JPH06213680A - 回転磁界検出装置 - Google Patents
回転磁界検出装置Info
- Publication number
- JPH06213680A JPH06213680A JP5039219A JP3921993A JPH06213680A JP H06213680 A JPH06213680 A JP H06213680A JP 5039219 A JP5039219 A JP 5039219A JP 3921993 A JP3921993 A JP 3921993A JP H06213680 A JPH06213680 A JP H06213680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- magnetic field
- sensor
- rotating
- magnet ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
側に設けられたマグネットリングと、そのマグネットリ
ングにギャップを介して対向するように、互いに所定の
電気角をもって固定側に設けられた複数の磁極センサと
からなる回転磁界検出装置にあって、回転磁界の検出タ
イミングの調整を容易に行わせて、回転磁界の検出を精
度良く行わせるようにする。 [構成] 各磁極センサに、その磁極感知部にマグネッ
トリングの磁束を引き込んで回転磁界の検出タイミング
を調整する部材を設けるようにする。
Description
の回転に同期した回転磁界を検出する装置に関する。
例えば、図8に示すように、円周上等分になるようにN
極,S極が交互に8極分着磁された回転側に設けられた
マグネットリング1と、そのマグネットリング1にギャ
ップを介して対向するように、互いに30°の電気角を
もって固定側の取付板5上に設けられた3つのホール素
子による磁極センサ2(21,22,23)とからなっ
ており、図4に示すように、磁極センサ2の各出力V
1,V2,V3にもとづいて回転磁界を検出できるよう
になっている。
の各出力V1,V2,V3間の位相差は30゜となっ
て、その各出力V1,V2,V3を重ね合せることによ
って15°の間隔tをもって回転磁界を検出できること
になる。図中、Tはマグネットリング1の1回転分の周
期である。
マグネットリング1の着磁位置のずれ、各磁極センサ2
の特性のばらつき、各磁極センサ2の取付位置のずれな
どの要因によって、磁極センサ2の各出力V1,V2,
V3間の位相差がずれてしまい、回転磁界の検出精度が
悪くなっている。
上げたり、特性の揃った磁極センサを選別するようにし
ているが、製品の歩溜りが悪くなって、量産性が悪いも
のとなっている。
れぞれ円周方向に適宜ずらすことにより回転磁界の検出
タイミングを調整して、回転磁界の検出精度を上げるよ
うにしている(特開昭61−18340公報参照)。
点は、装置組付後に回転磁界の検出タイミングを調整す
るべく、磁極センサ自体の取付位置を円周方向にずらす
ようにするのでは、その取付位置を変えるための作業が
煩雑で、また、その取付位置の微調整が困難であるとい
うことである。
極,S極が交互に着磁された回転側に設けられたマグネ
ットリングと、そのマグネットリングにギャップを介し
て対向するように、互いに所定の電気角をもって固定側
に設けられた複数の磁極センサとからなる回転磁界検出
装置において、装置組付後に回転磁界の検出タイミング
の微調整を容易に可能にするべく、各磁極センサに、そ
の磁極感知部にマグネットリングの磁束を引き込んで回
転磁界の検出タイミングを調整する部材を設けるように
している。
すように、円周上等分になるようにN極,S極が交互に
8極分着磁された回転側に設けられたマグネットリング
1と、そのマグネットリング1にギャップを介して対向
するように、互いに30°の電気角をもって固定側の取
付板5上に設けられた3つのIC化されたホール素子に
よる磁極センサ2(21,22,23)と、その各磁極
センサ2の前面にそれぞれ設けられた回転磁界検出タイ
ミングの調整部材3(31,32,33)と、その各磁
極センサ2の背面にそれぞれ設けられたヨーク部材4
(41,42,43)とによって構成されている。
界検出タイミングの調整部材3は、それらの各磁極感知
部に前記マグネットリング1の磁束を引き込むようにそ
れぞれ設けられており、図2および図3に示すように、
それぞれ磁極センサ側の後端を支点Pとしてその先端を
左,右に振ってずらすことができるように取付板5に取
り付けられており、所定の位置でねじ締めや接着するこ
となどによって位置決めできるようになっている。
けられたヨーク部材4は、それを設けることによって各
磁極センサ2を通過する磁束数を増加させることがで
き、それにより回転磁界の検出を安定かつ確実に行わせ
ることができるようになる。
すように、各磁極センサ2の出力V1,V2,V3にも
とづいて回転磁界を検出することができる。
2,V3間の位相差は30°となって、その各出力V
1,V2,V3を重ね合せることによって15°の間隔
tをもって回転磁界を検出できることになる。図中、T
はマグネットリング1の1回転分の周期である。
前述したように、マグネットリング1の着磁位置のず
れ、各磁極センサ2の特性のばらつき、各磁極センサ2
の取付位置のずれなどの要因によって、磁極センサ2の
各出力V1,V2,V3間の位相差がずれてしまい、回
転磁界の検出精度が悪くなっている。
磁極感知部にマグネットリング1の磁束を引き込むよう
にそれぞれ設けられた回転磁界検出タイミングの調整部
材3の先端を、図2または図3に示すように、左または
右方に適宜振ってずらすことによって回転磁界の検出タ
イミングを調整して、磁極センサ2の各出力V1,V
2,V3間の位相差が所定になるようにしている。
中矢印で示すマグネットリング1の回転方向とは逆の方
向に振ることによって回転磁界の検出タイミング、すな
わち磁極センサ2の出力信号の位相を所定に遅らせるこ
とができ、また、図3に示すように、調整部材3の先端
をマグネットリング1の回転方向に振ることによって回
転磁界の検出タイミングを所定に進ませることができ
る。
部材3をねじ締めや接着することなどによって位置決め
する。
サ2の位置を何ら動かすことなく、回転磁界検出タイミ
ングの調整部材3の先端をマグネットリング1の回転方
向またはその逆方向に適宜振ってずらすだけで、回転磁
界の検出タイミングを微細に調整することができる。
げたり、特性の揃った磁極センサを選別するようなこと
なく、マグネットリング1の着磁位置のずれ、各磁極セ
ンサ2の特性のばらつき、各磁極センサ2の取付位置の
ずれなどの誤差要因を容易に吸収することができ、回転
磁界の検出を精度良く行わせることができるようにな
る。
レスを加えることなく、回転磁界の検出角度の調整を行
わせることができるようになる。
で、この場合は、磁極センサ2の磁極感知面に沿って回
転磁界検出タイミングの調整部材6を左または右方向に
スライドさせて適宜位置決めすることができるようにし
ている。
もので、この場合は、磁極センサ2を、その磁極感知面
が上方に向くようにヨーク部材4を介して取付板上に取
り付け、さらにその磁極感知面の上に板状の回転磁界検
出タイミングの調整部材8を設けて、そのマグネットリ
ング側の先端を左,右に振って位置決めできるようにし
ている。
もので、この場合も同様に、磁極センサ2を、その磁極
感知面が上方に向くようにヨーク部材4を介して取付板
上に取り付け、さらにその磁極感知面の上に棒状の回転
磁界検出タイミングの調整部材9を設けて、そのマグネ
ットリング側の先端を左,右に振って位置決めできるよ
うにしている。
あっては、円周上にN極,S極が交互に着磁された回転
側に設けられたマグネットリングと、そのマグネットリ
ングにギャップを介して対向するように、互いに所定の
電気角をもって固定側に設けられた複数の磁極センサと
からなる回転磁界検出装置にあって、簡単な手段によ
り、回転磁界の検出タイミングを微細にかつ容易に調整
することができ、マグネットリングの着磁位置のずれ、
各磁極センサの特性のばらつき、各磁極センサの取付位
置のずれなどの誤差要因を吸収して回転磁界の検出を精
度良く行わせることができるという利点を有している。
す正面図である。
振ってずらした状態を示す部分的な正面図である。
振ってずらした状態を示す部分的な正面図である。
る。
視図である。
分の斜視図である。
分の斜視図である。
整部材 4(41,42,43) ヨーク部材 5 取付板 6 回転磁界検出タイミングの調整部材 8 回転磁界検出タイミングの調整部材 9 回転磁界検出タイミングの調整部材
Claims (2)
- 【請求項1】 円周上にN極,S極が交互に着磁された
回転側に設けられたマグネットリングと、そのマグネッ
トリングにギャップを介して対向するように、互いに所
定の電気角をもって固定側に設けられた複数の磁極セン
サとからなる回転磁界検出装置において、各磁極センサ
に、その磁極感知部に前記マグネットリングの磁束を引
き込んで回転磁界の検出タイミングを調整する部材を設
けたことを特徴とする回転磁界検出装置。 - 【請求項2】 各磁極センサにおける磁極感知部の背面
に、それぞれヨーク部材を設けたことを特徴とする前記
第1項の記載による回転磁界検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03921993A JP3177796B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 回転磁界検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03921993A JP3177796B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 回転磁界検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213680A true JPH06213680A (ja) | 1994-08-05 |
JP3177796B2 JP3177796B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=12547035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03921993A Expired - Fee Related JP3177796B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 回転磁界検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177796B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012137415A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Jtekt Corp | 回転角検出装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101767395B1 (ko) * | 2016-04-08 | 2017-08-14 | (주) 엘앤티 | 스카이댄스 유니트가 마련된 유해 조수 퇴치 장치 |
KR101905073B1 (ko) * | 2018-01-19 | 2018-10-05 | 송규정 | 침입방지장치 및 방법 |
KR200497186Y1 (ko) | 2021-04-05 | 2023-08-22 | 유지현 | 조류퇴치장치 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP03921993A patent/JP3177796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012137415A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Jtekt Corp | 回転角検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3177796B2 (ja) | 2001-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5840374B2 (ja) | アブソリュートエンコーダ装置及びモータ | |
JP5666886B2 (ja) | ロータリエンコーダ | |
KR100965133B1 (ko) | 모터 구동장치 | |
JP4807185B2 (ja) | 回転体のバランス修正方法及び装置 | |
JPH09311053A (ja) | 回転センサ | |
JPH06213680A (ja) | 回転磁界検出装置 | |
JP2002164213A (ja) | 多極磁化環状体の着磁方法および着磁装置 | |
US10756657B2 (en) | Motor control apparatus and motor control method for reducing influence of magnetic fluxes from yokes | |
JP3886434B2 (ja) | トルクセンサの組立方法 | |
US20020175678A1 (en) | Arrangement for determining the position of a motion sensor element | |
JP6588510B2 (ja) | センサギアを具備する磁気式センサ、該磁気式センサを備えた電動機、及び該磁気式センサを備えた機械の製造方法 | |
TW202244466A (zh) | 絕對編碼器 | |
JP3188964B2 (ja) | 回転磁界検出装置 | |
JP3341518B2 (ja) | 磁気検出装置 | |
JPH07128132A (ja) | 振動測定用のセンサー | |
JP2002033645A (ja) | パルス信号発生装置 | |
US4513609A (en) | Electromagnetic rotation detecting apparatus | |
JPH04278417A (ja) | 磁気式ロータリエンコーダの組立方法 | |
JPH01299414A (ja) | 磁気式ロータリエンコーダの磁気ギヤツプ調整方法 | |
JP2002022487A (ja) | 磁気式回転角度検出装置 | |
JPH04364348A (ja) | ブラシレス直流モータ | |
JPH07174583A (ja) | 磁気センサおよび磁気センサを搭載したモータ | |
JPH04271252A (ja) | 検出装置 | |
JPH09229614A (ja) | 回転体用センサ | |
JP2003348811A (ja) | 電動機の磁極位置検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |