JPH06215294A - 交差点情報伝達装置 - Google Patents
交差点情報伝達装置Info
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- JPH06215294A JPH06215294A JP420093A JP420093A JPH06215294A JP H06215294 A JPH06215294 A JP H06215294A JP 420093 A JP420093 A JP 420093A JP 420093 A JP420093 A JP 420093A JP H06215294 A JPH06215294 A JP H06215294A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、車両側装置を小形化すると共に
運転者に必要情報を短時間且つ容易に認識させる交差点
情報伝達装置を得る。 【構成】 交差点の交通状況を複数方向からの画像Gと
して撮影する撮像手段4と、画像を情報分割処理して送
信用に符号化された第1及び第2の画像信号G1及びG
2を出力するコントローラ5と、交差点から近い第1の
情報伝達領域に設置されて第1の画像信号を送信する第
1の送信機31と、交差点から遠い第2の情報伝達領域
に設置されて第2の画像信号を送信する第2の送信機3
2と、道路上を走行する車両に搭載されて第1及び第2
の送信機からの送信信号Jを受信する受信機と、車両に
搭載されて受信機からの受信信号を復調して画像化する
ための表示制御装置と、車両に搭載されて表示制御装置
により画像化された受信信号を表示する表示装置とを設
けた。
運転者に必要情報を短時間且つ容易に認識させる交差点
情報伝達装置を得る。 【構成】 交差点の交通状況を複数方向からの画像Gと
して撮影する撮像手段4と、画像を情報分割処理して送
信用に符号化された第1及び第2の画像信号G1及びG
2を出力するコントローラ5と、交差点から近い第1の
情報伝達領域に設置されて第1の画像信号を送信する第
1の送信機31と、交差点から遠い第2の情報伝達領域
に設置されて第2の画像信号を送信する第2の送信機3
2と、道路上を走行する車両に搭載されて第1及び第2
の送信機からの送信信号Jを受信する受信機と、車両に
搭載されて受信機からの受信信号を復調して画像化する
ための表示制御装置と、車両に搭載されて表示制御装置
により画像化された受信信号を表示する表示装置とを設
けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路側に設置された
画像処理及び送信装置から車両に搭載された受信及び表
示処理装置に情報伝達し、交差点の交通状況を画像情報
として運転者に報知する交差点情報伝達装置に関し、特
に車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な交通状
況情報を短時間に且つ容易に認識させることができる交
差点情報伝達装置に関するものである。
画像処理及び送信装置から車両に搭載された受信及び表
示処理装置に情報伝達し、交差点の交通状況を画像情報
として運転者に報知する交差点情報伝達装置に関し、特
に車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な交通状
況情報を短時間に且つ容易に認識させることができる交
差点情報伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の侵入による交差点での交
通事故を減少させるために、交差点手前の道路側装置か
ら走行中の車両側装置に対して情報通信を行い、交差点
に進入直前の車両運転者に交差点の交通状況を報知する
ようにした交差点情報伝達装置が提案されている。
通事故を減少させるために、交差点手前の道路側装置か
ら走行中の車両側装置に対して情報通信を行い、交差点
に進入直前の車両運転者に交差点の交通状況を報知する
ようにした交差点情報伝達装置が提案されている。
【0003】図4〜図6は、例えば機械システム振興協
会が自動車走行電子技術協会に委託して平成4年3月に
公表した「スーパースマートビークルシステム(SSV
S)に関する調査報告書」の第215頁に参照される、従来
の交差点情報伝達装置の概略を図式的に示す説明図であ
る。
会が自動車走行電子技術協会に委託して平成4年3月に
公表した「スーパースマートビークルシステム(SSV
S)に関する調査報告書」の第215頁に参照される、従来
の交差点情報伝達装置の概略を図式的に示す説明図であ
る。
【0004】図4は「車両挙動状況(死角)の伝達」の例
を示しており、1は情報収集対象となる交差点である。
2は交差点1から約200m手前の道路領域に設定された高
知能化対象ゾーンと呼ばれる情報伝達領域であり、例え
ば信号1回待ちの車両行列に相当する領域である。交差
点1の近傍には、図示しないが、画像センサ等の撮像手
段と、車両に対する送信画像信号を生成するためのコン
トローラとが設置されており、情報伝達領域2は車両挙
動計測ゾーンとして機能している。
を示しており、1は情報収集対象となる交差点である。
2は交差点1から約200m手前の道路領域に設定された高
知能化対象ゾーンと呼ばれる情報伝達領域であり、例え
ば信号1回待ちの車両行列に相当する領域である。交差
点1の近傍には、図示しないが、画像センサ等の撮像手
段と、車両に対する送信画像信号を生成するためのコン
トローラとが設置されており、情報伝達領域2は車両挙
動計測ゾーンとして機能している。
【0005】3N〜3Wは情報伝達領域2の境界付近の道路
側に設置されて送信信号Jを生成する送信機であり、3N
はN(北)方向から交差点1に向かって走行中の車両に対
する送信機、3EはE(東)方向からの車両に対する送信
機、3SはS(南)方向からの車両に対する送信機、3WはW
(西)方向からの車両に対する送信機である。以下、代表
的に総称して、送信機3と記す。送信機3は、撮像手段
及びコントローラと共に道路側装置を構成している。
側に設置されて送信信号Jを生成する送信機であり、3N
はN(北)方向から交差点1に向かって走行中の車両に対
する送信機、3EはE(東)方向からの車両に対する送信
機、3SはS(南)方向からの車両に対する送信機、3WはW
(西)方向からの車両に対する送信機である。以下、代表
的に総称して、送信機3と記す。送信機3は、撮像手段
及びコントローラと共に道路側装置を構成している。
【0006】各送信機3は、道路上を走行中の車両との
間で局所ゾーン通信を行うことにより、交差点1におけ
る他の車両の挙動を交差点1から200m程度手前の車両内
の運転者に報知するようになっている。又、図示しない
が、車両には、車両側装置として周知の受信機及び表示
装置等が搭載されており、例えば、車両のフロントガラ
ス等の一部に画像情報が表示されるようになっている。
間で局所ゾーン通信を行うことにより、交差点1におけ
る他の車両の挙動を交差点1から200m程度手前の車両内
の運転者に報知するようになっている。又、図示しない
が、車両には、車両側装置として周知の受信機及び表示
装置等が搭載されており、例えば、車両のフロントガラ
ス等の一部に画像情報が表示されるようになっている。
【0007】上記文献では具体的な記載はないが、交差
点1に設置された画像センサ等で撮像された画像は、何
ら特別な処理が加えられることなく、例えば、そのまま
送信信号Jに変換されて送信機3から車両側装置に送信
されている。又、車両側で受信されて報知される交通状
況としては、画像情報そのもの、又は、単に混雑状況を
示す単純情報等が提供される。
点1に設置された画像センサ等で撮像された画像は、何
ら特別な処理が加えられることなく、例えば、そのまま
送信信号Jに変換されて送信機3から車両側装置に送信
されている。又、車両側で受信されて報知される交通状
況としては、画像情報そのもの、又は、単に混雑状況を
示す単純情報等が提供される。
【0008】又、図5は「危険な挙動の監視と警告」の
例を示しており、送信機3のみならず、情報伝達領域2
内の全体にわたって漏洩同軸ケーブルLCX(図示せず)
が設置されている。この場合、漏洩同軸ケーブルは送信
機として機能し、交差点1の200m手前から交差点1に到
達するまで、車両に対して連続的に送信信号Jを送信す
るようになっている。
例を示しており、送信機3のみならず、情報伝達領域2
内の全体にわたって漏洩同軸ケーブルLCX(図示せず)
が設置されている。この場合、漏洩同軸ケーブルは送信
機として機能し、交差点1の200m手前から交差点1に到
達するまで、車両に対して連続的に送信信号Jを送信す
るようになっている。
【0009】更に、図6は「安全な流れを作る誘導制
御」の例を示しており、コントローラが誘導機能を具備
している。この場合、車両が交差点1から200m手前まで
接近すると、進行すべき車線及び速度等の誘導情報が送
信信号Jとして受信される。従って、情報伝達領域2内
の車両は、例えば表示装置に誘導情報が表示されると共
に、道路側装置即ちコントローラ及び送信機3により、
自動的に誘導されて事故を防止するようになっている。
御」の例を示しており、コントローラが誘導機能を具備
している。この場合、車両が交差点1から200m手前まで
接近すると、進行すべき車線及び速度等の誘導情報が送
信信号Jとして受信される。従って、情報伝達領域2内
の車両は、例えば表示装置に誘導情報が表示されると共
に、道路側装置即ちコントローラ及び送信機3により、
自動的に誘導されて事故を防止するようになっている。
【0010】図6の場合、情報伝達領域2が車両の誘導
制御ゾーンとなり、情報伝達領域2内への歩行者や自転
車の進入を防止するために、歩行者及び自転車専用の地
下道等が設けられている。
制御ゾーンとなり、情報伝達領域2内への歩行者や自転
車の進入を防止するために、歩行者及び自転車専用の地
下道等が設けられている。
【0011】ところで、一般に、画像には多くの情報が
含まれており、これらの画像情報を送信するためには高
速通信による広い帯域を必要とし、同様に車両側の受信
装置も広帯域通信に対応しなければならない。従って、
多くの画像情報を含む送信信号Jを受信しようとする
と、車両側装置が複雑化且つ大形化するうえ、運転者に
は、表示画像に含まれる多くの交通情報を判断しなけれ
ばならない。又、運転者にとって必要な死角情報等を確
実に提供することもできない。更に、図6のように高知
能化対象ゾーンに車両誘導機能を付加することは、経済
的負担も大きくなり実用的ではない。
含まれており、これらの画像情報を送信するためには高
速通信による広い帯域を必要とし、同様に車両側の受信
装置も広帯域通信に対応しなければならない。従って、
多くの画像情報を含む送信信号Jを受信しようとする
と、車両側装置が複雑化且つ大形化するうえ、運転者に
は、表示画像に含まれる多くの交通情報を判断しなけれ
ばならない。又、運転者にとって必要な死角情報等を確
実に提供することもできない。更に、図6のように高知
能化対象ゾーンに車両誘導機能を付加することは、経済
的負担も大きくなり実用的ではない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の交差点情報伝達
装置は以上のように、交差点1に設置された撮像手段か
らの画像を、特に処理を加えることなく送信信号Jと
し、情報伝達領域2内の走行車両に対して一度に短時間
で送信しているので、受信機を含む車両側装置が複雑化
且つ大形化してコストアップするうえ、運転者が多くの
情報を判断するために多大な労力及び時間を要するとい
う問題点があった。
装置は以上のように、交差点1に設置された撮像手段か
らの画像を、特に処理を加えることなく送信信号Jと
し、情報伝達領域2内の走行車両に対して一度に短時間
で送信しているので、受信機を含む車両側装置が複雑化
且つ大形化してコストアップするうえ、運転者が多くの
情報を判断するために多大な労力及び時間を要するとい
う問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、車両側装置を小形化すると共に
運転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させるこ
とができる交差点情報伝達装置を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、車両側装置を小形化すると共に
運転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させるこ
とができる交差点情報伝達装置を得ることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る交差点情報伝達装置は、交差点の複数位置に設置され
て交差点の交通状況を複数方向からの画像として撮影す
る撮像手段と、道路側に設置されて画像を情報分割処理
して送信用に符号化された第1及び第2の画像信号を出
力するコントローラと、道路側の第1の情報伝達領域に
設置されて第1の画像信号を送信する第1の送信機と、
道路側の第2の情報伝達領域に設置されて第2の画像信
号を送信する第2の送信機と、道路上を走行する車両に
搭載されて第1及び第2の送信機からの送信信号を受信
する受信機と、車両に搭載されて受信機からの受信信号
を復調して画像化するための表示制御装置と、車両に搭
載されて表示制御装置により画像化された受信信号を表
示する表示装置とを備え、第1の情報伝達領域は交差点
から第1の距離だけ離れた領域に設定され、第2の情報
伝達領域は交差点から第1の距離よりも長い第2の距離
だけ離れた領域に設定され、表示制御装置は、第2の情
報伝達領域内では第2の画像信号に対応した情報を画像
化し、第1の情報伝達領域内では第1及び第2の画像信
号に対応した各情報を合成して画像化するものである。
る交差点情報伝達装置は、交差点の複数位置に設置され
て交差点の交通状況を複数方向からの画像として撮影す
る撮像手段と、道路側に設置されて画像を情報分割処理
して送信用に符号化された第1及び第2の画像信号を出
力するコントローラと、道路側の第1の情報伝達領域に
設置されて第1の画像信号を送信する第1の送信機と、
道路側の第2の情報伝達領域に設置されて第2の画像信
号を送信する第2の送信機と、道路上を走行する車両に
搭載されて第1及び第2の送信機からの送信信号を受信
する受信機と、車両に搭載されて受信機からの受信信号
を復調して画像化するための表示制御装置と、車両に搭
載されて表示制御装置により画像化された受信信号を表
示する表示装置とを備え、第1の情報伝達領域は交差点
から第1の距離だけ離れた領域に設定され、第2の情報
伝達領域は交差点から第1の距離よりも長い第2の距離
だけ離れた領域に設定され、表示制御装置は、第2の情
報伝達領域内では第2の画像信号に対応した情報を画像
化し、第1の情報伝達領域内では第1及び第2の画像信
号に対応した各情報を合成して画像化するものである。
【0015】又、この発明の請求項2に係る交差点情報
伝達装置は、請求項1において、コントローラが、撮像
手段からの各画像を識別可能に一括して第1及び第2の
画像信号を生成し、表示制御装置は、各画像に対応した
情報を含む受信信号の中から画像化の対象となる受信信
号のみを選択する選択手段を含むものである。
伝達装置は、請求項1において、コントローラが、撮像
手段からの各画像を識別可能に一括して第1及び第2の
画像信号を生成し、表示制御装置は、各画像に対応した
情報を含む受信信号の中から画像化の対象となる受信信
号のみを選択する選択手段を含むものである。
【0016】又、この発明の請求項3に係る交差点情報
伝達装置は、請求項1又は請求項2において、第2の画
像信号が画像の上位ビット側の予備情報のみを含み、第
1の画像信号が画像の下位ビット側の詳細情報のみを含
むものである。
伝達装置は、請求項1又は請求項2において、第2の画
像信号が画像の上位ビット側の予備情報のみを含み、第
1の画像信号が画像の下位ビット側の詳細情報のみを含
むものである。
【0017】又、この発明の請求項4に係る交差点情報
伝達装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
て、コントローラが、撮影タイミングの異なる複数の画
像を比較する比較演算部と、この比較結果により交通状
況を判定する判定部とを含み、この判定結果に応じて異
なる第1及び第2の画像信号を生成するものである。
伝達装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
て、コントローラが、撮影タイミングの異なる複数の画
像を比較する比較演算部と、この比較結果により交通状
況を判定する判定部とを含み、この判定結果に応じて異
なる第1及び第2の画像信号を生成するものである。
【0018】又、この発明の請求項5に係る交差点情報
伝達装置は、請求項4において、判定部が、交差点付近
で移動する対象物と、交差点付近の横断歩道上の対象物
とのうちの少なくとも一方を判定するものである。
伝達装置は、請求項4において、判定部が、交差点付近
で移動する対象物と、交差点付近の横断歩道上の対象物
とのうちの少なくとも一方を判定するものである。
【0019】又、この発明の請求項6に係る交差点情報
伝達装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
て、表示制御装置が、受信信号に含まれる交通状況に応
じて異なる画像表示を行うための表示画像処理部を含む
ものである。
伝達装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
て、表示制御装置が、受信信号に含まれる交通状況に応
じて異なる画像表示を行うための表示画像処理部を含む
ものである。
【0020】又、この発明の請求項7に係る交差点情報
伝達装置は、請求項6において、表示画像処理部が、受
信信号に基づいて移動する対象物を判定したときに、接
近中の対象物と離間中の対象物とを異なる色相で表示さ
せるものである。
伝達装置は、請求項6において、表示画像処理部が、受
信信号に基づいて移動する対象物を判定したときに、接
近中の対象物と離間中の対象物とを異なる色相で表示さ
せるものである。
【0021】又、この発明の請求項8に係る交差点情報
伝達装置は、請求項7において、表示画像処理部が、接
近中の対象物を判定したときに、この対象物を接近速度
に応じて異なる周期で点滅表示させるものである。
伝達装置は、請求項7において、表示画像処理部が、接
近中の対象物を判定したときに、この対象物を接近速度
に応じて異なる周期で点滅表示させるものである。
【0022】又、この発明の請求項9に係る交差点情報
伝達装置は、請求項6において、表示画像処理部が、受
信信号に基づいて横断歩道上の対象物を判定したとき
に、この対象物を特定の色相で表示させるものである。
伝達装置は、請求項6において、表示画像処理部が、受
信信号に基づいて横断歩道上の対象物を判定したとき
に、この対象物を特定の色相で表示させるものである。
【0023】
【作用】この発明の請求項1においては、交差点に向か
う車両が第2の情報伝達領域に達した時点で、必要最小
限の交差点情報のうちの分割された一方の情報からなる
第2の画像信号を受信して表示し、更に交差点に接近し
て第1の情報伝達領域に達した時点で、分割された他方
の情報からなる第1の画像信号を受信して必要最小限の
交差点情報として合成表示する。これにより、各送信信
号の情報量は全体の半分で済み、車両側の受信機の負担
が軽減され、運転者の注意及び判断に要する負担も軽減
される。
う車両が第2の情報伝達領域に達した時点で、必要最小
限の交差点情報のうちの分割された一方の情報からなる
第2の画像信号を受信して表示し、更に交差点に接近し
て第1の情報伝達領域に達した時点で、分割された他方
の情報からなる第1の画像信号を受信して必要最小限の
交差点情報として合成表示する。これにより、各送信信
号の情報量は全体の半分で済み、車両側の受信機の負担
が軽減され、運転者の注意及び判断に要する負担も軽減
される。
【0024】又、この発明の請求項2においては、撮影
方向の異なる複数の画像情報を一括化して道路側の各送
信機から送信し、車両側装置では受信信号のうちから必
要な画像情報のみを選択して表示する。これにより、自
車両の進行方向に応じて、死角を生じることのない画像
情報が得られる。
方向の異なる複数の画像情報を一括化して道路側の各送
信機から送信し、車両側装置では受信信号のうちから必
要な画像情報のみを選択して表示する。これにより、自
車両の進行方向に応じて、死角を生じることのない画像
情報が得られる。
【0025】又、この発明の請求項3においては、交差
点から離れた第2の情報伝達領域に車両が侵入した場合
には間引かれた予備情報のみを受信して表示し、交差点
から近い第1の情報伝達領域に侵入した場合には、詳細
な下位ビット情報を受信して予備情報に追加し、最終的
な画像として表示する。
点から離れた第2の情報伝達領域に車両が侵入した場合
には間引かれた予備情報のみを受信して表示し、交差点
から近い第1の情報伝達領域に侵入した場合には、詳細
な下位ビット情報を受信して予備情報に追加し、最終的
な画像として表示する。
【0026】又、この発明の請求項4においては、撮影
された画像を比較演算処理し、画像の時間的変化等によ
り異なる画像信号を生成し、注目を要する対象物のみを
容易に確認できるようにする。
された画像を比較演算処理し、画像の時間的変化等によ
り異なる画像信号を生成し、注目を要する対象物のみを
容易に確認できるようにする。
【0027】又、この発明の請求項5においては、交差
点内で移動中の対象物と横断歩道上の対象物とのうちの
少なくとも一方を判定し、他の対象物と判別可能な画像
信号を生成する。
点内で移動中の対象物と横断歩道上の対象物とのうちの
少なくとも一方を判定し、他の対象物と判別可能な画像
信号を生成する。
【0028】又、この発明の請求項6においては、判別
された交通状況に応じて、車両側で異なる画像表示を行
う。
された交通状況に応じて、車両側で異なる画像表示を行
う。
【0029】又、この発明の請求項7においては、移動
中の対象物が車両に対して接近してくるのか、又は、離
れていくのかを異なる色相により表示させ、運転者の注
意を引かせる。
中の対象物が車両に対して接近してくるのか、又は、離
れていくのかを異なる色相により表示させ、運転者の注
意を引かせる。
【0030】又、この発明の請求項8においては、接近
中の対象物の速さを、接近速度に応じて異なる点滅周期
で表示させ、自車両に対する危険度を明示する。
中の対象物の速さを、接近速度に応じて異なる点滅周期
で表示させ、自車両に対する危険度を明示する。
【0031】又、この発明の請求項9においては、横断
歩道上の対象物を特定の色相で表示させ、左折又は右折
時の危険度を明示する。
歩道上の対象物を特定の色相で表示させ、左折又は右折
時の危険度を明示する。
【0032】
実施例1.以下、この発明の実施例1(請求項1〜請求
項6に対応)を図について説明する。図1はこの発明の
実施例1を示す説明図であり、1は前述と同様のもので
ある。
項6に対応)を図について説明する。図1はこの発明の
実施例1を示す説明図であり、1は前述と同様のもので
ある。
【0033】3N1〜3W1は交差点1から比較的近い第1
の情報伝達領域(後述する)に設置された第1の送信機、
3N2〜3W2は交差点1から比較的離れた第2の情報伝達
領域(後述する)に設置された第2の送信機であり、4方
向N(北)〜W(西)に対応して設置されている。以下、代
表的に総称して、第1の送信機3N1〜3W1を31と記し、第
2の送信機3N2〜3W2を32と記す。
の情報伝達領域(後述する)に設置された第1の送信機、
3N2〜3W2は交差点1から比較的離れた第2の情報伝達
領域(後述する)に設置された第2の送信機であり、4方
向N(北)〜W(西)に対応して設置されている。以下、代
表的に総称して、第1の送信機3N1〜3W1を31と記し、第
2の送信機3N2〜3W2を32と記す。
【0034】4N〜4Wは交差点1の付近の複数位置に設置
された撮像手段としてのカメラであり、それぞれ、4方
向N〜Wから撮影した交差点1及びその周辺の画像GN〜
GWを生成する。各画像GN〜GWは、4方向N〜Wから交差
点1に侵入する車両の主情報にそれぞれ対応している。
以下、代表的に総称して、4N〜4Wをカメラ4と記し、GN
〜GWを画像Gと記す。
された撮像手段としてのカメラであり、それぞれ、4方
向N〜Wから撮影した交差点1及びその周辺の画像GN〜
GWを生成する。各画像GN〜GWは、4方向N〜Wから交差
点1に侵入する車両の主情報にそれぞれ対応している。
以下、代表的に総称して、4N〜4Wをカメラ4と記し、GN
〜GWを画像Gと記す。
【0035】5は各送信機31及び32に対する第1の画像
信号GN1〜GW1及び第2の画像信号GN2〜GW2を生成す
るコントローラであり、各カメラ4により得られた画像
Gを情報分割処理し且つ送信用に符号化して各画像信号
GN1〜GW1及びGN2〜GW2とする。各画像信号GN1〜G
W1及びGN2〜GW2は、それぞれ対応した各方向N〜Wか
らの侵入車両に重点的に送信できるように、対応した各
送信機に主に供給される。以下、代表的に総称して、第
1及び第2の画像信号GN1〜GW1及びGN2〜GW2を、そ
れぞれ、G1及びG2と記す。
信号GN1〜GW1及び第2の画像信号GN2〜GW2を生成す
るコントローラであり、各カメラ4により得られた画像
Gを情報分割処理し且つ送信用に符号化して各画像信号
GN1〜GW1及びGN2〜GW2とする。各画像信号GN1〜G
W1及びGN2〜GW2は、それぞれ対応した各方向N〜Wか
らの侵入車両に重点的に送信できるように、対応した各
送信機に主に供給される。以下、代表的に総称して、第
1及び第2の画像信号GN1〜GW1及びGN2〜GW2を、そ
れぞれ、G1及びG2と記す。
【0036】この場合、第1の送信機31が設置された第
1の情報伝達領域は、交差点1から第1の距離L1(例え
ば、10m〜20m)だけ離れた領域に設定され、第2の送
信機32が設置された第2の情報伝達領域は、交差点1か
ら第1の距離L1よりも長い第2の距離L2(例えば、50m
〜100m)だけ離れた領域に設定されている。
1の情報伝達領域は、交差点1から第1の距離L1(例え
ば、10m〜20m)だけ離れた領域に設定され、第2の送
信機32が設置された第2の情報伝達領域は、交差点1か
ら第1の距離L1よりも長い第2の距離L2(例えば、50m
〜100m)だけ離れた領域に設定されている。
【0037】又、コントローラ5は、撮影タイミングの
異なる複数(例えば、前回及び今回)の画像Gの比較結果
により種々の交通状況を判定し、判定結果に応じてそれ
ぞれ異なる各画像信号G1及びG2を生成するようになって
いる。この場合、第2の送信機32に対しては画像情報の
うちの上位ビット側の情報からなる第2の画像信号G2の
みを供給し、第1の送信機31に対しては画像情報のうち
の下位ビット側の情報からなる第1の画像信号G1を供給
する。従って、最終的には、各画像信号G1及びG2が合成
されて最上位ビットから最下位ビットまでの情報を含む
詳細な画像信号が送信されることになる。
異なる複数(例えば、前回及び今回)の画像Gの比較結果
により種々の交通状況を判定し、判定結果に応じてそれ
ぞれ異なる各画像信号G1及びG2を生成するようになって
いる。この場合、第2の送信機32に対しては画像情報の
うちの上位ビット側の情報からなる第2の画像信号G2の
みを供給し、第1の送信機31に対しては画像情報のうち
の下位ビット側の情報からなる第1の画像信号G1を供給
する。従って、最終的には、各画像信号G1及びG2が合成
されて最上位ビットから最下位ビットまでの情報を含む
詳細な画像信号が送信されることになる。
【0038】図2はコントローラ5の機能構成を示すブ
ロック図であり、51はカメラ4により撮影された画像G
から背景等の不要部を除去して必要最小限の画像G′に
処理する画像処理部、52は処理された画像G′を例えば
0.1秒前の前回画像として記憶する記憶部、53は記憶部
52内の前回画像と処理直後の今回画像とを比較演算する
比較演算部、54は比較演算部53の演算結果に基づいて画
像G′の内容を判定する判定部、55は画像G′及び判定
部54の判定結果を画像情報に一括化して下位及び上位ビ
ット側に分割して符号化する符号化部、56は分割且つ符
号化された画像情報に対応して第1及び第2の画像信号
G1及びG2を生成する画像信号生成部である。ここでは、
第1の画像信号G1は下位ビット側の詳細情報に対応し、
第2の画像信号G2は上位ビット側の予備情報に対応す
る。
ロック図であり、51はカメラ4により撮影された画像G
から背景等の不要部を除去して必要最小限の画像G′に
処理する画像処理部、52は処理された画像G′を例えば
0.1秒前の前回画像として記憶する記憶部、53は記憶部
52内の前回画像と処理直後の今回画像とを比較演算する
比較演算部、54は比較演算部53の演算結果に基づいて画
像G′の内容を判定する判定部、55は画像G′及び判定
部54の判定結果を画像情報に一括化して下位及び上位ビ
ット側に分割して符号化する符号化部、56は分割且つ符
号化された画像情報に対応して第1及び第2の画像信号
G1及びG2を生成する画像信号生成部である。ここでは、
第1の画像信号G1は下位ビット側の詳細情報に対応し、
第2の画像信号G2は上位ビット側の予備情報に対応す
る。
【0039】図3は車両に搭載された車両側装置の機能
構成を示すブロック図であり、10は各送信機31及び32か
らの送信信号J1及びJ2(総称して、代表的にJと記す)を
受信する受信機、11は受信機10からの受信信号J′を復
調して画像化するための表示制御装置、15は表示制御装
置11により駆動される表示装置、16は手動又はウィンカ
等に連動して表示制御装置11で復調する受信信号J′を
選択させるスイッチである。
構成を示すブロック図であり、10は各送信機31及び32か
らの送信信号J1及びJ2(総称して、代表的にJと記す)を
受信する受信機、11は受信機10からの受信信号J′を復
調して画像化するための表示制御装置、15は表示制御装
置11により駆動される表示装置、16は手動又はウィンカ
等に連動して表示制御装置11で復調する受信信号J′を
選択させるスイッチである。
【0040】表示制御装置11は、スイッチ16に応答して
必要な受信信号J′を選択する選択手段12と、選択され
た受信信号J′を復調する復調部13と、復調部13で復調
された情報内容に従って表示装置15内の表示画像を処理
する表示画像処理部14とを含む。尚、選択手段12は、受
信信号J′にも応答して選択機能を実行するようになっ
ている。
必要な受信信号J′を選択する選択手段12と、選択され
た受信信号J′を復調する復調部13と、復調部13で復調
された情報内容に従って表示装置15内の表示画像を処理
する表示画像処理部14とを含む。尚、選択手段12は、受
信信号J′にも応答して選択機能を実行するようになっ
ている。
【0041】表示装置15内に例示した表示画像におい
て、D1及びD2は自車両に接近中の対象物、D3は自車両か
ら離間中の対象物、D4〜D6は静止中の対象物、D7及びD8
は横断歩道上の対象物、V1〜V3は各対象物D1〜D3の移動
速度及び移動方向を示す矢印である。
て、D1及びD2は自車両に接近中の対象物、D3は自車両か
ら離間中の対象物、D4〜D6は静止中の対象物、D7及びD8
は横断歩道上の対象物、V1〜V3は各対象物D1〜D3の移動
速度及び移動方向を示す矢印である。
【0042】次に、図2及び図3を参照しながら、図1
に示したこの発明の実施例1の動作について説明する。
交差点1の4カ所に設置されたカメラ4は、交差点1及
びその周辺の画像Gを撮影し、ビデオレートによりコン
トローラ5に常に入力している。尚、各カメラ4は、死
角を除去するため、地面から見えにくい車両や、道路上
の障害物のかげに存在する対象物を確実に撮影できるよ
うに、高い位置に設置されている。
に示したこの発明の実施例1の動作について説明する。
交差点1の4カ所に設置されたカメラ4は、交差点1及
びその周辺の画像Gを撮影し、ビデオレートによりコン
トローラ5に常に入力している。尚、各カメラ4は、死
角を除去するため、地面から見えにくい車両や、道路上
の障害物のかげに存在する対象物を確実に撮影できるよ
うに、高い位置に設置されている。
【0043】コントローラ5内の画像処理部51は、4台
のカメラ4からの画像Gをデータ処理して、必要最小限
の情報量からなる画像G′とし、記憶部52に前回画像を
格納すると共に、比較演算部53に処理直後の今回画像を
送る。比較演算部53は、記憶部52からの前回画像と画像
処理部51からの今回画像とを比較演算し、異なる撮影タ
イミング、例えば0.1秒毎の対象物の動きを演算結果とし
て判定部54に送る。
のカメラ4からの画像Gをデータ処理して、必要最小限
の情報量からなる画像G′とし、記憶部52に前回画像を
格納すると共に、比較演算部53に処理直後の今回画像を
送る。比較演算部53は、記憶部52からの前回画像と画像
処理部51からの今回画像とを比較演算し、異なる撮影タ
イミング、例えば0.1秒毎の対象物の動きを演算結果とし
て判定部54に送る。
【0044】即ち、例えば、或る時刻toの画像と、微
小時間Δt(例えば、0.1秒)後の時刻to+Δtの画像と
の減算により変化分を演算し、静止背景に対して移動中
の対象物を抽出することができる。理論的には、この段
階で移動対象物の移動速度及び方向が特定できるが、画
像処理が複雑になるので、処理を単純化するため以下の
ように速度及び方向を求める。即ち、更に微小時間Δt
後の時刻to+2Δtの画像と時刻to+Δtの画像と
の比較演算により移動中の対象物を再度抽出し、Δt後
での抽出位置との比較により移動方向を簡単且つ確実に
求めることができる。
小時間Δt(例えば、0.1秒)後の時刻to+Δtの画像と
の減算により変化分を演算し、静止背景に対して移動中
の対象物を抽出することができる。理論的には、この段
階で移動対象物の移動速度及び方向が特定できるが、画
像処理が複雑になるので、処理を単純化するため以下の
ように速度及び方向を求める。即ち、更に微小時間Δt
後の時刻to+2Δtの画像と時刻to+Δtの画像と
の比較演算により移動中の対象物を再度抽出し、Δt後
での抽出位置との比較により移動方向を簡単且つ確実に
求めることができる。
【0045】又、4台のカメラ4による画像Gは、それ
ぞれ同様に処理されて画像G′となり、交差点1の付近
の交通状況(車両及び人の動き)を死角無しで確実に抽出
するために用いられる。
ぞれ同様に処理されて画像G′となり、交差点1の付近
の交通状況(車両及び人の動き)を死角無しで確実に抽出
するために用いられる。
【0046】こうして、判定部54は、比較演算部53の演
算結果から交差点1及びその周辺の対象物(車両やバイ
ク等)D1〜D6の動きを判定し、又、交差点1の付近の横
断歩道上の対象物(人や自転車等)D7及びD8の存在を判定
し、判定結果を符号化部55に送る。尚、横断歩道上の対
象物の有無は、横断歩道のゼブラ模様の欠落の有無によ
り容易に判定することができる。
算結果から交差点1及びその周辺の対象物(車両やバイ
ク等)D1〜D6の動きを判定し、又、交差点1の付近の横
断歩道上の対象物(人や自転車等)D7及びD8の存在を判定
し、判定結果を符号化部55に送る。尚、横断歩道上の対
象物の有無は、横断歩道のゼブラ模様の欠落の有無によ
り容易に判定することができる。
【0047】特に、交差点1において自車両の走行に障
害を与える可能性の大きい接近中の対象物D1及びD2は、
その移動速度と共に確実に判定される。又、右折しよう
としている対象物D5が右折動作に入った場合も、自車両
の走行車線に干渉するので、対象物D5及びその速度が判
定される。一方、横断歩道上の対象物D7及びD8は、交差
点1を直進して通過する車両に対して障害を与えないの
で、存在の有無のみが判定される。
害を与える可能性の大きい接近中の対象物D1及びD2は、
その移動速度と共に確実に判定される。又、右折しよう
としている対象物D5が右折動作に入った場合も、自車両
の走行車線に干渉するので、対象物D5及びその速度が判
定される。一方、横断歩道上の対象物D7及びD8は、交差
点1を直進して通過する車両に対して障害を与えないの
で、存在の有無のみが判定される。
【0048】符号化部55は、画像処理部51からの画像
G′と判定部54からの判定内容とを必要情報量に応じて
分割して符号化し、画像信号生成部56に送る。即ち、第
1の送信機31に対する下位ビット側の画像情報の符号化
と、第2の送信機32に対する上位ビット側の画像情報の
符号化を行う。この場合、分割後の画像情報はそれぞれ
全体の半分となる。又、このとき、各カメラ4毎に対応
した画像G′を識別できるようにアドレスを付加し、各
画像情報を一括して符号化する。
G′と判定部54からの判定内容とを必要情報量に応じて
分割して符号化し、画像信号生成部56に送る。即ち、第
1の送信機31に対する下位ビット側の画像情報の符号化
と、第2の送信機32に対する上位ビット側の画像情報の
符号化を行う。この場合、分割後の画像情報はそれぞれ
全体の半分となる。又、このとき、各カメラ4毎に対応
した画像G′を識別できるようにアドレスを付加し、各
画像情報を一括して符号化する。
【0049】画像信号生成部56は、符号化された内容に
基づいて、下位ビット側のみの情報を含む第1の画像信
号G1と、上位ビット側のみの情報を含む第2の画像信号
G2とを生成し、第1及び第2の送信機31及び32に個別に
供給する。このとき、各送信機31及び32には、主に侵入
車両の方向に対応した画像情報が供給されるが、全ての
カメラ4から得られた画像情報も供給される。
基づいて、下位ビット側のみの情報を含む第1の画像信
号G1と、上位ビット側のみの情報を含む第2の画像信号
G2とを生成し、第1及び第2の送信機31及び32に個別に
供給する。このとき、各送信機31及び32には、主に侵入
車両の方向に対応した画像情報が供給されるが、全ての
カメラ4から得られた画像情報も供給される。
【0050】ところで、各送信機31及び32から走行車両
への交信は短時間に行われるので、送信情報量を極力圧
縮し、できるだけ早期に交差点1の全体画像が認識でき
ることが望ましい。従って、符号化部55及び画像信号生
成部56は、例えば、4ビットでデジタル化された画像信
号のうち、最上位ビット及び2ビット目の情報をランレ
ングス法により第2の画像信号G2として第2の送信機32
に供給する。
への交信は短時間に行われるので、送信情報量を極力圧
縮し、できるだけ早期に交差点1の全体画像が認識でき
ることが望ましい。従って、符号化部55及び画像信号生
成部56は、例えば、4ビットでデジタル化された画像信
号のうち、最上位ビット及び2ビット目の情報をランレ
ングス法により第2の画像信号G2として第2の送信機32
に供給する。
【0051】同様に、4ビットでデジタル化された画像
信号のうち、3ビット目及び最下位ビットの情報をラン
レングス法により第1の画像信号G1として第1の送信機
31に供給する。例えば、第1の画像信号G1には、必要に
応じて、詳細な画像情報、又は、動きのある対象物の情
報や横断歩道上の対象物の情報等が含まれ得る。
信号のうち、3ビット目及び最下位ビットの情報をラン
レングス法により第1の画像信号G1として第1の送信機
31に供給する。例えば、第1の画像信号G1には、必要に
応じて、詳細な画像情報、又は、動きのある対象物の情
報や横断歩道上の対象物の情報等が含まれ得る。
【0052】尚、N(北)方向から進入する車両に対する
各送信機3N1及び3N2に対しては、カメラ4Nで撮影した画
像GNを主として得られた各画像信号GN1及びGN2を供給
し、E(東)方向からの進入車両に対する送信機3E1及び3
E2にはカメラ4Eの画像GEを基本とした画像信号GE1及びG
E2を供給し、S(南)方向からの進入車両に対する送信機
3S1及び3S2にはカメラ4Sの画像GSを基本とした画像信号
GS1及びGS2を供給し、W(西)方向からの進入車両に対す
る送信機3W1及び3W2にはカメラ4Wの画像GWを基本とした
画像信号GW1及びGW2を供給する。
各送信機3N1及び3N2に対しては、カメラ4Nで撮影した画
像GNを主として得られた各画像信号GN1及びGN2を供給
し、E(東)方向からの進入車両に対する送信機3E1及び3
E2にはカメラ4Eの画像GEを基本とした画像信号GE1及びG
E2を供給し、S(南)方向からの進入車両に対する送信機
3S1及び3S2にはカメラ4Sの画像GSを基本とした画像信号
GS1及びGS2を供給し、W(西)方向からの進入車両に対す
る送信機3W1及び3W2にはカメラ4Wの画像GWを基本とした
画像信号GW1及びGW2を供給する。
【0053】こうして、第1の送信機31は、交差点1か
ら第1の距離L1だけ離れた地点において、第1の画像信
号G1に基づく送信信号J1を予め設定された無線フォーマ
ットで送信し、第2の送信機32は、交差点1から第2の
距離L2だけ離れた地点において、第2の画像信号G2に基
づく送信信号J2を送信する。
ら第1の距離L1だけ離れた地点において、第1の画像信
号G1に基づく送信信号J1を予め設定された無線フォーマ
ットで送信し、第2の送信機32は、交差点1から第2の
距離L2だけ離れた地点において、第2の画像信号G2に基
づく送信信号J2を送信する。
【0054】従って、交差点1に向かって走行する車両
の受信機10は、交差点1から距離L2だけ離れた第2の情
報伝達領域に進入した時点で、第2の画像信号G2に基づ
く送信信号J2を受信し、交差点1から距離L1第2の離れ
た第1の情報伝達領域に進入した時点で、第1の画像信
号G1に基づく送信信号J1を受信する。このとき、各画像
信号G1及びG2は、情報量が必要最小限に処理され且つ分
割されているので、各送信信号J1及びJ2は短時間に確実
に受信機10に受信され、受信信号J′として表示制御装
置11に供給される。
の受信機10は、交差点1から距離L2だけ離れた第2の情
報伝達領域に進入した時点で、第2の画像信号G2に基づ
く送信信号J2を受信し、交差点1から距離L1第2の離れ
た第1の情報伝達領域に進入した時点で、第1の画像信
号G1に基づく送信信号J1を受信する。このとき、各画像
信号G1及びG2は、情報量が必要最小限に処理され且つ分
割されているので、各送信信号J1及びJ2は短時間に確実
に受信機10に受信され、受信信号J′として表示制御装
置11に供給される。
【0055】ここで、前述したように、自車両の走行車
線に設置された送信機からは、対応した画像情報を重点
的に含む送信信号Jが送信されているので、表示制御装
置11内の選択手段12は、主情報を含む受信信号J′を自
動的に選択する。続いて、復調部13は、選択された受信
信号J′を復調して表示画像処理部14に供給し、表示画
像処理部14は、受信信号J′に含まれる交通状況を検出
し、表示装置15に表示させる。
線に設置された送信機からは、対応した画像情報を重点
的に含む送信信号Jが送信されているので、表示制御装
置11内の選択手段12は、主情報を含む受信信号J′を自
動的に選択する。続いて、復調部13は、選択された受信
信号J′を復調して表示画像処理部14に供給し、表示画
像処理部14は、受信信号J′に含まれる交通状況を検出
し、表示装置15に表示させる。
【0056】このように、コントローラ5において画像
Gを情報分割処理及び比較演算し、各送信機31及び32か
ら判定情報を含む分割情報を個別に送信することによ
り、車両側の表示装置15には、表示画像処理部14の制御
下で必要最小限の情報が表示される。
Gを情報分割処理及び比較演算し、各送信機31及び32か
ら判定情報を含む分割情報を個別に送信することによ
り、車両側の表示装置15には、表示画像処理部14の制御
下で必要最小限の情報が表示される。
【0057】例えば、第2の送信機32からの送信信号J2
は、4ビットデジタル化された画像情報の上位2ビット
であるから、受信信号J′は4階調に分解された画像と
して復調される。又、第1の送信機31からの送信信号J1
は、下位2ビット分であるから、既に表示された画像情
報に新たな受信信号J′の情報を加えることにより、16
階調に分解された画像として復調される。
は、4ビットデジタル化された画像情報の上位2ビット
であるから、受信信号J′は4階調に分解された画像と
して復調される。又、第1の送信機31からの送信信号J1
は、下位2ビット分であるから、既に表示された画像情
報に新たな受信信号J′の情報を加えることにより、16
階調に分解された画像として復調される。
【0058】このとき、第2の送信信号J2が受信されて
から第1の送信信号J1が受信されるまでの時間内で移動
した対象物は、方向及び速度情報を含む各画像信号G1及
びG2に応答して、図3のように矢印等が付加されて修正
表示される。
から第1の送信信号J1が受信されるまでの時間内で移動
した対象物は、方向及び速度情報を含む各画像信号G1及
びG2に応答して、図3のように矢印等が付加されて修正
表示される。
【0059】例えば、移動中の対象物D1〜D3並びに横断
歩道上の対象物D7及びD8を判定し、交差点1から比較的
離れた第2の情報伝達領域内の車両に対しては、上位ビ
ット情報として接近対象物D1及びD2のみを強調表示させ
るのに対し、交差点1に比較的近い第1の情報伝達領域
内の車両に対しては、下位ビット情報として、接近中の
対象物D1及びD2の速度V1及びV2を追加表示すると共に、
横断歩道上の対象物D7及びD8の有無等を追加表示させ
る。
歩道上の対象物D7及びD8を判定し、交差点1から比較的
離れた第2の情報伝達領域内の車両に対しては、上位ビ
ット情報として接近対象物D1及びD2のみを強調表示させ
るのに対し、交差点1に比較的近い第1の情報伝達領域
内の車両に対しては、下位ビット情報として、接近中の
対象物D1及びD2の速度V1及びV2を追加表示すると共に、
横断歩道上の対象物D7及びD8の有無等を追加表示させ
る。
【0060】具体的には、接近中の対象物D1及びD2の表
示画像上に赤い○印を付加することにより明示すること
ができる。これにより、第1の情報伝達領域に達した車
両の運転者は、赤い○印を認識することにより危険な接
近対象物D1及びD2の存在を瞬時に判断することができ
る。又、右折中の対象物D5が右折動作を開始すると、同
様に、赤い○印が付加表示される。尚、その他の静止対
象物D4及びD6並びに交差点1の背景画像は、白黒で省略
的に表示されたままであることは言うまでもない。
示画像上に赤い○印を付加することにより明示すること
ができる。これにより、第1の情報伝達領域に達した車
両の運転者は、赤い○印を認識することにより危険な接
近対象物D1及びD2の存在を瞬時に判断することができ
る。又、右折中の対象物D5が右折動作を開始すると、同
様に、赤い○印が付加表示される。尚、その他の静止対
象物D4及びD6並びに交差点1の背景画像は、白黒で省略
的に表示されたままであることは言うまでもない。
【0061】このように、交差点1から離れた第2の情
報伝達領域の境界付近では、第2の送信信号J2による必
要最小限で且つ間引かれた情報に基づいて、交通状況を
予備的に知ることができる。又、交差点1に接近した第
1の情報伝達領域の境界付近では、第1の送信信号J1か
らの詳細情報等が追加された必要最小限の画像情報によ
り、運転者が注目すべき危険対象物や交通状況の変化等
を、死角を生じることなく容易に且つ瞬時に知ることが
できる。
報伝達領域の境界付近では、第2の送信信号J2による必
要最小限で且つ間引かれた情報に基づいて、交通状況を
予備的に知ることができる。又、交差点1に接近した第
1の情報伝達領域の境界付近では、第1の送信信号J1か
らの詳細情報等が追加された必要最小限の画像情報によ
り、運転者が注目すべき危険対象物や交通状況の変化等
を、死角を生じることなく容易に且つ瞬時に知ることが
できる。
【0062】又、道路側装置の送信機31及び32からは必
要最小限の情報送信されるうえ、交差点1から離れた地
点では第2の送信信号J1により上位ビットの情報のみが
送信され、交差点1に近い地点では第1の送信信号J1に
より下位ビットの情報のみが送信されるので、短時間通
信であっても広帯域の通信が不要となる。従って、比較
的狭い帯域の簡単な受信機10を用いることができ、車両
に搭載される受信機10の小形化及びコストダウンが実現
する。
要最小限の情報送信されるうえ、交差点1から離れた地
点では第2の送信信号J1により上位ビットの情報のみが
送信され、交差点1に近い地点では第1の送信信号J1に
より下位ビットの情報のみが送信されるので、短時間通
信であっても広帯域の通信が不要となる。従って、比較
的狭い帯域の簡単な受信機10を用いることができ、車両
に搭載される受信機10の小形化及びコストダウンが実現
する。
【0063】実施例2.尚、上記実施例1では、交差点
1への侵入車両が直進する場合について説明したが、侵
入車両が右折又は左折しようとする場合には、車両の旋
回方向に存在する対象物を検知するため、カメラ4の撮
影方向を切換えることが望ましい。従って、表示制御装
置11内の選択手段12は、ウィンカ等のスイッチ16の操作
信号に応答して、復調すべき受信信号J′を切換え、表
示装置15に死角の無い画像を表示させるようにしてもよ
い。
1への侵入車両が直進する場合について説明したが、侵
入車両が右折又は左折しようとする場合には、車両の旋
回方向に存在する対象物を検知するため、カメラ4の撮
影方向を切換えることが望ましい。従って、表示制御装
置11内の選択手段12は、ウィンカ等のスイッチ16の操作
信号に応答して、復調すべき受信信号J′を切換え、表
示装置15に死角の無い画像を表示させるようにしてもよ
い。
【0064】例えば、S(南)方向から交差点1に侵入中
の車両の選択手段12は、送信機3S2からの送信信号J2に
応答して、カメラ4Sからの画像GSに基づく情報を含む受
信信号J′を初期選択する。続いて、交差点1の手前で
運転者が左折ウィンカを操作すると、選択手段12は、左
折後の交差点1の状況を把握するために、カメラ4Eから
の画像GEに基づく情報を含む受信信号J′に切換える。
これにより、例えば、左側の横断歩道上の対象物を強調
表示させて事故を防止することもできる。
の車両の選択手段12は、送信機3S2からの送信信号J2に
応答して、カメラ4Sからの画像GSに基づく情報を含む受
信信号J′を初期選択する。続いて、交差点1の手前で
運転者が左折ウィンカを操作すると、選択手段12は、左
折後の交差点1の状況を把握するために、カメラ4Eから
の画像GEに基づく情報を含む受信信号J′に切換える。
これにより、例えば、左側の横断歩道上の対象物を強調
表示させて事故を防止することもできる。
【0065】又、スイッチ16は、ウィンカ操作に連動す
るものに限らず、運転者の意志で任意に切換操作できる
もので構成されてもよい。
るものに限らず、運転者の意志で任意に切換操作できる
もので構成されてもよい。
【0066】実施例3.又、選択手段12は、第2の送信
機32からの送信信号J2に応答して受信信号J′を初期選
択するようにしたが、第2の情報伝達領域(交差点1か
ら50m程度)よりも遠隔(例えば、交差点1から100m)の
道路側に別の送信機(図示せず)を設置し、この送信機か
らのカメラ選択信号に応答して受信信号J′を切換設定
するようにしてもよい。
機32からの送信信号J2に応答して受信信号J′を初期選
択するようにしたが、第2の情報伝達領域(交差点1か
ら50m程度)よりも遠隔(例えば、交差点1から100m)の
道路側に別の送信機(図示せず)を設置し、この送信機か
らのカメラ選択信号に応答して受信信号J′を切換設定
するようにしてもよい。
【0067】実施例4.尚、上記実施例1では、情報伝
達領域を2段階に設定し、4ビットの画像信号を2段階
に分割して表示させたが、情報伝達領域を任意の複数領
域に設定し、任意のビット数の画像信号を任意段階数に
分割し、車両が交差点1に接近につれて詳細な情報を追
加表示させるようにしてもよい。
達領域を2段階に設定し、4ビットの画像信号を2段階
に分割して表示させたが、情報伝達領域を任意の複数領
域に設定し、任意のビット数の画像信号を任意段階数に
分割し、車両が交差点1に接近につれて詳細な情報を追
加表示させるようにしてもよい。
【0068】実施例5.又、ランレングス符号化により
各画像信号G1及びG2を圧縮してビデオレートの送信信号
Jを送信したが、第2の画像信号G2の水平走査線を1/2
〜1/3に間引いて送信すれば、送信信号J2を更に簡略化
して受信機10の小形化及びコストダウンを実現すること
ができる。
各画像信号G1及びG2を圧縮してビデオレートの送信信号
Jを送信したが、第2の画像信号G2の水平走査線を1/2
〜1/3に間引いて送信すれば、送信信号J2を更に簡略化
して受信機10の小形化及びコストダウンを実現すること
ができる。
【0069】実施例6.又、コントローラ5内の比較演
算部53により画像情報を時間変化を判定すると共に、交
差点1からの距離に応じた第1及び第2の送信機31及び
32により画像情報を分割送信するようにしたが、コント
ローラ5において画像情報を時間比較演算せずに、分割
された画像情報を各送信機31及び32から送信するのみ
で、第2の情報伝達領域において予備的な画像情報が得
られ、第1の情報伝達領域において詳細画像情報が得ら
れ、且つ、各送信情報が軽減されるという効果を奏する
ことができる。
算部53により画像情報を時間変化を判定すると共に、交
差点1からの距離に応じた第1及び第2の送信機31及び
32により画像情報を分割送信するようにしたが、コント
ローラ5において画像情報を時間比較演算せずに、分割
された画像情報を各送信機31及び32から送信するのみ
で、第2の情報伝達領域において予備的な画像情報が得
られ、第1の情報伝達領域において詳細画像情報が得ら
れ、且つ、各送信情報が軽減されるという効果を奏する
ことができる。
【0070】実施例7.又、交差点1の付近で移動中の
対象物D1〜D3並びに横断歩道上の対象物D7及びD8を判定
したが、移動中の対象物D1〜D3のみを判定してもよく、
移動中の対象物D1〜D3と横断歩道上の対象物D7及びD8と
の少なくとも一方を判定してもよい。
対象物D1〜D3並びに横断歩道上の対象物D7及びD8を判定
したが、移動中の対象物D1〜D3のみを判定してもよく、
移動中の対象物D1〜D3と横断歩道上の対象物D7及びD8と
の少なくとも一方を判定してもよい。
【0071】実施例8.又、表示制御装置11内の表示画
像処理部14により、表示画像内の接近中の対象物D1及び
D2を注目できる例を示したが、他の任意の交通状況に応
じて異なる画像表示を行うようにしてもよい。例えば、
対向車線の右折対象物D5又は同車線の左折対象物のみを
注目できるようにしてもよい。
像処理部14により、表示画像内の接近中の対象物D1及び
D2を注目できる例を示したが、他の任意の交通状況に応
じて異なる画像表示を行うようにしてもよい。例えば、
対向車線の右折対象物D5又は同車線の左折対象物のみを
注目できるようにしてもよい。
【0072】実施例9.(請求項7に対応) 又、表示画像処理部14は、受信信号J′に基づいて移動
中の対象物D1〜D3を判定したときに、その移動方向に応
じて異なる色相で表示させてもよい。例えば、接近中の
対象物D1及びD2は赤い○印、離間中の対象物D3は青い○
印を付加してもよい。
中の対象物D1〜D3を判定したときに、その移動方向に応
じて異なる色相で表示させてもよい。例えば、接近中の
対象物D1及びD2は赤い○印、離間中の対象物D3は青い○
印を付加してもよい。
【0073】実施例10.(請求項8に対応) 又、表示画像処理部14は、受信信号J′に基づいて接近
中の対象物D1及びD2を判定したときに、対象物D1及びD2
に付加された赤い○印を点滅表示させ、接近速度が早い
ほど点滅周期を短くしてもよい。これにより、更に危険
な交通状況を瞬時に判断することができる。
中の対象物D1及びD2を判定したときに、対象物D1及びD2
に付加された赤い○印を点滅表示させ、接近速度が早い
ほど点滅周期を短くしてもよい。これにより、更に危険
な交通状況を瞬時に判断することができる。
【0074】実施例11.(請求項9に対応) 又、表示画像処理部13は、受信信号に基づいて横断歩道
上の対象物D7及びD8を判定したときに、対象物D7及びD8
を特定の色相で表示させてもよい。
上の対象物D7及びD8を判定したときに、対象物D7及びD8
を特定の色相で表示させてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、交差点の複数位置に設置されて交差点の交通状況を
複数方向からの画像として撮影する撮像手段と、道路側
に設置されて画像を情報分割処理して送信用に符号化さ
れた第1及び第2の画像信号を出力するコントローラ
と、道路側の第1の情報伝達領域に設置されて第1の画
像信号を送信する第1の送信機と、道路側の第2の情報
伝達領域に設置されて第2の画像信号を送信する第2の
送信機と、道路上を走行する車両に搭載されて第1及び
第2の送信機からの送信信号を受信する受信機と、車両
に搭載されて受信機からの受信信号を復調して画像化す
るための表示制御装置と、車両に搭載されて表示制御装
置により画像化された受信信号を表示する表示装置とを
備え、第1の情報伝達領域は交差点から第1の距離だけ
離れた領域に設定され、第2の情報伝達領域は交差点か
ら第1の距離よりも長い第2の距離だけ離れた領域に設
定され、表示制御装置は、第2の情報伝達領域内では第
2の画像信号に対応した情報を画像化し、第1の情報伝
達領域内では第1及び第2の画像信号に対応した各情報
を合成して画像化し、各送信情報を分割により軽減する
ようにしたので、車両側装置を小形化すると共に運転者
に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させることがで
きる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
ば、交差点の複数位置に設置されて交差点の交通状況を
複数方向からの画像として撮影する撮像手段と、道路側
に設置されて画像を情報分割処理して送信用に符号化さ
れた第1及び第2の画像信号を出力するコントローラ
と、道路側の第1の情報伝達領域に設置されて第1の画
像信号を送信する第1の送信機と、道路側の第2の情報
伝達領域に設置されて第2の画像信号を送信する第2の
送信機と、道路上を走行する車両に搭載されて第1及び
第2の送信機からの送信信号を受信する受信機と、車両
に搭載されて受信機からの受信信号を復調して画像化す
るための表示制御装置と、車両に搭載されて表示制御装
置により画像化された受信信号を表示する表示装置とを
備え、第1の情報伝達領域は交差点から第1の距離だけ
離れた領域に設定され、第2の情報伝達領域は交差点か
ら第1の距離よりも長い第2の距離だけ離れた領域に設
定され、表示制御装置は、第2の情報伝達領域内では第
2の画像信号に対応した情報を画像化し、第1の情報伝
達領域内では第1及び第2の画像信号に対応した各情報
を合成して画像化し、各送信情報を分割により軽減する
ようにしたので、車両側装置を小形化すると共に運転者
に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させることがで
きる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
【0076】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、コントローラが、撮像手段からの各画像を
識別可能に一括して第1及び第2の画像信号を生成し、
表示制御装置は、各画像に対応した情報を含む受信信号
の中から画像化の対象となる受信信号のみを選択する選
択手段を含むようにしたので、自車両の進行方向に応じ
て死角を生じることのない画像情報が得られ、車両側装
置を小形化すると共に運転者に必要な情報を短時間に且
つ容易に認識させることができる交差点情報伝達装置が
得られる効果がある。
1において、コントローラが、撮像手段からの各画像を
識別可能に一括して第1及び第2の画像信号を生成し、
表示制御装置は、各画像に対応した情報を含む受信信号
の中から画像化の対象となる受信信号のみを選択する選
択手段を含むようにしたので、自車両の進行方向に応じ
て死角を生じることのない画像情報が得られ、車両側装
置を小形化すると共に運転者に必要な情報を短時間に且
つ容易に認識させることができる交差点情報伝達装置が
得られる効果がある。
【0077】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1又は請求項2において、第2の画像信号が画像の上位
ビット側の予備情報のみを含み、第1の画像信号が画像
の下位ビット側の詳細情報のみを含むようにしたので、
車両が第2の情報伝達領域に侵入した場合には間引かれ
た予備情報のみを受信表示し、第1の情報伝達領域に侵
入した場合には詳細情報を追加受信表示により得られ、
車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な情報を短
時間に且つ容易に認識させることができる交差点情報伝
達装置が得られる効果がある。
1又は請求項2において、第2の画像信号が画像の上位
ビット側の予備情報のみを含み、第1の画像信号が画像
の下位ビット側の詳細情報のみを含むようにしたので、
車両が第2の情報伝達領域に侵入した場合には間引かれ
た予備情報のみを受信表示し、第1の情報伝達領域に侵
入した場合には詳細情報を追加受信表示により得られ、
車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な情報を短
時間に且つ容易に認識させることができる交差点情報伝
達装置が得られる効果がある。
【0078】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1〜請求項3のいずれかにおいて、コントローラが、撮
影タイミングの異なる複数の画像を比較する比較演算部
と、この比較結果により交通状況を判定する判定部とを
含み、この判定結果に応じて異なる第1及び第2の画像
信号を生成するようにしたので、画像の時間的変化等に
より異なる画像表示に基づいて注目を要する対象物のみ
を容易に確認でき、車両側装置を小形化すると共に運転
者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させることが
できる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
1〜請求項3のいずれかにおいて、コントローラが、撮
影タイミングの異なる複数の画像を比較する比較演算部
と、この比較結果により交通状況を判定する判定部とを
含み、この判定結果に応じて異なる第1及び第2の画像
信号を生成するようにしたので、画像の時間的変化等に
より異なる画像表示に基づいて注目を要する対象物のみ
を容易に確認でき、車両側装置を小形化すると共に運転
者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させることが
できる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
【0079】又、この発明の請求項5によれば、請求項
4において、判定部が、交差点付近で移動する対象物
と、交差点付近の横断歩道上の対象物とのうちの少なく
とも一方を判定するようにしたので、対象物を判別可能
な画像信号を生成することができ、車両側装置を小形化
すると共に運転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認
識させることができる交差点情報伝達装置が得られる効
果がある。
4において、判定部が、交差点付近で移動する対象物
と、交差点付近の横断歩道上の対象物とのうちの少なく
とも一方を判定するようにしたので、対象物を判別可能
な画像信号を生成することができ、車両側装置を小形化
すると共に運転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認
識させることができる交差点情報伝達装置が得られる効
果がある。
【0080】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1〜請求項5のいずれかにおいて、表示制御装置が、受
信信号に含まれる交通状況に応じて異なる画像表示を行
うための表示画像処理部を含むようにしたので、車両側
で交通状況に応じた画像表示を行うことができ、車両側
装置を小形化すると共に、運転者に必要な情報を短時間
に且つ容易に認識させることができる交差点情報伝達装
置が得られる効果がある。
1〜請求項5のいずれかにおいて、表示制御装置が、受
信信号に含まれる交通状況に応じて異なる画像表示を行
うための表示画像処理部を含むようにしたので、車両側
で交通状況に応じた画像表示を行うことができ、車両側
装置を小形化すると共に、運転者に必要な情報を短時間
に且つ容易に認識させることができる交差点情報伝達装
置が得られる効果がある。
【0081】又、この発明の請求項7によれば、請求項
6において、表示画像処理部が、受信信号に基づいて移
動する対象物を判定したときに、接近中の対象物と離間
中の対象物とを異なる色相で表示させるようにしたの
で、移動中の対象物が自車両に接近してくるのか離れて
いくのかを運転者に認識させることができ、車両側装置
を小形化すると共に運転者に必要な情報を短時間に且つ
容易に認識させることができる交差点情報伝達装置が得
られる効果がある。
6において、表示画像処理部が、受信信号に基づいて移
動する対象物を判定したときに、接近中の対象物と離間
中の対象物とを異なる色相で表示させるようにしたの
で、移動中の対象物が自車両に接近してくるのか離れて
いくのかを運転者に認識させることができ、車両側装置
を小形化すると共に運転者に必要な情報を短時間に且つ
容易に認識させることができる交差点情報伝達装置が得
られる効果がある。
【0082】又、この発明の請求項8によれば、請求項
7において、表示画像処理部が、接近中の対象物を判定
したときに、この対象物を接近速度に応じて異なる周期
で点滅表示させるようにしたので、接近中の対象物の速
さに応じた自車両に対する危険度を明示することがで
き、車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な情報
を短時間に且つ容易に認識させることができる交差点情
報伝達装置が得られる効果がある。
7において、表示画像処理部が、接近中の対象物を判定
したときに、この対象物を接近速度に応じて異なる周期
で点滅表示させるようにしたので、接近中の対象物の速
さに応じた自車両に対する危険度を明示することがで
き、車両側装置を小形化すると共に運転者に必要な情報
を短時間に且つ容易に認識させることができる交差点情
報伝達装置が得られる効果がある。
【0083】又、この発明の請求項9によれば、請求項
6において、表示画像処理部が、受信信号に基づいて横
断歩道上の対象物を判定したときに、この対象物を特定
の色相で表示させるようにしたので、横断歩道上の対象
物を特定の色相で表示させて左折又は右折時の危険度を
明示することができ、車両側装置を小形化すると共に運
転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させること
ができる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
6において、表示画像処理部が、受信信号に基づいて横
断歩道上の対象物を判定したときに、この対象物を特定
の色相で表示させるようにしたので、横断歩道上の対象
物を特定の色相で表示させて左折又は右折時の危険度を
明示することができ、車両側装置を小形化すると共に運
転者に必要な情報を短時間に且つ容易に認識させること
ができる交差点情報伝達装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の実施例1の道路側装置を図式的に示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】図1内のコントローラの機能構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】この発明の実施例1の車両側装置の機能構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】従来の交差点情報伝達装置の一例を図式的に示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】従来の交差点情報伝達装置の第2の例を図式的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
【図6】従来の交差点情報伝達装置の第3の例を図式的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
1 交差点 3N1〜3W1 第1の送信機 3N2〜3W2 第2の送信機 4N〜4W カメラ(撮像手段) 5 コントローラ 51 画像処理部 52 記憶部 53 比較演算部 54 判定部 55 符号化部 56 画像信号生成部 10 受信機 11 表示制御装置 12 選択手段 13 復調部 14 表示画像処理部 15 表示装置 D1、D2、D3 移動する対象物 D1、D2 接近中の対象物 D3 離間中の対象物 D7、D8 横断歩道上の対象物 GN〜GW 画像 GN1〜GW1 第1の画像信号 GN2〜GW2 第2の画像信号 J、J1、J2 送信信号 J′ 受信信号 L1 第1の距離 L2 第2の距離
Claims (9)
- 【請求項1】 交差点の複数位置に設置されて前記交差
点の交通状況を複数方向からの画像として撮影する撮像
手段と、 道路側に設置されて前記画像を情報分割処理して送信用
に符号化された第1及び第2の画像信号を出力するコン
トローラと、 前記道路側の第1の情報伝達領域に設置されて前記第1
の画像信号を送信する第1の送信機と、 前記道路側の第2の情報伝達領域に設置されて前記第2
の画像信号を送信する第2の送信機と、 道路上を走行する車両に搭載されて前記第1及び第2の
送信機からの送信信号を受信する受信機と、 前記車両に搭載されて前記受信機からの受信信号を復調
して画像化するための表示制御装置と、 前記車両に搭載されて前記表示制御装置により画像化さ
れた受信信号を表示する表示装置とを備え、 前記第1の情報伝達領域は、前記交差点から第1の距離
だけ離れた領域に設定され、 前記第2の情報伝達領域は、前記交差点から前記第1の
距離よりも長い第2の距離だけ離れた領域に設定され、 前記表示制御装置は、前記第2の情報伝達領域内では前
記第2の画像信号に対応した情報を画像化し、前記第1
の情報伝達領域内では前記第1及び第2の画像信号に対
応した各情報を合成して画像化することを特徴とする交
差点情報伝達装置。 - 【請求項2】 前記コントローラは、前記撮像手段から
の各画像を識別可能に一括して前記第1及び第2の画像
信号を生成し、 前記表示制御装置は、前記各画像に対応した情報を含む
受信信号の中から画像化の対象となる受信信号のみを選
択する選択手段を含むことを特徴とする請求項1の交差
点情報伝達装置。 - 【請求項3】 前記第2の画像信号は前記画像の上位ビ
ット側の予備情報のみを含み、前記第1の画像信号は前
記画像の下位ビット側の詳細情報のみを含むことを特徴
とする請求項1又は請求項2の交差点情報伝達装置。 - 【請求項4】 前記コントローラは、撮影タイミングの
異なる複数の画像を比較する比較演算部と、この比較結
果により前記交通状況を判定する判定部とを含み、この
判定結果に応じて異なる第1及び第2の画像信号を生成
することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
の交差点情報伝達装置。 - 【請求項5】 前記判定部は、前記交差点付近で移動す
る対象物と、前記交差点付近の横断歩道上の対象物との
うちの少なくとも一方を判定することを特徴とする請求
項4の交差点情報伝達装置。 - 【請求項6】 前記表示制御装置は、前記受信信号に含
まれる交通状況に応じて異なる画像表示を行うための表
示画像処理部を含むことを特徴とする請求項1乃至請求
項5のいずれかの交差点情報伝達装置。 - 【請求項7】 前記表示画像処理部は、前記受信信号に
基づいて前記移動する対象物を判定したときに、接近中
の対象物と離間中の対象物とを異なる色相で表示させる
ことを特徴とする請求項6の交差点情報伝達装置。 - 【請求項8】 前記表示画像処理部は、前記接近中の対
象物を判定したときに、この対象物を接近速度に応じて
異なる周期で点滅表示させることを特徴とする請求項7
の交差点情報伝達装置。 - 【請求項9】 前記表示画像処理部は、前記受信信号に
基づいて前記横断歩道上の対象物を判定したときに、こ
の対象物を特定の色相で表示させることを特徴とする請
求項6の交差点情報伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP420093A JPH06215294A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 交差点情報伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP420093A JPH06215294A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 交差点情報伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06215294A true JPH06215294A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11578021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP420093A Pending JPH06215294A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 交差点情報伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06215294A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1153690A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-26 | Toyota Motor Corp | 交差点警報装置 |
JP2000259818A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-22 | Toshiba Corp | 状況情報提供装置及びその方法 |
JP2004157735A (ja) * | 2002-11-06 | 2004-06-03 | Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit | 交通情報伝達装置 |
JP2006059181A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交差点情報配信システム |
JP2007334449A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Denso Corp | 車両運転支援システム |
JP2008046761A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 移動体画像処理システム、装置及び方法 |
JP2008059609A (ja) * | 2007-10-30 | 2008-03-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 接近移動体表示装置、システム及び方法 |
JP2008217813A (ja) * | 2008-04-08 | 2008-09-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 衝突情報提供装置及び方法 |
JP2010108403A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Alpine Electronics Inc | 運転支援システム |
WO2011043350A1 (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-14 | 国立大学法人東京工業大学 | 撮像システム |
JP2022529337A (ja) * | 2019-04-15 | 2022-06-21 | 華為技術有限公司 | 交通道路用のデジタル復元方法、装置及びシステム |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP420093A patent/JPH06215294A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011043350A1 (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-14 | 国立大学法人東京工業大学 | 撮像システム |
JP2022529337A (ja) * | 2019-04-15 | 2022-06-21 | 華為技術有限公司 | 交通道路用のデジタル復元方法、装置及びシステム |
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