JPH06214006A - 映像データ平均化処理回路 - Google Patents

映像データ平均化処理回路

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JPH06214006A
JPH06214006A JP5008066A JP806693A JPH06214006A JP H06214006 A JPH06214006 A JP H06214006A JP 5008066 A JP5008066 A JP 5008066A JP 806693 A JP806693 A JP 806693A JP H06214006 A JPH06214006 A JP H06214006A
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JP
Japan
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circuit
memory
image
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image data
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Application number
JP5008066A
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English (en)
Inventor
Takeshi Abe
武司 阿部
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像データの安定化表示をするとともに、大
きく見易い映像にする。 【構成】 空中線よりマイクロ波を送受信して自船の周
囲の物標を検出するレーダ装置の受信器からの映像デー
タを入力して各送信毎に記憶するバッファメモリ回路1
2と、このバッファメモリ回路12からの映像データを
入力して記憶する映像表示用ビデオメモリ18とを有し
てなる映像データ平均化処理回路32において、前記バ
ッファメモリ回路12から多数回の受信分の映像データ
を入力して記憶する平均化処理メモリ30と、この平均
化処理メモリ30からの映像データを入力して前記空中
線の水平ビーム幅内で平均化処理を行う平均化処理回路
32とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空中線よりマイクロ波を
送受信し、自船の周囲の物標を検出するレーダ装置の受
信器の出力としての映像データを処理する映像データ平
均化処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の映像データ処理回路の構成
を示すブロック図である。従来の映像データ処理回路
は、A/D変換回路10、バッファメモリ回路12、干
渉除去回路14、タイミング発生回路16、ビデオメモ
リ18と表示器20とを備えている。
【0003】その動作について説明すると、空中線受信
器のビデオ信号出力VDをディジタル信号に変換するた
めのA/D変換回路10の出力は、各送信毎にバッファ
メモリ回路12に記憶される。このバッファメモリ回路
12は後で干渉除去を行う為、少なくとも2送信分のデ
ータを記憶する。この記憶データは、同一距離にデータ
があるかないかで、そのデータが干渉波であるかどうか
を判定する干渉除去回路14へ入り、干渉波の除去が行
なわれる。これらのバッファメモリ回路12や干渉除去
回路14を動作させる為にタイミング発生回路16で必
要なトリガやクロックを発生させる。この時レーダ装置
から送信トリガT、レンジ信号R、転送トリガTT、方
位クロックθP等が入力される。干渉除去の行なわれた
ビデオ信号はビデオメモリ18に書込まれる。この時レ
ーダとして空中線の回転と距離方向とのスキャンを、X
Yスキャンに変換する為のスキャン変換の処理が行なわ
れる。記憶されたデータは読出されて表示器20に表示
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーダ
空中線の水平ビーム幅の為、画面の周辺(遠距離)では
映像は大きく表示されるが、自船の周辺の近距離部分
(画面の中心部分)では細く小さくなる。また、中心部
分に近い所では、同一映像セルについて多数回書込が行
なわれ、場合によっては、せっかく書込まれたデータに
ついて最終で0が書込まれることがある。さらに、映像
が細くなったり、一度書かれてから消去される場合もあ
る。また、送信毎の映像データが海面の変化等により変
化し、画面が安定しないでたえず物標の表示が変化する
為、物標が正しく検出できないなどの欠点があった。
【0005】本発明は上記の事情を考慮して為されたも
ので、物標映像が、中心部分で細く小さくなったり、た
えず変化して正しい検出ができない等の欠点を改善し、
見易く、安定度の高い物標表示が得られる映像データ平
均化処理回路を提出することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は空中線よりマイクロ波を送受信して自船の
周囲の物標を検出するレーダ装置の受信器からの映像デ
ータを入力して各送信毎に記憶するバッファメモリ回路
と、このバッファメモリ回路からの映像データを入力し
て記憶する映像表示用ビデオメモリとを有してなる映像
データ処理回路において、前記バッファメモリ回路から
多数回の受信分の映像データを入力して記憶する平均化
処理メモリと、この平均化処理メモリからの映像データ
を入力して前記空中線の水平ビーム幅内で平均化処理を
行う平均化処理回路とを有してなることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】レーダ装置の空中線は水平線幅が1から5度程
度であり、物標に対して10から数十回μ波パルスを発
射し、そのエコーを受信している。それらの出来るだけ
多数回の受信エコーを平均化処理メモリに入力し、平均
化処理回路で平均化処理することにより映像データの安
定化処理を行い、さらに中心部付近で表示上細くなる映
像データを映像拡大メモリに記憶し、それらの映像デー
タを映像拡大回路で加算して方位方向に拡大して表示す
ることにより中心部の映像の大きさを大きくして安定な
映像を実現すると共に大きく見易くする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0009】本発明は例えば、ラスタースキャンレーダ
装置における映像データ平均化処理回路として実施され
る。図1はその様な本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に於いて、符号100は従来のレーダ
装置における映像レーダ処理回路に相当する部分、符号
102は本発明で付加した部分である。
【0010】まず、符号100の部分について説明する
と、映像データ平均化処理回路は、A/D変換回路1
0、バッファメモリ回路12、干渉除去回路14、タイ
ミング発生回路16、ビデオメモリ18と表示器20と
を備えている。その動作は、空中線受信器のビデオ信号
出力VDをディジタル信号に変換する為のA/D変換回
路10の出力は各送信毎にバッファメモリ回路12に記
憶される。このバッファメモリ回路12は後で干渉除去
を行う為、少なくとも2送信分のデータを記憶する。こ
の記憶データは、同一距離にデータがあるかないかで、
そのデータが干渉波であるかどうかを判定する干渉除去
回路14へ入り、干渉波の除去が行なわれる。これらの
バッファメモリ回路12や干渉除去回路14を動作させ
る為にタイミング発生回路16で必要なトリガやクロッ
クを発生させる。この時レーダ装置から送信トリガT、
レンジ信号R、転送トリガTT、方位クロックθP等が
入力される。干渉除去の行なわれたビデオ信号は符号1
02で示す部分へ送られて後述する処理が行われた後、
ビデオメモリ18に書込まれる。この時レーダとして空
中線の回転と距離方向とのスキャンを、XYスキャンに
変換する為のスキャン変換の処理が行なわれる。記憶さ
れたデータは読出されて表示器20に表示される。
【0011】次に、符号102で示される部分について
説明する。
【0012】符号102で示される部分は、平均化処理
メモリ30と、平均化処理回路32と、映像拡大メモリ
34と、映像拡大制御回路36と、映像拡大回路38
と、拡大率切換回路40とを備えている。
【0013】その動作について説明すると、前記干渉除
去回路14の出力は平均化処理メモリ30に記憶され
る。この平均化処理メモリ30はレーダ空中線の水平ビ
ーム幅内で物標からの多数回のエコーデータを記憶でき
るように記憶容量が決定される。この平均化処理メモリ
30からの映像データは平均化処理回路32に入力され
て平均化処理が行われ、各送信ごとの変化が平均化され
る。平均化処理回路32の出力はさらに映像拡大メモリ
に記憶される。この時レーダ空中線の水平ビーム内で同
一物標から多数回のエコーを受信しているので、空中線
内で発生する方位クロックで駆動される映像拡大制御回
路36により特定の方位毎(水平ビーム幅より小さな角
度)にデータが記憶される。記憶された各サンプリング
毎のデータは平均化処理回路32の出力(現在データ)
と映像拡大回路38で加算され平均化処理が行なわれ
る。この時、加算する各サンプル毎のメモリ出力の数が
多いほど広い角度のデータが加算されるので、広い角度
に拡大されたことになる。
【0014】映像拡大回路38では、この拡大率の異な
るデータを同時に出力できるようになっており、図2に
示す様に自船を中心として表示範囲を距離方向に幾つか
の領域(エリア)に分割し、自船に近い領域と中間領域
及び周辺の領域で、それらの領域のデータにより拡大率
を切換えて出力する為に拡大率切換回路40を付加して
いる。図3は空中線のビームにより検出された物標が中
心ほど細く表示される事を示しており、図2の1〜3の
各領域で物標の大きさが同じになる為にはθ3の角度が
θ2及びθ1の様に拡大されなければならないことが分
かる。
【0015】拡大率切換回路40の出力は符号100で
示される部分のビデオメモリ18に送られる。
【0016】レーダ装置の空中線は水平線幅が1から5
度程度であり、物標に対して10から数十回μ波パルス
を発射し、そのエコーを受信している。それらの出来る
だけ多数回の受信エコーを平均化処理メモリ30に入力
し、平均化処理回路32で平均化処理することにより映
像データの安定化処理を行い、さらに中心部付近で表示
上細くなる映像データを映像拡大メモリ34に記憶し、
それらの映像データを映像拡大回路38で加算して方位
方向に拡大して表示することにより中心部の映像の大き
さを大きくして安定な映像を実現すると共に大きく見易
くする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る映像
データ平均化処理装置はバッファメモリ回路から多数回
の受信分の映像データを入力して記憶する平均化処理メ
モリと、この平均化処理メモリからの映像データを入力
して前記空中線の水平ビーム幅内で平均化処理を行う平
均化処理回路とを有するから、従来のようなレーダの表
示器上に表示される映像が、中心部分では細く小さく表
示されたり、又常に変化して安定しない等の見にくさを
改善し、安定で、中心附近でも大きく見易い映像を表示
することを可能にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像データ平均化処理回路の一実
施例を示すブロック構成図である。
【図2】上記実施例における映像データの表示エリアを
示す図である。
【図3】上記実施例における映像拡大効果を示す図であ
る。
【図4】従来の映像データ処理回路を示すブロック構成
図である。
【符号の説明】
10 A/D変換回路 12 バッファメモリ回路 14 干渉除去回路 16 タイミング発生回路 18 ビデオメモリ 20 表示器 30 平均化処理メモリ 32 平均化処理回路 34 映像拡大メモリ 36 映像拡大制御回路 38 映像拡大回路 40 拡大率切換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中線よりマイクロ波を送受信して自船
    の周囲の物標を検出するレーダ装置の受信器からの映像
    データを入力して各送信毎に記憶するバッファメモリ回
    路と、このバッファメモリ回路からの映像データを入力
    して記憶する映像表示用ビデオメモリとを有してなる映
    像データ平均化処理回路において、前記バッファメモリ
    回路から多数回の受信分の映像データを入力して記憶す
    る平均化処理メモリと、この平均化処理メモリからの映
    像データを入力して前記空中線の水平ビーム幅内で平均
    化処理を行う平均化処理回路とを有してなることを特徴
    とする映像データ平均化処理回路。
  2. 【請求項2】 前記空中線の水平ビーム幅より小さな角
    度毎にサンプリングされた映像データを前記平均化処理
    回路から入力して記憶する映像拡大メモリと、その映像
    拡大メモリからの出力を用いて映像を方位方向に拡大す
    る映像拡大回路とを有してなることを特徴とする請求項
    1記載の映像データ平均化処理回路。
  3. 【請求項3】 前記映像拡大回路の出力を受ける一方、
    自船を中心として表示範囲を距離方向にいくつかのエリ
    アに分割してそれぞれのエリアにおける方位方向の拡大
    率を切り替える拡大率切換回路と、その拡大率切換回路
    を制御するための映像拡大制御回路とを有してなること
    を特徴とする請求項2記載の映像データ平均化処理回
    路。
JP5008066A 1993-01-21 1993-01-21 映像データ平均化処理回路 Pending JPH06214006A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109881A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 株式会社東芝 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018109881A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 株式会社東芝 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US10628917B2 (en) 2017-01-05 2020-04-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus, information processing method, and computer program product

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Effective date: 20010718