JPH06214292A - ストロボ発光装置及びスチルビデオカメラ - Google Patents
ストロボ発光装置及びスチルビデオカメラInfo
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- JPH06214292A JPH06214292A JP5023683A JP2368393A JPH06214292A JP H06214292 A JPH06214292 A JP H06214292A JP 5023683 A JP5023683 A JP 5023683A JP 2368393 A JP2368393 A JP 2368393A JP H06214292 A JPH06214292 A JP H06214292A
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Abstract
体と光量とを周囲光の色温度及び輝度に適合させる。 【構成】 複数のキセノン管10、12と、それぞれの
キセノン管10、12にIGBT22、24を直列に接
続させる。キセノン管10、12のトリガ電極にトリガ
回路71を接続し、IGBT22、24何れかのONに
よりトリガ回路71が動作してキセノン管10、12に
トリガパルスが印加され、ONしているIGBT22、
24に対応するキセノン管10、12が閃光を発する。
このIGBT22、24それぞれのON・OFF繰り返
しにより、キセノン管10、12の発光を断続的に繰り
返させることで、発光装置70全体の色温度を、測色セ
ンサ50の測定色温度にマッチさせる。
Description
周囲光の色温度にストロボ光の色温度を合わせて、ホワ
イトバランス制御を行うスチルビデオカメラに関する。
の照明光の色温度にかかわらず、白い被写体が白く撮影
されるように、ホワイトバランス調整が行われている。
例えば、ストロボ装置を備えたスチルビデオカメラで
は、ストロボ発光時のホワイトバランス調整は、一般
に、ストロボ光の色温度に合わせて制御される。ところ
で、ストロボ装置の発光管に用いられるキセノン管から
放射される光の色温度は昼光に近く、蛍光灯等の一般電
灯に比して高い。このため、一般電灯下でのストロボ発
光時のホワイトバランスは、ストロボ光に対して、白い
被写体が白く色再現されるように調整されるため、スト
ロボ光の弱い範囲の画像は赤みがかってしまう。
D等のイメージセンサから出力される色差信号(R−
Y、B−Y)又は、R信号及びB信号のゲインを調整す
ることによって行われる。しかし、色温度がストロボ光
と異なる照明光が被写体中に存在する場合、このような
制御によって撮影された画像の一部に不自然な色が再現
されることがある。例えば、タングステンランプ等の白
熱電球からの照明が有る、壁を背にした人物からなる被
写体を撮影した場合、その白熱電球の照明光の色温度は
ストロボ光より低いため、撮影された画像において、人
物像の色は適切に再現されるが、ストロボ光が照射され
にくい人物後方にある壁の色が赤側に偏ってしまう。
されることを防止する方法として、例えば、ストロボ発
光装置の発光時におけるホワイトバランス調整を、スト
ロボ光の色温度、外部光の色温度、ストロボ光と外部光
の中間の色温度のいずれかを選択して行う方法が提案さ
れている。
法によって行うホワイトバランス調整でも、ストロボ光
が照射される被写体部分と、ストロボ光が照射されない
被写体部分とに適合したホワイトバランス調整が行われ
るわけではないので、撮影画面全体にわたって良好な色
再現を実現することは極めて困難である。
を用いて、各発光管からの発光色温度全体を被写体の色
温度に適合させる方法が考えられる。しかし、このよう
な複数の発光管を用いる場合、それぞれの発光管用に発
光用メインコンデンサ及びそのメインコンデンサ充電用
の充電回路を設けると、ストロボ発光装置全体の規模が
大きくなり、生産コストの上昇を招くと共に、携帯性の
悪いものとなる。これに対して、一つのメインコンデン
サを複数の発光管で共用することが考えられるが、メイ
ンコンデンサを複数の発光管で共用すると、次のような
問題を生ずる。
光色温度の低い発光管Bとを用いてストロボ発光装置の
発光量全体を調整する場合で、しかも初めに発光させる
色温度の低い発光管Bの発光時間を、被写体からの反射
光を受光測定して、その発光量が目的量に達したら発光
を停止させるとと同時に、次に発光管Aを発光させ、同
じように被写体からの反射光を受光測定して発光を停止
させるストロボ発光装置を考える。
非常に暗い場合に十分な露光量を得ようとした場合、先
に発光させた発光管Bを長く発光させるため、発光管B
にメインコンデンサの電荷を消費されてしまい、次に発
光させる発光管Aに十分な電荷を供給させることができ
なくなることがある。このような場合、露光量自体が不
足するばかりでなく、ストロボ発光装置全体の発光色温
度が目的の色温度から偏り、より自然な撮影画像を得る
ことができない。
光色温度が異なる複数の発光管を用いて撮影画面のホワ
イトバランスをより最適化するスチルビデオカメラにあ
って、部品点数をより少なくして製造コストを低減させ
ると共に、各発光管の発光時間を時分割することで、ス
トロボ発光装置から被写体への投光の色温度を被写体中
にある照明の色温度に適合させ、かつ適正露光量を得る
ことができるストロボ発光制御装置を備えたスチルビデ
オカメラを提供することを目的とする。
オカメラは、発光色温度が異なる複数の発光手段と、各
発光手段のON・OFFを制御する複数のスイッチ手段
と、前記発光手段の閃光用電荷を蓄積する一つの電荷蓄
積手段と、前記スイッチ手段のONにより発光トリガ信
号を前記各発光手段に印加する一つの発光トリガ手段
と、被写体周囲光の色温度を測定する色温度測定手段と
を備え、前記各発光手段それぞれの発光と停止とを繰り
返させて、前記複数の発光手段の発光色温度全体を前記
色温度測定手段による測定色温度に適合させるストロボ
発光装置を備えることを特徴とする。
図1は本発明の一実施例を適用したスチルビデオカメラ
のブロック回路図である。この図において、被写体52
からの光を電気信号に変換する固体撮像素子38には、
この固体撮像素子38で光電変換された画像信号のR信
号を増幅するバッファ35と、B信号を増幅するバッフ
ァ33と、G信号がそのまま入力される信号処理回路3
4とが接続されている。信号処理回路34には、バッフ
ァ33、35の出力端子が接続されており、この信号処
理回路34において固体撮像素子38の画像信号から所
定フォーマットの画像信号への変換が行われる。信号処
理回路34は記録回路32と接続されており、この記録
回路32によって所定フォーマットに変換された画像信
号がフレキシブルディスク等の記録媒体に磁気記録され
る。
6が接続されており、この撮像素子駆動回路36で生成
されるシフトパルス等によって、固体撮像素子38から
画像信号が読み出される。また、固体撮像素子38の受
光面前には絞り40が設けられており、固体撮像素子3
8が、被写体52から受光する光量が調整される。
体52からの反射光F3を受光、光電変換する光電変換
素子、例えばフォトダイオードからなる測光センサ42
と、可視光線の分光感度が異なる(例えばR、G、B)
複数の光電変換素子からなる測色センサ50とが設けら
れており、測光センサ42によって被写体52の明るさ
が測定され、測色センサ50によって被写体52の周囲
光E1の色温度が測定される。
ており、積分回路44は制御回路30と接続され、制御
回路30から入力される積分開始信号S5に従って、測
光センサ42で光電変換された信号がこの積分回路44
において積分される。積分回路44は比較回路46とも
接続されており、比較回路46に接続された適正積分値
電圧出力回路48から入力される電圧値と、積分回路4
4から入力される測光センサ42の光電変換信号を積分
した信号の電圧とが比較回路46において比較される。
回路30と接続されており、比較回路46における信号
比較結果がクエンチ信号S6として制御回路30に入力
されると共に、測色センサ50において測定された色温
度情報が制御回路30に入力される。制御回路30に
は、キセノン管10、12を備えるストロボ発光装置7
0と、スチルビデオカメラ本体に設けられたレリーズス
イッチ31とが接続されており、レリーズスイッチ31
の操作にしたがい、制御回路30はキセノン管10、1
2の発光、停止を制御する。キセノン管10、12が発
する光F1、F2は被写体52に向けて照射される。
閃光に要する電荷を蓄積するメインコンデンサ19と、
このメインコンデンサ19に電荷を蓄積する充電回路2
8と、キセノン管10、12の閃光開始を行わせるため
のトリガ信号を生成するトリガ回路71と、キセノン管
10、12に閃光を行わせるか否かを決定するスイッチ
手段である絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下I
GBT)22、24と、これらのIGBT22、24を
スイッチ手段として分離・独立動作させるためのダイオ
ード20、26とから構成されている。
が制御回路30から入力されると、メインコンデンサ1
9に所定電荷が蓄積され、この所定電荷蓄積が終了する
と、充電回路28から制御回路30に、電荷蓄積が完了
したことを報知する充完信号S1が出力される。また、
IGBT22、24の各ベース端子は制御回路30と接
続されており、制御回路30から出力される発光トリガ
信号S3、S4によって、キセノン管10、12の閃光
開始及び停止が制御回路30によって制御される。
6と、トリガトランス14と、抵抗器18とから構成さ
れている。また、キセノン管12の前面には、フィルタ
13が設けられており、このキセノン管12から発せら
れた閃光の色温度が、このフィルタ13によって下げら
れる。
比較回路46及び適正積分値電圧出力回路48の接続状
態を示す。この図に示すように、積分回路44は、オペ
アンプ60の反転信号入力端子と非反転入力端子との間
に測光センサ42が接続されており、オペアンプ60の
非反転入力端子には積分開始前の基準電圧値を与える基
準電源68が接続されている。
力端子との間には、積分コンデンサ64とリセットスイ
ッチ72とが並列に接続されており、制御回路30から
入力される積分開始信号S5によってリセットスイッチ
72の接点開閉が制御される。リセットスイッチ72の
接点が開放されると、オペアンプ60による積分が開始
される。オペアンプ60の出力端子は、比較回路46の
反転入力端子と接続されており、比較回路46の非反転
入力端子に接続された適正積分値電圧出力回路48から
の電圧値S8と、オペアンプ60の出力信号S7の電圧
とが比較され、電圧値S8より出力信号S7の電圧が下
がると、比較回路46からクエンチ信号S6が制御回路
30へ出力される。
施例のスチルビデオカメラにおける撮影処理全体の制御
シーケンスを示す。この図において、レリーズスイッチ
31が操作者によって半押しされると(ステップD2
0)、測光センサ42と異なる図示しない測光センサを
用いて、被写体52の輝度測定が制御回路30によって
開始される。
輝度測定に応じて、露出演算処理が制御回路30におい
て行われ、これにより固体撮像素子38の電子シャッタ
の動作時間と、発光装置70に発光を行わせるか否かと
が決定される(ステップD21)。
(ステップD22)、測色センサ50によって被写体5
2の周囲の色温度が測定される。すなわち、測色センサ
50は可視光領域内で分光感度特性が異なる少なくと二
つの光電変換素子から構成されているが、この分光感度
が異なる光電変換素子の出力信号の比の対数が色温度に
反比例することを利用して、被写体52の周囲光E1の
色温度が制御回路30によって測定される(ステップD
23)。
3、35のゲインが制御回路30によって設定される
(ステップD24)。これは被写体52の周囲光E1の
測定色温度に応じて、撮影記録される画像信号のホワイ
トバランスを調整するものである。
における測光結果から、固体撮像素子38の前に設けら
れた絞り40の開放量が制御回路30によって制御さ
れ、固体撮像素子38に入射される被写体52からの光
F4の光量が調整される(ステップD25)。さらに、
測光結果から固体撮像素子38における光電変換信号の
電荷蓄積時間、すなわちシャッタ時間が決定され、電荷
蓄積が開始される(ステップD26)。
が開始されると共に、測光結果の判断に基づき、発光装
置70によるストロボ発光が必要であるならば、後述す
るストロボ発光制御が開始される(ステップD27)。
このストロボ発光制御が終了、すなわちストロボ発光が
終了されると、制御回路30の制御のもと、撮像素子駆
動回路36から固体撮像素子38へシフトパルスが出力
される。撮像素子駆動回路36からのシフトパルスによ
って、固体撮像素子38の電荷蓄積が終了され(ステッ
プD28)、さらに絞り40が閉じられる(ステップD
29)。この後、撮像素子駆動回路36から固体撮像素
子38に転送パルス等の信号電荷読み出し制御信号が出
力され、固体撮像素子38において蓄積された信号電荷
が画像信号としてバッファ33、35及び信号処理回路
34へ順次読み出されて出力される(ステップD3
0)。
は、信号処理回路34で所定フォーマットの画像信号に
変換された後、記録回路32によって図示しない記録媒
体に記録される。
らの発光装置70のストロボ発光制御のフローチャート
を示す。この図において、初めに測色センサ50から、
少なくとも二つの光電変換素子出力信号の比の対数変換
信号が制御回路30に入力される(ステップ100)。
制御回路30は、測色センサ50から入力される対数変
換信号の値から、被写体52の周囲光E1の色温度を演
算によって算出する(ステップ102)。
3、35のゲイン調整、すなわちホワイトバランス制御
(上記ステップD24)等が行われる。さらに、ステッ
プ102による周囲光E1の測定色温度情報を基に、周
囲光E1により近似した色温度の光となるように、キセ
ノン管10、12の発光微小時間の比率を定めるため、
予め設定記憶されているデータテーブルが参照される
(ステップ104)。
ブルからキセノン管10、12の発光時間の比率が制御
回路30によって設定されると共に(ステップ10
6)、電子シャッタの開放時間に同調した時間幅を計測
すべく、図示しないタイマ回路がセットされ、計時測定
が開始される(ステップ108)。尚このタイマ回路か
ら出力される計時信号で、後述するステップ120の処
理が行われる。
ノン管12の前に設置したフィルタ13で低く抑えられ
ているが、これとは逆にキセノン管10はフィルタが設
置されていないので、色温度がキセノン管12に比較し
て高い。そこで、これらキセノン管10、12によって
被写体52に照射される光F1,F2を合わせた光の色
温度、すなわち発光装置70の色温度が、被写体52の
周囲光E1の色温度と略等しくなるように、キセノン管
10とキセノン管12の発光時間の比率を調整する。
インコンデンサ19で賄わせるため、何れか一方のキセ
ノン管の発光時間が長すぎると、他方のキセノン管の発
光に必要な電荷が多く消費され、キセノン管10、12
による発光色温度全体のバランスが崩れてしまう。これ
を防止するため図5に示すように、キセノン管10、1
2を断続的に微小時間毎に発光を繰り返させている。
チの投入後、あるいはストロボ撮影終了後、制御回路3
0から充電回路28に充電開始信号S2が出力されてメ
インコンデンサ19への電荷蓄積が開始される。そし
て、レリーズスイッチ31が全押しされた時点で、充電
回路28より充完信号S1が出力されていなければ、充
完信号S1が出力されるまで待つ。充完信号S1が出力
されたら、充電開始信号S2の出力を停止した後、ステ
ップD23(ステップ100)に移行する。
と共に、積分回路44のリセット(リセットスイッチ7
2の接点を一端閉じる)が制御回路30によって行われ
(ステップ110)、さらに積分回路44のリセットス
イッチ72の接点が積分開始信号S5によって開放され
て、積分回路44による測光センサ42の光電変換信号
の積分が開始される(ステップ112)。これは、発光
装置70のストロボ光の被写体52からの反射光F3が
所定量に達し、適正露光量を得られたか否かを監視する
ものである。
圧出力回路48から出力される電圧値S8は固定であ
り、上記ステップD21における被写体52の測光/露
出演算から、被写体52が一定以下の暗さであったな
ら、発光装置70のストロボ発光を強制させるものであ
り、且つ、被写体52からの反射光F3が一定量に達し
たら、発光装置70全体の発光を強制的に停止させてい
る。
積分開始(ステップ112)と共に、キセノン管10の
発光が開始される。このキセノン管10の発光開始は、
IGBT22へ発光トリガ信号S3が制御回路30から
出力されることで行われる。
22がONし、トリガ用コンデンサ16の蓄積電荷がダ
イオード20及びIGBT22を介して放電される。こ
れにより、トリガトランス14の低圧側コイルに電流が
流れ、この電流によってトリガトランス14の高圧側コ
イルに誘導電流が流れて、キセノン管10のトリガ電極
に高い電圧が印加される。このキセノン管10のトリガ
電極への高電圧印加によって、キセノン管10内のガス
がイオン化し、放電して閃光が発せられる。
ン管10の閃光開始後であって、ステップ106で設定
した微小時間経過後に発光トリガ信号S3の出力が停止
されると、IGBT22がOFFしてキセノン管10に
流れる電流が遮断され、キセノン管10の発光が停止さ
れる(ステップ114)。つまり、ステップ106で設
定した微小時間の間だけキセノン管10の発光が行われ
る。
ガ用コンデンサ16への電荷蓄積に要する時間後に、キ
セノン管12の短時間発光制御が、ステップ114と同
じようにして行われる(ステップ116)。つまり、I
GBT24へ発光トリガ信号S4が制御回路30から出
力されて、IGBT24がONされる。このIGBT2
4のONでトリガ回路71で生成された高電圧信号がキ
セノン管12のトリガ電極に印加され、発光が開始され
る。キセノン管12の発光開始の後、ステップ106で
設定した発光微小時間経過後に、発光トリガ信号S4の
出力が停止され、キセノン管12の閃光が停止される。
われると、比較回路46からクエンチ信号S6が入力さ
れたか否かが判断される(ステップ118)。すなわ
ち、被写体52からの反射光F3が所定光量に達したか
否かが判断される。クエンチ信号S6が入力されない場
合は(ステップ118の判断でNoと判断される)、上
記ステップD26〜D28で定められる電子シャッタ速
度に同調した時間をオーバしたか否かが、タイマ回路の
経時結果にしたがって判断される(ステップ120)。
電子シャッタに同調した時間を越えていなければ、ステ
ップ114に戻り、再びキセノン管10、12の微小時
間発光が行われる。また、ステップ118の判断でYe
s、つまりクエンチ信号S6が制御回路30に入力され
たか、又は、ステップ120の判断でYes、つまりタ
イムオーバとなった場合には、キセノン管10、12の
発光全てが停止される。
で、断続的に微小時間発光が行われるキセノン管10、
12に流れる電流波形と、発光トリガ信号S3、S4と
クエンチ信号S6とを図5に示す。この図に示すよう
に、ステップ114〜120のループで、パルスL1〜
Lnからなる発光トリガ信号S3と、パルスK1〜Kn
からなる発光トリガ信号S4とが、断続的で且つ交互に
制御回路30からIGBT22、24それぞれに出力さ
れる。これにより、キセノン管10、12に波形A1〜
An及び波形B1〜Bnのような電流が流れ、発光装置
70から被写体52に向けて発光が行われる。
発光トリガ信号S3のパルス幅と、波形B1〜Bnの時
間幅、すなわち発光トリガ信号S4のパルス幅とは、ス
テップ106のキセノン管10、12の発光時間設定で
定められる時間幅である。
4〜120の制御ループによるキセノン管10、12の
発光制御方法の応用例を示す。図6には、ステップD2
6(図3参照)による撮影処理開始前に、赤目低減発光
をキセノン管10によって行うと共に、キセノン管1
0、12の本発光を図5と異なり、各キセノン管の発光
を同時に開始する場合を示す。つまり、被写体52の周
囲が暗く、しかも被写体52が人物であったとき、暗い
周囲環境によって人物の瞳孔が開いて、本発光を行った
ときに、ストロボ光が眼底で反射して人物の目が赤く光
ることを防止するため、パルスP1、P2からなる発光
トリガ信号S3を本発光前に出力することで人物の赤目
低減を行う。
光時間T1の時間幅を全て同じにし、発光回数の割合い
を各キセノン管で差を設けることで、発光装置70から
被写体52に向けて発せられる光F1,F2全体の色温
度制御を行う様子をしめす。つまり、発光色温度の低い
キセノン管12の発光回数を多くすることで、被写体5
2に照射するストロボ光全体の色温度と光量とを調整す
るのである。従って、図7のような発光制御処理による
効果は、図5に示す発光制御と同等の効果を得ることが
できる。
信号S3、S4のパルス幅を大きくしてゆく場合を示
す。これは、キセノン管10、12の閃光発生でメイン
コンデンサ19の蓄積電荷が消費されるため、メインコ
ンデンサ19の充電電圧が、各キセノン管の発光の繰り
返しで除々に低下し、その低下した電圧で所定光量の閃
光を各キセノン管10、12に行わせるためである。つ
まり、パルス幅は、L1<L2<L2<・・・・<L
n、K1<K2<K2<・・・・<Knとなっており、
しかもL1/K1=L2/K2=・・・・Ln/Knと
なっている。
的に微小時間発光させると共に、キセノン管10とキセ
ノン管12との発光時間比率を調整することで、キセノ
ン管10、12の発光開始から常に、周囲光E1と略同
じ色温度を持った光を被写体52に投光することができ
る。従って、被写体52が非常に暗い場合、キセノン管
10、12による投光量全体がより多く必要な場合で
も、何れか一方のキセノン管の発光時間が長すぎること
で、メインコンデンサ19の電荷を多量に消費し、他の
キセノン管の発光に必要な電荷がメインコンデンサ19
に残っておらず、発光装置70から投光されるストロボ
光の色温度制御が崩れることを防止できる。
の図の第2実施例において第1実施例と異なる部分は、
適正積分値電圧出力回路48をD/A変換器49に置き
換えたところである。これは、比較回路46で積分回路
44の出力信号S7と比較する電圧値S8を可変とする
ためであり、D/A変換器49は制御回路30から入力
されるデジタルデータをアナログ値に変換して電圧値S
8として比較回路46に出力する。
に、この第2実施例の動作説明フローチャートを示す。
この第2実施例の特徴は、キセノン管10、12が被写
体52に向けて照射した光によって、被写体52からス
チルビデオカメラへの反射光量F3を積分計測してキセ
ノン管10、12の発光時間を調整することにある。
で、測色センサ50によって、色温度が測定演算され、
さらにデータテーブルが参照されて、周囲光E1の色温
度からキセノン管10、12の発光時間を決定する発光
量積分幅(a)、(b)が設定される(ステップ20
6、208)。
発光、停止を繰り返されるが、各キセノン管10、12
の1回の発光で被写体52に照射される光全体の色温度
が、周囲光E1の色温度と略同一となるように各キセノ
ン管の発光時間を設定するため、発光量積分幅(a)、
(b)を設定する。
ップ210)。このステップ210における目標積分値
(c)は、積分回路44の積分開始前のオペアンプ60
の出力電圧値に相当し、基準電源68の電圧値に略等し
い。
て、制御回路30に設けられたタイマ回路がセットされ
ると共に、積分回路44がリセットされ、さらに積分回
路44に積分開始信号S5が出力されて、被写体52か
らの反射光F3の計時受光総量測定が開始される(ステ
ップ216)。
(c)から、ステップ206で設定された発光量積分幅
(a)が減算され、新たな目標積分値(c)がD/A変
換器49に設定される(ステップ218)。これによ
り、オペアンプ60の出力電圧が、D/A変換器49が
出力する、新たな目標積分値(c)に対応した電圧値S
8より小さくなると、比較回路46からクエンチ信号S
6が制御回路30に入力される。
(c)設定と共に、制御回路30からキセノン管10に
発光トリガ信号S3が出力され、キセノン管10の発光
が開始される(ステップ220)。その後、クエンチ信
号S6が比較回路46から入力されたか否かが判断され
(ステップ222)、さらにタイマ回路によって、発光
装置70の発光経過時間が、電子シャッタと同調した時
間をオーバしているか否かが判断される(ステップ22
4)。
たときは、発光トリガ信号S3の出力を停止して、キセ
ノン管10の発光を停止させ(ステップ226)、さら
に発光装置70全体の発光制御を終了する。つまり、電
子シャッタの開放時間に同調した時間を超過したので、
ストロボ発光を完全に停止させる。
イムオーバでない場合で、且つ、ステップ222でクエ
ンチ信号S6の入力を検知したなら、発光装置70全体
の発光停止は行わないが、発光トリガ信号S3の出力を
停止してキセノン管10の発光のみを停止させる(ステ
ップ228)。
値(c)から、ステップ208で設定した発光量積分幅
(b)を減算し、新たな目標積分値(c)をD/A変換
器49に設定する(ステップ230)。そして、発光ト
リガ信号S4をIGBT24に出力して、キセノン管1
2の発光を開始させる(ステップ232)。
同じように、新たに設定した目標積分値(c)によって
比較回路46からクエンチ信号S6が入力されるか否か
と、タイマ回路によるタイムオーバとなったか否かが判
断される(ステップ234、236)。タイマ回路によ
るタイムオーバを検知したなら、発光トリガ信号S4の
出力を停止して発光装置70全体の発光を全て停止させ
る(ステップ238)。
信号S6が制御回路30に入力されたなら、発光トリガ
信号S4の出力を停止してキセノン管12の発光を停止
させる(ステップ240)。次に、ステップ230で設
定された新たな目標積分値(c)が、固体撮像素子38
の感度や撮影レンズ系の明るさ等から定める適正積分値
以下になったか否かが判断される(ステップ242)。
つまり、キセノン管10、12の連続的な発光により、
被写体52からの反射光F3の総量が所定量に達して、
固体撮像素子38の受光する光量が適正露光量となった
か否かが判断される。
りいまだ大きい場合は(ステップ242でNoと判断さ
れ)、ステップ218に戻り、目標積分値(c)から発
光量積分幅(a)、(b)が繰り返し減算されて、新た
な目標積分値(c)がD/A変換器49に設定される。
この後、キセノン管10、12の発光と停止が、この新
たな目標積分値(c)に従って繰り返される。
発光が制御されるキセノン管10、12に流れる電流波
形と、オペアンプ60が出力する積分値と、D/A変換
器49に設定される目標積分値(c)との経時変化の様
子を図12に示す。この図に示すように、キセノン管1
0とキセノン管12の発光が交互に繰り返され、その発
光・停止の繰り返しによって、メインコンデンサ19に
蓄えられている電荷量が低下するので、キセノン管1
0、12の発光量が下がり、各目標積分値(c)に達す
るのに要する時間が長くなっていることが判る。
コンデンサ19の電荷が消費され、各キセノン管の発光
量が時間経過と伴に減少することによる。従って、本第
2実施例のように、目標積分値(c)から各キセノン管
10、12の発光積分幅(a)、(b)を減算してD/
A変換器49に各発光毎に目標積分値(c)を設定し
て、各キセノン管10、12の発光量を常時監視する場
合、発光装置70全体の発光開始からの時間経過と伴
に、二つのキセノン管10、12全体の発光色温度が所
望値から偏ることをより完全に防止できる。つまり、第
1実施例に比べ、第2実施例が発光装置70の発光色温
度を全発光時間にわたって常に同じにできる。
図において、図1の第1実施例と同一部材には同一符号
を付してある。第1実施例と異なる部材は、被写体52
からの反射光F3を受光計測する手段を、測光センサ4
3a、43bというように二つ設けたことである。従っ
て、二つの測光センサ43a、43bに応じて、積分回
路及び比較回路も、積分回路45a、45b及び比較回
路47a、47bというように独立して二つ設けてあ
る。但し、各比較回路47a、47bに入力される積分
値比較用の基準信号S10、S12は、適正積分値電圧
出力回路54及びD/A変換器52によって生成され各
比較回路47a、47bに入力される。
被写体52からの反射光F3全体が適正露光量に達した
か否かを測光センサ43aで監視し、各キセノン管1
0、12のの発光時間制御を、測光センサ43bの受光
積分値で制御するものである。なお、積分回路45a、
45b及び比較回路47a、47bと、適正積分値電圧
出力回路54及びD/A変換器53との接続構成は、図
2に示す回路構成と同様である。
5は、本第3実施例の動作フローチャートである。この
図において、ステップ250〜254で、測色センサ5
0によって色温度が測定演算され、さらにデータテーブ
ルが参照されて、周囲光E1の色温度からキセノン管1
0、12の発光時間を決定する発光量積分幅(a)、
(b)が設定される(ステップ256、258)。
て、制御回路30に設けられたタイマ回路がセットされ
ると共に、積分回路45aがリセットされる。さらに積
分回路45aに積分開始信号S14が出力されて、被写
体52からの反射光F3の計時受光総量測定が開始され
る(ステップ264)。
(ステップ266)。この積分回路45bのリセット時
のオペアンプ60の出力電圧、すなわち基準電源68の
電圧値(c)から、ステップ256で設定された発光量
積分幅(a)が減算されて目標積分値(d)がD/A変
換器53に設定される(ステップ268)。これと共
に、積分回路45bに積分開始信号S16が出力され
て、積分回路45bに測光センサ43bの光電変換信号
の積分が開始される(ステップ270)。これにより、
オペアンプ60の出力電圧が、D/A変換器53が出力
する目標積分値(d)に対応した電圧値S12より小さ
くなると、比較回路47bからクエンチ信号S20が制
御回路30に入力される。
に、制御回路30からキセノン管10に発光トリガ信号
S3が出力され、キセノン管10の発光が開始される
(ステップ272)。その後、クエンチ信号S20が比
較回路47bから入力されたか否かが判断される(ステ
ップ274)と共に、比較回路47aからクエンチ信号
S18が入力されたか否かが判断される(ステップ27
6)。さらにタイマ回路によって、発光装置70全体の
発光経過時間が、電子シャッタと同調した時間をオーバ
しているか否かが判断される(ステップ278)。
力を検知したか、又はステップ278で、タイムオーバ
を検知したときは、発光トリガ信号S3の出力を停止し
て、キセノン管10の発光を停止させ(ステップ22
6)るとともに、発光装置70全体の発光制御を終了す
る。つまり、電子シャッタの開放時間に同調した時間を
超過したので、ストロボ発光を完全に停止させる。
20が比較回路47bから入力された場合、発光装置7
0全体の発光停止は行わないが、発光トリガ信号S3の
出力を停止してキセノン管10の発光停止のみが行われ
る(ステップ280)。
(ステップ284)、ステップ268と同じように、基
準電源68の電圧値(c)から、ステップ258で設定
された発光量積分幅(b)が減算され、目標積分値
(d)がD/A変換器53に設定される(ステップ28
6)。そして、積分回路45bの積分を開始させると共
に(ステップ288)、発光トリガ信号S4をIGBT
24に出力して、キセノン管12の発光を開始させる
(ステップ290)。
同じように、設定した目標積分値(d)によって比較回
路47bからクエンチ信号S20が入力されるか否か
と、比較回路47aからクエンチ信号S18が入力され
るか否かと、タイマ回路によるタイムオーバとなったか
否かとが判断される(ステップ292〜296)。クエ
ンチ信号S18が入力されるか、又はタイマ回路による
タイムオーバを検知したなら、発光トリガ信号S4の出
力を停止して発光装置70全体の発光を全て停止させる
(ステップ300)。
なら、発光トリガ信号S4の出力を停止してキセノン管
12の発光を停止させる(ステップ298)と共に、ス
テップ266に戻り、さらにキセノン管10の発光・停
止を行う。以上のように、本第3実施例においては、比
較回路47aから入力されるクエンチ信号S18によっ
て、各キセノン管10、12の発光量全体が、固体撮像
素子38の感度や撮影レンズ系の明るさ等から定める、
適正露光量に達したか否かが判断され、各キセノン管1
0、12の発光量の制御は、比較回路47bから入力さ
れるクエンチ信号S20によって行われる。
装置70による発光量全体の測定と、各キセノン管1
0、12の発光量の測定とを、別体に設けた測光センサ
43a、43b、積分回路45a、45b及び比較回路
47a、47bによって、独立して行われるので、キセ
ノン管10、12の発光量制御をより的確に行うことが
できる。
発光が制御されるキセノン管10、12の電流波形、各
クエンチ信号S18、20、及び積分回路45aの出力
電圧値の変化の様子を図16に示す。
温度が異なる複数のキセノン管を設けると共に、各キセ
ノン管の発光時間を微小時間に細分化し、かつ各キセノ
ン管の発光と停止を交互に行わせるか、又は同時に行う
ことで、各キセノン管の1単位発光毎の色温度平均が所
望値より偏ることを防止できる。従って、ストロボ発光
時間全体の色温度バランスを最適にすることができると
共に、露光量が不足する場合においても色バランスの偏
りを防止できる。つまり、発光色温度が低い(又は高
い)キセノン管を先に発光させてメインコンデンサ19
の電荷を多く消費してしまい、発光色温度が高い(又は
低い)キセノン管の発光量を賄う電荷がメインコンデン
サ19に残存せず、目的露光量を達成させることができ
ないばかりでなく、色バランスも偏ってしまうといった
不都合を解消できる。
コンデンサ19の電荷蓄積を行う充電回路28を各キセ
ノン管で共有させたので、キセノン管を複数設けたこと
による部品点数の増加を極力おさえることができ、製造
コストの低減と、部品実装スペースの節約と、装置全体
の重量低減と、部品点数の削減に伴う装置全体の信頼性
とを向上させることができる。
ン管の数量は、2個に限定するものでなく、それより多
くても良い。例えば、3個のキセノン管で、かつ各キセ
ノン管にR,G,B色のフィルタを取り付け、各キセノ
ン管の発光色温度に3段階の差をつけ、より細かなスト
ロボ光の色温度制御を行うようにしてもよい。
するスイッチ手段についても、上記実施例においては、
IGBT22、24を用いたが、これを複数のサイリス
タを用いて行うようにしてもよく、IGBTに特に限定
するものではない。被写体52からのストロボ反射光の
測定手段と、クエンチ信号生成手段についても、図2の
ようにオペアンプ及びアナログコンパレータに限定する
ものでなく、デジタル回路によって積分回路と、比較回
路とを構成してもよい。また、測光センサに入射する被
写体からの反射光は、撮影レンズ系を介した光の一部を
利用することで、より精度の高い発光量制御(従って色
バランス制御)ができる。
も、トリガ回路71を各キセノン管10、12で共用
し、キセノン管10,12の発光と停止を行うスイッチ
手段であるIGBTを各キセノン管に独立して設けた
が、スイッチ手段を各キセノン管で共用し、トリガ回路
をそれぞれのキセノン管に独立して設けて、さらにその
トリガ回路のON、OFFを制御回路30からの制御信
号にしたがって行うようにしてもよい。つまり、各キセ
ノン管何れかを発光させたい場合には、スイッチ手段を
ONし、かつ発光させたいキセノン管に設けたトリガ回
路に制御回路30から制御信号を出力し、そのキセノン
管にトリガパルスを印加させて発光を行わせる。
数設けたトリガ回路によって独立して制御できるし、各
キセノン管の発光と停止を交互に繰り返させることもで
きる。さらに、スイッチ手段とトリガ回路とを独立して
各キセノン管毎に設けてもよい。このようにすること
で、上記第1〜第3実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
荷を蓄積するコンデンサを兼用した、発光色温度が異な
る複数のキセノン管を用い、かつ各キセノン管の発光時
間を微小時間に細分化して発光と停止を繰り返させたの
で、ストロボ光の色温度を発光時間全体にわたってバラ
ンスさせることができる共に、露光量が不足する場合に
おいても、色バランスの偏りを防止できる。さらに、部
品点数が少ないことで、製造コストの低減と、ストロボ
装置の重量軽減と、ストロボ装置の小型化と、ストロボ
装置の信頼性の向上とを図ることができる。
例の回路図である。
である。
る。
キセノン管10、12の電流波形図である。
発光タイミング例を示す図である。
発光タイミング例を示す図である。
発光タイミング例を示す図である。
図である。
ノン管10、12の電流波形図である。
例図である。
セノン管10、12の電流波形及びクエンチ信号S2
0、18の図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 発光色温度が異なる複数の発光手段と、
各発光手段のON・OFFを独立して制御する複数のス
イッチ手段と、前記発光手段の閃光用電荷を蓄積する一
つの電荷蓄積手段と、前記スイッチ手段のONにより発
光トリガ信号を前記各発光手段に印加する一つの発光ト
リガ手段とを備え、前記各発光手段それぞれの発光と停
止とを繰り返させて、前記複数の発光手段の発光色温度
全体を制御することを特徴とするストロボ発光装置。 - 【請求項2】 発光色温度が異なる複数の発光手段と、
発光トリガ信号を独立してそれぞれの発光手段に印加す
る複数の発光トリガ手段と、前記発光手段のON・OF
Fを制御する一つのスイッチ手段と、前記発光手段の閃
光用電荷を蓄積する一つの電荷蓄積手段とを備え、前記
各発光手段それぞれの発光と停止とを繰り返させて、前
記複数の発光手段の発光色温度全体を制御することを特
徴とするストロボ発光装置。 - 【請求項3】 発光色温度が異なる複数の発光手段と、
発光トリガ信号を独立してそれぞれの発光手段に印加す
る複数の発光トリガ手段と、発光手段のON・OFFを
独立して制御する複数のスイッチ手段と、前記発光手段
による閃光用電荷を蓄積する一つの電荷蓄積手段とを備
え、前記各発光手段それぞれの発光と停止とを繰り返さ
せて、前記複数の発光手段の発光色温度全体を制御する
ことを特徴とするストロボ発光装置。 - 【請求項4】 被写体周囲光の色温度を測定する色温度
測定手段を備え、前記複数の発光手段の発光色温度全体
を前記色温度測定手段による測定色温度に適合させるこ
とを特徴とする請求項1、2又は3記載のストロボ発光
装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のストロボ発光装置に、被
写体からの光量を測定する測光手段を備え、前記複数の
発光手段それぞれの発光量を前記測光手段の測光結果に
応じて制御することを特徴とするストロボ発光装置。 - 【請求項6】 発光色温度が異なる複数の発光手段と、
各発光手段のON・OFFを制御する複数のスイッチ手
段と、前記発光手段の閃光用電荷を蓄積する一つの電荷
蓄積手段と、この電荷蓄積手段に電荷を充電する一つの
充電手段と、前記スイッチ手段のONにより発光トリガ
信号を前記各発光手段に印加する一つの発光トリガ手段
とを備えることを特徴とするストロボ発光装置。 - 【請求項7】 請求項4、5又は6記載のストロボ発光
装置と、被写体像を画像信号に変換する撮像素子とを備
え、前記色温度測定手段による測定色温度に応じて、撮
像素子が出力する画像信号の増幅度を調整することを特
徴とするスチルビデオカメラ。
Priority Applications (14)
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---|---|---|---|
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US08/113,322 US5485201A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-30 | Fill-in light emitting apparatus and still video camera |
GB9318062A GB2270751B (en) | 1992-08-28 | 1993-08-31 | Strobe emission apparatus and still video camera |
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GB9625578A GB2305312B (en) | 1992-08-28 | 1993-08-31 | Strobe emission apparatus and still video camera |
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US08/741,303 US5978022A (en) | 1992-08-28 | 1996-10-30 | Fill-in light emitting apparatus and still video camera |
US08/743,175 US5909245A (en) | 1992-08-28 | 1996-11-05 | Fill-in light emitting apparatus and still video camera |
US08/718,018 US5838369A (en) | 1992-08-28 | 1996-11-19 | Fill-in emitting apparatus and still video camera |
US08/915,381 US6081076A (en) | 1992-08-28 | 1997-08-20 | Fill-in light emitting apparatus and still video camera |
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US08/917,170 US5896014A (en) | 1992-08-28 | 1997-08-25 | Fill-in light emitting apparatus and still video camera |
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JPH06214292A true JPH06214292A (ja) | 1994-08-05 |
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JP (1) | JP3193504B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7333144B2 (en) | 2002-08-02 | 2008-02-19 | Fujifilm Corporation | Electronic flash device and camera having the same |
JP5849150B1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-01-27 | アキュートロジック株式会社 | 撮像方法 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP02368393A patent/JP3193504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5849150B1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-01-27 | アキュートロジック株式会社 | 撮像方法 |
KR20160078922A (ko) * | 2014-12-25 | 2016-07-05 | 어큐트로직 가부시키가이샤 | 촬상 방법 |
US9479707B2 (en) | 2014-12-25 | 2016-10-25 | Acutelogic Corporation | Image capturing method |
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