JPH062131Y2 - シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路 - Google Patents

シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路

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JPH062131Y2
JPH062131Y2 JP11039088U JP11039088U JPH062131Y2 JP H062131 Y2 JPH062131 Y2 JP H062131Y2 JP 11039088 U JP11039088 U JP 11039088U JP 11039088 U JP11039088 U JP 11039088U JP H062131 Y2 JPH062131 Y2 JP H062131Y2
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JP
Japan
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vehicle speed
restart
chassis dynamometer
function generator
circuit
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JP11039088U
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雅彦 鈴木
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、シャシーダイナモメータの自動運転中にエン
ジンストップが生じた時、再始動させる再始動運転回路
に関するものである。。
B.考案の概要 本考案は、シャシーダイナモメータ自動運転システムの
再始動運転回路において、 車速−アクセル開度運転に用いる関数発生器を設け、自
動運転による発進過程でのエンジンストップ検出時に自
動運転を解いて関数発生器の出力に基づく車速−アクセ
ル開度運転に切り換えて再始動を行うことにより、 連続的な車速指令パターンとして滑らかな再始動発進が
可能となるようにしたものである。
C.従来の技術 従来は、自動運転の発進過程でクラッチのつなぎがうま
くいかずエンジンストップが生じた場合には、まずクラ
ッチを切り、イグニッションをON位置よりスタートO
N方向へ進めるフローをシーケンス回路により作成し
て、エンジンを自動的に始動し、再発進させるようにし
ていた。
D.考案が解決しようとする課題 しかし、このようにして再始動運転を行ったのでは、第
4図に示すようにクラッチOFFの期間Toffも自動
制御用CPU(中央演算装置)から5km/h〜10km/h
程度の車速指令が出力されているため、そのまま再始動
すると、その車速指令がステップ入力となってしまい、
滑らかな再始動発進を行うことができない。
本考案の目的は、自動運転中にエンジンストップが生じ
た時、再始動を滑らかに行うことができるシャシーダイ
ナモメータ自動運転システムの再始動運転回路を提供す
ることにある。
E.課題を解決するための手段 本考案は、耐久運転などで車を走行させるために必要な
車速指令等を出力する制御用CPUと、アクセル,クラ
ッチ,ミッションなどを制御するシミュレータとを備え
たシャシーダイナモメータ自動運転システムにおいて、
所定の関数を設定した車速−アクセル開度運転用関数発
生器と、自動運転による発進過程でのエンジンストップ
検出時に前記シミュレータへの車速指令を前記CPUの
出力から前記関数発生器の出力に切り換える切り換え回
路とを備え、車速−アクセル開度運転で再始動を行い、
その後、自動運転に復帰するようにしたことを特徴とす
るものである。
F.作用 発進過程でエンジンストップが生じると、切り換え回路
の動作によりシミュレータへの車速指令がCPUから関
数発生器の出力に切り換えられ、車速−アクセル開度運
転により再始動が滑らかに行われる。そして、車速がエ
ンジンストップ時の指令値に一致した時点で自動運転に
復帰する。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1は耐久運転
などで車を走行させるために必要な車速指令等を出力す
る制御用CPU、2は耐久運転などにおいて人間に代わ
って、アクセル,クラッチ,ミッションを制御するシミ
ュレータ、3は関数発生器、4はエンジンが正常な時に
は前記制御用CPU1の出力側に切り換わり、この出力
を前記関数発生器3に駆動信号として付与する切り換え
スイッチ、5は車速一致時には前記CPU1からの車速
指令を前記シミュレータ2の自動車速Set入力端に入
力し、エンジンストップ時には前記関数発生器3の出力
を前記シミュレータ2のV−θ車速Set入力端に入力
するリレー接点回路である。
なお、前記シミュレータ2は、エンジン回転数の零を検
出する手段などによるエンジンストップ検出信号を受
け、自動運転を解いた後、再始動動作となる機能を有す
る。また、前記関数発生器3は、車速をアクセル開度に
変換して制御するV−θ運転に適した関数を設定する。
次に、動作について述べる。エンジンストップ検出信号
がシミュレータ2に付与されると、第2図のフローチャ
ートに示すように自動運転からV−θ運転に変更され
る。この時、リレー接点回路5は関数発生器3の出力を
シミュレータ2に伝える動作状態になっている。
この状態でスタータONとし、エンジンの正否を判断す
る。エンジンが正常であれば、切り換えスイッチ4がO
Nして制御用CPU1の出力が駆動信号として関数発生
器3に付与され、関数発生器3が動作する。これによ
り、V−θ運転となる。そして、車速が大きくなり、エ
ンジンストップ時のCPU1からの車速指令と一致する
と、自動運転に復帰する。
即ち、再始動運転が行われたことになる。この再発進時
の車速上昇は、第3図に示すように零から始まり、エン
ジンストップ時の車速指令に達する時点まで(期間T
m)関数発生器3の出力に準拠しており、再始動は滑ら
かに行われる。
H.考案の効果 以上のように本考案によれば、自動運転による発進過程
でのエンジンストップを検出した時、自動運転を解いて
関数発生器の出力に基づくV−θ運転で再始動を行い、
車速がエンジンストップ時の指令値に一致した時点で自
動運転に復帰させるようにしたので、再始動を滑らかに
行うことができるようになり、ステップ入力によるショ
ックが解消されて故障発生の低減に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシャシーダイナモメータ自動運転
システムの再始動運転回路の一実施例を示す回路図、第
2図は同実施例のフローチャート、第3図は同実施例の
動作を説明するための車速パターン、第4図は従来の車
速パターンである。 1…制御用CPU、2…シミュレータ、3…関数発生
器、4…切り換えスイッチ、5…リレー接点回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐久運転などで車を走行させるために必要
    な車速指令等を出力する制御用CPUと、アクセル,ク
    ラッチ,ミッションなどを制御するシミュレータとを備
    えたシャシーダイナモメータ自動運転システムにおい
    て、所定の関数を設定した車速−アクセル開度運転用関
    数発生器と、自動運転による発進過程でのエンジンスト
    ップ検出時に前記シミュレータへの車速指令を前記CP
    Uの出力から前記関数発生器の出力に切り換える切り換
    え回路とを備え、車速−アクセル開度運転で再始動を行
    い、その後、自動運転に復帰するようにしたことを特徴
    とするシャシーダイナモメータ自動運転システムの再始
    動運転回路。
JP11039088U 1988-08-23 1988-08-23 シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路 Expired - Lifetime JPH062131Y2 (ja)

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JP11039088U JPH062131Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路

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JPH0232036U JPH0232036U (ja) 1990-02-28
JPH062131Y2 true JPH062131Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31347504

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JP11039088U Expired - Lifetime JPH062131Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 シャシーダイナモメータ自動運転システムの再始動運転回路

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JP (1) JPH062131Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294014A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Meidensha Corp シャシーダイナモメータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294014A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Meidensha Corp シャシーダイナモメータ

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JPH0232036U (ja) 1990-02-28

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