状を任意に設計できること
は当然である。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、カバーは、接触子およびリード
線とは別個に成形され、それらに対して螺合など
により着脱自在に取り付けられるので、製造工程
が簡略化されて製造コストが下がるとともに、リ
ード線の断線などの場合にも、カバーを簡単に取
りはずして修理することができる。また、接触子
の端部には電気絶縁性のコア先端が突出している
ため、誤つて導体をそのカバー内に入れても直接
接触子に触れる心配がない。したがつて、カバー
の安全寸法をそれに応じて短くすることができ、
テスタ等の本体側機器の薄形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカバー付きプラグを示す一部切
欠図、第2図ないし第5図はいずれもこの考案に
よるカバー付きプラグの実施例に係り、第2図は
その一部切欠図、第3図はカバーの縦断面図、第
4図は電気絶縁性コアの斜視図、第5図は接触子
部材の斜視図である。 図中、18はプラグカバー、18a,20aは
ネジ部、18bは透孔、18cはテーパ部、20
は電気絶縁性コア、20bは先端部、20cは
脚、20dは爪片、22は接触子、26はリード
線である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 接触子が筒状の電気絶縁性カバーにより覆われ
    ているカバー付きプラグにおいて、前記カバー内
    には、該カバーに対して着脱可能に取り付けられ
    る電気絶縁性コアを有し、該コアの先端部を残し
    て該コアの外周部には接触子が配設されてなり、 前記カバーには、内側面のほぼ中央部に刻設さ
    れた雌ネジ部と該雌ネジ部の後端から後方に向つ
    て縮径するように連設されたテーパ部と該テーパ
    部の端部から前記カバーの後端部に向けて穿設さ
    れたリード線挿通用の透孔とを備え、 前記コアには、前記カバーの雌ネジ部と螺合す
    る雄ネジ部と該雄ネジ部の後端部から、その軸方
    向に沿つて延在しかつ先端部に爪片が形成されて
    なる複数の脚とが設けられており、該脚の端部の
    各々は、前記テーパ部により強制的に内側に偏寄
    させられて、前記透孔内に挿通されているリード
    線を挾持することを特徴とするプラグ。
JP11239083U 1983-07-20 1983-07-20 プラグ Granted JPS6021182U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11239083U JPS6021182U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 プラグ

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JP11239083U JPS6021182U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 プラグ

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Publication Number Publication Date
JPS6021182U JPS6021182U (ja) 1985-02-14
JPH0121505Y2 true JPH0121505Y2 (ja) 1989-06-27

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JP11239083U Granted JPS6021182U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 プラグ

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