JPH0621178A - 半導体パッケージの自動検査方法 - Google Patents

半導体パッケージの自動検査方法

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JPH0621178A
JPH0621178A JP3159479A JP15947991A JPH0621178A JP H0621178 A JPH0621178 A JP H0621178A JP 3159479 A JP3159479 A JP 3159479A JP 15947991 A JP15947991 A JP 15947991A JP H0621178 A JPH0621178 A JP H0621178A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚的手段で半導体装置のリードを検査する
方法を提供する。 【構成】 半導体リードの検査方法は、半導体パッケー
ジのイメージを得る段階、パッケージの一部であるリー
ドフィンガー(12)のイメージを強調する段階を含
む。イメージ強調の第1の実施例においては形態上の展
開が行なわれる。また別の実施例においては方向エッジ
強調が行なわれる。さらに強調されたリードフィンガー
(12)のイメージとリードフィンガー(12)のイメ
ージ上におかれるフレームのイメージ(14)とは論理
積演算され、パッケージ(11)上のリードフィンガー
(12)の全てのリード数、整合性、位置を表わす数百
バイトのデータセットにまで圧縮される。データセット
は保存された別のデータセットと比較されて、半導体パ
ッケージの受け入れ可能性を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に半導体パッケージ
を自動的に検査する方法に関し、さらに詳細にはリード
数の多い半導体パッケージを自動的に検査する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術および解決すべき課題】半導体を構成する
部品の組立工程において、パッケージの様々な部分の位
置、整合、および状態を検査することが必要である。こ
のことは特に自動化、または半自動化された組立工程に
おいて特に重要である。半導体装置の製造工程において
も出荷前に半導体パッケージを検査して、パッケージの
リードが正しい整合を保っているか、組立工程において
ダメージを受けていないかを確認しなければいけない。
近年半導体パッケージを映像によってモニターするのに
固体素子を用いたテレビカメラが用いられている。カメ
ラから得られたデータはデジタル処理され、半導体のパ
ッケージおよびリードの座標位置を決定する。しかしな
がらそのデータを処理する方法によってモニターシステ
ムの処理速度、正確さ、耐久性が決定されてしまう。
【0003】工業用カメラから得られたデジタルイメー
ジは画素またはピクセルに展開される。グレー階調イメ
ージが用いられる場合でも、それぞれの画素(ピクセ
ル)はその強度を表すために1バイトのデジタルデータ
を必要とする。一般に処理前のデジタルイメージは25
万6千バイト程度のデータを必要とする。自動検査のた
めのビジュアルイメージのデジタル処理方法はパッケー
ジの重要な特徴に関する情報を維持しつつ、この大きな
イメージデータを最小限の大きさのデータセットへと圧
縮・削減する方法を内包している。ここで注目すべき重
要な特徴とはリードフィンガーの形状・寸法とそれらの
間隔であり、これらは所定の規格に適合していなければ
ならない。被検査中の半導体パッケージの受け入れ可能
性を決定するために、前記データセットは何らかの標準
または規格と比較されなければならない。イメージ解析
に伴う一般的な問題としては、得られる結果が背景の照
明、反射率および検査中のイメージの倍率に対して非常
に敏感であることということである。これらの状況は製
造現場においては多種多様であるために、イメージ比較
およびイメージ相関技術は製造検査方法として用いるこ
とは難しく、そのために人的な検査の介在を非常に多く
必要とする。そこで様々な照明の具合による影響に対し
て高い免疫性を持ち、リードフレームの一般的な受け入
れ可能なばらつきには寛容でありながら、一方受け入れ
可能でないばらつきに関しては非常に敏感である自動検
査の方法が必要とされている。
【0004】さらに詳細には、リード数の多い半導体パ
ッケージにおいてはデータの圧縮とデータ解析と両方の
困難な問題を抱えている。検査対象である数多くのリー
ドのために、最小限のデータセットへのデータ圧縮は素
早い処理および解析のために必要である。一方では、こ
のデータ圧縮によって、受け入れ可能でないパッケージ
の欠陥を検出するためのシステムの能力を損なうように
なってはならない。一番重要な特徴はリードフィンガー
の数、リードの整合性およびリードの間隔である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
パッケージのイメージを得る段階およびパッケージの一
部であるリードフィンガーのイメージを強調する段階を
含むリードフィンガーの視覚的検査方法によって達成さ
れる。第1実施例において、イメージ強調の手段は、形
態上の展開(Morphological openi
ng)方法からなる。また他の実施例においては方向エ
ッジ強調(Direction edge enhan
cement)からなる。
【0006】強調されたリードフィンガーイメージとリ
ードフィンガーイメージを横断するように置かれたフレ
ームイメージとの「論理積」を取る操作が行なわれ、結
果としてパッケージ上の全てのリードフィンガーの位
置、整合性およびリード数を表す数百バイト程度の少な
い量のデータセットにまで圧縮される。前記データセッ
トは好適には保存された別のデータセットと比較され、
半導体パッケージが受け入れ可能であるかどうかを決定
する。
【0007】
【実施例】図1Aはパッケージ体11から突起する複数
のリード12を有する半導体パッケージのイメージを図
示したものである。半導体デバイスはパッケージ体11
の内部にマウントされ、リード12に電気的に接続され
る。フレームイメージ14(ウィンドウ)は本発明のパ
ッケージ検査方法において用いられるが、それ自体は半
導体パッケージの一部ではない。フレームイメージ14
は検査対象であるリード12の一部分を横断するように
配置される。フレームイメージ14の用途および機能は
他の図面を参照して以下で説明される。
【0008】図1Bには本発明の方法を用いて検査可能
なリードフレームを示したものである。リードフレーム
16は複数のリード12を含んでいる。集積回路はリー
ドフレーム16の中心部分13にマウントされ、リード
12の内側、ダイマウント部分13に最も近い部分に結
合される。本発明の方法はリード12のどんな部分の検
査にも使用することが可能であるが、特にここで興味が
あるのはダイマウント領域13から離れた所にある外側
部分およびダイマウント領域13に最も近接した内部部
分の検査である。フレームイメージ14は図1Bに図示
されるようにリード12を横断するように投影される。
ここでフレームイメージ14はどのような大きさにもす
ることができ、さらに検査対象となるべきリード12の
どの部分にも投影することが可能なことが理解されよ
う。さらにリード12の複数の部分を検査するために、
同時にいくつか複数のフレームイメージ14を投影する
ことが可能である。図1Aの場合と同様に、フレームイ
メージ14はリード16の構成部品ではなく、本発明の
検査方法を実施する目的のためだけにリードフレーム1
6上に投影される。
【0009】本発明の方法は学習モードと実行モードと
を持っている。学習モードにおいては図1Aまたは図1
Bに示すようなサンプル用半導体パッケージが工業用テ
レビカメラの前に置かれて、パッケージまたはリードフ
レームのイメージが得られる。学習モードにおいてはオ
ペレータが手動でフレームイメージ14をリード12を
横断するように位置合わせする。フレーム14は所定の
規格に沿うために検査されるリード12の一部を決定す
るために用いられる。サンプル用パッケージは欠陥が全
くないものでなければならず、正確な数のリード12、
よく整合されたリード12を有している必要がある。図
1Bに示されているリードフレーム16は図1Aに図示
される完成されたパッケージ11の構成部品であるため
に、完成されたパッケージのリード12と組立前のリー
ドフレーム16のリード12とを比較することが望まし
い。後述される様に、本発明の方法はそのような検査方
法に有用なものである。
【0010】リードフレーム16またはパッケージ11
のイメージが得られた後、リード12のサブイメージは
必要なデータの数を減らし、検査方法の信頼性(Rob
ustness)を改良するために強調される。第1の
実施例においてはリードフィンガーのイメージ強調はリ
ードフィンガーイメージの形態上の展開から行なわれ
る。図2はリードフィンガーイメージの形態上の展開プ
ロセスにおける第1の段階を図示したものである。図2
はリードフィンガー12およびダイマウント部分13を
3次元のグレー階調イメージで図示したものである。図
2にはまたフレームイメージ14がリードフィンガー1
2を突き抜けたかたちで図示されている。
【0011】図2に示されている3次元のイメージは工
業用テレビカメラによって得られた2次元のグレー階調
イメージから作成されたものである。3番目の次元はパ
ッケージ体11およびリード12から反射してくる光の
強さを表している。この3次元のイメージは底面からプ
ローブ17を用いて走査される。プローブ17は球体ま
たは直方体のような3次元の適切な形状のものならばな
んでもよく、これが図2に示されるイメージ全体を走査
する。プルーブ17は被検査物、例えばリードフィンガ
ー12のようなものよりも大きくなければならない。
【0012】図3は図2に示された3次元イメージにお
いてプローブ17によって走査可能な部分を示したもの
である。リードフィンガー12はプローブ17には小さ
すぎて走査することができない。
【0013】形態上の展開操作の最後のプロセスは図2
に示されるイメージから図3に示されるイメージを「引
く」ことである、その結果図4に示されるようなリード
フィンガー12だけを含む3次元のイメージを得ること
ができる。フレームイメージ14はリードイメージ12
を貫くようにして図4においても示されている。ここで
フレームイメージ14とリードフィンガーイメージ12
との間で「論理積」を取る操作が行なわれ、領域18で
図示されるデータセットが得られる。領域18はフレー
ム14と同じだけの幅を持ち、リード12の幅と同じだ
けの長さを持つ。領域18はリード12の幅、リード1
2の間隔、リード12の整合性に関する全ての情報を有
している。
【0014】ここで領域18を表すデータセットの大き
さは、図1Aおよび図1Bに表されるパッケージ体11
またはリードフレーム16のイメージ全体を表すのに必
要なデータよりも劇的に減少していることが明らかであ
ろう。図5は不整合のリード12および1つのリード欠
損12を持つ、あるリードフレームの形態学的展開を図
示したものである。ここで「論理積」の演算が1回行な
われると、領域18が正確にリード12の欠陥を反映す
るのが理解されるだろう。
【0015】本発明の方法において、サンプル用パッケ
ージは前述のように形態上の展開および「論理積」演算
を行なうことによって検査される。
【0016】図6は上の処理の結果得られたマスクまた
はテンプレート19を図示しており、これらは領域18
を含んでいる。サンプル用パッケージは完全ものである
べきであり、図6に示されるようなリード12の正確な
整合性を持たなくてはならない。
【0017】データポイント18からなるマスク19
は、図1Aに示されるような完成した半導体パッケージ
が用いられている場合でも、図1Bに示されるような半
導体リードフレームが用いられている場合でも類似のも
のである。
【0018】このやり方では、完成したパッケージを組
立処理前のリードフレーム16に対して比較することが
可能である。このことは処理前のリードフレーム16は
組み立てプロセスの間に発生する可能性のある欠陥がな
い、ことから比較して欠陥が少ないという点で特長とす
べき点である。
【0019】図7はリード欠損21、不整合リード2
2、接触リード23等の欠陥を持つ被検査パッケージの
マスク20を図示している。これらの欠陥21乃至23
のそれぞれは図7に示されるテンプレート20と図6に
示されるサンプル用テンプレート19とを比較すること
によって容易に決定される。データセットの大きさが大
幅に削減された結果、この比較は素速く能率的に、生産
ライン上における検査工程として実行可能である。
【0020】図8は本発明の第2実施例を図示したもの
で、この実施例においてリード12の強調は方向エッジ
強調法によって実行される。方向エッジ強調を行なう
と、元のイメージにあるような形状を形成するような連
続した縁部から成るイメージを得る。しかしながら方向
エッジ強調されたイメージはイメージの強度に関するデ
ータをイメージ全体を通して全く保持しない。しかしな
がらそのかわりに縁部の情報またはそれぞれの形状の輪
郭に関する情報のみを含んでいる。リード12上にスー
パーインポーズされたフレームイメージ14はしたがっ
て個々のリード12について2ケ所で交わっている。
【0021】図9は図8に示された方向エッジ強調され
たイメージがフレームイメージ14に対して論理積演算
されたときに得られる交点24を図示したものである。
交点組24は、リード12の大きさ、位置、整合の全て
の情報を含むデータセット26(図示せず)によって一
般に表される。それぞれのリードはたった2つのデータ
ポイント24によって表され、従ってデータセット26
の大きさはイメージ全体の元のデータに比較して大幅に
削減される。
【0022】形態上の展開の処理においては、サンプル
用データセット26はサンプル用パーツから生成され、
実際の検査データセット26は被検査パッケージから生
成される。検査データセット26はサンプル用データセ
ット26と、生産ライン上のリアルタイムの検査工程中
において比較される。ここで注意しなければならない点
は形態上の展開法においても、方向エッジ強調法におい
てもサンプル用パッケージは学習モードにおいて1回だ
け検査されれば浴、他の何千という被検査パッケージは
実行モードにおいてサンプル用パッケージと比較するこ
とができるということである。システムの信頼性の改良
は、方向エッジ強調されたイメージまたは形態上の展開
によるイメージの形態上の操作、つまり形態拡大法(Mo
rphlogical dilation)および形態削減法(Morphologic
al skeletomization)等を用いることによって実現され
る。
【0023】例えば、サンプル用パッケージの強調され
たイメージ(形態上の展開法によるイメージも、方向エ
ッジ強調によるイメージも)は好適には論理積演算の前
に拡大される。この拡大のプロセスにおいてはリードフ
ィンガー12の強調されたイメージを1ピクセルだけ同
時に任意の方向へ拡大させる。拡大されたイメージは元
のイメージの全ての情報を保っているが、幾分大きくな
っている。この拡大されたイメージは受け入れ可能な、
ある範囲のリード12の不整合を許容するために用いら
れる。
【0024】拡大プロセスに加えて、またはその代わり
に、被検査パッケージの強調されたイメージは削減プロ
セスが実行される。このプロセスはイメージをふくらま
せる反対に痩せさせるのであり、イメージは全体的に同
時に1ピクセル分だけやせさせられ、結果として元のイ
メージの前情報を保っているが、いくぶん小さなイメー
ジをもたらす。
【0025】この方法を用いると、被検査パッケージ体
がサンプル用イメージの内側にはまるかどうかを判定す
るため被検査パッケージのイメージをサンプル用イメー
ジと比較することができる。
【0026】これらの方法はイメージ処理システムの信
頼性を大幅に増加させるとともに、変動性、倍率および
整合性という典型的な検査システムにおける問題をも考
慮している。
【0027】このようにシステムの信頼性が高まること
によって検査システムの正確さを保ちながらオペレータ
の介在の必要性をかなりの割合で減らすことができる。
【0028】本発明の方法を実施した装置の概略が図1
0に図示されている。半導体パッケージ11およびリー
ド12は光源34によって照らされている。工業用ビデ
オカメラ38が半導体パッケージ11からのイメージを
捕え、イメージ情報を高速イメージ処理コンピュータ3
5へと供給する。
【0029】高速イメージ処理コンピュータ35は特に
バイナリデータとグレー階層のイメージを処理するため
に採用されており、方向エッジ強調、形態拡大、および
形態削減等の処理を実行する。
【0030】この処理されたイメージはモニタ36へと
送られ、ここでオペレータは検査プロセスを視覚的に観
察することができる。高速イメージ処理コンピュータ3
5はまたシステムコンピュータ37へ接続されており、
システムコンピュータ37はリード12の位置、大きさ
および様々な外見上の形状および欠陥を決定する機能を
はたす。
【0031】図11は本発明の方法を流れ図で示したも
のである。ブロック41に示されるようにサンプル用パ
ッケージがセットされる。次にブロック42に示される
ようにサンプルパッケージのリードフィンガーのイメー
ジが得られる。この段階でブロック43に示されるよう
にフレーム(ウィンドウ)がサンプル用リードフィンガ
ーイメージのまわりに位置合わせされ、ブロック44に
示されるようにサンプル用リード(リードフィンガー)
のマスクイメージが作成される。ブロック43および4
4に示されるプロセス段階は時系列的に順番にも、また
同時にも実行可能である。次にフレーム(ウィンドウ)
14はブロック45に示されるようにマスクイメージと
論理積演算される。次に被検査パッケージのリード(リ
ードフィンガー)のイメージが得られ、そのイメージは
ブロック46および47に示されるように数学的に強調
される。強調されたイメージは拡大され、ブロック4
8、49に示されるようにマスクイメージは拡大された
イメージに位置合わせされる。マスクイメージが位置合
わせされると、マスクイメージはブロック50に示され
るように拡大されたイメージと比較され、被検査半導体
パッケージ11の受け入れ可能性を決定する。
【0032】ここでリード数の多い半導体パッケージお
よびリードフレームのためのリアルタイムビジュアル自
動検査システムが提供されたことは明らかであろう。
【0033】リードフレームのイメージがとらえられ、
リードフィンガーのイメージは形態上の展開法または方
向エッジ強調法を用いて強調される。学習モードにおい
て、サンプル用パッケージの強調されたイメージはその
元のイメージよりも少しだけ大きくするために拡大され
る。実行モードにおいて、被検査パッケージの強調され
たイメージは好適にはいくぶんイメージ自体を小さくす
るために削減される。変更を加えられた強調されたイメ
ージはリードイメージを横断するように投影されるフレ
ームイメージ14と論理積演算される。論理積演算処理
の結果、リードに関する全ての情報、整合性、間隔およ
び大きさを含み、同時にリアルタイムの自動検査システ
ムにおいても素速く処理できるほどに十分に小さい圧縮
されたデータセットが得られる。
【0034】本明細書を通してリードとリードフィンガ
ーとは同じ意味で用いられ、両方とも半導体リードおよ
び半導体リードフレームのリード部12を表わすものと
する。またフレームイメージ14とウィンドウとは同じ
意味で用いられている。
【図面の簡単な説明】
【図1A】図1Aは本発明によって自動的に検査するこ
とのできる半導体パッケージの完成品を表したものであ
る。
【図1B】図1Bは本発明によって自動的に検査するこ
とのできる半導体リードを表したものである。
【図2】図2は図1Aおよび図1Bに図示されたリード
フィンガーのイメージを強調するのに用いられる形態上
の展開のプロセスの1段階を示したものである。
【図3】図3は図1Aおよび図1Bに図示されたリード
フィンガーのイメージを強調するのに用いられる形態上
の展開のプロセスの1段階を示したものである。
【図4】図4は図1Aおよび図1Bに図示されたリード
フィンガーのイメージを強調するのに用いられる形態上
の展開のプロセスの1段階を示したものである。
【図5】図5は図1Aおよび図1Bに図示されたリード
フィンガーのイメージを強調するのに用いられる形態上
の展開のプロセスの1段階を示したものである。
【図6】図6は本発明の方法によって生成された圧縮さ
れたデータをグラフィックとして図示したものである。
【図7】図7は本発明の方法によって生成された圧縮さ
れたデータをグラフィックとして図示したものである。
【図8】図8は本発明の方法による方向エッジ強調技術
の利用方法を図示したものである。
【図9】図9は本発明の方法による方向エッジ強調技術
の利用方法を図示したものである。
【図10】図10は本発明の方法を用いる装置を簡略化
した図である。
【図11】図11は本発明の方法を流れ図で示したもの
である。
【符号の説明】
11 半導体パッケージ 12 リードフィンガー 14 フレームイメージ(ウインドウ) 16 リードフレーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体パッケージ(11)のリードフィ
    ンガー(12)を自動的に検査する方法であって:サン
    プル用パッケージを用意する段階;前記サンプル用パッ
    ケージのリードフィンガー(12)のイメージを得る段
    階;前記リードフィンガーのイメージの周囲にフレーム
    イメージ(14)を位置合わせする段階;前記リードフ
    ィンガーのイメージからサンプル用マスクイメージを作
    成する段階;前記フレームイメージ(14)と前記サン
    プル用マスクイメージとを論理積演算する段階;検査対
    象となるリードフィンガー(12)のイメージを得る段
    階;前記検査対象となるイメージを数学的に強調する段
    階;前記強調されたイメージを拡大する段階;前記拡大
    されたイメージに前記マスクイメージを位置合わせする
    段階;および前記マスクイメージと前記拡大されたイメ
    ージとを比較して前記リードフィンガーの受け入れ可能
    性を決定する段階;を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 半導体リードフレーム(16)のリード
    フィンガー(12)を自動的に検査する方法であって:
    リードフレームの一部であるリードフィンガーのイメー
    ジを含むリードフレームのイメージを得る段階;前記リ
    ードフィンガーのイメージを強調する段階;前記強調さ
    れたリードフィンガーのイメージを横断するようにフレ
    ームイメージ(14)を配置する段階;前記強調された
    リードフィンガー(12)のイメージとフレームイメー
    ジ(14)とを論理積演算してリードフィンガー(1
    2)の情報を表わすデータセットをもたらす段階;前記
    データセットと所定の標準規格とを比較してリードフィ
    ンガー(12)の受け入れ可能性を決定する段階;を含
    むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法であって、前記イメ
    ージを強調する段階は前記リードフィンガーイメージを
    方向エッジ強調することからなる、ところの方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の方法であって、前記所定
    の標準規格はサンプル用リードフレームのイメージから
    生成された別のデータセットからなり、前記別のデータ
    セットは;前記サンプル用リードフレームのイメージを
    得る段階;前記サンプル用リードフレームのイメージの
    一部であるサンプル用リードフィンガーのイメージを強
    調する段階;前記強調されたサンプル用リードフィンガ
    ーのイメージを横断するように前記フレームイメージを
    配置する段階;前記フレームイメージと前記強調された
    サンプル用リードフィンガーのイメージとを論理積演算
    処理する段階;から生成される、ことを特徴とする方
    法。
  5. 【請求項5】 半導体パッケージのリードフィンガー
    (12)を検査する方法であって:検査システムを学習
    モードにする段階;サンプル用リードフィンガー(1
    2)を持つサンプル用パッケージ(11)を用意する段
    階;前記サンプル用リードフィンガー(12)のイメー
    ジを得る段階;前記サンプル用リードフィンガー(1
    2)のイメージを強調する段階;前記サンプル用リード
    フィンガー(12)のイメージを横断するようにフレー
    ムイメージ(14)を配置する段階;前記サンプル用リ
    ードフィンガー(12)の強調されたイメージと前記フ
    レームイメージ(14)とを論理積演算処理してサンプ
    ル用データセットを作成する段階;検査システムを実行
    モードにする段階;検査対象となるパッケージ(11)
    を用意する段階;前記検査対象となるパッケージのリー
    ドフィンガー(12)のイメージを得る段階;前記リー
    ドフィンガー(12)のイメージを強調する段階;前記
    リードフィンガー(12)のイメージを横断するように
    前記フレームイメージ(14)を配置する段階;前記強
    調されたリードフィンガー(12)のイメージと前記フ
    レームイメージ(14)とを論理積演算し検査対象のデ
    ータセットを生成する段階;および前記検査対象のデー
    タセットと前記サンプル用データセットとを比較して前
    記検査対象のパッケージの受け入れ可能性を決定する段
    階;を含むことを特徴とする方法。
JP15947991A 1990-06-04 1991-06-04 半導体パッケージの自動検査方法 Expired - Lifetime JP3252857B2 (ja)

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