JPH06212898A - セグメントの組立方法及びその装置 - Google Patents

セグメントの組立方法及びその装置

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JPH06212898A
JPH06212898A JP5007392A JP739293A JPH06212898A JP H06212898 A JPH06212898 A JP H06212898A JP 5007392 A JP5007392 A JP 5007392A JP 739293 A JP739293 A JP 739293A JP H06212898 A JPH06212898 A JP H06212898A
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JP5007392A
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Inventor
Hiroshi Nosaka
寛 野坂
Hiroshi Hirokawa
宏 広川
Kikuji Egawa
菊次 江川
Tsutomu Yasuda
勉 安田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セグメント組立作業を自動化して作業者の労
働環境を改善すると共に作業時間を短縮して作業性の向
上を図ったセグメントの組立方法及びその装置を提供す
る。 【構成】 一対の第1及び第2アーム53,54が互い
に接近離反自在に支持された門型フレーム51を隣接す
る一対のセグメント45a,45bの間に架設し、その
一対のセグメント45a,45bの枠部46a,46b
に対向して形成された連結孔47a,47bの一方に雄
金具61を位置すると共に他方に雌金具64を位置さ
せ、第1プレス57により第1アーム53に駆動力を付
与することで雄金具61を雌金具64に圧入させ、この
とき、第2プレス58により第2アーム54に駆動力を
付与することで雌金具64の移動を阻止しながら一対の
セグメント45a,45bを締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド掘削機やトンネ
ルボーリングマシン等の掘削機によって掘削された円形
断面のトンネルの内面に鋼製やコンクリート製のセグメ
ントを順次組立ててトンネル覆工を行うセグメントの組
立方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に一般的なシールド掘削機の断面概
略、図10に図9のX−X断面を表すセグメント位置決
め装置の概略を示す。
【0003】図9及び図10に示すように、シールド掘
削機において、シールド掘削機本体11の前端部にはカ
ッタフェース12が装着され、中心軸が軸受13に回転
自在に支持されると共に外周部がスラスト軸受14及び
外軸受15、内軸受16に回転自在に支持されている。
そして、カッタフェース12の外周部には内歯のリング
ギア17が一体に形成され、このリングギア17にはシ
ールド掘削機本体11に取付けられた駆動モータ18の
ピニオン19が噛み合っている。
【0004】シールド掘削機本体11の後端部にはカッ
タフェース12によって掘削した円形断面のトンネルの
内周面の土砂の崩壊を防止する円筒状の後胴20が一体
に形成され、この後胴20には円周方向に複数のシール
ドジャッキ21が装着されている。このシールドジャッ
キ21はシールド掘削機の掘進方向後方に伸長すること
で、掘削したトンネル内周面に構築されるセグメント2
2aを既設のセグメント22に押しつけながらシールド
掘削機本体11を前進させるものである。そして、シー
ルド掘削機本体11の中央部には掘削土砂を搬送する駆
動モータ23を有するスクリューコンベア24が配設さ
れており、前端部はカッタフェース12の近傍に位置
し、後端部の下方にはベルトコンベア25が配設されて
いる。
【0005】また、シールド掘削機本体11には複数の
ガイドローラ26によって旋回用リングギア27が旋回
自在に支持され、この旋回用リングギア27にはシール
ド掘削機本体11に取付けられた駆動モータ28のピニ
オン29が噛み合っている。そして、リングギア27に
は結合部材30によって正面視が門型をなす旋回部材3
1が取付けられており、この旋回部材31の中央下部に
はセグメント22aの保持部材32及び把持装置33が
装着されている。
【0006】而して、円形断面のトンネルを掘削形成す
るには、まず、後胴20に取付けられた複数のシールド
ジャッキ21を伸長方向に作動して既設のセグメント2
2の前部側に押しつけながらシールド掘削機本体11を
前進させる一方、駆動モータ18によりカッタフェース
12を回転させる。そして、シールド掘削機本体11の
前方の土砂を掘削し、この掘削土砂をスクリューコンベ
ア24並びにベルトコンベア25によって外部に排出す
る。次に、複数のシールドジャッキ21の何れか一つを
縮み方向に作動して既設のセグメント22との間に空所
を形成する一方、保持部材32及び把持装置33によっ
て把持されたセグメント22aを旋回させて位置決め
し、この空所にセグメント22aを装着する。そして、
既設セグメント22と把持セグメント22aとの図示し
ないボルト孔に、図1に示すように、ピース間ボルト3
5及びリング間ボルト36を挿入し、ナットによって締
め付けてセグメント22,22aを結合する。この作業
の繰り返しによって所定長さのトンネルを掘削形成して
いく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したシールド掘削
機によるトンネル掘削作業において、セグメントの組立
作業は、前述したように、シールドジャッキ21の後退
した既設のセグメント22との空所にセグメント22a
を装着し、セグメント22と22aとをピース間ボルト
35及びリング間ボルト36によって締結している。こ
のようにしてセグメントを順次組立てていく作業は作業
者の手作業によって行われているものであるが、その作
業箇所は多くの場合、狭い上に高温で多湿な環境下にあ
り、その中での作業は危険で、且つ、疲労度の高い作業
となっている。
【0008】そのため、作業者の労働環境を向上させよ
うと、このセグメントの組立作業を機械によって自動化
するための研究開発が従来から行われている。セグメン
トの組立作業を大きく分類すると、セグメントの搬入
作業、セグメントの把持位置決め作業、セグメント
の締結作業、となり、の作業は同時作業となって自
動化の最も困難な作業である。しかも、小口径のシール
ド掘削機では、供与される作業空間が小さくなってセグ
メントの組立作業の自動化の大きな障害となっている。
また、シールド掘削工法では、許容されるセグメントの
組立作業時間は掘削作業時間との関連から短いことが望
まれているものの、従来のピース間ボルト35及びリン
グ間ボルト36によるセグメント22,22aの締結方
法では、各ボルト35,36のボルト孔の位置合せに多
くの時間を要しセグメント組立時間が長くならざるをえ
なかった。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、セグメント組立作業を自動化することで作業者
の労働環境を改善すると共に作業時間を短縮してセグメ
ント組立作業の作業性の向上を図ったセグメントの組立
方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のセグメントの組立方法は、掘削機によって
掘削された円形断面のトンネルの内面にセグメントを構
築してトンネル覆工を行うセグメントの組立方法におい
て、隣接する一対のセグメントの枠部に対向して形成さ
れた連結孔の一方に雄締結部材を嵌入可能に装着する一
方、連結孔の他方に雌締結部材を装着し、前記雄締結部
材に駆動力を付与して該雄締結部材を前記対向する連結
孔並びに雌締結部材に圧入させることで前記一対のセグ
メントを締結することを特徴とするものである。
【0011】また、本発明のセグメントの組立装置は、
掘削機によって掘削された円形断面のトンネルの内面に
セグメントを構築してトンネル覆工を行うセグメントの
組立装置において、隣接する一対のセグメントの間に架
設されたフレームと、該フレームに互いに接近離反自在
に支持された一対のアームと、前記隣接する一対のセグ
メントの枠部に対向して形成された連結孔の一方に嵌入
可能な雄締結部材と、前記隣接する一対のセグメントの
枠部に対向して形成された連結孔の他方にほぼ同心上に
位置する雌締結部材と、前記一対のアームの一方に駆動
力を付与することで前記雄締結部材を前記対向する連結
孔並びに雌締結部材に圧入させる第1の駆動手段と、前
記一対のアームの他方に駆動力を付与することで前記雄
締結部材による雌締結部材の圧入時に該雌締結部材の移
動を阻止する第2の駆動手段とを具えたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】掘削機によって掘削された円形断面のトンネル
の内面にセグメントを構築してトンネル覆工を行う場
合、一対のアームが互いに接近離反自在に支持されたフ
レームを隣接する一対のセグメントの間に架設し、その
一対のセグメントの枠部に対向して形成された連結孔の
一方に雄締結部材を位置すると共に連結孔の他方に雌締
結部材を位置させる。そして、第1の駆動手段により一
方のアームに駆動力を付与することで雄締結部材を対向
する連結孔並びに雌締結部材に圧入させ、このとき、第
2の駆動手段により他方のアームに駆動力を付与するこ
とで雌締結部材の移動を阻止しながら一対のセグメント
を締結する。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1に本発明の一実施例に係るセグメント
の組立方法を実施するためのセグメントの組立装置の断
面、図2にその作動状態を表す断面、図3にセグメント
締結状態を表すその締結部の断面、図4及び図5に別の
雄金具を表す断面、図6に雌金具の圧入・引抜き変位に
対する荷重を表すグラフ、図7に本実施例のセグメント
の組立装置によるセグメントの把持装着状態を表す平面
視、図8にセグメントの組立状態を表す一部切欠正面視
を示す。なお、従来と同様の機能を有する部材には同一
の符号を付して重複する説明は省略する。
【0015】図7に示すように、本実施例のセグメント
の組立装置41は図示しないシールド掘削機本体の後部
に把持装置42によって装着され、シールド掘削機本体
の掘進方向に沿った回転軸をもって旋回自在となってい
る。そして、このセグメントの組立装置41には連結保
持部材43によってそれぞれ複数のセグメント締結装置
44が装着されている。また、本実施例のセグメント4
5は、図7及び図8に示すように、平面視が長方形で掘
削するトンネルの外周に合わせて所定の曲率をもった弧
状をなし、外周部に枠部46が形成されると共に、この
枠部46に連結孔47が形成されている。なお、セグメ
ントの組立装置41に装着されるセグメント締結装置4
4の数はセグメント45の枠部46に形成された連結孔
47の数と同数となっており、それぞれ同時に締結作業
を行うことができるようになっている。
【0016】この各セグメント締結装置44はいずれも
ほぼ同様の構造をなしており、図1及び図2に示すよう
に、前述した連結保持部材43(図7参照)に固定され
た門型フレーム51は隣接する一対のセグメント45
a,45bの間に架設されており、この門型フレーム5
1には案内軸52が取付けられている。そして、この案
内軸52には下方の垂下した一対の第1及び第2アーム
53,54の上部がそれぞれ軸受55,56によって移
動自在に支持されている。また、門型フレーム51の両
側には第1及び第2の駆動手段としての第1及び第2プ
レス57,58が装着され、このプレス57,58の駆
動ロッド59,60の先端部がそれぞれ第1及び第2ア
ーム53,54に接続されている。
【0017】従って、第1プレス57を駆動すると駆動
ロッド59が作動して第1アーム53を案内軸52に沿
って移動することができ、一方、第2プレス58を駆動
すると駆動ロッド60が作動して第2アーム54を案内
軸52に沿って移動することができるようになってい
る。
【0018】隣接する一対のセグメント45a,45b
の枠部46a,46bにはそれぞれ連結孔47a,47
bが対向して形成されており、一方に連結孔47aには
雄締結部材としての雄金具61が嵌入可能となってい
る。この雄金具61は筒状をなして先端に圧入部62が
仮止めのために連結孔47aに挿入可能であり、この圧
入部62の内周面にはねじ部63が形成されている。ま
た、セグメント45bの連結孔47bには雌締結部材と
しての雌金具64が図示しない接着剤等により装着可能
となっている。この雌金具64は筒状をなして先端側に
連結孔47a,47bとほぼ同径の圧入孔65が形成さ
れると共に後端側にはこの圧入孔65よりも小径の貫通
孔66が形成されている。なお、雄金具61の圧入部6
2は雌金具64の圧入孔65よりも若干大径に設定され
ている。更に、図3に示すように、雄金具61と雌金具
64とは締結ボルト67を雌金具64の貫通孔66を貫
通して雄金具61のねじ部63に螺合することで両者を
連結することができるようになっている。なお、図1乃
至図3において、68はセグメント45aと45bとの
接合面全周に貼着されたシール材である。
【0019】而して、シールド掘削機によって掘削され
た円形断面のトンネルの内面にセグメント45を構築し
てトンネル覆工を行う場合、まず、図1に示すように、
その一対のセグメント45a,45bの枠部46a,4
6bに対向して形成された連結孔47a,47bのうち
一方の連結孔47aに雄金具61の圧入部62を挿着
し、他方の枠部46bの内側には連結孔47bと同心に
雌金具64を接着剤等により装着する。そして、門型フ
レーム51をこの一対のセグメント45a,45bの間
に跨がって架設し、第1アーム53を雄金具61の後方
に、第2アーム54を雌金具64の後方にそれぞれ位置
させる。
【0020】次に、この状態から第1プレス57を作動
してその駆動力を第1アーム53に付与し、図2に示す
ように、雄金具61を押圧してその圧入部62を対向す
る連結孔47a,47bを通過させた後に雌金具64の
圧入孔65に圧入させる。このとき、第2プレス58を
作動してその駆動力を第2アーム54に付与し、雌金具
64の移動を阻止することで雄金具61の押圧時に作用
する反力を受け止める。そして、雄金具61の圧入部6
2外径が雌金具64の圧入孔65の内径よりも若干大き
く設定されているので、雄金具61と雌金具64の圧入
状態では、圧入部62と圧入孔65との相対的な締め代
が決定され、適当な圧入反力を発生しながら圧入され
る。従って、隣接するセグメント45a,45bが密着
し、シール材68が圧縮された状態でセグメント45
a,45bが締結される。
【0021】また、雄金具61が雌金具64に圧入した
セグメント45a,45bの締結状において、このセグ
メント45a,45bの密着面のシール材68の圧着が
不十分であった場合には外部地盤から漏水が発生する虞
がある。その場合、図3に示すように、締結ボルト67
を雌金具64の貫通孔66を貫通させて雄金具61のね
じ部63に螺合することで雄金具61と雌金具64との
締結を強固にすることができる。
【0022】上述した実施例において、雄金具61は筒
状で先端に圧入部62を形成すると共にその内周面にね
じ部63を形成した構成としたが、この構造に限定され
るものではなく、例えば、図4あるいは図5に示すよう
な構成としてもよいものである。
【0023】図4に示すように、この雄金具71は筒状
をなして先端に圧入部72が形成されると共にこの圧入
部72の内周面にはねじ部73が形成されており、圧入
部72の外周面は軸心方向に対して角度θをもったテー
パ状となっている。従って、雄金具71によるセグメン
トの枠部に形成された連結孔、及び雌金具の圧入孔への
圧入時には挿入性が良い。また、図5に示すように、こ
の雄金具81は先端に圧入部82が形成されると共にこ
の圧入部82の内部は中空状をなして内周面にねじ部8
3が形成されており、圧入部82の外周面にはヘリカル
ギアが形成されている。従って、雄金具71による雌金
具の圧入孔への圧入時にはヘリカルに伴う若干の回転力
を発生しながら比較的軽荷重で圧入することができ、且
つ、圧入後に隣接するセグメント同士が密着して締結さ
れた状態では、接触摩擦力により雄金具71の逆回転が
不能となって引抜き荷重を大きくとることで、セグメン
ト締結力を拡大することができる。
【0024】ここで、雌金具の圧入・引抜き変位に対す
る荷重の実験結果を説明する。図6に示すように、範囲
Aは雄金具の押し込み(圧入)変位を、範囲Bは引抜き
変位をそれぞれ表すものであり、特性曲線C,Dは締結
金具(雄金具と雌金具)の締め代を変えたときの押し込
み荷重、特性曲線E,Fは引抜き荷重をそれぞれ表して
いる。そして、範囲Hは押し込み変位と荷重増加の傾斜
を表し、この距離が長いほどセグメントの枠部が離れた
ところから締結が開始されることを表している。また、
Iは最大押し込み荷重を表し、この値は低い方が作業し
やすいことを表す。Gは除荷重したときのバック量を表
し、この傾斜は小さい方が良いものである。Jは最大引
抜き荷重を表し、この値は最大押し込み荷重Iに比較し
て大きいほど外力に対して緩まないことを表している。
【0025】なお、上述の実施例において、第1及び第
2アームの駆動手段としてプレス57,58を適用した
が、これに限定されるものではなく、別の駆動方法であ
ってもよい。また、雄金具及び雌金具をそれぞれセグメ
ントに仮保持したが、第1及び第2アームに仮保持して
もよい。
【0026】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のセグメントの組立方法及びその装置によれ
ば、一対のアームが互いに接近離反自在に支持されたフ
レームを隣接する一対のセグメントの間に架設し、その
一対のセグメントの枠部に対向して形成された連結孔の
一方に雄締結部材を位置すると共に連結孔の他方に雌締
結部材を位置させ、第1の駆動手段により一方のアーム
に駆動力を付与することで雄締結部材を対向する連結孔
並びに雌締結部材に圧入させ、このとき、第2の駆動手
段により他方のアームに駆動力を付与することで雌締結
部材の移動を阻止しながら一対のセグメントを締結する
ようにしたので、セグメント組立作業を自動化して作業
者の労働環境を改善すると共に作業時間を短縮すること
ができ、セグメント組立作業の作業性の向上を図ること
ができる。また、セグメントの組立装置における締結装
置や締結部材の構造も簡素化できる一方、信頼性の向上
も図れ、雄締結部材と雌締結部材との圧入時の締め代も
相当の公差が許容されて低価格とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るセグメントの組立方法
を実施するためのセグメントの組立装置の断面図であ
る。
【図2】セグメントの組立装置の作動状態を表す断面図
である。
【図3】セグメント締結状態を表す締結部の断面図であ
る。
【図4】別の雄金具を表す断面図である。
【図5】別の雄金具を表す断面図である。
【図6】圧入・引抜き変位に対する荷重を表すグラフで
ある。
【図7】本実施例のセグメントの組立装置によるセグメ
ントの把持装着状態を表す平面図である。
【図8】セグメントの組立状態を表す一部切欠正面図で
ある。
【図9】一般的なシールド掘削機の断面概略図である。
【図10】図9のX−X断面を表すセグメント位置決め
装置の概略図である。
【符号の説明】
41 セグメント組立装置 42 把持装置 44 セグメント締結装置 45 セグメント 46 枠部 47 連結孔 51 門型フレーム 53 第1アーム 54 第2アーム 57 第1プレス(第1の駆動手段) 58 第2プレス(第2の駆動手段) 61 雄金具(雄締結部材) 62 圧入部 64 雌金具(雌締結部材) 65 圧入孔 67 締結ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広川 宏 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 江川 菊次 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 安田 勉 兵庫県神戸市兵庫区和田宮町7丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機によって掘削された円形断面のト
    ンネルの内面にセグメントを構築してトンネル覆工を行
    うセグメントの組立方法において、隣接する一対のセグ
    メントの枠部に対向して形成された連結孔の一方に雄締
    結部材を嵌入可能に装着する一方、連結孔の他方に雌締
    結部材を装着し、前記雄締結部材に駆動力を付与して該
    雄締結部材を前記対向する連結孔並びに雌締結部材に圧
    入させることで前記一対のセグメントを締結することを
    特徴とするセグメントの組立方法。
  2. 【請求項2】 掘削機によって掘削された円形断面のト
    ンネルの内面にセグメントを構築してトンネル覆工を行
    うセグメントの組立装置において、隣接する一対のセグ
    メントの間に架設されたフレームと、該フレームに互い
    に接近離反自在に支持された一対のアームと、前記隣接
    する一対のセグメントの枠部に対向して形成された連結
    孔の一方に嵌入可能な雄締結部材と、前記隣接する一対
    のセグメントの枠部に対向して形成された連結孔の他方
    にほぼ同心上に位置する雌締結部材と、前記一対のアー
    ムの一方に駆動力を付与することで前記雄締結部材を前
    記対向する連結孔並びに雌締結部材に圧入させる第1の
    駆動手段と、前記一対のアームの他方に駆動力を付与す
    ることで前記雄締結部材による雌締結部材の圧入時に該
    雌締結部材の移動を阻止する第2の駆動手段とを具えた
    ことを特徴とするセグメントの組立装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008103A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kumagai Gumi Co Ltd セグメントの接合方法及びセグメントの継手構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008008103A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kumagai Gumi Co Ltd セグメントの接合方法及びセグメントの継手構造

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