JPS607543Y2 - 同軸管の傾回動装置 - Google Patents

同軸管の傾回動装置

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JPS607543Y2
JPS607543Y2 JP5710978U JP5710978U JPS607543Y2 JP S607543 Y2 JPS607543 Y2 JP S607543Y2 JP 5710978 U JP5710978 U JP 5710978U JP 5710978 U JP5710978 U JP 5710978U JP S607543 Y2 JPS607543 Y2 JP S607543Y2
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JP
Japan
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spherical
conductor
coaxial tube
holder
tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP5710978U
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English (en)
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JPS54159942U (ja
Inventor
勝 狩野
Original Assignee
株式会社ヨコオ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジオ、テレビジョンなどのロッドアンテナ
、マイクロフォンのスタンドポール、その他外管と内管
を有する同軸管を傾回動自在に支持する装置に関する。
一般に、ロッドアンテナやマイクロフォンスタンドポー
ル等に用いられる同軸管は、その基部において傾回動自
在に支持される。
例えばロッドアンテナにおいては、従来、同軸管の外管
と内管との間を絶縁し、それぞれ独立した導電路を構成
するようにし、一方、マイクロフォンスタンドポールの
場合には外管が支持ポールとされ手が触れてもショート
することがないように内管のみを導電路として使用する
いずれにしても、外管および内管はいずれも金属で形成
されるのが殆んどで、また通常両管は伸縮自在に多段管
で構成される。
このような二重同軸管を傾回動自在にするには、その基
端に傾回動具を適用するのが一般的であるが、従来は、
内管で導電路を形成するために、内管の基端に導線を接
続し、これを傾回動具内を通して下方へ導いていた。
しかしながら、このような構成をとると、同軸管の傾回
動時に導線が強く引張られたり、ねじれたり、部品に巻
きついたり、部品に接して切断したりし、いずれにして
も傾回動動作に円滑を欠くような支障が生じたり、導線
がはずれたり切断したりして給電不可能になることがし
ばしばあった。
本考案は、上記事情に鑑み、問題となる導線をまったく
用いることなく、確実な給電と円滑な傾回動動作を得る
ことのできる同軸管の傾回動装置を提供しようとするも
のである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図には、本考案の第1実施例の直立状態を、また第
2図には垂平倒伏状態を示す。
この実施例は、ラジオ、テレビジョンなどのロッドアン
テナに本考案を施した一例であって、これらの図におい
て、1は本考案の装置を取付ける固定部材としてのラジ
オまたはテレビジョンの取付筐体を示す。
この取付筐体1には、筒状の保持具2を介してロッドア
ンテナ3が起伏自在に取付けられている。
ロッドアンテナ3は外管4と内管5からなる二重同軸管
をなでいる。
なお、これらの外管4および内管5は多段管として伸縮
可能にすることができる。
取付筐体1に支持された保持具2は導電性金属からなり
、取付筐体1に後述のようにして固定された導電性金属
の筒状導体すなわち、フランジ管6を中心にして回動可
能であり、これによってロッドアンテナ3は水平に36
0°旋回加能となる。
外管4は、外管本体となるアンテナ素子7と、それを一
体的に支持する導電性金属の金具8とからなっている。
アンテナ素子7はその基部を図示のようにかしめること
によって金具8に取付けられる。
金具8は、アンテナ素子7を支持する直筒部9と、この
直筒部と頚部10を介して一体をなす球形部11とから
構成されており、その球形部11は外管4の球形基部と
なり、保持具2内の上部にはめ込まれる。
球形部11がはめ込まれた保持具2は、上端部が内方に
絞られて球形部11の抜は止め作用を果たしている。
この保持具2の側壁から上端壁においてスロット12が
形成され、このスロットは、外管4の起伏に際し金具8
の頚部10を案内するものであって、外管4の水平倒伏
が可能となる寸法に形成されている。
一方、金具8の球形部11の末端は、外管4の軸線に対
し約45°の角度をなす斜面13に形成されている。
この斜面13は球形部11の中心より頚部10から遠ざ
かる方向にずれており、球形部11は半球よりは大きく
形成される。
球形部11の斜面13には絶縁材料の支持座14を介し
て球面導体15が固着されている。
この球面導体15は、球形部11より半径は小さいが、
球形部11の中心に合致する中心を有し、金具8を縦貫
する導電用ロッド16の先端に導電的に取付けられてい
る。
このロッド16は金具8の内部に設けた貫通孔内に嵌着
した絶縁管17に密にはめ込まれ、上端が内管5の一部
を構成する導電性基金具18に螺合により固着されてい
る。
基金具18はかしめにより内管5のアンテナ素子7を支
持する。
基金具18は、外管4の内部にはめ込まれて固着された
合成樹脂製絶縁部材19にはめ込まれて固定されている
保持具2の内部下方には、前記フランジ管6内に嵌合す
る小径部20と、フランジ管6のフランジ外径にほぼ相
当する外径の大径部21とからなる合成樹脂製絶縁部材
22が組込まれている。
この絶縁部材22には導電用ロッド23が縦貫固定され
ており、このロッド23の上端には導電性金属の皿ばね
24を介して球面導体15が摺動自在に圧接されている
皿ばね24は絶縁部材22の上端部に設けた突部25の
内側に形成された凹部内に収容されている。
前記フランジ管6のフランジの下面に摺接するように、
導電性の針具26が保持具2下端内部に螺合されている
フランジ管6の下端部に設けた小径おねじ部27は、取
付筐体1に形成した孔内を貫通し、小径おねじ部27に
はナツト28が取付筐体1の下側において螺合されてフ
ランジ管6を取付筐体に固定している。
ナツト28は外管用の給電ラグ29を挾持して固定する
作用をも果たしている。
絶縁部材22の小径部20の先端も、筐体1の下側にま
で突出しており、絶縁部材22の下端凹部には、前記導
電用ロッド23の下端のねじ部30に螺合するナツト3
1が収容されている。
このナツト31は内管用の給電ラグ32を取付ける機能
をも果たしている。
絶縁部材22の上部の突部25は、第1図に示すように
ロッドアンテナ3が直立状態にされた時、ならびに第2
図に示すように横倒状態にされた時のいずれにおいても
、球形部11の斜面13の一部に当接し、ロッドアンテ
ナ3のそれ以上の回動を防ぐストッパーとしての役割を
果たしている。
以上の構成からなる本考案の装置は、第1図に示すよう
に、同軸管としてのロッドアンテナ3が垂直状態に起立
された時も、また第2図に示すように、水平状態に倒伏
された時のいずれにおいても、常に外管4の球形基部と
なる金具8の球形部11が保持具2の内面に圧接され、
給電ラグ29からアンテナ素子7までが電気的接続状態
に保たれるとともに、内管5に対し電気的接続状態にす
る球面導体15が皿ばね24、ロッド23を介して給電
ラグ32まで電気的接続状態に保たれる。
このように内管側の電気的導通を保つために導線を内管
基端に接続することのない本考案の装置は、同軸管をど
のように傾回動しても電気的接続機構は常に安定した接
触状態にあり、従来のものにおけるように導線の捩れや
切断などが生じるおそれがまったくない。
なお、本考案をマイクロフォンのポールに実施して同軸
管をマイクロフォンポールとした場合には、内管のみを
導電構造として外管を強度保持用の非導電構造とするこ
とにより、同様の作用、効果が得られる。
第3図には本考案の第2実施例を示す。
この実施例では、第1実施例における絶縁部材22の上
部に相当する形状の板体40別体に形威し、保持具2に
螺合固着された金具26上記板体40との間に圧縮コイ
ルばね41を組込み、それによってフランジ管6に案内
される保持具2に下方への押圧力を与えている。
そして、第1実施例で用いた皿ばね24は省略されてい
る。
その他の部分の構造は第1実施例と同じであるので説明
は省略する。
以上に述べたように、本考案の装置は、−切導線を使用
せずに内外管とそれぞれの給電ラグまでの電気的接続を
保つことができ、特に内管側において従来不可欠であっ
た導線の使用を排除し、強固で安定した電気的接続を確
保することができるとともに、保持具自体を回動自在と
したことによって、同軸管をいかなる角度および方向に
も容易かつ迅速に向けることができ、さらに同軸管の起
伏回動の範囲の制限を同軸管と保持具のスロットとの当
接によらずに、同軸管基部の球形部の末端欠除斜面と、
保持部内部の固定絶縁部材の突部との当接によって行な
うようにしたため、保持部先端に無理な力が加わらなく
なり、装置が壊れにくいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の装置の異なる状態における縦断面図、第3図は
本考案の第2実施例の縦断面図である。 1・・・・・・固定部材(取付筐体)、2・・・・・・
保持具、3・・・・・・ロッドアンテナ、4・・・・・
・外管、5・・・・・・内管、11・・・・・・球形部
、12・・・・・・スロット、13・・・・・・斜面、
14・・・・・・絶縁支持座、15・・・・・・球面導
体、16,23・・・・・・導電用ロッド、22・・・
・・・絶縁部材、24・・・・・・皿ばね、26・・・
・・・導電性金具、28.31・・・ナツト、29,3
2・・・・・・給電ラグ、41・・・・・・圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸管3の外管4の基端部に電気的接続状態で球形部1
    1を取付け、この球形部の同軸管に対し反対の側に、同
    軸管の軸線に対し傾斜する末端欠除斜面13を形成し、
    一方、同軸管の内管5の基端部に電気的接続状態で球面
    導体15を取付け、この球面導体は、球形部の前記末端
    欠除斜面に電気的絶縁状態でかつ球形部と同心をなすよ
    うに設け、さらに球面導体15は球形部11の末端欠除
    斜面より小さく形成して球面導体のまわりに末端欠除斜
    面13が露出するようにし、球形部11は、同軸管の起
    伏回動を可能とするように保持具2内に保持し、保持具
    先端部に形成したスロット12を経て同軸管を保持具外
    に突出させ、保持具内には、前記球面導体に常時圧接す
    るように固定導体23を挿入するとともにこれに給電ラ
    グ32を設け、保持具2は固定導体まわりに回動自在に
    支持し、固定導体の外周には電気的絶縁部材22を介し
    て他の導体6を固設しこれに給電ラグ29を設け、前記
    球形部11が保持具2を介して上記性の導体6に電気的
    に接続されるようにし、前記電気的絶縁部材22の先端
    部には同軸管の起伏回動の2つの終端位置で球形部の露
    出した斜面13に当接して起伏回動の範囲を定める突部
    25を形成してなる同軸管の傾回動装置。
JP5710978U 1978-04-28 1978-04-28 同軸管の傾回動装置 Expired JPS607543Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54159942U JPS54159942U (ja) 1979-11-08
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ID=28954674

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