JPH0354990A - イヤーマイクロフォンおよびその使用方法 - Google Patents

イヤーマイクロフォンおよびその使用方法

Info

Publication number
JPH0354990A
JPH0354990A JP19088589A JP19088589A JPH0354990A JP H0354990 A JPH0354990 A JP H0354990A JP 19088589 A JP19088589 A JP 19088589A JP 19088589 A JP19088589 A JP 19088589A JP H0354990 A JPH0354990 A JP H0354990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
speaker
ear microphone
microphone
external auditory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19088589A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Motoi
許斐 勝夫
Noboru Yamaguchi
登 山口
Fujino Yamaguchi
山口 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP19088589A priority Critical patent/JPH0354990A/ja
Publication of JPH0354990A publication Critical patent/JPH0354990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気信号を音声に変換するとともに音声を電
気信号に変換する双方向通話可能なイヤーマイクロフォ
ンに関する。
(従来の技術) スピーカとマイクロフォンとを結合させて双方向通話を
可能とした器具が種々用いられている。
第5図はイヤーフオンとマイクロフォンとを組合せた従
来の器具の一例を表わした図である。
ブラグ1を経由してイヤーフオン2に伝えられた電気信
号は該イヤーフオン2で音声に変換され、その情報が伝
達される。また声はマイクロフォン3で検出されて電気
信号に変換され、プラグ1を介して外部に伝達される。
この器具は通常顎と頬に固定するため、イヤーフオンと
マイクロフォンはやや固めのプラスチックチューブ4等
で固定され、このため、未使用時にポケットに収納でき
る程度の小型化が非常に困難であること、着脱が面倒で
あること、周囲の騒音もマイクロフォンに入り、このた
め騒音下でのマイクロフォンの使用が困難であること等
の問題点がある。
第6図は、スピーカとマイクロフォンとを結合させた従
来例のひとつとして電話型の器具を示した図である。
人間の耳と口の近傍に対応する位置にそれぞれスピーカ
5とマイクロフォン6が備えられており、ケーブル7を
経由して外部との双方向通話が行なわれる。
この電話型の器具は、上記の例と異なり人体に固定され
ない代わりに通話の聞手で持っている必要があること、
また上記の例と同様に小型化が困難であること、騒音下
でのマイクの使用が困難であること等の問題点がある。
上記各種問題点を解決する一つとして人間が話した声の
振動が人骨を伝わることを利用し人間の声を空気を介し
て検出する従来の形のマイクロフォンに代えて骨伝導振
動を検出する、たとえばビエゾセンサ等の振動電気変換
素子を備えた器具が提案されている。
第7図は骨伝導振動を検出する振動電気変換素子を内蔵
した、従来のイヤーマイクロフォンの一例の内部構造を
示した断面図である(特開昭58−188994号公報
参照)。
この図の左側の突出した先端部分lOは外耳道に4.l
1人される。外部に備えられたスピーカから発せられた
音声は、パイプ11.音導管l2を通って外耳道内に導
びかれる。この音声による音導管l2の振動が骨伝導振
動検出用振動電気変換素子l3に伝達しないよう、音導
管l2はゴム等の弾性部材l4を介してこのイヤーマイ
クロフォンの本体に支持されている。振動電気変換素子
l3は、その一端13aが本体に固定され、片持ち梁と
なっている。このイヤーマイクロフォンを装看した人が
声を発すると外耳道内壁と接した部分15が骨伝導振動
により振動し、この振動が振動電気変換素子13により
検出され、検出された電気信号が音声信号としてリード
線16を介して外部に伝達される。
このようなイヤーマイクロフォンを用いると片方の耳に
装着するだけで済むため装着の煩らわしさが少なく、ま
た周囲の騒音はほとんど検出されずに装着した人の声の
みが選択的に検出され、また非常に小型化されるという
長所を有する。
(発明が解決しようとする課題) しかながら、先端部分lOが外耳道内に挿入される必要
があるためその大きさに大幅な制限を受け、このイヤー
マイクロフォン内にスピーカを直接配置することが非常
に困難であるという問題点がある。また音導管l2の非
常に近傍に振動電気変換素子l3を配置する必要があり
、音導管i2の振動が振動電気変換素子13に伝わらな
いよう、弾性部材l4の材質や形状、本体の材質や形状
等に細心の注意を払うとともに場合によっては大きな音
声を発生しないようにする等の配慮が必要であるという
問題点もある。
本発明は、上記問題点に鑑み、装着の煩らわしさが少な
いこと、周囲の騒音の影響を受けにくいこと、非常に小
型化されること等の上記イヤーマイクロフォンの長所を
生かし、かつ内部にスビ−力を配置し、かつ、このスピ
ーカと骨伝導振動を検出する振動電気変換素子との距離
を十分に離すことができるイヤーマイクロフォンを提供
することを目的とするものである。
また、近年ステレオタイプのイヤーフォンが広く普及し
てきている実情に鑑み、このステレオタイプのイヤーフ
ォンと兼用できるイヤーマイクロフォンを提供すること
も目的のひとつとするものである。
さらに、第7図に示すように従来のイヤーマイクロフォ
ンは、小さいスペースに多くの部品を配置する必要があ
り、部品点数及び組立上コスト高であるという問題点も
あった。
本発明はこのコスト高という問題点を解決することも目
的のひとつとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の第一のイヤーマイクロフォンは、耳介の形状も
しくは外耳道入口付近の耳の形状を利用して装着され、
該外耳道内に向けて音声を出力するスピーカを有する装
着部と、 該装着部から延び、該装着部が耳に装着されたとき外耳
道から外れた該外耳道近傍の顔面もしくは頭部表面に接
触する、骨伝導振動を検出して電気信号に変換する振動
電気変換素子を有する接触部とを備えたことを特徴とす
るものである。
また、本発明の第二のイヤーマイクロフォンは、前記ス
ピーカが、該スピーカの振動を吸収する弾性部材を介し
て、前記接触部につながる前記装着部本体に支持されて
いることを特徴とするものである。
さらに、本発明の第三のイヤーマイクロフォンは、ステ
レオ音声再生機能付イヤーマイクロフォンであって、一
方の耳に装着される上記第一のイヤーマイクロフォンと
、 他方の耳に装着される、上記第一のイヤーマイクロフォ
ン、もしくは、耳介の形状もしくは外耳道入口付近の耳
の形状を利用して装着され、該外耳道内に向けて音声を
出力するスピーカを有するイヤーフォンとを備えたこと
を特徴とするものである。
また、本発明のイヤーマイクロフォンの使用方法は、上
記第三のイヤーマイクロフォンノ使用方法であって、 前記振動電気変換素子を使用して骨伝導振動を検出する
とともに前記スピーカを使用して音声を出力する双方向
通話を行なう際、 骨伝導振動検出用として、一方の耳に装着される前記第
一のイヤーマイクロフォンに備えられた前記振動電気変
換素子のみを用いるとともに、音声出力用として、他方
の耳に装着される前記第一のイヤーマイクロフォンもし
くは前記イヤーフォンに備えられた前記スピーカのみを
用いることを特徴とするものである。
尚、上記「耳介の形状もしくは外耳道入口付近の耳の形
状を利用」には、耳介の形状と外耳道入口付近の耳の形
状の双方を利用することも含まれる。
(作  用) これまでのイヤーマイクロフォンは、骨伝導振動を検出
するために外耳道内にそのセンサ(振動電気変換素子)
を配置することに固執していたため、形状や寸法の制限
を大きく受けていた。しかしながら、従来の研究結果や
本発明者の実験結果によると、外耳道から外れた、該外
耳道近傍の顔面や頭部表面からも十分な感度をもって骨
伝導振動を検出することができるものであり、骨伝導振
動を検出するにあたって外耳道内にそのセンサを配置す
る必要はかならずしもないものである。
本発明の前記第一のイヤーマイクロフォンはこの点に着
目してなされたものであり、外耳道入口付近にはスピー
カを有する装着部を装着し、その装着部から延び外耳道
から外れた外耳道近傍の顔面もしくは頭部表面に接触す
る接触部を備えてその接触部に振動電気変換素子を備え
るように構威したため、形状や部品の配置の自由度が大
幅に広がり、従来のイヤーフォンと同様に内部にスピー
カを備えることができ、音質,音量の改善を図ることが
できる。また、そのスピーカから離れた位置に振動電気
変換素子を備えることができ、その分スピーカの振動が
該振動電気変換素子に伝わりにくくなるとともに、スピ
ーカの振動を吸収する弾性部材を備える場合であっても
その配置位置や形状の自由度が大幅に向上する。
また、本発明の前記第二のイヤーマイクロフォンは、前
記第一のイヤーマイクロフォンを片耳にのみ装着される
タイプのイヤーマイクロフォンとして実施する場合に特
に好適な、前記第一のイヤーマイクロフォンの一実施態
様であって、弾性部材を備えてスピーカの振動が振動電
気変換素子に伝達されるのを積極的に防止するようにし
たことにより、スピーカの音量をさらにあげてもそれが
ノイズとなって振動電気変換素子に伝達されることが一
層防止される。尚、この第二のイヤーマイクロフォンを
両耳装着タイプである前記第三のイヤーマイクロフォン
に用いることが禁止されるものではないこともちろんで
あるが、上記本発明のイヤーマイクロフォンの使用方法
を採用した場合は、上記弾性部材によりスピーカの振動
を積極的に防止する必要はない。
本発明の第三のイヤーマイクロフォンは、一方の耳には
前記第一のイヤーマイクロフォン(その一実施態様であ
る前記第二のイヤーマイクロフォンであってもよいこと
はもちろんである。)を装着し、他方の耳には、やはり
前記第一のイヤーマイクロフォンを装着するかまたはこ
の第一のイヤーマイクロフォンから振動電気変換素子を
取り除いた構戊、即ち従来から用いられている音声再生
専用のイヤーフォンを装着するように構成したため、従
来のステレオ音声再生用のイヤーフォンとしても用いる
ことができるとともに、双方向通話も可能となる。
さらに、本発明の前記第三のイヤーマイクロフォンの使
用方法は、双方向通話を行なう際は一方の耳に装着され
るイヤーマイクロフォンのスピーカは使用せずに振動電
気変換素子のみを使用し、他方の耳に装着されるイヤー
マイクロフォンまたはイヤーフォンは、もし振動電気変
換素子が装備されていたとしてもそれは使用せずにスピ
ーカのみを使用するようにしたため、スピーカと振動電
気変換素子との干渉が生じない。したがってこの干渉の
防止を考慮する必要がなく、たとえば前記第二のイヤー
マイクロフォンのような弾性部材も不要となり、部品点
数,組立工数を大幅に削減することができ、大幅なコス
トダウンを図ることができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第IA図は、本発明のイヤーマイクロフォンの外観の一
例を表わした図である。
このイヤーマイクロフォンは外耳道入口付近に装着され
る装着部20と、装着部20から延び外耳道から外れた
該外耳道近傍の顔面に接触する接触部2lを有している
。装着部20の内部にはスピーカ22が備えられ、外耳
道内へ音声を出力する。またこの装着部20には耳への
装着をソフトにするためにスポンジの覆い23が被せら
れている。また、接触部21の内部には振動電気変換素
子の一例であるビエゾセンサ24が備えられており、接
触部2lが接触する顔面から伝わる骨伝導振動が検出さ
れる。スピーカ22を振動させる音声信号およびビエゾ
センサ24で検出された音声信号はブラグ25を介して
外部と接続される。
第IB図は、第IA図に示したイヤーマイクロフォンを
耳に装着した状態を示す図である。
スピーカ22を内蔵した装着部20が、外耳道入口付近
の耳の形状を利用して該外耳道を塞ぐように装着される
。この装着により接触部21は外耳道から外れた、外耳
道近傍の顔面に接触する。
第2図は、第IA図に示したイヤーマイクロフォンの拡
大断面図である。
装着部20の内部に備えられたスピーカ22は、弾性ゴ
ム29を介してこの装着部20の本体22aに支持され
ている。このスピーカ22は外部からリード線28aを
伝達してきた電気音声信号を音声として外耳道内に出力
する。
接触部2lはその内部に空洞27を有し、この空洞27
内には、ピエゾセンサ24が、その一端24aが固定部
材28により接触部2lの本体21aに固定され他端2
4bが自由に振動するように設けられている。
このイヤーマイクロフォンを装着した者が声を発すると
その声の振動により骨が振動し接触部21と接触した顔
面が振動し、この振動が接触部21を振動させる。この
接触部2lの振動によりビエゾセンサ24の固定部材2
8により固定された側の一端24aも共に振動するが他
端24bはその慣性により振動が抑止されこのためビエ
ゾセンサ24が変形し、この変形が電気信号としてリー
ド線26bを経由して外部に伝達される。
第3図は、本発明のイヤーマイクロフォンの外観の他の
例を表わした図である。
スピーカ22′を備えた装着部21’の形状は第IA図
に示したイヤーマイクロフォンの装着部2lの形状と近
似しているが、この装着部21’から延びる接触部21
′ は耳介の後ろ側で頭部表面と接触するようにその形
状が定められている。これによりこのイヤーマイクロフ
ォンは耳介の形状および外耳道入口の形状の双方が利用
されて耳にしっかりと固定され、かつ振動電気変換素子
24′ により頭部の固い部分から骨伝導振動を検出す
るために感度の良い検出が可能となる。尚、イヤーマイ
クロフォンの固定方法として耳介の形状のみを利用し、
この場合装着部は外耳道入口に押しあてるように構成し
てもよい。
第4A図〜第4D図は、本発明のステレオ音声再生機能
付イヤーマイクロフォンの各種実施例を表わした図であ
る。
第4A図に示したステレオ音声再生機能付イヤーマイク
ロフォンは、スピーカ3lとピエゾセンサ等の振動電気
変換素子32とを有するイヤーマイクロフォン30とス
ピーカ34を備え振動電気変換素子のないイヤーフォ.
ン35とが組となり、リード線36,37を介してプラ
グ38に接続されている。これらのイヤーマイクロフォ
ン30とイヤーフオン35がそれぞれ一方、他方の耳に
装着される。イヤーフオン35はイヤーマイクロフォン
30と異なり振動電気変換素子を備える必要はないため
イヤーマイクロフォン30とその外形を変えてもよいが
、デザイン上同一の外形とすることが好ましい。イヤー
マイクロフォン30にはリード線38の接続をスピーカ
31と振動電気変換素子32とのいずれかに切り換える
ための切り換えスイッチ33が備えられており、スピー
カ31を使用するときはスピーカ34とともにステレオ
音声再生が行なわれ、振動電気変換素子32を使用する
ときは、スピーカ34との組合せにより双方向通話がが
可能となる。スピーカ31と振動電気変換素子32とは
同時に使用されることはないため、スピーカ3lの振動
を振動電気変換素子32に伝わることを抑えることを考
慮する必要は全くなく、したがってこのイヤーマイクロ
フォン30には、第3図に示した弾性ゴム29等の弾性
部材を備える必要がなく、これによりイヤーマイクロフ
ォン30の部品点数,組立工数が削減され、コストを下
げることができる。このステレオ音声再生機能付イヤー
マイクロフォンのプラグ38は従来広く市販されている
ステレオ再生用イヤーフオンのプラグと同型とすること
ができ、したがってこのステレオ音声再生機能付イヤー
マイクロフォンは従来広く市販されているステレオ再生
用イヤーフオンの役割もそのまま担うことができる。ま
た、カセットテ−プレコーダ再生機能付無線電話等にも
その適用範囲を広げることができ、このステレオ音声再
生機能付イヤーマイクロフォンのみで音楽のステレオ再
生と電話による通話との双方を行なうことができる。
第4B図に示したステレオ音声再生機能付イヤーマイク
ロフォンは、スピーカ4lと振動電気変換素子42とを
備えたイヤーマイクロフォン40とスピーカ44を備え
振動電気変換素子が装備されていないイヤーフォン45
との組合せである点は第4A図に示したステレオ音声再
生機能付イヤーマイクロフォンと同様であるが、イヤー
マイクロフォン40には切換ストッチはなく、スピーカ
4Lに接続されるリード線48aと振動電気変換素子4
2に接続されるリード線48bはそれぞれ別々にプラグ
4Bまで延び、プラグ48にスピーカ4lと振動電気変
換素子42との接続を切換える切換スイッチ49が備え
られている。このステレオ音声再生機能付イヤーマイク
ロフォンも、第4A図に示したステレオ音声再生機能付
イヤーマイクロフォンと同様に従来広く市販されている
ステレオ再生用イヤーフォンに代えて使用することもで
きる。
第4C図に示したステレオ音声再生機能付イヤーマイク
ロフォンは、2つのイヤーマイクロフォン50. 55
を一組としたものであって、各スピーカ51. 54と
各振動電気変換素子52. 59は、それぞれリード線
56a , 57a , 56b , 57bによって
互いに独立にプラグ5Bに接続され、さらに互いに独立
にこのプラグ58が挿入される機器に接続され、この機
器内において切換スイッチ、または自動的にたとえば以
下のような切換えが行なわれる。即ち、ステレオ音声再
生用として用いるときは2つのスピーカ51. 54が
使用されるとともに2つの振動電気変換素子54. 5
9の使用は禁止され、双方向通話用として用いるときは
スピーカ5lと振動電気変換素子59との組合せ、また
はスピーカ54と振動電気変換素子52との組合せが用
いられる。双方向通話では自動的には先ずスピーカ51
と振動電気変換素子59との組合せが選択され、イヤー
マイクロフォン50の装着された側の耳のそばで人の話
し声等の雑音があってその音声が聞き取りにくい場合等
に手動でスピーカ54と振動電気変換素子52の組合せ
を用いるように切換えるように構成してもよい。
第4D図に示したステレオ音声再生機能付イヤーマイク
ロフォンは、プラグ58′の形状を除き、第4C図に示
したステレオ音声再生機能付イヤーマイクロフォンと同
一である。左右のイヤーマイクロフォン50. 55の
信号の電磁的な結合を避けて分離度を向上させること等
の目的で図に示すようなプラグ58′を用いてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明第一のイヤーマイク
ロフォンは、外耳道入口付近に装着されるスピーカを内
蔵した装着部と、その装着部から延び外耳道から外れた
外耳道近傍の顔面もしくは頭部表面に接触する、振動電
気変換素子を有する接触部とを備えているため、従来の
イヤーフオンと同様に内部にスピーカが備えられて音質
,音量が改善されるとともに、そのスピーカから離れた
位置に振動電気変換素子が備えられ、その分スビ一力の
振動が伝わりにくくなる。またスピーカの振動を吸収す
る弾性部材を備える場合であってもその配置位置やその
形状の自由度が大幅に向上する。
また本発明の第二のイヤーマイクロフォンは、スピーカ
が弾性部材を介して質量大なる装着部本体に支持される
ことにより、スピーカの振動が振動電気変換素子に伝達
されるのを積極的に防止するように構成したため、スピ
ーカと振動電気変換素子との距離が離れたことと相俟っ
てスピーカの音量をさらにあげてもそれがノイズとなっ
て振動電気変換素子に伝達されることが一層防止され、
特に片耳装着用として最適となる。
さらに、本発明の第三のイヤーマイクロフォンは、両耳
に装着されてステレオ音声再生を行なうことができると
とに、少なくとも一方に振動電気変換素子を備えたこと
により、双方向通話も行なうことができる。
また、本発明の第三のイヤーマイクロフォンの使用方法
は、双方向通話を行なう際には一方の耳に装着されるイ
ヤーマイクロフォンのスピーカは使用せずにその振動電
気変換素子のみを使用し他方の耳に装着されたスピーカ
とペアで用いるようにしたため、スピーカと振動電気変
換素子との干渉は生じない。このためこの干渉の防止を
考慮する必要がなく、上記第三のイヤーマイクロフォン
の部品点数の削減,組立工数の削減を行なうことができ
、大幅なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第IA図は、本発明のイヤーマイクロフォンの外観の一
例を表わした図、 第1B図は、第1図に示すイヤーマイクロフォンを耳に
装着した状態を表わした図、 第2図は、第1図に示したイヤーマイクロフォンの拡大
断面図、 第3図は、本発明のイヤーマイクロフォンの外観の他の
例を表わした図、 第4A図〜第4D図は、本発明のステレオ音声再生機能
付イヤーマイクロフォンの各種実施例を表わした図、 第5図は、イヤーフォンとマイクロフォンとを組合せた
従来の器具の一例を表わした図、第6図は、スピーカと
マイクロフォンとを組合させた従来例のひとつとして電
話型の器具を示した図、 第7図は、骨伝導振動を検出する振動電気変換素子を内
蔵した、従来のイヤーマイクロフォンの一例の内部構成
を示した断面図である。 20・・・装着部      20a・・・装着部の本
体21・・・接触部      22・・・スピーカ2
4・・・ピエゾセンサ   25・・・プラグ28・・
・固定部材     29・・・弾性ゴム30.40.
50・・・イヤーマイクロフォン31.34,41,4
4.51.54・・・スピーカ32,42.52.59
・・・振動電気変換素子33.49・・・切換スイッチ 38.48.58,511 ’・・・プラグ区 ト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耳介の形状もしくは外耳道入口付近の耳の形状を
    利用して装着され、該外耳道内に向けて音声を出力する
    スピーカを有する装着部と、 該装着部から延び、該装着部が耳に装着されたとき外耳
    道から外れた該外耳道近傍の顔面もしくは頭部表面に接
    触する、骨伝導振動を検出して電気信号に変換する振動
    電気変換素子を有する接触部とを備えたことを特徴とす
    るイヤーマイクロフォン。
  2. (2)前記スピーカが、弾性部材を介して、質量大なる
    前記装着部本体に支持されていることを特徴とする請求
    項1記載のイヤーマイクロフォン。
  3. (3)一方の耳に装着される請求項1記載のイヤーマイ
    クロフォンと、 他方の耳に装着される、請求項1記載のイヤーマイクロ
    フォン、もしくは、耳介の形状もしくは外耳道入口付近
    の耳の形状を利用して装着され、該外耳道内に向けて音
    声を出力するスピーカを有するイヤーフォンとを備えた
    ことを特徴とするステレオ音声再生機能付イヤーマイク
    ロフォン。
  4. (4)請求項3記載のステレオ音声再生機能付イヤーマ
    イクロフォンの使用方法であって、 前記振動電気変換素子を使用して骨伝導振動を検出する
    とともに前記スピーカを使用して音声を出力する双方向
    通話を行なう際、 骨伝導振動検出用として、一方の耳に装着される請求項
    1記載のイヤーマイクロフォンに備えられた前記振動電
    気変換素子のみを用いるとともに、音声出力用として、
    他方の耳に装着される請求項1記載のイヤーマイクロフ
    ォンもしくは前記イヤーフォンに備えられた前記スピー
    カのみを用いることを特徴とする請求項3記載のステレ
    オ音声再生機能付イヤーマイクロフォンの使用方法。
JP19088589A 1989-07-24 1989-07-24 イヤーマイクロフォンおよびその使用方法 Pending JPH0354990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19088589A JPH0354990A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 イヤーマイクロフォンおよびその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19088589A JPH0354990A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 イヤーマイクロフォンおよびその使用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0354990A true JPH0354990A (ja) 1991-03-08

Family

ID=16265365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19088589A Pending JPH0354990A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 イヤーマイクロフォンおよびその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354990A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504785A (ja) * 2000-07-13 2004-02-12 マテック インコーポレイテッド オーディオヘッドセット
WO2006080517A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Akita Electronics Systems Co. Ltd. 骨導スピーカセット、電子機器、電子翻訳システム、聴覚支援システム、ナビゲーション装置、携帯電話機
WO2010116510A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 日本エムエムアイテクノロジー株式会社 マイクロフォン装置およびヘッドセット装置
US8315379B2 (en) 2004-11-10 2012-11-20 Matech, Inc. Single transducer full duplex talking circuit
WO2023007840A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 BoCo株式会社 通話装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504785A (ja) * 2000-07-13 2004-02-12 マテック インコーポレイテッド オーディオヘッドセット
US8315379B2 (en) 2004-11-10 2012-11-20 Matech, Inc. Single transducer full duplex talking circuit
WO2006080517A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Akita Electronics Systems Co. Ltd. 骨導スピーカセット、電子機器、電子翻訳システム、聴覚支援システム、ナビゲーション装置、携帯電話機
JPWO2006080517A1 (ja) * 2005-01-31 2008-06-19 株式会社アキタ電子システムズ 骨導スピーカセット、電子機器、電子翻訳システム、聴覚支援システム、ナビゲーション装置、携帯電話機
WO2010116510A1 (ja) * 2009-04-09 2010-10-14 日本エムエムアイテクノロジー株式会社 マイクロフォン装置およびヘッドセット装置
WO2023007840A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 BoCo株式会社 通話装置
JPWO2023007840A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3057731B2 (ja) 電気音響変換器及び音響再生システム
TWI551155B (zh) 應用於麥克風之骨傳導拾聲傳感器
MXPA06002815A (es) Aparato de audio.
JP2017125937A (ja) 音声信号処理装置
JP2002262377A (ja) 骨導ピックアップ素子及びそのユニット
KR20210124221A (ko) 음향 장치
JP7047773B2 (ja) 収音装置
JP2018093516A (ja) 骨伝導を利用した聴音装置
JPH0354990A (ja) イヤーマイクロフォンおよびその使用方法
JPH08195994A (ja) 骨伝導イヤホンマイク
JP3058580B2 (ja) 骨伝導音声ピックアップ装置及び通話装置
JP2022156617A (ja) 音響装置
JPH11229226A (ja) スピーカー付きヘルメット
JP2583838B2 (ja) 外耳道で骨伝導音声をピックアップする装置及び通話装置
JPS6031350Y2 (ja) 収音再生機器システム
WO2023095757A1 (ja) 音響装置
JP3246057U (ja) 骨伝導イヤホン
JPH099383A (ja) イヤホン等のイヤピース
JP3228894U (ja) 前方音声取り込み、障害音除去装置付き耳掛け型補聴器、及び、集音器。
KR200228454Y1 (ko) 도파관을 연결한 이어폰
JP7347927B2 (ja) 電気音響変換器及び音響機器
JPH09331591A (ja) 骨伝導型イヤホンマイク
JPS61177895A (ja) マイクロホン兼用ヘツドホン
JPH0112468Y2 (ja)
JP3205166B2 (ja) イヤーマイクロフォン