JPH06213348A - 電動弁の原点検出構造 - Google Patents

電動弁の原点検出構造

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JPH06213348A
JPH06213348A JP21562092A JP21562092A JPH06213348A JP H06213348 A JPH06213348 A JP H06213348A JP 21562092 A JP21562092 A JP 21562092A JP 21562092 A JP21562092 A JP 21562092A JP H06213348 A JPH06213348 A JP H06213348A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、弁の全閉あるいは全開位置を簡単
な構造で検出し、原点信号を出力することができる電動
弁の提供を目的とする。 【構成】 本発明の電動弁の原点検出構造は、非磁性体
からなるケース1あるいは蓋7の外周面上の適宜な位置
に磁気を検出する磁気検出手段11を設け、前記心棒8
にはマグネット12を先端部に固定した可動部材13を
回転自在に取り付け、該可動部材13あるいはマグネッ
ト12と、前記止め部材10の上方の突出片10aを当
接可能に配置し、常時はマグネット12を磁気検出手段
11の作動範囲から遠ざけてマグネット当接片17に当
接するようにばね手段14を配置したことを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルームエアコンやカー
エアコンなどの冷凍サイクル中に用いられる電子制御膨
張弁、あるいは一般の産業分野でマイコンと組み合わせ
て使用させる比例制御弁として利用される電動弁の原点
検出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータと弁を組み合
わせてマイコンにより制御する電動弁として、各種のも
のが発明されている。図6および図7は、従来の電動弁
の縦断面図と停止機構を示す部分斜視図を示すものであ
り、以下にその構成を説明する。従来の電動弁は、非磁
性体からなるケース1の外周部に固定したモータの固定
子コイル2への通電により、弁軸3と一体的に形成した
モータの回転子4を回転させ、この回転を推進軸受5に
より弁軸3の直線運動に変換させて弁座6の開口度を制
御するようになっている。また、前記モータの回転子4
と一体されたロータスリーブ4aは、その内周面に、一
カ所だけ半径方向に突出させた凸部4bが形成されてい
る。
【0004】一方、下端にフランジ部8aを備えた心棒
8には、上下差を設けて上方の突出片10aと下方の突
出片10bを半径方向に突出させた止め部材10が予め
遊嵌されているもので、蓋7の内面中心部には、前記心
棒8の上端部が固定されるとともに、中心部より離れた
位置にストッパ片9が垂下して固定されている。なお、
前記止め部材10の下方の突出片10bは、回転子4の
回転方向に応じてロータスリーブの凸部4bの後面また
は前面側に当接するようになっており、上方の突出片1
0aは、回転方向に応じて前記ストッパ片9の前面また
は後面側に当接するようになっている。
【0005】次に、この従来品の作動について説明す
る。図6と図7は、電動弁の開弁状態を示し、この状態
において、固定子コイル2に閉弁方向に回転するように
通電されると、止め部材10と全く無関係に、モータの
回転子4は上面から見て右方向に一回転し、ロータスリ
ーブ4aの凸部4bが止め部材10の下方の突出片10
bに当たる。続いて、ロータスリーブ4aが回転する
と、止め部材10の下方の突出片10bがロータスリー
ブ4aの凸部4bに押されて右方向に回転し、やがて、
止め部材10の上方の突出片10aが前記ストッパ片9
と当接し、回転子4は約1回転半で停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来品の電動弁は前記
のように、過大なパルス数駆動に対してストッパ機構を
備えているものの、弁の位置を検出することができない
ために、原点出しの手法として電源投入時に弁がどのよ
うな開度であっても開度に関係なく全閉あるいは全開す
るに十分なパルス数だけ駆動制御し、弁がストッパ機構
により機械的に停止させた位置を原点とし、以後弁の各
種駆動制御を行っていた。
【0007】従って、弁の位置によっては、ストッパ片
9あるいはモータ回転子4の凸部4bと止め部材10の
突出片10bが駆動パルス毎に何回も衝突し、いちじる
しい異音や振動の発生、あるいは電動弁の寿命低下をま
ねいていた。また、ステッピングモータが電圧低下など
で脱調したり、動作不良が発生した場合には開度の狂い
を検出することができず、この状態で運転することによ
りシステム全体の重大な動作不良をまねくことがあっ
た。本発明は、弁の全閉あるいは全開位置を簡単な構造
で検出し、原点信号を出力することができる電動弁を提
供し、従来の課題を解決するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電動弁の原点検
出構造に係る第1の発明は、図1に示すように、非磁性
体からなるケース1内のモータの回転子4と一体化され
たロータスリーブ4aの内周面に、1カ所だけ半径方向
に突出させて凸部4bを形成し、一方、蓋7の内面中心
部には、下端にフランジ部8aを備えた心棒8の上端部
を固定するとともに、中心部より離れた位置にストッパ
片9を垂下固定し、前記心棒8には、上下差を設けて上
方の突出片10aと下方の突出片10bを半径方向に突
出させた止め部材10を遊嵌し、該上方の突出片10a
の回転方向前面または後面に前記ストッパ片9が当接す
るように配置すると共に、下方の突出片10bの回転方
向後面または前面にロータスリーブ4aの凸部4bを当
接状に位置させた構造を有する電動弁において、前記ケ
ース1あるいは蓋7の外周面上の適宜な位置に磁気を検
出する磁気検出手段11を設け、前記心棒8にはマグネ
ット12を先端部に固定した可動部材13を回転自在に
取り付け、該可動部材13あるいはマグネット12と、
前記止め部材10の上方の突出片10aを当接可能に配
置し、常時はマグネット12を磁気検出手段11の作動
範囲から遠ざけてマグネット当接片17に当接するよう
にばね手段14を配置したものである。
【0009】また、第2の発明は、図3に示すように、
ばね手段を渦巻状ばね18とし、該渦巻状ばね18の先
端部にマグネット12を取り付けるか、あるいは図4に
示すように、止め部材10の上方突出片10aの先端部
に直接マグネット12を取り付けることにより、前記電
動弁の構造の簡略化をはかるものである。
【0010】また、第3の発明は、図5に示すように、
心棒8の取り付け固定部である蓋7中心部の上面を覆う
如く蓋7あるいはケース上に止め金具15を取り付ける
ともに、該止め金具15の一端部に磁気検出手段11を
保持し、マグネット12から止め金具15に至る間の可
動部材13、心棒8等の各部材を磁性体で構成し、マグ
ネット12の極から出た磁束が各磁性体を通って磁気検
出手段11に至り、次に磁気検出手段11の下部に位置
する蓋7あるいはケース1側面を通ってマグネット12
の他の極に至る磁束ループを形成するように構成するこ
とにより、マグネット12の磁気を有効に利用できるよ
うにしたものである。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図2により説明す
る。なお、基本構造は、原点検出用部品以外は従来品と
同様であるので説明を省略する。本発明の原点検出構造
は、蓋7の内側に配置される心棒8、止め部材10、可
動部材13、マグネット12、ばね手段14および、基
板16に垂下状に設けられたストッパー片9とマグネッ
ト当接片17と、蓋7の上面あるいはケース1側面上に
配置される磁気検出手段11とにより構成されている。
【0012】前記心棒8は、従来品と同一形状をなすも
ので、該心棒8には、上下差を設けて上方の突出片10
aと下方の突出片10bを半径方向に突出させた止め部
材10と、先端部にマグネット12を固定した可動部材
13が前記心棒8を回転軸として回転自在に遊嵌されて
いる。基板16は、その裏面にストッパー片9とマグネ
ット当接片17が垂下状に設けられており、該基板16
は蓋7裏面の中心部に固着されている。ばね手段14
は、一端が前記心棒8に巻き付け固定し、他端を延長し
て可動部材13に固定させたもので、可動部材13先端
のマグネット12をマグネット当接片17に常時軽く押
し付けるように付勢されている。
【0013】一方、磁気検出手段11としては、例えば
磁気反応タイプのリードスイッチが用いられ、該磁気検
出手段11は、前記基板16に設けられたストッパ片9
と対応する蓋7の上面に取り付けられている。なお、本
実施例では、可動部材13上のマグネット12がばね手
段14によりマグネット当接片17に常時軽く押し付け
るように付勢されることで、マグネット12が磁気検出
手段11から離れて常時保持される例を示したが、例え
ばばね手段14の可動部材13を押しつける可動範囲を
狭くすることで、マグネット12を磁気検出手段11の
磁気検出範囲以外の位置に常時保持することができ、こ
のような構造であれば、マグネット保持片17は特に必
要でない。
【0014】
【他の実施例】図3〜5は他の実施例を示すもので、図
3は、マグネット12を渦巻状のばね18に直接取り付
けたものである。また、図4は、止め部材10の上方突
出片10aにマグネット12を取り付けたものであり、
これらは、蓋7の内側に配置される基板16を省いて内
部構造を簡略化した例である。図5は、マグネット12
の磁気を効率良く利用するために行ったもので、磁気検
出手段11(リードスイッチ)は、止め金具15を介し
て蓋7の上面に固定されており、該止め金具15は、前
記心棒8の上端固定部を覆うごとく蓋7の上面に固定す
るとともに、前記心棒8と可動部材13および、止め金
具15が磁性体で構成されている。
【作用】
【0015】次に、本発明の作動について説明する。図
1と図2は、電動弁の開弁状態を示し、この状態におい
て、可動部材13に固定されたマグネット12は、ばね
手段14により左方向にマグネット当接片17に押し付
けられている。ここで、固定子コイル4に閉弁方向(右
方向)に回転するように通電されると、止め部材10と
全く無関係に、モータの回転子4は上面から見て右方向
に一回転し、ロータスリーブ4aの凸部4bが止め部材
10の下方の突出片10bに当たる。
【0016】続いてロータスリーブ4aが回転すると、
下方の突出片10bがロータスリーブ4aの凸部4bに
押され、止め部材10はロータスリーブ4aと共に回転
する。さらに回転したところで上方突出片10aは可動
部材13に当接し、可動部材13はばね14に坑しなが
ら右方向に回転し、やがてマグネット12が可動部材1
3と共に前記ストッパ片9に当たり、図2の例では回転
子4は約1回転半で全閉停止する。このとき、ストッパ
片9上部に設けた磁気検出手段(リードスイッチ)11
がマグネット12の磁気に反応し、内部接点を閉じて弁
が全閉したことを知らしめる信号を出力する。なお、回
転子4の回転角度は、マグネット当接片17の位置によ
り所望の角度に設定できる。例えば、図2において、マ
グネット当接片17をストッパー片9の左隣りに設けた
場合、あるいはストッパー片9と兼用させた場合は2回
転に設定することができる。
【0017】この位置から弁が左方向に逆転(開弁)す
ると、可動部材13はばね手段14に押し戻され、磁気
が弱まり磁気検出手段(リードスイッチ)の接点を解放
する。なお、ばね手段14による可動部材13の付勢方
向を逆にし、リードスイッチ11の取り付け位置を図2
においてストッパ片9の左側に変更することにより、前
記同様に全開信号を出力できるのは明らかであり、説明
は省略する。
【0018】図3は、可動部材13とばね手段14の機
能を渦巻状ばね18に置き換えた例で、前記同様に渦巻
状ばね18の端が上方の突出片10aに押され、マグネ
ット12を磁気検出手段11の位置まで移動させる。図
4は、止め部材10の上方突出片10aの先端に直接マ
グネット12が取り付けられており、前記図1〜2に示
したものと同様に止め部材10がばね手段14に抗して
直接マグネット12を移動させる。
【0019】次に、図5の作動を説明する。マグネット
12の1極(例えばN極)から出た磁束が、磁性体から
なる可動部材13、心棒8、蓋7、止め金具15、を通
って磁気検出手段であるリードスイッチ11に至る。次
に、磁束はリードスイッチ11の下部に位置する蓋7を
通ってマグネット12の他の極(S極)に至る磁束ルー
プを形成することで、マグネット12の磁気をリードス
イッチ11に集中して導くことができる。さらに、止め
金具15はリードスイッチ11の半分だけを覆ってお
り、残り半分は開放させているので、リードスイッチ1
1の両端は効率よくSとN極になり感度アップがはか
れ、弱い磁束でも十分反応させることができる。なお、
本実施例では磁気検出手段としてリードスイッチを使用
した例で説明したが、磁気に反応するセンサであれば手
段を問わない。また、コイル2から発生する磁気は、通
常外部(モータの回転子以外)に漏れないために、本発
明の作動に影響を及ぼさない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、全閉時,全開時の一方
あるいは両方の状態を必要に応じて検出できるため、全
閉(全開)になった時に制御プログラム上でモータ駆動
を停止することが可能になる。従って従来のように全閉
(全開)後もむやみにモータを駆動する必要がなく、機
械的なストップ機構に起因する衝突音や振動を防止する
ことが出来る。また全閉(全開)毎に原点信号を入力す
ることで、弁が制御指令の通り作動していることを制御
側で確認することにより、従来得られなかったような電
動弁を使用したシステム全体の信頼性を大幅に向上する
ことが出来る。さらに本発明は、マグネット12から発
せられた磁束を有効に磁気検出手段まで導く方式を提供
しており、この方法によれば、安価な磁力の弱いマグネ
ットであっても採用出来、電動弁自体を安価に提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動弁の開弁状態を示す縦断面
図。
【図2】 図1の原点検出構造を示す部分斜視図。
【図3】 本発明に係る電動弁の可動部材の他の実施例
を示す部分斜視図。
【図4】 本発明に係る電動弁の可動部材の他の実施例
を示す部分斜視図。
【図5】 本発明に係る電動弁の磁気検出手段の一実施
例を示す部分斜視図。 1 ケース 、 2 固定子コイル、 3 弁軸、 4
回転子、4a ロータスリーブ、 4b 凸部、 5
推進軸受、 6 弁座、7 蓋、 8 心棒、 9
ストッパ片、 10 止め部材、10a 上方の突出
片、 10b 下方の突出片、 11 磁気検出手段、
12 マグネット、 13 可動部材、 14 ばね手
段、 15 止め金具、16 基板、 17 マグネッ
ト当接片、 18 渦巻状ばね。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電動弁の原点検
出構造に係る第1の発明は、図1に示すように、非磁性
体からなるケース1内のモータの回転子4と一体化され
たロータスリーブ4aの内周面に、1カ所だけ半径方向
に突出させて凸部4bを形成し、一方、蓋7の内面中心
部には、下端にフランジ部8aを備えた心棒8の上端部
を固定するとともに、中心部より離れた位置にストッパ
片9を垂下固定し、前記心棒8には、上下差を設けて上
方の突出片10aと下方の突出片10bを半径方向に突
出させた止め部材10を遊嵌し、該上方の突出片10a
の回転方向前面または後面に前記ストッパ片9が当接す
るように配置すると共に、下方の突出片10bの回転方
向後面または前面にロータスリーブ4aの凸部4bを当
接状に位置させた構造を有する電動弁において、前記ケ
ース1あるいは蓋7の外周面上の適宜な位置に磁気を検
出する磁気検出手段11を設け、前記心棒8にはマグネ
ット12を先端部に固定した可動部材13を回転自在に
取り付け、該可動部材13あるいはマグネット12と、
前記止め部材10の上方の突出片10aを当接可能に配
置し、常時はマグネット12を磁気検出手段11の作動
範囲から遠ざけるようにばね手段14を配置したもので
ある。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月4日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動弁の開弁状態を示す縦断面
図。
【図2】 図1の原点検出構造を示す部分斜視図。
【図3】 本発明に係る電動弁の可動部材の他の実施例
を示す部分斜視図。
【図4】 本発明に係る電動弁の可動部材の他の実施例
を示す部分斜視図。
【図5】 本発明に係る電動弁の磁気検出手段の一実施
例を示す部分斜視図。
【図6】 従来の電動弁の開弁状態を示す縦断面図。
【図7】 図1のストッパー機構を示す部分斜視図。
【符号の説明】 1 ケース 、 2 固定子コイル、 3 弁軸、 4
回転子、4a ロータスリーブ、 4b 凸部、 5
推進軸受、 6 弁座、7 蓋、 8 心棒、 9
ストッパ片、 10 止め部材、10a 上方の突出
片、 10b 下方の突出片、 11 磁気検出手段、
12 マグネット、 13 可動部材、 14 ばね手
段、 15 止め金具、16 基板、 17 マグネッ
ト当接片、 18 渦巻状ばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性体からなるケース1内のモータの
    回転子4と一体化されたロータスリーブ4aの内周面
    に、1カ所だけ半径方向に突出させて凸部4bを形成
    し、一方、蓋7の内面中心部には、下端にフランジ部8
    aを備えた心棒8の上端部を固定するとともに、中心部
    より離れた位置にストッパ片9を垂下固定し、前記心棒
    8には、上下差を設けて上方の突出片10aと下方の突
    出片10bを半径方向に突出させた止め部材10を遊嵌
    し、該上方の突出片10aの回転方向前面または後面に
    前記ストッパ片9が当接するように配置すると共に、下
    方の突出片10bの回転方向後面または前面にロータス
    リーブ4aの凸部4bを当接状に位置させた構造を有す
    る電動弁において、 前記ケース1あるいは蓋7の外周面上の適宜な位置に磁
    気を検出する磁気検出手段11を設け、前記心棒8には
    マグネット12を先端部に固定した可動部材13を回転
    自在に取り付け、該可動部材13あるいはマグネット1
    2と、前記止め部材10の上方の突出片10aを当接可
    能に配置し、常時はマグネット12を磁気検出手段11
    の作動範囲から遠ざけてマグネット当接片17に当接す
    るようにばね手段14を配置したことを特徴とする電動
    弁の原点検出構造。
  2. 【請求項2】 ばね手段14あるいは止め部材10の上
    方突出片10aにマグネット12を直接取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載の電動弁の原点検出構造。
  3. 【請求項3】 一端で磁気検出手段11を、他端で蓋7
    と心棒8の取り付け固定部を適宜覆う止め金具15を蓋
    7上に取り付け、さらにマグネット12から止め金具1
    5に至る間の可動部材13、心棒8等の各部材を磁性体
    で構成し、マグネット12の極から出た磁束が各磁性体
    を通って磁気検出手段11に至り、次に磁気検出手段1
    1の下部に位置する蓋7の上面を通ってマグネット12
    の他の極に至る磁束ループを形成するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動弁の原点検出構造。
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