JPH06211454A - エレベータの保守装置 - Google Patents

エレベータの保守装置

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Publication number
JPH06211454A
JPH06211454A JP503293A JP503293A JPH06211454A JP H06211454 A JPH06211454 A JP H06211454A JP 503293 A JP503293 A JP 503293A JP 503293 A JP503293 A JP 503293A JP H06211454 A JPH06211454 A JP H06211454A
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JP
Japan
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board
elevator
data
maintenance device
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP503293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Koizumi
裕司 小泉
Kenichi Morita
健一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP503293A priority Critical patent/JPH06211454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータ制御用マイコンの基板の故障に対
する復旧作業を、迅速且つ適確に行うことが可能なエレ
ベータの保守装置を提供する。 【構成】 エレベータの動作を制御する制御用マイコン
の基板の故障時に、故障した基板に代えて新しい基板を
再製するエレベータの保守装置であり、基板3の通信回
路6と接続可能な通信回路10と、通信回路10から入
力される基板3に関するデータを識別する識別回路11
と、全体の動作を制御するCPU9と、故障した基板3
の書込データを記憶するメモリカード13と、CPU9
に指令信号を入力し、メモリカード13に記憶された書
込データを、新しい基板17に書込むパソコン14とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの保守装置、
特にエレベータの動作を制御する制御用マイコンの基板
を再製するエレベータの保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの動作を制御する制御
用マイコンの基板が故障した場合には、エレベータの保
守会社は、制御用マイコンの基板を製造している該保守
会社の工場に、故障した基板と同一型式の基板の再製を
依頼し、保守員が再製された基板を持つて故障現場に出
向き、復旧作業を行つていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のエレベー
タ制御用マイコンの基板の故障に対する復旧作業では、
再製された基板の工場からの取り寄せに時間がかかるこ
とがあり、故障現場が保守会社から離れていると、エレ
ベータの不稼働時間が長くなつてしまう。また、エレベ
ータは据え付け後に、個々のエレベータについて、乗り
心地や着床レベルが最適となるように、微調整が行われ
るが、この微調整のデータはエレベータの据え付け現場
にしか格納されていない。このために、再製基板に対し
て、微調整データを据え付け現場で書込む作業が必要で
あり、この書込作業は、エレベータの機種毎に異なるハ
ードウエア構成の基板について、それぞれ異なつていて
かなり煩雑な作業である。
【0004】本発明は、前述したようなエレベータ制御
用マイコンの基板の故障に対する復旧作業の現状に鑑み
てなされたものであり、その目的は、エレベータ制御用
マイコンの基板の故障に対する復旧作業を、迅速且つ適
確に行うことが可能なエレベータの保守装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータの動作を制御する制御用マイ
コンの基板の故障時に、故障した基板に代えて新しい基
板を再製するエレベータの保守装置であり、前記基板の
通信手段と接続可能な外部通信手段と、前記通信手段か
ら入力される前記基板に関するデータを識別する識別手
段と、全体の動作を制御する中央処理手段と、前記基板
の書込データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
憶された書込データを、前記新しい基板に書込む書込手
段と、前記中央処理手段に指令信号を入力する指令手段
とを有する構成にしてある。
【0006】
【作用】このような構成の本発明では、エレベータの動
作を制御する制御用マイコンの基板の故障時には、故障
現場において、エレベータ制御用マイコンの故障した基
板の通信手段に、外部通信手段を連結し、指令手段から
中央処理手段に読出指令を入力すると、識別手段で基板
の型式が確認され、基板の書込データが、通信手段から
外部通信手段を介して、記憶手段に入力格納される。そ
して、指令手段から中央処理手段に書込指令が入力され
ると、書込手段によつて記憶手段から読出された書込デ
ータが、新しい基板に書込まれ基板が再製される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
して説明する。ここで、図1は第1の実施例の構成を、
基板との接続状態で示すブロツク図、図2は第1の実施
例による書込データの格納動作の説明図、図3は第1の
実施例による基板再製動作の説明図、図4は第2の実施
例による基板再製動作の説明図であり、各図において同
一部分には同一符号が付されている。
【0008】図1で8は携帯保守装置であり、この携帯
保守装置8は、全体の動作の制御をする中央処理手段と
してCPU9、外部機器との信号の授受を行う外部通信
手段として通信回路10,12、エレベータ制御用マイ
コンの基板に関するデータを識別する識別手段として識
別回路11及びデータを出力するデータ出力回路17を
有し、CPU9に、出力回路17、通信回路12及び識
別回路11が接続してあり、識別回路11には通信回路
10が接続してある。また、通信回路12には、携帯保
守装置8への書込指令を入力する指令手段としての簡易
コンソール16が、出力回路17には、記憶手段として
のメモリカードが、それぞれ接続可能になつている。こ
の第1の実施例では、携帯保守装置8のCPU9は、基
板3のメモリ7に格納された書込データを読出して、メ
モリカード13に格納する機能を有している。また、第
1の実施例では、メモリカード13に格納された書込デ
ータを新しい基板に書込む書込手段としては、後述する
ようにパソコンが使用されている。
【0009】一方、顧客ビル1には、プーリ22に巻き
掛けられたロープ25の両端に乗りかご20と釣り合い
錘21とが固定され、プーリ22を駆動する駆動部23
に、機械室に設けた制御盤2が接続された構成のエレベ
ータ24が設置してある。このエレベータ24は、制御
盤2によつて駆動部23が駆動され、該駆動によつてプ
ーリ22が回転制御され、乗りかご20が顧客ビル1の
階床間をサービス運行するようにしてある。この制御盤
2にはエレベータ制御用マイコンの基板3が設けてあ
り、この基板3は、全体の制御を行うCPU4に、エレ
ベータ制御用のデータ、該基板3の型式データなどの書
込データが格納されたメモリ7、信号の授受を行う通信
回路6及びエレベータに制御指令を出力するエレベータ
制御回路5が接続した構成にしてある。
【0010】前述したような構成の第1の実施例の動作
を説明する。
【0011】エレベータ制御用マイコンの基板3の故障
の連絡を受けた保守員は、携帯保守装置8を故障現場に
持ち込み、通信回路10を信号線f1を介して、機械室
の故障した基板3の通信回路6に接続する。そして、出
力回路17にメモリカード13を接続し、通信回路12
に簡易コンソール16を接続し、簡易コンソール16に
よつて基板3からのエレベータ制御用プログラムの読出
し指令を入力する。この読出し指令が通信回路12を介
してCPU9に入力されると、CPU9からエレベータ
の機種を確認するために、識別回路11に基板3の型式
確認データが入力され、この型式確認データは、通信回
路10から信号線f1を介して基板3の通信回路6に送
信される。
【0012】このようにして、通信回路6に入力された
型式確認データは、CPU4に入力され、CPU4の指
令によつて、メモリ7から基板3の型式データが読出さ
れ、読出された型式データは、通信回路6及び信号線f
1を介して携帯保守装置8の通信回路10に入力され
る。そして、識別回路11が該型式データを読取り、読
取りデータがCPU9に入力され、CPU9はこの読取
りデータに基づいて、メモリ7の制御プログラムの格納
方式、即ち制御プログラムが格納されているメモリ7の
実装状態を確認し、プログラム読出指令を通信回路10
から信号線f1を介して基板3に送信する。
【0013】該プログラム読出指令は、通信回路6から
CPU4に入力され、CPU4によつてメモリ7から、
エレベータ制御プログラムと微調整データとが読出さ
れ、該エレベータ制御プログラム及び微調整データは、
通信回路6から信号線f1を介して携帯保守装置8に送
信される。そして、該エレベータ制御プログラム及び微
調整データは、通信回路10及び識別回路11を介して
CPU9に入力され、CPU9の指令によつてメモリカ
ード13に、該エレベータ制御プログラム及び微調整デ
ータが書込まれる。
【0014】次いで、保守員は、エレベータ制御プログ
ラム及び微調整データが書込まれたメモリカード13と
携帯保守装置8とを、出動拠点18(例えば保守サービ
スカー)に持ち帰り、図2に示すように、携帯保守装置
8の通信回路12に、信号線f2を介してパソコン14
を接続する。そして、メモリカード13に書込まれたエ
レベータ制御プログラム及び微調整データを、パソコン
14を操作してパソコン14の記憶装置15に格納す
る。この状態で、図3に示すように、携帯保守装置8の
通信回路10に、故障した基板3と同一型式の基板27
を接続し、パソコン14を操作して記憶装置15に格納
したエレベータの制御プログラムと微調整データとを、
基板17に書き込み、制御プログラムと微調整データが
書込まれた基板27を、現場において制御盤2に組み込
むことにより、復旧作業が短時間で完了する。
【0015】次に、図4を参照して第2の実施例につい
て説明する。
【0016】第2の実施例では、携帯保守装置8AのC
PU9Aは、第1の実施例とは異なり、メモリカード1
3に格納されたエレベータの制御プログラムを、新しい
基板に書き込む書込機能を有している。第2の実施例の
その他の部分の構成は、すでに図1を参照して説明した
第1の実施例と同一である。
【0017】第2の実施例では、エレベータの設置作業
の完了時に、基板3のメモリ7に格納されているエレベ
ータ制御プログラムが、予めメモリカード13に格納さ
れ、顧客ビル1において管理保管してある。そして、基
板3が故障した場合には、保守員は携帯保守装置8Aを
現場に持ち込み、出力回路17に該顧客ビル1に保管し
てあるメモリカード13を接続し、通信回路10に故障
した基板3と同一型式の基板27を接続し、簡易コンソ
ール16を操作して携帯保守装置8Aに書込指令を入力
する。この書込指令が、通信回路12を介してCPU9
Aに入力されると、CPU9Aの指令によつて、メモリ
カード13から読出されたエレベータ制御プログラム及
び微調整データが、通信回路10から基板27に入力さ
れ、CPU4によつてメモリ7に書込まれる。そして、
このようにエレベータ制御プログラム及び微調整データ
が書込まれた基板17を、現場で制御盤2に組み込むこ
とにより、復旧作業が短時間で完了する。
【0018】このように、各実施例によると、エレベー
タ制御用マイコンの基板3が故障した場合に、工場で新
しい基板を再製するのでなく、同一型式の新しい基板2
7を現場に持参して、その基板27に現場で、エレベー
タ制御プログラム及び微調整データを書込むことによ
り、短時間で基板を再製して復旧作業を完了することが
可能になる。また、各実施例では、エレベータ制御プロ
グラムの書込時に、各エレベータ毎に、乗り心地や着床
レベルが最適となるように、据え付け時に設定された微
調整のデータも同時に書込まれるので、微調整データの
再書込作業は不要になる。
【0019】なお、第1の実施例では、携帯保守装置の
CPUが、故障した基板からのデータの読取り機能を有
し、第2の実施例では、携帯保守装置のCPUが、新し
い基板へのデータの書込機能を有する場合を説明した
が、本発明は各実施例に限定されるものでなく、携帯保
守装置のCPUに、故障した基板からのデータの読取り
機能と、新しい基板へのデータの書込機能とを有する構
成にすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るエ
レベータの保守装置は、故障現場において故障した基板
に接続され、読出指令が入力されると、識別手段によつ
て基板の型式が確認され、故障した基板の書込データが
読出されて記憶手段に格納され、書込指令が入力される
と、書込手段によつて記憶手段から読出された書込デー
タが、新しい基板に書込まれ、現場で短時間に基板を再
製することが可能で、且つ、識別手段が設けてあるた
め、各種の型式の基板に広く適用可能で、エレベータの
制御用マイコンの基板故障の復旧作業の所要時間が大幅
に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を、基板との接続
状態で示すブロツク図である。
【図2】本発明の第1の実施例による書込データの格納
動作の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例による基板再製動作の説
明図である。
【図4】第2の実施例による基板再製動作の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 顧客ビル 2 制御盤 3 基板 4 CPU 5 エレベータ制御回路 6 通信回路 7 メモリ 8,8A 携帯保守装置 9,9A, CPU 10 通信回路 11 識別回路 12 通信回路 13 メモリカード 14 パソコン 15 記憶装置 17 基板 16 簡易コンソール 17 出力回路 27 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの動作を制御する制御用マイ
    コンの基板の故障時に、故障した基板に代えて新しい基
    板を再製するエレベータの保守装置であり、前記基板の
    通信手段と接続可能な外部通信手段と、前記通信手段か
    ら入力される前記基板に関するデータを識別する識別手
    段と、全体の動作を制御する中央処理手段と、前記基板
    の書込データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
    憶された書込データを、前記新しい基板に書込む書込手
    段と、前記中央処理手段に指令信号を入力する指令手段
    とを有することを特徴とするエレベータの保守装置。
JP503293A 1993-01-14 1993-01-14 エレベータの保守装置 Pending JPH06211454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP503293A JPH06211454A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 エレベータの保守装置

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JP503293A JPH06211454A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 エレベータの保守装置

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JPH06211454A true JPH06211454A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11600136

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JP503293A Pending JPH06211454A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 エレベータの保守装置

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JP (1) JPH06211454A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156050A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの保守装置および保守方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156050A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの保守装置および保守方法

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