JP6477299B2 - ウインドスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロフォンの風雑音を低減するウインドスクリーンに関するものである。
従来より、風雑音を低減するため、マイクロフォンに取り付けられるウインドスクリーンが知られている(特許文献1、2)。風雑音には、屋外における風の風圧により発生する風切音、人が破裂音(ポップ音)を発生する際に生じる風圧に起因するものなどがある。マイクロフォンには、ダイナミック型やコンデンサ型など各種のものがある。これらの種類のマイクロフォンの集音部には、音を電気信号に変換するために、空気振動により変形するダイヤフラム(振動膜)等が設けられている。風雑音は、主としてダイヤフラム等が設けられた集音部に直接的に比較的強い風が吹き付けられることによって発生する。また、風切音は、集音部が風圧を受けなくても風の音として拾うことがある。
ウインドスクリーンとしては、スポンジ等の発泡樹脂を使用した発泡樹脂タイプや、フェイクファー等の毛皮素材を使用した毛皮タイプが知られている。ウインドスクリーンが風雑音を低減するメカニズムは、次のようなものである。
まず、発泡樹脂タイプの場合、発泡樹脂内の気泡によって生じた孔から風の流路が形成される。気泡は無秩序に配列されるため、発泡樹脂内において流路は屈曲を繰り返す。発泡樹脂内に進入した風は、屈曲した流路を通過する際に、気泡間に存在する樹脂と衝突を繰り返す。この衝突時の抵抗により、風の運動エネルギーが樹脂を変形させるエネルギーに変換されて吸収される。また、流路が狭いほど空気の流れに対する抵抗が大きく、この抵抗によって風の運動エネルギーが吸収される。これにより、集音部が直接的に受ける風圧が低減されるため、風雑音が防止される。
また、毛皮タイプの場合は、風の運動エネルギーを、毛皮素材の多数の毛を靡かせる運動エネルギーに変換することにより、風の運動エネルギーを一部吸収する。これにより、集音部が直接的に受ける風圧が低減されて、風雑音が防止される。
実用新案登録第2556282号 特開平11−275672号公報
マイクロフォンの形態としては、例えば、ハンドマイクや撮影などに用いられるいわゆるガンマイクなどのコンベンショナルな形態が周知であり、ウインドスクリーンはこうしたマイクロフォンに取り付けられて用いられるのが一般的である。
また、近年においては、マイクロフォンの形態も多様化してきており、従来のコンベンショナルな形態のマイクロフォンの他に、携帯型電子機器に内蔵されたり、あるいは外付けにより搭載されて使用される小型のマイクロフォンも知られている。小型のマイクロフォンが搭載される携帯型電子機器としては、記録メディアにICメモリを使用した音声記録装置(ICレコーダーなどと呼ばれる)、デジタルカメラ、スマートフォンなどがある。このような小型のマイクロフォンは、例えば、外形サイズが数cm程度になる。
こうした小型のマイクロフォンにも高性能化のニーズが増加しつつあり、小型のマイクロフォンの開発現場においても、風雑音の低減は性能向上が要求される検討項目の一つになりつつある。そこで、こうした小型のマイクロフォンに取り付け可能な小型のウインドスクリーンの開発が検討されている。
発明者の検証によれば、従来の発泡樹脂タイプや毛皮タイプのウインドスクリーンにおいて、風雑音の低減効果を得るにはある程度体積を大きくする必要があり、発泡樹脂タイプや毛皮タイプでは、外形サイズを数cm程度に小型化すると、風雑音の十分な低減効果が得られないことがわかった。これは、以下の理由によると考えられる。
発泡樹脂タイプでは、上述のとおり、発泡樹脂内の気泡によって形成される流路の屈曲等によって風に対する抵抗を発生させることにより、風の運動エネルギーを吸収して、風雑音を低減する。
こうした発泡樹脂においては単位体積当たりの気泡の量が素材によってほぼ決まっているため、外形サイズを数cm程度にすると、発泡樹脂内の屈曲した流路を風が通過する際に気泡間に存在する樹脂との衝突回数が減少する。これが、風雑音の低減効果を得ることができなくなる原因と考えられる。
発泡樹脂タイプを改良するアイデアとして、発泡樹脂内の気泡を微細化することにより、気泡の密度を低下させることも考えられるが、こうすると、風雑音の低減効果は上がるが、柔軟性の無い剛体に近くなるため、音を伝達する(空気の振動を伝達する)という基本性能が著しく低下し、ウインドスクリーンの必要条件を欠くことになってしまう。また、発泡樹脂の気泡を微細化するには、技術的に限界があると考えられる。
毛皮タイプは、風の運動エネルギーを、毛皮素材の毛を靡かせる運動エネルギーに変換して吸収するため、数cm程度の外形サイズでは、風雑音の低減効果を得るために必要な毛の長さや量を確保できないことが原因と考えられる。
このように、発泡樹脂タイプや毛皮タイプのウインドスクリーンでは、小型のマイクロフォンにおいて風雑音の低減効果が得られないという問題があった。
本発明は、小型のマイクロフォンにおいても風雑音の低減効果が得られるウインドスクリーンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のウインドスクリーンは、マイクロフォン用のウインドスクリーンであって、複数の粒子と、封入体とを備える。封入体は、通気性を有する素材で形成され、内部において粒子を移動自在に封入する。
粒子の粒径の範囲は、下限は、封入体の通気孔の開口径よりも大きく、上限は、粒子の体積と封入体の最大容積との体積比が1/100になる値以下であることが好ましい。
封入体の少なくとも一部は、水滴を遮断し、かつ水蒸気を透過する素材であり、水蒸気を透過する大きさの通気孔を有していることが好ましい。粒子の粒径は、100μmより大きいことが好ましい。
封入体は、ケース本体と、封入膜とを有していることが好ましい。ケース本体は、マイクロフォンに取り付けられたときにマイクロフォンの集音部の前方に開口部が配置される。封入膜は、水蒸気を透過する大きさの通気孔を有している素材で形成され、開口部を塞ぐ。
ケース本体は、少なくとも軸方向の両端に2つの開口部が形成された筒形状であり、封入膜は、各開口部にそれぞれ設けられることが好ましい。
封入体は、全体が水蒸気を透過する大きさの通気孔を有している素材で形成されることが好ましい。封入体は、外縁部を貼り合わせることにより、粒子を封入する内部空間を形成する2枚の封入膜で構成されることが好ましい。
2枚の封入膜を貼り合わせた状態で保持する保持枠を有していることが好ましい。マイクロフォンに着脱自在に取り付けるための取り付け部を備えていることが好ましい。
本発明によれば、風の運動エネルギーの一部が、粒子を流動させる運動エネルギーに変換されるので、粒子によって風の運動エネルギーが一部吸収される。これにより、小型のマイクロフォンにおいても風雑音の低減効果を得ることができる。
本発明のウインドスクリーンとウインドスクリーンが取り付けられる音声記録装置とを示す斜視図である。 外装ケースに対するマイクロフォンの取り付け構造を示す斜視図である。 マイクロフォン及びウインドスクリーンの分解斜視図である。 マイクロフォン及びウインドスクリーンの要部断面図である。 ウインドスクリーンの取り付け部の構成を示す斜視図である。 封入膜の開口径と粒子の粒径の下限との関係を説明する説明図である。 封入室の容積と粒子の粒径の上限との関係を説明する説明図である。 風の運動エネルギーの一部が粒子の運動エネルギーに変換される状態を説明する要部断面図である。 全体が防水透湿性素材で形成される封入体を備えた第2実施形態のウインドスクリーンを示す斜視図である。 全体が防水透湿性素材で形成される封入体を備えた第2実施形態のウインドスクリーンを示す要部断面図である。 封入体を保持する保持枠を備えた第2実施形態の変形例のウインドスクリーンを示す斜視図である。 封入体を保持する保持枠を備えた第2実施形態の変形例を示す要部断面図である。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明に係るウインドスクリーン1は、例えば、音声記録装置2に対して取り付けて使用される。音声記録装置2は、外装ケース3と、左のマイクロフォン4と、右のマイクロフォン5とを備える。この音声記録装置2は、左右のマイクロフォン4,5で変換した音の電気信号(アナログ信号)を、デジタル信号化した上で、ICメモリなどの記録メディアに記録する装置である。
外装ケース3は、前カバー6と後カバー7とから構成されている。外装ケース3の内部には、音声記録装置2の各部を統括的に制御する制御回路8が設けられている。また、外装ケース3の内部には、メモリカードなどの記録メディア9が着脱可能に収納されており、マイクロフォン4,5で変換された音は、制御回路8によりデジタル信号化された音声データとして記録メディア9に記録される。
外装ケース3には、LCD11、録音/録音一時停止ボタン(以下、録音ボタンと称する)12、再生/再生一時停止ボタン(以下、再生ボタンと称する)13、停止ボタン14、メニューボタン15、操作ボタン16、USB端子17、内蔵スピーカ(図示せず)等が設けられている。
録音ボタン12が押圧されると、制御回路8によりマイクロフォン4,5が駆動されて録音が開始される。録音中に録音ボタン12が押圧されると、録音が一時停止される。
再生ボタン13が押圧されると、記録メディア9内の音声データの再生が行われ、再生中に再生ボタン13が押圧されると、再生が一時停止される。再生された音声データは、例えば内蔵スピーカに送られ、音が出力される。
メニューボタン15が押圧されると、LCD11に、各種設定を行うための設定画面が表示される。LCD11には、設定画面の他に、再生する音声データを選択する選択画面が表示される。操作ボタン16を操作して各種設定及び選択を行う。
USB端子17は、USBケーブルの一端が接続される。USBケーブルを介して音声記録装置2とパーソナルコンピュータとを接続することにより記録メディア9内の音声データをパーソナルコンピュータに取り出したり、パーソナルコンピュータ内の音声データを音声記録装置2に取り込んだりすることができる。
外装ケース3は、例えば縦長の直方体形状である。外装ケース3は、上側の両角に貫通孔20a(図2参照)及び貫通孔20bが形成されている。マイクロフォン4,5は、外装ケース3の内部から貫通孔20a,20bを貫通して斜め上方に突出するV字状に配設されている。外装ケース3のサイズは、例えば、数cm〜十数cm程度の大きさであり、マイクロフォン4,5の外径は、例えば、1cm前後である。
図2に示すように、マイクロフォン4,5は連結部材21を介して互いに連結された状態で外装ケース3に保持される。連結部材21は、V字状の支持部22と、この支持部22の両端に配された一対の固定部23a,23bとを有する。固定部23a,23bは、マイクロフォン4,5よりも1回り外径の大きい円板状であり、マイクロフォン4,5がそれぞれ固定される。
本実施形態では、マイクロフォン4,5として、例えばコンデンサ型のものが用いられる。なお、以下では、左のマイクロフォン4と、この左のマイクロフォン4に対して着脱自在に取り付けられるウインドスクリーン1の構成を中心に説明するが、右のマイクロフォン5も左のマイクロフォン4と同様の構成であり、左のマイクロフォン4と同様にウインドスクリーン1が着脱自在に取り付けられる。
図3に示すように、マイクロフォン4は、音を電気信号に変換する集音部26と、集音部26を保持するホルダ27とを備える。ホルダ27は、外枠28と、メッシュ部材29と、内枠30と、ベース部材31とを備える。なお、以下の説明では、マイクロフォン4に対してウインドスクリーン1が取り付けられる側の端または端部をそれぞれ「先端」、「先端部」といい、ウインドスクリーン1とは反対側であり、固定部23aが位置する側の端または端部をそれぞれ「基端」、「基端部」という。
集音部26は、音響トランスデューサとも呼ばれ、図示しない配線により制御回路8と電気的に接続されている。この集音部26は、コンデンサを構成するダイヤフラム(振動膜)及び固定電極を有し、ダイヤフラム及び固定電極間に予め電気を貯めておき、音を受けてダイヤフラムが振動すると電圧が変化して電気信号を出力する。
図4に示すように、ホルダ27は、円板状の集音部26を内部に保持する。内枠30は、円筒状の弾性部材である。内枠30の内周面側には、集音部26を保持する大径部30aと、大径部30aの先端及び基端側に位置し大径部30aよりも内径が小さい小径部30b,30cとを有する。集音部26は、小径部30bまたは小径部30cを押し広げながら内枠30の内部に押し込まれて大径部30aに保持される。
外枠28は、基端側よりも先端側の外径及び内径が小さい段差を有する円筒状に形成され、先端側内周面28aに内枠30を保持する。外枠28の先端には内枠30の外径よりも内径が小さく形成された抜け止め部28cを有する。メッシュ部材29は、内枠30と同じ外径の円板状であり、金属板に複数の貫通孔を孔開け加工したパンチングメタルが用いられる。メッシュ部材29は、抜け止め部28cと内枠30との間に保持される。
外枠28は、基端側外周面28dから基端側内周面28eに貫通するネジ挿入孔28fを有する。基端側内周面28eには、ベース部材31が嵌合する。ベース部材31の外周面31aには、ネジ挿入孔28fと対応する位置にネジ孔31bを有する。基端側内周面28eにベース部材31が嵌合された状態で、ネジ挿入孔28fを介して連結ネジ32をネジ孔31bに螺合させることによりベース部材31が外枠28にネジ止めされる。
外枠28は、基端側外周面28dから突出するネジ止めボス33(図5参照)が設けられている。ネジ止めボス33には、貫通孔33a(図5参照)が形成されている。貫通孔33aは、固定部23aの周縁付近に形成されたネジ孔24に位置を合わせて形成されている。貫通孔33aを介してネジ孔24に固定ネジ34(図2参照)を螺合させることによりネジ止めボス33が固定部23aにネジ止めされる。
図5に示すように、外枠28の先端側外周面28bには、一対のクリック溝35が形成されている。クリック溝35は、ウインドスクリーン1を取り付けるための加工の1つであり、ウインドスクリーン1のクリックピン48と係合する。クリック溝35は、第1挿入溝35aと、第2挿入溝35bと、嵌合溝35cとを有する。第1挿入溝35aは、外枠28の先端から軸方向に沿って切り欠かれている。嵌合溝35cは、第1挿入溝35aの基端部と周方向に所定間隔を置いて形成されている。第2挿入溝35bは、第1挿入溝35aと直交し、第1挿入溝35aの基端部から嵌合溝35cに向かって周方向に切り欠かれている。
クリックピン48は、第1挿入溝35aからクリック溝35に進入して、第2挿入溝35bを通過して、嵌合溝35cに収まる。第2挿入溝35bは、第1挿入溝35a及び嵌合溝35cより幅が狭く形成されている。第2挿入溝35bは、クリックピン48の外径と同一か僅かに狭い幅で形成される。これにより、嵌合溝35cにクリックピン48が収まったときに、クリックピン48がクリック溝35から不用意に脱落することが防止される。
マイクロフォン4の組立工程では、例えば、集音部26を保持した状態の内枠30をメッシュ部材29とともに外枠28の先端側内周面28aに保持させる。さらに、外枠28の基端側内周面28eにベース部材31を嵌合させた状態で、連結ネジ32により外枠28をベース部材31にネジ止めする。これにより、内枠30は、メッシュ部材29と、ベース部材31との間に挟持された状態となり、集音部26は、内枠30を介して外枠28の内部に保持される。
以上のように組み立てられたマイクロフォン4は、固定ネジ34によりネジ止めボス33が固定部23aにネジ止めされて固定される。右マイクロフォン5についてもマイクロフォン4と同様に、ネジ止めボス33が固定部23bにネジ止めされて固定される。
図3及び図4に示すように、ウインドスクリーン1は、複数の粒子41と、粒子41を封入する封入体としてのケース42とを備える。ケース42は、外カバー43、メッシュ部材44、ケース本体45、封入膜46,47を備える。
ケース本体45は、円筒形状であり、粒子41を封入するための封入室45aが先端側に、ホルダ27と嵌合するための嵌合部45bが基端側に形成されている。ケース本体45の軸方向の両端には、先端側開口部45c及び基端側開口部45dが形成されている。先端側開口部45c及び基端側開口部45dは、ケース本体45がマイクロフォン4に取り付けられたとき、集音部26の前方に配置される。嵌合部45bは、封入室45aの内径よりも大きく、ホルダ27の先端側外周面28bに合わせた内径に形成されている。
図5に示すように、嵌合部45bには、一対のクリックピン48が設けられている。嵌合部45b及び一対のクリックピン48は、左右のマイクロフォン4,5にウインドスクリーン1を着脱自在に取り付けるための取り付け部を構成する。一対のクリックピン48は、ケース本体45の周方向において、ホルダ27のクリック溝35の位置と対応する位置に配されている。
封入膜46,47は、音を伝達する必要があるため、通気性を有する素材で形成されている。より具体的には、水滴を遮断し、かつ水蒸気を透過する防水透湿性素材で形成される。封入膜46,47は、水蒸気を透過する大きさの通気孔を有しており、通気孔を通じて風が透過する。この防水透湿性素材としては、例えばWLゴア&アソシエイツ社が製造販売するGORE(登録商標)またはGORE−TEX(登録商標)が用いられる。防水透湿性素材は、水滴(100μm〜300μm)を透過させず、水蒸気(約0.38nm)を透過させることから、通気孔の開口径は100μm以下に形成されている。
封入膜46,47は、先端側開口部45c及び基端側開口部45dよりも大きく、ケース本体45の外径よりも小さい円板状に形成されている。封入膜46,47は、複数の粒子41が入れられた封入室45aの先端及び基端に、例えば接着などにより固定され、先端側開口部45c及び基端側開口部45dを塞ぐ。これにより、封入室45aが閉鎖され、封入室45a内において粒子41が移動自在に封入される。
粒子41は、球状または略球状の粒子であり、樹脂または金属などで形成されている。粒子41としては、例えば住友精化株式会社が製造販売するフロービーズ(登録商標)が用いられる。粒子41の粒径の範囲は、下限は、封入膜46、47の通気孔の開口径よりも大きく、上限は、粒子41の体積と封入室45aの最大容積との体積比が1/100になる値以下である。
粒子41の粒径の下限値は、粒子41が封入室45a内から漏れてしまわないように、通気孔の開口径よりも大きい値が規定される。一方、粒径の上限値は、空気の振動を集音部26に伝達可能で、かつ、風圧を受けた粒子41が封入室45a内で移動することにより、風の運動エネルギーを効率的に吸収できる大きさはどの程度が適切かを基準に決定される。
例えば、粒径が大きすぎると、封入室45a内における粒子41の移動範囲が制限されてしまうため、効率的に風の運動エネルギーを吸収することができない。そのため、粒径は、封入室45aの大きさに対して、大きすぎないことが必要である。極端な例で言えば、粒子41が、封入室45aの容積と同程度の大きさである場合、集音部26の前面を剛体で塞ぐのと同様の結果となるため、ウインドスクリーン1の役割を果たさない。このように、粒径の上限値は、封入室45aの容積との関係で変化すると考えられるため、封入室45aの容積に対する割合として決定される。
上記基準を満たす値として、粒子41の体積と封入室45aの最大容積との体積比が1/100(封入室45aの最大容積を1とした場合に、粒子41の体積が1/100)になる値としている。この程度の粒径を持つ粒子41であれば、粒子41間に、空気の振動を伝達する隙間を十分に確保できるとともに、封入室45aにおいて、風の運動エネルギーを吸収するための粒子41の移動範囲も確保することができる。
具体的には、図6に示すように、封入膜46,47が形成される防水透湿性素材の通気孔の開口径D1が100μmだとすると、粒子41の粒径D2の下限は、100μmより大きい。
また、図7に示すように、封入室45aの最大容積が、例えば1cm(=1000mm)の場合、封入室45aの最大容積との体積比が1/100となる粒子41の体積は10mmである。そのため、粒子41の粒径D2の上限値は、約2.15(10の三乗根)mmとなる。このような粒径の範囲を満たす粒子41として、上述したフロービーズ(登録商標)のCL2507(商品名;粒径180μm)、CL5007(商品名;粒径360μm)、CL8007(商品名;粒径600μm)などを用いることができる。
粒子41の粒径や量を調節することで、風雑音の低減効果を調節することができる。そのため、必要な風雑音の低減効果を考慮して、粒子41の粒径や量は適宜調節される。
外カバー43は、ホルダ27の基端側外周面28dに合わせた外径の円筒形状に形成され、内周面43aにケース本体45を保持する。外カバー43は、先端側の開口部の径がケース本体45の外径よりも小さく形成されている。これにより、外カバー43の先端にはケース本体45の前面の外縁の一部を覆う抜け止め部43bが形成される。抜け止め部43bの基端側には、メッシュ部材44を嵌め込むための凹部43cが形成されている。
メッシュ部材44は、メッシュ部材29と同様のパンチングメタルが用いられ、封入膜46と同じ外径の円板状に形成されている。メッシュ部材44は、凹部43cに嵌め込まれるとともに、封入膜46と、抜け止め部43bとの間に保持される。
外カバー43は、外周面43dから内周面43aに貫通するネジ挿入孔43eを有する。内周面43aには、ケース本体45の外周面45eが嵌合する。外周面45eには、ネジ挿入孔43eと対応する位置にネジ孔45fを有する。内周面43aに外周面45eが嵌合された状態で、ネジ挿入孔43eを介して連結ネジ49をネジ孔45fに螺合させることにより外カバー43がケース本体45にネジ止めされる。
ウインドスクリーン1の組立工程では、例えば、先端側開口部45cが封入膜46で塞がれる。その状態で封入室45aへ複数の粒子41が入れられる。粒子41が入れられた後、基端側開口部45dが封入膜47で塞がれる。これにより、封入室45a内に粒子が封入される。さらに、粒子41が封入されたケース本体45をメッシュ部材44とともに外カバー43の内周面43aに保持させた状態で、連結ネジ49により外カバー43をケース本体45にネジ止めする。これにより、ケース本体45は、外カバー43の内部に保持される。
ウインドスクリーン1を左右のマイクロフォン4,5に取り付けるには、先ず、クリック溝35の第1挿入溝35aとクリックピン48の位置を合わせて、クリックピン48を第1挿入溝35aに挿入して、ウインドスクリーン1をホルダ27に被せる。そして、ウインドスクリーン1の基端がホルダ27に当接する位置まで嵌合させていくと、クリックピン48が第1挿入溝35aの基端に到達する。この位置からホルダ27に対してウインドスクリーン1を周方向に回転させると、クリックピン48が第2挿入溝35bを通って。嵌合溝35cに嵌合する。これにより、ウインドスクリーン1が周方向及び軸方向に位置決めされ、左右のマイクロフォン4,5に取り付けられる。
また、ウインドスクリーン1を左右のマイクロフォン4,5から取り外すには、左右のマイクロフォン4,5に対して、取り付け時とは逆方向にウインドスクリーン1を回転させる。クリックピン48が第2挿入溝35bを通過した後、ウインドスクリーン1を第1挿入溝35aに沿って軸方向に移動して、左右のマイクロフォン4,5から取り外す。
次に、ウインドスクリーン1の作用について説明する。ウインドスクリーン1は、屋外など、風雑音が発生しやすい状況下で音声記録装置2による録音を行う際、左右のマイクロフォン4,5に取り付けられる。
屋外などで風が発生すると、左右のマイクロフォン4,5に取り付けられたウインドスクリーン1には風が吹き付けられる。図8に示すように、メッシュ部材44を通過し、封入膜46を透過した風が封入室45a内に進入する。封入室45a内に進入した風は、封入室45a内において、粒子41に衝突して、粒子41を移動させる。これにより、風の運動エネルギーが、粒子41を流動させる運動エネルギーに変換されて、粒子41によって風の運動エネルギーが一部吸収される。このため、集音部26のダイヤフラムが直接的に受ける風圧が低減されて風雑音が防止される。
また、音源からの音(空気の振動)は、封入膜46,47で塞がれた封入室45aを通じて集音部26に到達する。粒子41の粒径を、粒子41の体積が封入室45aの最大容積の1/100となる値以下にしているため、封入室45a内において複数の粒子41間の隙間が十分に確保されるため、音の伝達が妨げられることもない。そのため、ウインドスクリーン1を取り付けた状態でも良好な音質での録音が可能である。
発明者の検証によれば、こうした粒子41を用いたウインドスクリーン1により、従来の発泡樹脂タイプや毛皮タイプのウインドスクリーンと比較して、小型にしても、同等の風雑音の防止効果が得られることが確認できた。これは、以下の理由によると考えられる。
上述のとおり、発泡樹脂タイプは、空気の流路となる気泡を有する発泡樹脂が発生する抵抗力で風の運動エネルギーを吸収することによって、毛皮タイプは、風の運動エネルギーを、毛を靡かせる運動エネルギーに変換することによって吸収して、風圧を低減する。対して、粒子41を用いたウインドスクリーン1は、風の運動エネルギーを粒子41の運動エネルギーに変換して風圧を低減する。
まず、発泡樹脂タイプは、外径サイズを数cm程度に小型化すると、気泡の割合が多くなり過ぎるなどの理由により、風に対する抵抗が減少する。そのため、小型にすると、風雑音の低減に必要な抵抗力が得られない。一方、気泡の密度を減らして風の抵抗力を高めると、発泡樹脂が柔軟性の無い剛体に近くなるため、音を伝達するというウインドスクリーンの基本性能を欠くことになってしまう。また、発泡樹脂の気泡を微細化するには、技術的に限界があると考えられる。
これに対して、粒子41を用いたウインドスクリーン1は、複数の粒子41間に生じる隙間によって空気の流路が形成される。流路となる隙間の密度は、粒子41の数や粒径などによって決まるが、密度を下げて隙間を少なくすれば、風に対する抵抗力を上げることができる。このように隙間の密度を減らして抵抗力を上げても、粒子41を用いたウインドスクリーン1では、発泡樹脂タイプと異なり、粒子41の移動により柔軟性が確保されるため、音を伝達するという基本性能を維持することができる。また、粒子41の充填量を調整することで、流路となる隙間の密度を微細化することも可能である。そのため、粒子41を用いたウインドスクリーン1は、基本性能を損なうことなく、従来の発泡樹脂タイプと比較して、小型にしても風雑音の低減効果を得ることができる。
また、毛皮タイプの毛は、粒子41と同様に流動性が高い。しかし、毛皮タイプの毛と粒子41とを比較すると、単位体積当たりの質量は、粒子41の方が重い。そのため、同じ体積で毛と粒子41とを比較した場合、毛よりも粒子41を移動させるエネルギーの方が大きく、粒子41の方が風の運動エネルギーの吸収効率が高い。そのため、毛皮タイプと比較して粒子41を用いたウインドスクリーン1の方が風雑音の低減効果が高いと考えられる。
このように、ウインドスクリーン1は、従来の発泡樹脂タイプや毛皮タイプと比較して、小型のマイクロフォンに使用しても、風雑音の低減効果を得ることができる。
上記第1実施形態において、粒子41として、フロービーズ(登録商標)を使用した例で説明したが、フロービーズ(登録商標)以外でもよく、上記粒径の範囲の条件を満たす粒子41であれば、他を用いてもよい。また、防水性透湿素材としてGORE−TEX(登録商標)等を使用した例で説明したが、もちろん、他の防水性透湿素材を用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、筒形状のケース本体45の軸方向の両端の開口部(先端側開口部45c及び基端側開口部45d)にのみ封入膜46,47を設ける構成を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、筒形状のケース本体45の側面部に内周面から外周面に通じる開口部を形成し、この開口部を塞ぐ封入膜を設けてもよい。
また、上記第1実施形態では、嵌合部45b及び一対のクリックピン48から構成される取り付け部をケース42に設けているが、これに限らず、マイクロフォンに対して着脱自在とする取り付け部であればよく、例えばホルダ27の外周面に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部をケース42の内周面側に設けてもよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、粒子41の封入体を、通気性を有する封入膜46,47とケース42とで構成した例、すなわち、封入膜を一部に設けた封入体の例で説明しているが、例えば図9及び図10に示す第2実施形態のウインドスクリーンのように、全体が防水透湿性素材で形成される封入体を使用してもよい。第2実施形態では、第1実施形態と同一の部分及び部材については同一の符号を示して説明を省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態のウインドスクリーン50は、複数の粒子41と、粒子41を封入する封入体51とを備える。封入体51は、2枚の封入膜52,53から構成される。封入膜52,53は、上記第1実施形態の封入膜46,47と同様の防水透湿性素材で形成されている。封入体51は、封入膜52,53の外縁部を貼り合わせることにより、中央部に、粒子41を封入する封入室となる内部空間が形成される。
本実施形態のウインドスクリーン50が取り付けられるマイクロフォン55は、ホルダ27を構成する外枠28の先端に一段基端側に凹んだ凹部56を設けてられている。この凹部56にウインドスクリーン50が嵌め込まれて、マイクロフォン55にウインドスクリーン50が取り付けられる。ウインドスクリーン50は、例えば、凹部56との間に粘着テープなどの粘着剤57を介して固定される。また、ウインドスクリーン50をマイクロフォン55に対して着脱自在とするために、粘着剤57は、容易に剥離可能、且つ繰り返し粘着が可能なものを用いてもよい。
封入体の全体を封入膜52,53で形成することにより、録音品質を向上することができる。マイクロフォンを使用する場合、理想的には、集音部26の前面には、物体が何も無い方が好ましい。物体が音の伝達の障害となるためである。特に、物体が剛体の場合には、その影響が大きい。第2実施形態のウインドスクリーン50は、第1実施形態のウインドスクリーン1のように剛体で形成されたケース42を用いておらず、封入体の全体が柔軟性に富む封入膜52,53で形成される。そのため、録音品質を向上する点では、第2実施形態のウインドスクリーン50の方が好ましい。
なお、上記第2実施形態では、ウインドスクリーン50を構成する封入体51をマイクロフォン55に対して取り付ける構成としているが、これに限らず、図11及び図12に示すように、封入体51と、封入膜52、53を貼り合わせた状態で封入体51を保持する保持枠54とを有し、この保持枠54をマイクロフォン55に対して着脱自在に取り付ける構成にしてもよい。この場合、2つの保持枠54は、円環状に形成され、封入膜52,53の外縁部を前後から挟持する。ホルダ27の凹部56に保持枠54が嵌め込まれて、マイクロフォン55にウインドスクリーン50が取り付けられる。
また、封入体51を保持する保持枠の別の形態としては、例えば、ホルダ27を構成する外枠28を保持枠とし、この外枠28に封入体51を保持させ、且つ外枠28を内枠30に対して着脱自在に構成してもよい。また、着脱自在に取り付けるための取り付け部として、例えば上記第1実施形態のケース42に設けた嵌合部45b及びクリックピン48を外枠28に設け、クリック溝35を内枠30に設けてもよい。あるいは、内枠30の外周面に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を外枠28の内周面側に設けてもよい。また、封入体51としては、封入膜を2枚貼り合わせたものではなく、封入膜を袋状に形成し、この内部に粒子を封入してもよい。
上記各実施形態では、コンデンサ型のマイクロフォンを例に上げているが、これに限らず、他の型式のマイクロフォンに適用してもよい。特に、ダイナミック型など、風の運動エネルギーの影響を受けやすい振動膜を有する集音部を用いたマイクロフォンに対して効果が高い。
上記実施形態では、本発明のウインドスクリーンを適用するマイクロフォンの形態として、音声記録装置に搭載されるマイクロフォンを挙げているが、これに限らず、デジタルカメラ、スマートフォンなど他の携帯型電子機器に搭載されるマイクロフォンや、ハンドマイクやガンマイクなどのコンベンショナルな形態のマイクロフォンに本発明のウインドスクリーンを適応することも可能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加えてもよいことはもちろんである。
1、50 ウインドスクリーン
4,5,55 マイクロフォン
26 集音部
27 ホルダ
41 粒子
42 ケース
45 ケース本体
45a 封入室
45c 先端側開口部
45d 基端側開口部
46,47,52,53 封入膜
51 封入体
54 保持枠

Claims (10)

  1. マイクロフォン用のウインドスクリーンにおいて、
    複数の粒子と、
    通気性を有する素材で形成され、内部において前記粒子を移動自在に封入する封入体とを備えたウインドスクリーン。
  2. 前記粒子の粒径の範囲は、下限は、前記封入体の通気孔の開口径よりも大きく、上限は、前記粒子の体積と前記封入体の最大容積との体積比が1/100になる値以下である請求項1に記載のウインドスクリーン。
  3. 前記封入体の少なくとも一部は、水滴を遮断し、かつ水蒸気を透過する素材であり、前記水蒸気を透過する大きさの前記通気孔を有している請求項2に記載のウインドスクリーン。
  4. 前記粒子の粒径は、100μmより大きい請求項3に記載のウインドスクリーン。
  5. 前記封入体は、前記マイクロフォンに取り付けられたときに前記マイクロフォンの集音部の前方に開口部が配置されるケース本体と、
    前記素材で形成され、前記開口部を塞ぐ封入膜とを、有している請求項4に記載のウインドスクリーン。
  6. 前記ケース本体は、少なくとも軸方向の両端に2つの前記開口部が形成された筒形状であり、
    前記封入膜は、各前記開口部にそれぞれ設けられる請求項5に記載のウインドスクリーン。
  7. 前記封入体は、全体が前記素材で形成される請求項4に記載のウインドスクリーン。
  8. 前記封入体は、外縁部を貼り合わせることにより、前記粒子を封入する内部空間を形成する2枚の封入膜で構成される請求項7に記載のウインドスクリーン。
  9. 2枚の前記封入膜を貼り合わせた状態で保持する保持枠を有している請求項8に記載のウインドスクリーン。
  10. 前記マイクロフォンに着脱自在に取り付けるための取り付け部を備えている請求項1〜9のいずれか1項に記載のウインドスクリーン。
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