JPH06180504A - アリールジアゾスルホネートを含有する樹脂に基いた平版印刷版 - Google Patents

アリールジアゾスルホネートを含有する樹脂に基いた平版印刷版

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JPH06180504A
JPH06180504A JP8480992A JP8480992A JPH06180504A JP H06180504 A JPH06180504 A JP H06180504A JP 8480992 A JP8480992 A JP 8480992A JP 8480992 A JP8480992 A JP 8480992A JP H06180504 A JPH06180504 A JP H06180504A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】320nm以上の最高スペクトル感度を有する
アリールジアゾスルホネート単位を含有する重合体を含
む像形成材料及びこれを用いた平版印刷版の製造法を提
供する。 【構成】一般式(1) である重合性アリールジアゾスルホネート単量体。支持
体上に前記アリールジアゾスルホネート単位を含有する
重合体を含有することを特徴とする像形成材料。前記像
形成材料を像に従って露光する工程、及び非露光部域に
おける前記重合体を除去する工程を含むことを特徴とす
る平版印刷版の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はアリールジアゾスルホネート含有
樹脂、前記樹脂の製造方法、前記樹脂を含有する像形成
材料及び前記像形成材料を用いた平版印刷版の製造方法
に関する。
【0002】平版印刷法は、面の或る部域が平版印刷イ
ンクを受容でき、一方他の部域は水で湿潤したときイン
クを受容しない特別に作った面から印刷する方法であ
る。インクを受容する部域は印刷像部域を形成し、撥イ
ンク性部域は背景部域を形成する。
【0003】写真平版法の技術において、写真材料は、
親水性背景上の露光部域において(ネガ作用性)又は非
露光部域において(ポジ作用性)油状又はグリース状イ
ンクに対して像に従って受容性にされる。
【0004】リソプレート又は石版印刷版とも称される
普通の平版印刷版の製造においては、水に対して親和性
を有するか又は化学処理によりかかる親和性を得る支持
体は、感光性組成物の薄層で被覆される。そのための被
覆は、ジアゾ化合物、ジクロメート増感親水性コロイド
及び多くの種類の光重合体を含有する感光性重合体を含
有する。
【0005】特にジアゾ増感系が広く使用される。これ
らの系はニューヨークのWiley 1965年発行、J.Kosa
r 著、Light-Sensitive Systems の7章に詳細に記載さ
れている。
【0006】一般に使用されるネガ作用ジアゾ増感系
は、紫外及び青放射線に対して露光したとき重合体を硬
化するジアゾ化合物の能力に基いている。それらの硬化
性に基いてる平版印刷版の製造のため使用されているジ
アゾ化合物には例えば光分解生成物が重合体(天然コロ
イド又は合成樹脂)を直接的に硬化できるジアゾニウム
塩及びジアゾニウム重合体がある。ジアゾニウム基を含
有する重合体は大きな構造を有しているが、それらはイ
オン性ジアゾニウム基の存在により水溶性のままであ
る。これらの基を露光することによって破壊したとき、
不溶性樹脂が形成される。特に有用なジアゾニウム重合
体には、カルボニル化合物例えばホルムアルデヒドの如
きアルデヒドと、例えばp−アミノジフェニルアミンの
ジアゾニウム塩との縮合生成物がある。これらの縮合生
成物は通常ジアゾ樹脂と命名されている。これらの系に
おいて、重合体結合剤が場合によってはジアゾ樹脂被覆
に加えられる。
【0007】感光性ジアゾ樹脂層を含有する像形成材料
を像に従って露光したとき、露光された像部域は水不溶
性になり、非露光部域は水溶性のままである。次に版は
非露光部域におけるジアゾ樹脂を除去するため現像され
る。
【0008】淡水で処理することは生態学的に利点があ
るが、それはしばしば非露光部域におけるジアゾ樹脂を
残す原因があり不可能である。従って非露光部域におけ
るジアゾ樹脂の除去を容易にするための薬剤例えばホス
フェートを含有する水性溶液が加えられる。水での処理
の外に、処理は有機溶媒又はそれと水との混合物を用い
て行うこともできる。
【0009】スルホネート基がジアゾ官能基に直接結合
しているアリールジアゾスルホネート単位を含有する重
合体に基いたジアゾ樹脂は知られており、EP3393
93に記載されている。アリールジアゾスルホネート単
位を含有するこれらの重合体は高度に水溶性であり、淡
水で処理できる。しかしながらEP339393に記載
されたアリールジアゾスルホネートは、それらが代表的
には300nm付近の短波長のUV光に対してのみ感光
性であり、一方写真平版印刷の技術で普通に使用される
光源は320nmより上の波長を含有する。
【0010】従って本発明の目的は、高度に水溶性であ
り、かつ320nmより上の波長に感光性であるアリー
ルジアゾスルホネート基樹脂を提供することにある。
【0011】本発明の第二の目的はアリールジアゾスル
ホネート基樹脂に基いた平版印刷版の製造方法を提供す
ることにある。
【0012】本発明の更に別の目的は以下の説明から明
らかになるであろう。
【0013】本発明によれば下記一般式(I) の重合性ア
リールジアゾスルホネートを提供する:
【0014】
【化5】
【0015】式中R0 ,R1 及びR2 の各々は同じであ
っても異なってもよく、水素又はメチル基を表わし、R
3 は水素又はアルキル基を表わし、Aは置換されていて
もいなくてもよい縮合芳香族2価基を包含する芳香族2
価基、例えばフェニレン基、ナフチレン基、メトキシフ
ェニレン基、ジメトキシフェニレン基、エトキシフェニ
レン基、メトキシナフチレン基、エトキシナフチレン
基、メチルフェニレン基、メチルメトキシフェニレン
基、メチルナフチレン基、N,N′−ジメチルアミノフ
ェニレン基、N,N′−ジエチルアミノナフチレン基等
を表わし、Lは有機2価基例えばアルキレン基、アルコ
キシアルキレン基、アルキレンオキシ基、アリーレン
基、置換アリーレン基、O,S,NR(Rは水素又は低
級アルキル基である)を表わし、Mは水素、NH4 ,A
l,Zn,Cu,アルカリ金属又はアルカリ土類金属を
表わし、nは0又は1である。
【0016】本発明によれば下記一般式(II)によるアリ
ールジアゾスルホネート単位を含有する重合体を含有す
る樹脂も提供する:
【0017】
【化6】
【0018】式中R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,A,L,n
及びMは一般式(I) で定義したのと同意義を有する。
【0019】本発明によれば一般式(II)に相当するアリ
ールジアゾスルホネート単位を有する重合体を含有する
層を含む像形成材料も提供する。
【0020】本発明によれば、(i) 支持体上に一般式(I
I)に相当するアリールジアゾスルホネート単位を含有す
る重合体の層を含む像形成材料を像に従って露光し、(i
i)前記像に従って露光した像形成材料を現像する工程を
含む平版印刷版を得るための方法も提供する。
【0021】本発明のアリールジアゾスルホネート基樹
脂は320nm以上の波長で最高スペクトル感度を示す
ことが判った。そのため本発明のアリールジアゾスルホ
ネート基樹脂は、EP339393に記載されたアリー
ルジアゾスルホネート基樹脂に比して、平版印刷版の製
造における像形成材料の露光のため普通に用いられるU
V光源に対して、より高い感度の利点を提供する。
【0022】一般式(II)に相当する単位の例を表1に示
す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】本発明の第一の実施態様によれば、一般式
(II)に相当するアリールジアゾスルホネート単位を含有
する本発明の重合体は、一般式(I) に相当する対応する
単量体のラジカル重合法によって作ることができる。一
般式(I) に相当する単量体の例を表2に示す。
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】前記表2に示した単量体は、適切なアミン
置換アリールジアゾスルホネート(例えば後掲の表3に
示した化合物)を、エチレン系不飽和重合性基の酸ハラ
イド又は酸誘導体を反応させることによって作ることが
できる。アリールジアゾスルホネート化合物はEP33
9393に記載された方法と同様にして作ることができ
る。一般式(I) に相当する単量体の製造の代表例を後掲
の実施例2に示す。
【0032】一般式(I) に相当する本発明の単量体はホ
モ重合させることができ、或いは一種以上の単量体例え
ばメタクリル酸のエステル例えばメチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、アクリル酸のエステル例え
ばメチルアクリレート、エチルアクリレート、メタクリ
ル酸、アクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、アクリロニトリル、ビニルアセテート、ビニルクロ
ライド、ビニリデンクロライド、スチレン、α−メチル
スチレン等と、又は一般式(I) に相当する別の単量体
と、一種以上のビニル単量体の存在下又は不存在下に共
重合させることができる。
【0033】一般式(I) に相当する単量体を一種以上の
ビニル単量体と共重合させるとき、最終共重合体中に含
有される一般式(I) に相当する単量体の量は、共重合体
が水に容易に溶解するようにすべきである。共重合体
は、45℃で不溶性のままであるのが3重量%以下であ
るとき水に容易に溶解性である。好ましくは共重合体は
一般式(II)に相当する少なくとも一種のアリールジアゾ
スルホネート単量体の10モル%〜50モル%を含有す
る。
【0034】本発明の最も好ましい実施態様によれば、
一般式(II)に相当するアリールジアゾスルホネート単位
を含有する重合体は、酸基又は酸ハライド基を含有する
重合体を適切なアミン置換アリールジアゾスルホネート
と反応させることによって作ることができる。本発明に
より使用するのに好適なかかるアミン置換アリールジア
ゾスルホネートの例を下表3に示す:
【0035】
【表8】
【0036】
【表9】
【0037】本発明の第二の実施態様により使用するの
に好適な重合体は例えばアクリロイルクロライド又はメ
タクリロイルクロライドのホモポリマー又はコポリマ
ー、アクリル酸又はメタクリル酸のホモポリマー又はコ
ポリマー、下記表4に示す単量体のホモポリマー又はコ
ポリマー等がある。本発明により好ましく使用される重
合体は(メタ)アクリロイルクロライドのホモポリマー
又はコポリマーである。
【0038】
【表10】
【0039】本発明の第二の実施態様による方法は、分
子量を前もって制御できる利点を提供する。しかしなが
らこの方法の最も重要な利点は、強力に疎水性の共単量
体を含有するアリールジアゾスルホネートコポリマーを
作ることができることにある。これらのコポリマーはラ
ジカル共重合法によって製造することができない、何故
ならかかる方法は、その性質において本質的に親水性で
ある一般式(I) に相当するアリールジアゾスルホネート
単量体と組合せて、強力に疎水性である単量体に対して
不可能である共通溶媒に全部の単量体が溶解されること
が必要であるからである。強力に疎水性である共単量体
を含有するアリールジアゾスルホネート共重合体は平版
印刷版の製造に使用するのに有利である、何故なら版の
親水性部域及び疎水性部域の差異がこれらのコポリマー
で増強できるからである。
【0040】前述した方法は、一般式(II)におけるアリ
ーレン(記号A)に結合したアミドの代りにエステル基
を含有するアリールジアゾスルホネート重合体を製造す
るためにも使用できる。アミン置換アリールジアゾスル
ホネート化合物の代りに、ヒドロキシ置換アリールジア
ゾスルホネート化合物を酸又はカルボキシハライドを含
有する重合体と反応させて、重合体主鎖にエステル結合
を形成できる。これらの重合体はEP339393に記
載されている、しかし約290nmより上の最高スペク
トル感度を有する不利を有する、従って平版印刷法の技
術で普通に使用される光源での露光に対してそれらの好
適性を劣るものにする。
【0041】本発明のアリールジアゾスルホネート含有
重合体は平版印刷版の製造に使用するのに特に好適であ
る。従って本発明によれば、一般式(II)に相当するアリ
ールジアゾスルホネート単位を有する重合体を含有する
層で被覆した支持体を含む像形成材料を提供する。
【0042】本発明の像形成材料の製造のため、幾つか
の種類の支持体を使用できる。本発明により使用するの
に好適な支持体にはAl又はZnの如き金属支持体、ポ
リエステルフィルム支持体及び紙基体がある。これらの
支持体は、それ自体により充分に親水性でないときに
は、先ず、親水性層で被覆して印刷版の親水性背景を形
成し、次いでジアゾ化合物を含有する上層を付与する
(例えばDE−P1900469、DE−P20306
34及びUS−P3971660参照)。特に好適な親
水性層は、例えばUS−P3971660に記載されて
いる如き、TiO2を含有するテトラメチルオルソシリ
ケート又はテトラエチルオルソシリケートの如きテトラ
アルキルオルソシリケートで硬化したポリビニルアルコ
ールの層である。
【0043】本発明で好ましく使用される支持体はアル
ミニウムである。本発明により使用するために好適なア
ルミニウム支持体は純アルミニウム又はアルミニウム含
有率が少なくとも95%であるアルミニウム合金から作
られたアルミニウム箔である。有用な合金には例えば重
量で99.55%のAl、0.29%のFe、0.10
%のSi、0.004%のCu、0.002%のMn、
0.02%のTi及び0.03%のZnを含有するもの
がある。箔の厚さは通常約0.13〜約0.50mmの
範囲である。
【0044】平版オフセット印刷のためのアルミニウム
又はアルミニウム合金の製造は、下記工程:研磨(grai
ning) 、陽極酸化及び所望により箔の封止を含む。
【0045】箔の研磨及び陽極酸化は本発明により高品
質プリントを作ることができる平版印刷版を得るために
必要である。封止は必ずしも必要ない、しかし更に印刷
結果を改良できる。
【0046】アルミニウム面の研磨は任意の既知の方法
で機械的に又は電気分解的に行うことができる。研磨に
よって作られる粗さはμmで表わした中心線平均値とし
て測定され、好ましくは約0.2〜約1.5μmで変化
する。
【0047】アルミニウム箔の陽極酸化は電解質例えば
クロム酸、修酸、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、
及びそれらの混合物中で行うことができる。好ましくは
アルミニウムの陽極酸化は、陽極酸化層の所望の厚さに
達するまで、稀薄水性硫酸媒体中で行う。アルミニウム
箔は両側で陽極酸化できる。陽極酸化層の厚さは、顕微
鏡写真カットを作ることによって最も正確に測定され
る、しかし陽極酸化層を溶解し、版を溶解処理前及びそ
れに続いて秤量して同様に測定できる。良好な結果は約
0.4〜約2.0μmの陽極酸化層の厚さで得られる。
像鮮鋭性、及びその結果として最終印刷コピーの鮮鋭性
を改良するため、例えば特開昭58−14797に記載
されている如く、ハレイション防止染料又は顔料で素材
において陽極酸化層を着色するとよい。素材におけるか
かる着色のため使用する染料又は顔料又は染料もしくは
顔料の組合せは、それらがアリールジアゾスルホネート
を含有する重合体を含む層でのハレイションを防止又は
減ずるように選択する。
【0048】陽極酸化工程後、陽極酸化面は封止すると
よい。陽極酸化によって形成された酸化アルミニウム層
の孔の封止は、アルミニウム陽極酸化の当業者に知られ
ている技術である。この技術は、例えば表題「Sealing-
kwaliteit en sealing-controle van geanodiseerd Al
uminium 」で、Belgisch-Nederlands tijdschrift voor
Oppervlaktetechnieken van materialen 、24ste ja
argang/januari 1980に記載されている。多孔性陽
極酸化アルミニウム面の別の種類の封止がある。有利な
封止法は水和封止法である、この方法によれば水和針状
酸化アルミニウム結晶(ベーマイト)が形成されるよう
に水受容を介して封止もしくは部分的に封止する。例え
ばアルミニウム箔の陽極酸化面は70〜100℃の水で
又は水蒸気で洗うことができる。熱封止水は、封止効果
を改良するため添加剤例えばニッケル塩を含有できる。
封止は又リン酸イオン又はシリケートを含有する水性溶
液で陽極酸化面を処理することによっても行うことがで
きる。封止処理により、陽極酸化層は実質的に非孔性に
される、かくして得られた印刷版を用いて長い印刷実施
することができる。封止の結果として、印刷版の非印刷
部域でのかぶりの発生が実質的に避けられる。
【0049】アルミニウム箔の研磨、陽極酸化、及び封
止は例えばUS−P3861917及びその中に引用さ
れている文献に記載されている如く行うことができる。
【0050】本発明の像形成材料は有利には水溶性染料
例えばローダミン、スーダンブルー、メチレンブルー、
エオシン又はトリフェニルメタン染料例えばクリスタル
バイオレット、ビクトリアピュアブルー、マラカイトグ
リーン、メチルバイオレット及びフクシンを含有する。
像形成材料は好ましくは本質的に水不溶性である染料顔
料も含有する。これらの染料又は染料顔料は、本発明の
アリールジアゾスルホネート重合体を含有する感光性層
中に、又は像形成材料の支持体上に含有される別の層中
に例えば前述したテトラアルキルオルソシリケートで硬
化したポリビニルアルコールの親水性層中に存在させる
ことができる。
【0051】本発明の材料中の感光性層の厚さは0.1
〜10μmの範囲で変えることができ、0.5〜2.5
μmが好ましい。
【0052】本発明の被覆組成物は任意の通常の被覆法
を用いて被覆する。
【0053】平版印刷版を作るための本発明の方法によ
れば、本発明の前記像形成材料を像に従って露光する。
像形成材料の露光は、250〜500nmの波長範囲で
青色光と所望に組合せた紫外光で有利に行われる。有用
な露光源は、例えば100Wの高圧もしくは中圧ハロゲ
ン水銀蒸気ランプである。
【0054】大部分の平版印刷はオフセット法により行
われるから、像形成材料は、その上に得られた像を光読
みとりするような方法で露光する。露光は光学露光又は
接触露光を用いる露光であることができる。
【0055】アリールジアゾスルホネート樹脂は、露光
したとき水溶性から水不溶性に転化される(ジアゾスル
ホネート基の分解により)、そして更にジアゾの光分解
生成物が重合体結合剤又はジアゾ含有重合体の架橋程度
を発達を誘起し、これによって像パターンの形で、面を
水溶性から水不溶性に選択的に転化する。非露光部域は
未変化のまま、即ち水溶性のまま残る。
【0056】印刷機に装着したとき、印刷版は初めに湿
し水性溶液で拭う。水溶性である残存非露光ジアゾによ
って汚されることからこの湿し溶液を防止するため、そ
れを印刷機に装着する前に、露光した像形成材料は、ア
リールジアゾスルホネートを含有する非露光重合体を除
去するため初めに現像すべきである。この現像は淡水で
像形成材料を洗うことによって達成できる。
【0057】下記実施例は本発明を示すが、これに限定
するものではない。百分率は他に特記せぬ限り重量によ
る。
【0058】実施例 1 p−アミノ−フェニルジアゾスルホネートのナトリウム
塩の製造(表3の化合物1)。
【0059】下記三つの溶液を作り、−5℃に冷却し
た。 溶液A:2.7gの1,4−ジアミノベンゼンを、10
%のHClを含有する水溶液30mlに溶解した。 溶液B:107gのNaNO2 を30mlの水に溶解し
た。 溶液C:6gのNaSO3 及び10gのNa2 CO3
100mlの水に溶解した。
【0060】溶液Bを攪拌しながら溶液Aに徐々に加え
た。溶液Aの色は暗褐色に変化した。溶液Bを溶液Aに
完全に添加した後、形成された混合物を、攪拌しながら
10分で溶液Cに加えた。形成された反応混合物を濾過
し、100mlの容量まで蒸発させ、続いて冷蔵庫中で
保持した。12時間後、p−アミノ−フェニルジアゾス
ルホネートのナトリウム塩の微細な黄色結晶が得られ
る。
【0061】アリールジアゾスルホネート含有コポリマ
ーの製造。
【0062】40mlの蒸留した乾燥テトラヒドロフラ
ン(THF)に、続けて0.26gのナフタレン及び
0.05gの清浄なナトリウム粒子を加えた。室温で3
0分間攪拌後、ナトリウム粒子は溶解した。この溶液
に、40mlの乾燥ジメチルスルホキサイド中に溶解し
た前記の作ったp−アミノ−フェニルジアゾスルホネー
トの0.45gを滴加した。5分攪拌後、40モル%の
メタクリロイルクロラド及び60モル%のメチルメタク
リレートのコポリマー0.51gの乾燥THF20ml
中の溶液を滴加し、得られた反応混合物を室温で更に4
時間攪拌した。前記操作の全てを湿気を避けた暗所で行
った。
【0063】次に反応混合物を濾過し、コポリマーを過
剰量のジエチルエーテル中で沈澱させ、続いて乾燥し
た。次にコポリマーを0.03モルのNaOCH3 を含
有する水不含メタノールに入れ、コポリマー中の残存酸
クロライド基をメチルエステル基に変えた。室温で2時
間攪拌後、コポリマーを過剰量のジエチルエーテル中で
沈澱させ、続いて乾燥した。
【0064】形成されたコポリマーの溶液を濾過し、1
日透析した。次に溶液を減圧下に蒸発させ、形成された
コポリマーをP25 上で乾燥した。かくして30モル
%のアリールジアゾスルホネート単位及び70モル%の
メチルメタクリレート単位を含有するコポリマーを得
た。
【0065】実施例 2 (4−アゾスルホネートフェニル)−メタクリルアミド
のナトリウム塩の製造 (表2の化合物1)
【0066】0.05モルのp−フェニレンジアミン及
び0.047モルのトリエチルアミンを80mlのメチ
レンクロライド中に溶解した。この溶液に攪拌しながら
メチレンクロライド中のメタクリロイルクロライド溶液
(20ml)を滴加した。形成された混合物を4日間攪
拌し、続いて3回水洗した。有機相をNa2 SO4 上で
乾燥し、次いで溶媒を除去した。形成された残渣をクロ
ロホルム−アセトン混合物に溶解し、活性炭上で濾過し
た。生成物を4℃で結晶化させ、更に固体相としてシリ
カゲルを用い、溶離剤としてエチルアセテート/ヘキサ
ン(2:1)の混合物を用いてクロマトグラフィで精製
した。
【0067】かくして作った4−アミノフェニルメタク
リルアミドの0.00568モルを−10℃で、HCl
の10%水溶液5ml中のNaNO2 の0.00568
モルでジアゾ化し、続いて0℃で酢酸ナトリウムの溶液
中に溶解したNa2 SO3 で転化した。形成された(4
−アゾスルホネートフェニル)−メタクリルアミドのナ
トリウム塩を水中で再結晶した。
【0068】メチルメタクリレート及び(4−アゾスル
ホネートフェニル)−メタクリルアミドのナトリウム塩
のコポリマーの製造。
【0069】1.45gの(4−アゾスルホネートフェ
ニル)−メタクリルアミドのナトリウム塩及び3.55
gのメチルメタクリレート及び0.1gのアゾビスイソ
ブチロニトリルを40mlの水と10mlのジオキサン
の混合物に溶解した。次に溶液を窒素で2回脱ガスし
た。重合は10時間暗所で70℃で行った。次いで重合
を少量のハイドロキノンを添加して終了させ、溶媒を溜
去した。形成された残渣をメタノール−ジオキサン混合
物中に溶解し、ジエチルエーテル中で沈澱させた。得ら
れた重合体を最後に24時間透析して残存する(4−ア
ゾスルホネートフェニル)−メタクリルアミドのナトリ
ウム塩を除去した。
【0070】実施例 3 脱イオン水中に21.5%のTiO2 (平均粒度0.3
〜0.5μm)及び2.5%のポリビニルアルコールを
含有する分散液418gに、続けてかつ攪拌しながら、
水中5%のポリビニルアルコール溶液220g、水中の
加水分解した22%のテトラメチルオルソシリケート乳
濁液95g、及び湿潤剤の10%溶液22gを加えた。
次にこの混合物に245mlの脱イオン水を加え、pH
を4に調整した。
【0071】形成された分散液を、ポリエステル支持体
(親水性接着剤層で被覆した)上に、55g/m2 の湿
潤被覆厚さに被覆し、30℃で乾燥した。
【0072】かくして作った材料上に、実施例1で前述
した如く作ったコポリマーの5%及びCiba−Gei
gyから市場で入手しうるULTRAVON Wの0.
1%を含有する水性溶液を、0.8μmの乾燥厚さで被
覆した。
【0073】形成された像形成材料を、2分間800μ
W/cm2 の放出エネルギーを有する高圧ハロゲン水銀
蒸気ランプにマスクを介して露光し、続いて25℃で淡
水で現像した。
【0074】かくして平版印刷版を得た。これを通常の
ファンテン溶液及び親油性平版印刷インクを用いてAB
−Dick360印刷機で使用した。良好な品質の20
000枚のコピーが印刷できた。
【0075】実施例 4 アルミニウム箔を、US−P3861917の実施例1
に記載された方法で研磨し、陽極酸化し、封止した。研
磨によって得られた中心線平均値は0.5μmであっ
た。陽極酸化層の厚さは2.7g/m2 のものであっ
た。
【0076】かくして得られたアルミニウム支持体に、
実施例1に記載した如く作ったコポリマーの5%及びC
iba−Geigyから入手できるULTRAVON
Wの0.1%を含有する水溶液を、1.1μmの乾燥厚
さで被覆した。形成された像形成材料を実施例3に記載
した如く像に従って露光し、現像した。
【0077】得られた平版印刷版をAB−Dick36
0印刷機に装着し、通常のファンテン溶液及び親油性平
版印刷インクを用いて印刷した。良好な品質の3500
0枚のコピーが得られた。
【0078】実施例 5 感光性アリールジアゾスルホネート被覆として、実施例
2に記載した如くして作ったコポリマーを使用したこと
のみを変えて実施例4に記載したのと同じ方法を行っ
た。良好な品質の35000枚のコピーが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨヒェン・ヴァルター・ダオト ドイツ連邦共和国デイ 8580、バイロイ ト、ペーター、ロゼッガー、ヴェグ 13 (72)発明者 ジョアン・トリフォン・ヴェルメールシュ ベルギー国ベ 9800 デアンズ、ケールン ラーン 12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中R0 ,R1 及びR2 の各々は同じであっても異な
    ってもよく、水素又はメチル基を表わし、R3 は水素又
    はアルキル基を表わし、Aは置換されていてもいなくて
    もよい芳香族2価基を表わし、Mは水素、金属イオンま
    たはNH4 +を表わし、Lは有機2価基を表わし、nは0
    又は1である)に相当する重合性アリールジアゾスルホ
    ネート単量体。
  2. 【請求項2】 前記一般式のnが0に等しく、R0 及び
    1 が共に水素であることを特徴とする請求項1の重合
    性アリールジアゾスルホネート単量体。
  3. 【請求項3】 前記アリールジアゾスルホネート単量体
    が 【化2】 であることを特徴とする請求項2の重合性アリールジア
    ゾスルホネート単量体。
  4. 【請求項4】 一般式 【化3】 (式中R0 ,R1 及びR2 の各々は同じであっても異な
    ってもよく、水素又はメチル基を表わし、R3 は水素又
    はアルキル基を表わし、Aは置換されていてもいなくて
    もよい芳香族2価基を表わし、Mは水素、金属イオンま
    たはNH4 +を表わし、Lは有機2価基を表わし、nは0
    又は1である)に相当するアリールジアゾスルホネート
    単位を含有することを特徴とするホモポリマー又はコポ
    リマー。
  5. 【請求項5】 前記一般式のnが0に等しく、R0 及び
    1 が共に水素を表わすことを特徴とする請求項4のホ
    モポリマー又はコポリマー。
  6. 【請求項6】 前記アリールジアゾスルホネート単位が 【化4】 であることを特徴とする請求項5のホモポリマー又はコ
    ポリマー。
  7. 【請求項7】 支持体上に請求項4〜6に何れか1項に
    定義したアリールジアゾスルホネート単位を含有する重
    合体を含有することを特徴とする像形成材料。
  8. 【請求項8】 (i) 請求項1〜6の何れか1項に定義し
    たアリールジアゾスルホネート単位を含有するホモポリ
    マー又はコポリマーを含有する像形成材料を像に従って
    露光する工程、及び(ii)非露光部域における前記ホモポ
    リマー又はコポリマーを除去する工程を含むことを特徴
    とする平版印刷版の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ホモポリマー又はコポリマーを、水
    で前記像形成材料を洗浄することによって除去すること
    を特徴とする請求項8の方法。
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