JPH06210654A - トランスファモールド方法 - Google Patents

トランスファモールド方法

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JPH06210654A
JPH06210654A JP480393A JP480393A JPH06210654A JP H06210654 A JPH06210654 A JP H06210654A JP 480393 A JP480393 A JP 480393A JP 480393 A JP480393 A JP 480393A JP H06210654 A JPH06210654 A JP H06210654A
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JP
Japan
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cavity
pot
mold
side mold
pots
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JP480393A
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English (en)
Inventor
Kenji Takatsu
健司 高津
Katsuhiro Tabata
克弘 田畑
Tamio Watanabe
太美雄 渡辺
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M TEX MATSUMURA KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
M TEX MATSUMURA KK
Hitachi Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランスファモールド技術において、樹脂封
止型半導体装置の品種変更に伴う交換時間を短縮する。 【構成】 トランスファモールド方法において、成型用
金型3をポット側金型30、キャビティ側金型31の夫
々に分割し、ポット側金型30を装置に固定し、キャビ
ティ側金型31を樹脂封止型半導体装置の品種変更に伴
い交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスファモールド
技術に関し、特に、半導体製造技術におけるトランスフ
ァモールド技術に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】DIP(ual n-line ackage)構
造、QFP(uad lat ackage)構造等の封止構造
を採用する樹脂封止型半導体装置の組立プロセスにはト
ランスファモールド工程が組み込まれる。このトランス
ファモールド工程はリードフレームにボンディングされ
た半導体ペレット、リードフレームの内部リード等を樹
脂封止体で封止する工程である。
【0003】前記トランスファモールド工程にはトラン
スファモールド装置が使用される。トランスファモール
ド装置はローダ部、アンローダ部の夫々の間のリードフ
レームの搬送経路に成型部(モールド部)が配置され
る。ローダ部は半導体ペレットがボンディングされたリ
ードフレームを成型部に供給する。成型部は供給された
リードフレームにボンディングされる半導体ペレットを
樹脂封止体で封止する。アンローダ部は樹脂封止体が成
型されたリードフレームを収納する。
【0004】前記トランスファモールド装置の成型部は
成型用金型が装着される。この成型用金型は下型及び上
型で形成され、この下型及び上型で形成されるキャビテ
ィ内にリードフレーム及び半導体ペレットを配置し、こ
のキャビティ内に樹脂が充填される。キャビティ内への
樹脂の充填は成型用金型のポット(カル)からランナ
ー、レジンゲートの夫々を通して行われる。また、前記
成型用金型のポットには直径と重量(体積)が規格化さ
れた円筒形状のタブレットが投入される。タブレット
は、キャビティ内に充填される樹脂の原材料であり、例
えばエポキシ系樹脂が使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記樹脂封止型半導体
装置は品種が変更されるたびに樹脂封止体のサイズやリ
ードフレームの配置個数(キャビティ数)が変化するの
で、この樹脂封止型半導体装置の品種の変更に応じて、
前記トランスファモールド装置は成型部の成型用金型が
交換される。交換される成型用金型は、前述の樹脂封止
体のサイズやリードフレームの配置個数を変更した設計
をするだけでなく、ポットサイズ、ポット数、ポット間
ピッチの夫々の変更、ランナーの流路の変更等、すべて
において新たに設計される。また、この成型用金型の交
換に併せて、直径や重量が異なるタブレットの変更、こ
のタブレットの供給経路になるサブポットの交換等、ト
ランスファモールド装置において、交換の個所が非常に
多くなる。このため、現状、1回の交換に約800〜9
00〔分〕の交換時間が費やされ、この交換時間が非常
に長いという問題がある。
【0006】また、前記交換時間が長いことに加えて、
樹脂封止型半導体装置の品種の変更に伴うトランスファ
モールド装置の交換される部品点数が多いので、交換コ
ストが増大する。
【0007】また、前記交換時間が長く、しかも交換コ
ストが増大するので、多品種少量生産には不向きであ
り、この結果、フレキシブル性が低下する。
【0008】本発明の目的は、トランスファモールド技
術において、樹脂封止型半導体装置の品種変更に伴う交
換時間を短縮することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、トランスファモール
ド技術において、樹脂封止型半導体装置の品種変更に伴
う交換コストを減少することが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の他の目的は、トランスファモール
ド技術において、多品種少量生産に対するフレキシブル
性を向上することが可能な技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0013】(1)トランスファモールド装置に設置さ
れた成型用金型のポットからランナー、レジンゲートの
夫々を順次通してキャビティ内に樹脂を充填するトラン
スファモールド方法において、同一ポット径を有しかつ
すべてが同一ピッチで配列される又は所定数毎に同一ピ
ッチで配列される複数個のポットを備えたポット側金型
をトランスファモールド装置に装着する段階、前記ポッ
ト側金型にこのポット側金型の複数個のポットのうち所
定数のポットに連結される第1キャビティを有する第1
キャビティ側金型を着脱自在に装着する段階、前記ポッ
ト側金型から第1キャビティ側金型を取り外し、前記ポ
ット側金型にこのポット側金型の複数個のポットのうち
所定数のポットに連結されかつ前記第1キャビティ側金
型の第1キャビティに対してキャビティサイズ又は配置
個数が異なる第2キャビティを有する第2キャビティ側
金型を着脱自在に装着する段階の夫々を順次備える。
【0014】(2)前記手段(1)に記載される第1キ
ャビティ側金型の第1キャビティに連結されたポット側
金型の所定数のポットの夫々、又は第2キャビティ側金
型の第2キャビティに連結されたポット側金型の所定数
のポットの夫々は、それらに並列的に連結されるメイン
ランナーを通して第1キャビティ側金型の第1キャビテ
ィに又は第2キャビティ側金型の第2キャビティに連結
される。
【0015】
【作用】上述した手段(1)によれば、前記トランスフ
ァモールド装置に装着する成型用金型をポット側金型、
キャビティ側金型の夫々に分割し、大幅な部品交換を要
求される側のポット側金型が種類の異なる複数のキャビ
ティ用金型を装着可能に標準化されかつトランスファモ
ールド装置に固定され、少ない部品交換で済むキャビテ
ィ側金型の交換で樹脂封止型半導体装置の品種の変更に
対応したので、キャビティ側金型の交換のみとなり、樹
脂封止型半導体装置の品種の変更に伴う交換時間を大幅
に短縮できる。また、前記交換時間を大幅に短縮でき、
交換部品点数も大幅に減少できるので、交換コストも減
少できる。さらに、多品種少量生産に適し、フレキシブ
ル性を向上できる。
【0016】上述した手段(2)によれば、前記成型用
金型のポット側金型の複数のポット間ピッチ、品種の変
更毎に異なるキャビティ側金型のキャビティ間ピッチの
夫々のずれに起因し発生する、ポット−キャビティ間の
ランナー長のばらつき、キャビティ内への樹脂の充填時
間のばらつき等をメインランナーで緩和吸収できるの
で、キャビティ内への樹脂の充填の際のボイドの発生を
減少できる。
【0017】以下、本発明の構成について、半導体製造
技術におけるトランスファモールド技術に本発明を適用
した、一実施例とともに説明する。
【0018】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0019】
【実施例】
(実 施 例 1)本発明の実施例1であるトランスファ
モールド装置の全体構成の概要を図1(斜視図)で示
す。
【0020】図1に示すように、トランスファモールド
装置1はローダ部2、アンローダ部5の夫々の間のリー
ドフレームの搬送経路に成型部(モールド部)が配置さ
れる。前記ローダ部2は半導体ペレットがボンディング
されたリードフレームを順次成型部に供給する。このリ
ードフレームの供給はローダ側フレーム搬送体4で行わ
れる。成型部は成型用金型3が装着され、この成型用金
型3はローダ部2から搬送されるリードフレームの半導
体ペレットを樹脂封止体で封止する(レジンモールドす
る)。アンローダ部5は成型部で樹脂封止体が成型され
たリードフレームが搬送されこのリードフレームを収納
する。このリードフレームの搬送は図示しないアンロー
ダ側フレーム搬送体で行われる。図1中、トランスファ
モールド装置1の操作面側であって成型部の下側には制
御パネル6が配置される。
【0021】前記トランスファモールド装置1の成型部
に装着される成型用金型3は、図2(概略構成図)に示
すように、下型(30及び31)及び上型(32及び3
3)を主体に構成される。成型用金型3は、下型又は上
型のいずれかが上方向に又は下方向に移動し、樹脂封止
体の成型のときに下型と上型とが重なり合う。
【0022】前記成型用金型3の下型は、図3(下型の
平面図)に示すように、基本的にポット側金型(カル側
金型)30、キャビティ側金型31の夫々に2分割され
る。本実施例においては、前記図1に省略し簡単に示す
が、成型用金型3の上型は同様にポット側金型32、キ
ャビティ側金型33の夫々に2分割される(キャビティ
に相当する領域がフラットな表面を有する場合、上型は
必ずしも分割しなくてもよい)。
【0023】図3(A)、図3(B)の夫々に示すよう
に、分割されたポット側金型30は、樹脂封止型半導体
装置の品種の変更に対応して交換できるキャビティ側金
型31S、31Bのいずれにも連結可能でかつ装着可能
に標準化される。このポット側金型30はトランスファ
モールド装置1に固定的に装着される。
【0024】前記ポット側金型30は、すべてが同一ポ
ット径を有し、かつ一方向(図3中、上下方向)にすべ
てが同一ポット間ピッチPで配列された複数個のポット
(カル)301を備える。本実施例において、ポット側
金型30は11個のポット301を備える。ポット側金
型30の複数個のポット301の夫々は各々独立にキャ
ビティ側金型31S又は31B側に引出される(メイン
ランナー311の一部を構成する)。なお、ポット側金
型30は、一方向に同一ポット間ピッチで配列された複
数個のポット301を1つの配列基本単位とし、同一の
一方向に複数の配列基本単位を所定間隔において繰り返
し配置してもよい。
【0025】前記ポット側金型30の複数個のポット3
01のうち、実際にタブレットが投入され、樹脂の供給
源となる実稼働されるポット301は符号301Aが付
される。また、ポット側金型30の複数個のポット30
1のうち、タブレットが投入されず、樹脂の供給源とな
らない実稼働しないポット301は符号301Bが付さ
れる。
【0026】図3(A)に示すように、ポット側金型3
0に装着されるキャビティ側金型31Sは、この数に限
定はされないが、6個のキャビティ313Sが配列され
る。つまり、このキャビティ側金型31Sは、1度のト
ランスファモールド工程において、6個の樹脂封止型半
導体装置の合計6個の樹脂封止体を同時に成型できる。
キャビティ側金型31Sはポット側金型30の複数個の
ポット301の配列方向と同一の方向に複数個のキャビ
ティ313Sの夫々が配列される。
【0027】前記キャビティ側金型31Sの複数個のキ
ャビティ313Sの夫々は各々レジンゲート312を通
して1本のメインランナー311に連結される。つま
り、複数個のキャビティ313Sの夫々は1本のメイン
ランナー311に並列的に連結される。また、1本のメ
インランナー311はタブレットが投入される実稼働の
複数個のポット301Aの夫々に並列的に連結される。
同図3(A)に示すように、ポット側金型30の実稼働
のポット301Aは複数個のポット301のうち配列方
向の奇数番目に位置する。
【0028】図3(B)に示すように、ポット側金型3
0に装着される別のキャビティ側金型31Bは、この数
に限定はされないが、前記キャビティ側金型31Sのキ
ャビティ313Sのキャビティサイズに比べて大きく
(容積が大きく)かつキャビティ数が少ない5個のキャ
ビティ313Bが配列される。つまり、このキャビティ
側金型31Bは、1度のトランスファモールド工程にお
いて、5個の樹脂封止型半導体装置の合計5個の樹脂封
止体を同時に成型できる。
【0029】前記キャビティ側金型31Bの複数個のキ
ャビティ313Bの夫々は、前記キャビティ側金型31
Sと同様に、各々レジンゲート312を通して1本のメ
インランナー311に並列的に連結される。また、1本
のメインランナー311はタブレットが投入される実稼
働の複数個のポット301Aの夫々に並列的に連結され
る。同図3(B)に示すように、ポット側金型30の実
稼働のポット301Aは複数個のポット301のすべて
になる。
【0030】図4(成型用金型の斜視図)に示すよう
に、ポット側金型30は、図4中、手前の側面から対向
する反対の側面に渡って逆T字型の交換用装着溝302
が構成される。キャビティ側金型30Bは、図4に示す
ように、又キャビティ側金型31Sは、図5(キャビテ
ィ側金型の斜視図)に示すように、短辺方向の断面形状
が前記ポット側金型30の交換用装着溝302に勘合す
る逆T字型で構成される。
【0031】つまり、成型用金型3は、図4に示すよう
に、ポット側金型30にキャビティ側金型31Bを装着
することにより、キャビティ側金型31Bのキャビティ
313Bの形状に対応した樹脂封止型半導体装置の樹脂
封止体を成型できる。また、樹脂封止型半導体装置の品
種変更がある場合、図4に示すように、成型用金型3の
ポット側金型30からキャビティ側金型31Bを取り外
し、ポット側金型30に図5に示すキャビティ側金型3
1Sを新たに装着することにより、樹脂封止型半導体装
置の品種変更に即座に対応ができる。
【0032】このように、トランスファモールド装置1
に設置された成型用金型3のポット301からメインラ
ンナー311、レジンゲート312の夫々を順次通して
キャビティ313内に樹脂を充填するトランスファモー
ルド方法において、同一ポット径を有しかつすべてが同
一ピッチで配列される又は所定数毎に同一ピッチで配列
される複数個のポット301を備えたポット側金型30
をトランスファモールド装置1に装着する段階、前記ポ
ット側金型30にこのポット側金型30の複数個のポッ
ト301のうち所定数のポット301Aに連結される第
1キャビティ313Bを有する第1キャビティ側金型3
1Bを着脱自在に装着する段階、前記ポット側金型30
から第1キャビティ側金型31Bを取り外し、前記ポッ
ト側金型30にこのポット側金型30の複数個のポット
のうち所定数のポット301Aに連結されかつ前記第1
キャビティ側金型31Bの第1キャビティ313Bに対
してキャビティサイズ又は配置個数が異なる第2キャビ
ティ313Sを有する第2キャビティ側金型31Sを着
脱自在に装着する段階の夫々を順次備える。
【0033】この構成により、前記トランスファモール
ド装置1に装着する成型用金型3をポット側金型30、
キャビティ側金型31の夫々に分割し、大幅な部品交換
を要求される側のポット側金型30が種類の異なる複数
のキャビティ用金型31B,31Sを装着可能に標準化
されかつトランスファモールド装置1に固定され、少な
い部品交換で済むキャビティ側金型31B,31Sの交
換で樹脂封止型半導体装置の品種の変更に対応したの
で、キャビティ側金型31B,31Sの交換のみとな
り、樹脂封止型半導体装置の品種の変更に伴う交換時間
を大幅に短縮できる。また、前記交換時間を大幅に短縮
でき、交換部品点数も大幅に減少できるので、交換コス
トも減少できる。また、多品種少量生産に適し、フレキ
シブル性を向上できる。また、ポット側金型30の複数
個のポット301のポット径がすべて同一に設定される
ので、1種類のタブレット10の使用で済み、タブレッ
ト10が標準化できる。
【0034】また、前記構成に記載される第1キャビテ
ィ側金型31Bの第1キャビティ313Bに連結された
ポット側金型30の所定数のポット301Aの夫々、又
は第2キャビティ側金型31Sの第2キャビティ301
Sに連結されたポット側金型30の所定数のポット30
1Aの夫々は、それらに並列的に連結されるメインラン
ナー311を通して第1キャビティ側金型31Bの第1
キャビティ301Bに又は第2キャビティ側金型31S
の第2キャビティ301Sに連結される。
【0035】この構成により、前記成型用金型3のポッ
ト側金型30の複数のポット間ピッチ、品種の変更毎に
異なるキャビティ側金型31のキャビティ間ピッチの夫
々のずれに起因し発生する、ポット−キャビティ間のラ
ンナー長のばらつき、キャビティ301内への樹脂の充
填時間のばらつき等をメインランナー311で緩和吸収
できるので、キャビティ301内への樹脂の充填の際の
ボイドの発生を減少できる。
【0036】(実 施 例 2)本実施例2は、成型用金
型の変形例を説明する、本発明の第2実施例である。
【0037】本発明の実施例2であるトランスファモー
ルド装置に装着される成型用金型の構成を図6(平面
図)、図7(断面図)の夫々に示す。
【0038】図6に示す成型用金型3は、ポット側金型
30の1個又は複数個のうちの1個のポット301に1
本のメインランナー311を通してキャビティ側金型3
1の複数個のキャビティ313が並列的に連結される。
【0039】図7に示す成型用金型3は、ポット側金型
30の1つのポット301内に複数個のタブレット10
を投入できる。つまり、1つのタブレットを1基本単位
として1度のトランスファモールド工程で必要な樹脂量
が基本単位の整数倍で算出でき、この結果、1種類のタ
ブレット10の使用で済み、タブレット10が標準化で
きる。
【0040】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0042】トランスファモールド技術において、樹脂
封止型半導体装置の品種変更に伴う交換時間を短縮でき
る。
【0043】トランスファモールド技術において、樹脂
封止型半導体装置の品種変更に伴う交換コストを減少で
きる。
【0044】トランスファモールド技術において、多品
種少量生産に対するフレキシブル性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のトランスファモールド装
置の斜視図。
【図2】 前記トランスファモールド装置の成型部の概
略構成図。
【図3】 前記成型部に装着される成型用金型の平面
図。
【図4】 前記成型用金型の斜視図。
【図5】 前記成型用金型の斜視図。
【図6】 本発明の実施例2の成型用金型の平面図。
【図7】 前記成型用金型の断面図。
【符号の説明】
1…トランスファモールド装置、3…成型用金型、30
…ポット側金型、301,301A,301B…ポッ
ト、31B,31S…キャビティ側金型、313B,3
13S…キャビティ、311…メインランナー、312
…レジンゲート、314…ランナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 太美雄 山形県天童市北久野本1丁目7番43号 エ ムテックスマツムラ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファモールド装置に設置された
    成型用金型のポットからランナー、レジンゲートの夫々
    を順次通してキャビティ内に樹脂を充填するトランスフ
    ァモールド方法において、同一ポット径を有しかつすべ
    てが同一ピッチで配列される又は所定数毎に同一ピッチ
    で配列される複数個のポットを備えたポット側金型をト
    ランスファモールド装置に装着する段階、前記ポット側
    金型にこのポット側金型の複数個のポットのうち所定数
    のポットに連結される第1キャビティを有する第1キャ
    ビティ側金型を着脱自在に装着する段階、前記ポット側
    金型から第1キャビティ側金型を取り外し、前記ポット
    側金型にこのポット側金型の複数個のポットのうち所定
    数のポットに連結されかつ前記第1キャビティ側金型の
    第1キャビティに対してキャビティサイズ又は配置個数
    が異なる第2キャビティを有する第2キャビティ側金型
    を着脱自在に装着する段階の夫々を順次備えたことを特
    徴とするトランスファモールド方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載される第1キャビテ
    ィ側金型の第1キャビティに連結されたポット側金型の
    所定数のポットの夫々、又は第2キャビティ側金型の第
    2キャビティに連結されたポット側金型の所定数のポッ
    トの夫々は、それらに並列的に連結されるメインランナ
    ーを通して第1キャビティ側金型の第1キャビティに又
    は第2キャビティ側金型の第2キャビティに連結される
    ことを特徴とするトランスファモールド方法。
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