JPH0749905Y2 - バーチカル型インナイヤホン - Google Patents
バーチカル型インナイヤホンInfo
- Publication number
- JPH0749905Y2 JPH0749905Y2 JP1989152191U JP15219189U JPH0749905Y2 JP H0749905 Y2 JPH0749905 Y2 JP H0749905Y2 JP 1989152191 U JP1989152191 U JP 1989152191U JP 15219189 U JP15219189 U JP 15219189U JP H0749905 Y2 JPH0749905 Y2 JP H0749905Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earphone
- ear canal
- adjuster
- cabinet
- ear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Headphones And Earphones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、携帯ラジオ、携帯テレビ、小型テープレコ
ーダ等の出力側で使用するバーチカル型インナイヤホン
に関し、特に、耳孔内の形状や大きさに関わらず、誰に
でもフィットし良好な音響効果が得られるバーチカル型
インナイヤホンに関する。
ーダ等の出力側で使用するバーチカル型インナイヤホン
に関し、特に、耳孔内の形状や大きさに関わらず、誰に
でもフィットし良好な音響効果が得られるバーチカル型
インナイヤホンに関する。
「従来の技術」 携帯型のラジオ、テレビ、テープレコーダ等からの電気
信号を音声や楽音に変換し、その音波を直接耳孔内に放
射するイヤホンは、耳への装着形態によって耳介全体を
イヤーパットで包み込む構造の耳覆い型と、耳介にイヤ
ーパットを押し当てるオープンエア型の多い耳のせ型
と、外耳道の入口部分に装着または外耳道に挿入して使
用するインサート型とがある。
信号を音声や楽音に変換し、その音波を直接耳孔内に放
射するイヤホンは、耳への装着形態によって耳介全体を
イヤーパットで包み込む構造の耳覆い型と、耳介にイヤ
ーパットを押し当てるオープンエア型の多い耳のせ型
と、外耳道の入口部分に装着または外耳道に挿入して使
用するインサート型とがある。
「考案が解決しようとする課題」 耳覆い型は密閉型が多く、遮音性に富んでいるが大型で
高価であり、手軽に使用する携帯型の音響機器用として
不適であった。
高価であり、手軽に使用する携帯型の音響機器用として
不適であった。
耳のせ型は低音再生性に富んでいるが、外部との遮音性
が悪く、比較的大型で高価であり、かつ、耳への圧迫感
があり手軽に使用する携帯型音響機器用として不適合で
あった。
が悪く、比較的大型で高価であり、かつ、耳への圧迫感
があり手軽に使用する携帯型音響機器用として不適合で
あった。
インサート型は、携帯型の音響機器用としては小型で安
く、手軽なために広く使用されている。
く、手軽なために広く使用されている。
しかしがながら、携帯用音響機器を使用する人々の耳孔
は、形状、大きさが様々であり、耳孔内に入らない人や
耳孔内で遊びができ、外れ易かったり、十分な音響効果
が得られないことが多々あった。
は、形状、大きさが様々であり、耳孔内に入らない人や
耳孔内で遊びができ、外れ易かったり、十分な音響効果
が得られないことが多々あった。
この考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、耳
孔の形状、大きさを問わず、誰にでもフィットし、良好
な音響効果が得られるバーチカル型インナイヤホンの提
供を目的とする。
孔の形状、大きさを問わず、誰にでもフィットし、良好
な音響効果が得られるバーチカル型インナイヤホンの提
供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の課題を解決するために、この考案においては、外
耳道入口に挿入し、音響機器からの電気信号を音響信号
に変換してイヤホンユニットより直接耳孔内に放射する
とともに使用時に前記イヤホンユニットを常に外耳道方
向に押圧するためのアジャスト手段を有するバーチカル
型インナイヤホンにおいて、上記アジャスト手段は、上
記イヤホンユニットを収納するキャビネットに対して前
後に進退自在に配され外耳道入口の後面に接する側が球
面状に成型されたアジャスターと、前記キャビネットに
内挿されるとともにこのキャビネットと前記アジャスタ
ーとの感に配され常にはこのアジャスターをキャビネッ
トから離隔する方向に付勢する付勢手段とからなり、上
記イヤホンの使用時に前記イヤホンを挿入する外耳道入
口の前面と後面のストロークに応じて前記アジャスト手
段の付勢手段を介して前記アジャスト手段のアジャスタ
ーによりストローク調整を行い、前記イヤホンユニット
を外耳道方向に押圧するようにしたことを特徴とするも
のである。
耳道入口に挿入し、音響機器からの電気信号を音響信号
に変換してイヤホンユニットより直接耳孔内に放射する
とともに使用時に前記イヤホンユニットを常に外耳道方
向に押圧するためのアジャスト手段を有するバーチカル
型インナイヤホンにおいて、上記アジャスト手段は、上
記イヤホンユニットを収納するキャビネットに対して前
後に進退自在に配され外耳道入口の後面に接する側が球
面状に成型されたアジャスターと、前記キャビネットに
内挿されるとともにこのキャビネットと前記アジャスタ
ーとの感に配され常にはこのアジャスターをキャビネッ
トから離隔する方向に付勢する付勢手段とからなり、上
記イヤホンの使用時に前記イヤホンを挿入する外耳道入
口の前面と後面のストロークに応じて前記アジャスト手
段の付勢手段を介して前記アジャスト手段のアジャスタ
ーによりストローク調整を行い、前記イヤホンユニット
を外耳道方向に押圧するようにしたことを特徴とするも
のである。
「作用」 第１図〜第３図で示す実施第１例において、バーチカル
型インナイヤホンＶは、第３図で示すように耳８の外耳
道入口81に挿入し、テープレコーダ、テーププレーヤ、
ラジオ、テレビ等からの電気信号を音声や楽音の音響信
号に変換して、直接耳孔内に放射する。
型インナイヤホンＶは、第３図で示すように耳８の外耳
道入口81に挿入し、テープレコーダ、テーププレーヤ、
ラジオ、テレビ等からの電気信号を音声や楽音の音響信
号に変換して、直接耳孔内に放射する。
この状態で、イヤホンＶのネット２は、第３図で示すよ
うに外耳道入口81の前面81Fにフィットする。
うに外耳道入口81の前面81Fにフィットする。
また、イヤホンＶのアジャスタ５のパット53は、同じく
第３図で示すように外耳道入口81の後面81Rにフィット
する。
第３図で示すように外耳道入口81の後面81Rにフィット
する。
このとき、アジャストルーム11内のクッション材４は、
外耳道入口81の前面81Fと後面81Rのストロークに応じて
圧縮される。
外耳道入口81の前面81Fと後面81Rのストロークに応じて
圧縮される。
「実施例」 続いて、この考案に係るバーチカル型インナイヤホンの
実施の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
第１図において、バーチカル型インナイヤホン（Vertic
al Type inner earphone以下イヤホンと称す）Ｖは、キ
ャビネット１と、キャビネット１のフロントに被覆した
ネット２と、キャビネット１に内蔵したイヤホンユニッ
ト３と、キャビネット１のアジャストルーム11に内挿し
たクッション材４と、クッション材４に付勢されるアジ
ャスタ５と、ネット２をキャビネット１に固定するリン
グ６とから構成されている。
al Type inner earphone以下イヤホンと称す）Ｖは、キ
ャビネット１と、キャビネット１のフロントに被覆した
ネット２と、キャビネット１に内蔵したイヤホンユニッ
ト３と、キャビネット１のアジャストルーム11に内挿し
たクッション材４と、クッション材４に付勢されるアジ
ャスタ５と、ネット２をキャビネット１に固定するリン
グ６とから構成されている。
さらに詳しく説明すると、イヤホンＶのキャビネット１
は硬質合成樹脂で成型されたもので、前面が開口され、
イヤホンユニット３を内蔵するフロントルーム12が正面
に形成されると共に、クッション材４としてのコイルス
プリング及びアジャスタ５のヘッド51を内挿するアジャ
ストルーム11が形成されている。
は硬質合成樹脂で成型されたもので、前面が開口され、
イヤホンユニット３を内蔵するフロントルーム12が正面
に形成されると共に、クッション材４としてのコイルス
プリング及びアジャスタ５のヘッド51を内挿するアジャ
ストルーム11が形成されている。
ネット２は、表面が球面状に成型され、後端縁をキャビ
ネット１のフロント外縁に嵌合し、リング６でキャビネ
ット１に固定されている。
ネット１のフロント外縁に嵌合し、リング６でキャビネ
ット１に固定されている。
キャビネット１のフロントルーム12に内蔵されたイヤホ
ンユニット３は、コード7,7で音響機器（図示しない）
に接続されて、音響機器から発せられた電気信号を音声
や楽音の音響信号に変換して直接耳孔内に放射する。
ンユニット３は、コード7,7で音響機器（図示しない）
に接続されて、音響機器から発せられた電気信号を音声
や楽音の音響信号に変換して直接耳孔内に放射する。
クッション材４としてのコイルスプリングは、比較的細
いスプリング鋼で製せられ、アジャスタ５のヘッド51を
後方に付勢する。
いスプリング鋼で製せられ、アジャスタ５のヘッド51を
後方に付勢する。
クッション材４に付勢されるアジャスタ５は、硬質合成
樹脂で成型され、第１図で示すように、アジャストルー
ム11に進退自在に内挿されたヘッド51と、アジャストル
ーム11の後面中央に穿設された穴13に摺動自在に内挿さ
れたロッド52と、後端で膨出され後面が球面に形成され
たパット53とから構成されている。
樹脂で成型され、第１図で示すように、アジャストルー
ム11に進退自在に内挿されたヘッド51と、アジャストル
ーム11の後面中央に穿設された穴13に摺動自在に内挿さ
れたロッド52と、後端で膨出され後面が球面に形成され
たパット53とから構成されている。
なお、第２図はイヤホンＶの側面図である。
このような構成からなるイヤホンＶは、第３図で示すよ
うに耳８の外耳道入口81に挿入され、テープレコーダ、
テーププレーヤ、ラジオ、テレビ等からの電気信号を音
声や楽音の音響信号に変換して、直接耳孔内に放射す
る。
うに耳８の外耳道入口81に挿入され、テープレコーダ、
テーププレーヤ、ラジオ、テレビ等からの電気信号を音
声や楽音の音響信号に変換して、直接耳孔内に放射す
る。
この状態において、イヤホンＶのネット２は、第３図で
示すように、外耳道入口81の前面81Fにフィットする。
示すように、外耳道入口81の前面81Fにフィットする。
また、イヤホンＶのアジャスタ５のパット53は、同じく
第３図で示すように外耳道入口81の後面81Rにフィット
する。
第３図で示すように外耳道入口81の後面81Rにフィット
する。
このとき、アジャストルーム11内のクッション材４は、
外耳道入口81の前面81Fと後面81Rのストロークに応じて
圧縮される。
外耳道入口81の前面81Fと後面81Rのストロークに応じて
圧縮される。
「考案の効果」 以上のように、この考案に係るバーチカル型インナイヤ
ホンは、イヤホンを挿入する外耳道入口の前面と後面の
ストロークに応じて伸縮する構造としたものである。
ホンは、イヤホンを挿入する外耳道入口の前面と後面の
ストロークに応じて伸縮する構造としたものである。
したがって、従来のように人によって挿入できなかった
り、外れ易かったりすることなく、外耳道入口の前面と
後面にフィットし、良好な音響効果が得られる。
り、外れ易かったりすることなく、外耳道入口の前面と
後面にフィットし、良好な音響効果が得られる。
また、その挿入操作も、特別な操作の必要がなく、自動
的に伸縮フィットする。
的に伸縮フィットする。
第１図はこの考案に係るバーチカル型インナイヤホンの
拡大断面図、第２図はその側面図、第３図は外耳道入口
に挿入した状態を示す側面図である。 Ｖ……バーチカル型インナイヤホン ４……クッション材 ５……アジャスタ 11……アジャストルーム 51……ヘッド 52……ロッド 53……パット
拡大断面図、第２図はその側面図、第３図は外耳道入口
に挿入した状態を示す側面図である。 Ｖ……バーチカル型インナイヤホン ４……クッション材 ５……アジャスタ 11……アジャストルーム 51……ヘッド 52……ロッド 53……パット
Claims (1)
- 【請求項１】外耳道入口に挿入し、音響機器からの電気
信号を音響信号に変換してイヤホンユニットより直接耳
孔内に放射するとともに使用時に前記イヤホンユニット
を常に外耳道方向に押圧するためのアジャスト手段を有
するバーチカル型インナイヤホンにおいて、 上記アジャスト手段は、上記イヤホンユニットを収納す
るキャビネットに対して前後に進退自在に配され外耳道
入口の後面に接する側が球面状に成型されたアジャスタ
ーと、 前記キャビネットに内挿されるとともにこのキャビネッ
トと前記アジャスターとの間に配され常にはこのアジャ
スターをキャビネットから離隔する方向に付勢する付勢
手段とからなり、 上記イヤホンの使用時に前記イヤホンを挿入する外耳道
入口の前面と後面のストロークに応じて前記アジャスト
手段の付勢手段を介して前記アジャスト手段のアジャス
ターによりストローク調整を行い、 前記イヤホンユニットを外耳道方向に押圧するようにし
たことを特徴とするバーチカル型インナイヤホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989152191U JPH0749905Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | バーチカル型インナイヤホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989152191U JPH0749905Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | バーチカル型インナイヤホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0390591U JPH0390591U (ja) | 1991-09-13 |
| JPH0749905Y2 true JPH0749905Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31698464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989152191U Expired - Fee Related JPH0749905Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | バーチカル型インナイヤホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749905Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61206389U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-26 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1989152191U patent/JPH0749905Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0390591U (ja) | 1991-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |