JPH06214113A - 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート - Google Patents

近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート

Info

Publication number
JPH06214113A
JPH06214113A JP5007195A JP719593A JPH06214113A JP H06214113 A JPH06214113 A JP H06214113A JP 5007195 A JP5007195 A JP 5007195A JP 719593 A JP719593 A JP 719593A JP H06214113 A JPH06214113 A JP H06214113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
film
infrared
infrared absorbing
near infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5007195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Oi
龍 大井
Osamu Narimatsu
治 成松
Yoichi Hosokawa
羊一 細川
Naoto Ito
尚登 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP5007195A priority Critical patent/JPH06214113A/ja
Publication of JPH06214113A publication Critical patent/JPH06214113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラスチックと熱分解開始温度が250℃以
上の近赤外線吸収色素とを、250〜350℃の温度で
混練し、成形して得た近赤外線吸収フィルム、およびこ
の近赤外線吸収フィルム上に、赤外線反射層を積層させ
て作製した熱線遮断シート。 【効果】 耐久性、透明性に優れたプラスチックをベー
スとした近赤外線吸収色素混練型であるため、従来の積
層型に比べ、製造が簡便かつ経済的である。また該近赤
外線吸収フィルムを熱線反射機能を有する赤外線反射層
と組み合わせることにより優れた熱線遮断シートができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱線遮断効果を持つ近
赤外線吸収フィルム及びその近赤外線吸収フィルムと赤
外線反射積層体を組み合わせてなる熱線遮断シートに関
する。赤外線を吸収或いは反射する熱線遮断シートは、
ビル、住宅等の窓ガラスと組み合わせることで、太陽エ
ネルギーの室内への流入を制限し、夏期における室内温
度の上昇を抑え、冷房時には省エネルギーに貢献する。
また、自動車、電車等の窓に組み入れることで、炎天下
での車内の温度上昇を抑え、冷房時に冷房効率がアップ
し、省エネルギー化によるエンジンへの負荷の軽減にも
つながる。更に、省エネルギー目的以外の用途として、
光質選択利用農業用フィルムとして植物育成の制御、半
導体受光素子の赤外線カットフィルター、有害な赤外線
を含む光線から人間の目を保護する眼鏡等の利用が知ら
れている。
【0002】
【従来の技術】近年、特に省エネルギーの観点から、熱
線遮断の目的で近赤外線吸収フィルムを、ビル、住宅等
の建材物あるいは自動車、電車、航空機等の窓と組み合
わせることが注目されており、実際に一部では、近赤外
線吸収フィルムが商品化されている。近赤外線吸収フィ
ルムと、建材用及び自動車、電車などの乗り物用窓ガラ
スを組み合わせる方法として、窓ガラスに直接、近赤外
線吸収フィルムを貼りつける方法、或いは合わせガラス
として、2枚のガラス板に挟み込む方法等が知られてい
るが、いずれの場合においても、屋外用途として使用さ
れるために、近赤外線吸収色素のみならず、プラスチッ
クフィルム自身にも高い耐候性が要求される。一般的に
は、その基板フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
ト或いはポリカーボネートといった透明性が高く、か
つ、ガラス転移温度が高く、寸法安定性、耐熱性、耐光
性に優れたプラスチックが用いられる。既存の市販製品
では、透明なポリエチレンテレフタレート等を基板フィ
ルムとして、そのフィルム表面に近赤外線吸収色素をコ
ーティングしている。
【0003】しかし、その場合、コーティング色素層保
護のために、更に色素層の上に基板フィルムと同様の透
明フィルムを貼った積層構造になっている。商業的に
は、近赤外線吸収フィルムは、簡便かつ安価に製造され
ることが重要であるが、積層構造のフィルムは製造法が
煩雑でコスト面で不利である。最も実用的で簡便な近赤
外線吸収フィルムの製造法は、ポリエチレンテレフタレ
ート或いはポリカーボネートといった耐候性の高い汎用
透明プラスチックに近赤外線吸収色素を加熱混練してフ
ィルムを製作することであるが、そのような近赤外線吸
収フィルムはまだ市場にはみられない。
【0004】近赤外線吸収あるいは赤外線反射機能を有
するフィルムを実際に建材あるいは自動車、電車等の窓
に組み入れた場合、可視透過率(TV )が大きいことが
重要である。例えば、自動車のフロントガラスであれ
ば、安全性の点からTV が70%以上であることがJI
S規格によって定められている。また、太陽光に対する
熱線遮断の指標を日射透過率(TE )で表すことが出来
る、TE は小さいほど熱線遮断の性能が高く、TE をで
きるだけ小さく抑えることが省エネルギーの為には重要
である。
【0005】特許的に見れば、近赤外線吸収色素を用い
る近赤外線吸収フィルムは、従来、種々のものが知られ
ている。例えば、特開平3−161644では、アミニ
ウム系の近赤外線吸収色素をアクリル系プラスチックフ
ィルムに含有させ近赤外線吸収フィルムを作製し、ポリ
カーボネート等の基板に加熱圧着する方法が提案されて
いる。しかし、使用するアミニウム系の近赤外線吸収色
素が熱安定性に劣るという理由で、ポリカーボネートの
ような高いフィルム成形温度を必要とするプラスチック
には直接混練できず、まず、フィルム成形温度が150
〜200℃と低いアクリル系プラスチックフィルムに混
練した後に、ポリカーボネート等の基板に加熱圧着する
方法がとられている。
【0006】また、上記特許以外にも、特公平4−45
546、特公昭58−56533、特公昭62−541
43、特開昭50−51549、特公昭54−2506
0、特公平1−114801等には、金属錯体化合物を
含む近赤外線吸収フィルムが開示されている。しかし、
いずれの特許も、実施例を見ると、近赤外線吸収色素を
プラスチックフィルムにコーティングする方法が主体で
あり、プラスチックと混練、加熱成形する場合でも、ア
クリル系樹脂等のフィルム成形温度の低いプラスチック
を用いているのみで、250℃以上の高い成形温度が必
要な工業グレードのポリエチレンテレフタレートあるい
はポリカーボネートといったプラスチックと混練、加熱
成形した具体例はない。
【0007】また、近赤外線吸収色素を含有する近赤外
線吸収フィルムは、単独でも使用できるが、赤外線反射
積層体を組み合わせることで熱線遮断効率を改良でき
る。即ち、近赤外線吸収色素としては、波長領域が70
0〜1200nmに吸収を持つものはたくさん知られて
いるが、1200nm以上に吸収を持つものを製造する
のは困難であるため、1200nm以上の熱線を効率よ
くカットできない。それに対して、特開昭56−323
52、特開昭63−134332に開示されているよう
に、誘電体と金属を積層した赤外線反射積層体は120
0nm以上の熱線を効率よくカットできる。
【0008】特開昭60−127152では、光選択透
過性シートとして、銀合金/屈折率1.35以上の有機
重合体/銀合金の積層体と、波長800〜1200nm
の間に吸収ピークを有する近赤外線吸収剤を含有する選
択層を組み合わせる試みが行われている。しかし、該光
選択透過性シートの構成は赤外線反射積層体以外に、基
板プラスチックフィルム層、近赤外線吸収色素層等幾重
にも重なり複雑で、経済的でない。基板プラスチックフ
ィルムに近赤外線吸収色素を混練できれば経済的に有利
であるが、該特許記載の化合物を250℃以上の温度
で、プラスチックと混練、加熱成形した具体例はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、25
0〜350℃の高い加工温度が必要とされる耐候性の高
い透明プラスチックと近赤外線吸収色素を混練し、加熱
成形することによって、簡便且つ経済的に作製される熱
線吸収能力を有する近赤外線吸収フィルムを提案するこ
とである。更に、この近赤外線吸収フィルムを熱線反射
機能を有する赤外線反射積層体と組み合わせることによ
り、熱線遮断機能が改良された熱線遮断シートを提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、熱分解温度が25
0℃以上の近赤外線吸収色素を用いることで、耐久性、
透明性に優れたプラスチックをベースとした近赤外線吸
収フィルムを容易に製造し得ること、該近赤外線吸収フ
ィルムを赤外線反射積層体と組み合わせることにより、
その熱線遮断能力が改良された熱線遮断シートを製造出
来ることを見出し本発明を完成した。即ち、本発明は、
プラスチックと熱分解開始温度が250℃以上の近赤外
線吸収色素を、250〜350℃の温度で混練、成形し
て得られる近赤外線吸収フィルム、この近赤外線吸収フ
ィルム上に、赤外線反射層を積層させて得られる熱線遮
断シート、および近赤外線吸収フィルムと、赤外線反射
層を積層させた赤外線反射フィルムとを、貼り合わせて
得られる熱線遮断シートに関するものである。
【0011】本発明に使用されるプラスチックとして
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアミド、ポ
リイミド等の透明性が高く、かつ耐候性の高いものが挙
げられる。特に好ましいのは、ポリエチレンテレフタレ
ート或いはポリカーボネートである。本発明の近赤外線
吸収フィルムは、これらのプラスチックの粉体或いはペ
レットに、一種類あるいは数種類の分解開始温度が25
0℃以上の近赤外線吸収色素を混合し、250〜350
℃に加熱、溶解させて、押し出し機によりフィルム化す
るか、或いは、押し出し機により原反を作製し、60〜
90℃で2〜5倍に、1軸乃至は2軸に延伸して10〜
200μm厚のフィルムにする方法で得られる。なお、
混練する際に紫外線吸収色素等を加えてもよい。
【0012】本発明に使用される近赤外線吸収色素は、
耐久性に優れ、分子吸光度が高く、プラスチックとの相
溶性に優れたもので、熱分解開始温度が250℃以上
で、かつ、工業グレードの上記プラスチックと混合、溶
融する条件下で、分解しない色素である。さらに、建
材、自動車等の窓への用途としては、可視光透過率(T
V)の大きい近赤外線吸収フィルムが好ましいため、波
長領域が700〜1200nmの近赤外線領域に吸収極
大を持ち、可視領域に吸収が小さい透明性の高いものが
望ましい。具体的には、特開昭61−154888、特
開昭61−197281、特開昭61−246091、
特開昭63−37991、特開昭63−39388、特
開昭62−233288、特開昭63−312889、
特開平2−43269、特開平2−138382、特開
平2−296885、特開平3−43461、特開平3
−77840、特開平3−100066、特開平3−6
2878、特願平3−338557、特願平3−997
30、特願平3−252414等に開示されているフタ
ロシアンニン類あるいはナフタロシアニン類、特開昭6
1−291651、特開昭61−291652、特開昭
62−15260、特開昭62−132963、特開平
1−129068、特開平1−172458等に開示さ
れているようなアントラキノン類が挙げられ、それらの
中で分解開始温度が250℃以上のものが使用される。
分解開始温度は、示差熱分析計によって測定され、色素
の分解に伴い重量減を始める温度をさす。近赤外線吸収
色素の使用総量は、作製する近赤外線吸収フィルムの面
積に対して1〜10000mg/m2 が好ましい。吸収極
大の異なる近赤外線吸収色素を数種類使用すると、吸収
波長域を広げて日射透過率(TE )を改善できる。特に
好ましい色素としては、一般式(I)(化1)で示され
るフタロシアニンあるいは一般式(II)(化2)で示さ
れるナフタロシアンが挙げられる。
【0013】
【化1】
【0014】
【化2】 〔式(I)、(II)中、A1 〜A8 は各々独立に、水素
原子、ハロゲン原子、置換又は未置換のアルキル基、あ
るいは置換又は未置換のアルコキシ基を表し、かつ、A
1 とA2 、A3 とA4 、A5 とA6 、およびA7 とA8
の各組み合わせにおいて、同時に水素原子である組み合
わせとなることはない。他方、B1 〜B8は各々独立
に、水素原子、ハロゲン原子、置換又は未置換のアルキ
ル基、置換又は未置換のアリール基、置換又は未置換の
アルコキシ基、置換又は未置換のアリールオキシ基、置
換又は未置換のアルキルチオ基、あるいは置換又は未置
換のアリールチオ基を表す。Mは2価の金属原子、3価
又は4価の置換金属原子、またはオキシ金属を表す。〕
【0015】式(I)、(II)中、A1 〜A8 或いはB
1 〜B8 で表される置換又は未置換のアルキル基の例と
しては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-プロ
ピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、sec-ブチル基、t-
ブチル基、n-ペンチル基、iso-ペンチル基、neo-ペンチ
ル基、1,2-ジメチル−プロピル基、n-ヘキシル基、cycl
o-ヘキシル基、1,3-ジメチル- ブチル基、1-iso-プロピ
ルプロピル基、1,2-ジメチルブチル基、 n-ヘプチル
基、1,4-ジメチルペンチル基、2-メチル1-iso-プロピル
プロピル基、1-エチル-3- メチルブチル基、n-オクチル
基、2-エチルヘキシル基、3-メチル-1-iso- プロピルブ
チル基、2-メチル-1-iso- プロピル基、1-t-ブチル-2-
メチルプロピル基、n-ノニル基等の炭素数1〜20の直
鎖又は分岐のアルキル基、メトキシメチル基、メトキシ
エチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル基、ブ
トキシエチル基、γ−メトキシプロピル基、γ−エトキ
シプロピル基、メトキシエトキシエチル基、エトキシエ
トキシエチル基、ジメトキシメチル基、ジエトキシメチ
ル基、ジメトキシエチル基、ジエトキシエチル基等のア
ルコキシアルキル基、アルコキシアルコキシアルキル
基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキル基、クロ
ロメチル基、2,2,2-トリクロロエチル基、トリフルオロ
メチル基、2,2,2-トリクロロエチル基、1,1,1,3,3,3,-
ヘキサフルオロ-2- プロピル基等のハロゲン化アルキル
基、アルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアル
キル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルキルア
ミノカルボニルアルキル基、アルコキシスルホニルアル
キル基、アルキルスルホニル基などが挙げられる。
【0016】また、置換または未置換のアルコキシ基の
例としては、メトキシ基、エトキシ基、n-プロピルオキ
シ基、iso-プロピルオキシ基、n-ブチルオキシ基、iso-
ブチルオキシ基、sec-ブチルオキシ基、t-ブチルオキシ
基、n-ペンチルオキシ基、iso-ペンチルオキシ基、neo-
ペンチルオキシ基、1,2-ジメチル−プロピルオキシ基、
n-ヘキシルオキシ基、cyclo-ヘキシルオキシ基、1,3-ジ
メチル- ブチルオキシ基、1-iso-プロピルプロピルオキ
シ基、1,2-ジメチルブチルオキシ基、n-ヘプチルオキシ
基、1,4-ジメチルペンチルオキシ基、2-メチル-1-iso-
プロピルプロピルオキシ基、1-エチル-3- メチルブチル
オキシ基、n-オクチルオキシ基、2-エチルヘキシルオキ
シ基、3-メチル-1-iso- プロピルブチルオキシ基、2-メ
チル-1-iso- プロピルオキシ基、1-t-ブチル-2- メチル
プロピルオキシ基、n-ノニルオキシ基等の炭素数1〜2
0の直鎖又は分岐のアルコキシ基、メトキシメトキシ
基、メトキシエトキシ基、エトキシエトキシ基、プロポ
キシエトキシ基、ブトキシエトキシ基、γ−メトキシプ
ロピルオキシ基、γ−エトキシプロピルオキシ基、メト
キシエトキシエトキシ基、エトキシエトキシエトキシ
基、ジメトキシメトキシ基、ジエトキシメトキシ基、ジ
メトキシエトキシ基、ジエトキシエトキシ基等のアルコ
キシアルコキシ基、メトキシエトキシエトキシ基、エト
キシエトキシエトキシ基、ブチルオキシエトキシエトキ
シ基等のアルコキシアルコキシアルコキシ基、アルコキ
シアルコキシアルコキシアルコキシ基、クロロメトキシ
基、2,2,2-トリクロロエトキシ基、トリフルオロメトキ
シ基、2,2,2-トリクロロエトキシ基、1,1,1,3,3,3,- ヘ
キサフルオロ-2- プロピルオキシ基等のハロゲン化アル
コキシ基、ジメチルアミノエトキシ基、ジエチルアミノ
エトキシ基などのアルキルアミノアルコキシ基、ジアル
キルアミノアルコキシ基等が挙げられる。
【0017】B1 〜B8 で表される置換又は未置換のア
リール基の例としては、フェニル基、クロロフェニル
基、ジクロロフェニル基、ブロモフェニル基、フッ素化
フェニル基、ヨウ素化フェニル基等のハロゲン化フェニ
ル基、トリル基、キシリル基、メシチル基、エチルフェ
ニル基、メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ピ
リジル基などが挙げられる。置換又は未置換のアリール
オキシ基の例としては、フェノキシ基、ナフトキシ基、
アルキルフェノキシ基、等が挙げられ、置換又は未置換
のアルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチルチオ
基、n-プロピルチオ基、iso-プロピルチオ基、n-ブチル
チオ基、iso-ブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、t-ブチ
ルチオ基、n-ペンチルチオ基、iso-ペンチルチオ基、ne
o-ペンチルチオ基、1,2-ジメチル−プロピルチオ基、n-
ヘキシルチオ基、cyclo-ヘキシルチオ基、1,3-ジメチル
- ブチルチオ基、1-iso-プロピルプロピルチオ基、1,2-
ジメチルブチルチオ基、n-ヘプチルチオ基、1,4-ジメチ
ルペンチルチオ基、2-メチル1-iso-プロピルプロピルチ
オ基、1-エチル-3- メチルブチルチオ基、n-オクチルチ
オ基、2-エチルヘキシルチオ基、3-メチル-1-iso- プロ
ピルブチルチオ基、2-メチル-1-iso- プロピルチオ基、
1-t-ブチル-2- メチルプロピルチオ基、n-ノニルチオ基
等の炭素数1〜20の直鎖又は分岐のアルキルチオ基、
メトキシメチルチオ基、メトキシエチルチオ基、エトキ
シエチルチオ基、プロポキシエチルチオ基、ブトキシエ
チルチオ基、γ−メトキシプロピルチオ基、γ−エトキ
シプロピルチオ基、メトキシエトキシエチルチオ基、エ
トキシエトキシエチルチオ基、ジメトキシメチルチオ
基、ジエトキシメチルチオ基、ジメトキシエチルチオ
基、ジエトキシエチルチオ基等のアルコキシアルキルチ
オ基、アルコキシアルコキシアルキルチオ基、アルコキ
シアルコキシアルコキシアルキルチオ基、クロロメチル
チオ基、2,2,2-トリクロロエチルチオ基、トリフルオロ
メチルチオ基、2,2,2-トリクロロエチルチオ基、1,1,1,
3,3,3,- ヘキサフルオロ-2-プロピルチオ基等のハロゲ
ン化アルキルチオ基、ジメチルアミノエチルシチオ基、
ジエチルアミノエチルチオ基等のアルキルアミノアルキ
ルチオ基、ジアルキルアミノアルキルチオ基等が挙げら
れる。置換又は未置換のアリールチオ基の例としては、
フェニルチオ基、ナフチルチオ基、アルキルフェニルチ
オ基、等が挙げる。
【0018】また、Mで表される2価金属の例として
は、Cu(II),Zn(II),Co(II),Ni(I
I),Ru(II),Rh(II),Pd(II),Pt(I
I),Mn(II),Mg(II),Ti(II),Be(I
I),Ca(II),Ba(II),Cd(II),Hg(I
I),Pb(II),Sn(II)などが挙げられる。1置
換の3価金属の例としては、Al−Cl,Al−Br,
Al−F,Al−I,Ga−Cl,Ga−F,Ga−
I,Ga−Br,In−Cl,In−Br,In−I,
In−F,Tl−Cl,Tl−Br,Tl−I,Tl−
F,Al−C6 5 ,Al−C6 4 (CH3 ),In
−C6 5 ,In−C6 4 (CH3 ),In−C6
5 ,Mn(OH),Mn(OC6 5),Mn〔OSi
(CH3 3 〕,Fe−Cl,Ru−Cl等が挙げられ
る。2置換の4価金属の例としては、CrCl2 ,Si
Cl2 ,SiBr2 ,SiF2 ,SiI2 ,ZrC
2 ,GeCl2 ,GeBr2 ,GeI2 ,GeF2
SnCl2 ,SnBr2 ,SnF2 ,TiCl2 ,Ti
Br2 ,TiF2 ,Si(OH)2 ,Ge(OH)2
Zr(OH)2 ,Mn(OH)2 ,Sn(OH)2 ,T
iR2 ,CrR2 ,SiR2 ,SnR2 ,GeR2 〔R
はアルキル基、フェニル基、ナフチル基、およびその誘
導体を表す〕,Si(OR’)2 ,Sn(OR’)2
Ge(OR’)2 ,Ti(OR’)2 ,Cr(OR’)
2 〔R’はアルキル基、フェニル基、ナフチル基、トリ
アルキルシリル基、ジアルキルアルコキシシリル基およ
びその誘導体を表す〕,Sn(SR”)2 ,Ge(S
R”)2 (R”はアルキル基、フェニル基、ナフチル
基、およびその誘導体を表す〕などが挙げられる。オキ
シ金属の例としては、VO,MnO,TiOなどが挙げ
られる。
【0019】本発明において用いる赤外線反射層は、金
属酸化物層と金属層を、金属酸化物層から順に交互に積
層した層であり、各層の厚みは、金属層が50〜500
Å、金属酸化物層が100〜2000Åである。金属酸
化物層の材料としては、透明性の高いインジウム−錫酸
化物(ITO)、酸化インジウム、酸化錫、酸化ケイ
素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化タングステン等
が挙げられ、金属層の材料としては金、銀、銅、白金、
アルミニウム、ニッケル、パラジウム、イリジウム、
錫、クロム、亜鉛等の金属やこれらの金属を主成分とす
る合金または混合物が挙げられる。
【0020】近赤外線吸収フィルムに赤外線反射積層体
を組み合わせる方法としては、次の二つの方法が挙げら
れる。第1は、上記の金属あるいは金属酸化物を、近赤
外線吸収フィルム上に10-1〜10-7torrで、スパ
ッタリング、真空蒸着、イオンプレーティグ等の方法で
積層する方法である。第2は、ポリエチレンテレフタレ
ート或いはポリカーボネート等の透明フィルム上に、第
1の方法と同様にして、金属層及び金属酸化物層を積層
させて赤外線反射フィルム(A)を作製し、該近赤外線
吸収フィルム(B)と貼り合わせる方法である。(A)
と(B)を貼り合わせる際に用いる接着剤は、シリコン
系、ウレタン系、アクリル系などの公知の透明接着剤で
あり、接着層の厚みは1〜100μmである。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが、本発明は、これによりなんら制限されるもの
ではない。実施例に示した(III)〜(VI)の式で示され
るフタロシアニン化合物は、本文中(I)式で示した構
造を簡略化したものである。 実施例1 ユニチカ製ポリエチレンテレフタレートペレット120
3と、下記式(III)(化3)で表されるλmax =713
nm、分解開始温度320℃の銅フタロシアニンを、重
量比、1:0.012の割合で混合し、260〜280
℃で溶融させ、押出機で厚み100μmのフィルムを作
製した後、このフィルムを2軸延伸して厚み25μmの
近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテレフタレー
トフィルムを作製した。このフィルムのTV とTE
(株)日立製作所製分光光度計U−3400にて測定
し、JIS−R−3106に従って、TV およびTE
計算したところTV =85%、TE =69%であった。
【0022】
【化3】
【0023】実施例2 帝人製ポリカーボネート、パンライトK−1300Z
と、下記式(IV)(化4)で表されるλmax =742n
m、分解開始温度320℃の銅フタロシアニンを、重量
比、1:0.012の割合で混合し、270〜290℃
で溶融させ、押出機で厚み100μmのフィルムを作製
した後、このフィルムを2軸延伸して厚み25μmの近
赤外線吸収色素を含有するポリカーボネートフィルムを
作製した。実施例1と同様の測定および計算を行ったと
ころ、TV =86%、TE =68%であった。
【0024】
【化4】
【0025】実施例3 近赤外線吸収色素として(II)の代わりに、下記式
(V)(化5)で表されるλmax =781nm、分解開
始温度304℃の銅フタロシアニンを用いて、厚み25
μmの近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテレフ
タレートフィルムを作製した以外は、実施例1と同様の
作業を行い、近赤外線吸収フィルムを作製した。実施例
1と同様の測定および計算を行ったところ、TV =85
%、TE =65%であった。
【0026】
【化5】
【0027】実施例4 近赤外線吸収色素として(II)の代わりに、下記式(V
I)(化6)で表されるλmax =754nm、分解開始
温度291℃のVOフタロシアニンを用いて、厚み25
μmの近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテレフ
タレートフィルムを作製した以外は、実施例1と同様の
作業を行い、近赤外線吸収フィルムを作製した。実施例
1と同様の測定および計算を行ったところ、TV =87
%、TE =65%であった。
【0028】
【化6】
【0029】実施例5 ユニチカ製ポリエチレンテレフタレートペレット120
3と、式(III)及び式(IV)の化合物を、重量比、1:
0.0096:0.0096の割合で混合し、押出機で
厚み100μmのフィルムを作製した後、このフィルム
を2軸延伸して厚み25μmの近赤外線吸収色素を含有
するポリエチレンテレフタレートフィルムを作製した。
実施例1と同様の測定および計算を行ったところ、TV
=80%、TE =59%であった。
【0030】実施例6 ユニチカ製ポリエチレンテレフタレートペレット120
3と、式(IV)の化合物を、重量比、1:0.0032
の割合で混合して、厚み25μmの近赤外線吸収色素を
含有するポリエチレンテレフタレートフィルムを作製し
た以外は、実施例1と同様の作業を行い、近赤外線吸収
フィルムを作製した。実施例1と同様の測定および計算
を行ったところ、TV =97%、TE =86%であっ
た。また、酸化インジウム(300Å)/銀(100
Å)/酸化インジウム(600Å)/銀(100Å)/
酸化インジウム(300Å)の構成の積層体を厚み25
μmの東レ(株)製ルミラーにマグネトロンスパッタリ
ング法により堆積させて赤外線反射フィルムを作製し
た。上記の近赤外線吸収色素を含有するポリエチレンテ
レフタレートフィルムと赤外線反射フィルムをウレタン
系接着剤を用いてラミネートし、熱線遮断シートを作製
した。このシートのTV とTE を、実施例1と同様の方
法で測定および計算を行ったところ、TV =72%、T
E =37%であった。
【0031】比較例1 近赤外線吸収色素として、式(III)の化合物の代わり
に、三井東圧ファイン(株)製λmax =1110nm、
分解開始温度219℃の金属錯体系近赤外線吸収色素P
A−1001を使って、実施例1と同様に、ポリエチレ
ンテレフタレートペレットと共に260℃に加熱したと
ころ色素が分解し脱色した。出来上がったフィルムの近
赤外線領域のスペクトルを測定したところ吸収が見られ
なかった。
【0032】
【発明の効果】本発明による近赤外線吸収フィルムは、
耐久性、透明性に優れた工業グレードのプラスチックを
ベースにした近赤外線吸収色素混練型であるため、従来
の積層型に比べ、製造が簡便であり、かつ経済的であ
る。また、該近赤外線吸収フィルムは、熱線反射機能を
有する赤外線反射層と組み合わせることにより、日射透
過率(TE )を改良した優れた熱線遮断シートとしても
利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 尚登 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックと熱分解開始温度が250
    ℃以上の近赤外線吸収色素を、250〜350℃の温度
    で混練し、成形して得られる近赤外線吸収フィルム。
  2. 【請求項2】 プラスチックがポリエチレンテレフタレ
    ート、あるいはポリカーボネートである請求項1記載の
    近赤外線吸収フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1の近赤外線吸収フィルム上に、
    赤外線反射層を積層させて作製される熱線遮断シート。
  4. 【請求項4】 請求項1の近赤外線吸収フィルムと、赤
    外線反射層を積層させた赤外線反射フィルムとを、貼り
    合わせて作製される熱線遮断シート。
JP5007195A 1993-01-20 1993-01-20 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート Pending JPH06214113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007195A JPH06214113A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007195A JPH06214113A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06214113A true JPH06214113A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11659255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007195A Pending JPH06214113A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06214113A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06256541A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Mitsui Toatsu Chem Inc 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート
JPH08317737A (ja) * 1995-03-17 1996-12-03 Mitsui Toatsu Chem Inc 植物成長抑制用被覆材料
JPH09140275A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Kureha Chem Ind Co Ltd 熱線吸収材
JPH09279125A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Tdk Corp 近赤外線吸収部材および熱線遮断部材ならびに近赤外線吸収方法および熱線遮断方法
WO1997046897A1 (fr) * 1996-06-03 1997-12-11 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Filtre pdp et dispositif pdp
US5939183A (en) * 1996-02-20 1999-08-17 Elf Atochem S.A. Water vapor permeable plastic film comprising inorganic particles coated with a substance having high refractive index
JP2000136333A (ja) * 1998-08-27 2000-05-16 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd カラーフィルター用着色組成物、カラーフィルターの製造方法及びカラーフィルター
US6255031B1 (en) * 1996-04-18 2001-07-03 Kanebo, Ltd. Near infrared absorbing film, and multi-layered panel comprising the film
JP2002082219A (ja) * 1996-04-18 2002-03-22 Kanebo Ltd 近赤外線吸収フィルム及び当該フィルムを含む多層パネル
JP2002509279A (ja) * 1998-01-13 2002-03-26 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 多層赤外線反射光学体
EP1452556A1 (en) * 2001-06-21 2004-09-01 Teijin Limited Near infrared ray shielding film
JP2005168507A (ja) * 1995-03-17 2005-06-30 Mitsui Chemicals Inc 植物成長制御用被覆材料
JP2005338395A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Jsr Corp 近赤外線カットフィルターおよびその製造方法
KR100615172B1 (ko) * 2002-12-13 2006-08-25 삼성에스디아이 주식회사 근적외선 흡수 물질, 이를 포함한 광학필터 및 이를구비한 화상 표시 장치
JP2007079349A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Toray Ind Inc 光学フィルタ
JP2013064975A (ja) * 2011-09-02 2013-04-11 Nippon Shokubai Co Ltd 光選択透過フィルター、樹脂シート及び固体撮像素子
JP2013195480A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Fujifilm Corp 赤外線吸収性組成物および赤外線カットフィルタ
JP2013228759A (ja) * 2010-12-17 2013-11-07 Nippon Shokubai Co Ltd 光選択透過フィルター、樹脂シート及び固体撮像素子
JP2019117408A (ja) * 2019-04-02 2019-07-18 住友ベークライト株式会社 光学シートおよび光学部品

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06256541A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Mitsui Toatsu Chem Inc 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート
JP2005168507A (ja) * 1995-03-17 2005-06-30 Mitsui Chemicals Inc 植物成長制御用被覆材料
JPH08317737A (ja) * 1995-03-17 1996-12-03 Mitsui Toatsu Chem Inc 植物成長抑制用被覆材料
JPH09140275A (ja) * 1995-11-22 1997-06-03 Kureha Chem Ind Co Ltd 熱線吸収材
US5939183A (en) * 1996-02-20 1999-08-17 Elf Atochem S.A. Water vapor permeable plastic film comprising inorganic particles coated with a substance having high refractive index
JPH09279125A (ja) * 1996-04-17 1997-10-28 Tdk Corp 近赤外線吸収部材および熱線遮断部材ならびに近赤外線吸収方法および熱線遮断方法
US6255031B1 (en) * 1996-04-18 2001-07-03 Kanebo, Ltd. Near infrared absorbing film, and multi-layered panel comprising the film
JP2002082219A (ja) * 1996-04-18 2002-03-22 Kanebo Ltd 近赤外線吸収フィルム及び当該フィルムを含む多層パネル
WO1997046897A1 (fr) * 1996-06-03 1997-12-11 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Filtre pdp et dispositif pdp
JP2002509279A (ja) * 1998-01-13 2002-03-26 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 多層赤外線反射光学体
JP2000136333A (ja) * 1998-08-27 2000-05-16 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd カラーフィルター用着色組成物、カラーフィルターの製造方法及びカラーフィルター
EP1452556A1 (en) * 2001-06-21 2004-09-01 Teijin Limited Near infrared ray shielding film
US6991849B2 (en) 2001-06-21 2006-01-31 Teijin Limited Near infrared ray shielding film
KR100615172B1 (ko) * 2002-12-13 2006-08-25 삼성에스디아이 주식회사 근적외선 흡수 물질, 이를 포함한 광학필터 및 이를구비한 화상 표시 장치
JP2005338395A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Jsr Corp 近赤外線カットフィルターおよびその製造方法
JP2007079349A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Toray Ind Inc 光学フィルタ
JP2013228759A (ja) * 2010-12-17 2013-11-07 Nippon Shokubai Co Ltd 光選択透過フィルター、樹脂シート及び固体撮像素子
JP2013064975A (ja) * 2011-09-02 2013-04-11 Nippon Shokubai Co Ltd 光選択透過フィルター、樹脂シート及び固体撮像素子
JP2013195480A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Fujifilm Corp 赤外線吸収性組成物および赤外線カットフィルタ
JP2019117408A (ja) * 2019-04-02 2019-07-18 住友ベークライト株式会社 光学シートおよび光学部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06214113A (ja) 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート
JP3335397B2 (ja) 熱線遮断シート
DE68928559T2 (de) Absorbiermittel im nahen Infrarot und Anzeige-/Aufzeichnungsmaterialien, die daraus hergestellt sind
DE69517778T2 (de) Absorber im nahen Infrarot, dessen Herstellungsverfahren sowie dessen Verwendung
EP1564260B1 (en) Coloring matter absorbing near-infrared ray and filter for cutting off near-infrared ray
EP1720918B1 (en) Adhesive film functionalizing color compensation and near infrared ray (nir) blocking and plasma display panel filter using the same
JPH07178861A (ja) 近赤外線吸収板
JPH06256541A (ja) 近赤外線吸収フィルム及びそれを用いた熱線遮断シート
JP5292651B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP3226504B2 (ja) フタロシアニン化合物、その製造方法およびその用途
EP0934985B1 (en) Phthalocyanine compound, method for production thereof and use thereof
JP6007428B2 (ja) フタロシアニン化合物及びその合成方法、近赤外吸収色素並びに近赤外吸収材
EP1813615A1 (en) Optical filter and its applications, and porphyrin compound used in optical filter
US5788914A (en) Near infrared ray absorbing compound having high durability and its use
JPH0772332A (ja) 熱線遮断機能を有する偏光板
KR20110053981A (ko) 프탈로시아닌 화합물
JP3888712B2 (ja) 高耐久性近赤外線吸収化合物及びその用途
JP4132176B2 (ja) ナフタロシアニン化合物及びその用途
JPH0615671B2 (ja) 近赤外線吸収剤およびそれを用いた光記録媒体
JPH11152414A (ja) ナフタロシアニン化合物及びその用途
JPH11152413A (ja) ニトロナフタロシアニン化合物及びその用途
JP4544914B2 (ja) プラズマディスプレイ前面パネル用色素およびこれを用いてなるプラズマディスプレイ前面パネル
JPH09263658A (ja) 近赤外線吸収樹脂組成物およびその用途
JP5915500B2 (ja) 熱線遮蔽樹脂シート材および自動車
JP3932761B2 (ja) 有機金属錯体、それを用いた赤外線吸収フィルター及びプラズマディスプレイパネル用フィルター

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 9