JPH06214398A - 熱転写による像形成法 - Google Patents

熱転写による像形成法

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JPH06214398A
JPH06214398A JP5222241A JP22224193A JPH06214398A JP H06214398 A JPH06214398 A JP H06214398A JP 5222241 A JP5222241 A JP 5222241A JP 22224193 A JP22224193 A JP 22224193A JP H06214398 A JPH06214398 A JP H06214398A
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atoms
photosensitive
equal
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image
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JP5222241A
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English (en)
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Wolfgang Podszun
ヴォルフガング・ポヅツン
Herman J Uytterhoeven
エルマン・ジョゼフ・ユイテルオヴン
Roland Francois Beels
ロラン・フランソワ・ベール
Luc H Leenders
リュク・エルヴィク・レーンデル
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Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/0285Silver salts, e.g. a latent silver salt image
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 分離した材料の少なくとも一つ上に有用な可
視像を作り、又は印刷版として有用である最後に分離し
た受容材料中に形成した親水性背景上の疎水性重合体像
を作る。前者の例では、受容材料が支持体及び顔料例え
ばカーボンブラックを含有する層を含む。後者の例で
は、受容材料は親水性面、例えば親水性層で被覆した支
持体、又は親水性面を有する金属支持体を含まなければ
ならない。 【構成】 (1) 光重合性化合物の存在下に、支持体及び
化学放射線に対し感光性のハロゲン化銀、有機銀塩及び
還元剤を含有する少なくとも一つの感光性層を含む感光
性材料を像に従って露光する工程、(2) 受容材料と接
触させながら前記感光性層を加熱し、非露光部域中の非
光重合化合物を前記受容材料に転写させかつ浸透させる
工程、及び(3) 前記感光性材料を前記受容材料から分
離する工程を含む像の形成法にある。 光重合性化合物は一つ以上の官能性(メタ)アクリレー
ト基を担持するのが好ましい。最も好ましくはこの化合
物は反応性多官能性単量体の特定の群から選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、光重合性単量体に基づいた熱転
写法による像の形成法及び印刷版の製造法に関する。
【0002】近年、取引先の便宜のため、及び環境の問
題のため像形成技術では乾式法が好まれている。従来の
写真処理溶液は、環境上の観点から疑問のある成分を含
有している。普通に使用される現像主薬ハイドロキノン
はアレルギー効果を示す。捨てられたフェニドンの生分
解は遅すぎるものである。亜硫酸イオンは高COD(化
学的酸素要求量)を示し、例えばコンクリートにとって
有害である硫酸イオンに変えられる。グラフィックアー
トにおけるハードドットラピッドアクセス材料は、処理
中に部分的に洗い出される生態的に有害なヒドラジン誘
導体を含有している。結果的に消費された処理として、
公共用下水道に放出しなければならず、それらは集めて
燃焼によって破壊しなければならない、これは厄介でか
つ費用のかかる方法である。従って写真材料の製造業者
は別法として乾式法を求めているのは当然である。
【0003】化学放射線に情報に従って露光することに
より像を製造するための光重合性組成物の使用は良く知
られている。光重合性組成物を用いる幾つかの像形成法
が知られている。これらの方法の全てが、光重合性組成
物の露光部分と非露光部分の間の性質における差異形
成、例えば溶解度、接着性、導電性、屈折率、粘着性、
透過性、導入した物質例えば染料等の拡散性の差を導入
する原理に基づいている。かくして作られた差異は続い
て現像工程で使用して、可視像及び/又は印刷のための
マスター例えば平版印刷又は静電印刷マスターを作るこ
とができる。
【0004】光重合反応を開始する光増感剤として有機
染料が作用するような重合体像形成方法は当業者に良く
知られている、しかしそれらの感度は、ハロゲン化銀写
真材料の感度に比較して一般に遥かに劣っている。従っ
て潜像を担持する露光されたハロゲン化銀をトリガーと
して使用し、現像工程でのその高い増幅度を重合反応の
開始のために利用する幾つかの方法が提案されている。
【0005】例えば特公昭46−6581号及び特公昭
46−16357号、特開昭57−138632号、特
開昭57−142638号、特開昭57−176033
号、特開昭58−107529号、特開昭58−169
143号及び特開昭58−174947号、及びUS−
P3707379、US−P3767400、US−P
3782943、US−P3697275、US−P3
756818、US−P3687667、US−P38
74947、US−P3756820及びUS−P37
46542には、ハロゲン化銀の現像中に酸化される還
元剤から誘導される遊離基により重合反応を開始させる
方法が記載されている。US−P3241962、US
−P3345164及びUS−P3029145には、
幾つかの異なる方法で過酸化物から誘導される遊離基に
よって重合反応を開始する種々の方法が記載されてい
る。
【0006】上述した方法についてみると、重合体像が
通常のハロゲン化銀系の感度と同等の感度で形成される
としている。しかしながらこれらの方法は全てハロゲン
化銀の現像及び重合のため湿式処理を必要としている。
前述した如く、環境衛生の理由及び便宜上の理由のため
乾式法が好ましい。結果として、重合のための光開始剤
として、何ら湿式処理を必要としない「乾式銀法」を使
用するための種々の方法が探究されている。
【0007】例えばUS−P4629676には、感光
性銀塩、還元剤、重合性化合物及び結合剤を含有する記
録材料を露光し、続いて前記記録材料を乾燥条件で熱処
理し、これによって露光部域に重合体化合物を形成する
ことを含む像形成法が記載されている。好ましくは銀塩
酸化剤例えばベヘン酸銀も存在させる。重合性化合物は
広い範囲の化学群、例えばアクリル酸誘導体、ビニル誘
導体、スチレン等から選択できる。還元剤は幾つかの
群、例えばフェノール、ポリフェノール、ナフトール及
びヒドラジンから選択できる。
【0008】US−P4859568に、特に有用な還
元剤としてアリールヒドラジンを特許請求している同様
の方法が記載されている。
【0009】EP0203613による別の改変法で
は、重合性化合物及びカラー形成物質を共に内包したマ
イクロカプセルを含有する同様の材料が記載されてい
る。
【0010】最後に、EP0219087及びEP02
35751には、同様の材料及び方法において、還元剤
として作用する特に有用なヒドラジン誘導体の群が記載
されている。
【0011】本発明は、熱転写に基づいた新しい応用へ
の乾燥銀開始に基づいた光重合にも及ぶ。
【0012】本発明の目的は、黒白又はカラー像の形成
のため、湿式処理を必要としない別の方法を提供するこ
とにある。
【0013】本発明の別の目的は、平版印刷版の製造の
ため、湿式処理を必要としない別の方法を提供すること
にある。
【0014】本発明の他の目的は、以下の説明及び実施
例から明らかになるであろう。
【0015】本発明の目的は、(1) 光重合性化合物の
存在下に、支持体、及び化学放射線に対し感光性である
ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤を含有する少なくと
も一つの感光性層を含む感光性材料を像に従って露光す
る工程、(2) 前記感光性層を受容材料と接触させてい
る間に加熱し、非露光部域での非重合化合物を前記受容
材料に転写しかつ浸透させる工程、及び(3) 前記感光
性材料から前記受容材料を分離する工程を含む像形成法
を提供することにより達成される。
【0016】得られた像は、分離された材料の少なくと
も一つ上に作られた有用な可視像、又は印刷版として有
用である最後に分離した受容材料中に形成された親水性
背景(地)上の疎水性重合体像であることができる。
【0017】有用な可視像の形成の例では、受容材料は
支持体及び顔料例えばカーボンブラックを含有する層を
含有する。像部分及び非像部分間の凝集力及び接着力の
差の上述した方法による導入によって、分離した材料の
少なくとも一つ中に有用な可視像が得られる。
【0018】印刷版として有用な親水性背景上での重合
体像の形成の例のためには、受容材料は親水性面、例え
ば親水性層で被覆した支持体、又は親水性面を有する金
属支持体を含まなければならない。この例において、剥
離された受容材料は、非像部域で熱的に転写された非重
合化合物を重合させ、定着させるため、全面UV露光又
は加熱工程である後硬化処理を受ける。
【0019】光重合性化合物は、一つ以上の官能性(メ
タ)アクリレート基を担持するのが好ましい。最も好ま
しくは、この化合物は反応性多官能性単量体(後で詳述
する)の特定の群から選択する。光重合性化合物は、感
光性層中に、又は感光性材料の上に被覆した特別の層中
に、又は受容材料の上に被覆した特別の層中に存在させ
ることができる。
【0020】感光性材料及び受容材料は、好ましくは積
層工程で接触状態にもたらす。感光性材料の露光は、受
容材料と接触状態にする前又は後で行うことができる。
後者の場合において若し必要ならば、露光は感光性材料
の裏を通して行うことができる。
【0021】広く各種の光重合性化合物を本発明におい
て使用できる、例えばDE−OS4005231、DE
−OS3516256、DE−OS3516257、D
E−OS3632657及びUS−P4629676に
記載された単量体、ポリオールの不飽和エステル、特に
α−メチレンカルボン酸のかかるエステル、例えばエチ
レンジアクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリ
レート、エチレンジメタクリレート、1,3−プロパン
ジオールジ(メタ)アクリレート、1,2,4−ブタン
トリオールトリ(メタ)アクリレート、1,4−シクロ
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ベ
ンゼンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
ロールペンタアクリレート、1,5ペンタンジオールジ
(メタ)アクリレート、分子量200〜500のポリエ
チレングリコールのビスアクリレート及びメタクリレー
ト等;不飽和アミド、特にα−メチレンカルボン酸のも
のと特にα,ω−ジアミン及び酸素中断ω−ジアミンの
もの、例えばメチレンビス−アクリルアミド、メチレン
ビス−メタクリルアミド、1,6−ヘキサメチレンビス
−アクリルアミド、ジエチレントリアミントリス−メタ
クリルアミド、ビス(γ−メタクリルアミドプロポキ
シ)エタン、β−メタクリルアミドエチルメタクリレー
ト、N−(β−ヒドロキシエチル)−β−(メタクリル
アミド)エチルアクリレート及びN,N−ビス(β−メ
タクリロイルオキシエチル)アクリルアミド;ビニルエ
ステル、例えばジビニルスクシネート、ジビニルアジペ
ート、ジビニルフタレート、ジビニルブタン−1,4−
ジスルホネート;及び不飽和アルデヒド例えばソルブア
ルデヒド(ヘキサンジエナール)を使用できる。光重合
性組成物は又二つ以上の重合性官能基例えばアクリレー
ト化エポキサイド、ポリエステルアクリレート、ウレタ
ンアクリレート等を含む重合体及び/又はオリゴマーも
含有できる。これらの単量体及び/又は重合体及び/又
は単量体は混合物の形で使用できることは明らかであろ
う。
【0022】又単官能性(メタ)アクリル酸エステル
も、それらが揮発性でなくかつ望ましからぬ臭気を拡げ
ないならば、単量体として使用することができる。好適
な化合物にはn−オクチルアクリレート、n−オクチル
メタクリレート、デシルアクリレート、デシルメタクリ
レート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリ
レート、シキロヘキシルアクリレート、シキロヘキシル
メタクリレート、フェニルエチルアクリレート、フェニ
ルエチルメタクリレートを含む。
【0023】更に有用な単量体には、水中での良好な分
散性を示す親水性単量体、例えばスルホエチルメタクリ
レート、アクリルアミドメチルスルホン酸、ヒドロキシ
エチルメタクリレート及びエチレンオキサイド含有単量
体例えばテトラエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レートを含む。
【0024】最も好ましい重合性化合物は一つ以上の
(メタ)アクリレート官能基を含有する。
【0025】(メタ)アクリレート基を含有する光重合
性化合物の特に好ましい群は、下記一般式(I) 又は(II)
によって表わされる反応性多官能性単量体である:
【0026】 A[−NHCO−X −L1( −(L2)u − OCO− CR1=CH2)nm (I)
【0027】式中nは1〜3の整数を表わし、mはnが
1に等しいとき3〜6の整数に等しく、nが2又は3に
等しいとき2〜6に等しく、uは0又は1に等しい;
【0028】Aは、nが1に等しいときは3〜6価であ
り、nが2又は3に等しいときは2〜6価である下記の
種類の有機基である:
【0029】(a) 一つ以上のエーテル、エステル又は
アミド官能基で中断されていてもよい、5〜25個の炭
素原子を含有する炭化水素残基;
【0030】
【0031】A1 は0〜3個のO原子及び2〜20個の
C原子を含有していてもよい直鎖又は分枝鎖脂肪族残
基、6〜24個の炭素原子を含有する芳香族残基、7〜
28個のC原子を含有する芳香脂肪族残基、又は6〜2
6個のC原子を含有する環式脂肪族残基を表わし、R3
及びR4 はそれぞれ独立に水素又はメチル基を表わし、
2 は5〜25個の炭素原子を含有する炭化水素残基を
表わし、oは0〜5の整数を表わし、pはnが2又は3
に等しいとき2〜6の整数を表わし、nが1に等しいと
き3〜6の整数を表わす;
【0032】
【0033】A1 ,A2 ,R3 ,R4 ,o及びpは前述
したのと同意義を有する;
【0034】
【0035】A1 ,A2 ,R3 ,R4 ,o及びpは前述
したのと同意義を有する;Gは−O−CO−NH−Y
(−COO−)q −を表わし、Yはエステル、エーテル
又はウレタン官能基を含有していてもよく、かつ2〜1
5個の炭素原子を含有する2価(環式)脂肪族残基を表
わし、qは0又は1を表わし、Qは1〜3個の酸素架橋
を含有していてもよい、3〜15個の炭素原子を含有す
る直鎖又は分枝鎖脂肪族炭化水素基を表わし、rは0又
は1に等しい;
【0036】XはO又はNR2 を表わし、L1 は少なく
とも2価であり、1〜3個のO原子を含有していてもよ
い脂肪族炭化水素残基を表わし、L2 は分枝鎖又は直鎖
であることのできる1〜6個のC原子の低級アルキレン
基を表わし、R1 は水素又はメチル基を表わし、R2
水素又は1〜6個のC原子の低級アルキル基を表わす。
【0037】
【化2】
【0038】Urは2価又は3価縮合尿素残基を表わ
し、ZはO又はNR10を表わし、R10は1〜12個のC
原子を含有するアルキル基を表わし、R7 は2〜25個
のC原子を含有する2価炭化水素残基を表わし、R8
3個以下のO原子で中断されていることができ、直鎖又
は分枝鎖であることができる2〜18個のC原子を含有
し、2〜6の原子価を有する炭化水素残基を表わし、R
9 は水素又はメチル基を表わし、αは1〜5の整数を表
わし、βは2又は3に等しい。
【0039】一般式(I) による好ましくし使用される単
量体は、この一般式(I) における炭化水素残基A及び/
又はA2 として下記残基の一つを含む:
【0040】
【化3】
【0041】
【0042】
【化4】
【0043】
【化5】
【0044】式中R5 及びR6 はそれぞれ独立に水素又
は1〜6個のC原子の低級アルキル基を表わし、s及び
tはそれぞれ独立に1〜6の整数を表わし、脂肪族炭化
水素残基Ia,Ic及びIdは2〜6の自由原子価を含
有する。
【0045】本発明により使用するのに好適な一般式
(I) による単量体の例を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】式1,2及び10中の小数は、これらの式
が前記式中のエチレンオキサイド部分の異なる長さを有
する化合物の混合物を表わし、従って小数は前記エチレ
ンオキサイド部分の平均を表わす。式14〜23は構造
異性体の混合物を表わし、異性体の分離をすることなく
本発明により使用できる。
【0052】一般式(I) に相当する単量体は、高い重合
速度を示し、10%という低い変換率でさえも固化す
る、従って露光部分と非露光部分間の迅速な差異形成を
可能にする。
【0053】一般式(I) に相当する単量体は知られてお
り、ドイツ特許出願No. 3522005、No. 3703
080、No. 3643216、No. 3703130、N
o. 3917320及びNo. 3743728に従って製
造できる。
【0054】一般単量体式(II)において、Urに表わさ
れる好ましい縮合尿素残基には下記の構造単位がある:
【0055】
【化6】
【0056】
【化7】
【0057】
【化8】
【0058】Zによって表わされる2価残基は酸素原子
であるのが好ましい。ZがNR10を表わす場合には、R
10は直鎖又は分枝鎖アルキル基、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基又はt−ブチル基であるのが好まし
い。
【0059】R7 によって表わされる炭化水素残基は酸
素で中断されていてもよい。R7 は脂肪族、芳香族又は
混合脂肪族−芳香族炭化水素残基を表わす。例えばR7
は2価直鎖又は分枝鎖脂肪族基、好ましくは2〜12個
の炭素原子を有する脂肪族基、例えばエチレン、プロピ
レン、1,4−テトラメチレン、1,6−ヘキサメチレ
ン及び2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチレ
ン及びそれらの異性体に等しい。或いはR7 は、6〜2
4個、好ましくは6〜14個の炭素原子を有する単環式
又は多環式飽和又は芳香族炭化水素残基を表わしうる。
【0060】一般式(II)による好ましくかつ有用な単量
体の例を下表2に示す:
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】
【表8】
【0064】一つの単量体又は一つより多くの単量体の
混合物を使用できる。
【0065】光重合性化合物は、ハロゲン化銀を混入し
た同じ感光性層中に存在させることができる、或いはそ
れらは別の層、例えば感光性層の上に被覆した層、又は
受容材料の上に被覆した層中に存在させることができ
る。
【0066】光重合性化合物を含有する層は少なくとも
1種の光開始剤も含有するのが好ましい。好ましくは使
用する光開始剤は化学光線によって活性化でき、185
℃以下では熱的に不活性である重合開始剤である。かか
る開始剤の例には、共役した6員炭素環式環中の環内炭
素原子に結合した二つの環内カルボニル基を有する化合
物である置換もしくは非置換多核キノンを含み、カルボ
ニル基を含む環に縮合した少なくとも一つの芳香族炭素
環式環がある。かかる開始剤には、9,10−アンスラ
キノン、1−クロロアンスラキノン、2−クロロアンス
ラキノン、2−メチルアンスラキノン、2−t−ブチル
アンスラキノン、オクタメチルアンスラキノン、1,4
−ナフトキノン、9,10−フェナンスレンキノン、
1,2−ベンズアンスラキノン、2,3−ジクロロナフ
トキノン、アンスラキノン−α−スルホン酸のナトリウ
ム塩、3−クロロ−2−メチルアンスラキノン及び1,
2,3,4−テトラヒドロベンゼン−α−アンスラセン
−7,12−ジオンを含む。又有用である光開始剤は、
Plambeck のUS−P2760863に記載されてお
り、ジアセチル、ベンジル等の如きビシナルケトアルド
ニル化合物、ベンゾイン、ピバロン等の如きα−ケトア
ルドニルアルコール、例えばベンゾインメチル及びエチ
ルエーテル等のアシロインエーテル;メチルベンゾイ
ン、α−アリルベンゾイン、及びα−フェニルベンゾイ
ンを含むα−炭化水素置換芳香族アシロインを含む。本
発明により有用な更に別の光開始剤には、Arnost Reise
r 著、Photoreactive Polymers;G. A. Delzenne 著、
Organic photochemical imaging systems ;J. of Coat
ings Technology 、Vol 59,No. 751(1987年
8月)97〜106頁の Christian Decker によるUV
−Curing Chemistry: Past ,Present and Future ;
EP−A362827及びUS−P3558309に記
載されたものがある。
【0067】光重合性組成物中の光開始剤対重合性化合
物の重量比は1:1〜1:10であるのが好ましい。
【0068】光重合性化合物を含有する層は更に熱重合
開始剤を含有できる。本発明により使用するための開始
剤には、p−メトキシフェノール、ハイドロキノン、ア
ルキル及びアシル置換ハイドロキノン及びキノン、t−
ブチルカテコール、ピロガロール、銅レジネート、ナフ
チルアミン、β−ナフトール、塩化第一銅、2,6−ジ
ーt−ブチル−p−クレゾール、フォトチアジン、ピリ
ジン、ニトロベンゼン及びジニトロベンゼン、p−トル
キノン及びクロラニルがある。
【0069】光重合性化合物の存在とは別に、感光性層
は、化学放射線に感光性のハロゲン化銀、有機銀塩酸化
剤及び還元剤を含む。
【0070】本発明で使用できるハロゲン化銀乳剤のハ
ロゲン化銀組成は特に限定されず、例えば塩化銀、臭化
銀、沃化銀、塩臭化銀、臭沃化銀及び塩臭沃化銀から選
択した任意の組成物であることができる。しかしながら
感度の理由のため、(沃)臭化銀乳剤が好ましい。沃化
銀の含有率は20モル%以下である。
【0071】写真乳剤は、例えばパリーの Paul Montel
1967年発行、P. Glafkides著、Chimie et Physiq
ue Photographique ;ロンドンの The Focal Press19
66年発行、G. F. Duffin 著、Photographic Emulsio
n Chemistry ;ロンドンのThe Focal Press 1966年
発行、V. L. Zelikman 等著、Making and CoatingPhot
ographic Emulsion に記載されている如き種々の方法
により可溶性銀塩及び可溶性ハロゲン化物から作ること
ができる。
【0072】感光性ハロゲン化銀乳剤はいわゆる単純乳
剤、換言すれば、化学的に増感されていない乳剤である
ことができる。しかしながら感光性ハロゲン化銀乳剤
は、例えば前述した P. Glafkides の Chimie et Physi
que Photographique;前述したG. F. Duffin の Photo
graphic Emulsion Chemistry;前述した、V. L. Zlikma
n 等の Making and Coating Photographic Emulsion;
及び Akademische Verlagsgesellschaft 1968年発
行、H. Frieser 編、Die Grundlagen der Photographi
schen Prozesse mit Silberhalogeniden に記載されて
いる如く化学的に増感できる。
【0073】感光性ハロゲン化銀乳剤は、John Wiley a
nd Sons 1964年発行、F. M. Famer 著、The Cyanin
e Dyes and Related Compounds に記載されている如き
メチン染料でスペクトル増感できる。スペクトル増感の
ために使用できる染料には、シアニン染料、メロシアニ
ン染料、錯体シアニン染料、錯体メロシアニン染料、ヘ
ミシアニン染料、スチリル染料及びヘミオキソノール染
料を含む。特に価値ある染料は、シアニン染料、メロシ
アニン染料及び錯体メロシアニン染料に属するものであ
る。しかしながら本発明の好ましい例においてはハロゲ
ン化銀はスペクトル増感しない。
【0074】或いはハロゲン化銀は乳剤として感光性層
中に混入せず、銀塩酸化剤、例えばベヘン酸銀、及びハ
ロゲン供与塩、例えばハロゲン化リチウムの反応により
感光性組成物中でその場で発生させる。
【0075】感光性層は更に、像部分における還元剤を
酸化するため有機銀塩酸化剤を含有する。これらの銀塩
はそれ自体は光に対し比較的安定であるが、潜像を担持
するハロゲン化銀の存在下に加熱したとき、還元剤を酸
化し、一方それ自体は銀に還元される。かかる銀塩の例
には、脂肪酸(例えばベヘン酸、ステアリン酸、ラウリ
ン酸、マレイン酸、アジピン酸等)、芳香族カルボン酸
(例えば安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、サリチル
酸等)、メルカプト基もしくはチオン基含有化合物(例
えば3−メルカプト−4−フェニル−1,2,4−トリ
アゾール、2−メルカプトベンズイミダゾール等)又は
イミノ基含有化合物(例えばGB1173426及びU
S−P3635719等に記載されている如きベンゾト
リアゾール又はその誘導体)の銀塩がある。本発明の最
も好ましい例においては、銀塩酸化剤はベヘン酸銀であ
る。
【0076】有用な還元剤には、レゾルシン、m−アミ
ノフェノール、アルキルフェノール、アルコキシナフト
ール、m−フェニレンジアミンを含む。好ましい還元剤
の群は、ヒドラジン化合物で構成される。特に好ましい
ヒドラジン化合物には、p−トリルヒドラジン塩酸塩、
N,N−フェニルホルミルヒドラジド、アセトヒドラジ
ド、ベンゾイルヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒ
ドラジド、N,N′−ジアセチルヒドラジン、β−アセ
チル−フェニルヒドラジン等を含む。
【0077】還元剤は所望により組合せて使用できる。
【0078】光重合性化合物自体が結合剤としての機能
を果すことができるが、好ましくは本発明の記録材料の
層中に別の結合剤を存在させる。有用な結合剤の例に
は、有機溶媒可溶性重合体、例えばポリメチルメタクリ
レート、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン−塩化ビニル
共重合体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリエステル、
ポリアミド、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレ
ン等を含む。特に好ましい結合剤はポリビニルブチラー
ル(MONSANTO Co.より商標 BUTVAR で市販されている)
である。これらの重合体を溶解し、被覆するため幾つか
の有機溶媒を使用できる。これらの重合体結合剤は単独
で又はそれらの2種以上の組合せで使用できる。それら
は又水溶性結合剤、例えばゼラチン、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロ
ース、アラビヤゴム、カゼイン、メチルセルロース等と
組合せることができる。例えばハロゲン化銀は、ゼラチ
ン含有乳剤の形で作ることができる、これは単量体及び
ゼラチン以外の結合剤を含有する被覆溶液に加えること
ができる。この場合、2種以上の結合剤は必ずしも均一
に混合する必要はない。更に単量体は結合剤と必ずしも
均一に混合する必要はない。
【0079】感光性被覆組成物の必須成分の好ましい濃
度範囲を表3に、その被覆組成物中でそれぞれの重量%
で表示する。
【0080】 表 3 (a) 光重合性化合物が感光性層中に存在する: 成 分 重量%範囲 好ましい重量%範囲 ハロゲン化銀 1〜20 2〜10 銀塩酸化剤 5〜50 8〜40 還 元 剤 0.5〜25 1〜15 結 合 剤 0〜50 5〜20 単 量 体 5〜70 10〜40 (b) 光重合性化合物が別の層中に存在する: 成 分 重量%範囲 好ましい重量%範囲 ハロゲン化銀 1〜30 2〜15 銀塩酸化剤 5〜60 10〜40 還 元 剤 2〜30 5〜20 結 合 剤 10〜60 15〜40
【0081】感光性材料の全乾燥厚さは0.3〜25μ
で変えることができる。
【0082】別の層の場合、ハロゲン化銀層対単量体層
の乾燥厚さの比は10:1〜1:5で変えることができ
る。
【0083】感光性材料の一つ以上の層が更に熱可塑性
重合体を含有できる。本発明により使用するのに好適な
熱可塑性重合体には下記のものを含む:
【0084】(A) コポリエステル、例えばアルキレン
グリコール例えば式HO(CH2v OH(vは2〜1
0の整数である)のポリメチレングリコールと、(1) ヘ
キサヒドロテレフタル酸、セバチン酸及びテレフタル
酸、(2) テレフタル酸、イソフタル酸及びセバチン酸、
(3) テレフタル酸及びセバチン酸、(4) テレフタル酸及
びイソフタル酸、及び(5) 前記グリコールと(i) テレフ
タル酸、イソフタル酸及びセバチン酸及び(ii)テレフタ
ル酸、イソフタル酸、セバチン酸及びアジピン酸から作
ったコポリエステルの混合物との反応生成物から作られ
たもの;
【0085】(B) ナイロン即ちポリアミド、例えばN
−メトキシメチルポリヘキサメチレンアジパミド;
【0086】(C) 塩化ビニリデン共重合体、例えば塩
化ビニリデン/アクリロニトリル、塩化ビニリデン/メ
チルアクリレート及び塩化ビニリデン/酢酸ビニル共重
合体;
【0087】(D) エチレン/酢酸ビニル共重合体;
【0088】(E) セルロースエーテル、例えばメチル
セルロース、エチルセルロース及びベンジルセルロー
ス;
【0089】(F) ポリエチレン;
【0090】(G) 合成ゴム、例えばブタジエン/アク
リロニトリル共重合体、及びクロロ−2−ブタジエン−
1,3−重合体;
【0091】(H) セルロースエステル、例えば酢酸セ
ルロース、セルロースアセテートスクシネート、及びセ
ルロースアセテートブチレート、硝酸セルロース;
【0092】(I) ポリビニルエステル、例えばポリビ
ニルアセテート/アクリレート、ポリビニルアセテート
/メタクリレート及びポリビニルアセテート;
【0093】(J) ポリ(メタ)アクリレート及びα−
アルキルポリ(メタ)アクリレートエステル、例えばポ
リメチルメタクリレート及びポリビニルアセテート;
【0094】(K) 約4000〜1000000の平均
分子量を有するポリグリコールの高分子量ポリエチレン
オキサイド;
【0095】(L) ポリ塩化ビニル及び共重合体、例えば
ポリビニルクロライド/アセテート、ポリビニルクロラ
イド/アセテート/アルコール;
【0096】(M) ポリビニルアセタール、例えばポリ
ビニルブチラール、ポリビニルホルマール;
【0097】(N) ポリホルムアルデヒド;
【0098】(O) ポリウレタン及び共重合体;
【0099】(P) ポリカーボネート及び共重合体;
【0100】(Q) ポリスチレン及び共重合体例えばポ
リスチレン/アクリロニトリル、ポリスチレン/アクリ
ロニトリル/ブタジエン。
【0101】感光性材料の層の一つ以上が、例えば摩耗
性、化学的不活性等の一定の所望の特性を与えるため非
熱可塑性重合体化合物を更に含有できる。好適な非熱可
塑性重合体化合物には、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、セルロース、無水ゼラチン、フェノー
ル樹脂及びメラミン−ホルムアルデヒド樹脂等を含む。
熱可塑性層は光重合体材料の露光のため使用する波長で
本質的に透明である非混和性重合体又は非重合体有機も
しくは無機充填剤又は強化剤、例えば親有機性シリカ、
ベントナイト、シリカ、粉末ガラス、コロイドカーボ
ン、及び各種の染料及び顔料も、熱可塑性層の所望の特
性で変化させる量で含有することもできる。これらの充
填剤は組成物の強度を改良するのに、そして粘着を減じ
るのに、更に着色剤として有用である。
【0102】熱可塑性層の接着を調整しかつ/又は湿潤
性を改良する薬剤を加えることができる。好適な薬剤に
は例えばシリコーン、ケイ素含有重合体例えばポリ(ジ
メチルシロキサン)−ポリエーテル共重合体、ポリ(ジ
メチルシロキサン)−ポリエステル、ケイ素含有界面活
性剤、弗素含有共重合体及び弗素含有界面活性剤等があ
る。
【0103】熱転写後種々の結果を与えるため、感光性
材料に、種々の染料、感熱写真化合物、UV吸収剤、酸
化防止剤及びカラー形成成分を加えることができる。し
かしながらこれらの添加剤材料は、重合反応を阻止し又
は露光波長での光の過度の量を吸収してはならないのが
好ましい。
【0104】本発明の感光性材料の支持体は、好ましく
は透明有機樹脂支持体例えば硝酸セルロースフィルム、
酢酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタールフィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム又はポリ−α−オレフィンフィルム例えばポ
リエチレン又はポリプロピレンフィルムである。かかる
有機樹脂フィルムの厚さは、0.07〜0.35mmで
あるのが好ましい。これらの有機樹脂支持体は下塗層で
被覆するのが好ましい。
【0105】特別の例にはよれば、本発明との関連にお
ける受容材料は、支持体及び顔料化層、又は親水性面を
有する支持体を含む。最後に有用な可視像を得なければ
ならない例においては、受容材料は、支持体及び顔料を
含有する受容層を含む。好適な顔料には、例えばカーボ
ンブラック、TiO2 、SiO2 フタロシアニン顔料及
び他の染料顔料、グラファイト、リン光体粒子、セラミ
ックス、クレー、金属粉末例えばアルミニウム、銅、磁
性鉄及び青銅等、又はそれらの混合物がある。好ましい
顔料はカーボンブラックである。後者の場合には、分離
した受容材料及び/又は分離した感光性材料中に最後に
有用な黒白像を得ることができる。この方法に基づくも
のは、通常の像セットフィルム又は通常のデュープリケ
イティングフィルムを構成する。別の好ましい例におい
て、顔料は染料顔料である。最後に得られる着色像は、
原画のいわゆる単一カラープルーフ又はスキャナーで作
られる原画のカラー分解のプルーフとしてい作用でき
る。
【0106】最後に印刷版を得なければならない本発明
の例においては、受容材料は親水性面を有するか又は親
水性層で被覆した支持体を含まなければない。受容材料
には例えばポリエステルフィルム支持体、Al又はZn
の如き金属支持体、及び紙基体がある。これらの支持体
は、それ自体充分な親水性でないとき、最後に親水性層
で被覆する。特に好適な受容材料は、例えばUS−P3
971660に記載されている如くTiO2 を含有し、
テトラアルキルオルソシリケート例えばテトラメチルオ
ルソシリケート又はテトラエチルオルソシリケートで硬
化したポリビニルアルコールの層で被覆したポリエステ
ル基体を含む。
【0107】好ましく使用される金属支持体はアルミニ
ウムである。本発明により使用するのに好適なアルミニ
ウム支持体には、純粋アルミニウム又はアルミニウム含
有率が少なくとも95%であるアルミニウム合金から作
ったアルミニウム箔がある。有用な合金には、例えば重
量で99.55%のAl、0.29%のFe、0.10
%のSi、0.004%のCu、0.002%のMn、
0.02%のTi及び0.03%のZnを含有するもの
がある。箔の厚さは通常約0.13〜約0.50mmの
範囲である。
【0108】平版オフセット印刷のためのアルミニウム
又はアルミニウム合金箔の製造は、次の工程、粒子化、
陽極酸化、及び場合により箔の封止を含む。
【0109】箔の粒子化及び陽極酸化は、本発明により
高品質のプリントを作ることができる平版印刷版を得る
ために必要である。封止は必ずしも必要ではないが、印
刷結果を更に改良できる。
【0110】アルミニウム面の粒子化は既知の方法で機
械的に又は電気分解的に行うことができる。粒子化によ
って作られる荒さはμmで表わした中心線平均値として
測定され、好ましくは約0.2〜約1.5μmで変化す
る。
【0111】アルミニウムの陽極酸化は、電解質例えば
クロム酸、修酸、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム及
びそれらの混合物中で行うことができる。好ましくはア
ルミニウムの陽極酸化は、陽極酸化層の所望の厚さが達
成されるまで希薄水性硫酸媒体中で行う。アルミニウム
箔は両側で陽極酸化するとよい。陽極酸化層の厚さは顕
微鏡写真カットを作って最も正確に測定されるが、陽極
酸化層を溶解し、板を溶解処理の前及び後で秤量するこ
とによって同様に測定することができる。良好な結果は
約0.4〜約2.0μmの陽極酸化層の厚さで得られ
る。像鮮鋭性及びその結果としての最終の印刷したコピ
ーの鮮鋭性を改良するため、陽極酸化層は例えばJA−
A58−14797に記載されている如くハレイション
防止染料又は顔料で内部を着色するとよい。かかる着色
のため使用する染料もしくは顔料又は染料もしくは顔料
の混合物は、それらがアリールジアゾスルホネートを含
有する重合体を含む層中でのハレイションを防止又は減
少するように選択する。
【0112】陽極酸化工程後、陽極酸化面は封止すると
よい。陽極酸化によって形成された酸化アルミニウム層
の孔の封止は、アルミニウム陽極酸化の当業者に知られ
ている方法である。この方法は、例えば Belgisch - Ne
derlands tijdschrift voorOppervlaktetechnieken van
materialen、24 ste jaargang/janiari 1980
年の、Sealing - kwaliteit en sealing - controle va
n geanodiseerd Aluminium の表題の論文に記載されて
いる。多孔質陽極酸化アルミニウム面の封止の別の方法
もある。有利な封止法は水和封止法であり、これによる
と水和された針状酸化アルミニウム結晶(boemite)が形
成され、水受容を介して封止又は部分封止される。従っ
てアルミニウム箔の陽極酸化面は70〜100℃の水か
水蒸気で洗うことができる。封止効果を改良するため、
熱封止水は添加剤例えばニッケル塩を含有するとよい。
封止は又リン酸イオン又はケイ酸塩を含有する水性溶液
で陽極酸化面を処理することによっても行うことができ
る。封止処理により、陽極酸化層は実質的に非多孔性に
され、かくして得られた印刷版を用いてより長い印刷生
産をすることができる。封止の結果として印刷版の非印
刷部域でのかぶりの発生は実質的に避けられる。
【0113】アルミニウム箔の粒子化、陽極酸化及び封
止は、例えばUS−P3861917及びその中に引用
された文献に記載されている如く行うことができる。
【0114】感光性材料及び受容材料は、積層により、
好ましくはそれらを一緒にローラーラミネーターを通し
て搬送することにより接触状態にもたらすのが好まし
い。必要ならば熱をローラーに付与できる。
【0115】感光性材料が感受性である放射線、例えば
紫外線、赤外線又は可視光を放出する放射線源により、
それぞれの組成物及び用途に従って露光を行うことがで
きる。好適な光源にはタングステンランプ、蛍光ラン
プ、金属ハロゲンランプ、キャノン光、レーザー、発光
ダイオード(LED)、陰極線管(CRT)等を含む。
像に従った露光はX線又は電子ビームを用いて行うこと
もできる。露光は使用するハロゲン化銀の感度によって
変化する、しかし一般には102 〜105 mj/m2
範囲である。
【0116】像に従った露光工程は、受容材料を感光性
材料と接触状態にする前に、感光性材料に適用できる。
或いは二つの材料を先ず相互に接触状態にし、次いで像
に従った露光を、必要ならば感光性材料の支持体を通し
て行う、この場合この支持体は透明でなければならな
い。光重合性化合物を含有する層が、感光性層の上に被
覆された別の層である例の場合においては、光重合性化
合物を含有するこの層を感光性層に付与する前に感光性
層を露光することさえ可能である。
【0117】続く加熱工程は、像部分での重合反応を促
進し、非重合単量体の非像部分における受容材料への熱
転写を促進するのに必要である。加熱は熱板、加熱ロー
ラー、赤外ランプ、高周波誘導加熱装置等を使用して行
うことができる。加熱温度は70℃〜180℃の範囲が
好ましく、90℃〜120℃の範囲が最も好ましい。加
熱時間は1秒〜5分の範囲が好ましく、5秒〜2分の間
が最も好ましい。最適の加熱時間及び加熱温度は相互に
依存している。
【0118】最後に受容材料及び感光性材料は剥離法に
より分離する。それぞれの具体例により、直接使用でき
る可視像が得られる、又は親水性背景上の疎水性の重合
部域からなる像が受容材料中に得られる、これは平版印
刷版として使用できる。
【0119】転写された像の安定性を確実にするため、
紫外光への全面露光及び/又は加熱工程によって転写さ
れた像を後硬化することが有利なことがある。かかる方
法は、転写された像を、前述した如き印刷マスターとし
て使用するとき特に好ましい。
【0120】下記実施例は本発明を示すが、これに限定
するものではない。百分率は重量にによる。
【0121】実施例 1 支持体及び顔料化層を含む受容材料を次の如く作った。
厚さ0.1mmを有するポリエチレンテレフタレート支
持体上に、(a) 3.3%のカーボンブラック(DEGUSSA
Co. より市販されている商標名 PRINTEX U)、0.67
%のポリビニルピロリドン(BASF AG より市販されて
いる商標名 LUVISKOL K 90)及び0.50%の湿潤剤
Ultra von W を含有する分散液として作ったカーボン
ブラック層(1.5g/m2 )及び(b) 水性ゼラチン含
有層(0.1g/m2 )を被覆した。
【0122】感光性被覆組成物は、ベヘン酸銀及び臭化
リチウムのその場での反応により臭化銀を発生させるよ
うに作った。形成された組成物は、1.27%の BUTVA
R B−79(MONSANTO Co. よって市販されている)、
0.41%のパルミチン酸/パルミチン酸ナトリウム、
0.85%のベヘン酸リチウム、0.46%の臭化銀、
4.42%のベヘン酸銀、1.11%のベンゾイルヒド
ラジド、4.71%の単量体II−7、52.51%のメ
チルエチルケトン及び34.26%のエタノールを含有
していた。この混合物は厚さ0.1mmを有する別のポ
リエチレンテレフタレート支持体に6g/m2 の被覆量
で被覆した。形成された感光性材料は、40℃で10分
間空気乾燥した。
【0123】顔料化層を含む受容材料、及び感光性層
を、被覆された側を面対面接触させて、ローラーラミネ
ーターを通して一緒に搬送した。次にこの複合記録材料
を、線150本/inのスクリーン罫線に相当するスク
リーン試験パターンを介してUV放射線により、密着装
置中で感光性材料の支持体を通して露光した。更に複合
記録材料を100℃で30秒間加熱した。最後に層を相
互から分離した。すぐれた鮮鋭性及び高光学濃度を有す
るカーボン像が得られた。
【0124】実施例 2 前記実施例1を、受容材料及び感光性材料を一緒にロー
ラーラミネーターを通して搬送する前に、像に従って露
光して繰返した。同様の良好なカーボン像が得られた。
【0125】実施例 3 前記実施例1及び2と同様にしてカーボンブラック層を
含有する受容材料を作った。
【0126】感光性材料は次の如く作った。ベヘン酸ナ
トリウム及び臭化リチウムのその場での反応によって臭
化銀を発生させてエタノール性被覆組成物を作った。形
成された組成物は、4.14%のベヘン酸銀、3.70
%の BUTVAR B −79、0.43%の臭化銀、1.04
%のN,N′−アセチル−フェニル−ヒドラジン、0.
79%のベヘン酸リチウム、及び0.39%のパルミチ
ン酸/パルミチン酸ナトリウムを含有していた。このエ
タノール性溶液を厚さ175μを有するポリエチレンテ
レフタレート支持体上に4g/m2 の被覆量で被覆し
た。40℃で乾燥後、この感光性層上に、10g/m2
の被覆量で単量体11を含有する単量体層を被覆した。
【0127】受容材料及び感光性材料を、被覆した側を
面対面接触させて一緒にローラーラミネーターを通して
搬送した。次にこの複合記録材料を、線150本/in
のスクリーン罫線に相当するスクリーン試験パターンを
介してUV放射線により、密着装置中で感光性材料の基
体を通して露光した。更に複合記録材料を100℃で
1.5分間加熱した。最後に層を相互に分離した。すぐ
れた鮮鋭性及び高光学濃度を有するカーボン像が得られ
た。
【0128】実施例 4 前記実施例3において、感光性組成物中での1.04%
のN,N′−アセチル−フェニル−ヒドラジンを、0.
52%のN,N′−アセチル−フェニル−ヒドラジンと
0.26%のm−ジメチルアミノフェノールの混合物で
置換し、更に単量体層中での化合物11を化合物II−6
で置換して実施例3を繰返した。同様に良好な結果が得
られた。
【0129】実施例 5 顔料化受容材料は前記実施例1〜4と同様に作った。
【0130】感光性材料は次の如く作った。感光性層は
実施例3と同じ組成で作った。空気中で40℃で乾燥
後、この感光性層を線150本/inのスクリーン罫線
を有するスクリーン試験パターンを介してUV放射線で
密着装置中で露光した。次にその上にジペンタエリスリ
トールペンタアクリレート単量体を含有する層を10g
/m2 の被覆量で適用した。
【0131】受容材料及び感光性材料を、被覆側を相互
に対面させて一緒にローラーラミネーターを通して搬送
した。続いてこの複合材料を100℃で加熱し、最後に
二つの材料を相互に分離した。すぐれた解像性を有する
カーボンブラック像が得られた。
【0132】実施例 6 本実施例は、感光性層にジペンタエリスリトールペンタ
アクリレート単量体を含有する層を適用後、像に従った
露光を行った実施例5と同様に行った。同等に良好なカ
ーボンブラック像が得られた。
【0133】実施例 7 本実施例は、像に従った露光を、積層工程後感光性材料
のポリエチレンテレフタレート支持体を通して行って実
施例5と同様に行った。同様に良好なカーボンブラック
像が得られた。
【0134】実施例 8 親水性層を含む受容材料を次の如く作った。21.5%
二酸化チタン(平均粒度0.3〜0.5μ)及び2.5
%のポリビニルアルコールの脱イオン水中の分散液41
8gに、攪拌しながら水中のポリビニルアルコールの5
%溶液220g、水中のテトラメチルオルソシリケート
の加水分解した22%乳濁液95g、及び通常の界面活
性剤の10%溶液22gを加えた。更にこの混合物に、
脱イオン水245mlを加え、pHを4.0に調整し
た。この分散液を、親水性下塗層を設けたポリエチレン
テレフタレート支持体上に被覆して55g/m2 の湿潤
被覆を得た。続いて層を30℃で乾燥した。この親水性
の最上に、単量体ジペンタエリスリトールペンタアクリ
ートを含有する層を10g/m2 の被覆量で被覆した。
【0135】感光性材料は次の如く作った。厚さ175
μを有する下塗したポリエチレンテレフタレート支持体
上に、ベヘン酸ナトリウム及び臭化リチウムのその場で
の反応後、4.14%のベヘン酸銀、3.70%の BUT
VAR B −79、0.43%の臭化銀、1.04%のN,
N′−アセチル−フェニル−ヒドラジン、0.79%の
ベヘン酸リチウム及び0.39%のパルミチン酸/パル
ミチン酸ナトリウムを含有するエタノール性溶液から、
感光性層を4g/m2 の湿潤被覆量で被覆した。形成さ
れた材料を空気で40℃で乾燥し、次いで線150本/
inのスクリーン罫線を有するスクリーン試験パターン
を介してUV放射線で密着装置中で露光した。
【0136】親水性層及び単量体層を含有する受容材
料、及び感光性材料を、被覆側を対面させて一緒にロー
ラーラミネーターを通して搬送した。次にこの複合材料
を90秒間100℃で加熱した。続いて二つの材料を相
互に分離した。分離した受容材料を、全面UV露光及び
真空中で100℃で加熱して後硬化処理を受けさせた。
すぐれた印刷特性を有する印刷版が得られた。
【0137】実施例 9 実施例8において、単量体含有層を受容材料の上の代り
に感光性材料の上に被覆して実施例8を繰返した。同等
の良好な特性を有する印刷版が得られた。
【0138】実施例 10 実施例9において、受容材料を、厚さ0.15mmを有
する機械的に粒子化し、陽極酸化したアルミニウム支持
体で置換して実施例9を繰返した。すぐれた印刷特性を
有する印刷版が得られた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/105 504 (72)発明者 エルマン・ジョゼフ・ユイテルオヴン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 ロラン・フランソワ・ベール ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内 (72)発明者 リュク・エルヴィク・レーンデル ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 光重合性化合物の存在下に、支持
    体、及び化学放射線に対し感光性のハロゲン化銀、銀塩
    酸化剤及び還元剤を含有する少なくとも一つの感光性層
    を含む感光性材料を像に従って露光する工程、 (2) 前記感光性層を受容材料と接触させている間に加
    熱し、非露光部域中の非光重合化合物を前記受容材料中
    に転写させかつ浸透させる工程、及び (3) 前記感光性材料から前記受容材料を分離する工程 を含むことを特徴とする像の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記光重合性化合物が一つ以上の重合性
    アクリレート又はメタクリレート基を含有することを特
    徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 一つ以上の重合性アクリレート基又はメ
    タクリレート基を含有する前記光重合性化合物が、下記
    一般式(I) 又は(II)によって表わされる反応性多官能性
    単量体であることを特徴とする請求項2の方法: A[−NHCO−X −L1( −(L2)u − OCO− CR1=CH2)nm (I) 式中、nは1〜3の整数を表わし、mはnが1に等しい
    とき3〜6の整数に等しく、nが2又は3に等しいとき
    2〜6に等しく、uは0又は1に等しい;Aはnが1に
    等しいとき3〜6価であり、nが2又は3に等しいとき
    2〜6価である下記の種類の有機基を表わす: (a) 一つ以上のエーテル、エステル又はアミド官能基
    で中断されていてもよい5〜25個の炭素原子を含有す
    る炭化水素残基; 1 は0〜3個のO原子及び2〜20個のC原子を含有
    できる直鎖又は分枝鎖脂肪族残基、6〜24個の炭素原
    子を含有する芳香族残基、7〜28個のC原子を含有す
    る芳香脂肪族残基又は6〜26個のC原子を含有する環
    式脂肪族残基を表わし、R3 及びR4 はそれぞれ独立に
    水素又はメチル基を表わし、A2 は5〜25個の炭素原
    子を含有する炭化水素残基を表わし、oは0〜5の整数
    を表わし、pはnが2又は3に等しいとき2〜6の整数
    を表わし、nが1に等しいとき3〜6の整数を表わす; 1 ,A2 ,R3 ,R4 ,o及びpは前述したのと同意
    義を有する; 1 ,A2 ,R3 ,R4 ,o及びpは前述したのと同意
    義を有し、Gは−O−CO−NH−Y(−COO−)q
    −を表わし、Yは2〜15個のC原子を含有し、エステ
    ル、エーテル又はウレタン官能基を含有してもよい2価
    (環式)脂肪族残基を表わし、qは0又は1を表わす、
    Qは3〜15個の炭素原子を含有し、1〜3個の酸素架
    橋を含有していてもよい直鎖又は分枝鎖脂肪族炭化水素
    残基を表わし、rは0又は1に等しい、 XはO又はNR2 を表わし、L1 は少なくとも2価であ
    り、かつ1〜3個のO原子を含有していてもよい脂肪族
    炭化水素残基を表わし、L2 は分枝鎖又は直鎖であるこ
    とのできる1〜6個のC原子の低級アルキレン基を表わ
    し、R1 は水素又はメチル基を表わし、R2 は水素又は
    1〜6個のC原子の低級アルキル基を表わす; 【化1】 式中Urは2価又は3価縮合尿素残基を表わし、ZはO
    又はNR10を表わし、R10は1〜12個の炭素原子を含
    有するアルキル基を表わし、R7 は2〜25個のC原子
    を含有する2価炭化水素残基を表わし、R8 は2〜6原
    子価を有し、2〜18個のC原子を含有する炭化水素残
    基を表わし、これは直鎖又は分枝鎖であることができ、
    かつ3個以下のO原子で中断されていることができる、
    9 は水素又はメチル基を表わし、αは1〜5の整数を
    表わし、βは2又は3に等しい。
  4. 【請求項4】 前記光重合性化合物が、前記感光性層中
    に存在することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記光重合性化合物が、前記感光性材料
    の上に被覆された別の層中に存在することを特徴とする
    請求項1〜4の何れか1項の方法。
  6. 【請求項6】 前記光重合性化合物が、前記受容材料の
    上に被覆された別の層中に存在することを特徴とする請
    求項1〜4の何れか1項の方法。
  7. 【請求項7】 前記感光性材料が、前記受容材料と接触
    状態にする前に像に従って露光されていることを特徴と
    する請求項1〜6の何れか1項の方法。
  8. 【請求項8】 前記感光性材料が、前記受容材料と接触
    状態にした後、その支持体を通して像に従って露光され
    ることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項の方法。
  9. 【請求項9】 前記感光性材料及び前記受容材料を積層
    により接触させることを特徴とする請求項1〜8の何れ
    か1項の方法。
  10. 【請求項10】 工程(3) に続いて、均一UV露光又は
    加熱工程又は両方により、別の材料の少なくとも一つの
    後硬化をすることを特徴とする請求項1〜9の何れか1
    項の方法。
  11. 【請求項11】 前記還元剤がヒドラジン化合物である
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項の方法。
  12. 【請求項12】 前記有機銀塩酸化剤がベヘン酸銀であ
    ることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記受容材料が、支持体及び顔料を含
    有する層を含むことを特徴とする請求項1〜12の何れ
    か1項の方法。
  14. 【請求項14】 前記顔料がカーボンブラックであるこ
    とを特徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】 前記受容材料が親水性面を含むことを
    特徴とする請求項1〜12の何れか1項の方法。
  16. 【請求項16】 前記受容材料が、支持体及び親水性層
    を含むことを特徴とする請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記親水性層が、ポリビニルアルコー
    ル、テトラアルキルオルソシリケート及び二酸化チタン
    を含有することを特徴とする請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記受容材料が、親水性面を有する金
    属支持体であることを特徴とする請求項15の方法。
  19. 【請求項19】 親水性面を有する前記金属支持体が、
    粒子化又は陽極酸化アルミニウム支持体であることを特
    徴とする請求項18の方法。
  20. 【請求項20】 平版印刷版として、請求項15〜19
    の何れか1項の方法で得た別の受容材料の工程(3) によ
    る用途。
JP5222241A 1992-08-31 1993-08-13 熱転写による像形成法 Pending JPH06214398A (ja)

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